みんなの議会

訓子府町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月8日

町民にやさしいまちづくりの進めかた

2013年3月8日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「町民にやさしいまちづくりの進めかた」について質問し、町長 菊池一春、幼稚園・保育園事務長 中山信也、建設課長 佐藤正好、管理課長 山内啓伸が答弁しました。

質問者
河端芳惠 議員
答弁者
町長 菊池一春、幼稚園・保育園事務長 中山信也、建設課長 佐藤正好、管理課長 山内啓伸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 河端芳惠

4番、河端です。通告書に従いまして町長に、町民にやさしいまちづくりの進め方について伺います。町長は、町政執行に臨む基本姿勢として「みんなで創る『訓子府の元気』、町民にやさしいまちづくり」を目標にしています。1、町長は「町民にやさしいまち」をどのように考え、今の課題をどうとらえ、それに向けて実行していきますか。2、若い、子育て世代にとって国の施策が猫の目のように変わり、先行き不透明な中、子どもを産み育てることは、ますます困難な状況となっています。税制も変わり、それにより、さらなる負担増を強いられるケースも出てきています。国は、3歳~5歳児の幼児教育の無償化にむけて検討をはじめるようですが、町はそれに先駆けて実施する考えはありませんか。3、高齢化や病気などにより、さまざまな障がいを持つ人が増えています。障がいがあっても社会参加をして仲間との交流や趣味を続けたいと希望する人もいます。そのような人をどう支援しますか。4、この冬は寒さや大雪のせいか、住宅の軒先のつららなど危険な状態があちこちで見受けられます。町営住宅、町有住宅、空き家などでもそのような状況が見受けられますが、どのように管理していきますか。以上伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「町民にやさしいまちづくりの進めかた」について、4点の質問がございましたので、お答えをさせていただきます。1点目の「『町民にやさしいまち』をどのように考え、今の課題をどうとらえ、それに向けて実行していきますか」のお尋ねでございますが、平成19年5月から町政を担い、1期目のマニフェストでは、7つの約束と9項目の緊急提言で「みんなで創る訓子府の元気」を掲げ、多くの課題の解決に向け、懸命に走り抜けてきた1期4年間でございました。私の政策の1丁目1番地である「町民こそが主役」「町民総意のまちづくり」を実践する中で、真剣な議論の到達点として、日本国憲法や地方自治法の精神を踏まえ、改めて「安心した生活を支える医療と福祉、教育を公的に保障して整備する」「町民が手をつないで連携したり支えあう文化施設や社会インフラなどの生活環境を整備する」さらに暮らしの土台である「農林業や商工業などを応援する」ことが町民の最も身近な町の仕事であることを確認し、2期目には「みんなで創る訓子府の元気」町民にやさしいまちづくりを目指して、私のマニフェストにあります7つの大きな柱を中心に施策を進めているところであり、本年度は執行方針にもお示ししましたように「1.果敢な挑戦と町民本位の町政推進」「2.まちづくり目標実現に向けた実行力の発揮」「3.戦略的な予算執行と財源の有効活用」の3本の矢を持ち進めてまいります。平成25年度は、2期目の折り返しになりますが「まちづくりは町民こそが主役」という基本的な考えを大切に町民の皆様と課題を共有し、町民の皆様の知恵と力を借りながら課題を解決し町民の皆様とともに「やさしいまちづくり」に邁進まいしんしてまいるところでありますのでご理解願います。次に、2点目の「国の幼児教育の無償化にむけての検討について」のお尋ねでございますが、近年の少子化、核家族化や地域の人間関係の希薄等の進行に伴い、子どもを取り巻く環境は大きく変化し、子育てに対するニーズも多様化しております。このような中で民主党政権下の昨年8月に成立した「子ども・子育て関連3法」では、全ての子どもに良質な成育環境を保障し、子ども子育て家庭を社会全体で支えることを目的に、認定こども園・幼稚園・保育所等の量的な拡大や、質の高い教育・保育など子育て支援の充実を図ることを目的にしており、本町では「幼保一体化施設」の整備に向けて検討しているところでございます。ご質問の3歳児から5歳児の幼稚園、保育所の無償化については、出生数の減少が続く中、子育て世代の経済的負担を軽減する少子化対策として、自民・公明両党の連立政権合意に盛り込まれており、6月には中間取りまとめが出されるようでございます。今のところ、国の子育て対策として、幼児教育の無償化についての具体的な内容が示されていないことから、今後、国の動向や近隣の状況を見極めながら検討していきたいと考えているところでございます。幼児期は、人格形成の基礎を培う時期で、幼児教育が果たす役割は極めて大きいと認識しており、今後とも、子どもたちの健全育成の環境づくりに努めてまいりますのでご理解願います。次に、3点目の「高齢化や病気などにより、さまざまな障がいをもつ人が増えていますが、障がいがあっても、社会参加をして仲間との交流や趣味を続けたいと希望する人もおり、そのような人をどう支援しますか」とのお尋ねでございますが、近年、障がいをもつ方の増加、重度化、複雑化が進んでいる中で、障がいをもつ方が住み慣れた家庭や、地域社会において、ノーマライゼーションの理念に基づき、地域で安心して生活を送り、社会参加できるような環境づくりが、大変大事なことと考えているところでございます。町では、高齢者の閉じこもり予防を目的とした「いきいきらいふ倶楽部」を週1回、訓子府福祉会のディサービスセンターに委託しており、また、運動機能と口腔機能の維持向上を目的とした「はっちゃき塾」を週1回、4カ月連続での開催と「はっちゃき塾」修了者の方を対象とした「はっちゃき塾卒業生のつどい」を月に1回、定期的に開催し、高齢者が毎日、元気で過ごせるよう事業を展開しております。また、障がいをもつ方々の自主サークルである「ひまわりクラブ」に対しましては、町の総合福祉センター「うらら」において、月に2回の定期的な活動に、町の保健師も一緒に参加して、個別の相談等を行うなど、活動に対しての支援を行なっておりますし、本町の障がい者の活動の拠点であり、また精神的なよりどころにもなっている「NPO法人きらきら本舗」につきましては、平成22年度に就労継続支援事業所へと施設体系を移行し、自主的な運営を行っているところですが、就労が困難な障がいをもつ方もいることから、その方々の交流の場の機能を兼ね備えた、町の地域活動支援センターとしての位置づけを有しながら、運営をしていただいているところであります。その他、公民館では、障がいを持っているいないに関わらず、全ての方々に趣味や学習などの活動ができるよう、階段の手すりの取付やトイレの洋式化、車いす用の机の設置などの整備を行っており、また、図書館では、障がい、または、高齢のため、図書館に来館できない方を対象に、希望する図書等を自宅に宅配するサービスを行っております。さらに、障がいを持つ方の社会参加のための移動手段として、平成19年から障害者外出支援サービス事業を実施し、リフト付き車両による送迎を社会福祉協議会に委託して、各種行事等への参加ができるように支援を行っており、平成23年度からは、75歳以上の高齢者を対象として、町内をハイヤーの基本料金のみで移動できる高齢者ハイヤー利用サービス事業を実施し、高齢者の社会参加等にも利用していただいております。このように、障がいを持つ方が、仲間との交流や趣味の継続などができるよう、各種事業等を実施して支援を行っておりますが、今後においても、どのような支援を必要としているかなど、把握に努め、社会参加につながる支援等を可能な限り行っていきたいと考えておりますのでご理解をお願いいたします。次に、4点目の「町営住宅や空き家等の軒先のつらら対策」についてのお尋ねでございますが、議員ご指摘のとおり、この冬は雪が多く、寒さが厳しかったこともあり、屋根には厚く重い雪が残っており、また、つららも垂れ下がり、一部ではありますが危険な状況も見受けられます。お尋ねのありました町営住宅や町有住宅の管理については、入居者の皆さんには、落雪により窓ガラスが破損する可能性もあることから、早めの雪下ろしについてのチラシを配布し、協力を求めているところであり、場合によっては、事業者を紹介しているところであります。また、空家部分につきましては、南側の窓ガラスをコンパネで保護している以外、特別な対策はとっておりませんが、玄関側は人が通れる状態にはなっておりません。いずれにしましても町営住宅や町有住宅については、入居者の責任において対策を講じていただくことを基本に、適宜、注意喚起を行っているところであります。なお、市街地の民家等における落雪等の危険個所につきましては、広報紙を通じ注意喚起しているほか、歩道の通行止めや注意看板を立てるなど、地域からの情報を基に必要な対策を講じておりますのでご理解をお願いいたします。以上、ご質問のありました4点についてお答えしましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。

質問 4番 河端芳惠

今、町長から具体的な取り組みについて、お話をいただきました。その中で、一番目のやさしい町、これについて、ソフト面、ハード面、いろいろな施策をもって、それに応える施策がなされておりますが、今、町長、一番課題として、この部分が一番やさしくないというか、そういう課題をどのように、一番課題としてとらえていることは何でしょうか。例えば、いろいろな施設が整備されても、やはり町民の中で、なかなか施設がバリアフリーになっても町民側の気持ちの中にバリアフリーが行き届いていないというか、どうしてもそういう部分もあろうかと思いますが、それも含めて、一番この部分がやさしくないと町長が感じている点があればお聞かせください。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

やさしいというのは、非常に抽象的な表現なのかもしれませんが、しかもそれは際限がない。とどまることを知らないぐらい、やればやるほど可能性としては、やさしさというのは高まったり、質が深まっていくということもあげられるのではないか。少なくても私が冒頭申し上げておりますように、憲法でいっている生存権の保障をすべての人が安心して暮らせるような町をどうつくるのか。もっと言いますとデンマークが発祥でございますノーマライゼーション、健常者といわれる方々と同様に障がいをハンデを持った方たちが安心してその町で暮らして住み続けることができるということが基本的な私は考え方ではないのかなと思います。そして、国際障害者年の中でもお話が出ておりまして、日本も批准をさせていただきましたが、すべての人々、障がいを持った人たちが結婚、就職、あらゆるところで差別を受けてはならない。差別をしてはならないというのは、基本的なことの考え方なのではないかと思っております。その点でいうと例えば、安心して私は医療機関等にかかることができるというのは、基本的な最低のことではないのか。本来は国がやるべきことなのではないのかというふうに思いますが、まずは乳幼児も含めた小学校、中学校までの義務教育まで私は医療費の無料化をするというのが基本だというふうに考えておりますので、これは国に対しても要請活動を続けていきますが、中学生については、まだその道半ばと言うことでございますので、私の町長としての就任中に何とか中学生まで、義務教育まで医療の無料化をしていきたいというのが、まず、1つであります。それから、細かいことを言いますといろいろなことがありますが、例えば、どうしてもなかなか難しいという問題でいうと家にとじこもりがちな人たちが私の知る限りでもかなりの人数がいらっしゃいます。そういう人たちが地域の中で社会参加や地域活動を行っていくということをどのようにしてその方たちが家族を含めて地域に安心して出て仕事や社会交流などに努めていただけるかという点では、まだまだ難しい問題がございまして、これは非常にメンタルな部分もございますから、一概にこうするということは言えませんが、まだ1つの大きな課題なのではないのかというふうに思えるのが私が今、気にしている。それから、もっと言うと重度の障がいを持った人たちが、この町で住み続けるための要請活動というのは、これは私の町長以前から、私が福祉課長をやっている時代の以前からもそういう声がございますが、これは保育所や幼稚園の一体化施設もそうなのですが、これらに対する財源的な補償がまったくないということに対して、町の単独事業でこういったことは、なかなか前に進めていくことができないという、小さな町の財政規模の小さな町の難しさというか、ある一定の限界ということを何としても乗り越えていかなければならないということで、ちょっと地団駄を踏むという、今、私自身の状況でございます。それから、高齢政策につきましても同様でございまして、例えば、待機者が50人、70人がいるんだと。それから施設の介護が今、私どもの町では50床、何とか 急きゅう是ぜを要するもので10床を福祉会とも相談しながら、次年度に何とか具体的にしていこうとやっていますが、じゃあそれだけでやれるかどうかという問題でいくと非常に難しい問題を抱えていますし、在宅介護と申しましても、その体制等が、なかなか私が考えているようには、思うようにはいかない。そう考えていきますとこれは後でまた工藤議員からも質問が出ているようですが、生活保護の関係の国の姿勢の問題も含めて、やはり福祉政策というのは、国、北海道、市町村が一体になって自立を目指していくということが基本ではないのかと思いますので、その点で言うとなかなか思うように進んでいかないという点がございますので、議員が「何が課題なのか」と言われたら、数限りない課題はいろいろなかたちでありますが、大きなところでは、今、3点ほど申し上げましたが、いずれにしてもそのままにはしておけない課題だということで、ご理解をいただきたいと思います。

質問 4番 河端芳惠

今、町長のほうから具体的な課題を言っていただきましたが、私の中で、やはりどういう施策をするにも町民の理解が一番必要なのではないかと思います。例えば、車いすのスペースを公共機関のところに設けても平気でそのスペースを使ってしまうとか、そういうこともやはり大きなハードルなのかと思います。そういう意味でいいますと障がいを持つということと目に見えた障がいとそれから昨日、予算の中で、学校支援のことで、困り感のあるお子さんの支援、障がいを持っていなくても高齢化だとか、そういうことで、これといった症状、介護保険の適用になるとか、そういうことはないのですが、全体的に困り感を抱えている高齢者、障がい者、そういう方がどんどん増えていくと思います。その中で、そういう人たち、自分も障がい者ですし、障がいは他人事ではないという思いがあります。それといつ誰が障がいを持つか分かりませんし、高齢化は皆誰でも同じように高齢化します。その中で、やはり困り感を抱えている人たちをどのようにサポートするかということも大きな課題かと思います。その中で、自助、共助、公助といいますが、そういう困り感のある人、隣近所もですが、今まで保健師さんたちが、そういう方たち、地域担当みたいなことで、その地域の人たちのいろいろな様子をきちんと把握されて、訪問されたりしていたと思うのですが、今いろいろな制度が分割され、なかなかトータルでその地域の人たちの健康なり、様子を把握するということが難しくなってきているのかと思いますが、例えば、困り感のある人たちは、どのように支えるか。それと町民に、例えば駐車場は障がい者のスペースは使わないとか、いろいろな町民に気をつけなければいけない、そういう啓蒙ですか、そういうことも必要かと思いますが、どのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

1つは、北欧の話を上げて悪いのですが、スウェーデン、特にデンマークなんかでは、例えば、点字ブロックなんてのはないのです。これは何かというと障がい児教育というよりも、そういう福祉教育が幼少期からきちんとされていて、もう目の悪い方がいたら道をあける。目の悪い方が信号のところに立ったら車は青であっても車は止まるという教育が国民的にされている訳です。ですから、そういう点でいうと福祉教育なり、障がい者に対する考え方というのは、日常的に家庭においても、地域においても、国家的にも国においてもやはりそこのところは浸透していかなければならないという、ある意味では、今回も公民館のバリアフリーの話をさせていただきますが、これは宣伝するとかしないということもさることながら、ごく当たり前に、そういう施設が、ごく当たり前になっていくという時代にもうなってきているということでは、あえて私は宣伝もしませんが、障がいを持っている方たちが、ここの施設でも、役場でも気楽に利用、一般の人と同じように利用できるということをどういうふうに行政としては充実させていくかということを大事にしていかなければならないのではないのか。これは例えば私が街並み推進室長の時に町長にお願いをして商店街の店の建替えや整備をする時に例えば店の出入口をフラットにする。それから車いすが入れる開口部を75cm以上にする。お寿司屋のカウンターも含めて車いすが入れるようにする。お店屋さんに車いすが入れるようなお店屋にしてくださいという行政的な政策をやって補助金を付けていく。こういうことというのは、行政として、そのことによって、商店街というのは、ある意味では、障がいの方たちにやさしい町、お店、そして、例えばスロープといいましょうか、歩道なんかについては、ブロックをあわせると車いすがはまるとか、いろいろな問題がありましたから、車いすの方にも歩いていただいて、できるだけフラットな、ガタガタしないようなものをつくっていくということは、ある意味では、そういう行政的な自助努力というのは、私は要請があるないにかかわらず、やはりちゃんとしていくという姿勢が極めて大事なのではないか。それから、清住のパークゴルフ場の駐車場のところが、道の施設整備でやっていますが、あそこも例えば人口肛門なんかの洗浄をするものが置いてあったり、段々そういうふうにして、どこでもそういうのが当たり前になっていくという施設整備をつくっていくというのは基本なのではないかと考えています。だから、では宣伝なんかしなくていいのかということではありませんが、それがごく当たり前のこととして行政は施設整備をこれからしていくということがいいのではないのか。これから学校を建てる時には、この間もちょっと端野の例を話ましたが、全部ウォシュレットにするのではないでしょうか。こういう時代にもう入ってきているということですので、金があるかないかということもさることながら基本的には、そういう姿勢を持って、すべての人にやさしい施設整備をつくっていくということが私は基本だと思います。それから、困り感のある方たちをどういうふうにして地域の中に参加したり、あるいは、それを要請するのかということについては、議員もご存じのとおりある意味では、障がいを持っている、民生委員さんなり、私どもの保健師たちが訪問する。そして、それらが、ぜひ地域の中で、例えば「きらきら本舗」にきていただきたい。参加すべきだ。こういう集りもありますよということの啓蒙とか、お知らせやお誘いも含めてやっていくということが、すごく大事なのではないか。それらがもっと日常的にもっと広く町内の方々も含めて、こういうのがあるよということをやはり実施していく。あるいは啓蒙していくということが、すごく大事なのではないのかと思います。私は、高齢者の集りやいろいろなところに行って、必ず挨拶する言葉があります。困ったことがあったら役場に来てください。遠慮なく来てください。役場は町民のよりどころです。これは職員の方もどう思っているか分かりませんが、私は、最後は役場しかないんだと。これは自信を持って、それに頼りにならないような役場だったらいらないとなりますから、私はそんなことも含めて一体的なやはり困り感のある人たちも含めて気楽に相談したり、あるいは我々もお誘いをしたり、声をかけるという状況をどうつくっていくかということが大事なのではないかと思えています。

質問 4番 河端芳惠

障がい者や高齢者にとって、やさしい町というのは、誰にとってもやさしい町、それは今いくら元気いっぱいで自分には関係ないと思っていても、いつどういうことになるか分からないということがありますし、やはり自分の問題として、一人ひとりがやさしい町にするように努力していかなければいけないと今、改めて思いました。次に、幼児教育の無償化についてですが、今、先ほど町長からお答えをいただきましたが、今、政権の中で無償化について、検討をするということが検討されているということですが、例えば、先日、予算の説明の中でありましたが、24年度の幼稚園の使用料が25年度では、430万円ほど増になっておりました。これは未満児の入園児増による増額というお話でしたが、税制、扶養者控除が廃止になったりして、そういうことで影響を受ける家庭はいなかったですか。それとこれは幼稚園の保育料、常設保育の保育所の保育料については、国から通達があって、その旨、今までどおり不利益がないような施策になっていると思いますが、税制が変わったことによって、幼稚園、保育園の保育料は別ですが、国保だとか、例えば、住宅使用料とか、いろいろなところにも影響があるのかなと思います。それでちょうど子育て世代に一番直撃するような問題なのかなと思いますが、そういうことも含めまして子どもの保育料、訓子府は決して高いと言えないのですが見直し、また、今のところ国の動向を見てということですが、例えば、訓子府も減免制度があります。幼稚園、保育所に2人いたら下の子が半額、3人目だと無料。これはそれぞれの町で規定で決められていると思うのですが、いろいろなところを見ましたら、その3人という対象を18歳にしたり、15歳、小学校卒業とか、中学校卒業とか、いろいろな運用の仕方があります。この制度はもう私が子育てしているころから同じ、2人目は半額ということだったのですが、この場合でしたら、年子とか、そういうことで恩恵を受けることはありますが、年が離れていたら、そういう恩恵を受けられないとかありますが、子育て支援ということで、この年齢を幼稚園、保育所だけでなくて、例えば18歳までの3人いれば2人目は上の子が例え大きくても半額とか、下の3人目は無料とか、そういうようなことにはできないでしょうか。伺います。

答弁 幼稚園・保育園事務長 中山信也

ただいま、河端議員からご質問いただきました扶養控除の関係のほうを先にお話させていただきますが、こちらのほうは扶養のほうがあったとみなして計算するようなかたちをとってございますので、そちらのほうの影響はないものと思ってございます。また、その後にございました2人目の半額、3人目の3分の1につきましては、国からの通達によってどの自治体もだいたい横並びのかたちでやっているような状況にあります。また、年齢を上げることについては、また別の話になってくるのかというふうに考えてございますので、よろしくお願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

1つの指針や通達で保育料の基準ランクD1から何ぼとかということから含めて、それから学校教育でいう幼稚園であれば幼稚園の使用料といいましょうか、そういったものについては、1つの基準として、いくらかというのは示されておりますが、それを無料にするかどうかというのは、これは自治体の長の運用基準によってきますから、例えば、無料化にするとかしないとかということは、その町の判断でできることだと私自身は認識しております。例えば、北見市の前小谷市長は、保育料とか給食費を無料にするとか、そういう政策を上げて結局実現できなかったのです。これは私は考え方ですが、基本的には、まず義務教育は当然無料だと。しかし、日々保育に欠ける、それでなくて集団的な生活をさせるとか、幼稚園教育という点では、まだ国の法的には、無料という方針は出ていませんので、その点では、新しい政権が保育料の無料化に向けて検討するというのは、そういう時代に入ったのかなというふうに思っています。ところが一方では、民主党政権の時に1年生、2年生が35人学級になった訳です。今度それを見直すという訳です。だから福祉政策が制度にかかわるものとして、政権がかわったことによってブラブラしている状況というのは、非常にこれでいいのかという危惧があります。その点でいくと児童センターの使用料も私自身はかなり低額にさせていただいたということもありますが、この辺はもう少し様子をみながら、やはり負担割合がけっこう大きくなってきますので、推移を見守りたい。その点で議員の皆様方もご理解いただければ、いつの時点で無料の話というのが提案せざるを得ないということもあるのでしょうが、今の時点では、推移を見守るという状況だということでご理解をいただきたいと思います。

質問 4番 河端芳惠

国の指針は、基準はありますが、やはり今、子育て支援ということで、いろいろな市町村でさまざまな首長の考え方でいろいろなことが行われているようです。それで無料化に向けて一番お願いしたいのですが、例えば、3人という規定を柔軟に考えるとか、段階的にそういうことでもできないのか。それはそれほど難しいことなのか。小学生になっても中学生になってもお金は子育てにかかるお金はかかります。その中で幼稚園、保育園に2人、3人でなければ、そういう対象にならないという、この辺のもう一度考える余地はあるのか。町長ご自身どのようにお考えかお聞かせください。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

これは私自身が福祉的なことでは幼稚園、保育所も将来的には無料にすべきだと。これは国がやはり責任持つべきだという考え方は変わらないのですが、医療費も中学生まで本当はやりたい。やはりそれなりの財政的なバランスを見ながら判断するということは私は大事なことなのではないかと思っていますので、やりたいということと私どもの町の財政のバランスを考えた時に一挙に行けるかどうかという問題も含めていくとそれはやはり一回立ち止まって、乳幼児、そして小学生というふうに段階的に今やっています。できれば中学生まで。子どもたちの保育所無料化だとかについては、幼稚園についても無料は本来は国がやるべきである。しかし、私どもの町でいくと2人目、3人目の時の基準をどうするかということを長年にわたって、これは判断してきた結果だと思いますが、ただ、今、議員ご指摘のとおり改めて管内の状況と全道的にそういった事例で、例えば、無料化にしているところの実態とか、それらをちょっと把握させていただきたい。その上で私どもが議会に提案すべきことなのかどうかということも含めて政策的に判断したいと思いますので、まずは25年度ということについては、ちょっと無理だということも含めてご理解をいただきたいと思います。

質問 4番 河端芳惠

事例で言いますと例えば、中札内村は同一世帯からという基準を18歳というふうに設けているようです。その他いろいろなところがあると思いますので、よろしくご検討お願いいたします。訓子府は、子育て支援センターができ、この4月からは、児童センターゆめゆめ館が開館し、本当に子どもたちにとって、すばらしい環境ができていると思います。「子どもを育てるなら訓子府で」と思ってくださる方が増えてくれればいいなと思います。昨日の一般質問の中で、0歳から9歳までの転入ですか、人口が増えましたというお話いただきましたが、子どもだけではなくて、それには若い世代が訓子府に来てくれたということなのでしょうが、北見市から訓子府に通勤されている方とか、その逆もいらっしゃいますが、やはり、子育てするには訓子府こんなに良い町ですよ。さまざまな医療費の件にしても子どもの施設にしても、こういう良い環境ですよということをPRしたら、もう少し、また若い人も訓子府に住んでくれたりするのではないかと思いますが、町長はどのように考えますか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

昨日も今日も控えめに言わせていただいていますが、転出者が0歳から10歳までで10名、そして転入者が33名で差引23名の子どもたちが転入してきているという状況、さらに、若い世代で言っていると生産人口でいうと142名の転出に対して154名だということで、そして、着実に増えているというふうには言いたいのですが、まだちょっとそこまで、これは子育て、医療費が無料になったから、いい環境の中でだからということでは言い切れない部分がありますので、ちょっともうちょっと丁寧に見つめてみたい。ただ私どもがいろいろなことで保育所の広域化の問題の時にも副町長や幼稚園の事務長あたりが行ってお話をさせていただいている時には、訓子府は子育てしやすいですよ。そして、保育料、あるいは医療費のことも無料ですので、これはもう北見市とは違いますよ。何て言う話も含めてしていただいているようですので、これらをもう少し、もうちょっと遠慮しながらお話をさせていただきたいと思いますし、さらに、議員の言われるとおり子育ての先駆的な政策によって訓子府町がより若い人たちが人口が増えていく要因になるよう、これは私も努力してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 4番 河端芳惠

ぜひ、訓子府の高齢化率がどんどん上がっていますが、若い人が訓子府に住んでくれることを願っています。次に、昨日からの暖気で、今日あちこち見てきたのですが、屋根の雪が 大分落ちたり、いろいろなことがありました。その中で先ほど町長から具体的に危険 個所について、どのように対応しているか伺いました。うちの町内でもやはり何件か通路に雪庇せ っ ぴがある。それと子どもたちの通学路でもありますから、何かあったら大変だという苦情があって、町内会として、そこのお宅に申し入れたり、施設にお願いしたりしました。ただ、今年みたいにこんな屋根の雪が凍ったまま、こんな年は、はじめてかと思いました。それで今 日 も 暖 気 が あ る の で 、 子 ど も た ち や 通 行 に 支 障 の な い 時 間 帯 に 全 部 落 ち て くれ、何も事故がなければいいなと思っております。3月2日の暴風雪ありましたが、あの時に9人の方が亡くなったということですが、訓子府でも車が立ち往生したり、いろいろな一歩間違うと大変な事故になった可能性もあるような事案もあったと伺っています。あの時に訓子府でも約20年近く前ですか、ホワイトアウトで道を見失って亡くなった方がいたのを思い出しました。今回これだけ大きな被害があった要因は、さまざまあると思いますが、決して他人事ではなかったし、もし一歩間違うと訓子府もそのような大きな事故につながるような事案もあったと思いますが、それを受けて訓子府でもう一度、管理体制ですか、その教訓をどのように受けて対策を練り直したとか、そういうことがありますか。

答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)

ただいま、暴風雪の関係でお尋ねをいただきました。これまでもそうなのですが、大雪が降る模様の時には、あらかじめ消防と協議しまして、道路の状況等知り得る範囲で情報を共有している。仮に救急要請等があった場合につきましては、除雪車が先導して行くというかたちで、これまでもそうでしたし、これからもそのつもりでおります。3月2日の暴風雪に関しましては、本当にあれだけの強力なものというのは、なかなか体験できなかったかなと思いますが、除雪車でも走れなくなるのです。前が見えない状態にあったということで、本当に止まっては風が少し弱まるのを見ながら、また前進していくというようなことで、本当に19号のところで、5線、6線の間ですが、そこで4台ほどの車を救出するにあたり、3時間半ぐらい、もう夜中の11時30分くらいまでかかって救助してきたというのが現状でございます。その際、消防ともまたこれからの対応で、さらに協議しましょうということで打ち合せをしたところでございます。

質問 4番 河端芳惠

今回のような暴風雪でしたら地域差というのがすごいあるなと。同じ訓子府でもいつも危険個所というのは、町場はそうでもなくてもある部分2m近く吹き溜まりになったりとか、そういうところがある中で、今回、重大な事故がなくて本当によかったなと思います。それと今回とても気になったことなのですが、たまたま今年、この冬の暴風雪は土日めがけてきていました。今ちょっと考えたら、あれが平日で、ちょうど下校時間に重なる時間帯、午前中は良い天気で、まさかああいうふうに天候が激変するとはちょっと予想つかなかったのですが、例えば、スクールバスだとか、そういう臨時休校にするとか、スクールバスを早めに運行するとか、そういうようなことはどのようになっていますか。また、スクールバスの停留所から自宅までやはり数百メートルあるところもあると思うのですが、そういうことを考えますと今回の暴風雪で自宅の周辺、100mぐらいの近くで亡くなった方もいらっしゃいますし、そういうことをすごく怖いことだなと思ったのですが、それを受けてどのようにお考えでしょうか。

答弁 管理課長 山内啓伸(管理課長は2015年3月まで)

スクールバスの運行につきまして、臨機応変に対応しています。例えば、今年でも1回、6時バスをとりやめて、吹雪になることを想定して事前に帰したとか、そういうこともあります。ですから仮定でものを言うのもあれなんですが、あの天気図を見たら、おそらくあれが平日だとしたら、あの時間までひっぱってスクールバスを通常の時間で走らせることは、あり得ないと思います。おそらく、停留所から安全に帰れる時間帯を見計らった中で、あの時だったら午前で帰すとか、学校を休校にするとかという、そういう措置をとったというふうに認識しています。

答弁 建設課長 佐藤正好(建設課長は2015年3月まで)

今、スクールバスと除雪の関係でお尋ねいただきましたので、私からも除雪の立場でお答えをさせていただきたいと思います。これまで天気の模様というか、風の状況によりまして、順次パトロールをしてございます。これまでの蓄積から、こういう風の状況の時には、どこが吹き溜まるかというのは、だいたい現場を把握できております。なおかつ、スクールバス等、今、携帯電話だとか、いろいろ便利な時代ですから、場合によっては、その状況を聞きながら、除雪車がそこに急行するとか、そういった対応もできるように、それぞれ連絡調整をしながら進めているところであります。

質問 4番 河端芳惠

今回、天気予報を私も前の日から荒れるなということで見ておりましたし、あとデータ放送で訓子府の天気がでますから、それを見ていましたが、暴風ということは出たのですが、降雪については1ミリとか、あまりたいしたことないと思ったりしていたのですが、今回の暴風雪で、ちょっとはずかしいのですが、うちのテレビのアンテナがひっくり返って落ちたのです。それで今回どのぐらいの最大瞬間風速とか、それから、そういうデータはどういうふうになって、どこにあるのかなと思います。それとアメダスの予報は置戸町境野が出ますが、天気予報でもっと細かな予報なり情報が、訓子府にも観測地点を設けてもらうとか、そういうようなことで、より精密な情報を得られるような方策はないでしょうか。それと地震計のことですが、2月2日に地震がありましたね。あの時、十勝地方を震源とする地震があった時に置戸町で震度4、訓子府で震度3、置戸のほうが十勝に近いのに訓子府のほうが震度、地盤によっても違うのですが、その震度計はどこにあって、どういう情報が伝わっているのか。その2点をお伺いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

かなり一般質問の通告からみたらずれておりますので、私たち答弁の資料を持ち合わせていないというところが本当のところです。ただ、氷柱と町営住宅、町有住宅、空家など、どんなようなことが大事なのかということの指摘ですから、その資料は用意していると思いますが、今の気象の関係については、おそらくそれぞれの課で把握している部分しか答えられないと思います。ただ、アメダス等については、これは期成会も含めて、私が管内の期成会の気象庁の担当の責任者みたいのをやっておりますから、気象庁に行ってそれなりの部長たちに何としても、うちと清里と湧別だったかどうか分かりませんが、3カ所しかテレビを見ても出てこないのはそこしかない。置戸が出て訓子府が出ないというのは不快だというだけではなくて、例えば、災害があった時のその報告の災害の復旧等に対しての基礎資料にアメダスが求められるということも考えていくとやはりなければならないということを要望していますが、これらについては、何としても予算がない。そして今、アメダス以上の気象状況というのは各気象庁の網走なら測候所から全部流していますし、テレビやあるいは災害防災の通知の中でもどういう雲の変化があるのかということもこれは周知していますので、町長さんそこまでは今はもうやれませんといつも軽く断られているのですが、めげずに今言っておりますが、状況としては、管内的には、1、2町村、訓子府ともう1カ所ぐらいしか置いていないところはないというのが本当のところです。局地的な災害とか、いろいろ降雨だとか、 雹ひょうだとか含めていくと絶対必要だということを力説していますが、なかなかその声が予算のほうにとられていないという状況です。以上です。

質問 4番 河端芳惠

通告書から離れて、本当に申し訳ありません。ただ、冬の安全というところから、たまたまこの通告書を出した後に、ああいう暴風雪があったりしたものですから、この機会に町の考え方をお伺いしたいと思ってちょっと広げてしまいました。いろいろなことを伺って、とても安心しましたし、そういう方向でお願いしたいと思います。これで、私の質問を終わります。

出典:訓子府町議会 平成25年第1回定例会 2013年3月8日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる