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訓子府町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月8日

温泉保養センターの効果的な運営

2012年3月8日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「温泉保養センターの効果的な運営」について質問し、町長 菊池一春、農林商工課長 佐藤正好が答弁しました。

質問者
西山由美子 議員
答弁者
町長 菊池一春、農林商工課長 佐藤正好

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 西山由美子

2つ目は、温泉保養センターの効果的な運営についてです。平成3年1月15日にオープンした「くんねっぷ温泉保養センター」は、平成16年8月10日にリニューアルオープンして、多くの町民はもとより、町外からもたくさんの入浴客が訪れ、昨年1月15日で20周年となりました。利用者は、平成22年12月末で108万7,363人だそうです。さて、この20年の中で、近隣市町にも同様の温泉施設が増え続け、人口減少と景気低迷が重なり、互いに苦戦しているのが現状です。町民に愛される温泉として、今後どのように運営していくのか。町長の考えを伺います。1つ目、施設開設の経緯と20年間の運営状況と課題は何か。2つ目、町民に対して果たす役割と位置付けへの考え方。3つ目、将来的な施設整備や効果的な運営の考え方。以上です。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「温泉保養センターの効果的な運営」について、3点のお尋ねをいただきました。まず、1点目の「施設開設の経緯と20年間の運営状況と課題」についてです。施設開設の経緯につきましては、当時、温泉利用懇談会において検討がなされ、結果として広く一般の方にも温泉を楽しんでいただくことを目的に約2億1千万円を投じ、温泉保養センターを建設したところでございます。温泉掘削時の主たる利用目的としては、特別養護老人ホームでの浴用と暖房であったようですが、限られた湯量の中で他への活用も検討し、家族やグループでくつろぐ場として、また、心身をリフレッシュさせる健康づくりの場として、さらには、町の銭湯として建設されることとなり、以降、町内外の皆さんに広く利用いただいているところでございます。開設した平成2年度から平成19年度までは、1日平均で180人前後の安定した利用がありましたが、平成11年度以降は、燃料費の高騰や業務委託料の増高により、収支不足の状態に陥っており、現在に至っております。平成16年度には、約6,600万円を投じてリニューアル工事を実施し、収支不足額の圧縮を図ったところですが、燃料費が高止まり状態にあることと不況や北見市内に建設された大型温泉施設の影響などにより入浴客が減少し、平成22年度では約600万円の収支不足が生じております。これを解消するためには、施設の管理運営コストを下げ、収入額を増やすことが必要となりますが、管理運営コストの削減には限界がありますので、入浴客をいかに確保するかが最大の課題であると考えております。次に、2点目の「町民に対して果たす役割と位置付け」についてでありますが、施設開設の経緯の中でもふれましたとおり温泉保養センターについては、くつろぎとリフレッシュの場として、健康づくりにも大きく寄与していると思っておりますし、一方では、町内唯一の公衆浴場でもあります。平成22年度では、1日当たり43人、率にして利用者の30%にあたる高齢者や身体障がい者が利用している現状にありますので、今後も引き続き「健康づくり施設を兼ねた銭湯」として運営してまいりたいと考えております。次に、3点目の「将来的な施設整備や効果的な運営の考え方」についてでありますが、施設整備につきましては、2点目のお尋ねでお答えしたように「健康づくり施設を兼ねた町の銭湯」として、現状のまま維持、管理していく考えでおります。また、運営につきましては、町民に対する施設の役割などを考えますと必ずしも収支だけで施設の是非を判断すべきものではないと思っておりますが、その改善策については、引き続き、種々検討してまいりたいと考えております。以上、お尋ねのありました3点について、お答えしましたので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 8番 西山由美子

1つ目の経緯を説明していただきましたが、平成18年第3回定例会におきまして、佐藤議員が温泉保養センターについて、前町長に対して質問しております。その中でセンター内に佐藤議員は特設コーナーといいますか、町の特産物を置くコーナーを設けてはどうかという提案をして、町長もそれに対して、検討をしたいというか、良い考えだというように答えていますが、いまだかつてそういう形跡はありません。それで、今、町長が言われたように赤字といいますか、なったのは平成11年度からですね。今年度までありますが、その間、行政として、赤字解消のためのどういう工夫をしてきたのか。また、町民に対して、今、本当に入湯客を増やすことしか解決策はないとしたら、一体どのようなPRしてきたのか、その点の努力の跡をお示しいただきたいと思います。

答弁 農林商工課長 佐藤正好(農林商工課長は2012年9月まで)

何点かお尋ねいただいたのですが、まず1つ目の地場産品を置いたらいいのではないかについてですが、いろいろ検討した経過がございまして、最終的に温泉保養センターについては、地方自治法でいいます行政財産にあたりますので、行政財産本来の用途、または目的を妨げない限度において使用を許可することができることになっています。現状では、施設内は大変狭い状況でございますし、また、駐車場等でもそういったものをやるとなりますと利用者に不便を与える部分もあって、ちょっと好ましくないのかという結論に達してございます。これは例えば、一般の方、グループ等に出店をさせる場合のことなのですが、あと入湯客を増やすために、入湯客に対するサービスの一環として、町が施設内に地場産品の販売コーナーを置いたらどうかということですが、実際に理屈上は可能でございますが、販売業務や商品管理にかかる業務が新たに発生してきます。そうしますと当然委託料の関係にも跳ね返ってくる。必ずしも地場産品を置いたことが即、入湯客の増につながるのかどうかという部分、費用対効果の部分で検証していく部分でちょっと無理があるのかなというような最終的な結論に達して現在に至っているということでございます。これまでの赤字対策についてですが、過去、例えば指定管理者制度の導入やそういったものも検討してまいりました。ただ、他町の実態等も見ていまして、極端な経費節減にはならないというような状況も見えてございます。逆にその都度、経営がうまくいかないということで、業者が離れる場合も最悪の場合は想定されますので、これについては、現状の委託方式でやっているということで、ご理解いただきたい。それとPRについてですが、新聞等の広告でいろいろやったりもしております。今回、去年からの取り組みとしては、例えば、パークゴルフ場のセット券を販売したり、ちなみに23年度につきましては、139人のご利用があったということでございます。ただ、町長が先ほど言いましたように非常に北見市内に訓子府町と同じ料金の390円の料金の大型の銭湯といいますか、温泉ができているということもありまして、どちらかと言うと客の奪い合い的な要素も多いのですが、やはり何よりも車の燃料代の高騰や景気そのものが落ち込んでいるというような部分が影響しているように私どもとしては、考えているところであります。

質問 8番 西山由美子

どんなことでもそうですが、やる前にこんなことやったってだめだとか、こんなことやったらこうなるとかって言っていたら、何も前に進みません。やはり、やってみた中で、検討して、そして悪い点を改善して、そして進んでいかないとこれだけの赤字を解消するというのは、そうたやすいことではないと思います。経営というのは、本当にそこが民間とお役所の仕事の違いなのかもしれませんが、町民の方たちは、こんなに赤字で運営されているということは、そんなにたくさんの方が知っているのかどうかということも1つですし、私も委員会で3年間、所管事務調査をした中で、毎回同じ調査事務の結果を話しているのですが、町民へのPRというところで、いつもむなしさを感じるので、今回質問した訳ですが、実際、委員会の中で私もこの20年間で温泉に行ったのはたった2回だったのです。それで委員の方たちにも聞いたら、1回も行っていない人もいましたし、これはもう現場に行かない人がものを言っても本当に説得力がない。これは当たり前のことでして、私もその後行ってみました。すると私たちの温泉はすごく愛されているのです町民の方に。好きな人が行くということもありますが、とても愛されているという雰囲気を感じました。とても熱いです。私はぬる風呂好きなので、最初はすごく熱いなと思ったが、入っていると入った後にすごくすっきりして、本当に我が町の温泉の良さをあまり知らなかったなということも含めてですが、それで一生懸命どうやったら町民の方にPRしてもらえるのかと私なりにいろいろ考えました。例えば、町民に温泉の効能とか、それはネットなどで町外から入ってきた人の評価を見ますと大変いいのです。普通ということもあります。なぜかと言うと私たちの町の温泉は、ほかの近隣の町村の温泉と違ってレジャー的な要素は少ないのです。本当に公衆浴場を少し大きくし、しかも中は温泉だという。だから町民に対してすごく利用しやすい温泉ではないかと思います。それで美人の湯だかという別名もついていました。とってもこざっぱりして塩素のにおいもないし、お湯は良いという評価でした。ですからあとは本当に行政の方々がお風呂掃除しなくてもいいのですから、やはりPRにうんと力を入れてほしい。それには、例えば、日帰り温泉ツアーの企画。これは老人クラブや町内会に関して日帰りで私たちの町の温泉に入って、あそこの和室でちょっとお食事して交流を求めようとか、そういう企画をしてもらうとか、商工会との連携で、いろいろな商品券をやる代わりに例えば温泉券をあげるとか、何かの商品に温泉券を渡すとか、一番手っ取り早いのが、これはすごい乱暴ですが、職員とこの議会全員で毎月1セットずつ買ったら400万円は収入が増えるのですが、それはちょっと乱暴すぎるので、やはりこの場で決めた企画ですから、ぜひ職員も含めて、町民にもっと私たちの温泉をもっと利用しようということをやはりやらないと進んでいかないと思います。本当にもったいないです。贅沢なのですがもったいないと思いました。皆で入りましょう。特に、3月で今年の決算が出ますので、ぜひ残りの日にちでたくさんチケットを買ってください。これで、私の質問を終わります。

出典:訓子府町議会 平成24年第1回定例会 2012年3月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる