訓子府町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月9日
学校現場における新型コロナウイルス感染症対策について
2020年6月9日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「学校現場における新型コロナウイルス感染症対策について」質問し、教育長 林秀貴、管理課長 高橋治、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 河端芳惠 議員
- 答弁者
- 教育長 林秀貴、管理課長 高橋治、町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 河端芳惠
5番、河端です。通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。今定例会では、私を含め5人が新型コロナウイルス感染症に関する質問を行います。今までにこのような事例はなかったと思いますが、今、全町民が一番不安に思って関心をもっていることなので、それぞれ違った観点から質問しますので、よろしくお願いいたします。学校現場における新型コロナウイルス感染症対策について、教育長に伺います。新型コロナウイルスの感染が世界的な規模で広がり、終息の目途が立たない中で、子どもたちは先の見えない不安な日々を送っています。突然の一斉休校で学校現場では、子どもたちの安全を守りながらカリキュラムをどう進めていくかなど、教職員の方たちの負担は大きくなっていることと思います。今までの休校による学習の遅れを取り戻すために、夏休みの短縮なども検討されている市町村もあるようです。そうなると一番暑い時季に登校しなければならないことにもなります。北海道でも年々30度を超える真夏日が増えてきています。マスクを着けての活動を強いられている子どもたちが熱中症などにかからないためにも新たな暑さ対策が必要だと思います。1、子どもたちの学校生活を守るためにも、健康維持のためにもクーラーなどの設置を検討すべきではないかと思いますが、どのように考えていますか。2、新型コロナウイルスは長期化が予想されており、リモート学習などを検討している学校も出てきているようですが、パソコンの確保などのハード面と、教材作成などのソフト面で多くの課題があるかと思いますが、どのように考えていますか。以上、伺います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
ただいま「学校現場における新型コロナウイルス感染症対策について」2点のお尋ねがございましたので、お答えをさせていただきます。新型コロナウイルスの感染症拡大防止対策にかかる学校現場の対応といたしましては、2月26日の北海道知事からの臨時休校の要請を受け、2月27日から春休みまでの間、集団感染の拡大防止対策を講じるため、道内の小中学校、高等学校が一斉に臨時休校の措置を行ってまいりました。4月の新学期に入り一時学校は再開されましたが新型コロナウイルス感染の全国的拡大により、5月末まで再び臨時休校となったところです。このように3か月余りの長期間にわたり、学校再開と臨時休校の延長、さらには分散登校を繰り返してまいりましたが、6月1日から学校が再開となり、保護者や地域、学校関係者、何よりも子どもたちが友達や先生との再会を一番に喜んでいるものと思います。まずは、1点目の「子どもたちの学校生活、健康維持のためにもクーラーなどの設置を検討すべき」とのお尋ねがございました。学校の教育活動を再開するにあたり、こまめな手洗いや咳エチケット、換気をはじめ「3つの密」を回避するなどの基本的な感染予防対策を徹底していくこととしております。しかし、弊害として、これから気温の上昇と多湿の時期を迎えることから、マスクの着用により熱中症などによる健康管理や学習環境の低下も懸念されているところであり、また、新学期からの2か月余りの臨時休校により授業時数の不足を補うため、夏季休業中などに登校日を設定することも検討していかなければならない状況にもあります。子どもたちの学びの環境を整え、安心して教育活動を進めていけるよう十分配慮していくことが必要と考えているところですが、各学校の普通教室等にエアコンを設置することについては、各学校の電気設備容量や学校の構造、老朽化の問題、さらには財源の確保など、総合的に検討していかなければならず、まず優先すべきは、子どもたちの健康管理のために保健室などの個別の部屋にエアコン整備の検討が必要と考えております。今年の夏季期間については、大型扇風機を稼働させ各教室の換気を徹底し、授業時間や内容の工夫、学校内の教室や公共施設の活用、子どもたちにこまめな水分補給や保冷グッズなどの活用を図りながら、子どもたちの学習環境づくりに努めてまいります。2点目の「新型コロナウイルスは長期化しており、リモート学習などを検討しているようだが、パソコンの確保などのハード面と教材作成などのソフト面での多くの課題があると思うが」とのお尋ねがございました。新型コロナウイルス感染拡大防止から、全国の小中学校、高等学校などが臨時休校の措置をとり、休校期間が長期化するにつれ、学習の遅れに対する児童生徒、保護者、学校関係者の心配は日々募っていた状況にありました。