訓子府町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月14日
町民の本音が聞こえますかについて
2016年12月14日、訓子府町議会の一般質問で、西森信夫議員が「町民の本音が聞こえますかについて」質問し、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 西森信夫 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 西森信夫
次に、時間が限られていますので、次の質問に移っていきたいと思います。次に、町民の本音が聞こえていますか。訓子府町長にお尋ねいたします。今春認定こども園の開園に始まり、長寿会館、アート作品の移設、スポーツセンター構想など大型投資が続く昨今ですが、町、行政が取り組んでいる「まちづくり推進会議」「車座トーク」「夜間町長室」など、町民の声を聞くさまざまな取り組みに、地域とのコミュニケーションをとるための良好な取り組みではないかと考えます。本町も将来の人口推移をみると10年後には600人減の4,500人になる推計があるように確実に人口減の町へと移りつつあります。どのような政策でも賛否はつきものと思いますが、次の件につき伺います。一つ、各委員会などでの委員さん、町民の本音が聞こえていますか。二つ、さまざまなトーク会、座談会、他意見交換会などでは説明が中心になり、納得させるための会になっていませんか。お伺いいたしたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「町民の本音が聞こえますかについて」2点のお尋ねをいただきました。1点目に「各委員会などでの委員さん、町民の本音が聞こえていますか」とのお尋ねがございました。私は1期目の政策のひとつとして「町民の総意で町の将来を決めるシステムを確立すること」2期目には「町民のひとりひとりの知恵とパワーで『まちづくり』を進めること」を掲げました。訓子府町は町民のものであり、町のことは町民が参加して決めることを目指して平成20年から38名の委員で構成する「まちづくり委員会」を設置し、18回に及ぶ委員会の議論により住民が自由に意見を述べることができる常設組織設置の提案を受け、「住民参画ビジョン検討委員会」などの議論を経て、現在進めている「まちづくり推進会議」を設置し、11月で15回の会議を重ねることとなっています。その他、各地域、団体に出向き車座になり意見交換する場としての「車座トーク」、毎月1回の「夜間町長室」など積極的に町民とのコミュニケーションの機会を拡充してきたところであります。議員がご指摘の町民の本音の真意は測りかねますが、地域推薦の29名で組織する「まちづくり推進会議」、少ない人数で意見交換できる「車座トーク」のほか、個人的な相談も可能な「夜間町長室」など町政への要望、意見などをお聞きしておりますので、まだまだ十分とはいえませんが今後も継続して開催してまいりたいと考えています。次に、2点目の「さまざまなトーク会、座談会、他意見交換会などでは説明が中心になり、納得させるための会になっていませんか」とのお尋ねがありました。町民のまちづくりへの参加機会につきましては、1点目の回答にありましたが、昨年実施した総合計画策定のための町民アンケート調査の「住民参加のまちづくりのために必要なこと」の設問の「行政と町民の情報の共有」の回答が42.8%と高い水準にあることなどからは、さまざまな機会を通じた行政情報の提供をはじめとし町の懸案であり、町が提案する事業の説明は当然実施していくこととなりますが、議員ご指摘の説明が中心となっていることにつきましては、説明員が不慣れで、説明時間が長くなっていることもありますので今後改善するよう努めてまいります。また、町が提案する事業につきましては、提案までの背景や課題も含めて町民の方の理解を得ることや出席されていない方への伝達なども目的としていますので、提案内容を理解された中で意見交換している状況にあります。そういったことからは、反対意見や改善への意見などを真摯し ん しに受け止め、事業に反映させていくことが「住民参加のまちづくり」につながると思っています。以上、お尋ねのありました2点につきましてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 8番 西森信夫
ただいま、町長から回答いただきましたが、2、3点お伺いをしたいと思います。いろいろな座談会、委員会、トーク会での何名出席中反対がなかったのでという報告が多々あります。それで町民の理解を得られたというふうには思っておりません。もっと時間をかけて丁寧な説明を理解を得られるような方法を取るべきではないかというふうに私は考えます。町長にお伺いしますいかがですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
全くそのとおりだと思います。これはまちづくり推進会議だけではなくて、例えばスポーツセンターのことでいいますと17町内会・実践会に及ぶ話し合い、車座トーク等も開催しながら、できるだけ少人数の中でも町の考え方をお示しさせていただきながら、ご意見をお伺いするという状況をつくってきていますし、これからも努力していきたいと思います。
質問 8番 西森信夫
町民の財政的な心配は各議員から質問でたくさん出ましたので、私は別の角度でまたお伺いしたいと思います。私は全ての案件に対して反対するものではなくて、将来の訓子府のことを考えるとやはり耐用年数がきた構築物などに関しては人口が減る前に身の丈に合った規模で建て替えるべきというふうに私は考えておりますが、町民の複数の方々からは本音が聞かれます。私どもの方に非常に多く聞かれます。その度に執行者である町側に直接言ったらどうですかということが多々あります。ただその中にはやはり住民が減る前に建物でも道路でもお金のかかるものは今の町政のうちに執行した方がいい、やった方がいい、賛成だという若い者の声もあります。ただその数倍、反対のお金のかかる建物はいらないと、もっと小さなものでもいいのではないのか、それから将来的な人口減が見えているのに、なぜ今構築物にこだわるのか。それから財政的に余裕のない中でなぜ今芸術品を設置したのかとかさまざまな苦情が寄せられます。私が執行者でないから言うのか、理事者だから言うのかはわかりません。非常にそういう生の声が聞けます。切羽詰まった声が聞けます。この件に関して町長にお伺いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
なぜこの時期に大きなものを建てなければいけないのかと、なぜこの時期にというご意見があるということは私どもも把握し、意見を聞いたりしています。だからこそ私どもの考え方を説明し、できるだけご理解いただくような努力をこれからも今までもやってきておりますので、ここはご理解いただきたいと思います。
質問 8番 西森信夫
何らかの方法で町の方針、それから町民がわかりやすいかたちでの財政の将来的な流れをわかりやすくやはり町民が安心して賛成して、やはり建物を建てるにしても何をするにしても町民の半分以上の賛成があってやはり取り組むべきだというふうに私は思います。それがないからやはり町民は将来に非常に不安を持って、正面きっては言えないんだけれども、やはり影に回るといろいろ言うと。それが本当の声ではないかなと私は思います。なぜ執行者である町長に言わないんですかという問いかけを何回かしたことがあります。そうするとある町民の方がこう言いました。いやあ、俺なんか言っても雄弁な町長の前ではなかなか本音を出せない。やはり聞いてくれて、そうか、立ち止まってやはり考え直してみるかということであれば言ってもいいんだけど、言っても駄目だと非常に悲観的な声が返ってきます。これでは町政どうにもならんなという限界にまで私は感じます。何とかこれしなければならないなと。私一人の力ではどうにもなりません。これ町長どうしたらいいでしょう。お伺いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
できるだけ可能な限り町民に寄り添いながら、さまざまな事業の執行や話し合いや日常的な行動も含めて私自身は己に言い聞かせながらやっているつもりでございますけども、それにしてもやはり行政の町長や一つの仕事を責任を持っている者に対しては言いにくいというのはいつの時代も変わらないのではないでしょうか。
質問 8番 西森信夫
私もまちづくり推進会議に傍聴として後ろで聞かせていただいたことは何度かあります。委員さんは夜分非常に疲れた中、まちづくり推進会議に出てきていると。非常にご苦労ですということですが、黙って後ろで聞いていますと、2時間の会議の中でほとんどの方が口を開きません。ただ説明を聞いて黙っているだけです。町長が誰々さんいかがですかと聞いて初めて重い口を開く。その開いた言葉は、いや賛成です。反対意見はありません。ほとんどがそうです。2、3そういう意見が出ると、特に反対意見はもう出てきません。やはり町長が確かにその座長になってはいるんですが、やはりここら辺の会議体の持っていき方もやはり町民がもっともっと意見を出しやすい会議体にしていくべきではないだろうかというふうに考えます。いかがですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私が進行して、そして私が意見を求める。この方法は私自身も迷いもありますし、つらいものもあります。実はこれも経過がありまして、やはり全ての課長が出席すべきだと。そして進行は町長がやるべきだという住民参画検討会議の答申を経て、私が今ままできている状況もありますので、これらについてもし必要であれば、他の課長やいろいろな人たちが参加する。状況によっては私が出席しないで言いやすいような雰囲気の中でやるということも一考しなければならないと思いますけども、経過としてはそういうことです。
質問 8番 西森信夫
私も大変聞きにくいことを一般質問しているわけですが、町民が聞きたくてもなかなか町長に聞けないということがありますので、定例会で私がそれでは変わって町長に聞きましょうということで今日は聞いているわけですが、町長も非常に苦しい立場もわかりますし、答弁を聞いていてもそこはわかります。ただ最後に私が思うのは、町には大変優秀な職員がたくさんいます。それで町民のいろいろな声を聞いている職員がいるはずです。これだけたくさんいますから。町民の本音を広く収集する、集める、アンテナを張ってやはり町政執行をすべきではないかなというふうに私は思います。歴史を振り返りますと、昔から自分の側近には耳には非常に痛い、目には見通しのきく、現状を直視できるものを置きたくなくても置いている部署ならびにやはり首長がいました。歴史をひも解くとね。やはり町民、住民は何も考えていないのではなくて、やはり雄弁な町長の前ではなかなか自分の本音を出せないのが現実です。ご理解をいただいて、やはり一歩下がって聞く耳を持っていただいてはいかがかなと思います。町長に伺いたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
もしそのようなことがあるとすれば私も一歩か二歩も下がって進めていかなければならないというふうに思います。しかしやはり行政は一方では町民のお任せ民主主義的なところも多聞にしてあります。町民の声、町民の声と言いますけれども、やはり任せておけばいいんだと、何かあったときには必ず言ってくるだろうという意見もありますので、これはやはり住民の意見をきちんと受け止めるといいながらも住民自身もやはり変わっていかなければならない。それはまちづくり基本条例の目指すところでありますので、ここをやはり時間かかるかもしれないけど、なんとしても残り2年の中でやっていきたいというのが考え方であります。
質問 8番 西森信夫
町長の言い分、非常にわかりました。十二分に今後とも町民の声に耳を傾けていただいて、やれるところはぜひ取り組んで不満の出ないような中での、不満が少なくなるような中での行政執行をやって、できた暁には、町民は良かったなと。この建物ができて良かったな、これができて良かったなと心から言えるような行政執行を目指していただきたいと思います。それでは私の質問はこれで終わりたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私たちにも職員含めてそのような思いで日常的に仕事していますので、これはぜひご理解いただきたいと。それから町長に言いにくいという人が議員に話かけているとすれば、ぜひご案内いただいて、私と面と向き合って話をする努力を議員にもご期待したいと思います。