みんなの議会

訓子府町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日

本町におけるドローンの活用について

2020年12月9日、訓子府町議会の一般質問で、西森信夫議員が「本町におけるドローンの活用について」質問し、町長 菊池一春、建設課長 渡辺克人、農林商工課長 大里孝生、総務課長 伊田彰、副町長 森谷清和、農業委員会事務局長 原口周司が答弁しました。

質問者
西森信夫 議員
答弁者
町長 菊池一春、建設課長 渡辺克人、農林商工課長 大里孝生、総務課長 伊田彰、副町長 森谷清和、農業委員会事務局長 原口周司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 西森信夫

6番、西森です。通告書に沿って、町長に一般質問をいたします。本町におけるドローンの活用について。近年、北海道内の各市町村での人口減少とコロナ禍も相まって各産業の衰退が随所にみられます。新型ウイルスの発生に伴い、3密を避ける対策がとられる現状と、今後社会の一般常識としてこれが常態化していくのではないかと思われます。過疎化が進み、行政においても人員削減も念頭に入れなければならない時代になってまいりました。新型コロナウイルスの発生に伴い、リモート活用やIT化、AI化がさらに進む昨今ですが、町政分野や住民サービス、農業分野、あらゆる面において、今後、遠からず必要となってくるドローン技術の導入について伺います。一つ、役場業務のうち、現場部門でのドローンの活用は。二つ、災害、緊急時に現場の状況把握などへの活用は。三つ、ドローン技術の習得に関する職員教育の考えは。四つ、JAと協力し農業分野での活用を進める考えは。以上、お伺いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「本町におけるドローンの活用について」4点のお尋ねがございましたので、お答えいたします。現在、本町において、行政事務処理にドローン技術を活用し処理している実績はなく、現段階では導入予定時期を示すことは難しいことをまずもってご理解いただき、1点目から3点目までは関連がございますので合わせてお答えをさせていただきます。ドローン技術活用は、前政権の成長戦略の一つとして地方創生特区に指定されている地域などで先進的な活用が検討され、撮影、防災、宅配、測量などに飛躍的に技術革新が進んできています。議員が言われる行政事務の現場部門への活用や災害、緊急時の状況把握などは研究段階から実証実験も進められていることを聞いてはいますが、システム開発はまだ途上の段階にあるようです。ドローン導入にあたっては、導入業務の効率化、質の向上などの効果を期待し、ドローン導入の実現性の検討に併せ、ドローン活用に係るコストを算出し、費用対効果の高い綿密な導入計画が必要となると考えています。いずれにしても、ドローン技術導入に限らずさまざまな効果的な設備、システムが開発されていますが、これらは、あくまで本来の目的達成または課題解決のための手段の一つであり、導入にあたっては、綿密な検討をしてまいりますのでご理解を願います。次に、4点目の「JAと協力し農業分野での活用を進める考えは」とのお尋ねがございました。農業分野での活用という点では、農業技術を再構築し支援対策の検討を行うことを目的とした「JAきたみらい気象変動に負けない農業確立プロジェクト」に北見農業試験場、農業改良普及センター、JA管内の1市2町の行政等農業関係機関が参画し、平成26年5月に正式発足しており、当該プロジェクトの輪作体系適正化部会で、小麦刈り取り時期確定のため衛星リモートセンシングの機能代替としての可能性やほ場全体の俯瞰ふ か ん映像、農薬散布用としてドローンの有効活用を検討し、その方向性や今後の課題について提起しております。平成29年からはJAのふれあい担当各地区にドローンが1台ずつ配備され、麦作振興会からの要請で小麦の刈り取り開始前に目視で確認できないほ場の小麦の倒伏程度や雑草繁茂の状況などを確認する用途のほか、災害時に人が入れない場所での被害状況の把握に活用されているところです。また、ドローンは無人ヘリに代わる新しい農薬散布方法として注目されており、農薬散布用ドローンは無人ヘリと比較して機体が小さく機動性に優れ、中山間地域や狭小なほ場での利用や、近年の気象状況によって防除困難な場合でも可能になるなどの利点があります。しかし、空中からの散布は少水量・高濃度での散布となることから、その用途に対応可能な登録薬剤がまだ少ないことや、スプレーヤーとは防除効果が異なることなど解決すべき課題も残されているのが実情で、農薬散布用ドローンのバッテリー対応時間やタンク容量などの要因もあります。そのため、今後の活用についてはまだ様子見の部分もありますが、農業者からのニーズに応じて、JAと連携の上検討を進めてまいりたいと考えております。以上、お尋ねのありました4点につきましてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

再々質問 6番 西森信夫

ただいま、町長から答弁をいただきました。何点か再質問、再々質問をさせていただきたいと思います。現場の業務のうち、特に本町あたりは道路の点検ならびに農道の点検、水道管の点検など、日常業務で非常に点検業務が距離的にあると思いますが、それらに対しての検討はしたことがあるのか、またそれらに対するドローン活用の必要はないのかをお伺いしたいと思います。

答弁 建設課長 渡辺克人(建設課長は2022年3月まで)

ただいま、道路点検、また水道点検、これらの活用をしたことがあるか、また検討したことがあるかということでございますけども、ドローンについては、近年目覚ましくですね、発達しているということで承知はしてるとこでございますけども、現状といたしましては、直接ですね、職員が担当者が現地を目視で確認してやっているということで、使っているという状況ではございません。また今後につきましては、このドローンというのはいろいろな部分で進展してきていますので、そういうことを状況も見ながらですね、今後検討してまいりたいと思っていますので、ご理解願いたいと思います。

再々質問 6番 西森信夫

今のところ目視で現在はやっているということでありますが、目視でもかなり職員の稼働が必要ではないかなというふうに私は思います。それで道路や水道管だけでなくて、また公園の管理、それから町有林も非常に面積が多くなっております。それから美園の町営牧場など、特に町営牧場などは広大な面積の中に牛を放牧しておりますから、そこら辺の日常のやっぱり管理に関しては、バイクを使ったり、四輪車を使ったり非常に走り回っているのが現状だと思います。かなりの人数が必要となり、常職員では足りなくて臨時も入れているような現状と思われますが、ここら辺の活用に有効ではないかというふうに私は思いますがいかがでしょうか。

答弁 建設課長 渡辺克人(建設課長は2022年3月まで)

ただいま、公園のほか、町有林、牧場ありますけど、公園の関係について説明させていただきますけども、公園につきましては、一般的に町の中にあるといいますか、車が行けるという部分ありますので、広い敷地でありますけども、直接行きやすいという部分もありまして、現状ではドローンを飛ばしてまでということには当たりませんのでご理解願いたいと思います。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

続きまして、町有林および牧場とかで活用の検討をしたことがあるかと。そういったご質問に対する答えですけども、町有林に関しては、まだ未知数の部分あります。ただし、うちの職員とかが研修会に参加して、森林の施業にドローンが使えないかというような研修会にも参加してございます。一足先に北海道ではそういったものができないかということでドローンを導入して、その用途について検証をしているような段階です。私どもも現場を町有林で測量する時とか、そういった部分にドローンが使えないかと。そういった部分、内部の検討したことございます。ただし、まだドローンを飛ばして、山の中ですから、GPSの位置情報を引っ張る時にそこまで4Gの電波が来てるのかとか、そういったことで正確な測量ができないと。そういった部分であるとかで、なかなか、今は歩いて測量と、座標点を背負って測量しているんですけども、そこら辺は精度にはまだ及ばないかなというような分析をしております。続きまして、牧場の部分ですけども、2点ぐらい活用の方向性があるかと考えておりますけども、一つは、牛に食べさせる牧草の生育がどうなっているのかと。どれだけ牧草地に雑草が混じってきているのかと。ドローンじゃなくても、ある面、把握できる部分はあります。それともう1点は、先ほど議員のご質問にありましたとおり、牛を追うのは現状バイクとかで集めて追っております。それをドローンで追うということで、現在のところドローンで赤外線を動物に当てて、そこを追っていくというようなかたちで、相手をトレースして追うようなかたちなんですけども、その時に牛での実験はちょっと実例があるかどうかはわかりませんけども、熊とか鹿をそういった追えるのかというのは、もう実際やられております。試験は。ただし、いろんな音を出して追っても、あまりドローン自体の大きさとかもあって、効果的に追えるというとこまでは、まだ至っておりません。だから先ほど言った牧草の生育状況の把握とかでは、使える部分があるのかなと思いますけども、何回も、その時、その時の生育状況をドローンのカメラで撮るのは可能なんですけども、それを牧草の葉色、葉っぱの色とかでどのぐらいというような分析をしてから生育の良い悪いというような部分を分析していかなきゃならないと。だから、ただドローン飛ばしただけでは、そういったことはできませんし、そういった部分のコストというものも考えながら、今後に向けて導入できるのかどうかということを考えてまいりたいと思っています。