一方で、さまざまな分野、地域において、テレワークやウェブ会議、オンライン学習が進むなど、先進的な取り組みが活発化し、その利便性や操作性の理解も進んだ現状にあると言えます。国では、これより前の令和元年度に、教育におけるICT環境を整備するため、GIGAギ ガスクール構想を打ち出し、子どもたち1人1台の端末整備と高速大容量通信ネットワークを一体的に整備する方針が示されたところです。このGIGAスクール構想は、あくまで児童生徒が学校内での学習活動に活用することを目的としていたものですが、国では、再び新型コロナウイル感染拡大に伴い学校が休校した場合、学習の遅れなどの影響を最小限にとどめるため、GIGAスクール構想を加速化させ、令和2年度に子どもたち1人1台の端末整備と高速大容量通信ネットワークを整備し、児童生徒の在宅でのパソコン等を用いた学習環境を整える前倒しの方針が示されました。このような状況から、本町においても子どもたちの多様な学びの環境づくりのために、GIGAスクール構想の導入を検討しているところです。お尋ねのありましたパソコン等の端末の確保については、現在、国において全国の必要台数の調査を終え、この調査に基づき各メーカーに情報の提供を行うものと聞いております。このGIGAスクール構想は、全国の各市町村が同じスタートラインに並んでいる状況にあり、希望するメーカーの機種が年度末に納入される見通しについては、現在のところ不透明なものと感じているところです。また、教材の作成などのソフト面については、リモート学習での手法として、教職員自ら教材を作成したものや、授業等を児童生徒に配信する手法などのほか、関係機関や教材メーカーなどの学習支援サイトの教材の利用、ウェブ会議を活用したオンライン授業など、新型コロナウイルス感染の長期化が予想される中で、さまざまな手法を複合的に用いて、子どもたちのICTを活用した学習環境の整備を検討していかなければならないと考えております。以上、お尋ねのありました2点について、お答えをさせていただきましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 5番 河端芳惠
今、お答えいただきましたが、何点か質問させていただきます。今、朝、登校時、健康チェックなどはどのようにされていますか。それで健康状態を確認して子どもたちを受け入れるとか、何かそういう前段でそういうことをされてますか。
答弁 管理課長 高橋治
今、朝の子どもたちの健康状態のチェックについてのお尋ねがございました。一応学校の方からはですね、子どもたちに朝、検温をして学校に登校して学校に登校してくださいよというようなことでの指導をさせていただいてますし、健康チェック表みたいなものに記入をいただいてということと、それから、咳が出たり、それから熱があったりする場合は無理に登校しないようにというようなことを指導しております。それから先日ですが、非接触型の体温計が手に入りましたので、それを各学校に配布をしているところで、そんなことで子どもたちの健康チェックに役立てているところでございます。以上です。
質問 5番 河端芳惠
今伺ったのは、朝なんでもなくても急に発熱したりとか、いろんなことがありますので、よくテレビのニュースなんかで登校風景見てた時、玄関先で非接触型体温計でチェックしたりとか、そういう姿を見たものですから、それだと接触しないで体温も測れるし、そういう方法もあるのかなと思ったら、既に導入されているということなんで安心しました。あと今、暑い中、子どもたち、マスクを着けて戸外活動もしてます。それでマスクの着用、例えば戸外で密にならない時はマスクをしなくていいとか、戸外でも必ずマスクをするとか、そういう判断というのは、道教委か何かから指導があってのことなんでしょうか。
答弁 管理課長 高橋治
ただいま、マスクの着用についてのご質問がございました。国でも北海道教育委員会でもですね、特に国の方からはですね、文部科学省の方から報道等でもマスクの使用についての報道が多くなされたのもありましてですね、通知がきております。基本的には常時マスクを着用するようにということですが、気候状況等により熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合はマスクを外すようご対応くださいと。その際、換気や児童生徒等の間に十分距離を保つようにというようなことで指導なりの文書がきておりますので、この辺も含めて学校の方に指導をさせていただいているというような状況です。以上です。
質問 5番 河端芳惠
臨時休校による授業の遅れを取り戻すために、今、夏休みの短縮を決めている自治体があります。札幌、北見、帯広、小樽なども、既に夏休みを2週間減らし10日程度に短縮する方針のようですが、本町はどのように考えていますか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
先ほど、前段、私が答弁したように、新学期に入ってから2か月余りの臨時休校が続いたようなところでございます。そのような中で実際、4月20日から実際5月31日までの間、41日間が臨時休校になったんですけど、その間、祝祭日を除くと16日間、ゴールデンウイークもありましたんで除くと、約、授業日といわれるのが25日間あったということで、そのようなとこで今、その欠時を生んだ25日間の中で、今、学校の方で教育課程を見直ししております。それで、実際その欠時数を出した中で、その標準、教育課程上における標準時数というのが1,015時間あるんですけど、それに向かってどれだけ回復できるかというところを今、見直ししているとこで、今のところですけど、最終的にはまだ決定しておりませんけど、やっぱり長期休業中の本町においても長期休業期間に夏休みなり冬休みの間に10日ないし、それに準ずるような登校日を設けるように今、検討しているところでございます。
質問 5番 河端芳惠
本町はまだ具体的に決まっていないっていうことですが、これは夏休みが削減されるっていう他のところの動向を見て、今考えていた質問なんですが、夏休みが短縮されるとしたら、夏の一番暑い時季に子どもたちが登校しなきゃいけませんし、そうなると暑さ対策、熱中症対策が大きな課題となると思いますが、まだ具体的なことは決まっていないようですが、その辺も含めて、そういう対策をした上で考えなきゃいけないのかなと思いますが、その辺どうでしょうか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
今のところ、先ほど申し上げたように、夏季休業期間に登校日を設けなきゃならないような今は状況となっているとこで、今、議員ご心配のように非常に暑い時季に、そういうふうな登校日をというか、授業日を設けるということになれば、今までもそうですけど、暑さ対策というのは、しっかりやっていかなきゃならないように教育委員会としても学校としてもそういうふうに対応しようということで今、検討しているとこでございます。それで先ほどの答弁と重複しますけど、授業内容を例えば、暑くならない時間帯を設定するだとか、その授業の例えば内容を検討したり、さらには学校内での日陰の教室や、もしかしたら公共施設の一部利活用を図りながらやるとか、さらには教室の環境をとりながら、それと今までもそうですけど、熱中症対策としての子どもたちの水分補給をこまめにとるようにするとか、あとは今保冷グッズなどが出てますので、それらを活用しながら子どもたちの環境づくりに努めていくように検討してまいりたいと思っております。
質問 5番 河端芳惠
学校の教室だとか、いろいろなところに扇風機とか網戸というのはついていますか。
答弁 管理課長 高橋治
扇風機の方につきましては、すべての教室に設置できるようにですね、普通教室に設置できるように配置はしております。
質問 5番 河端芳惠
扇風機は教室の前面とか上にあって、一つで全体を回すような感じですか。それで大体足りているっていうことですか。あと、網戸っていうのは学校現場ではないということですね。それで先ほどのクーラーの話ですが、全室クーラーというの、もうとても無理なことは十分わかります。それも小中学校、こども園だとか、いろんなところもありますので、それは十分一斉に取り付けっていうのは無理なことはわかります。せめて子どもたち、戸外活動をしたりして、ちょっと体調悪くなった時に保健室で涼めるとか、先ほど保健室っていう考えもおっしゃってたので、良いことだなと思いますが、あと職員室はかなり3密状態、すごいですね、して先生たちみんなパソコンを持っていますので、ちょっとこの前のぞいたら、パソコンの熱といろんなことで結構大変な状況だなって思いましたので、差し当たってできるところでしたら、保健室、職員室につけていけたらいいのかなと思います。それと建てた年数によって、いろんな構造上いろいろあって、夏涼しく冬温かいとか、いろんな建物もありますので、一括ということはできないとは思いますが、それぞれの環境をどのような環境かっていうのをきちんと現場を把握して対応していただきたいなって思いますがいかがですか。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
確かに先ほどお答えしたように、全教室をやるっていう状況の中でいいますと、やはり学校それぞれの施設の状態が違いますし、特に一番大きくあれするのは電気の容量がそこの今の現時点で間に合うかどうかというところが一番大きな要因ではないかというように私自身は思っているとこで、そういった意味ではなかなかこう全教室をつけるっていうのは非常に難しい状況かなって思っています。それで河端議員もおっしゃるように、やっぱ子どもの健康管理上で、やっぱりこういろんな意味でのこの暑さ対策だったり、健康を管理するっていう意味であれば、保健室などにつけながら、子どもの健康管理は必要だっていうふうに私自身も思っているところです。また、職員室の話も出てましたけど、学校の各個別の普通教室以外の個別教室の南向きか、どこに配置になっているかによって、気温というか、暑さも違うこともありますので、そのようなことも鑑みながら、各学校の中での個別の部屋の中でどこがクーラーの設置が必要かということも今後よく状況を把握しながら検討していきたいと思っていますんで、ご理解をいただきたいと思います。
質問 5番 河端芳惠
