みんなの議会

訓子府町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月13日

南北横断幸町線

2011年12月13日、訓子府町議会の一般質問で、余湖龍三議員が「南北横断幸町線」について質問し、町長 菊池一春が答弁しました。

質問者
余湖龍三 議員
答弁者
町長 菊池一春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 余湖龍三

続きまして、次の質問に入らせていただきます。南北横断幸町線について、町長にお尋ねいたします。早口でしゃべりますが、よろしくお願いします。南北横断幸町線につきましては、先般の「まちづくり推進会議」において、役場内部に「プロジェクトチーム」を作り、周辺整備を含めた全体について検討している。さらに、25年度以降の整備を目指しているとの報告がありました。私も第2回・第3回定例会での一般質問の中で取り上げ、町長の考えをお聞かせいただいてまいりましたが、今回は、周辺整備の根本となるべき道路の位置について、お尋ねいたします。銀河線のある時代から、線路の北側の住民の方々にとって、駅中心部の横断道路への思いは強く、古くは跨線橋の設置によって、その役割を果たしていた時期もありました。銀河線の廃止によって、その横断道路への要望は「銀河線跡地利用会議」での提案をスタートに「町内会連協」の要望、「西幸町町内会」の要望を踏まえて、20年には現在提示されている形状での実測設計がなされ、今年春の「まちづくり推進会議」で、はじめて町民の前に全貌が示されました。これも町民の前ではないですが、推進会議の役員ならびに議員には全体像が示されました。私もこの時から、はじめて、その道路についての関心と注目がはじまったのが現状であります。前回の定例会でも申し上げましたように当時からの経過を踏まえて、南北の分断を解消するべく道路の設置は、関係住民の要望のもとにそれ以上に賛同して望むものではあります。現在・将来と「町の顔」とするべき「くる・ネップ」周辺の周辺整備においては、あの位置での計画には、私自身は反対せざるを得ません。そこでお尋ねいたします。1点目に、前定例会の質問の中で、地元の一部の住民の意見を聞いたアンケートを基に意見を述べさせていただきましたが、これは私の勘違いではないと思うのですが、町長におかれましては、アンケートの設問不備や配付範囲の不足等への指摘をいただきまして、関係住民の意見を聞いて、今後の展開を図るとの意志だったと私は理解しておりました。あれから3カ月がたち、今回「プロジェクトチーム」による検討を進めるにあたり、住民との話し合い、要望にあった西1丁目線への変更要件の情報収集等、何が行われたのかお尋ねいたしたい。2点目に、最近の白糠線の事故多発を見るに、環境の変化による交通安全についての対策の大変さを実感しています。今、提案されています幸町線の位置・形状に対し、危険な道路になるのではないかとの不安はないのかをお尋ねいたします。3点目に、今、提案されています一部批判のある道路よりも正常な形での横断道路の可能性があるとしたら、今、検討してみようというお気持ちがあるかをお尋ねいたします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま、余湖議員から「南北横断幸町線」について、3点にわたりお尋ねがありましたので、答弁をさせていただきます。まず、1点目に「役場内に庁内プロジェクトチームによる検討を進めるにあたり、住民との話し合いや西1丁目線への変更要件の情報収集等、何か行われたのか」とのご質問がございました。前回、9月の第3回定例町議会における余湖議員からの一般質問なども踏まえ、町では道路も含めて、「くる・ネップ」周辺の環境整備を着実に進めるため、関係課長・担当者による「くる・ネップ周辺環境整備推進会議」というプロジェクトチームを立ち上げたところでございます。会議は、これまで2回開催しておりますが、10月7日開催の1回目の会議において、これまでの経過や現時点での整備の考え方、現在の取り組み状況と検討課題を確認し、今後のスケジュールと進め方を協議したところでございます。スケジュールに関しましては、財源対策等の手続きなどを勘案し、整備工事は平成25年度から26年度、その前段として、町としての整備の方向性をまとめたマスタープランを年内に練り上げ、それをたたき台として、年度内に「まちづくり推進会議」などで議論いただき、整備内容を固めていく予定としているところでございます。2回目は、11月14日に開催し、マスタープラン原案の作成作業などにあたり、今後、さらに内容を煮詰めていくこととしております。また、くる・ネップを活動場所としております「ファーマーズマーケット」代表の方や銀河公園などを利用している保育園担当者などから、率直なご意見を伺う機会も設けております。今後とも、こうした取り組みを重ねてまいりたいと考えているところでございます。西1丁目線に関しましては、この前の9月定例会において、余湖議員から「JA自体も組織が変わり状況は変わってきているので検討すべきでは」とのご質問がありました。JAきたみらいにおける施設等の再編構想などは、まだ具体的になっていないようであり、現時点では、西1丁目線延長上にJA倉庫からの荷物の積みおろし作業が行われ、売却したばかりの鉄道跡地と民間の住宅がありますので、この事実を踏まえた上で可能性を判断せざるを得ない状況にあります。幸町線整備についての根本的な考えとしましては、本来であれば、駅前通りである停車場線から南12線まで直線化し、南北の一体化を図るところでありますが、旧駅舎が支障となるため、これを避ける形で現在の線形となったものであります。利用・利便性の高い、均衡ある市街地整備を図るうえで、この路線を計画化したものでありますので、ご理解賜りたいと存じます。なお、くる・ネップ周辺一帯は、多くの人が集まり、往来する場所でもあり、道路整備にあたっては、周りの景観との調和などにも十分配慮してまいりたいと考えているところでございます。次に、2点目の「提案されている幸町線の位置・形状に対し危険な道路になるのではないかとの不安はないか」とのお尋ねでありますが、現在、提案している幸町線の延長につきましては、本町の縦軸の基幹路線として機能している町道末広線に接続している一般道道訓子府停車場線までの区間であり、延長140メートル、車道幅員5.5m、路肩幅員1.25m、歩道幅員2.5m、全体の幅員が13メートルの規格で計画しているところでございます。平面線形につきましては、旧駅舎付近で曲線が連続する形となっておりますが、いずれも道路構造令に準拠した形状で計画しているところであり、縦断線形につきましても最急勾配が2.25%となっており、安全に配慮した計画としているところでございます。また、路線バスの旋回におきましても専用レーンを設置し、乗降させる車両のほか2台が待機できる構造であり、一般交通と緩衡しない計画としているところでございます。なお、この路線と平面交差する町道北2条線、南12線の交差点につきましては、本線の交通量が増えることを予想しておりますので、道道北見白糠線での事故を教訓に交通規制や道路管理者として万全な安全対策を北見警察署や公安委員会と協議してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、交通事故防止は交通規制や安全対策にも限界があることから、警察署や交通安全協会などの関係機関と連携しながら運転者や歩行者のモラル向上も含めた交通安全に関する啓発活動を続けてまいるところでございます。次に、3点目の「一部批判のある道よりも正常な形での横断道路の可能性があるとしたら検討してみようという気持ちがあるか」とのお尋ねでございます。正常な形での横断道路の意味は、はかりかねるところでありますが、本年の第2回定例町議会、第3回定例町議会での余湖議員の一般質問の中での回答や1点目の回答のとおり平成19年度の50数名の代表者で組織した銀河線跡地利用検討会議で決定された意見と町内会連協からの要請を受け、鉄路で分断されていた市街地を一体化させ、均衡ある市街地整備を図るため横断道路の検討をしてきたところでございます。その検討した結果、現在計画している道路計画の位置・線形が最善であると考えているところでございます。以上、お尋ねのございました3点について、お答えを申し上げましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

質問 5番 余湖龍三

それぞれにそれぞれの返答をいただきまして、ありがとうございます。まず、1つ目に再質問させていただきたいのは、先ほどの質問の中でも言いましたが、町長は、前回の私の質問で、地域住民との話し合いについては、必要性を感じていらっしゃるのでしょうか。お願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

どのような形であれ、地域の方々との話し合いは大切だと思っております。とりわけ、まちづくり推進会議は、今年度からスタートした各実践会、町内会の代表のある意味では、意見を聞くという理解の点でいくと非常に大切だと考えておりますし、さらに町内会連協、それぞれの町内会の代表等の会議の中でも、このような話し合いをしていくことは、大事なことと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 5番 余湖龍三

まちづくり推進会議や町内会連協などは、町長が今までも大事にし、そこで意見を求めていることは、大変よくわかっています。ただ、今必要なのは、本当にそこに住んでいる方、そこを利用している方との話し合いが私は必要と思っております。町長も以前にも言われておりましたが、この道路をつくるにあたりましては、町道整備として、駅を分断する必要性のある道路の必要性からはじまって、町内会連協、銀河線跡地会議、それぞれの会議の中でそのような話が出てきたんだという話は、今まで十二分に聞かせていただきましたので、分かっておりますが、私も道路の必要性は、十二分に感じます。地域の方々が今まで考え、望んできた横断する道路があそこにあることの必要性は十二分に感じますが、私は前回、地域住民の方との話し合いをこれからももってほしい。今そこで使っている方々に対し、私は、町長にとっては、物足りないかもしれませんが、地域住民何百名のアンケートを取らせていただきまして、それで、たったあれだけの中にもあれだけの反対というのか、道路に反対する訳ではないのですが、あの位置に反対する意見が、あれだけあったのは、町長もよくお分かりだと思っています。その中で、あの道路についての良し悪しをやはり検討すべきではないかと私は思っております。あれ以降3カ月たった中で、地域住民との話し合いをやはり持つことが一番の策ではないかと思っていましたので、ぜひ、それが行われるのではないかと思っていました。しかし、今、町長の答えの中では、プロジェクトチームの会議は2回、ファーマーズの代表とはお話をした。保育園の関係者と話したのはよく分かりますが、それも必要なことだと思いますが、やはり地域住民というよりもトータルで言いますと町長は、やはり声の出される方の声は十二分に聞いていらっしゃると思います。まちづくりの会議も何回もやっていますし、連協にも何回の会議の中で言っているのではないかと思います。ただ、普段、声の出せない方の声をどこで聞くのかが、この段階になったら必要なことではないかと思います。これを進めない限り、あそこにあの道路を今つくってしまうとやはり遺恨い こ んを残す結果になってしまうのではないかと思っております。その点いかがでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

銀河線跡地利用会議の中で出た道路は、例えば、西富の林氏の所を車が通れるようにしてほしい。それからさらに、東側になりますが、そこも車が通るようにしてほしい。とりわけ、真ん中の道路については、現在、歩道というよりも歩く道路がありますので、これを車も通れる道路として、南北の縦断を解消していただきたいとの声が私は多かったと考えています。そして、沿線の例えば西幸町、東幸町、それから大町だけで本当にそれがいいのかどうかも少し考えなければならない部分がありますので、全町的な状況の中でも意見を町内会、実践会の中で意見をお聞かせ願いたいということで、意見を聞かせていただいているところでございますし、特に、町内会の東幸町、西幸町からは、ぜひ、つながる道路がほしいとの考えから出された要望書が私は重いと考えておりますので、今後、適化法の関係で、実際には25年以降でなければ、着手できませんので、これらについても十分いろいろな立場からご意見を伺い、最終的には、町の案を示しながら、前へ進めていきたいと考えているところでございます。

質問 5番 余湖龍三

すみません時間がなくなってきました。町長の言っていることは、よく分かります。道路をつけなければいけないことについての今までの流れは、よく分かります。ただ、今、問題にしたいと思っているのは、道路の位置でございますので、そのことについて、検討する場面はどこにあるのかを私は前から言っていると思うのです。その周辺整備についての意見は、これからも聞く機会はありますし、行うのでしょうが、周辺整備の中心となる道路の位置が決まらない限り、良い周辺整備ができる訳がないのです。町長は前にも言っていましたが、きっと町の中心部の話に農家の人は、ああ良いのではないか、そんなに興味を示さないのは当然ではないかとのことですが、まったくそうだと思います。私は、こんなことはあまり言っても仕方がないのでしょうが、推進会議や銀河線跡地会議、町内会連協の会議においても、そこに道路をつくることは賛成。しかし、そこまでの細かい道路については、深く賛成した訳でない。その時は知らなかった。今やっと決まったので、これからその道路の形については、検討するべきではないかという話を私はしているつもりなのですが、結局は道路の形を移動する気持ちはないが、周辺整備は我々が一生懸命考え、町民に訴えていく。それでは根本的な道路の位置の変更については、先ども聞きましたように、そのような思いはございませんかという質問なのですが、よろしくお願いします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

余湖議員が推奨していると言っていいのでしょうか、西1丁目線は、大町から真っすぐ農協の前を通って、高尾氏のかつての事務所が引っかかる。それでも真っすぐつながる訳ではない。そのようなリスクと私どもが今求めている総幅員13.5mから考えてもかなり無理がある。それと西1丁目線についても非常に厳しい。そのことによって、今の道路の形を考え、まとめてきた経過がありますので、道路について、まったく考えていないというよりもこのような経過の中で、現在の線形が出てきたということですので、これは、ご理解をいただきたいと思います。

質問 5番 余湖龍三

理解ができるのなら、質問をする必要はないので、その理解を変えてもらおうと思い、私は一生懸命質問をしているのですが、今、出ました西1丁目線につきましても具体的な話は、また別としまして、町も25年度以降、26年に実際の整備はするところまで決まっているのですから、まだ、黙って2年、3年の期間がある訳なのです。その中で西1丁目線はもう無理で、その方向性はないというような表現をされるともちろんこれが土地の持ち主であります農協は、あそこを発展させ、絶対使ってもらっては困るという方向性があるのなら別です。私が聞いた話では、JAにとっても今ははっきり言えないが、25年度までには計画を策定し、きちんとした使用の方向性を出との話を聞いております。もちろん今まで町が今提示されている道路は、いろいろお金と労力もかけているため、引っ込みがつかない状態なのかどうかは分かりませんが、私はやはり今の不自然な形の道路よりは、道路をつくることの賛成のもとに、西1丁目線の発展的な交渉をしていただくのが、良いのではないかと思っています。今焦り、プロジェクトチームにしましても25年度以降ですので、今一生懸命に行わなければいけないのは分かりますが、まだやらなくても良い。その道路の根本になる道路の位置をきちんと納得のいく中で、地域の住民、もちろん我々議員もですが、納得のいく形で決めた上で、周辺整備のプロジェクトチームなどもつくり、計画してくれると良いのですが、やはり、今の段階では、道路の位置の検討をもっともっとしていっていただかなければ、本当に道路をつくってしまうと終わりですので、その後の変更はききません。町も来年、行おうとしている訳ではないのですから、今もう一度考える余裕を町長より、検討するため、机の上にあげてみようという返答を私は聞きたいのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

議員の考え方については、過去の6月、9月の議会、そして手元にもありますが、この龍の道の余湖議員の広報誌を見ても重々知っているつもりでございます。これらを勘案しましても、しかし、行政が今までの経過の中で決めた線形について「分かりました。すぐ検討し直します」ということにはなりません。例えば、全員協議会などで「その考え方は改めよ」ということでもあるか、あるいは町内会連協がこれらに対して「もう一回再考願う」という考え方がない限りは私は粛々と進めさせていただく考え方です。

質問 5番 余湖龍三

もちろん町内会連協で「待ってほしい」と言えば待つと思います。全員協議会で「もう少し待て」と言ったら待つ方向になるのかもしれません。ただ、私は、別に今まで町が進めてきた段階については無駄とは言いません。しかし、ある程度このような意見が出た中で、それを無視し、粛々と仕事を進められては、どこに町民、住民の意見や、どこに議員、議員と言っても私1人かも知れませんが、その意見を聞いてくれるのかということになるのではないですか。そこは、町長も町部局もそれについては、一歩引いて一緒にもう一回協議することを考えていいと思いますし、絶対的な道路の良さでないのは、町長自身も理解しているのではないかと思います。その段階のある道路ですので、今、私も一議員として、責任の持った言葉で調べた中の話をしていますし、ある程度の地域住民の意見を背負っているつもりもしていますので、このことは、銀河線協議会や連協など、選ばれてきた責任のある人かもしれませんが、実際にそこに定着した人の意見ではない。逆に言えば、他人事と思うような人の意見が半分はあると思います。そのような意見をすべてとは言わずに、地域住民の意見を聞いた中で、もう一度検討をしてみてもいいのではないかと思うので、ぜひとも時間がないので、お願いするしかない格好になりましたので、検討をしていただきたいと思います。返答をいただいてもしょうがないので、これで終わりにしたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

十分、余湖議員のお考えについては、頭に刻んでおりますので、それらも配慮しながら、行政的に決断をしていきたい。しかし、私は、歩道だけで良いと言うのであれば道路は必要ない。今あるので、そのことも含め、私なりに決断をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 5番 余湖龍三

それでは、時間がないので、終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:訓子府町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月13日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる