訓子府町議会 平成24年第4回定例会 2012年12月12日
交通弱者に向けた除排雪対応の考えについて
2012年12月12日、訓子府町議会の一般質問で、上原豊茂議員が「交通弱者に向けた除排雪対応の考えについて」質問し、町長 菊池一春、福祉保健課業務監 渡辺克人が答弁しました。
- 質問者
- 上原豊茂 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、福祉保健課業務監 渡辺克人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 上原豊茂
それでは、時間もありませんので、次の質問に移りたいと思います。交通弱者に向けた除排雪対応の考えについてであります。昨今の異常気象による災害発生を目の当たりにし、降雪期を迎えた交通弱者にとって不安は倍増したというふうに思っています。以前も一般質問をはじめとし、全町的に高齢者含めた日常生活の足の確保や公道までの除雪対策に十分な配慮を求めたところであります。一般的除排雪に加え対策をどのように考えているのか伺います。1点目は、全町的に除排雪に配慮を必要とする家庭の掌握について、どうなっているのか。2点目、バス停、歩道を含め除排雪の改善を行うのか。3点目、これらの対策基準をどのように考えているか考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、交通弱者に向けた除排雪対応の考えについて、3点のお尋ねがありましたので、お答えをさせていただきます。まず、1点目の「全町的に除排雪に配慮を必要とする家庭を掌握しているか」とのお尋ねでございますが、本町の在宅福祉サービスで実施しております「除雪・排雪サービス」につきましては、病弱などの理由により、自分で除雪ができない方を対象として「自宅前玄関等」緊急避難通路の確保のため、除雪または排雪を行っており、概ね65歳以上の高齢者のみの世帯等を対象者としておりましたが、平成23年度からは、さらに障がい者のみの世帯等も対象として実施しております。このサービスの利用者につきましては、平成24年10月31日現在、高齢者のみの世帯等につきましては、49世帯となっており、うち、町内会地区では45世帯、実践会地区では4世帯となっております。また、障がい者のみの世帯等につきましては、利用者が町内会地区の2世帯となっております。この「除雪・排雪サービス」利用者以外で、除排雪に配慮を必要とする家庭についての掌握はしておりませんが、町内会・実践会において、それぞれの地域の共助活動の中で、隣近所の方々にお願いをして、対応をしていただけるように町内会・実践会の各会長会議でお願いしているところであり、今年においてもご協力をお願いすることとしております。2点目の「バス停、歩道を含め除排雪の改善」についてお尋ねでございます。バス停留所につきましては、本年の第2回定例会の一般質問で関連する項目でお答えさせていただいていますが、町内の路線バスの停留所は37箇所ございまして、訓子府駅と末広を除き道道沿いに設置されています。町では、バス利用者の安全確保のため道路管理者の北海道に対し平成18年のふるさと銀河線廃線後から継続してバス停留所へのバス停車帯の設置や歩道設置を要請しているところでございます。北海道では、交通安全施設整備にあわせ安全対策を進めており、本年も西富26号停留所のバス停車帯、歩道が完成し、現在道道で歩道がない箇所の停留所は4箇所となりますので、今後も継続して早期の安全施設整備を要望してまいります。また、町では利用者の利便性向上のため、バス停車帯の設置にあわせ、西訓子府、西富、穂波の旧ふるさと銀河線乗降場跡に待合施設を整備してきており、日出市街につきましては道道の整備にあわせ平成25年度で計画しているところであります。議員ご指摘の除排雪の改善につきましても、第2回定例会の一般質問で答弁させていただいたところですが、道路管理者、バス事業者での個別の管理は難しい状況にありますが、バス乗降の際の注意喚起の徹底や道路管理者への歩道除雪の要請を行うとともに町で設置したバス待合所につきましても多くの方が利用できるよう除排雪等に配慮してまいりますのでご理解願います。次に、町道歩道の除排雪でございますが、本町の除雪計画は12月広報でもお知らせしておりますが、路線の車道部を先行し、通学時間までに通学路の歩道除雪を中心に実施しております。議員ご指摘の交通弱者への対策は、機材、人材、財源に限りがあることなどから迅速な対応は難しいところですが、現場状況を確認した中で、歩行等に支障がないよう除排雪に努めてまいりますのでご理解を賜ります。3点目の「対策基準をどう考えているか」とのお尋ねでございますが、本町の在宅福祉サービスで実施しております「除雪・排雪サービス」利用者につきましては、概ね65歳以上の高齢者等と障がい者のみの世帯等としておりますが、利用対象者の要件等については、できる限りサービスを必要としている方が、利用できるよう柔軟に対応しているところであります。また、このサービスは、町道の除雪と同じく、降雪量が概ね10センチメートル以上になった時に実施することにしております。実態としては「自宅前玄関等」緊急避難通路の確保のための除排雪ということから、町道の除雪状況を見極めた上で始動する必要がありますので、建設課との連携を密にし、進めておりますが、今後におきましても地域状況を見極めながら、適切に「除雪・排雪サービス」が提供できるよう努めてまいります。以上、お尋ねのありました3点について、お答えさせていただきましたので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 10番 上原豊茂
たびたび同じような質問をしている訳ですが、これはもちろんご承知のように、今回の雪のような状況がうまれてくる。降雪状況がうまれてきますとなかなか高齢者世帯等では対処しきれないというのも実態ではないかと思いますし、また、この会議に出てくる昨日なんかは、除雪をしながらスコップを持って空を見上げる高齢者と思われる方を何人か目にしました。なぜこういうことを言うかというと非常に季節も季節ですから、無理をすることによって、体に障がいを持ってしまうというような状況も起こり得ると思う訳であります。そういう意味では、一番最初の質問の中でありました共助の関係をもう少し呼びかけ、体制強化を図っていくべきだろうと思う訳であります。町の中はいろいろな方を目にしますが、ちょっと奥にいきますと実践会地区に入りますとまったく状況が分からないのが実態であります。そういう中で、高齢者に限って無理をするというのも事実であります。その辺の体制をどうするのか。例えば、そういう手助けが必要な方々にこういう状況、こういう体制を行政として、組んでいますよということをしっかりと伝えていくということが、ある意味では、医療費の削減にも増加を止めるというところにもつながっていくというふうに思いますので、そういう体制をとるためにも、必要な家庭、世帯の状況把握というのが大切になってくると思いますので、この辺についての配慮をいただきたいというふうに思います。2点目に入りますが、非常に高齢化率が上がって33.5でしたか6でしたか、なっております。65歳以上のこれは町で出している第5期計画の関係の資料の中でありますが、高齢化率が上がっているのと同時に高齢化世帯といいますか、65歳以上の世帯数も多くなっているというもの事実であります。そういう中で、もちろん生きるための、生活していくための交通体制の充実というのもさることながら、ある意味では、そういう人たちがひきこもりにならない、高齢者もきちんと社会参加していけるような状況をつくるためにも、そういう弱者への除排雪の充実というもの考えていく必要があるのではないかと思う訳であります。ややもするとあそこは除雪してもらって、うちはしていない。年取ったらうんぬんという声も間々耳にする訳ですが、なぜ、そういう体制を取るのか。行政として、こういう情報を流したり、こういう体制づくりをするのかというのをやはり行政側からきちんと町民に向かって発信する。理解をいただくということが大切だというふうに思う訳であります。そういう意味で、状況の把握、除排雪に対する地域の協力というものもしっかりしていく必要があると思う訳であります。今回のこの2日間にわたる雪の状況の中で実際に何が問題なのか。その課題が見えてきたのではないかと思う訳でありますが、その点について、何か気になるところがあればお聞かせいただきたいと思います。
答弁 福祉保健課業務監 渡辺克人(福祉保健課業務監は2014年3月まで)
ただいまの上原議員から今回の大雪に対して、実態が見えたのではないかとのご質問でございましたが、今回の大雪につきましては、除雪・排雪サービスやっております。今回、2件の方から急きょ連絡がきまして、今すぐやってほしい。事前の申し込みはなかったのですが、来たということで、状況を確認いたしまして、すぐに、2件とも実践会地区だったのですが、今回で言いますと実践会地区につきましては、業者のほうでやっていただきまして、そちらのほうに連絡して、すぐ除雪をしていただいたということもありますし、私たち福祉保健課職員もあわせてスコップを持って、すぐ対応したところでございます。本当に何といいますか、普段突然雪が降るものですから、普段の体制、対応できるような体制は本当に必要だなというふうに感じております。そういうようなかたちで緊急時の対応の必要性を痛感したところでございます。以上でございます。
質問 10番 上原豊茂
今、業務監から報告がありましたように、こういう緊急事態に対する対応としては、すこぶる良好だったというふうに今再認識をしたところであります。このような状況をやはりきっちり積み重ねていきながら、行政に対する町民の信頼または町民の行政が持つ町民の命を守るという意味での仕事をしっかり全うしていくことが大切になろうかと思います。最後のいろいろな対策をとる基準というのは、非常に難しいと思う訳であります。思う訳でありますが、やはり、こういう状況の中では、地域の中で連携してこうする。行政がやること。そういう情報交換も含めた認識をきちんとやはり持っていく。つくり上げていくというシステムづくりが必要でないかと思う訳であります。そういう意味では、降雪によって、病死とか、または事故死とか、そういうことが起きないような行政としての対応をこれからもさらに強化していただくということで、まだまだ本当はやり取りしたい具体的なことがありましたが、時間がありませんので、私の一般質問はこの辺でとめますが、非常に最後にいい対応の状況を聞かせていただきました。ぜひ、こういうことを肝に銘じながら対策をとっていただきたいと思います。以上で、私の一般質問を終わります。