訓子府町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月11日
第6次訓子府町総合計画の各種施策の取り組みについて
2019年3月11日、訓子府町議会の一般質問で、須河徹議員が「第6次訓子府町総合計画の各種施策の取り組みについて」質問し、町長 菊池一春、農林商工課長 遠藤琢磨が答弁しました。
- 質問者
- 須河徹 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、農林商工課長 遠藤琢磨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 須河徹
8番、須河です。一般質問に入る前にですね、本日は8年前の今日、14時46分にですね、東日本大震災が発生しております。8年たっておりますが、一般質問の途中でですね、その時間がこられると思いますので、まずは亡くなった方々にご冥福をお祈りいたしましてですね、質問にはじめたいと思います。それでは、質問通告書に従いまして「第6次訓子府町総合計画」の施策の取り組みについて伺います。~「ちょっといいね!」がたくさんあるまち くんねっぷ~をまちの将来像としております。将来像の実現を図るため、7つの基本目標を設定しており、基本計画では44項目からなる分野別計画を策定しています。その中で前期5年間、平成29年から平成33年度を前期重点プロジェクトと位置付け、三つの重点プロジェクトを推進しています。計画全体では368項目ほどの目標が設定されており、各種施策に取り組んでいるところでございます。総合計画の基本目標を基に、それらの進捗状況と課題を伺います。一つ目に、基本目標、強い「産業」で活力を生み出すまちづくり、その中から、重点プロジェクト(1)「強いまち」プロジェクトから「力強い産業と雇用をつくる」の進捗状況と課題を伺います。二つ目に、基本目標、いつまでも「健康」に暮らせるまちづくりから、重点プロジェクト(3)の安心して住み続けられるまちプロジェクトから「安心して住める住まいを確保する」と「誰もが安心して暮らせる環境をつくる」の進捗状況と課題を伺いたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「第6次訓子府町総合計画の各種施策の取り組みについて」2点のお尋ねをいただきましたのでお答えをいたします。1点目に「強い町」重点プロジェクトから「力強い産業と雇用をつくる」の進捗状況と課題についてのお尋ねがございました。まず「農業の持続的発展」につきましては、農業生産基盤整備の推進に関して、町内各地区において水利施設等保全高度化事業等の道営事業を活用し、国および道の予算措置の影響もありますが、ほぼ計画どおりに進行しております。今後の課題は完了地区の後継事業をどうするかの検討や人件費、機械経費、資材費などの高騰により当初計画より事業費が上がる傾向にあるため、地元負担軽減につながる北海道によるパワーアップ事業が継続されるよう働きかけをしていかなければならないと認識しております。畜産生産基盤整備の推進に関しても畜産クラスター関連事業等の活用により着実に取り組みを行ってきておりますが、なにぶん事業承認が遅く速やかに酪農家の要望に応えられないのが問題点となっております。課題としては戸当たり飼養頭数の増加に伴い、糞尿の処理が問題となってきており、現状の国の基準では整備が難しく国に基準緩和を要望するか、あるいは独自で糞尿処理施設整備への支援を検討していく必要があると考えております。新規就農者・後継者の営農技術、経営への支援に関しては、農業後継者をいかに確保するかが課題であり、国および道の補助事業の活用やきたみらい農協との連携による支援事業を展開しております。特産園芸作物の作付維持、技術伝承では、メロンに関して平成29年から増反奨励やブランド化の支援に取り組んでおります。増反苗代助成の活用もあり町内の作付維持には貢献しておりますが、ハウスを新設してまでの増反者はなかなかいない状況にあります。次期対策を検討する上でどのような支援が効果的なのか、メロン振興会等から意見を伺いたいと考えております。最後に、町内研究機関との連携による農業生産技術の開発に関しては、北見農業試験場に「早期出荷向け玉ネギの収穫前進技術の開発」を30年度から3か年試験委託しております。1年目の成績としてまだ期待される成果は出てきておりませんが、今後においては、播種時期や根切り、葉切りのタイミングによる影響など、より具体的な試験を行いながら平成32年度に向けた農業者に役立つ研究成果を取りまとめてまいります。次に「地域商業の活性化」につきましては、商店街活性化に向けた自主的な取り組みへの支援に関しては、商店街の活性化を図るためストリートフェスタやはしご酒などに対する支援や事業者の運営資金、設備投資資金借入への利子補給を実施してきております。また、店舗に関する支援では、空き店舗活用による店舗出店支援、店舗改修支援を行っており、事業開始以来、店舗出店では10件の実績、店舗改修では25件の実績を上げております。地元企業への就業促進では、町内業者が正規職員を雇用した場合の事業所と本人に対する支援として商工業就労助成制度を設けておりますが、現在まで1事業所1名の対象者への支援にとどまっており、町内企業が正規職員としての雇用がなされていない現状にあり、町内における次世代を担う若者の稼働率や定住促進に関し課題と捉えております。地域企業との情報交換、連携強化に関しましては、地域経済の基盤を支えていく重要な役割を担っている商工会に対し支援を行っており、特に商工会と連携した取り組みとして住環境リフォーム事業は町民からの要望も多く、毎年町からの補助金額満額の事業実施がなされている状況で、町内事業所の受注機会や商品券による消費拡大が図られております。しかし一方で商工会員の高齢化や後継者不在などにより、商店は減少傾向にありますが、今年度制定をいたしました訓子府町中小企業、小規模企業振興条例に基づき事業者の持続的発展を図るため商工会と一緒になって具体的な計画、施策を実施していくことが重要と考えております。また、農業関連事業所へその時々の町の新たな施策や事業所に関連する施策などを説明するとともに、各事業所が抱えている課題や問題点についても行政も共通認識に立つことを目的として懇談会を実施しており、過去には懇談会の中でホクレン訓子府実証農場の飲料水水質悪化に関し問題提起がなされ、町水道を供給するための水道施設整備を行うなど、地元企業の事業活動支援を通じた存置対策を実施してまいりました。今後も総合計画の重点プロジェクトで掲げております「農業の持続的発展」や「地域商業の活性化」が図られるため、各種施策の展開を着実に実施していくことが重要と認識しております。次に、2点目の「安心して住み続けられるまち」重点プロジェクトから「安心して住める住まいを確保する」と「誰もが安心して暮らせる環境をつくる」の進捗状況と課題についてのお尋ねがございました。重点プロジェクトにもありますように、住み慣れたまちで自分らしい暮らしを人生の最後まで送ることができるよう、住まいなど安心して暮らせる環境を確保し、誰もが「安心して住み続けられるまち」をつくることを目標として掲げております。「安心して住める住まいを確保する」の中の「高齢者向け住まいの充実」の進捗状況につきましては、建設課が中心になり、各課の担当者による第1回目の「住宅施策構想打合せ」を2月19日に開催し、ニーズ調査を実施するにあたり、その方法などについて検討したところであります。また、平成31年度には第8期介護保険計画に向けて実施するアンケート調査の中で、住まいについての項目を入れ、調査する予定でおります。「高齢者向け住まい」の課題としましては、現在、町内に要介護1および2の方の住める施設がないことではないかと考えております。そこで、住宅施策構想打合せでも「サービス付き高齢者住宅」や「シルバーハウジング」など、各種住宅等のそれぞれの長所・短所を洗い出し、住民ニーズを踏まえ、検討していく必要があると考えております。次に「誰もが安心して暮らせる環境をつくる」の中の「障がい者施設グループホームとの連携」の進捗状況につきましては、平成30年度に障がい者グループホーム「もりの風」へ、介護員1人分の賃金を運営費補助し、連携を図っているところです。課題としては、「もりの風」は現在、グループホームに10名の入居とデイサービスに11名の利用、職員はグループホームに12人、デイサービスに4人配置されていますが、人材不足のため、募集してもなかなか介護員が見つからず、利用者を増員できないという課題を抱えているとお聞きしております。しかしながら、「もりの風」では、本町出身者などを優先的に入居させていただくなど、いろいろ便宜を図っていただいておりますので、「もりの風」が継続していけるよう、今後も連携を図ってまいりたいと考えております。以上、お尋ねのありました2点についてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようお願いいたします。
質問 8番 須河徹
ただいま非常に数の項目の多いですね、事項に関して説明いただき、誠にありがとうございます。その中でですね、農業に関しての課題を的確につかんでいるなということも感じております。特にクラスター事業の非常に大きな金額を投資した事業でございますが、それの経営状況は非常に順調だと伺っております。しかし今後の課題としては、帯広地区、十勝地区のクラスター事業をみればわかるように、今後やはり糞尿処理をですね、どうするかということが大きな課題となっておりますし、そこにはまた非常に大きな金額が発生するという課題もしっかりと把握されているので非常に安心したところでございます。その中でですね、今回質問をさせていただきたいのはですね、基盤整備事業についてですね、少し伺いたいなと思います。全国的に人口減少などによるですね、産業の衰退が進んでおる中でございますが、本町においても活力あるまちづくり等を目指しですね、力強い産業をつくるということを目標に挙げております。本町の基幹産業である農業の持続的発展を重点プロジェクトに位置付けしております。農業生産基盤整備事業についてですね、本年度の予算においてはですね、名称が先ほど説明にありましたように、水利施設等保全高度化事業という名称に変更になったようでございます。その中でそんな状況でありますが、農業基盤整備促進事業費は平成27年から約5年間の間の平均ではですね、年間約1億8千万円ほど予算付けされていました。この予算額に対してですね、一部では農業は大変優遇されているんではないかというふうに考える方もおられます。また私たちの中にもそのことを容認されるような意見もありですね、基盤整備事業の理解について大変危惧しているところでございます。農業基盤整備事業およびですね、畜産生産基盤整備事業の評価について、どのようにですね、行政側として評価されているのか伺いたいと思います。まず一つ目はですね、訓子府町の農業の粗生産額ですね、粗生産額と近年の粗生産額の変化をですね、状況を伺いたいと思います。2点目にですね、農業基盤整備事業の費用対効果といいますか、非常に大きな金額を投入している訳でございますが、その事業の評価を行政としてはどのように捉えているかという、この2点を伺いたいと思います。
答弁 農林商工課長 遠藤琢磨(農林商工課長は2020年3月まで)
まず1点目の農業の粗生産額の推移、変化という部分でございますけれども、平成26年度でいいますと、本町の粗生産額でいいますと124億円ほどでございますが、それが27、28、29と毎年のように農業の生産額については上昇してございまして、28年度は147億円と、過去最高の額を記録してございます。29年度産につきましては若干災害等の関係もございまして138億円ということで、若干28年度よりは下がっておりますけども、年々右肩上がりというようなことで推移をしているというふうに考えております。それから事業の費用対効果の関係でございますけども、やはり粗生産額、農業の所得等が上がっているという部分に関しましては、やはり一番の要因としては、昔から行っております基盤整備事業、これが着実に進んでいるということによりまして、畑の状況、排水の状況、いろんな状況が好転されて生産額につながっているのかなというふうに考えております。また畜産に関しましては、クラスター事業の導入、先ほど議員おっしゃいましたようにクラスター事業の導入によりまして、牛の飼育頭数等も、町全体ではですね、増えてはいない状況ではありますけれども、個々の部分で言いますと、やっぱりクラスター事業等、それから機械導入等を行った酪農家については、少しずつでも頭数が増えたり、乳量が増えたり、高品質の牛乳が生産できたりということで、所得の改善にはなっているかなというように考えておりますので、町全体で考えましても、農業に関しましてはやはり各種の事業の効果が出てきている。過去からもそうですけども、それが依然として続いているというふうに認識をしております。
質問 8番 須河徹
ただいまの費用効果および事業効果を伺いましてですね、非常に高額な予算を投入している中でですね、しっかりと効果を上げている事業であるということの認識をさせていただきました、やはり長年にわたりですね、この基盤整備事業、菊池町長になってからも継続されているということをもってですね、各農業者が技術研鑽に励みですね、また北見農業試験場等の技術をですね、含めましてですね、より一層の農産物の収量を求めているという状況であります。しかしですね、その中でですね、非常に近年整備事業の中で天候の変化、特に集中豪雨等の影響によりですね、各所で基盤整備事業の箇所が破損したりということも起きております。その辺で非常に乗り遅れた部分といいますかね、基盤整備事業で乗り遅れた部分もあるということの認識について、ちょっと伺いたいと思います。基盤整備事業につきましてはですね、過去において訓子府の町史を見ますとですね、訓子府の農業はですね、昭和の初めに客土、それから暗渠排水によって、今日の豊かな土づくりを試しに行われたと。要するに今、客土と暗渠排水というのは今もやっている事業でございます。さらにですね、訓子府町史に書かれておりますところから見れば、昭和57年からですね、農村総合整備モデル事業として本町の農業振興地域、1万2千ha、これは当時のほとんどの全域がその恩恵に受けるというような大事業だったということでございます。それが昭和57年当時の町長と組合長はこの事業を円滑に進めるためにですね、訓子府町農村総合整備計画推進協議会、別名、豊かな農村づくりをめざす会というのを組織されたそうでございます。これは歴史に書いてありました。さらに地区ごとにまた事業ごとにですね、推進団体を組織して事業推進を図られた。現在の期成会に近い組織となりですね、非常に大きな成果を得られたといわれております。実際その先輩、先人の方々から始まった基盤整備事業、それから37年経過しております。そのことにより当時の施工技術、施工方法、使用資材など多分に大きく変化していると思います。近年は集中豪雨なども非常に多く発生しておりですね、施工方法も変化があると伺っております。そこで質問でございますが、一つ目にですね、暗渠排水施工事業等での最近の施工、もしくは施工方法、それから使用資材について、どのようなところが改善されているのがあれば伺いたいと思います。それからもう1点はですね、均平事業において、傾斜地の施工内容について改善点が施されているならば伺いたいと思います。
答弁 農林商工課長 遠藤琢磨(農林商工課長は2020年3月まで)
基盤整備事業の施工の関係、具体的な施工の関係でございます。2点ご質問がございました。まず暗渠排水の施工の方法、昔と比べてどう変わっているのかという部分でございますけども、まず暗渠排水の管の材質については、昔から素焼き土管ということで当初からスタートしてございましたが、一時ですね、確か素焼きの管じゃなくて合成樹脂管、穴の開いた有孔の合成樹脂管という施工も一時、道の方で検討され施工したところもあるというふうに聞いておりますが、結果的にはやっぱり素焼き土管の方が有効的だということで現在も素焼き土管、基本的な暗渠については素焼き土管、それから集水管については合成樹脂管等での施工というふうになっているかというふうに思います。また被覆材ですけども、昔、麦わら、稲わら等での被覆材ということで施工しておりましが麦わら、稲わら等が年々不足しているということもありますので、現在はチップ材等での被覆材ということで施工しているのが主流というふうになっているという部分でございます。その辺が昔と比べると変わってきている部分かなというふうに考えております。また均平事業に関しましては、これについては昔も今も均平に関しましては、それほど大きな変化というのはないのかなというふうに思いますけども、一時期やはりかなり山の傾斜地、そういうところで平にするための均平事業というのは行われておりましたが、ここ数年では、それほど事業の中での均平という部分、大規模な均平という部分は少ないのかなと。逆にちょっとした段差、畑と畑の段差ですとか、傾斜の部分を平にするというような部分の均平事業というのが現在は主流かなというふうに考えております。施工の方法につきましては、これはもう測量等を行いながら切土と盛土というんですかね、そういうのを勘案しながら平にしますけども、ある程度、傾斜はやっぱりつけないと排水の関係もございますので、そういうのも測量しながら行っているというふうなことで伺っております。
質問 8番 須河徹
今、施工方法等、また施工資材の改善点を聞いた訳でございますが、非常に過去においては、やはり稲わらとかの使用でもってですね、やっぱり経年劣化でもって、まったく排水能力が落ちているという状況の基盤整備の箇所もあります。それから均平等においては最近の施工方法を見ますと、やはり傾斜地の末端に水止め溝を作ってですね、水がそのまま下流に流れていかない。傾斜地であればその下部の沢等を削り取らないようにですね、水止め、土止めをし、そしてそこに排水路、もしくは排水溝を設けてですね、1か所にきしっと水を落としているという施工が見られるようでございます。そういう作業をすることによって、最近頻発しております集中豪雨からかなりの効果があるというふうにみておりますし、実際大雨の後に行ってみますと、その箇所については下流まで土砂が流れたり、崖を崩したりというところは少ないようでございます。そんな中でですね、やはり10年前ほどの工事については、そういうところの基準で作業をやっておりませんでしたので、最近の大雨等によって非常に排水路が破壊、損壊されたり、崖が崩れていくというような状況が見られます。その中で私はですね、その10年前ほどの非常に大雨に対応できていない農地に対してですね、やはり行政がですね、支援しなければですね、そこのところを農地として担保していけないんではないかなという具合に考えております。これについて伺いたいと思いますが、具体的には、農業の基盤整備事業は17%から22%程度の自己負担、この負担で基盤整備事業はやられる訳でございますが、単独の行政支援等を考えますと50%から70%、時には80%の自己負担でですね、事業の支援をするという考え方があるか。もしくは、そういう考えに対して検討する余裕があるかどうかを聞きたいと思います。
答弁 農林商工課長 遠藤琢磨(農林商工課長は2020年3月まで)
特に面事業の部分での関係での自己負担の部分、17%、工種によって違いますけれども、17%から20%前後というような自己負担がある部分に関して、行政としてそれに対する支援ができるかどうか、するかどうかというような、考え方があるかというようなご質問だというふうに受けておりますけど、申し訳ございません、すいません、単独でやる場合ですね、ごめんなさい。単独で実施する場合は、ちょっと申し訳ございません。単独で個人が実施する場合に対しての支援という部分のご質問で、申し訳ございません。これに関しましては、やはりかなり町の財政等の関係もあるかと思いますけれども、やはり一番良いのは、やっぱり事業の中にやっぱり乗っていただいて、道営事業の中に乗っていただいて、その中での国費、道費、パワーアップ事業費等の支援を受けながらやっていただくというのが一番いいのかなと。単独での部分に関しましては、そういうようなことで事業にやはり乗っていただいて事業の中で、当然町も負担することになりますけども、そういったことで、今ある事業も進んでますけども、今後新たな事業が展開されるかどうかというのは、また今後の話でございますけども、そういった中で農業者の方々の要望も聞きながらですね、新しい事業区域等も設定した、もしするとすれば、そういった中で進めていただくのが一番いいかというふうに考えておりますのでご理解願いたいと思います。
質問 8番 須河徹
確かに今、答弁されましたようにですね、国の、もしくは道の事業の中で対応するのが最善だと思っております。しかしながら、ご存じのとおり、やはりその事業主体時期、それから対象になるかということをもってすれば、すぐですね、今の状況を解決できないと、その補助対象にならないというのが現実であります。そこでこれは町長にお聞きしたいんですけども、先ほど昭和57年度の各町長、組合長の話をしましたが、やはり先人の皆さま方が大変、財政的にも技術的にもですね、厳しい中、ご苦労されてですね、整備事業を作り上げられたと。この方々の農業振興に対する思いを鑑みですね、やはり町長が言われる「ちょっといいね!」がたくさんあるまちくんねっぷ、これを築くためにですね、ぜひですね、今の駒、非常に手の出せない、届かないところの事業支援の検討をお願いしたいと思います。このことが本当に活力ある農業という産業の活性化につながることと考えております。このことを考えることもあるのかどうかということだけ伺って、これに関する質問は終わりたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
非常に難しい対応を迫られているというのが実態であります。今8地区の期成会で農村整備事業を展開しているというところですけども、北西地区はほぼ終わった。ただし川南、北東地区、今始まったばかりの中央1区、2区、それから山林川も含めてですね、柏丘の北地区、これ南7線ですけども、南7線はほぼおそらく31年度、もしくは32年度で終わっちゃうだろうと思っているんですけど、その他についてはですね、進捗率非常に厳しい、できるだけ道の予算もですね、いつもお話してますけど、資材費の高騰等も含めて、厳しい状況になってきて、期成会含めてですね、ちょっとあせりも含めて出てきているということもありますので、何とかTPP関連で予算は増えているといいながらもですね、厳しい状況はありますから、これらにですね、どうやってやっぱり盛り込んでいけるかということをですね、これから具体的に検討していかなきゃならないんじゃないかなと思います。57年度に町と農協がうんぬんというのはこれ、今度団体事業とかそれらも含めてですね、少しずつ補助対象とかいろんなことが今出てきていますから、制度的も含めてですね、農協とやっぱり検討を一緒になってしていかなきゃならないと。今すぐやりますということは言えないんですけども、一つの課題としてですね、今、議員が指摘のことについては検討させていただくということでご理解いただきたいと思います。
質問 8番 須河徹
非常に検討していただけるという心強い答弁をいただきました。非常にこれからも農業に関しては、かなり糞尿処理等含めてですね、予算のかかる事業が多くなると思いますけども、ぜひ検討していただきたいと思います。それでは次にですね、地域商業化の活性化についてですね、商業の現状と課題についてということでございます。これにつきましては、重点プロジェクトの中で課題と現状をまとめております。これによりますと、読み上げますとですね、平成27年7月の町外資本の大型小売店舗の進出により消費流出の抑制や不足業種を補完するなど、一定の効果が図られた。一方では後継者不足などにより既存商店街には空き店舗が散見され、空洞化が進行しています。そうしたことから大型小売店舗と既存商店街の連携や空き店舗の有効活用などが必要となっていますと。このように文章ではまとめております。先ほどの報告でもこれに近い流れだったと思います。現状の商業をどのように強い産業にできるのか。どのような手法を考えているのかを伺いたいと思います。1番目にですね、現状では空き店舗が散見されているという具合な表現、認識をされているようでございますが、私は空き店舗だらけであるという具合な認識をしております。空き店舗の有効利用を提示していますが、どのように利活用させようと思っているのか伺いたいと思います。二つ目にですね、大型店舗と既存商店街の連携を提示していますが、どのように大型店舗とですね、既存商店街を連携し商店街の活性化につなげていくのか。この2点を伺いたいと思います。
答弁 農林商工課長 遠藤琢磨(農林商工課長は2020年3月まで)
商業の活性化に関しまして2点のお尋ねがございました。まず空き店舗の部分で、空き店舗が散見されることから、それをどのように利活用していくのかというようなご質問でございますけども、基本的には今現在行われております店舗出店等の事業、行ってございますので、町としては、行政としては、その事業を行っておりますので、そういう事業のある中で空き店舗を利用してくださる方、そういうような方を募集ってちょっと言葉が悪いんですけども、空き店舗を利用してくれる方がおりましたら、そういう部分での支援をしていくと。行政が空き店舗をどういうふうに使うかというのはなかなかできない部分でございますし、中には町内の方が間に入って店舗を継承したというケースもございますし、そういうようなことで進めていく、現在のところですね、そういうふうに進めていくことが重要かというふうに考えております。それから2点目の大型店舗と既存の店舗の連携という部分に関しましては、ここに書いてある、先ほど議員もおっしゃったように、平成27年に大型店舗が出店してきましたけれども、それによりまして、町内者は当然そうですけども、町外者の方も大型店舗の方にも足を運ぶようになってきていると。その結果、町に流動してくる人口というんですか、そういう方々も当然おりますし、そういった中で既存の商店等、特に飲食店ですとか、大型店舗にはない部分の店舗もございますので、そういった部分が活用していただいて、少しでもそういう効果が、お互い相乗効果が表れればというようなことになるかというふうに考えております。連携という部分でいいますと、そういう部分が一つの、連携という言葉がどうかちょっとあれですけれども、相乗効果という部分になるのかなというふうに考えております。
質問 8番 須河徹
非常に従来のですね、とおり、計画通りの答弁であったという具合に理解しております。これは個人的な思いもかなり入っていると私は思うんですけども、最近、本町の中心である交差点の老舗であるところがですね、閉鎖されました。その商店というのは本町の玉ネギ導入の先駆者、指導者でもあった方でございます。先代、先々代は。我々は善吉商店という具合に呼んでいる訳でございますが、その店が閉店されたことには、非常に感慨深いものがありました。しかし、すぐにですね、次の店舗営業が決まり、営業されているようでございますが、近隣町村の方々からは中心商店の閉鎖に、まさかという声を聞くとともにですね、次の店舗が、これは商売についての、こう差別とかそういう意味ではなくてですね、葬儀会社に変わるということにも大変驚いておりました。この状況が今、訓子府の商店街の現実なんだなということをこの半年間ほどに痛いというほどに感じているところでございます。本町商店街の活性化は本当に厳しい状況だなという具合に感じているところでございます。これについて、総合計画に示されている施策の展開としてですね、自主的な取り組みを支援しますというように行政の目標では言っております。明文化されております。私は本当に今の商店街に自主的な取り組みができるか、できるのだろうかと非常に懸念しているところでございます。これは商店街に対しては非常に失礼な言い方ではないかと思いながら、あえてどうなんだという具合に問いかけているところでございます。今ですね、一部の農業者と商工会の連携に取り組みはじめています。これは商工会事業に対してですね、農業者ができる範囲での協力をすると。これを行っていくと。これは商工会のイベント等含めてですね、協力できるものはしていこうというところの動きでございます。本当にまだ一部であります。これは農業の相互扶助の精神、この考え方から出てきた行動ではないかと思っているところでございます。行政用語でいえば共生とか共助とか互助、これに当たるのかなと思っているところでございます。今、行政はですね、商店街を俯瞰ふ か んしてですね、いる場合ではなくですね、私は共に商店街を活性化に主幹としてですね、行動する時であるという具合に考えております。空き家バンク事業を批判する訳ではありませんが、厳しい言い方をすればですね、行政や商店主がですね、不動産の売買のような、対応で本当にいいのかなと。それは利益は確保されるし、生活も確保されると思います。しかしその商店街の持つ資産を売り買いするということでは根本的な政策にはなっていないんではないかと。こういうことやっていれば、いずれ本当にですね、訓子府から商店街というのはなくなるのかなと。そして商店街がなくなっている姿を見てる我々町民の方からすればですね、やはり行政のあり方とか、町のあり方、そこに思いを寄せていかなければならない。「あ、北見でもいいのか」「安ければいいのか」と非常にそういう面に対しては心配しているところでございます。そこで一つ、これは町長に聞くのがいいのかなと思いますけど、今ですね、既存の商店街を立て直すということに対しては本当に厳しいと思います。そこでですね、今、産官学、これは産としては商工、農業、それから官としては行政、学としては当然今、本町は北大とのサテライトでは別な意味でも継続がある訳でございますので、そういう意味からすれば本町の訓子府の資源を見直してですね、本町独自の循環型の経済圏確立や今までの商業を継続するんではなくてですね、新しい形態の商業、商店街の研究、実践の必要性について、町長はどのように考えているか伺いたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
執行者としてはですね、こういう質問の仕方というの大変厳しいですね、私たちが中心の商店街、商店にしても、どのような対応をしてるかということをちょっとここでは言えませんけども、道庁に働きかけたり、あるいはドラックストアに要請をしたりですね、いろんな手段を我々はやっている訳ですよ、その上でそこの店主や家族が生きていくために、どうしなきゃならないのかということも含めて1軒、1軒、実は具体的に動いています。旅館もしかり、いろんなことがあります。でもここではちょっと言えませんけども、含めて、一つの総体として政策的にどうするのかというのは、まさに中小企業や小売商業の振興法に基づいて今までのような議員ご指摘のようなスタンスではなくて、商工会と商店含めて、我々も、あるいは農家の方、住民も含めて、一緒になって商店街振興を具体的にやっぱり考えていくということが求められているんではないかなと。その一つに産官学の、例えば今、東京農大なんかが中心となっていろいろやっています。それからスーパー公務員といわれている、名前忘れましたけど、そういう人たちも含めてですね、いろんな連携の模索が続いています。その点でいうと、これからやっぱり本気になって、そういう具体的な動きをですね、していかなきゃならない時にきているんじゃないかと。今、任期が間もなく終わろうとしていますので、それは商工関係者の方も含めて、そういう状況がこれから作っていかなきゃならないと思いますので、これは議会も含めて、一緒になってこの状況を打破するためにですね、知恵を出し合いたいと思っていますので、ご理解賜りたいと思います。
質問 8番 須河徹
今、私、非常に大変失礼な質問、意見等申し上げたというのは重々承知して発言しております。今、行政が旅館、それから大型量販店の動きに大変努力されているということも知っております。そんな中ですね、やはり今、北海道ではニセコ町がですね、非常に大きな変化を見せております。ニセコ町が本当に最初から素晴らしかった町なのかなということをすれば、私は自分の子どもがスキーをやっておりまして、20年ほど前からニセコに行っておりました。その頃のニセコというのはプリンスホテルができて、ああすごいホテルが建ったなというところで、あとはスキー場の前に居酒屋が何軒がある程度の町でした。しかし今見ると非常に外国人の誘致も進み、ペンション等も建ちですね、非常に変革している。ただ、その形を訓子府が求めろとは言いません。ただそれをリードしてきた逢坂誠二町長の手腕には大きな力があったのかなという具合に考える訳でございます。そんな中ですね、やはり既存の商店街を大きく変えていくんだということの認識を持てばですね、次の町長どなたになるか私もわかりませんが、その町長がですね、次の新しい町をしっかりと考え、そして産官学でですね、新しい訓子府のあり方というのを今、菊池町長が言われたように各農業も商業も大学も含めてですね、今一度最後のチャンスとしてですね、考えていただきたいなということを思っている次第でございます。何かあれば、これで質問は終わりたいと思いますけど、何かあればお願いいたします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ご指摘のとおりであります。来る16、21日の選挙で議員も商工会関係者の方も多数出るようでございます。町長立候補者は今のところ私だけでございますけども、新しい体制の中でやっぱり議論していかなきゃならないと思います。もう一つ、あまりいいことじゃありませんけど、ニセコ町の話をされました。逢坂町長の時代には情報公開条例を含めて、かなり活発に電線地中化等々含めて、私どもの町も本当に一緒になって彼と競合しながらやってきた経緯がございます。そして、しかし彼は町長選挙に敗れました。佐藤さんという町長になりました。そして今、片山健也君という逢坂さんの下に働いていた町長が昨年の7月に訓子府町にも来ましたけども、非常に厳しい中でまちづくり運営をやっています。それはリゾート地ということも抱えながら、新しい条例づくり、外国の方たちを住民として認めていくかどうかということも非常に試行錯誤しながらやっているということも事実でありますんで、それぞれの町がそれぞれの課題をもって前に進んでいかなきゃならないという状況はニセコも我が町も同じでございますので、みなさん方のお力を借りながら、新しい状況を作っていかなきゃならないと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 8番 須河徹
私の質問は新しい町長に期待をしてですね、これで終わりたいと思います。