みんなの議会

訓子府町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月11日

姉妹町交流事業

2019年3月11日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「姉妹町交流事業」について質問し、町長 菊池一春、総務課長 森谷清和、企画財政課長 伊田彰が答弁しました。

質問者
河端芳惠 議員
答弁者
町長 菊池一春、総務課長 森谷清和、企画財政課長 伊田彰

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 河端芳惠

次に、姉妹町交流事業の総括と今後の考え方について伺います。開基100年を機に訓子府開拓の先人たちが高知県から入植されている縁から、平成13年に旧東津野村、現津野町との姉妹町締結がされて18年になり、これまでにさまざまな交流がなされています。両町間で姉妹町災害時等相互応援に関する協定、津野町訓子府町の職員相互人事交流に関する合意書などがありますが、これまでの成果と今後の考え方を伺います。毎年、姉妹町交流事業として約100万円、また別に人事交流事業として平成31年度は120万円の予算が組まれています。1、町民の交流のあり方をどのように考えてどのように進めていきますか。2、職員相互人事交流の成果と今後の考え方について、町長に伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「姉妹町交流事業」について、2点のお尋ねがございました。1点目に、「町民の交流のあり方」についてお尋ねがございました。津野町の交流は、ご存じのとおり平成5年に当時の橋本高知県知事に交流市町村の紹介を依頼したこところ東津野村から交流の意思表示があったところから始まりました。以降、訓子府町長と東津野村長の相互の訪問はもちろん、小学生の派遣交流や農業者の来訪受け入れなどを通じ信頼関係を深め、平成13年3月に両町の議会の議決を経て同年5月に「姉妹まち」の調印をしました。その後、東津野村は葉山村と合併し、津野町となりましたが交流は引継がれ今日に至っております。これまで、よさこいソーランの公演、小学生の交換留学、農業者および商業者の産業交流、職員の相互派遣による人事交流、消防団演習の参加交流、姉妹まち災害時等相互応援に関する協定の締結など多岐にわたる交流が行われています。特に小学生の交換留学では、平成28年からは夏に訓子府町の児童が津野町へ留学し、高知県の温暖であふれるばかりの日差しの中での「川」や「海」で遊び、冬には津野町の児童が訓子府でスケートや雪遊びなどで北海道の冬を満喫し、生まれて初めての体験をしながら、寝食を共にし、学校で共に学び、多くの思い出をつくり、留学先を離れる時には別れを惜しみ、かすかに涙を浮かべる風景も見られ、児童を受け入れていただいたご家庭の方々も含め生涯忘れることはないであろう交流をされています。それぞれの町に帰った後も、個人的な交流を続けている子どもたちもいると伺っています。また、最近では、開基120年記念事業で津野町に訪問した町民の方々が「棚田キャンドルまつり」の存在を知り、有志をつどい訓子府で姉妹町との共通の話題を作りたいと、末広多目的広場で「キャンドルナイト」を実施し、町民の目を楽しませていただいております。津野町でも、本町に最初に派遣されてきた職員が、津野町の「天狗荘」という宿泊観光施設の担当者として現在活躍しておりますが、その施設で地元住民などを対象とした「厳冬バーベキュー・イン・天狗荘」と称し、訓子府で経験したイベントを津野町でも開催するなど、お互いの町の取り組みにちなんだ地域イベントが生まれはじめています。他にも、本町の酪農家が提供販売しているソフトクリームに津野町の特産品の一つであるお茶を加工した「抹茶パウダー」をふりかけイベント販売するなど、交流の形はさまざまでございますが、今や姉妹町交流の輪は官同士の付き合いにとどまらず、一般町民の間にも徐々に広がりつつあります。これまで積み重ねてきた交流をきっかけに、お互いの町民が官民の枠にとらわれず、より心豊かなまちづくり、人づくりにつながっていると感じておりますし、これは大きな交流の成果であると考えております。今後においてもさまざまな交流機会を通じて、お互いの町の特色を楽しみながら肌で感じていくことが交流の発展のひとつの鍵にとなっていくのかと思われます。2点目に、「職員相互人事交流の成果と今後の考え方」についてお尋ねがございました。平成24年度から実施しております、職員相互の派遣による人事交流は、本町からは4人目となりましたが、そのほとんどが自ら派遣を希望し、現在派遣されている職員も含め歴代の職員の津野町での仕事ぶりは高い評価を得ております。また、派遣職員はそれぞれ、公私を通じて派遣先の地域に溶け込みお互いの町に大きな刺激を与えております。環境を変え本町にいるだけでは得ることができない経験は確実に職員の成長と自信につながりっており、また、初めての地域での住民との交流を通じたコミュニケーション能力の向上や両町の行政の進め方を学ぶことにより、その後の業務改善に生かすなど人事交流の意義は大きいと感じております。現在行っている人事交流については、協定に基づいて、平成33年度までの10年で一区切りとなりますが、これまで積み重ねてきた交流を両町で検証し、お互いに丁寧な意見交換を行いながら発展的な見直しを図っていきたいと考えております。以上、お尋ねのありました2点についてお答えいたしましたのでご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。

質問 9番 河端芳惠

今までに津野町と協定とか合意書というのは結ばれて、それでいろんな交流なりされてきたと思いますが、どのようなものがありますか。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

平成13年5月8日に、ご質問にございましたけども姉妹町としての締結をさせていただいております。17年に東津野村が葉山村と合併しまして津野町となりましたので、この時に締結し直しているという状況になっております。それから職員の人事交流につきましては、平成23年7月21日に両町が合意し、24年度から交流をスタートさせています。それから平成25年10月22日に災害時総合応援協定の締結ということで、災害時の相互にも応援し合うという協定を締結しております。また小学生の交換留学につきましては合意書は特に結んでおりませんけども、平成19年度にいろいろ両町で協議し合いまして、平成20年度から小学生の交換留学をスタートさせているということで、ここから本格的な交流が始まったのかなというふうに考えています。以上です。

質問 9番 河端芳惠

平成31年度については、姉妹町交流事業と人事交流事業に約220万円かける予定ですが、この他、例えば町長、議長などが表敬訪問などを合わせると大体年間どのぐらいこの事業にかかる費用というのはどれぐらいかかっているんでしょうか。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

表敬訪問につきましては、表敬訪問する年もありますし、ない年もありますけども、仮に表敬訪問するとすれば1人十数万円ですね、それからあと毎年、交流推進協議会、こちらの方が90万円から100万円程度、それと人事交流の方でいいますと、31年度は32年に人の入れ替えがありますので、赴任旅費等が計上されますので、その分が今回増えているということで、例年でいいますと70万円から80万円ぐらいというような事業費がかかっているという状況になっております。

質問 9番 河端芳惠

姉妹町交流はお互いウインウインの関係であるべきだと思います。ただ、今までの中で児童センターのゆめゆめ館ですか、それと認定こども園わくわく園などに、津野町からヒノキ材を購入したりしていますが、この時ちょっと疑問に感じたのは、町内に伐期を迎えたトドマツ、カラマツなどがあって、森林認証も受けているのに、じゃ道産の木は建築に向かないのかという、ちょっと自分の中で疑問を感じましたけど、そのあたり、どのように考えていましたか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

わくわく園とゆめゆめ館は、一つは柱、それから梁等については町有林の木をあれして、集成材として使わさせていただいたと。これはもう前からお話しているように、町有林の木を伐期を迎えた町有林のカラマツを2千本伐採して、そして集成材として新生紀森林組合、あるいは留辺蘂の集成材業者にお願いをして使わせていただいたと。これは明らかに町内の町有林を広く普及させていきたいという思いであります。それから床材については、これはカラマツとかトドマツって訳にいきませんので、基本的には幼児教育施設というのは歌舞伎舞台じゃないんですけども、ヒノキというのは非常に材質にやわらかくて優れているということもあって、姉妹町にお話をさせていただいて取り寄せたという経過でございますので、決して地元材をないがしろにしてということではなくて、姉妹町の持っている山、お互いの山を守って、そして普及していくということで今回、津野町のヒノキ材を取り寄せたと。床材として使わせていただいたと。

質問 9番 河端芳惠

確かにヒノキはヒノキ舞台、ヒノキのお風呂と、すごく貴重な建材でありますが、たまたま町内にもあるのにという思いがあったもんですから、これによって建築費もちょっといくらか上がったのかななんて勝手に思って伺いました。またこれから建設予定されている消防庁舎とか、図書館などには、そこまでは津野町のヒノキを買うとか、そういう考えはないとは思いますけど、その辺どのように考えていますか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

これからの施設はですね、やっぱり木を意識した建物というのは視野の中に入れていかなきゃならないということは事実であります。しかし、消防庁舎やですね、図書館の床材にですね、ヒノキだとかスギを使うだなんてことにはならない。やっぱり適材の材料、木材を使用するというのが基本ではないかなと思います。しかも地元優先というのは、我々としては当然のことだと思います。

質問 9番 河端芳惠

もう1点、訓子府に思いを寄せていただいたふるさと納税の方の返礼品の中に津野町のお菓子なんかありましたけど、今それはどのようになっていますか。

答弁 企画財政課長 伊田彰(企画財政課長は2019年6月まで)

補正の質問でもお答えいたしましたけども、11月から総務省の方から通達がこられまして、地場産品に限定するということですので、津野の製品については返礼品からは外させていただいております。

質問 9番 河端芳惠

何でこんなことを聞いたのかというと、町長なり表敬訪問したり、お互いに訪問する中でお互いにうちの木を使ってくださいとか、うちのあれを使ってくださいとか、一国の総理大臣も外遊の時は何らかの手土産的なこともあるのでそういう経過の中で出たのかななんて勝手に思ってお聞きしました。今の状態はそれはなくなったということでわかりました。職員の相互人事交流ですが、当初から10年という設定は長いのかな、最初、単身者ということもありましたけど、段々、家族のいらっしゃる方とか、いろんなこともあって、単身赴任という形の状況もありますし、今、職員の行政機構担当事務表なにか見ましたら、1係1名とか、兼任、兼職をしているとか、かなり職員も余裕がないような状態じゃないのかなと思いますが、そんな中であえて2年間ずつ10年、そういう交流をするということはどうなのかなって思います。あと2年あるということですよね、だからもう1回、3年ですか、もう一人どなたか変わるということですが、この考えというのは、あくまでも変わりませんか。

答弁 総務課長 森谷清和(総務課長は2019年3月まで)

平成23年に両町で合意のもとで24年度からこれらの事業スタートしておりますけども、その中で10年を目途にということで、まずは10年を目途にということで、それでまた引き続きもし両町が合意が整えばですね、さらにまた10年というようなことでの、当時そういったことで合意しているところです。今、その人事交流につきましては、短期間でなくて、2年間という長期的な交流ということで実施しております。それで先ほどご指摘の中にも1係1名だとか、そういったところもあり余裕がない中でというお話もございましたけども、双方ですね、中には向こうから来られた方で1年という方もいましたけども、それなりに2年間という期間がありますと、それぞれ戦力になって実際に業務の上でも支障なくですね、進めていると考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。

質問 9番 河端芳惠

この実際に行かれた方から聞いた訳じゃないですので、あくまでもちょっと誤解なさらないで。はたから見て単身赴任2年とかそういう状況がどうなのかなとか、また2年というのは長いですし、浦島太郎的な感じになったりしないのかなって私が勝手に心配しているだけで、これの意義とかそういうことについては今、お話されたようなことでわかりますが、これはこれからどのように考えていくのか。職員の年齢も上がってきてますし、職員もいろいろあると思いますので、もうそろそろこういうこれからのことも相談しなきゃならない時期だと思いますが、これはどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

10年というのはですね、一つの節目ではないのかということで、お互い10年間の中で振り返って、これは年度、それから派遣することの是非も含めてですね、両町がお互いに研鑽するということでの10年です。1年で来るということ。1年だけ行くということは、逆に言うと、受ける側としては責任のある仕事を持たせれることができるかという問題もありますので、やっぱり2年間というのは必要な年数ということで判断してやらせていただいた。それから今4人の方が行っていますけども、うちは少なくても行かせてくださいと。町長行かせてくださいと。こういう職員たちなんですよ、僕が職務命令で行けって言った訳じゃない。それほどやっぱり行って来た者たちが非常に学ぶところがあって帰ってきているからこそ、私に行かせてくださいということを言っているんではないかなというふうに思います。もちろんつぶさに向こう行った職員の仕事ぶり、帰ってきてからの仕事ぶり等々含めて、私は今4人の職員は全て昇任させています。というほど、やっぱり他人の飯を2年間食うということは一人の人間としても職員としても非常に極めて大切な経験をしてたくましくなって帰ってきているということが総体として今私が感じているところです。

質問 9番 河端芳惠

直接担当の方からいろんなことお伺いしたということじゃなくて、私が今、単身赴任は大変だろうなとか、いろんなことを思った中で聞きました。だからその職員をどうのこうのということは絶対避けていただきたいなと思います。私の思い込みでお聞きしているということで。それで今度10年、この次10年目になりますけど、やはりそれを見直したりするというのは、いつどのような形でされるでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

今行っている職員は来年の3月31日まで任期があります。その次は来年の4月1日から2年間行くということになりますから、当然、最後の職員の相互交流の段階では両町の町長、あるいは担当課長含めてですね、改善点、あるいは見直すべき点等も含めてですね、議論になっていくと思いますので、まずは今行っている職員が来年無事に帰ってきて、そして来年また新たな職員を派遣するという状況の中で検討していきたいというふうに思います。

質問 9番 河端芳惠

さまざま今メリットを伺いましたけど、中にはデメリットもいろいろあるかと思いますが、そういうことも含めて、これからきちんと計画していただきたいなと思います。設定が10年というのはどうなんでしょうね、町長の任期の4年とかっていうんだったらわかりますけど、最初から10年という設定っていうのは、ちょっと長すぎたりはしないでしょうか、そこだけ。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

私が提案したのは、子どもの交流をこれは教育姉妹町の経験を踏まえて、やっぱり姉妹町交流の大事な部分に子どもの交流を入れたい。これは池田町長にそのように提案させていただいて、大変いいことだと。さっきも答弁させていただいたとおり夏、冬、子どもたちを派遣していると。それから職員派遣については池田町長の方から逆に職員をぜひですね、北見市はもうずっとやっておりますけども、職員交流をやって、共に学ばさせたいと。これを町長受けてほしいという要請を受けて、話し合いの中で一つは2年、そして10年を一つの区切りとしてどうだということですので、ご理解いただきたい。

質問 9番 河端芳惠

交流の経過など、今お伺いしてわかりました。ただ、これからきちんといろんなことを総括して、それから次の10年というのは私は個人的に長い、契約としては長いのかなと思いますが、その辺のことも含めて、やっていただきたいなと思います。以上。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

当然ですね、これは期間も年代のこと等も含めて全体的なやっぱり総括をしなきゃならないと思いますので、ご指摘されるまでもなく、やらなきゃいけないことだと思っています。姉妹町全体含めてですね、私は非常によく、この姉妹町締結、そしてならびにいろんな事業を展開しているんだなっていうふうに私自身は思っています。名前だけの国際姉妹町とかいろんなのありますけれども、そうではなくて津野町とうちの町の姉妹町関係というのは良好で、しかも中身のある交流をさせていただいていると捉えております。

質問 9番 河端芳惠

いろいろ申し上げましたけども、そういうことも頭に入れて次のステップに進んでいただきたいと思います。以上で私の一般質問を終わります。

出典:訓子府町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月11日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる