みんなの議会

訓子府町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月10日

スポーツセンターの建設について

2016年3月10日、訓子府町議会の一般質問で、山田日出夫議員が「スポーツセンターの建設について」質問し、町長 菊池一春、教育長 林秀貴が答弁しました。

質問者
山田日出夫 議員
答弁者
町長 菊池一春、教育長 林秀貴

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 山田日出夫

それで、次の質問に移らせていただきます。スポーツセンターの建設についてであります。近年、町が行う大型の公共事業については、町民の関心やある意味、心配も広がっております。町が建設を決めたスポーツセンターについて伺いたいと思います。1点目は、建設に至るまでの検討経過について伺います。昨日の回答でもありましたので、なるべく重複、長くならないようにご配慮いただきたいと思います。2番目に、建設費をどう確保するか伺います。お願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「スポーツセンターの建設について」2点のお尋ねがありましたのでお答えいたします。まず1点目の「建設に至るまでの検討経過について」のお尋ねですが、スポーツセンターは本町のスポーツの拠点として、町民のライフスタイルに応じた多様なスポーツの場としての役割と、誰もがいつでも気軽に健康づくりや体力づくりができ、スポーツに親しみ地域のコミュニケーションを図る場としての役割があると考えます。現在のスポーツセンターは、昨年度の耐震診断結果を受けて、アリーナ棟は全面的な建て替えが必要であり、管理棟部分は施設も老朽化していることから、耐震補強工事か建て替え工事かを選択することになりました。耐震補強工事では、施設の長寿命化につながらないこと、暖房システムや防水機能が低下していること、さらには、気軽に健康・体力づくりをする傾向が高まる中、誰もが安心して、安全にさまざまな運動に対応できる環境が必要とされていることなどの考えにより、建て替え工事で進めていくこととし、昨年1月の町議会の全員協議会を初めとして、町議会やスポーツセンターの利用団体、スポーツ推進委員、社会教育委員などから意見等を聞き、先進地の視察などを行い、基本構想をまとめたところであります。本年度は、基本設計を1年かけて行い技術的提案を受けながら、利用者や関係団体をはじめ町民の皆さまのご意見を伺い、利用者の立場に立ったスポーツ活動や健康づくりの拠点、さらには災害に強いスポーツセンター建設に向けた具体的な検討を行ってまいりたいと考えておりますが、検討にあたっては事業費と機能のバランスを均衡させ、利用者をはじめとした町民に理解をいただけるような施設整備に努めてまいります。次に、2点目の「建設費の確保」につきましては、国の補助金の基準単価の見直しについて、国や各政党等へ働きかけを行うとともに、情報収集を行っております。また、堤議員への答弁でも申し上げましたが、事業に要する財源確保のため基金積立を行うとともに、現時点では補助金としては文部科学省の学校施設環境改善交付金、残りは過疎債の活用を考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。以上、お尋ねのありました2点についてお答えさせていただきましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。

質問 4番 山田日出夫

ありがとうございます。短い答弁にご配慮いただいてありがとうございました。それでは、何点か再質問していきますけれども、これまた時間があまりないので、手短にご答弁いただければありがたいと思います。まず1点目であります。この事業の発案者は誰かということでございます。スポーツセンター建設の発議者はどなたでしょうか。行政上、町長か、教育委員会かお聞きします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

まず第一義的には、私と考えていただいていいのではないかと思います。私は第3期目の立候補にあたりまして、管内の市町村長からもいろいろ疑問も出されました。というのは、立起表明の意思表示が大変遅れたのではないのかと。一番最後ではないのかと。余裕があるもんだなということも含めて言われましたけれども、それはとりもなおさず、耐震結果がどのようになるのかと。子どもたちや町民の健康の問題やスポーツをすることに対してどう応えていかければならないのかと。耐震結果によっては、補修で済むのではないのかと。それから、新たに建設する必要性が本当にあるのかということを町長として非常に悩みました。その点でいって12月末に出された耐震結果については、もう私の言葉でいいますともう驚愕と言っていいぐらい驚きでございました。本当に補修がきかないのかということも含めて。最終的にはマニフェストといいますか、政策の中にできるだけ早くスポーツセンターの建設を進めますという政策を出させていただきました。

質問 4番 山田日出夫

わかりましたというか、申し訳ないですけど、聞いたことにだけ簡潔にお答えをいただきたいと思います。2点目、教育委員会議で建設について、いつ審議、議決しましたか。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

今、スポーツセンターに関わる教育委員会議の審議の経過でございますけど、耐震結果を受けて平成27年1月13日に教育委員会議において耐震診断の結果報告をし、町の方向性を含めた中で、建て替えということを進めるということを口頭の中でお話をさせていただきました。それと、さまざまな協議経過の中でも教育委員会議の中で基本構想をまとめた段階でも教育委員会議の中でお諮りをしております。

質問 4番 山田日出夫

27年の1月13日ですか。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

はい。

質問 4番 山田日出夫

三つ目ですけれども、スポセン運営審議委員会やスポーツ推進委員会で検討されましたか、日付も。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

まず、利用者団体へのご説明ですけど、27年1月28日にスポーツセンター利用者会議で耐震診断の結果をお話し、2月12日にスポーツ推進委員会議でお話をさせていただいております。

質問 4番 山田日出夫

スポセン運営審議委員会はされましたか。

答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)

社会教育委員と今、兼任していますので、社会教育委員会議では27年5月にお話をさせていただいております。

質問 4番 山田日出夫

兼任は知っていますけれども、審議委員会を開いたかどうかを聞きたかったんですけれども、町長と教育委員会間の本件の取り扱いについて、法的にどういうふうに対応されましたか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

質問の趣旨がちょっとわかりませんので詳しく。

質問 4番 山田日出夫

誰が発議したかということで、町長だということでございましたけれども、教育委員会のそれぞれの会議も開かれたということですけれども、教育委員会と機関である町と、機関としての町長と教育委員会の間で建設について、もちろん協議はもちろんですけれども、委託とか委任とかという関係はありませんか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

現時点では、そのような考え方をもって委託、委任の話まではしたことはございません。

質問 4番 山田日出夫

わかりました。わかりましたというのは事実はわかりました。それで町民への説明不足という点について、ちょっと伺いたいと思います。昨日から今日、今まで、この時点まで説明をどのようにしたかということは、おおむね関係委員会の一部、それと利用者団体の一部にはされたと認識しました。これは間違いないと思いますけれども。このような大きな事業を発案、町長が発案するのは当然だと思いますけれども、される場合、十分にですね、町民の意向を確認されるべきだと。特に、利用者はもちろんですけれども、圧倒的に多い納税者、使わない人も含めて意見を聞くべきではないか。その住民の、投票はなかったとはいえ選挙で選ばれた私ども、住民の代表である議員にですね、確か2月15日の全員協議会で、私たちの今のメンバーには説明があったというように思っていますけれども、これちょっと拙速ではないかな。拙速というか、時間がなさすぎるのではないかなと思います。まったく、町長や我々議員にだって町民は全権委任しているわけではない。まして投票がありませんでしたから今回は。この進め方について、町長何かありますか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

先ほど申しましたように、この建物は震度5強の地震があったら倒壊するという前提をもって緊急度が高いと私は思っています。行政としてどうしたらいいかというふうに聞くことは当然ある意味では意見としては、そのとおりだとは思いますけれども、しかし、今の現状からしてみると行政が28年度の予算において基本設計と、それから基金の財源的な積み立てをするということは当然のことですから、今後、今いろんな議員の方からお話がありましたように、町民の説明やあるいは意見も含めて、これから積極的に進めていかなければならないと認識しています。

質問 4番 山田日出夫

何度聞いても後先なんですよね、仕事の進め方が私は後先にしか聞こえないんですよ。これから説明するのは当然であります。でも今回800万円近い基本設計の予算が計上されていますよね。そして、この設計をしながら町民の意見を聞くと町長も教育長もおっしゃる。聞かないのは全然論外ですから。多くの町民はこの話を聞いて、ちょっと順序逆だと感じると私は思いますよ。これ水掛け論になりますから、私の主張をまずして、ここにとどめておきたい。後は町民の判断をいろんな手法で仰ぎたいと私は思います。それで、ここにある基本設計、これスポーツセンターの基本設計だそうですよこれ。A4版2枚、そして現行の平面図が付いているだけ。

質問 4番 山田日出夫

この構想をもって住民の負託を受けた我々10名に賛成してくれというのは、ちょっと拙速だし、住民に対してやはり説明は不十分だと思う。特にこの中にはですね、事業費もない、面積もない、場所もない、ただ特に強調されているのは、町長が先ほどから強調している耐震のことが書かれています。地震がきたらもたない。それはそうでしょう。それは耐震診断、第三者でしたんだからそう思います。そうであるならば、私もちょっと思いましたよ。近年行われた各学校の体育館、小さいことは専門家じゃないからわからないけど、構造はそっくりです。箱ですね。中に柱がなくて周りに柱が並んでいて、地震には弱いんでしょう。あれは補強工事でしっかりできました。規模が違うとか、まあいろいろあるでしょう。そのことも含めて誰もわからないんですよ。わからないのに説明をしないで、耐震もたない、もたないと言われたって、町民もピンとこない、町民の負託を受けて議決、採決するときに手を挙げるか、挙げないか悩む私どももわからない。順序違いませんか町長。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

耐震の結果につきましては、私の記憶では、確か耐震結果が出た後ですから、現在の議員の新人議員の方には耐震結果をきちんと説明していないかもしれないですね。しかし、現実的には当時の代表である10人の方々には、この危険性と大変だという状況については説明しております。

質問 4番 山田日出夫

すいません。そうですよ。私どもでさえ不十分なんです。説明が期間も含めて。ましてや町民の皆さんは、ことわざで言えば、寝耳に水です。寝耳に水。こども園でね、こども園のことはあまり触れたくない。職員の皆さんが一生懸命やって、ここまできているから言いたくないんだけど、結果として、いろんな理由があるにしても、最初の構想から倍近くに膨れ上がった。あの事業を終わって、まだ町の体力、大きな体力、エネルギーを使った後ですよ。この状況で非常に唐突感がある。それでね町長、事業費、なんか昨日の答弁で一般論と限定的に10億円から12億円、類似施設の他の町の建設事例を挙げて、ちょっと、ちらっとお示しいただきましたけど、全員協議会等々での説明で、町長は三つのことを言っている。一つはこの手の補助金は少なくて、文科省からは多くて1億5千万円だろうと。そして、準備に基金積立を開始すると。今年、28年度の予算をみると2億1千万円ぐらい。これが全部スポセンに使われるかどうかはちょっとわかりませんけれども、それと27年度の整理予算で8,900万円ぐらい積立金を残しているというか積み立てるという。まあ3億円ですよね。全部使ったとしてですよ。私はこうちょっと推測してみた。町長は半分積み立てるといっているから、今言った2億1千万円、9千万円、まあ3億円、もしくは2億数千万円掛ける3年間、6億円から7億円。半分は積み立てるというんだから倍にしたら13、14億円、そして取り壊しの分もあるし、まあざっくり、素人の私、文系の私で恐縮ですけれども、14、15億円かかる、間違いないですか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

まず、2点お話しておきたいと思います。こども園の事業がですね、かなり唐突感が強いと。これは前議員の賛成と財政的な資材高騰や人件費高騰で議論の末に全員の議決で建てた建物ですよ。議員が新人になってきて唐突感が強いというのは、それは個人の思いですから、それ以上のことは言いませんけれども、しかし私は討議を経て、時間を経て、老朽化している耐震の問題もある幼稚園のプレイルーム含めてですね、これも建てていかなければいけないということでプロポーザルを採用し、いろんな経過を経て、あそこまでもっていったという状況ですから、これはちょっとご理解いただかなければならないというふうに思います。それから、もう1点の13億円か14億円かというのは、これ昨日もお話した、現時点の例えばスポーツセンターを建て替えするとすれば12億円ぐらいかかるでしょうということですから、ほか、例えば取り壊し料がいくらになるかとかそういうこと、それから面積等々についても、まだまだわかりませんので、現時点ではこうだということは断言できないということでご理解いただきたいと思います。

質問 4番 山田日出夫

聞けば聞くほどわからないんです町長。建てようと言っているんですよ町側は。建てる、建てたいと。まだ議決してませんけど建てたいと。そしてなんぼかかるかわからないって、それ町民は理解できないと思います。私も理解できません。それで12億円ぐらいの例示があった、昨日あったというのは一般論だと。だけど町長はね、今のスポーツセンターでも狭い、狭小だというようなことを何度か私は耳にしていますよ。公式の場で。バレーボールコートが十分に2面とれるようにするとかですね、可動式の観覧席ですか、これ例示のあった12億円から減る要素じゃないじゃないですか。むしろ膨らむ要素ですよ。今ない施設を新たに設けるというのは例示のあった12億円ぐらいからもっと増える要素として一般的には受け止めます聞いたらね。だから、わからない、全然。私は15億円だと大体思い込んでますから、それで先ほど聞いた、基金積立とそれを倍にした建設費等々で、まあこれはいいです。私は15億円だろうということをここでちょっと私なりに思いましたので、この額のことばかりにこだわっているわけにもいかない。それで、何度やり取りしても、何度説明を聞いても進め方が後先だ、意見を十分に聞いていない、若干法的な進め方にも、私は若干疑義があると思っていますけれども、そこには戻りませんけれども、いろんなことからよくわからない。私最初に言っておこうと思って忘れたんですけど、建設に反対じゃないですよ。建設には反対ではありません。いつかは物は古くなるし、買い替え、建て替えをする時期は来る。それがいつか、それをどのように買うかという話を、疑問をぶつけているのであります。それで、なんぼ聞いてもよく私的にはわかりません。他の議員さんはわかったかもしれませんけど、私はわかりません。それでこれは私の提案ですけれども、基本設計に出す前に町民への説明を十分にしていただきたい。説明を受けた町民から、町民の意見を把握していただきたい。そして町長は事業費等々、青写真をねって、町民のおおむねの了解を得たならばですね、設計をつくるべく、基本設計、もしくは場合によっては実施設計ということもあるかもしれません。そのように一度スタートラインに戻っていただきたい。

質問 4番 山田日出夫

はい。それでこの800万円の基本設計を今回取り下げられませんか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

山田議員と言っていることは変わらないと思っているんですよ。これは改めて何度も教育長からも言っているように、これから審議会をつくる。そして広く意見を聞く。そしてとりあえず3月にはおそらくまちづくり推進会議もありますから、等々含めていろんな意見を聞いた中で基本設計の発注をしていくということ。それから財政は、財政で言いますと、補助金の関係でいったら、まさに言っているとおりです。それからもう一つ、昨日の議員の意見を聞いていても、おそらく余湖議員はもっと広げるという、住民の要望にこれから応えるためには広げることが必要なのではないのかという意見。それから逆に言うと、もっとコンパクトでいいんじゃないかという意見もありますから、これを総じていろんな意見のてん末を読みながら私はバレーボール2面とか、歩くとこが必要だということもご紹介しているまでで、これは私自身が今こういう施設を建てるということではなく、建てなければならないという緊急性の度合いと順序をこれからどうするかということについては、今、山田議員の言われたことも含めてですね、できるだけ町民の広い意見を聞きながら基本設計に進んでいきたい。そして基金の造成については、いずれにしてもこのままには放置できませんから、ちゃんと基金を造成していくという考え方で進めようと思っていますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 4番 山田日出夫

あまり変わらないとおっしゃって、ちょっとそうなのかなと。聞いた人がどう思うかということだけかなと思います。私は全然疑問は解消していませんので、この点はいろんな私の持っている手法で町民にいろいろ投げかけていきたいなと思いますけれども、余湖議員も堤議員もいろいろ質問されていましたけれども、ああいう、こういう状況、議員自体がこういう状況の中で、やはりどう考えても拙速、もう町長、いつもの町長と私はちょっと違うんじゃないかなと、そんな気すらしています。今後、予算審議のこともありますけれども、町長の方も一生懸命されていると思いますけれども、改めて確認をお願いしたいと思います。終わります。

出典:訓子府町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月10日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる