訓子府町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日
町政12年の総括と次期町長選出馬の考えについて
2018年12月12日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「町政12年の総括と次期町長選出馬の考えについて」質問し、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 河端芳惠 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 河端芳惠
9番、河端です。通告書に従いまして質問いたします。菊池町政12年の総括と次期町長選へ出馬の考えについて、町長に伺います。菊池町政3期12年の任期も残り少なくなってきました。この間に6千人だった人口が、ついに5千人を切りました。高齢化率も37%となり、ますます少子・高齢化、過疎化が進んでいます。これまでさまざまな政策を進めてこられましたが、これらの課題に歯止めをかけることは困難でした。先日の「まちづくり推進会議」の中で示された平成38年度までの第6次総合計画に計上されている投資的事業を見ても、これからの財政運営はより一層厳しいものになることは誰の目にも明らかだと思います。そこで、菊池町政12年をどう総括されて残された課題をどのように捉えていますか。それを踏まえて、平成31年4月に行われる統一地方選挙の町長選挙に出馬されるお考えがあるのか伺います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「町政12年の総括と次期町長選出馬の考えについて」のお尋ねがありましたので、お答えいたします。平成19年5月に「みんなで創る『訓子府の元気』~できるところからすぐ実行~」「9つの緊急提言と2つの約束」を掲げ、私の町政1期目がスタートしました。「訓子府の元気、新しい『7つの約束』」を掲げた2期目、「すべての町民にやさしいまちづくり『子どもたちの笑顔が輝く町』」を掲げた3期目と与えられる多くの課題に粉骨砕身「訓子府の元気づくり」に邁進してまいりました。しかし任期も残すところ5か月となりました。この間、町政遂行のために多くの町民の方の協力をはじめ47回にわたる定例町議会でのご議論、ご指導に感謝申し上げるところであります。特に河端議員におかれましては、訓子府町議会史上はじめての女性議員としての多くのご意見をいただき、女性参画や女性の視点に立ったまちづくりへのご示唆をいただいたことに深く感謝を申し上げます。さて、私は「訓子府の底力でふるさとの未来をひらく」ために、「町民こそが主役」で「町民福祉の増進を図る」ことを基本理念として町政を推進してまいりました。地方自治の根幹である住民自治は、住民の意思と責任に基づくものであります。「訓子府町は町民のものです。町のことは誰もが参加して決めましょう」この実現のためさまざまな実践を行ってまいりましたが、自治への参加、参画を制度化する「訓子府町まちづくり町民参加条例」、住民発議も可能となる「まちづくり推進会議条例」を次期議会へ提案する準備を進めているところであります。また、11月29日には住民基本台帳人口が5千人を割り込みました。国立社会保障人口問題研究所の直近の推計では30年後には3千人を割り込むことも想定されていますが、全国には人口が500人を下回る自治体も存在しています。本年7月に開催した全国小さくても輝く自治体フォーラムに学び、住民がまちづくりに積極的に参加、参画する小さいからこそできる「自助、共助、公助」が連携する自治の仕組み、実践が問われるのではないかと思います。次に「訓子府の元気づくり」についてであります。私は、産業、特に基幹産業である農業を発展させ、教育、福祉を充実させることをまちづくりの根幹として進めてまいりました。基幹産業の農業生産額は平成19年産の111億円が直近の3年平均で135億円を超えるなど農業者をはじめ関係機関のご努力によって大幅に伸長、伸びているところでございます。また、昭和40年代から続く農業基盤整備事業は第4期を数え、町内全域の9地区で圃場、排水路、道路などの整備の最盛期を迎えています。しかしながら、関係機関と連携し身体を張って取り組んだ環太平洋連携協定の発効阻止は、残念ながら12月30日にTPPイレブンとして発効が予定され、加えて2月1日には日欧EPA(経済連携協定)発効やアメリカとの二国間貿易協議が始まるなど、国が進める関税撤廃、自由貿易圏拡大は避けることができない状況にあります。そういった中で、本町農業への大きな影響が考えられ、家族経営を中心とした本町の農業経営、農業地域を守るための国内対策の強化や本町にあった制度改正が必要となります。一方、子育て支援を含めた教育、福祉施策につきましても施設や支援体制などの環境整備を推進してきていますが、国による制度改正やさまざまな地域課題が散見されていることも実態であります。いずれにしても、人口減少、少子高齢化、グローバル化する経済情勢の中で、町の産業や経済を中心としながら、福祉、教育、子育て、環境など、各分野において世の中の動向を見極めながら政策展開することが問われていると思います。最後に、私は3期12年の任期をもって区切りをつけようと以前から考えておりました。しかし、多くの町民の皆さまから「もう1期4年間続けて町政を担うべき」との声が寄せられ、悩んでまいりました。確かに、まちづくり町民参加条例を基本にした住民自治の一層の確立と確かな財政見通しの樹立、平成24年度から進めてきた第4期農業基盤整備事業をはじめ、訓子府町図書館や消防庁舎の建設など懸案事項が山積しております。「すべての町民にやさしい町づくり」、第6次訓子府町総合計画に掲げた「ちょっといいね!」がたくさんあるまちづくりを進めていかなければなりません。あらためて、後援会役員にもご相談申し上げて、4期目立候補に向けて前向きに検討をさせていただきたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
質問 9番 河端芳惠
今、お話を伺って安心しました。平成17年、平成の大合併の嵐が吹き荒れ、町の生き残りをかけた置戸町との合併協議が破綻し、平成18年にはふるさと銀河線が廃止になり、訓子府はどうなるのだろう、そういう先行き不安な閉塞感に町が包まれていました。平成19年、そんな中、町長選挙があり、町を二分する大激戦となり、菊池町政が誕生しました。この12年間の中には小中学校の耐震化をはじめ、児童センター、子育て支援センター、認定こども園の整備など、子育てを訓子府でと自信を持てるような環境も整いました。12年前、保育環境は保育時間なども含めて、子どもを産んで産休、育休に入って、また仕事に復帰できるような、そういうような状況ではありませんでした。保育時間の延長など、保育環境の整備を求めましたら、当時、先輩議員に子どもは3歳まで家庭で母親がみるのがいい、介護にしても同様で女性が介護を担う主流、そういう考え方が多い中、子育て対策、高齢者支援など、この12年間の中に菊池町政はかなり踏み込んだ内容を充実施策をされてきました。今、高齢者の施策も高齢者ハイヤー利用サービスなど、画期的な施策も実施されて定着しています。例えこの先、人口が3千人、4千人を切ることがあっても、ここに住み町民がいる限り、安心して暮らせるようにしなければなりません。首長が変わる度にさまざまな施策が変わるのでは安心して暮らせません。町政の持続性をどのように考えておりますか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
今回の質問は職員に答弁させる訳にいきませんので、私が全部対応していかなきゃならないと。実は3期12年というのは一つの区切りだというふうに思っていました。ホップ・ステップ・ジャンプ、それは12年間だということを考えておりましたので、長期政権による弊害ということもないだろうかということも含めて考えて、マンネリ化やそういったことがあってはならないというふうに思っていましたので、その点でいうと、冒頭申し上げましたように、12年間でのけじめをつけたいと。自分は辞めたい、辞めるべきだということもございまして、そういう対応の中で心に秘めながら、この3期目は全力でやってきたというのは本当のところであります。しかし、とは言っても行政は連担、すなわち連続してこそ意味があるという部分も一方ではありますので、今あらためて、このまちづくり参加条例に基づく住民自治を基調としたまちづくりの真価が問われる時ではないのかというふうに思ったりもします。悩みながらも、より多くの町民に意見を聞かせていただきながら、私の次に向けてどうあるべきかということの決断をする時期がそう遠くない時期に来るんではないかなと思いますので、これらについても安心して暮らせる町政というのは、どなたがなってもそれを目指して頑張っていくこととは思いますけれども、もし私がそういう時になりましたら、もう昨日からさまざまな一般質問出てまして、さまざまな課題がありますので、これはやっぱりその課題に真摯に向き合いながら、町民の方が安心してこの町で生活できる、暮していけるような町を目指していくべきだと考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。
質問 9番 河端芳惠
今まで先の方が一般質問の中で次期政権にというような形で答弁されておりましたが、やはり一つ一つ出された課題について、次はどういうふうに考えて、どういうふうに進めたい、そういうこともしっかり表明した上で立候補をしていただきたいと思います。前にちょっといろんな経過の中で、やっぱり次を担う人を探して、声かけたけど、なかなか人材もOKと言っていただけないような話もお聞きしました。やはりこれから4年間、今までさまざまな課題も把握されておりますし、それをしっかり課題を解決するためにも、また次期4年間で次の人に託せるような、そういう後継者っていうか、そういうことも、人づくりも大きな責任じゃないかなと思います。いかがですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
先日、北海道町村会に用務があって、まちづくり基本条例の条例の検証を町村会の法制部の方にお願いをしていますので、その時に出かけましたら、私どもの大先輩であります北修二町長とお会いすることができました。彼は8期やったんでしょうか、ご高齢で足もふらついておりましたので、見ててですね、やっぱり健康の問題、それからやっぱり命がけの仕事です。土日もない、夜もほとんどない、その中ではもう首長に立候補するというのは相当の決意がなければならないだろうと思います。ですから、次の後継の方々ということについては、今回の場合もそういう方がおられればという思いもありますけども、4年間の中でそういった決意、志を持ってですね、この町を担っていくという人が私は出てくるものと確信しておりますので、私自身ももし担うということになりましたら、この4年間では一つの課題として、そういったことも挙げられるということで、意見としてお聞きしておきたいと思います。
質問 9番 河端芳惠
私、今回この案件で質問をするということで、何人かの方からお電話やお話がありました。それはやはりこのまま町政の持続性を考えて、次期も担ってほしいというような内容でした。今、町長が次期もやりたいという意志があると今伺いましたので、私はそのように受け止めて、 今、私、申し上げましたようなことを念頭に置いてあたっていただきたいなと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私でいいのかという、この思いも一方であります。それから今その期待に応えて、私自身が4年間、やらなきゃいけないというものもあります。だからさっき答弁させていただきましたように、前向きに立候補に向けて後援会の皆さんと、あるいは町民の皆さんともご相談しながらできるだけ早く意思表示を何らかの形で行いたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 9番 河端芳惠
私の聞きたかったことは全てお聞きしましたので、私の一般質問をこれで終わります。