みんなの議会

訓子府町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月15日

商工業の振興について

2016年6月15日、訓子府町議会の一般質問で、工藤弘喜議員が「商工業の振興について」質問し、町長 菊池一春、農林商工課長 遠藤琢磨が答弁しました。

質問者
工藤弘喜 議員
答弁者
町長 菊池一春、農林商工課長 遠藤琢磨

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 工藤弘喜

5番、工藤です。それでは、ただいまから私の一般質問を通告書に従いまして進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。今回は二つありますけれども、はじめに町長にお答えをいただきたいと思います。商工業の振興についてということが第1点目です。本町において平成23年度から一般住宅を対象に「住環境リフォーム促進事業」や平成26年度から平成30年度までの5か年を予定とした「店舗改修事業」また同時に事業期間を同じくする「店舗出店等支援事業」を創設し、商工業の振興と地域の活性化に向けた施策を展開しているところであります。これらの事業については、平成27年度の本議会の平成27年度所管事務調査所見においても町内の経済効果・町民生活の充実に大きく貢献したものと評価をしているものです。ついては、これまでの事業効果と今後に向けての考え方について、次の事業についてお伺いをいたします。まず一つ目でありますが、平成23年度から始まった「住環境リフォーム促進事業」、平成26年度から始めた「店舗改修事業」「店舗出店等支援事業」の実績と効果をどう評価されているのかをお伺いいたします。二つ目ですが、「住環境リフォーム促進事業」と「店舗改修事業」については、今年度予算については減額になっておりますが、その根拠と今後へ向けてのこれらの事業の考え方をお伺いいたします。三つ目ですが、北海道においても平成28年4月1日より「小規模企業振興条例」が施行されております。本町の商工会からも本町のこれからの地域振興事業展開に向け「訓子府町小規模企業振興基本条例」の早期制定が要請されているかと思いますが、この基本条例制定に向けた考え方をお伺いいたします。以上、この3点についてお答えをお願いいたします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「商工業の振興について」3点のお尋ねをいただきましたのでお答えをいたします。1点目の「住環境リフォーム促進事業」「店舗改修事業」「店舗出店等支援事業」の実績と効果をどう評価しているかとのお尋ねでありますが、まず各事業の実績について申し上げます。平成23年度からスタートしました「住環境リフォーム促進事業」につきましては、27年度までの実績で工事件数268件、工事費総額2億1,885万円、商品券による助成額3,308万7千円となっております。また「店舗改修事業」におきましては、平成26年度、27年度の合計で工事件数13件、交付対象経費1,139万9千円、交付金額527万8千円、「店舗出店等支援事業」では事業初年度の26年度は申請がありませんでしたが、27年度は2店舗、交付対象経費が3,799万4千円、交付金額600万円、28年度も既に1店舗交付決定しており、他にも1店舗の計画が出されております。事業効果につきましては、3事業とも町民や商工業経営者に浸透されてきており、住環境リフォーム促進事業では町内業者の受注機会が確保されることによる収益の増、また商品券での助成により町内商店での購買額も増えていることは間違いありません。店舗改修事業、店舗出店等支援事業に関しましては、集客の増加につながるとともに、快適で安心な市街地の形成と商工業の活性化が図られていると評価しております。次に、2点目の「住環境リフォーム促進事業」と「店舗改修事業」について、今年度予算が減額になっている根拠と今後に向けての考え方についてのお尋ねですが、まず住環境リフォーム促進事業におきまして、平成27年度事業につきましては、国の先行型補助の消費喚起事業により財源確保ができたため、前年度からの明許繰越による事業でありましたが、平成28年度予算編成にあたっては、1件当たりの工事費が減少傾向にあることと町内事業者の受注状況も考慮するとともに、平成30年度まで事業期間を継続することを踏まえ各年度の平準化を図るため前年比200万円減の予算計上をしたところであります。店舗改修事業におきましても、実績等から大きな増改築事業は少なく、トイレの改修やLED省電力化工事などが多く、1件当たりの改修費用が少額傾向にあるため、27年度実績をもとに前年度比50万円を減額するなど実績を勘案して予算計上しております。今後に向けての考え方につきましては、両事業とも細かな条件などを随時見直しながら平成30年度まで事業を継続してまいりたいと考えております。次に、3点目の「小規模企業振興基本条例」制定に向けた考え方についてのお尋ねですが、商工会から条例制定に関し正式な要請はまだございませんが、議員ご指摘のとおり北海道においては今年4月1日より「小規模企業振興条例」が制定されました。この条例は小規模企業の振興に関し、基本理念を定め、町の責務、小規模事業者、金融機関などの関係機関の役割を明確化し、小規模企業の振興に関する施策を総合的に推進し地域経済の活性化および住民の生活向上を目的とするもので、行政独自で制定できるものではなく、制定に向けては商工会、商工業者、必要によっては金融機関、JAも含め十分論議しながら進めていかなくてはならないと認識しております。今年度は、現在商工会が国に対して申請をしております「経営発達支援計画」の内容も条例制定に重要な項目となることから商工会をはじめ関係機関との協議を重ね、条例化に向けた検討を進めてまいります。以上、お尋ねのありました3点についてお答えをいたしましたので、ご理解を賜りたいと存じます。

再質問 5番 工藤弘喜

それでは、全体をとおして何点かに限ると思いますけれども、再質問というかたちで質問させていただきます。まずはじめに住環境リフォーム促進事業、あるいは店舗改修事業、店舗出店等支援事業の実績と効果については、回答にありましたとおりですが、これについて商工会の皆さん、あるいは町民の皆さんも含めて、やはり評価というか、よかったなという声は基本的には多くいただいているのではないかなというふうに思います。商工業者の方ともお話をさせていただいた経過も若干ありますけれども、やはりこのことによって、今、疲弊してきているというか、商工業全体的に落ち込んでいる中で元気の出る施策の必要十分条件では、それだけでは十分とはいえないけれども、でも本当に必要ないい施策だったなというふうなお話を伺っているところです。その中でよくいわれていましたのは、私たち商工業が今抱えている困難というのは、一つはやはり仕事がないんだということ。それからもう一つは持続的な支援といいますか、毎年の経営が本当に続けられるのかどうかというそういう不安、それともう一つがそれらの結果として出てくる後継者の問題、この三つがやはり今これは訓子府だけではなくて、全国的な商工業者が抱えている大きな問題点というふうに捉えていいのかと思いますけれども、本町においてもやはりそういうことになっている。今回の訓子府の場合の住環境リフォーム促進事業、あるいは店舗改修事業にしてみたら、それこそ十分ではないけれども、特効薬というのか、そういう意味合いでは本当によかったというふうな声を聞いているところです。やはりこういったことは全国的にみても本町の場合はこの店舗出店等支援事業も含め、また来年から予算化されますけれども、商工業の方々の後継者の支援の問題、助成の問題、あるいはそこで雇った方に対する助成の予算措置等もこれからも出てきますので、全国的にいろいろ話を伺ってみてもやれる範囲というか限られた条件の中で精一杯頑張っているところかなというふうには思っているところです。そういう意味合いも含めて次の質問にいきたいんですが、2点目の中で住環境リフォーム促進事業の予算措置が今回減額になったと。昨年の27年度については先ほども回答にあったように交付金の関係がありまして600万円という予算措置がされた。それはちょっと特別枠的な要素もあったのかもしれませんけれども、話を伺っていくと、どうも住環境リフォーム促進事業が予算が少なくなったというのは、やはりちょっと比重が、その意義がちょっと薄れてきて、十分私たちのこの思いが届いていないのかなというふうな意見も結構あったわけです。もう一つあったのが先ほどの答弁の中でも、この平成30年度までということが、ここで明確になっていますけれども、住環境リフォーム促進事業につきましては、いつまであるのだろうというのがもっぱらの話でした。期限が決まっていないというか、いつ打ち切りになるんだろうと。そういう意味も含めて、なかなか商工会の方でも、あるいはこういう制度を使って工事をやってみませんかというかたちで仕事のセールスに回る中でも、ちょっと難しいことがあったんですよという話もお聞きしましたので、そういう面から今回のこの質問にもなったわけですけれども、この平成30年度まで住環境リフォーム促進事業についてはやるということは、いつから商工会との話でなっていましたでしょうか。どうも何かその辺の意思の疎通というか、そういう状況がちょっと商工会の方でも何かこう感じられないような話し合いだったような気がしまして、その辺ちょっとお尋ねしたいと思います。

答弁 農林商工課長 遠藤琢磨(農林商工課長は2020年3月まで)

まず予算の関係で減額になったことによりまして事業の重要度が町として薄れているのではないかというご質問がございましたけれども、この予算の関係につきましては答弁でも言ったように27年度については26年度の国の交付金事業等によりまして予算措置がされて600万円という予算を組ませていただきました。28年度については400万円ということで200万円減額をいたしましたけれども、これについては、やはり回答でもお答えしたように今後の平準化ということで1年で要望が多くてかなりの金額をやってしまってもですね、次の年、また次の年にやる方が極端に減るとか、そういう部分がないような考えのもとで、予算の平準化ということで400万円をつけさせていただきました。また実績についてもですね、今までも500万円前後の実績もございましたけれども、そういう部分で町として事業自体を薄れて感じているということではなくて、今後もできれば持続的に継続したいということも含めた中で町の財政等とも協議した結果、400万円ということで減額をさせていただきました。それからいつまでやるのかという部分については、28年度予算を組む段階での商工会との協議の中でこの事業については店舗改修事業、それから店舗出店等支援事業と合わせた中で30年度までということでお話をしてございます。

再質問 5番 工藤弘喜

今、課長の方から答弁いただいきましたけれども、店舗出店等支援事業あるいは店舗改修事業については、当初から26年度から30年度までの5か年の計画でこれをやっていくということは、我々も十分わかっておりましたし、商工業者の方々も含めて、そういうふうなことで理解している状況でありますから、それについては問題がありませんし、それと予算の関係も含めて、やはり予算と事業年度という、その期間というのがお客さんにお話をするときに、やはりお客さん側の計画の問題もあるということだと思うのですが、ちょっとこう問われるというお話がありました。それで住環境リフォーム促進事業の関係でいけば、今言われたように、これは今年度から30年度までということで話をされているということでよろしいでしょうか。何人かの業者さんの話を聞いた中では、お客さんに工事をしませんかと言っても、いやこれはいつまであるかわからない事業だから早くやったらいいのではないか、でも今回予算が減額になったりするということになれば、もしかしたらはじかれるのではないかと。たまたまちょっと大きな屋根の改修だとか、大きな壁の改修ということになれば本当にどうなるんだろうね、なんていう、そういう業者さんの不安というか、思い切った話ができないんだという話もちょっとありましたので、その中で仮に要望として少なくても現町長の任期中はこの事業はやるんだというものがあれば、私らも一定程度、いや今年できなかったら予算の枠に漏れたら来年もこれはあるんだよというかたちでスムーズにいくんだけどねという、わかりやすく言えばそういう話だったんです。今回、30年度までということで明確になりましたので、ぜひそういう方向で周知といったら変ですけれども、商工会とも協議というか、そういう不安に思っている方たちの思いを解消する意味でも、ぜひお知らせをしながら、さらにこれを活用してもらうような方向をとっていただきたいなと思いますけれどもいかがでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

大きくは2点だと思います。予算が減額されているのはどういうことかということが1点目です。これは事前に予算策定にあたって、特に商工会を中心にして次年度の事業要望という調査をさせていただいて、それと従来の実績に基づいて私どもの方では予算を計上させていただいているということですから、これは一つは実態主義に基づいてやっているということでご理解いただきたいと。それから期間ですけれども、これは私が町長になってからやっている施策ですから、少なくても私の3期目はやらせていただくと、3期目までは。それ以降については私が継続するか新しい町長がやるかどうかはわかりませんけれども、新たな段階の中で判断すべきことだと考えていますから、町長として責任を持てるのは平成30年度までという、これは言い切っておりますので、もし中小企業者といいましょうか、町内の事業所の方で、そういう不安感を持っているとすれば、そのように私どももお伝えしますけれども伝えていただきたいと思います。

再質問 5番 工藤弘喜

そういう考え方でこの事業を進めていくということであれば、本当により喜ばれるというか、取り組みやすいということになろうかと思います。本当に特効薬ということまでいわれている事業でありますので、ぜひそういうかたちで進めていただきたいというふうに思います。予算減額の関係でいけば、特に店舗改修事業の問題でいけば250万円が駄目だと言っているわけではないんです。問題は、もし仮にいろいろ折衝していく中で、お客さんをとっていく中で何人かの業者さんがやるわけで、それで最終的には調整するんだと思いますけれども、店舗改修事業は商工会の事業ではなくて、町の事業というかたちになろうかと思いますけれども、もしどうしても事業費がオーバーした場合、枠として、もう一方でぜひ今年やりたいんだと、あるいはこの年にやりたいんだといったときのオーバー分を、どれぐらい出るかわかりませんけれども、補正なんていうことはどうなんだろうと。補正までは考えられない事業、補正がつくかどうかは別にしましても、そのときには協議をしながら進めていってもらえるのかどうかという話もちょっとありまして、やはりお客にどうですかと言いながら、ものによってはやはり大きな事業費の部分もあると。ただ補填される額というのは一定額というふうに決まっていますから、そう出るわけではないんですけれども、数が増えれば増えるほど、やはりそういうことにもなりますので、補正の可能性というのはどういうふうに考えているのかもちょっと聞いてもらえないかということでありましたのでお伺いいたします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

これは無計画、計画性がないといえばそれまでですけれども、ケースバイケースということですから、従来も予算が足りないときは補正をさせていただいた経過もございますので、これはそのときの状況によって商工会を通じて私どもの方にご相談があれば、それを受け止めながら状況を判断していきたいということが正確な答えではないかなと思います。これは私どもも反省しなければなりませんけれども、そういうことを議員に相談しなければならないということがちょっと気になります。これはやはりそういう必要性があるんだったら遠慮しないで私どもの方に申し入れるなり、商工会に言っていただくということが、やはりそのぐらいの意欲を持ってですね、補助金なりを町に訴えてくるというのが私は大事なことではないかなと思いますので、ここはぜひ、もしそういう方がおられるのであれば、もっと遠慮するなということの声かけをしていただきたいと思います。

再質問 5番 工藤弘喜

今、町長が言われた最後のことなんですが、そのとおりだとは思いますけれども、これは最後の方の小規模企業振興基本条例の問題ともちょっと関わってくる、精神として関わってくるのかなという思いもありますので、今の到達点として、そういうふうな認識だという捉え方もしていただきたいなと思います。やはりなかなかみんながみんなということにはいかない。そういう現実もあるのではないかなと。町の方に、担当の方に思い切っていろんな相談も含めてというのはもちろんそのとおりでありますので、そういう中で一つの町をどうするのかと、自分たちの商売をどうするのかということは言われるとおりだと思います。ただ、今の到達点としては、やはりそういう状況もあるということも考えておかなければいけないのかなというような気がいたします。次に、住環境リフォーム促進事業の問題ですがもう一つはリセットの問題、これも商工会の方から、もう5年が経過がして簡単に言えば1回やったんだけれどももう1回やりたいと、そういう場合はどうなるんだろうと。そういう検討は必要ではないかということも含めて、これもあるとは思うんです。もう既に要望も受けているとは思いますけれども、そういった部分についての考え方についてはいかがでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

かなり対象金額を落としていく。そして交付割合は変わらないという見直しをしているところですけれども、もう1回リニューアルといいましょうか、やったらどうかという意見は私どものところにも届いています。ただ、ある意味では裕福なとは言いませんけれども、何度もやれる人たちにそういうかたちでやることを今の時点で決めることがいいのかどうかという内部の中でちょっとまだ結論に達していないと。しかしこの事業を継続するということであれば10年なら10年ということを節目にして、やはりゼロに戻すのか、そういうかたちで1回やった方がもう1回やれるような状況はつくっていかなければならないだろうというふうに思いますけれども、現時点ではまだ検討の段階ということですのでご理解をいただきたいと思います。

再質問 5番 工藤弘喜

今、検討の段階ということですが、どういうかたちで検討につながっていくのか、ちょっと今この時点では何とも言えませんけれども、この事業に対する要望といいますか、要求そのものがやはりこの部分で大変助かっているという部分も含めて考えると、そういうお客さんがいるということは、そのまま駄目なんだよということが本当にどうかということだと思うんですよ。自分たちの経営の問題を含めて考えている中身ではないかなというふうにも思いますので、ぜひその辺も含めて商工業者の方々との意見交換をぜひお願いをしたいなというふうに思います。逆にそういうかたちでの話し合い、実態等含めて、それぞれの思いをぶつけ合っていただきたいなというふうに思っているところです。それでは、次の課題に入っていきたいんですが、訓子府版の小規模企業振興基本条例、この早期制定に向けての取り組みについてでありますけれども、これは先ほど答弁にありましたように、条例化に向けた検討を進めていきたいということで回答をいただいておりますけれども、まずはじめに、この前段になります、これは一昨年、国会で制定されました「小規模企業振興基本法」というものがあります。これに基づいて各市町村、都道府県も含めてなんですが、そういう条例を作りながら今までにない条例、基本法の精神なんでありますけれども、そういう条例を作りながら今この疲弊してきている大変な思いをしている、いわゆる商工業者の方たちの頑張りを支援するという方向が示された中身になっていますけれども、この一昨年制定された基本法について、まずどのような見解といいますか、どのようにこの問題をみているのか、ちょっとお伺いをしたいなというふうに思います。これはやはりちょっと画期的な中身になっているのではないかなと私は思っていますけれども、この基本法をどう捉えるかということが一つは大事かなと思いますので、これについてちょっとお伺いをいたします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ご存じのとおり小規模企業振興基本法については、平成26年の制定というふうに記憶してございます。この法に基づいて都道府県はもちろんですけれども、市町村、自治体がこの中小企業振興基本条例等を定めているというのが実態でございますし、大体は市が、人口規模の大きいところを中心にしながらこの基本条例を制定している。小規模でも例えば別海町とか何町村かありますけれども、まだまだ市の段階でとどまっているというところが状況ではないかなというふうに思っています。特に中小企業のこの小規模企業振興基本法でいっている一つの課題対応等については私が面白いと思って見ていたのは、例えば需要の変化や減少に対する状況をどう捉えていくのかということで、顧客のニーズに応じた財・サービスの提供とあるいはまた経営層の高齢化や雇用者数の減少に対する雇用の維持・創出、新たなる人材や事業の展開・創出をしていくんだと。地域全体の活力の低下に対して、地域のブランド化やにぎわいの創出、地域経済社会の担い手を育成していくんだということの一つの課題と対応を明確にしながら中小企業、そしてまた自治体、さらには金融機関、あるいは大学があるところは大学も含めて連携して9割を占める中小企業全体をやはり支えていくんだという、そういう考え方ですから、非常に私は注目しているし、評価されてよいものだと思っていますので、冒頭の答弁でも申し上げましたように、できるだけこれは早く条例化に向けてやらなければならないというのはもう一昨年からそういう答弁をしておりますのでご理解をいただきたいと思います。

再質問 5番 工藤弘喜

この件については、商工会も商工業者も、町長からも先ほどあのような回答もありましたけれども、やはり少しずつでも変わってきているんだなというふうに思っています。これはそこと行政との関係がどうなのかといえば確かにまだまだいろいろな距離感があるのかもしれませんけれども、商工会が主体となってやはり頑張っていかなければいけないんだということも含めて、これはやはりここ近年大きく変わってきているなと。その一つ一つの変わりようのきっかけになっているのは今、先ほど前段でも言いましたけれども、町としてのさまざまな支援策も含め、あるいは施策も含め、住環境リフォーム、店舗出店等支援も含め、改修も含め、さまざまなかたちでやはり努力もしてきた、その結果として信頼関係が出てきて今の到達点があるというふうに自分はみているわけです。これをさらにもっとよりよいもの、先ほど町長が望むようなかたちにもっていくためには、やはりもう少し一定程度の時間も労力も汗もかかなければいけないなと。これは商工会だけが汗をかくのではなくて、やはり自治体も一緒になって、あるいは町民も一体となってやることによって、これは埋まっていくのかなというふうな思いもしています。昨日の一般質問の中で須河議員からもいろいろ出ていました。6次化の問題やら販売、町長の方からも販売と生産の大変さの問題含めて、でも今回商工会の28年度のいろんなお話も聞かせていただきながら、これは自分の方から行って、向こうから来たわけではないんですが、お話を聞かせていただきながら事業計画等のいろんな話も、今回国に対して経営発達支援計画なんていうものも今後5か年のものも一生懸命作りながら実態調査から始めようということも含めて、そして最終的にはJAきたみらい、あるいは自治体、あるいはもっとこう町民、各階層との連携も含めながらやっていかなければいけないんだというところまで、それには自分たちも汗もかかなければいけないと。そういう中身になってきております。そういう中において、答弁でも言われていますように、この条例の持つ意味というのは、そこで出てくるのかなというふうに思っていますので、ぜひ制定をやはり早い時期にしていくと。これは全道でも市町村段階ではありません。まだ制定はしているところはないんですが、おそらく今年の4月1日から施行になっている北海道としての条例ができましたので、これを契機に全道の議会とか自治体はやはり作りに入っていくと思います。そういう意味も含めて、ぜひ訓子府も頑張っていただきたいなというふうに思っています。それでその制定の協議に向けてなんですが、とりあえず、どういう手順でこの話を進めていこうと考えておられるのかちょっとお伺いをしたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。

答弁 農林商工課長 遠藤琢磨(農林商工課長は2020年3月まで)

制定の協議でございますけれども、今、議員がおっしゃったように今、商工会で国の方に申請しております経営発達支援計画、5年間の経営計画、この中には経営発達支援事業の内容ですとか、目標ですとか、そういう部分が事細かに書かれているわけでございますけれども、当然、これが答弁でも言ったように、条例の中での柱になる部分も出てきておりますので、この支援計画が商工会に確認しますともうそろそろ認可が下りてくるというようなお話も聞いておりますので、その中で認可が下りた後ですね、当然うちの方からもアプローチをかけながら条例の内容を煮詰めていく部分、それから当然商工会だけではなくてですね、必要に応じてやはり商工業者の方の直接の声も聞かなくてはいけないというふうに考えておりますので、そういう部分を聞きながら進めていきたいというふうに考えてございます。

再質問 5番 工藤弘喜

この問題についてはもう最後の質問にしたいんですが、やはりこれは理念的にどうだこうだ、あるいは自治体がどうだ、役割りがどうだということもありますけれども、この問題について、商工会の事務局の方ともちょっと話をしていく中で、何を求めているかというと、やはりカギは連携だと思うんです。いま商工会として求めていきたいと思っているのは。この連携をどうつくっていくのか。例えば連携はどことどこかというと自治体と商工会と町民、あるいは各関係団体、本当に昨日の質問なんかを聞いていましても、いろんなところでぽつぽつと点としては出てくるんですけれども、例えば6次産業の問題にしても、やはり餅は餅屋といいますか、やはり乗り越えられない部分というのは、なかなかあるのかなと思います。それを打破する、そして次につなげていくというのはやはりそれぞれの持っている能力、環境も含めて、あるいは実績も含めて、経験も含めて、やはり出し合いながら進めるという連携、これがこの今回の条例の持つ意味なのかなというふうに思いますので、それを切実に商工会も求めているんだなというふうに私は捉えているわけで、そういう方向でぜひ今、課長の方からも回答がありましたけれども、どういう条例にしようかということもありますけれども、まずそういう今の事業、いろんな事業があるけれどもどうなんだと。そのためにどういう役割を果たすのかということも含めた協議をぜひ進めていただきたいなというふうに思っています。最後に町長の方でこの問題について特に何かありましたらお答えいただいて、それでこの問題については終わりたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

今年度の商工会の総会の議案の中に事業計画の案がございまして、これは承認されたということでございますけれども、その一文で基本方針の中に当商工会においても沈滞傾向にある本町商工業の活性化を図るため、町や商工会の抱える課題の解決に合致する訓子府町小規模企業振興基本条例(仮称)を町および議会、関係機関の理解とご支援を仰ぎ、早期制定に向けて要請してまいりますということと、経営発達支援計画もこの中で5か年の計画を定めながら進めていきたいということが文言としてきちんとうたわれて確認されたようでありますので、改めてこれはどのようなかたちで前に、具現化に向けて進めればいいのかということを事務局長を中心にしながら私どもの課長も含めて、必要によっては農協の方も含めて具体化していくということが大事なことではないかなと思いますので、これは今後検討というよりは前に進めていきたいというふうに考えておりますのでご理解賜りたいと思います。

再質問 5番 工藤弘喜

ぜひそういう方向で協議に入っていただきたいなというふうに思います。そうなってくると本当に今まで以上に距離感というのも段々埋まってくるのかなというふうな思いもいたしますので、よろしくお願いします。

出典:訓子府町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月15日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる