みんなの議会

訓子府町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日

パブリックアート事業の今後について

2018年12月11日、訓子府町議会の一般質問で、余湖龍三議員が「パブリックアート事業の今後について」質問し、教育長 林秀貴、社会教育課長 高橋治が答弁しました。

質問者
余湖龍三 議員
答弁者
教育長 林秀貴、社会教育課長 高橋治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 余湖龍三

1番、余湖です。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。パブリックアート事業の今後についてということで教育長にお願いいたします。平成27年の「関係空間」の訓子府町への移設に始まった「芸術」への取り組みも昨年度からはパブリックアート事業」として大きな予算を使い各種事業を繰り広げてきています。そこで、この3年間を振り返り今後の事業展開についてお尋ねいたします。一つ、一連の事業に対する成果・評価をお聞かせください。二つ、30年度の各種事業の予算執行額をお尋ねします。3番、レクリエーション公園に設置展示している作品についての町民の評価・反応について、どのように感じていますか。4番、展示物の製作に当たり、作者ならびに作品の決定の経過をお知らせください。5番、来年度に向けた事業への考え方は。以上、よろしくお願いします。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

ただいま「パブリックアート事業の今後について」5点のお尋ねをいただきましたので、お答えをさせていただきます。平成28年度に策定した「次代へつなぐ訓子府町文化芸術活動方針」に基づく「パブリックアートによるまちづくり事業」は、武蔵野美術大学と連携を図りながら実施した「彫刻作品公開制作」や「黒板ジャック」など、さまざまなプログラムに多くの町民の方々が参加し、文化や芸術に触れる貴重な機会を得ることができたと考えております。まず、1点目の「一連の事業に対する成果・評価をお聞かせください」とのお尋ねがございました。最初に若干、この3年間の事業概要について説明させていただきます。平成28年度には、本町出身の彫刻家水本修二氏の彫刻作品「関係空間」をレクリエーション公園へ移設し、移設に際して関係を築くことができた武蔵野美術大学の先生による文化芸術とまちづくりについての講演会と町内の関係者を交えてのシンポジウムを開催いたしました。平成29年度には、彫刻作品の制作過程を町民に見ていただく「彫刻作品公開制作」として本町の開拓期をテーマに訓子府小学校の保存樹木ハルニレの倒木を素材にして、彫刻家山本麻璃絵さんが「くわ・くわ・くわ」の作品を制作し、同じ材料を使って町民の方に体験型の工作ワークショップを行いました。さらに、武蔵野美術大学の学生による「黒板ジャック」は訓子府中学校を中心に実施し、対話型作品鑑賞会は一般と中学生を対象に実施しました。また、子育て中の保護者などが企画して彫刻「関係空間」前で実施したキッズアート体験事業など多くの事業を実施したところです。今年度は、彫刻家松尾ほなみさんが、石を素材にして町の発展期を表現した「うんま」を公開制作し、関連してテラコッタ粘土で馬を制作する町民向けのワークショップを実施しました。また、武蔵野美術大学の学生による2年目の「黒板ジャック」は訓子府小学校と居武士小学校、訓子府高校で実施し、さらに対話型作品鑑賞会や訓子府高校美術部への指導も実施しました。パブリックアート入門講座では、町内にある彫刻作品の作家である北見市の小川研氏の案内と解説によるパブリックアートめぐりを行い、町内にある身近な彫刻作品の理解が深まったと感じております。また、今年の冬と夏には、一連のパブリックアート事業に刺激を受けた多くの親子が企画した「ふるさとアート体験プログラム」の「行灯づくり」を実施し、ふるさとまつりの行灯パレードに参加したところ、自分たちで制作したアート作品が行灯として映し出された様子に、参加者は大変感動しておりました。このような事業転用を図った中での「一連の事業の成果・評価」でございますが、パブリックアート事業のさまざまな取り組みにより、町民が芸術を身近に感じたり直接触れたりすることで芸術への興味・関心を広げることができ、人の感性や創造性を豊かにするきっかけづくりにつながったと感じております。また、公開制作などでは子どもたちはもちろんのこと、大人の方も作品自体に触れることや、作家や学生と直接交流する中で、普段では得られない芸術への理解や楽しみ方が深まったと考えておりますし、芸術を愛する方々からは、大きな支持の声も寄せられております。さらに、マスコミなどで大きく取り上げられ、本町の知名度アップにもつながっていると感じておりますが、多くの町民の皆さまにこの事業への理解をいただくために、さらに努力をしていきたいと考えております。2点目の「平成30年度事業にかかった経費はどれぐらいか」についてのお尋ねでございます。平成30年度の事業経費といたしましては、彫刻作品公開制作で146万円、粘土工作ワークショップに13万円、武蔵野美術大学の学生による黒板ジャックと対話型鑑賞会、訓子府高校美術部指導に53万円、パブリックアート入門講座に2万円、総額で214万円でございます。3点目の「レクレーション公園に設置展示している作品についての町民の評価・反応についてどのように感じていますか」についてのお尋ねでございます。現在、レクリエーション公園に設置している彫刻作品は、平成28年度に移設した「関係空間」と今年度設置した「うんま」の2基がございます。本町のレクリエーション公園は、町民をはじめとして町外から来られる方の憩いの場や遊びの場など、日常とは違う空間としてさまざまな楽しみ方で利用されており、そうした楽しみ方をより幅広くしていくのが彫刻の一つの役割と考えております。公園を利用されている方々を見ておりますと、子どもたちは「関係空間」の周りで遊んだり、幼稚園の遠足などでは記念の集合写真を撮影し、「うんま」については親子で作品にのったり、馬の話をしたりするなど、自然な形で彫刻作品と触れ合う中で公園をより豊かに利用され、徐々にではありますが公園のシンボル的な存在として役割を果たしてきており、大変好評を得ていると感じております。4点目の「展示物の制作に当たり、作者・作品の決定の経過をお知らせください」とのお尋ねでございます。彫刻作品公開制作につきましては、本町の開拓期、発展期、飛躍期、現在、未来という五つの時代区分を5年間の基本テーマとして、武蔵野美術大学彫刻学科の先生に、作家の選考や作品の具体的内容や設置場所の選定などを相談しております。その上で最終的に武蔵野美術大学から作家の方を推薦いただき町として決定しております。作家の方が決まってからは、事前に作家の方と大学の先生に本町に来ていただき、町の風景や文化などに触れて作品のイメージを膨らませていただき、その後、具体的な作品の打ち合わせ、スケッチや模型の提案をいただき、制作する作品の内容を決定するという経過でございます。五つ目に「来年度に向けた事業への考え方」についてのお尋ねでございます。公開制作の3年目のテーマとしては、昭和20年から60年代頃の時代区分であります本町の飛躍期をテーマにお願いする予定でございます。また、武蔵野美術大学の学生による黒板ジャックは全ての学校の黒板に絵を描くことができましたので、次年度は鑑賞から制作に発展をさせ、楽しみながら子どもたちと大学生による工作ワークショップによる作品づくりの他に、町民が芸術に親しむアート入門講座や体験学習などさまざまな事業を展開してまいりたいと考えております。以上、お尋ねのありました5点についてお答えいたしましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 1番 余湖龍三

はい、ありがとうございます。長々と本当にすいません。たくさん書いたんで、たくさん答えてもらいました。まず、ちょっと順番、前後するかもしれませんが、再質問させていただきます。一連の事業に対する成果・評価をということで、最初にお聞きした訳なんですけども、お答えといたしましては、28年から29年、30年と今年までいろいろなことをやってきた中で、一応、一応といいますか、町民が芸術を身近に感じたり直接触れたりすることで芸術への興味、関心を広げることができ、人の感性や創造性を豊かにするきっかけづくりになったと。これがこの3年間のというか、町民に対する効果というか評価というか、そういうところかなと思いますけども、私は申し訳ございませんけども、1回も参加したことがないんで、ただ彫刻制作とか、木彫の制作とかには興味がありましたんで見させていただきましたし、できたものも見ていきましたけども、これ今回こうやってお聞きしたっていうことは、この感じ方の違いかもしれませんけども、町民の方の中で「やっていたんですか」って、パブリックアートっていうのは、こうやって今回もこういうふうにパブリックアートということで質問を書いてあれすると、「何やっていたの」という意見が漠然とした中で、まず多いのは確かなんです。そこら辺の感覚というのは、どういうふうに感じていますか。要するに中身の話じゃなくて、そういうパブリックアート事業というのをやっていたということが、ですから全体やっていたということもわからなければ、中身何やっていたかもわかんないという町民が多いんじゃないかということも、ちょっと感じているんですけども、そこら辺はどうでしょう。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

今、余湖議員の方からパブリックアート事業、アートタウンプロジェクトということでやっていたことが、なかなか町民の方に知られていないんじゃないかというような意味合いのご質問だったかと思います。私どもの方では、できるだけまなべるやそれから町の広報、ホームページ、それからマスコミ等にもご協力をいただきながら、この事業についての事業の紹介、PRをさせていただいております。新聞折り込みにも何度かさせていただいているような中で、でき得る限りの媒体を使ってですね、町民の方に事前の周知、それから事後の周知、広報には9月号にはカラー刷りA3両面でやっている様子を周知をしております。それからホームページ等でもこういった資料や学生がホームページ上に載せたもののアドレスを載せたりということでですね、でき得る限りのことはやっておりますので、その辺、ご理解を願いたいなと思います。今後も一層努力をしてまいりたいと思っております。

質問 1番 余湖龍三

努力をしているというか、すごくよくわかります。私も行動はよく見ますし、まなべるも見ますし、ただそうじゃなくて、まだ一方通行で、一生懸命やっていますよ、これもやりました、あれもやりました、これもやりましたっていうことはよくわかるんですけども、実際にじゃ反応はどうだったんですかと。そういう検証的なことというのは、まだね2年か3年、丸っきり3年目といいましても3年じゃないですけれども、2年間こうやってやってきたことに対しての町民の反応を直接聞けるような報道というのは今後考えませんか。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

参加した方々からの感想など、それあと学校などでは学校だよりや何かに子どもたちや先生方の感想が載ってですね、そういったものを私どもも反応として受けさせていただいています。今年度ちょっとアンケートみたいなことはちょっとできなかったのですが、今後はですね、アンケートなどをとりながらですね、でき得る限り参加していただいた方のですね、声や何かの反応をこちらの方も事業に生かしていきたいなと考えております。以上です。

質問 1番 余湖龍三

今アンケートというお話も出たんですけども、やはり参加した方というのは、もちろん興味があって参加するんですし、やるときっといろいろ面白いんじゃないかと思います。私はやったことないにしろ。はたから見ててもきっと面白いんじゃないかと思います。ただ実際にはそれがもちろん本来の目的からいくと、徐々にそういう芸術の精神を育てていくんだということが本来なんでしょうから、少しずつ増えていけばいいというようなことかもしれませんけども、やはりこれは何百万円というお金をかけながらやっていることですので、もちろん長期的展望の中でやっていることはわかりますけども、やはり今年かけた200万円に対しての、やはり町民の方にやっていない方にも理解をいただけるような行動というのは必要じゃないかと思うんですよ。だからそれをやらないから何やっているのというような話になるのかなというように思います。ですからアンケートにしても参加した方にとるんじゃなくて、やはり参加していない方にも知ってもらうためにも、どこまで知っているんですかというようなことも対象にするためなら全町アンケートとか、そういうようなことまで考えてほしいなと思うんですけども、いかがでしょうか。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

ただいま、全町アンケートというようなお話もありましたが、なかなかこう全町アンケートとまでいきますとですね、大変時間等もかかるということもありますので、その辺につきましては、今後検討させていただきたいなと思っております。現在できる限りの参加者ですとか、それから各種会議等でもですね、ご意見をいただきながら、また学校の先生方からもご意見をいただきながらですね、いろいろな今後の事業にも組み立てにですね、反映をさせていきたいと考えておりますのでご理解願います。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

ただいま、参加する方だけが、そういうことでの意見反映じゃなくて、参加されない方にもその辺のところもというお話だと思いますけど、なかなかちょっと興味、関心という部分で芸術文化というのは、なかなかそこに関心が向かない部分もございますけど、そこをこの事業の中で、そういうところで身近なものに感じていただくということが私たちのまず狙いでございますので、成果として何人参加したからどうだっていうのは、いろいろありますけど、その辺のところを含めながら、より興味、関心をもってもらうように、私どもはさまざまな媒体を使いながら、みなさんに直接ふれあっていただくような機会もこれから作っていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたしたいと思います。

質問 1番 余湖龍三

大変、訓子府町は媒体を使うのは上手で、本当に黒板ジャックにしろ、他の彫刻のあれにしろ、テレビの類をよく使いまして、他のこともそうで、この間もリコーダーのことも出てましたしね、本当にいいルートができているなと思います。ですからあれによってね、町民が知ることっていうのはたくさんあって、本当にそれはそれで大変いいことだと思います。ただこのパブリックアート事業というのは、次の質問の中にも入っていっちゃうんですけども、まず関係空間を28年に移設した。あれについて、じゃあの関係空間というものの芸術性の把握というか、私は今でもわかりませんけども、あれに対する町民の個別の評価というのは、じゃどれぐらいみなさんわかっていらっしゃるのかなと。私は少なくても町民5千人で1千人にも聞いた訳でないですけども、何百人かの方とは話した時にはあれを芸術、あれが芸術作品だから芸術作品であって、あれが何を意味するのかはわからないという町民の方が、逆に言うと本当にあそこをよく通る方がサイロを半分に切ったものはなんだと。私によく言いますそうやって。ですから、その芸術性をわかってもらうための努力はやっぱりしなきゃいけないんじゃないかなと思うんですよね、それとこれも次に入っちゃう、もういいですね、去年の「くわ・くわ・くわ」、あの芸術性はどこにあるのかなと。私は開拓期の、もちろんそういう鍬のイメージなのかなと思って、ああこういう鍬があったんだって、それはわかりましたけども、あれが本当に芸術を育てる上での、あの作る過程を見てもらうことの意義というのはよく感じるんですけども、あのできた作品に対しての芸術性というのは、どこで感じればいいのか、わかるんでしたらちょっと一言教えてほしいなと思うんですけども。それと今年の「うんま」ですか。意識というか、あの馬というものに対する気持ちはすごくわかりました。なぜあれを選んだのか。ただあの作品を見た、この噂は私も思っていますけども、ある町民の方は言いました。あれは「馬なのか」と、俺はカバかなと思った。これね失礼な話として言っている訳じゃないんですよね、作者を誹謗するとか、そういう話じゃないんでよ、そうじゃなく本当にあれを見た時に、普通の一般の方は前から見なかったら馬だとは思わないですよ、本当に後ろから見たり、ちょっと斜め横から見るとカバを作ったのかなと。サイを作ったのかな、顔を見てはじめて馬だとわかる。私はそういう町民の方の声を聞いて、私もちょっとそう思う場面もあるんで、じゃちょっと申し訳ないけど、今回いい機会なんで、その3作品に対する芸術性を教えてください。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

個々の作品の芸術性については、それぞれの皆さんが感じる感じ方があるかと思います。私一人の考えをこの公式な発言ということではお話はできないと思いますので、私見ということであれば述べさせていただきたいと思います。まず一つ関係空間につきましては、例えばサイロを半分に切った、そういう表現でも全然構わないと思います。じゃ他の方はあの斜めはどうなんだろうかとか、このステンレスの壁はどうなんだろうかと。そういうことをお互いに話し合いをしながら、ものの多面性ですとか、もののいろんな面を見ていただいたりということが感じ取っていただければ、それがこの芸術作品の価値じゃないかなと思います。それを例えばいろんな評価がございます。国際的なコンクールで賞を取ったとか、そうじゃないというのは、それはそれぞれの審査員の方なり、それぞれの国や地域が評価することですので、なかなか私、そういうものにはたけておりませんので、一概には何も言えませんが、ただ一つとして、水本修二さんにつきましては、そういう芸術のコンクールで高い評価を得て、国のお金で2年間にわたり海外へ行ってきて、それを基に武蔵野美術大学での教 鞭きょうべんを長くとられてという事実しか述べられませんが、そういうことです。二つ目の「くわ・くわ・くわ」でございますが、開拓期の作品をということもありました。いろいろなやり取りの中ですが、例えば開拓以前からあるハルニレの木を荒々しく削ったことによって開拓期の荒々しさ、非常に大変な、いろいろ作者とも話をしましたが、なぜこれきれいに削らないんですか、チェーンソーの跡をとるんですかと言ったら、開拓期のそういう激しさ、荒々しさを表現するために、こういうふうに荒々しくやっているんだというお話をされていました。やっぱり鍬は開拓期になくてはならないものということで、それがこの120年の間で今中心の作物になっている玉ネギとかってことを上に結実をさせたというお話をしておりました。その荒々しさ、それから激しさをですね、この芸術作品に表現したんじゃないかなと思っております。「うんま」については、カバと思われても全然いいかと思います。でも前から見たら馬だったと。私はあの無骨な太い荒々しさが、あの太い馬がですね、開拓期の、戦後もですが、馬による耕作を激しく、で、馬を大事にしてたということも含めてですね、この馬の作品を作っていただいたんじゃないかなと思います。いろんな見方があると思いますので、その見方をですね、いろんな方があの場でぜひ余湖議員もあの場に行っていただいて、そういう方とですね、語り合っていただいて、それが芸術を深く読み取るとか見るとか芸術の目を養うということじゃないかなと思います。長くなりましたが以上です。

質問 1番 余湖龍三

高橋課長の個人的見解とは言え、うまくまとめられたなと思いますけども、それはわかりました。ただ本当に、じゃそれはそれでもいいんですけど、やはりそういう気持ちをそういう見方もしてくださいねってね、やはり町民の方に言って、それでどうでしたかと、そこまでやってもらうことによって一つの広がりというのは広がるんじゃないかと思います。私も別にこの事業が駄目だって質問している訳じゃないんでご理解ください。ところで先ほど具体的な執行額というのをお聞きしたんですけども、作品の公開制作、要するに「うんま」を作ったことに対する100万、予算では100万円程度の予算を組んでいたはずなんでけども、145万円ぐらいというふうに、この大幅に増えたということはどういうことかなと。それによってどっかが減らされたんだ、もう総額が大体予算執行額どおりですから、それでどこで減らされたのかなというと、どこなんでしょうねこれね、運搬費とかみてたやつがなくなったのかなとか思うんですけども、そこら辺の予算のちょっと組み方が変わったことに対する説明をお願いします。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

運搬費等も含めての数字でございましたので、ちょっと簡略的にお話をさせていただきますと、運搬設置費ですね、これで約40万円ぐらいです。それから石の材料、札幌軟石という石ですので、材の取り寄せ等について50万円ぐらいということになります。それから作家の方にとかのお支払の分ということで滞在期間が長くなりましたので36万円ぐらい。それから事前の打ち合わせで12万円と。あともろもろと消耗品がございますので、その合計が146万円ということでございます。この部分だけでよろしいですか。

質問 1番 余湖龍三

数字のことは、ちょっと違ったんでお聞きしただけの話でございますけども、石についてですね、札幌軟石というのが彫刻に合うからそういう石になったのかって、これなかなか地元の石でとかって話にはならなかったんですか。一つ。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

地元の石ですね、私どもも最初そういうふうに実際したかったというのは事実です。例えば大谷の方に見に行ったりとかですね、訓子府石灰に相談をしたりとかですね、近隣の、美幌の方に軟石のあるというような話を聞いて確認をしたりとかしたんですが、どうしても彫刻に合う、それから耐久性のあるものがですね、難しいということもありまして、最終的にはいろいろな方と相談をさせていただいて、札幌軟石ということで選ばせていただきました。

質問 1番 余湖龍三

やっぱりこれは技術的なこともありますけども、これ一つでやはり訓子府でね、出てきた石を使ったものを何かやってくれればというのは一つありますよね、やはりそういうとこの関連性とか、もちろん札幌軟石を使ったばっかりに運搬費用がかかった、最初に四角く削るためのお金もかかったとか、そういうことがいろいろあるんじゃないかと。お金のことは予算のことですからいいんですけど、やはりそういうせっかくやるんでしたら地元の石をとか、石なら石をとかね、いうこだわりを持ってもらうと、これからの事業についてもいいんじゃないかと思いますけども、それは今度の仮定として考えていただきたいと思います。次、お聞きしたいのはですね、展示物の制作にあたった作者と作品の関係を聞きたいんですけど、これちょっと私ちょっと違っていたら言ってください。一番最初にこれを考えた時には将来ある学生の作品を作って町にそういう展示をするというお話じゃなかったですか。いかがでした。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

基本構想、芸術文化活動方針の説明等の時にはです、予算の時には、そのようなお話をさせていただいたのは事実でございます。ですが話を進めていく中でですね、訓子府町のこの事業への思いとかですね、重さをですね、大学側がですね、このままでいくとなかなか学生、現役の学生ではちょっと荷が重いと。厳しいということで大学を卒業した者、2年続けて大学院を卒業して武蔵野美術大学の助手的なことをされている方、2年続いておりますが、そのようなレベルでないとなかなか訓子府の期待には応えられないということで、学生からそのような方に変更になっております。

質問 1番 余湖龍三

それって結構問題かなと思うんですよね、違うんじゃないかと思うんですけどね、将来ある学生を育てるというようなことが最初にあって、それに対して予算を付けて、将来ある若者の製品を残すんだという話でいったのかなと思って、本当言うとこれ去年から思っていたんですけども、去年、山本さんが来て、公民館の裏で作り始めた時に、私は「あれ、山本さん学生なんですか」と聞いたら、「いや、私は講師です」と。「プロです」という話でした。それで彼女自身の「私はこういう作品を作って講師という仕事をしながら作品を作って作品を出しているプロなんですよ」という話で、ああそうなんだという話で、1年目のことはそうなのかなと思って、ただ今年来た松尾さんにも聞いたら「いや、私もプロですよ、講師ですよ」と。「こういう作品、石の作品が専門で作品を販売して生活をしていますよ」と。そういう話だったんで、これこれからもどうなんですか。プロ、はっきり言ってプロですよね、もうね、講師ですから。将来ある若者、大学生を育てるという趣旨とはちょっと違ってきているような気もするんですけど、今後の方針としては、それならそれでいいんですけど、説明してください。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

先ほどの大学生というお話をさせていただきましたが、ちょっと訂正をさせていただきます。大学院生などをということで当初予定をしておりました。実際プロではないかというお話でございますが、お二人とも20代というか若い方でございます。なかなか芸術の世界では20代はまだ卵にもなっていないような方でございますので、今後の育成という意味で大学とも相談をさせていただいて、このような人材にさせていただいていました。今後につきましては、また大学側とですね、相談をさせていただいて、できるだけ若手ということでは選ばせていただきたいなと思っておりますが、諸事情もございますので、今年のような助手の方とか、独立をしていますが、副業を持っている方などの選択になるかもしれませんので、その辺はご了解いただきたいと思います。

質問 1番 余湖龍三

終わった話なんで、わざわざこれからいうのはないですけど、ただね、ちょっとそういうとこで気が付かない我々も悪いんですけども、ちょっと違うのかな。大学院生ともまた違いますよね、講師ですからね、もうね、これはもう彼女たちは立派に自分の作品を作って売っていますんで、それはそれで違うんじゃないかと。そこでちょっとお願いがあるんですけども、お願いといいますか、やはり、どうなんですかね、去年の「くわ・くわ・くわ」にしろ、今年の「うんま」にしろ、彼女たちの意向というのは、どうなんでしょうね、鍬を作りたいというか、鍬の時は、私はこの材料を使って鍬を作ってみたいんだと。要するに開拓期の話でいけば、そういうものを作った方がいいと思うんだという主張があったのか、今年の松尾さんにしても、躍動期、何でしたっけ、なんとか期に対して、この馬というものがいいんじゃないのかと。本人の中でこんだけの大きい馬を作りたいと。そういう意向があったのかなと、ちょっとね、私としては疑問です。彼女たちの作品を見てると、こういうものを作り出す作品性じゃないんじゃないかなとちょっと思っていますよね、山本さんの作品、他の結構人気のある作品を見ても、ああいう鍬みたいなものを作っている作家じゃないですよね、松尾さんにしてもそうですよね、作品を見るともっと小さいものが専門ですね、これそういうようなとこで、要するにいい作家が、作家というか、そういう方を使って応援するんだということは大変いいと思うんですけども、それを制作にあたって、制作、何かを作ってもらうにあたって、その作者の意向というか、作者のいいところをきちんと取り上げているのか、それともやはりね、町の方で、やっぱりこういうものがいいんですよねと言ってしまったのか、そこら辺のところが非常に疑問を感じるんですよね、そこら辺は過程としていかがでしたか。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

作品、公開制作の作者の意向はどうだろうかというご質問だったかと思います。昨年の「くわ・くわ・くわ」でございますが、彼女の作とどうだろうかというお話ございました。基本的にテーマがございます。最初に上げました開拓期ですとか、発展期ですとか、五つの時代区分に分けてというのが大きな前提でございます。それに基づいて大学側、それから作家側とですね、協議をさせていただいています。大学や作家の方は、この訓子府の歴史的背景ですとか、そういうものは全くご存じでないので、こちら側からいろいろ資料を送ったり相談にのったりというようなことで、どういう作品にしようかという協議をしております。最終的についたのが、では最終的には開拓の最初の鍬ということもあるので、この事業の第一歩ということもあるので、鍬を入れるということで鍬にしましょうかというのがお互いの話し合いの中で決まってスケッチなどを出していただいています。今年の「うんま」につきましても開拓期、鍬から次は馬だねというようなことにすんなりいった訳ではございませんが、いろいろと資料を提供したり、こちらの現地に来ていただく中でですね、先ほど言いました歴史的背景をお話をしたり、歴史館を見ていただいたりという中で「うんま」というようなことに決まったという経過でございます。

質問 1番 余湖龍三

その作品を作るにあたって、こちらから、もちろん向こうの方はわからないのでこちらからいろいろな資料を送った中で作品を決めたんだというお話で、それ以上を突っ込むところはないような気がするんですけども、やはり、ただその中にやはり鍬にしろ、馬にしろ、それでよかったのかなって、ちょっと私としては思っています。それが本当に作者の意向であれば、その作者を選んだことに対する中傷になりますから、それは言いませんけども、やはり来年はですね、次が何になるのかわかりませんけども、きっと来年もやると思うんですけどね、展示物作るんじゃないかと思いますけども、本当に作者の、この人だからこういう作品ができたんだというものをきっと目指していただきたいなと私は思うんですよね、知らないから、ああこの人方はこれぐらいの作品を作ったんだと思うんじゃなくて、その人をやっぱり私みたいにちょっと調べちゃうと、これちょっと違うんじゃないかなってちょっとそういう気持ちが出ちゃうんですよね、だからそこら辺、彼女たちが何年後か、今年も来ましたけどもね、来た時に私はあの作品作ってよかったと言ってもらえるようなものというのは、やはりこちらから本当に大きな目標というか、その時期だけは、方向だけは話して、作品というのは、やはり逆に向こうから提案してもらうような形が彼女か彼氏になるかわかりませんけども、必要じゃないかと思うんですけども、いかがでしょうかね。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

公開制作の彫刻の制作の過程にあたってのお話なんですけど、高橋課長からお話しているように、うちとしては五つの時代のうちの町の時代背景の中の五つをテーマの中でやっていただこうということで、この事業始まっております。その中で作家の方、本町出身でございませんので、やっぱり私どもとしては、本町にふさわしいものとか、風景や文化、歴史の中で、うちの町に合ったものを作っていただきたいということでテーマを提供しているということで、それで資料や写真やものを事前にお送りして、その中から作家の方から、例えば鍬がいいんではないかとか、それじゃ開拓時代の実際上、農耕馬として使っていた道産子である馬がいいんではないかというお話の提案があって、作家の意向を捉えながら私たちの意向というのが含めながら今の作品を作ったという過程でございますので、私どもが一方的にそういう部分を作家の方を無視してということございません。また、やはり作家の作品に対する愛着もございまして、昨年の山本さんは今年また本町に来て自分の作品だったり、後輩である松尾さんの作品公開も見ながらですね、先輩としてのいろんな訓子府町のことも含めて助言をいただきながらやっておりますので、それらの方もご理解をいただきたいと思います。

質問 1番 余湖龍三

ぜひ数十年後に作った作者が満足できる、よかったな、訓子府であれを作って、展示してよかったなと言えるような、自分の気持ちに合った作品が作れるようなバックアップをしてあげたほうがいいんじゃないか、訓子府に合う、合わないというのは、もちろん歴史的なもので、そういう方向性で合わすんであって作品の具体的なものについては、やはり作者の意向を大事にした中で将来につながるものを作ってもらうようなことを考えていただきたいなと思いますのでよろしくお願いします。来年のことをちょっとお聞きしますけども、黒板ジャックは先ほどのお話の中で大体終わったんじゃないかというような表現がありましたけども、それに替えてワークショップ等を増やしていくというような方向ですけども、これについては黒板ジャックの予算を来年度に、そういう方に向けてでも大体全体的な予算規模というのは同じことで考えているんでしょうか。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

次年度の予算規模、今、予算策定中ですので、詳細はなかなかまだ決定ではございませんが、大体今年度規模で来年度も推移していきたいと考えています。

質問 1番 余湖龍三

予算は今考えているんでしょうから、使い放題、使い放題と言ったら駄目ですよね、使い方は自分たちで考えて組んでいくんですからいいんでしょうけども、やはり少なくても年間二百数十万円のお金を使うということの大事さというか、ですからそういうことから考えますと、先ほど最初から言っていますような評価に対する、評価といいますか、良いにしろ悪いにしろ、やはり町の町民全体からの評価を得れるようなことの大切さというのはあるんじゃないかと思います。先ほども言いましたように参加した人というのは、やっぱり良かったねと言ってくれると思いますよ。おもしろいと思いますから。私も今年、何でしたか、あそこで馬を作った、あの展示を見ても、ああこれをやった子どもたちというのはきっと楽しかったんだろうなと思いますけども、それでもたかだか十何人ですよね、だからそれが少なくても来年は50人とか100人になったら、きっとその親もある、そして広がりが全然違ってくるんじゃないか。だから行事をやって5人、10人、はっきり言うと、あまり多くないですよね、アートタウンプロジェクトの参加者というのは。やっぱりここら辺がもう3年目ですから、やはり一つの事業をやった時に最低でも50人や60人、子どもたちですから、やっぱりそれぐらい集まって、わいわい楽しくやれるようなものを、今、去年、今年を見ますと10人とか20人とかの世界でやっているんじゃないかと思うんで、そこら辺のことをやっぱり5年計画しているから5年がいいっていうんじゃなくて、やはりもっともっと発展性のある中でやってほしいと思うんですよ。それでもう一つ聞いておきますけども、今年は北見の先生の、彫刻家の先生の作品の町の中を回った中でワークショップみたいな、理解をするための何かやりましたよね、あれ以外にもまだありますよね、訓子府ってね、作品がね、あの先生以外にもたくさんありますよね、やっぱりせっかくそういうこと考えると、2年目だからと言われると別かもしれませんけども、やはりもう本当に何回でもいいから町内にある全てのものがもっともっと皆さんに興味を持ってもらえるような事業の組み方、それと先ほど言いましたように人数の参加がなるような方向性、そこら辺のところを具体的に考えていましたらお願いします。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

発展性を築くようにというご質問、ご意見だと思います。まず参加者の関係ですけど、なかなか一人の講師でいっぺんに50人というのは、なかなか難しい話ですので、定員を決めたりとかしております。大体10人から、ものによっては20人ぐらいというが可能な範囲だと思っておりますので、回数を増やすなどしてですね、今後できる範囲で拡大をしていきたいなと思っております。今年、小川研さんですね、北見市在住の小川研さんの彫刻作品のパブリックアート巡りということですが、今回、小川さんの作品ばかりじゃなくてですね、それこそ訓子府小学校にある子どもの像ですとか、二宮金次郎も含めてですね、それから銀河公園にあります鉄道の車輪も含めてですね、ほぼ全部を回らせていただいてですね、小川さんから解説をいただいたりということをしております。次年度もですね、なかなかこういう機会ございませんので、実施をしていく方向とですね、小川さん町外にも作品がありますので、参加された方にはぜひ小川さんの他の作品も見てみたいということですので、町外の方にも含めてですね、足を向けていきたいなと考えております。

質問 1番 余湖龍三

お金の話をすると、またお金の話になっちゃいますけども、二百数十万円の予算をまた来年もそれは約束事でやっていますんで、きっとみるんでしょうけども、やはりそれが効率よく、将来に芸術の芽を今の子どもたちから将来に向かってということで始めた事業であって、今日、明日で結果が出るとは思いません、もちろん、思いませんけども、やっていることの理解を得るということの必要性はあると思います。ですからきちんと、確かに今年もこんだけ四つ、五つの事業をやって、予算を執行していますけども、それがいかに町民の方の中に評価をされるぐらい、いいにしろ悪いにしろ評価をされるぐらい、やっているんだってわかってもらえるような体制と、その結果がよいにしろ悪いにしろ、聞けるような評価をもらえるような体制というのは、やはりこういう事業というのが大事だと思います。そうやって積み重ねていく中で、きっと将来素晴らしい芸術家が出るんでしょうから、よろしくそこら辺の方向性をお願いして、質問を終わりますけども、教育長、最後にお願いします。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

確かに芸術文化ということで、なかなかこういう小さい町にあって、こう直接そういう芸術性の高いものに触れる機会が少ない部分もあって、特に武蔵美大の連携事業の中で、そういう触れる機会を本町の中でも一昨年度から今進めているところで、一つの例で先ほど申し上げたように、こういうやっぱりその芸術や文化に触れることによって、町民の方から自らこういうことをやっていきたいとかって企画が、やっぱ私たちは種をまきながら、そこを町民の中で花を咲かせていただくような事業展開をこれからもしていきたいと思っていますので、いずれにしても多くの町民の皆さまがこういう事業に参加され、直接触れながら機会の提供等、またそういう芸術の人材育成に向けてこれからも努めてまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 1番 余湖龍三

ここにいる議員じゃなくて、町民にご理解いただけるような方向性で活動していただきたいと思います。以上です。終わります。

出典:訓子府町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる