訓子府町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月9日
日本善行会北見地区支部への訓子府町の対応の現状について
2015年9月9日、訓子府町議会の一般質問で、余湖龍三議員が「日本善行会北見地区支部への訓子府町の対応の現状について」質問し、町長 菊池一春、福祉保健課長 渡辺克人が答弁しました。
- 質問者
- 余湖龍三 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、福祉保健課長 渡辺克人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 余湖龍三
6番、余湖です。通告に従いまして一般質問をさせていただきます。まず、一つ目は、日本善行会北見地区支部への訓子府町の対応の現況についてお尋ねいたします。日本善行会は昭和12年に設立以来、日本各地のボランティア活動等の支援や推進、表彰事業を実施している社団法人で、訓子府町も長年「日本善行会北見地区支部」の会員として、毎年、町民の中から表彰に値する個人・団体を推薦して、その功績をたたえてきています。ただ、近年は他町村では表彰者を輩出している中、当町では、そのことがなされていません。それらを踏まえて、何点かお尋ねいたします。一つ、訓子府町における「善行表彰受賞者」の実績はどのようになっているのか。二つ、表彰者推薦の過程と現状はどのようになっているのか。三つ、今後の展開をどのように考えているのか。以上、お願いいたします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「日本善行会北見地区支部への訓子府町の対応の現状について」3点のお尋ねがありましたので、お答えをします。まず、1点目の「訓子府町における善行表彰受賞者の実績」についてのお尋ねですが、日本善行会北見地区支部設立30周年記念誌による記述によりますと、社団法人日本善行会は、青少年の健全育成のための表彰事業を主な活動として、民間ベースで昭和12年に設立され、その後、成人・外国人へと表彰の枠を広げるとともに、さまざまな奉仕活動にも取り組んでこられております。全国で平成23年度までで、個人4万8,091、団体8,948に対しての表彰実績があり、昭和57年に設立された北見地区支部におきましては310名の方々が推薦され、それぞれ受賞されております。組織的には、全国に74の支部があり、道内では北見・網走・釧路根室の3支部のみが活動を行っておりますが、北見地区支部につきましては、約20名の善行調査委員が置かれており、表彰該当者の発掘に従事されております。本町においては、これまでに「青少年指導への貢献」「公共生活への貢献」「社会福祉への貢献」などのご功績により、30名の方々と5団体が受賞されており、直近では平成24年度に「社会福祉への貢献」により個人1名が受賞されております。2点目の「表彰者推薦の過程と現状」についてのお尋ねですが、日本善行会北見地区支部の「善行表彰受賞者選考内規」によりますと、推薦された者は、支部の善行調査委員により、厳正に審査し公正に審議することとされております。また、推薦書の提出には、善行が行われた市町村長の推薦を必要とし、受賞者の選考は、本部が別途に設ける「選考委員会」が行うとされております。直近の平成24年度での推薦事務では、推薦該当者については北見地区支部調査委員から町に対して最終推薦の依頼があり、町は内容を適当と認めて、町長が最終推薦者として推薦書に押印し北見地区支部に提出しておりますが、日本善行会の推薦要綱によりますと、最終推薦ができる機関は、都道府県、市町村およびこれらの教育委員会または関係の国の機関だけに限らず、関係諸団体または日本善行会の地域支部となっており、これらを推薦機関としております。3点目の「今後の展開をどのように考えているか」とのお尋ねですが、日本善行会は、善行の表彰ならびに善行精神の普及と実践を通じて明るい住みよい社会環境づくりに努め、もって国の発展と国際親善に寄与することを目的とされており、今後につきましても、住民福祉の向上につながるものとの認識により、推薦該当者の依頼があったときには行政として今まで同様、協力を継続してまいりたいと考えております。以上、お尋ねのありました3点についてお答えしましたので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 6番 余湖龍三
3点について、的確だと思うご返答をいただきました。ありがとうございます。何点か再質問をさせていただきたいと思います。まず、実績につきましては、数字の世界なので、ここにあげていただいたように、訓子府町につきましても30名、5団体ということで、訓子府が北見支部の中に入ってから随時、毎年のように順次そういう人を探して表彰の過程をもっているということで納得しております。ただ、24年度を最後としまして、25年、26年、今年についてもきっとないんじゃないかと思いますけども、この3年間について、そういう実績がないというのも事実でありまして、このことについては、具体的などうしてないのかというようなことが答えの中になかったと思いますので、まず、このことについて、どうして3年間についてはこういう実績があげられないのかということ、おわかりの範囲でよろしくお願いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私以上に議員の方が中身的にはお詳しいと思いますけれども、この日本善行会北見地区支部副支部長として中條寛道さんが非常に功績があって、推薦をしていたという経過がございます。中條さんがご逝去されたことによりまして、事務局長の阿部幸雄さんも実はその前後して亡くなられたという経緯がございます。冒頭申し上げましたように、この民間団体の善行会については、昭和12年以来、全国各地でこういった実績がある方を推挙して、そして明治神宮で最終的には表彰するというものでございます。この3年間、行政としては、その善行会の支部、あるいは役員の皆さまからの推挙いただいたものを最終的には町長が現状では推薦をこの北見地区支部に行い、そして、表彰していただくということが流れになっておりますので、民間団体のこの善行会の中心的な役割を担っている方が亡くなられたことによって、行政に対して推薦のそういったことがないということが24年からこういったことになっているということでございますので、行政が誰かを推挙して行政自身がうんぬんということには原則的にはなりませんので、そういう経過だということでご理解賜りたいと思います。
質問 6番 余湖龍三
現状として、かたちからいきますと最終推薦者は町長であっても、そういうボランティアをやっている推薦に値するような人を探してくるのは行政の仕事ではないというような表現だったと思いますけども、この善行賞の最終推薦者である町長としまして、これは答えの中にありましたように、町長じゃなくてもいいんだと。いろんな団体からの流れからでもいいんだということもありますけれども、長年ずっと訓子府町の場合は、最終推薦者は町長ということでやってきているはずでございます。それでその推薦する団体というのが中條さん、阿部さんということで、社会福祉協議会の中の人であったと思います。現在は中條さん、阿部さん亡くなった後につきましては、調査委員というのは訓子府町の中にもいると思いますけども、そこら辺の活動の実態、社会福祉協議会との関わりというようなことについては、どのようになっているのか、おわかりでしたらお知らせください。
答弁 福祉保健課長 渡辺克人(福祉保健課長は2016年3月まで)
ただいま、訓子府町にいる調査委員の関係と社会福祉協議会の関係でございますけども、今、訓子府町にいる調査委員は資料によるとお二方いるということでございますけども、そのお二方と北見地区支部の関係については、承知しておりませんけども、社会福祉協議会と北見地区支部の関係でございますけども、北見地区支部の方から社会福祉協議会には今までどおり協力の方をお願いしたいというような要請は受けているというふうに聞いております。以上でございます。
質問 6番 余湖龍三
そういうとこまでの話というか、そういうところまでしか行政としては把握をしていないと。そういう判断なのかと思いますけども、それにつきまして、どうなんですか、これは町長にお答えしていただきたいと思いますけども、こういう善行、今まで30人、5団体というものが表彰された中で、近年ないということの、そういうことになりますと、この賞の必要性と言いますか、地域にとっての、行政にとっての必要性と言いますか、そこら辺はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
日本善行会の掲げている目標や実際に長年にわたって表彰していることについての評価については、これは異論を唱える何ものもないというのが私どもの考え方ですから、これは粛々とこれからも継続して進めていっていただきたいというふうに思います。それから、支部長の黒澤猛さんからも私自身に個人的に町も協力をお願いしたいということについては、そのとおりということでお話をした経緯もございますし、それから、私が福祉保健課長ですから、もう当時13年前になりますけども、中條さんと阿部さんというよりも、これは社会福祉協議会というよりは、たまたま善行会の副支部長と社会福祉協議会の会長、あるいは事務局長が兼ねていたということがありますから、私は阿部さんが社会福祉協議会の事務局長を辞意を表したときに、次の方がこれは一緒にやれることではないということで、社会福祉協議会としては、お引き受けできないということをお話した経緯がございます。そのとき私は福祉保健課長でしたから、私の方にその任を事務局長としてやれということが過去の経緯の中でありましたけども、これはとんでもないお話で、黒澤さんに丁重に私は私心を書いて行政の福祉保健課長が事務局長になることではないという返礼と言いましょうか、ご返事を書いた経過がございます。その当時は中條副支部長というか、社協の会長とかなり厳しい議論をした記憶がございます。原則的に行政がその推薦母体や選考に直接関わるという点でいきますと、これは民間の団体でございますから、客観性や公共性等々考えていきますと私は非常に微妙な問題があると考えておりますから、やはり善行会の支部なりがきちんと設立して、あるいはそれの賛同する方々によって組織化されて、改めてその推挙いただいたことを町長として日本善行会に推薦するというのが私は基本だというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 6番 余湖龍三
福祉保健課が窓口と言いますか、今までの流れでは社会福祉協議会がありますので、そこから福祉保健課の方にいって最終的に町長が推薦するというようなかたちできていた流れが、中條さん、阿部さんという世界でやはり止まってしまったということがわかります。町長としましてもこの意思なり、この会の活動には文句もつけないぐらい賛同を思っているということも確認できましたけども、やはり現状としまして、今、調査委員が2名訓子府の中にもいるということがありますので、この方々にもう少し頑張っていただいて、探していただいて、それで、かつ、やはり社会福祉協議会のそういう組織の中でこういうものをもう少し積極的な中で進めてもらうというような方法はとれないものなんでしょうか、いかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
今、2名の調査委員と言いましょうか、そういった方がおられると。一人は実郷の鏡さん、それからもう一人は旭町の白崎さんということの名簿はいただいておりますので、これらの方々が支部の役員として、そういった今まで中條さんが行っていたことを担ってやるというお話であれば、私はそれはその推薦された方々については行政としてきちんと受けていきたいと考えております。これは改めて善行会の支部の方から、組織ですから、鏡さんや白崎さんに組織を通じてそういう意向をきちんと確認をし、そして従来の中條さんや阿部さんが行っていたことを支部役員としてやっていただくということを組織としてやはりやっていただくというのが筋ではないかなというふうに私は思います。それから、これは余湖議員もご存じだと思いますけども、ご辞退される方もやはりいるわけです。例えば、この祝賀会に20人の出席を支部として求めて、会費をいただいたりするということもあって、推挙された人が、受賞候補者の方が周りに迷惑をかけてしまうというような遠慮する方もいたりするというのも現実の問題として、私は何度もそういうお話を聞いておりますから。それから、前の前の北見市の小谷市長から私どもの方にその祝賀会に市町村長が出席することについては、いかがなものかという打診もあったことがあります。これは隣の井上町長ともお話を当時してですね、やはり私どもの町の善行の方が表彰されるときには、これは喜んで出席し祝意を表すことが本来であって、出席しないなんてことにはならないという返答をしたことがございますので、その点では、行政がやるべきことと、積極的に賛辞を送り、そして、お祝いをするということについては、全然問題がないと思っておりますので、これらのことを総体的に考えて、北見地区支部の問題として、やはり訓子府の支部をどういうふうに立ち上げていくのかということをぜひお願いをしたいと私自身は思っております。ただ、全道で3支部しかないという現実、管内ではもう限られた自治体の支部しかないという状況からしてみると行政が積極的にてこ入れし、そして、つくり上げていくという状況ではないというふうに私は思っておりますので、ぜひ北見地区支部、あるいはまた過去に表彰された方々で、こうした状況を前へ進めていくという状況をぜひつくっていただきたいと考えているところが私の考え方です。
質問 6番 余湖龍三
町としての立場、それぞれの組織の立場というのはわかります。ただ最後に言われました、実際には、私も現実として、道内でもこんだけの支部しか参加していないと。これは全国ではどうなっているのかなとちょっと考えたことがありましたけども、そういう現状というのはありますけども、ただ、こういうのも30年たっていますから、それがそこからどんだけ広がってきたのか、最初のゼロから始まったことでしょうから、それがどこまで広がってきたのか、今後このことが3支部でなくて、もっと全道に広がっていくものなのかというのもちょっとわからないところですけども、ただ少なくともですね、この地域には、こういう組織があって、こういう表彰規定があって、こういうふうに人知れず頑張ってきた人たちが日の目を見るような表彰規定がある以上は、やはりそれを十分に利用した中で地域のそういうボランティアの芽ですとか、善行に対する表彰というか、たたえをしてあげるべきじゃないかと思いますので、今、町長のお答えの中にも善行会の方に働きかけをして、組織的なものの確立とか、そういうものの必要性を唱えていただきまして、ぜひともまた訓子府町からもそういうものが輩出され、少しでも今後、活動する方々が目標となれるようなひとつになればいいと思いますので、ぜひ、積極的な組織の強化とか、そういう善行会に対しての働きかけをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。善行賞については、この程度で終わりたいんですけども。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
当面は鏡さんと白崎さんにご意向を打診するというところぐらいではないかなと思います。ご理解いただきたいのは、私どもの町がそういうボランティアや、あるいは表彰等については、町独自の顕彰条例をもっていますから、ここは町民の代表の方に審査会を開かせていただいて表彰するということは町として、それらの方に賛意を送ったり感謝の念を表すということが、こういうかたちですんでいますし、例えば、大きなものでいきますと叙勲というものがあります。これも大変厳しい資格要件がございまして、例えば議員を3期やったからということで叙勲の該当にはならない。町長としても同じでございます。これは少なからずそういう審査基準の中で北海道が市町村に対して推挙いただく候補者はいないか、あるいはどういう方を推薦するかという、ここから始まってくるわけでございます。その上で、うちの方は、こういう人たちを候補者として該当する方がおられますというふうに推薦し、それを北海道なり、あるいは内閣府、あるいは関係省庁がうんぬんして決めていくということを考えてもですね、やはり北見地区支部にこの経過を踏まえて主体的にやはり動いていただきたいというのが本当のところでございますので、これらの状況も一方ではご理解をいただきたいと思います。
質問 6番 余湖龍三
いろいろと中身の難しいところも現れてきましたので、今後そういうことも検討しながら、ぜひとも私としては発展的な方向へいっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。