みんなの議会

訓子府町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月15日

開基120年記念事業としての史跡標示板・保存樹木標示板整備事業について

2016年6月15日、訓子府町議会の一般質問で、工藤弘喜議員が「開基120年記念事業としての史跡標示板・保存樹木標示板整備事業について」質問し、教育長 林秀貴、社会教育課長 高橋治が答弁しました。

質問者
工藤弘喜 議員
答弁者
教育長 林秀貴、社会教育課長 高橋治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 工藤弘喜

次の質問になりますが、これは教育長の方に答弁をお願いいたします。史跡標示板・保存樹木標示板整備事業についてということでありますが、本町は開基120年記念事業の一つとして、昭和62年に作製・設置された史跡標示板・保存樹木標示板の整備事業が予定されておりますが、この事業に取り組むにあたり、次の点についてお伺いをいたします。まず一つ目ですが、今回整備を予定している箇所はそれぞれいくつあるのか。二つ目に、新規のものはあるのかということです。三つ目ですが、今回の事業を標示板整備だけに終わらせるのではなくて、町のこれまでの歴史を振り返る機会とすることも意義あることと思いますが、この点についての考えをお伺いをいたします。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

ただいま「開基120年記念事業としての史跡標示板・保存樹木標示板整備事業について」3点のお尋ねがありましたのでお答えをいたします。史跡標示板につきましては、町民からの意見により、昭和55年度に訓子府の貴重な歴史的文化遺産などの史跡を標示するために設置し、昭和61年度にはその概要などを記した説明板も取り付けました。開拓前の史跡や産業・交通の発祥地、学校跡など、現在12か所に設置をしております。また、保存樹木につきましては、開拓とともに自然が失われていることから、昭和60年度に自然とのふれあいを大切にする心を助長し、美観風致を維持することを目的とする「保存樹木の指定要綱」を制定し、保存樹木として指定しているところです。指定にあたっては町民の方々からいただいた情報をもとに、健全でかつ、樹容が優れているものの中から、その所有者または権利者の同意を得て「原生木のまま残されているもの」「由緒由来のあるもの」「住民に親しまれているもの」「町内に唯一のもの、または珍しいもの」「その他保存する価値のあるもの」の中から町文化財審議委員会の意見を参考に教育委員会が指定しており、現在13か所24本となっております。まず、1点目の「今回の整備予定箇所」についてのお尋ねでございます。史跡標示板、保存樹木標示板ともに経年劣化により傷みが激しくなってきたことから、開基120年という歴史的な節目に合わせて、風雨や雪に強い金属等の材質を用いて全て更新する予定であります。史跡標示板につきましては14か所、保存樹木につきましては13か所を予定しております。2点目に「新規のものはあるのか」とのお尋ねでございますが、昨年度開催した町文化財審議委員会の意見をお聞きし、史跡標示板につきましては、学校跡地であります「北訓小・中学校跡」と「緑丘小・中学校跡」の2か所に設置を予定しております。また、保存樹木標示板につきましては、住民に親しまれているものとして「図書館前のアカマツ」1か所1本に設置を予定しております。3点目に「今回の事業を標示板整備だけに終わらせるのではなく、町のこれまでの歴史をふり返る機会とすることも意義あることと思うが考えを伺いたい」とのお尋ねでございますが、町の歴史に関することについては、施設の管理はもとより、生涯学習情報紙「まなベル」等による歴史館資料の紹介や、より多くの町民に町の歴史等の場所を知っていただくための周知に努めるとともに、史跡標示板や保存樹木の位置や説明を掲載した文化財マップを発行し、それを活用して史跡等を見て歩く「文化財めぐり」を実施するなど、子どもからお年寄りまで幅広い年代の町民に町の歴史や文化について親しみながら学ぶことができるような事業展開を行っていきたいと考えております。また、本町の豊かな自然や歴史、産業などへの理解を深め、先人の暮らしや文化などの歴史的な価値などを町民とともに保存・継承に努めてまいります。以上、お尋ねのありました3点についてお答えをいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 5番 工藤弘喜

どうもありがとうございます。今、答弁いただいたのですが、これについても本当に何点かだけの質問になるかと思いますがしていきたいと思います。まず史跡標示板の関係を先にちょっと質問したいのですが、新規のことでいきますと、新規をどのぐらいということになりますが、先ほど基準等もちょっとお聞きした中で、こうやって回答も得ているわけですけれども、新しいものとしては北訓小・中学校跡と緑丘小・中学校跡の2か所ということでありますが、それの他は既存のところに標示板を付け替えるというか新しく作ってということですね。その中で実はこの新規について、ちょっと今回いろいろと尋ねたいと思ったのですが、たまたま自分もそういうのが嫌いではないので町の歴史も含めて、昭和42年発刊になっている70年の町史なんかもちょっと何回か読んで、この間もちょっと読んでいたんですが、その中で、今回この北訓小・中学校跡と緑丘小・中学校跡ということになるんですが、私もこの、今廃校になっている美園だとか南訓、たまたま回ってみるんだけれども、本当にどこに学校の跡地があるのかわからないし、でもその町史をあのときは飯田さんという方が執筆されて、いろんな協力員も得ながら本当にこういう厚い中身のあるものなんですが、特に中で感銘したのは学校の設置に対して大変な開拓の苦労をしながら、自分たちの命や暮らしを本当に脅かされるような状況にありながら、でもなおかつ自分の子どもたちの教育、あるいは地域の周りの人たちの子どもたちの教育のことを考えて学校の設立に本当に苦労して、その思いというのを十分町史の中に書かれておりました。ああいうものというのは、今回、北訓、緑丘、私もそれは頭にあったんですが、その他の学校なんかはどういうことで省いたのか。できれば一緒に美園も南訓も、南訓なんていうのは、あそこも何か話に聞きますと、この山、造材であそこに開拓に入って、でも大変な苦労をしながら、出ていった人もたくさんいた中で、でも子どもたちの教育のためにということで本当に美園もそうですけれども、何かやはりそういう思いというのは私たちの町として伝えていってもいい部分ではないかなというふうに思っていたところです。そういう意味も含めて、鉄道の問題もちょっと頭にあったんですが、鉄道のことについては、旧駅舎の中にもありますし、あそこの公園の中にもモニュメントとしてありますから、これはこれで十分いいのかなというふうに思いましたけれども、学校の問題だけはどうも頭から離れられない、これは個人的な思いもあるのかもしれませんけれども、そういうことでありましたので、ぜひそこら辺の検討についてはどうかなと思いますがいかがでしょうか。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

現在12か所ございまして、先ほど申し上げた61年度に史跡標示板を設置しながら、それぞれの時代の中で残すべきものを制定しているというかたちで今現在12か所ということで、今、学校の関係がございましたので、今現在の12か所の中には中の沢小学校跡地、それと南訓小・中学校跡地、美園小・中学校跡地がこの12か所の標示板の設置場所になっておりまして、ただちょっと特に学校跡地ですから、今、草が生い茂っている状況で、なかなかわかりづらいということもございますので、今回史跡標示板を更新するにあたり、その辺の環境整備も含めて教育委員会として整理していきたいと思っております。またちょっと鉄道のお話も出たので、そのことについてちょっとお話をしていきたいと思いますけど、実は文化財審議委員会を昨年3回ほど開催いたしまして、まずは現在の現地を見ていただいて、保存樹木なり史跡標示板の状況を見ていただいたと。それと教育委員会として残すべきものということを候補に上げながら文化財審議委員会で審議いただいた中で駅舎や停留所というところもお話があったんですけど、特に駅は今、議員がおっしゃったように銀河線があったという部分を今の駅舎の中で残していることと周辺環境のこともあるので標示板までは設置はよろしいのではないかと。それと停留所については既に鉄道用地でもないという状況もあることから設置もよろしいのではないかというご意見もいただいた中で今回、先ほど申し上げました新規の2か所を含めて14か所を考えているというところでございます。

質問 5番 工藤弘喜

大変申し訳ないことをしましたけれども、本当に標示板が全然わからないで回って歩いていたという状況です。本当にそういうことから考えますと、そういうことであればいいなというふうに思います。やはりそういう部分というのは今回120年の事業の中でもCDの中で各学校の校歌といいますか、そういったものも収録するということも含めてありますし、やはり自分たちの地域に昔、特に出た方々、訓子府から出ていかれた方々がやはりこの人たちが、中には訓子府でいろいろあって出ていったら何になるんだということもあるかと思いますけど、でも出ていかれた方がやはり訓子府を支えてくれていると。応援団になってもらうと。その関係をやはり密にしていくということというのは本当に大事なことかなというふうに思いますし、それに一役も二役もかう中身にこの標示板の問題、史跡の問題はあってもいいのかなというふうにも思いますので、ぜひそういう立場で学校関係も心に残っていたところであります。次に、保存樹木の関係でいきますと、これもちょっと回ってみると本当にわかりづらい、今ある何か所か見てもわかりづらいのと、何か相当老木になるというか、そういう管理の問題等も含めてどのように考えておられるのでしょうか。今既にある部分もなくしてしまう部分があるのかどうかも含めて、それと地権者というか、その関係も含めてどういうふうな整理をされているのかお伺いをいたします。

答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)

ただいま保存樹木の部分につきましてのご質問がありましたのでお答えをいたします。保存樹木につきましても標示板を掲示をしておりますが、経年により倒れたり壊れたりということで、今回それに伴いまして設置をするということになっておりますので、議員が回られたときにわかりにくかったか表示がなかったということはそういうことでご理解をいただきたいと思います。それから老木につきましてはですね、実は今年の3月の教育委員会議の中で決定をさせていただいて指定解除をさせていただきましたが、美園にありました桜の木、これは長年指定をさせていただきましたが、地権者の方からももう老木になっているのでということでお話がありましたので、この新設の看板の機会にですね、解除をさせていただいております。他につきましては、かなり経年しているものもございますが、まだ木に勢いがあるとかですね、倒木の恐れがないということで継続した指定で進めてまいりたいと思います。地権者の関係につきましては、毎年地権者の方には個人につきましては幾ばくかの謝礼をお支払いしながらですね、礼状を送りながら毎年管理をしていただいているというところでございます。以上です。

質問 5番 工藤弘喜

そうすると地権者の人に管理も、周りの草刈りも含めて、標示板のあるところも含めて管理をしてもらうというかたちで、それに対する幾ばくかの謝礼も含めてやっているという捉え方でよろしいのですね、はいわかりました。ぜひ特に樹木、結構やはりなかなか大変かなという、日常ちゃんと見ていないと強風があったりなんかする場合もありますので、そういう部分については、よく連絡、もし何かありそうなときには連絡を取りながら地権者の人たちにも安心してもらえるようなことを、お金を払っているからいいということではなくて、そういうかたちをとっていただきたいなというふうに思っております。最後の質問になりますけれども、こういう史跡標示板、あるいは保存樹木標示板等のこの事業をどう町民にさらに広げて価値のあるものにしていくかということでは、先ほども最後の答弁の中で述べられておりますので、ぜひこういった方向でしていただきたいんですが、やはり子どもからお年寄りまで幅広い年代、ここに書かれていますように、この町の歴史や文化という、これをそうお金もかけなくてもいいような、例えば公民館のロビーを活用した事業、事業というか展示するとか、あるいはもう既に歴史館の中にもいろんな文化財というものも収納されておりますので、そういった部分も含めて、もうちょっとこう訴える、見ながら聞きながらということも含めてできるような、そういう何か事業も1年に1回ぐらいどこかで経年的にやっていかれるような、そういう考え方もぜひ持っていただきたいなというふうに思いますので、ぜひそういったことも含めて、さらに何か考え方があれば教育長の方から答弁をいただいて、この質問は終わりたいと思います。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

先人が大切に守り継いできた文化的な資源はやはり私たちが後世に残していかなければならないという部分でいえば私たちの責任であると思っております。そういう中で今、議員がおっしゃるように本町の文化財の中でこれまでに活用が本当に効果的であったかというところはちょっとさまざまな状況もございますけど、これらを開基120年を契機といたしまして、議員のご意見も参考にさせていただきながら今後も町民への啓発を図っていきたいと思っておりますのでご理解いただきたいと思います。

質問 5番 工藤弘喜

これで二つの質問が終わりましたので、私の一般質問は閉じたいと思います。

出典:訓子府町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月15日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる