訓子府町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月15日
くんねっぷメロン栽培の公設民営の実現
2021年9月15日、訓子府町議会の一般質問で、余湖龍三議員が「くんねっぷメロン栽培の公設民営の実現」について質問し、町長 菊池一春、農林商工課長 大里孝生が答弁しました。
- 質問者
- 余湖龍三 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、農林商工課長 大里孝生
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 余湖龍三
1番、余湖です。通告書に従い一般質問をさせていただきます。訓子府メロン栽培の公設民営化の実現についてということで、前回の議会と続きで第二弾ということでよろしく返答いただきたいと思います。訓子府メロンは訓子府の名産品の中でも唯一「くんねっぷ」と名の付く特産品であると第2回定例会での私の質問への回答がありましたが、今、そのメロンが危機に瀕しております。生産農家は減り、生産量も減り、そのため流通も減り、今年に至っては求める消費者にも十分に行き渡らない状況も起きております。今後の特産品としてのメロンの将来は「メロン栽培」の公設民営をして安定供給を図ることが必要不可欠だと思っています。このことを踏まえ、何点かお尋ねいたします。一つ、今年度の生産実績についてお伺いします。二つ、ふるさと納税返礼品としての本年度の実績は。三つ、公設民営化の必要性についての考えは。以上、よろしくお願いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「くんねっぷメロン栽培の公設民営の実現」について、3点のお尋ねをいただきましたのでお答えいたします。1点目に「今年度の生産実績について」のお尋ねがございました。訓子府メロン振興会の令和3年度実績では、作付戸数が51戸、販売量は9,845ケースと、昨年実績と比べて戸数で5戸減少し、販売量で2,671ケースと大幅に減少しております。その要因として、振興会の中でも作付棟数が多い農家が経営方針上の理由によって作付けを中止したと伺っております。また、このような減少傾向は今後も続くことが次年度作付意向から把握されています。2点目に「ふるさと納税返礼品としての本年度の実績は」とのお尋ねがございました。ふるさと納税サイト別に申し上げますと、ふるさとチョイスが2玉規格で79件、さとふるが2玉規格で41件、5玉規格で3件となっており、合計で123件でございます。返礼品としての実績も令和に入り毎年100件程度と減少傾向にあり、生産実績の減少と連動しているものと推測されます。3点目に「公設民営の必要性についての考えは」とのお尋ねがございました。本町としては、きたみらい農協と連携しながら野菜振興に努めてまいりましたが、これらの品目はいずれも畑作および玉ねぎ経営のリスク分散として作付けが始まり振興を図ってきたものです。しかし、農家戸数の減少によって戸当たりの経営規模が増大するとともに、広域農協のスケールメリットを生かした主力品目の玉ねぎ・馬鈴しょの販売安定に伴い、花き、イチゴ、ホウレンソウなど経営的に選択されず衰退していっており、メロンについても同様のことが予測されますが、農業経営上やむを得ないことと捉えております。町の農業振興の観点から生産者から望まれない支援策を講じるべきではないと思いますし、公設民営でメロンを作ったとしても生産者のメロン離れの抑止力にはつながらず、その作付減を行政で補うことにもならないと考えておりますので、ご理解願います。以上、お尋ねのありました3点についてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 1番 余湖龍三
今の返答聞きまして、最後の一言がカギかなと思っておりますけども、すんなりとその返答受け入れる訳にはいきませんので、何点か再質問させていただきたいと思います。今年度の実績は今、発表されましたが、作付戸数が51戸というのは5戸減ったということですけども、要するに量ですよね、販売量が9,845ケースということで2,671ケース大幅に減少しているということで、これは25%程度の減少だということなんですよね。この計算でいきますと、私の聞いた話では、また来年も作付けをやめるという農家の方がいらっしゃるということなんで、じゃあ来年になると今年の半分ぐらいしかないのかなと。何かそんな装いになってきていますんで、これを重ねていくと本当に訓子府のメロンというのはなくなってしまうのかなと非常に思っているとこですけども、前回、現状の把握として返答の中でも前回の質問の中の返答の中でも課長が言った生産者組合との兼ね合い等の中でも、今後メロンを作ってない人にも作ってもらいたいとか、玉ねぎの作付けの方法を変えてでもメロンを作ることをやってほしいとか、今の体系というか、そういうメロンをつくる方というのは玉ねぎとかビートのハウスを使ってということなんで、そこら辺の時期的なことがあるとかということもありましたが、それは皆さん結局やっぱり返答の中にもありますような安定した農作物を作る中でメロンを作るほど仕事をしたくないという言い方は極端ですけども、そこまで無理はできないんだと。そういうことが原因だというふうに言われておりますね。それも一理としてあるんじゃないかと思います。確かに。実際に職業として農業をやっている方にとって、これがどれぐらいの負担になるかは私の方はわかりませんが、私どもはやはり観点は違うんですよね、やはりね、訓子府に名産品として長年続いてきて、しかも非常に評判のいいメロンが今後なくなるということの大事さの方がやはり重要なことになってきます。前回の返答の時の今後の方策というのはもうないんだというような、今言いましたような何ぼかの方策を考えてはいるけども、具体的な方策はないと。ましてや、そういうようなことの中でメロンの作付意欲が減退してきている。若い世代に時代を継承する時に若い人はもうメロンを作るまでやらないんだと。そういうことが本当に実際農家の中ではあるんだというのはよくわかりました。わかりましたというのは、それが本音だったんだなということでわかります。やはり今の段階でというか将来の訓子府を考えた中で将来の訓子府の特産品というものを考えた中で、ここまで地盤があるメロンをやはりなくしていいものかというのが一番の気持ちでございます。これをやはりなくさないような努力をしていかなければ、我々は何か今までメロンでこんだけ盛り上げてもらった。それをやってきた人方に対しても非常に申し訳ないというか、自分たちが作って自分たちが生産してやってきたことを自分たちが勝手にやらなくなったんだから仕方ないだろうというようなことには、やはりならないんじゃないでしょうかね。これは町民の協力、行政の協力があれば復活できる道があるんなら、やはりそれを進めていくべきではないかというふうに私は思っております。ちょっとお聞きしますが、メロンは前回も言いまして、今回もこういうふうには質問させていただきますけど、担当課長にお聞きます。今年メロンを買いましたか。メロンは食べましたか。それを買ってどういうふうに感じましたか。一言お答えになれるんでしたら、よろしくお願いします。
答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)
もちろん今年メロンは買いました。メロンを食べてもおります。赤肉も青肉も両方食べております。大変いつものとおり美味しい味でいただいております。
質問 1番 余湖龍三
すいません、聞き忘れました。お値段についてはどういうふうに感じましたか。
答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)
値段の方はいつもより若干高めというようなことで受け取っております。
質問 1番 余湖龍三
できれば町長も今の質問に対してお答えできるなら、食べましたか、買いましたか、価格についてどのように感じましたか。一言お願いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
買いましたし食べましたし、こんなに苦労しているのにこんな値段でいいかっていう感じもします。
質問 1番 余湖龍三
買って食べて、もちろんたいがいの町民の方は食べているんじゃないかと思いますけどね。ただ食べてるけども、去年はあそこに送って、あそこに送ったけども、今年は送れなかったという方もたくさんいるはずです。私も自分が商売やっていますんで、現状をよく把握してます。市場の担当者と今年は何回けんかしたのか。メロンの担当者と何回けんかしたか。本当にわかんないぐらい。メロンをくれ。ない。いつならくれるんだ。ない。農協からもえないのか。ない。じゃあやっとあると言われた。やっとあるっしょ値段は。何でこんな高いんだ。どこへ行っても見てきてくださいよと。北見もどこでも売っているとこは高いですよ。この値段は当然ですよ。最後にといいますか私も何回か売らしてもらいましたけど、値段はもう去年に比べるとベラ高でした。ただ高いだけならいいんですよ。物があるなら。ただ物もないと言われたんです。これはね、なぜ訓子府の町民の方が今年きっとメロンを送ったりできなかったかという話になりますと、Aコープさんがなくなったということが一番の原因だと思います。やはりAコープさんが地元のメロンを毎年メロンまつりという形で時期になりますとやっていましたんで、値段のことは別としても、そういう意味では、いろんなふうに町民の方とかよその町から来た方がたくさん買ってくれたというのが現状としてありました。ただし今年はAコープがないということで、そういう機会もなかったのが確かです。ですからやはり主力が訓子府でいえばラッキーさん。あと北見の各スーパーでは訓子府メロンは売ってましたけども、その量たるや、やはり北見メロンと半々、それともか北見メロンの3分の1一緒に並んでる。やはりそれぐらい量は少ないんですよね。しかも値段は同じか平均すると高い。現実がそういうことだったんですよ。これはやっぱり考えますと生産量ないですから、それはそれでしょうがないのかなと。しょうがないというより現実的にそうなるんですよ。やはり品物が少なければ高くなる。町長はこんな値段でいいのかなって言いましたけども、例年から比べましても、やはり3割高くらいが当たり前でした。今年は。値段的には。市場の出荷量はこの生産量は大体7割5分というところでしょうけど、市場を通じた取扱高でも大体3割減の7割ぐらいの流通しかなかったということを言われています。そういう現状というのありまして、それは今作ってないんだから仕方ないんですけども、もうズバリ、こんなことで訓子府メロンがこのまま衰退していっていいのかということだと思うんですよ。最終的には。これはね、やはり先ほども言いましたけども、今まで必死になって訓子府の顔として育ててきたメロンをやはり生産者の、生産者といいますか、農業形態の訓子府としての形態の中で、それは致し方ないという判断でなくしていいのかという。これはやはり私はいけないと思います。少しの努力でこのメロンに対して、それは継続できるんなら、やはり行政としても、我々一般町民としても、それを応援して、それを継続していくべきじゃないかと思います。それぐらいの魅力が訓子府にとって、メロンの魅力というのがあるんじゃないかと思いますが、このことについて、いかが感じますか。
答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)
こちらとして、今回の質問にありました公設民営、その部分に関しましては、先ほど答弁書にもありましたとおり、先ほど議員からの説明にもありましたけども、我々も令和4年産、さらにまた減るというような数字はとらまえております。そういった時に、公設民営をやったからといって、今、45戸ぐらい作付け、今度残る訳ですけども、その方たちがだんだんだんだんやめてっていう部分を全部公設民営で賄えるかといったら、そういったことにはならないと思います。こちらとしても公設民営でメロンを作ったからといって、訓子府のメロンを守るというようなことにはつながらないと考えておりますので、そういう答弁をさせていただいています。確かに特産としてなくなっていくというのは惜しいですけども、今後も振興会と農協と前回の私答弁しましたけども、地元の菓子店というようなことが何につながるのかというような動きもあろうかと思いますけども、そういった部分の努力というか、そういった部分は継続していきたいと思います。ただし、ある面、メロンが衰退していくのは、ちょっと致し方ないということで考えておりますし、特産品ということであれば、メロンはそのものが農産物として特産品ですけども、今まで加工品とか、いろんなものが出たら衰退してとかいうのを繰り返してきてますし、その中で残っているものも残ってるかと思います。こちらとしても残念でありますけど、その部分は仕方がないのかなということで考えております。
質問 1番 余湖龍三
今、回答の中で農業経営上やむを得ないことと捉えていると。ですから、農家の方にとって経営上それはやむを得ないと。それはそれでいいんじゃないですか。そういうふうに、だって、経営していく人がそういうふうに考えるなら、それをね、作るの大変だから作れないと言っているんですから、それはある意味仕方ないのかなと思います私も。だけど、ハッパかけて作れ作れとも言えないし。本当は作ってくれたら1個についてなんぼ払うからでもいいから作ってくれとかね、そういう条件出してもいいのかなって思いますけども。ただ、今、課長の返答というのはメロンなくなっていいですよという返答ですよね、これはね。そういう返答をされると将来がないですね、本当にね。やはりね、メロンを守っていかなきゃいけないんじゃないですか。町民としては。町としては。まだ間に合いますよ。今、確かに50戸の農家が来年減って45戸になるかもしれない。しかし、来年からは公設民営で少なくても5戸や6戸分がやってた分の公設の栽培所を作って維持していけば、それがもっと原料としてのメロンがあればお菓子にもなるかもしれないんですよね。今、お菓子屋さんに頼んでメロンの製品を作ってもらっているとかという話、そんな一時しのぎのもんじゃないですよね。やはり地元のメロンがあってこそのメロンの製品なんですよね。やはりそういうふうに考えるとやっぱりこんだけみんなが頑張ってやってきたメロンを消す方向、消えていいんだというような言い方をされると、これはね、やっぱり返答としてはね、あまりにも極端過ぎるんじゃないかなと思います。私はやはり守る方法があるんですから、守っていこう、いくべきじゃないかと思うんですよね。私は前回も言いましたけども、公設民営するっていうことは、何なのか。要するにお金と人、中心になる人を町が世話しましょうと。中心になって。そうすれば今ならまだ作ってそれに協力して作ってくれる、俗に言う、町長が前回言いましたけども、匠と言われるメロンを作る方がいらっしゃいますよ。農家の匠の方は農家をやって今まで苦労してやってきてますから、まだまだ元気ですよ。よく最近テレビでもやってましたけども、60とか70じゃないですね、80でもやってますよ。公設民営のある品物をつくっている農家の団体の方あたりはね。やはり訓子府の場合、今の訓子府の場合、そういう意味では、土地、ハウスとか、そういうものも空いたところがあるとか、利用できるところがあるんじゃないですか。やはりそれを守るために、今、町が人とお金を出して中心になれば、それを維持していけるばずなんですよ。そういう検討もなしに、そういう検討もなしにじゃないですね、検討したけど、そんなもんは何にもなんないって今、課長の返答にはなりましたけども、私はそういう中心になるベースが維持することによって、それがまた次の若者の中にもやっぱりメロンを作ろう、作っていけばみんなにも喜ばれるし、努力すれば、今やっている方も人よりも努力してメロンを作る時間を作っているんですよね。その方々はそれで収入も上がるんですよ。ですからそういうベースを町が公設民営の中で、そういうものを続けていくことによって、次の世代がまた生まれてくる可能性があるんですよ。今、町は課長が言ったように、仕方がない、もうなくなってもいいんだと言われちゃうと、将来一切なくなっちゃいますよ。こんなことで、そんなメロンの扱いでいいんですか。
答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)
今のご質問に関して、公設民営で、なぜいけないのかというあたりなるかと思いますけども、公設民営でやったとして、匠の方にメロンを作っていただいたとしても、以前の議会でも申し上げたとおり匠の方々がずっとやってくれても、その他の波及効果というのが、こちらとしては期待できないのかなと考えております。やっぱり生産者がメロンを作るということを私は第一を考えておりまして、これまでもメロン生産者、それ以外の作付け、それ以外のメロン農家じゃない方に作付けをお願いするというような活動を振興会とやってまいりましたけども、やはりそれが叶わないと。このコロナ禍で、ちょっとイモと玉ねぎ、昨年よくなかったというような状況がありました。そういった中でメロンに、やはりメロン必要だということで返り咲いてくれる方がいらっしゃらないのかなと思いましたけども、結局、令和3年を蓋開けてみますと、1戸だけ、それで帰ってきてくれた方がいて、結局は6戸の方が減って、差し引き5戸減少と。中でも大口と言われるような方々がもうメロンをやめるというような状況になっています。そういった部分を考えて、公設民営でつないだとしても、やはりやっぱり誰がメロンをその後に引き継いでくれるのかというような問題が残ります。ハウスとかの問題とかにも議員は言及されましたけども、既存の農家の育苗跡の遊んでいるハウスを使うということは、以前も申し上げたかもしれないですけども、やはり現実的ではありません。やっぱりAという農家のところで遊んでいるハウスがあるからといって、まったくの他人がそこで作るというような部分は、やっぱり現実的ではないかと考えておりますし、そういった部分、やっぱり難しいと思っています。こちらでハウスの用地とかを全部用意してやるとなれば、うちの町にそんな遊休農地がバンバンある訳ではないですし、限られてきます。だから限られたところで始めていっても一般の農家の作付けが減少するというようなところがやっぱり止められないと思っていますので、それをすることにはならないというような判断でございます。
質問 1番 余湖龍三
今の返答はちょっと違うかな。最後に言ったように、遊休のハウスとかがなんぼかでもある。今、農家でつくってらっしゃる方は玉ねぎやてん菜の苗の跡のハウスを使っている。それは必然的に空くんですよね。ただ、課長の返答では、よそのハウスに行って、知らん人が作るのはという話もありますね。私はそんなことはないと思うんです。やはり町が公設民営としてつくった組織、それはメロンを守るんだという、訓子府メロンを守っていくんだという気持ちの元で集まった、知らない他人が行く訳じゃないんですよ。作る訳じゃないんですよ。やはり訓子府の農家の方が訓子府のメロンを守ろうということで作った組織がそういうハウスを貸してくれ土地を貸してくれ育てていくんだということになった時には、それはね、よその人が来たから、知らないんじゃないないですね、訓子府のそんなあまり友達のない人がメロン作りに来たから、そんな人には貸せませんなんてね言う人はいないと思いますよ。育てていくためにはみんなで協力していこうと。そのためにも町がそういうことを起こすことが必要なんですよ。個人の方がやったんでは、それこそやはりいろんな利害関係とかあるかもしれません。しかし、やはり町がそれを守っていくんだという気持ちをもって、仲間を募って匠を募って、そういう組織を立ち上げ、そういう農家の方と交渉した中で、そういう土地を探して、ハウスを借りてやっていくということの必要性なんですよ。それはね、それだからって次の農家の人がメロンを作るなんて言わないなんて、そんな限定ないですよ。そこが頑張ってれば、また次の年寄り、年寄りといいますか、時代継承したお父さん方がまたそこに入ってくれるかもしれない。それどころか、そんないいものだったら若者の中にも、いやおれもやっぱりやろうかなと。手伝おうかなじゃなくて、自分の畑でもやろう、もう1回やってみようかと。または、そんないいことをやっている公設民営なら、よその町から来ても、そこへ入ってメロンづくりを勉強してみようかなと。そういう可能性があるはずですよ。今は可能性を求めてでも公設民営でまずそれを守るべきじゃないかと思います。これはやはり、時間の関係ありますんで、町長に1回お答えしていただきたいと思いますけども、いかがですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
余湖議員ご存じだと思いますけど、私どもの町でメロンが始まった歴史というのは清住地区を中心として農家の手間がいで女性部の人たちが普及員に指導を受けて始まったのがきっかけです。水田の転作作物として副収入を得るというところから始まったんではないかなというふうにしてます。昭和時代から平成にかけて実はうちは多品目の農業をやってました。十勝と違って4品目とか3品目ではなくて、しかしだんだん大規模化の中で生産調整やいろんな状況の中で、そうしたメロン農家というのは今、大里課長が詳しく言ったとおりの状況になってきています。この間見てみると例えば薬草もなくなった、いちごない、花きもなくなった、養豚家もいなくなったとかですね、時代、時代の状況の中で農業の形態というのは大きく変わってきている。水田農家もかなり少なくなっている。そういう中でメロンを特化して訓子府の一つのものだからといって公設民営化でやるべきでないかというのは、思いとしてはよくわかります。だけど私はね、メロン農家のいろんな苦労を聞いてますし、やってきた歴史も聞いてますから、そう匠の人たちにお願いをしてやったらいいんでないかというものではないですし、焼酎と違ってできたジャガイモを加工するものでもないと。すなわち質の問題からいろんなリスクが高いものもありますから、私は簡単に公設民営という形で公がそれに中心になってやるということがやっぱり限界が出てくるんじゃないかなというふうに思っていますので、余湖議員がおっしゃる公設民営は私が町長をやっているうちはやりません。もしそれで駄目だったら新しい人を選んでください。あるいはまた公設民営ではなくて、民設民営でやってください。そういうところから始める気概あるかどうかということも含めてですね、私はこの問題については、簡単にはいわかりましたということにならない。もう1点、本当にみんながそう願うんだったら議会の議決事項として全員で議決してください。こういう形でやるべきだということも含めて。余湖議員だけではなくて。それぐらい重い提案だというふうに私は思います。今、私のところに1名の方が新しい訓子府メロンの栽培方法についての提案をしてきてくれています。まだ説明しないでくれって、言わないでくれっていうから僕言いませんけども、いずれにしてもいろんな方たちが、この町のメロンを栽培方法を含めてですね、提案をしようとしているという人も出てきていますから、心待ちにしてるということも事実ですから、今の状況で公設民営はできないと答弁するのが私はふさわしいんではないのかなと思います。
質問 1番 余湖龍三
簡単な話なんですね、町長ね。町長が今、できないという返答をする。それが嫌なら他の人を連れてこいなんて言われたって、他の人連れてくるのは来年か再来年になっちゃいますんで、間に合わないですよね。私はね、やはり今年結論してもらって来年は何ぼかでも形が小さくてもいいから、そういうスタートを切らなければ、本当に来年5戸また減って生産量が2割5分減っちゃうと大変なことになっちゃうと思うんですよ。やはり今、町長がおっしゃったとおりスタートの時は副収入の本当に補助的なもので始まったメロンだったかもしれませんが、一時には本当に清住地区を中心に莫大な生産量をもって本当にその頃今の訓子府メロンとしての礎を築いたんだと思います。私はね、それを守っていくのもやはり行政の仕事だと思いますよ。これはもちろん今はいろんな提案がある、提案する人もいるとかっていう話もありますけども、今あるものを今手を差し伸べなければゼロになってしまうかもしんないんですよ。これ町長変わるまで待ってられないですよ。きっと町長は再来年には変わるのかもしれませんけど、その時の町長になんぼ説得しても、その後また何年かかかります。今、菊池町長の時に理解を得て、そういうスタートを切ってもらわなければ、2年、3年は待ってられないのが現状じゃないかと思うんですよ。やはりこれね、ぜひ決断してほしいですよ。お願いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
執行権と提案権あるのは町長ですから、提案はできないと私は言っているんです。一般質問でこういう形で出て、2度同じ質問をする。それでもできないと言っている訳です。ですから、ここは参考意見として聞いておきますということは、言い方としてはできますけども、私は今の余湖議員が懸命に2回にわたって質問している中身については、やりますか、ここ1年が勝負だなんて言い方ではできません。以上です。
質問 1番 余湖龍三
私の提案の仕方が悪くてできませんと言われてるのか、内容がたりないから無理ですよと言われているのか、ちょっとそこら辺はよくわかりませんけども、私は町の現状とここ何年間の現状と照らした中で、やはり急ぐ、やはり今年決断して来年から始めてもらわなければいけないというのが実情だなと思うかたちで、本当に異例かもしれませんが2回続けて質問させていただきましたけども、これはやはりそれぐらい現状は切羽詰まっています。と思います。ですから、もっと新たな方法を考えなければいけないのか、先ほど町長が言ったように、議員全員で決議してなんて話には私はちょっとそこまで力はないですけども、私は町民の声として、町の特産品としてのメロンの価値を将来性をもった中でも、やはりこれは必要だと思って、こういう提案の仕方をさせてもらってますけども、やはり町長の思いはそういうことなのかということで最後にもう一度私の公設民営をしてでも、今、訓子府はそのメロンを守っていかなければいけないんじゃないかと思う提案に対しての返答をいただきます。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
思いは、余湖議員以上に私は思ってます。それだからといって、すぐ提案して執行提案できるかどうかといったらできないというのが正確なところだというふうに思います。すなわち、それは、生産者自身がやっぱり作物の変化に対して、若い人たち含めて、メロンをやろうとしてない状況の中で、それを行政が受けるというやり方は私は思わしくないというふうに思っていますので、残念ですけれども、それは一つの意見として承っておきます。
質問 1番 余湖龍三
今、何らかの道をしなければ、本当にメロンは将来性がなくなってしまいます。そのことを踏まえた中での質問でしたが、町長は今の段階ではメロンの大事さはわかっているが、やはりそういう公設民営に対しては進んでいけないと。そういう結論であると。これが、じゃあある意味、民設でどなたかが、そういうものを組織していこうという話になった時には、町としては、それに対して応援していこうという気持ちが最後におありかどうかお答えください。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
民の方々が将来の特産品を考えて、自分たちの力で何とかこういう状況を克服しようということに対して、行政が放っておく訳がない。私は心から喜んで支援をさせていただきたいと思いますけども、行政自らが公設民営の今の状況下で先頭に立つことはできないということで答弁させていただきます。
質問 1番 余湖龍三
町長のお気持ち、町のお気持ち、よくわかりました。以上で質問を終わらせていただきます。