この夏も暑いとの長期予報が出ておりますし、今、最大の課題は新型コロナウイルス対策と熱中症から子どもを守るっていうことだと思いますので、今考えられる対策をよろしくお願いいたします。次に、インターネットによるリモート学習の考えで今いろいろお答えがありましたが、まだ具体的には進んでないでしょうが、先ほど私が一番懸念した各家庭でインターネット環境で違いがあったり、いろいろなことがある中でこれからどういうふうになるかはわかりませんけど、その辺、家庭、個人一人一人の環境整備とそれからソフトをつくる教職員のやり方だとか、いろんなことで課題がいっぱいあると思いますので、それについて、今少しずつ整理したり問題を見直したりする時期ではないかなと思いますので、その辺どのようにお考えかお願いいたします。
答弁 管理課長 高橋治
ただいま、各家庭でのインターネット環境の違いのことについてということと、ソフトに関しての教職員の整備というんですかね、少しずつ環境を整理していかなきゃならないんじゃないかという、2点にわたるご質問だったかと思います。まず、子どもたちのご家庭の通信環境においてはですね、それぞれいろいろと普及率も高まっていますが、まだ環境が整ってないという家庭もあるかと思います。そういうものに対しては今、文部科学省のGIGAスクール構想の中では、いわゆる移動型のそういう通信環境、モバイルワイファイですか、その部分を購入をして貸与という部分もございますが、課題としては、通信料をどうするかということがネックになっているんじゃないかなと思います。この辺につきましても今後また検討して、もし家庭でそういうリモート学習を行うような形になれば、環境を整えていくということを考えていかなきゃならないかなと思っております。それから2点目の教職員、ソフトをつくるということですが、なかなかリモート学習、報道等で4%とか5%行っているという部分ですので、ほとんど95%やれてないという現実がございます。いきなり機械を与えられても現場的にはすぐにこう形の整った学習というのは、いきなりは難しいということは想像されるんじゃないかなと思います。少しずつ慣れていくということが基本だと思いますので、その辺、教職員の研修も行いながらですね、徐々に平時を中心にですね、リモート学習を普及できるような形で機器の整備もそうですが、そういう面も普及できるようにしていきたいと思っておりますので、ご理解願います。
質問 5番 河端芳惠
急に国の方針が決まって、それでっていってもなかなかいろいろ準備もあるしできないと思いますので、今そういう方向で本町にとってどのような形があってどういうふうに進めるかとか、そういうことの検討もしっかりしていただいて対応していただきたいと思います。この件に関してほかにも次に具体的な質問される方もいらっしゃいますので、そちらにお任せして、総体的に町長何かありましたらお願いいたします。例えばクーラーとか、そういうことについては金額もかさばりますし、何かあったらお願いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
一番現場を把握している教育委員会の方がかなり現実的に検討されていると私は思っています。ただ北海道全体でみるとクーラーの設置率というのは極めて少ないんですよ、私の記憶では10%、各教室ですね、10%に満たないんじゃないかと思いますので、1%か、1%だっていうことですから、これやっぱりね、このコロナの関連も熱射病の関連も含めて、国策として、やっぱりどういう補助制度や、あるいは国がどうやるのかっていうことが、これ急がれる問題ではないのかなと思いますけども、少なからず、やっぱり保健室等々のですね、教職員の部屋はこれらについて業務用でなければ、せめて家庭用だけでも設置するという状況というのはやっぱりやっていかなきゃならないだろうなっていうふうに思っていますので、これは教育委員会とまた今後煮詰めながら、学校等の意見を聞きながらですね、設置もまた検討していきたいなというふうに思っています。それから教育環境、これは明日西森議員の方からも光ファイバとか5Gの関係が出てくると思いますので、私の方からはその時にでもお答えしなければならないなというふうに思っているんですけど、これらの通信環境ですね、どうしていくかっていうことは、これ農業のスマート農業もそうなんですけども、果たして4Gでやれないのか、5Gが本当に必要なのか、5Gであると範囲っていうのが非常に狭いっていう問題も出てきますから、それらを総体含めてですね、やっぱりやっていかなきゃならない。学校も含めてですね、通信環境をどうしていくかというのは、学校だけにとどまらず、自治体のICTの我々の行政も含めてですね、総体として検討していかなきゃならない時期にきているんじゃないかなというふうに思いますので、今後またいろんな提案をさせていただいたりしていきますので、ご理解賜りますようよろしくお願いします。
質問 5番 河端芳惠
今いろいろ難しい問題いっぱいありますが、今考えられる、また資金的にもできる限りの方策を講じていただきたいと思います。以上で私の一般質問を終わります。
答弁 管理課長 高橋治
先ほど、学校の網戸のことについて、設置されていないということでお答えしたんですが、確認しましたところ、おおかたの部屋には設置されているということでございますので、訂正させていただきます。