再々質問 6番 西森信夫

今、農林商工課長から町有林、それから牧場の件、お聞きしましたが、まだとっかかりかもしれませんが、研修会等に参加して将来使えるような方策を探っているという段階かと思います。また、牧場に関しても、どれが有効かというのは、ある程度の実績を踏まないと、なかなかそれがわからない現状にあると思いますが、やってすぐ効果を果たせるかということも含めて、やっぱり今から準備をして、ぜひとも将来につなげていただきたいなというふうに思います。その中でドローンに関しましては、子どもたちが持っているようなドローンもありますし、個人で買って使っているドローンもある。いろんなことがあろうかと思いますが、ドローンはライセンスがいるのか、それから行政で仮に使うとしたら、どれぐらいのものなのか、一体全体もうなかなかはっきりしません、今のところね。そこら辺の価格の面だとか、それからライセンスはどんなライセンスが、航空法のライセンスがいるのか、車の免許でいいのか、そこら辺の情報がわかれば、お知らせ願いたい。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

ライセンスというものについてのお尋ねがありましたのでお答えします。ドローンといってもいろんな幅広くありまして、私の専門と言ったら農業用ドローンなんですけども、それに関してもリモートセンシングって、先ほどの牧場の生育の草の状況とかをただ撮影する用途、農薬を散布する用途、肥料を散布する用途とか、そういったことでライセンスや許可が異なってきます。基本的に普通にラジコン感覚で家のところで飛ばすと。ただそれだけというようなことだったら、ドローンを飛行してはいけないという場所のルールというのはあるんですけども、基本的にランセンスとかは不要になっております。ただし、農業用ドローンとなってきますと、農薬まいたり、いろいろな部分出てきます。基本的に申し上げますけども、今、免許制ではありません。ただし、ドローンを作っているメーカーとかで、ドローンの飛行の講習会と、技能を学ぶような場所ですね、その講習を受けることが一つの前提条件となっております。ただし、それを絶対に受けなければらならないということではありません。あと、先ほど牧草の話を例に挙げましたけども、そういったただ、上から写真を撮るだけというようなことであれば、届け出とかも必要ありません。もう少し申し上げますと、農薬をドローンでまくと。そういった時にちょっと許可が必要になってきまして、その許可というのは、国土交通省で行うものです。基本的に農薬をまくというのは、危険なものをドローンに運ばせるというような要素と、ドローンからものを投下するというようなことが許可の対象になってきます。だから、農薬をまく時に何月何日にまきますというのは、航空法の届け出というのが必ず必要になります。ただし、農林水産省の方の届け出というのは、基本的には、事故をドローンで操縦してて起こしたりとか、そういったことでない限り届け出る必要もありませんし、ただドローンをどこかにぶつけたというような事故報告は国土交通省に、農薬の散布で事故を起こした、農薬起因のものというのは、農林水産省に届け出をするようなことになっております。価格が抜けておりましたので、補足します。本当にピンキリです。農業用ドローン、農薬を散布するというような部分であれば100万円前後、そういった部分で100万円よりかなり安いものもあれば150万、200万に達するものもあります。ただし、農業用じゃない、ただの趣味の部分とか、撮影するだけのドローンとかいうようなことになったら、10万、20万とかもっと安いものもあろうかと思いますけども、詳細まで全部は把握しておりません。以上です。

答弁 総務課長 伊田彰(総務課長は2021年3月まで)

ちょっと若干補足、ライセンスの関係です。今、国交省の部分で当然、許可制になっているというところですけども、2022年からライセンス制度になるということで、これは詳細はまだわからないんですけども、言えば免許みたいなイメージです。今は有視界飛行と言いまして、必ず目に見えるところでないと飛ばせないと。ですから遠くに飛ばして自動的にとかいうことは今できない状態なんで、ライセンスになったらどういうふうになるかというのは、今後の検討課題ということでございます。以上です。

再々質問 6番 西森信夫

今、非常に詳しい説明をしていただきました。価格の面から、それからライセンスの面からお聞きしましたが、やはり国内でも今使い始めたという、特に都会ではいろいろ山に持って行ったり、海に持って行ったり、いろんな活用されている、工事現場に持って行って活用されているというのは聞きますが、特に北海道あたり、網走管内あたりでもそんなに使っているところもまだないという状況なので、データをいろいろ集めていただいて、今後活用できるところは活用し始めていっていただきたいと。そのうち絶対これ必要になってくる機材だと思いますので、お願いをしておきたいと思います。次に、災害、緊急時に現場の状況把握などへの活用に関しての再質問でありますが、本町は非常に比較的災害の少ない町であります。大雨が何回も出る訳でもないし、大風が吹く訳でもない。海のそばでもないし、非常に風光明媚でいいところです。知られないというのが一つ難点なんですが、その本町にあっても、やはり何かあった時に、災害があった時に全体像をこう上から見られる、ドローンで撮影すると見られる利点というふうに私は思うんですが、これはいかがでしょうか。それから、それをやる行政の側として、かなりの時間短縮にもつながって、職員の数でもある程度限られている中、非常に有効な手段というふうに私は思いますがいかがでしょうか。

答弁 総務課長 伊田彰(総務課長は2021年3月まで)

今ドローンの使用の関係で災害時の部分のお話いただきました。確かに議員言われるように、近隣、北見市なんですけども、28年災の端野から常呂にかけて、死者も出るような災害がございました。それを契機に北見市では、各自治区に4台設置したということで情報はいただいております。ただ、ドローンて撮影用のドローンだと200gとか300gの機体なんで、風吹くと飛んで行ってしまう。ドローンをドローンで捜索するんじゃないですけども、そういったこともあるんで、悪天候では、特に災害時の本当の風吹いたり、雨降っている段階では飛ばすことがまずできないんじゃないかというのが1点。ただ、要するに雨が終わって被災状況を確認するとかですね、そういった部には使うということで、2011年ですか、東日本大震災後も逆に言うと放送設備もありますので、避難の勧告というかですね、飛ばして勧告する、津波の状況の時ですけども、そういったものでも準備をしているということでございます。そういった意味では議員言われることももっともでございます。ただ、本町においても議員言われるように今年は警報が1回しか出ないとか、昨年は警報0とかですね、特に雨の部分は減ってきているかなというのと、人災を伴う災害というのは、私、役場に入ってからは一度もないということもございますので、そういった意味では費用対効果も含めてですね、さまざまな部分にどう使うかということも含めてですね、今後検討が必要かなというふうに思います。

再々質問 6番 西森信夫

さらにですね、緊急時、これ交通事故、交通事故は災害の一つですが、どこでどんな大きな事故があるかわかりません。これ緊急時、救急車出動時にやっぱり交通がかなり大きな事故が起きたと。道路がふさがってしまってドローンの活用が必要だということになれば、今、課長が言ったように、例えば北見市のドローンを借りるとか、そういう事態も発生しないとも限りません。将来的にやっぱり消防と連携をして、そういう災害の想定はしてるのか、してないのか、まず消防との連携があるのか、ないのかを聞きたいのと、それから災害時のドローン活用の例として、北海道で上士幌町が非常に国と連携をしまして、今年大掛かりな災害訓練をしました。森の中に災害者を想定して、全然人がわからないようなところに災害者を置いてドローンで探すというようなものでしたが、非常にこれ国も何かの時に大変だということで、上士幌町とタイアップしてやったというテレビ報道を見ましたが、非常にこれからの先を見ると人口が減っていって、何が起きるかわからない状況の中で捜索だとか災害対策をしなきゃならんというものに有効なものだなというふうに私は感じましたが、この件についてお伺いをしたいと思います。

答弁 総務課長 伊田彰(総務課長は2021年3月まで)

ただいま、2点ほどいただきました。まず、消防との連携でございます。特に交通事故の部分でございます。交通事故については、今、一斉指令のシステムがもう既に10年来になりますかね、交通事故で例えば救急車を呼んだよとなると、各担当にですね、メールが入ります。そこの位置も含めてメールが入りますので、それをもって、ちょっと担当変わってあれなんですけども、交通安全の担当の方が現場に急行いたしまして、状況を確認する。議員おっしゃられているところで言うと道路状況が混雑して車が通れないとかですね、そういった部分については、うちの町ではほぼ、ほぼというかですね、あり得ないかなというふうには感じております。それと2点目にあります上士幌町の災害訓練というかですね、捜索の部分、これはちょっと何年前かは忘れましたけども、トムラウシで登山者の被害というかですね、死者が出て、多くの、ツアー会社の問題もいろいろあったという事件があったということがありまして、そういった環境にある町だというのがまず第1点かなというふうに思います。上士幌も同じく先ほど申し上げたとおり28年災の時にひどく被災を受けたということで、その後にドローンを配備したということが聞いております。加えてですね、災害時の救命活動をする部分というのが当然、自衛隊が多くを、警察も含めてですけど担うというところなんですけども、美幌自衛隊の部分にも平成元年の7月からドローンが配備されて、これは災害用ドローンということで、当然、うちの町でどのぐらいの捜索活動があるかという問題ありますけども、北見市も含めて、美幌自衛隊の管轄の中ですんで、そういった部分では美幌自衛隊の部分が活躍を要請する等の部分が今後あるのかなというふうに思います。

再々質問 6番 西森信夫

交通事故、それから消防との連携に関しては、課長の説明で大体わかりましたが、将来に向かっては、やっぱり担当する人員が減るという意味合いでは、有効な手段というふうに私は思いますので、検討をしていただきたいというふうに思います。次に、ドローン技術に関する職員教育の考え方の再質問ですが、今、ドローンを学ぶ大学があるというのをご存じでしょうか。あるそうです。即戦力を育成する目的で作られたそうです。やっぱり我が町、訓子府町もドローン技術を習得した職員がいるとは思いますが、何名かいてもいいのではないかというふうに思います。これ現在、ドローン技術を習得している職員がいるのか、それから何名か育成して習得させていいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

今、議員が言われましたドローンの技術を学ぶ大学があるということは、ちょっとこちらも把握しておりませんでした。あとですね、職員の研修といった部分では、先ほど私が申し上げた道の研修会とか、あと訓子府にあるホクレンの実証農場、そこでもドローンの実施を含めて研修という飛ばす研修ではないですけども、そういった部分の取り組みがやられています。実際先ほど牧場の話をしましたけども、牧場においても道の整備課が災害の状況の把握とかで振興局でドローンを持っておりまして、それを牧場で試験的に飛ばして、あと職員の操作の研修もしたりということで、つい2か月前に美園の牧場でそれをやった経過がございますし、その時にうちの課の職員も若干ですけど、実際に飛ばしてやってみるというような体験をしております。把握しているものはその程度でございまして、だから議員ご指摘の通り、今後そういった職員の研修という必要性は感じておりますんで、そういった機会があれば利用しながら進めてまいりたいと考えております。

再々質問 6番 西森信夫

これドローン技術は非常に、もっと簡単に飛ばせるのかなと思ったんですが、結構やっている人に聞くと「難しいよ」という話でありました。私が見ると今ここにいる職員の方々が誰が講習受けても飛ばせる人たちばかりだろうなという若い人たちばかりなので、ぜひとも何名か研修をしていただいて、ドローン技術を学んで何名かいただきたいなというふうに思います。その人たちがやっぱり核となって、他の部署や職員、それから町民へ教えれるというようなことも必要でないかなというふうに私は思います。もしこれはやろうとするならば部署はどんな部署でやるのか、そこら辺ひとつお聞かせ願いたいと思います。

答弁 副町長 森谷清和

今、職員の育成の関係ということと、それからその担当部署というようなことでお話ありましたけども、今のところまだ担当部署をどうするとか、そういった段階ではありませんので、ちょっとその辺については、答えにくいのかなというふうに思っております。今、質問にもありましたように、例えばそういうドローン技術を使って業務にあたるということになれば当然そういった技術の習得などに職員を研修等させるということは必要になってくると思います。それからドローンの導入、それから万が一の事故が起きた時の保険、そういった全体的なコストも十分検討しながらですね、やはり先端技術というのは、やはり目を背ける訳にはいきませんので、必要であれば、本来の目的を達成するための一つのツールとして、ドローン技術というのも視野に入れて今後検討していかなきゃならないというふうに考えておりますので、それと先ほど言いましたコストの問題、むしろ委託した方が安い場合もあると思いますので、その辺もトータルとして考えて今後進めていきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

再々質問 6番 西森信夫

これはドローン技術に関しましては、ドローンを学ぶ大学があると先ほど私が申し上げましたが、大阪芸術大学で全国初の即戦力を育成する教育をしているそうです。それから今言われましたように、今ドローン技術は必要ないかもしれませんが、やはり今後に向けて検討の努力をしていただきたいなというふうに思います。続いて、JA,農協と協力して農業分野での活用、これを進める考えということで再質問になりますが、ドローン技術について、JAとコンタクトをとったことはあるのかどうか、それから行政に対してJAからの要望等はあるのか、ないのか、これをお聞きしたいと思います。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

議員ご質問のドローン技術に関して、JAとコンタクトをとったことがあるのかと。その質問ですけども、その部分、先ほど答弁書の方で回答いたしました。平成26年に異常気象に負けないプロジェクトというものをきたみらいで発足させた時に、ぜひ行政も北見農業試験場も、もろもろ農業機関も入っていただきたいということで、実際そのプロジェクト自体、30年をもって発展的解散をした訳なんですけども、その間、ドローンだけじゃないんですけども、ドローン含めて農業現場でどういった形で使えるのかと。どういったかたち、課題があるのかというようなことで、いろんな試験をしまして、こういった課題があるよねというような共通認識を持つというような意味で、そういったコンタクトはあったと思います。今のところは、このドローンに関しましては、これも答弁書でお話したように、もっぱら一番農業面できたみらいでも活用を考えたのは農薬散布で、そうなんですけども、今のところ水稲を中心に農薬開発が進んでいて、スプレーヤーとは違って、スプレーヤーは反当たり100リッター水を落とすことで、その中に農薬も希釈されてますけども、そういったかたちで設計されてて、作物体に幅広く付着するような効果があります。一方ドローンは先ほど100リッターと申し上げましたけど、800ミリリットルぐらいしか反に落とすような設計になっておりません。だからほとんどが水田では粒剤と言って粒の剤でありまして、またちょっと課題があるのが無人ヘリコプター、ドローンにつきましても、ヘリで回すものですから、下向きの強い風があります。だからある程度の間隔を空けて飛ばないことには、作物体を傷めてしまいますし、スプレーヤーと同じ防除効果が得られるのかというような部分があるので、なかなか難しいというようなかたちになっておりまして、今、JAさん、私どもの認識はそういった薬剤とか、そういった散布がある程度、スプレーヤー並みにということまではいきませんけども、そういった技術が追い付かないと、即現場にと、農業者にというようなことにはならないかなと思います。きたみらいさんとは10月にドローンのデモみたいなものを農家ほ場でやっておりますけども、今のとこちょっと忙しかったのかどうかわかりませんけども、農業者の集まりも今ひとつというような感じでございました。だからそういったかたちで農協からも今のところそういった労力不足を補うものとしては、今年度盛んに推進してまいりましたGPSガイダンスとか自動操舵のシステムが一番主眼に置かれてて、ドローンはちょっと様子見というような部分があるのかなと思っております。

再々質問 6番 西森信夫

今、課長から説明いただきましたが、スプレーヤーから見ると圧倒的にやっぱり水量から何からいって、面積からいって、活用の範囲は狭まれると思いますドローンは。ただ、ドローンを農業分野に利用するというのは、病気を上空から見つけてピンポイントでそこに止めるというような働きがあるというふうに言われております。全体に薬をかけるんでなくて、病気の発生源を止めるという働きがあるそうです。是非、そこら辺もJAと協力しながらやっていただきたいなと思うのと、それからだんだん農家戸数が減ってきます。地域の農業協力体制も崩れていく中で、部落内や地域内の見回り、それから安全確保、非常に人手がかかるのに人がいなくなって面積が広くなっちゃうという現状があります。ここら辺にもドローンの技術の活用が有効かなというふうに思いますので、ぜひ検討をしていただきたいなというふうに思います。それでもう一つ、聞きたいのですが、農業委員会の農地あっせんやそれから遊休農地の査察など、畑はやっぱり実査する場合、非常に大変な苦労をして農地を見て歩いているんですね、今、農業委員の委員さん方々、農業委員長いますが、非常にそういうことと土地改良や基盤整備事業に上からやっぱり土地の土層を見れる訳ですね、土の色で見分けれると、これが非常に将来的には有効だろうというふうに私は思いますし、研究機関でもそう言っております。ぜひこれらにも活用できるドローンをやっぱり今からこう用意して研究して使っていくべきかなというふうに私は思いますが、お考えをお伺いいたします。

答弁 農業委員会事務局長 原口周司(農業委員会事務局長は2020年12月まで)

ただいま、農業委員会の業務の中で農地のあっせん等で現地を委員さんが実際に見て歩く。かなり労力は毎月かけてはおりますけども、農業委員さんの実際の目視でですね、現場のやっぱり畑を感触を確かめるということは非常に必要な作業でありまして、畑全体を歩いて見るということは、ふちを歩くということありますけども、たいていは中まで入るという作業はありませんので、将来的に活用できないかどうかという検討は必要性は感じておりますけども、現状ではですね、まだちょっと時期尚早かなという感じしております。

答弁 農林商工課長 大里孝生(農林商工課長は2024年3月まで)

質問の2点目で土地改良、農業基盤整備事業の部分の活用はというようなことでした。土層が見れるとかそういった部分、活用はもちろんこれから進めていかなきゃならないですけども、道であり整備課であり中部耕地出張所と連携していかなきゃならない部分あります。土地改良上そういった土層の状況というのは、さっき言ったリモートセンシングということで上空から写真を撮ると。何回ぐらい撮るのかというようなこともありまして、土層の状況を確認するんであれば、おそらくなんですけども、ある時期に1回だけで可能かと思われます。そういった時にドローンで撮影するのは、すぐに撮影できるんですけども、衛星が一個比較対象としてありまして、衛星から画像を買った方がそういった用途では安いというようなこともありますので、そういったドローンの利点、衛星のリモートの画像の利点とかを考えながら導入を検討してまいりたいと思います。

再々質問 6番 西森信夫

十分に検討を重ねていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。最後になりますが、最終的に将来に向けて本町はドローン技術育成の可能性があるのか、ないのか。それと国内の他の自治体との足並みを揃えて他町村での整備状況の把握と本町の町民のニーズがあれば一考の措置があるのか、それから先進事例の調査研究についてもどのように捉えているのかお伺いして終わりたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 総務課長 伊田彰(総務課長は2021年3月まで)

今、将来に向けてどのようにやっていくかという部分をいただきました。そういった意味では、先ほど副町長からもありましたけども、あくまで成し遂げるための手段の一つということでありますので、そういった意味では本町が実証実験をやるということにはならないかなと思っています。ですから、例えば森林でこういうことをシステム化した。それを導入する。そのためには、職員が操作をしなければならない。その時は職員の教育をやらなければならない。その1台を導入したことで、毎日使う訳ではないです、おそらく。それで他のところをどういうようなシステムが開発されていくか。そういった部分をたまたま周りの市町村、林務系で入ってますんで、そういった意味では先ほど議員言われるように先進地自治体の状況も確認しながら進めてまいりたいというふうに思ってますので、ご理解をいただきたいと思います。

再々質問 6番 西森信夫

以上で私の質問を終わらせていただきます。

出典:訓子府町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる