訓子府町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月22日
実態に沿った長寿社会の仕組みづくりについて
2011年6月22日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「実態に沿った長寿社会の仕組みづくりについて」質問し、町長 菊池一春、福祉保健課長 佐藤純一、建設課長 林秀貴が答弁しました。
- 質問者
- 西山由美子 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、福祉保健課長 佐藤純一、建設課長 林秀貴
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 西山由美子
8番、西山です。通告書に従いまして質問をいたします。1つめは、町長にお伺いいたします。実態に沿った長寿社会のしくみづくりについてお伺いします。近年、医学の進歩や食生活の向上により、私たちは長寿の時代に生き、社会の決まりやしくみも大きく変わってきました。長寿が喜びのはずなのに「老人対策」という社会の重大問題になっているのが現実です。いわゆる団塊世代の人たちが今、まさに自分の弱っているご両親たちを介護しているのが現実で、その中で自分も還暦を迎え、これから訪れることになる自分の老後についても、たくさんの不安を抱えています。すべての人にやがては訪れる「老いる」ことをもっと自然体で家族や小さな地域の中で支え合っていけるように行政がどう係わっていくべきか。「医療」「介護」「福祉サービス」も含めて「福祉優先の町」をどう進めていくのか町長の考えを伺います。1つ目として、本町の「地域包括支援センター」が5年間で果たした役割と今後の課題は何でしょうか。2つ目は、高齢者の実態調査に基づく台帳整備とその活用方法について伺います。3つ目は、公園、公共施設トイレの洋式化の推進についてのお考えを伺います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、実態に沿った長寿社会の仕組みづくりについて、3点のお尋ねをいただきましたのでお答えをさせていただきます。まず、1点目の「地域包括支援センターが5年間で果たした役割と今後の課題は何か」とのお尋ねでございます。地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域で生活を継続することができるようにするためには、できるだけ要介護状態にならないような予防対策から、高齢者の状態に応じた介護サービスや医療サービスなど様々なサービスを高齢者の状態に応じて切れ目なく提供していくことが必要なため、支援を包括的に行う中核機関として位置づけられ、本町では平成18年10月に設置し、間もなく5年を迎えようとしています。この5年間、要介護状態になる恐れの高い虚弱な状態にある高齢者の把握や通所型介護予防事業である「いきいきらいふ倶楽部」「はっちゃき塾」の実施、介護予防サポーターの養成、そのほか民生委員児童委員や各事業所との連携を図りながら、総合相談支援事業などを実施してまいりました。これら今まで実施してきた各種事業や介護予防の啓発活動などは、進展する高齢化に対して、介護予防を重視するという改正介護保険法の趣旨にも合致した形で、事業を進めることができたと思いますし、十分とは言えませんが、そのことが本町の高齢者への支援につながっていると考えているところでございます。また、今後の課題につきましては、さまざま考えられますが、一番重要なことは、本当に支援を必要としている人に介護や福祉のサービスが繋がっているかということであり、そうした人たちを確実にとらえていくことができる体制づくりが求められていると考えております。次に、2点目の「高齢者の実態調査に基づく台帳整備とその活用方法は」とのお尋ねですが、1点目の「今後の課題」でお答えしましたように台帳を整備することで、支援を必要とする人を確実に捉えることができるようになると考えているところですが、具体的には、私自身は高齢者世帯等への「おじゃまします」訪問の実施を考えておりますので、そうしたことへの利用も可能かと思いますし、高齢者個々の実態を常に把握できることにより、地域担当職員や保健師が訪問する場合にも、支援が必要な高齢者を優先的に訪問するなど、きめの細かい対応が可能になるものと考えています。次に、3点目の「公園・公共施設トイレの洋式化の推進について」のお尋ねですが、従来まで公共施設におけるトイレは、和式を中心に整備してきました。その後、特に下水道の普及に伴い、一般家庭のトイレの洋式化が急速に増加し、さらに、社会情勢の変化や少子・高齢化の進展に伴い、新たに公共施設を整備する場合には、バリアフリー化を図るため、多目的トイレの設置を始め、現在は、主に洋式便器の設置を進めております。また、既存施設トイレにおいても和式から洋式化への改善を項次すすめており、高齢者や身体に障がいを持つ人たちに対応した施設整備に努めているところでございます。しかし、一方では、洋式トイレは「不特定多数の方々が同じ便器を使うことに抵抗がある」などの意見や既存の和式トイレを洋式化にする場合の設置スペースが確保できるかの課題もあるところです。今後は、これらの状況を踏まえ、利用者などの声を聞きながら、既存施設のトイレ洋式化改善に取り組むとともに、新たな公共施設の整備にあたっては、バリアフリー化に配慮しながら快適な生活環境に努めてまいります。以上、お答えさせていただきましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
再質問 8番 西山由美子
それでは、再質問をいたします。1点目の地域包括支援センターの活動についてです。介護保険制度が2000年にスタートし、2006年に改正介護保険制度とまた変わってきた訳ですが、その中で、地域包括支援センターがいち早く訓子府町でも設置されました。地域包括支援センターは、4つの目的というのか、使命があり、保険、医療の向上、福祉介護の増進、高齢者虐待の早期発見、地域ネットワークづくりの4つの使命があると思います。これは、全国で5千の設置を目指していると聞いており、今現在どのぐらいあるか把握しておりませんが、各自治体の規模や高齢者の方々の生活形態でずいぶんと力の入れ方など、支援センターの活動の仕方も少しずつ変わってくると思うのです。それで、1つ目、町長にお伺いしたいのは、私たちの町の包括支援センターが、この4つの目標の中で、今までもそうですが、今後、どのように力を入れていくつもりなのかと必要性があるのかの点をお伺いします。あと、先ほど4つの中の高齢者虐待の早期発見は、要するに権利擁護の分野ですが、決算審査で報告された中では、相談件数が1件ぐらいずつあったのですが、具体的に私たちの町で実態があったのかどうか。そして、その後の対応がどのようになされていたのかお伺いいたします。
答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)
ただいま、大きく2点のお尋ねかと思いますが、本町の包括支援センターは、どこに今後力を入れていくかの部分でのお尋ねでございましたが、確かに包括は、役割として非常に幅が広く、いろいろな部分がございますので、ただ、これはどこに力を入れていくか、どこかに集中をさせていくのかの部分は非常に難しいと思いますし、トータルで本町の高齢者が、何と言いますか、安心して暮らしていけるような包括を目指していくところと思います。それから、過去に本町において、虐待があったかとのお尋ねでございますが、最近は、虐待での相談は、あまり数がないというのか、まったくない訳ではないのですが、ただ、その時には、ある程度、事業所などとの連携も図りまして、解決に向けて努力をしていくようなことで対応をさせていただいております。
再質問 8番 西山由美子
どうしてもこの改正介護保険法が施行されてから、地域包括支援センターは、要支援1、要支援2の方々の介護予防プランの作成に日々追われることが全国的に実態として上げられています。私たちの町の支援センターも体制として、保健師、社会福祉士と3名ぐらいの中で今、課長が言われたトータル的にまんべんなく活動が、その3名体制の中で行われるのかどうか。また、補助員が必要ではないのかどうか、職員の実態をお尋ねしたいということです。最近、これからも多くなると思うのですが、私自身も自分の家族で疑問に思っていたことで、やっとわかったことがあるのですが、後期高齢者医療制度が実施されてから、よく聞くことなのですが、高齢者の方が入院すると90日を過ぎたあたりから、症状が治った方はいいのですが、退院を病院から言われる。すぐ自宅で介護できない場合は、転院をしなければいけないことが実際自分も体験したのですが、それでいろいろ調べていた中で、後期高齢者に係わる診療報酬の問題があり、実は、一般の方が全然わからない情報があるのです。高齢者の方が入院した場合は、後期高齢者の特定入院基本料が旧で928点となります。それで、高齢者の人が、入院した場合に医者が説明を行った場合は、その評価として、入院時1回50点、90日を過ぎた時に退院させるための退院支援の部署を設置して、看護師や社会福祉士を1名以上配置し、退院の支援状況を報告するとそれだけで100点になり、診療報酬が一般の患者さんにはわからないが、病院側の法律によって変わったということです。本当に現実として、行き先がなくて困っている方たちがおりますし、これからも増えてくるのと思うのですが、その相談事などがあった場合に、本町としては、どのような対応をされるのか。そして、家族の方が一番迷い、困って相談に行くことになると思うのですが、その辺の対応について、お伺いしたいと思います。
答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)
まず、職員体制の実態でございますが、地域包括支援センターは、原則的に三職種が必要になります。1つには保健師、2つ目には社会福祉士、3つ目には主任介護支援専門員の三職種が必要とされております。ただ、これはその地域の人口要件で特例が認められておりまして、訓子府町の場合は、保健師と主任介護支援専門員、それに事務職の3名体制ではあるのですが、社会福祉士の部分は、置いておりませんが、法の要件は満たしております。ただ、今の時点で、これで体制が十分とは考えておりませんので、できればあと1名専門職を確保したいとの思いは、担当者としては、もっております。それから医療の部分で今言われた細かい部分で私はわからない部分もあるのですが、確かに今はもう長期に入院させてくれませんから、ある程度の期間がくると退院してくださいとのお話がどうしても出てきます。それで最近は包括にもそのような相談事というのが非常に増えている感じをしていますし、その人たちが困らないような支援をしていくとの考えで、例えば施設につなげていくことなどをしておりますし、先ほどのお話の中でも特養の待機者55名おり、待機者の中には、そのような人たちもいますし、それから、認知症ではグループホームや老人保健施設では、療養型の部分にとりあえず入り、そして、くんねっぷ静寿園に入る。経済的なこともありますし、町内に戻りたいこともあるので、とりあえずつなぎで入っている方も待機者の55名の中に含まれている方も中にはおりますので、そのような形で支援をさせていただいております。
再質問 8番 西山由美子
今年の3月から6月までで、施設入所申し込みが17名とお話を伺ったのですが、これはその55名の中に含まれているのでしょうか。多分ある時期から、そのような問題がもしかしたらどっと押し寄せてくるような気もしないでもないのですが、やはり高齢になってきますとそう1週間、2週間入院して、病院でリハビリしていれば、また別でしょうが、もう瞬く間に筋力が衰えてきます。そうすると入院前には歩けていた方や自宅で一生懸命リハビリし、家族でリハビリして歩けた方ももう本当に歩けない状態になってきます。その方を在宅でみることは、家族の負担もかなり多くなってきますし、現実的にみられない状況もたくさん出てくると思います。これはまた先ほどいろいろな方の質問の中で、施設建設の問題にも発展していくのかもしれませんが、この北見管内で例えば病院から退院しなさいと言われた中で、介護の必要な患者が入れるとしたら、例えば、介護療養型の医療施設がどの程度あるのか。これは今、国でどんどん減らす方向になっており、最後は廃止する方針を発表しています。2011年度末までに35万床から22万床に削減して、いずれ全廃する。必要とされている施設がそのような報告があり、施策をとられていることが理解できないのですが、そのほかに対応できる病院などがあるのなら別なのですが、この管内ではどのような状況でしょうか。
答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)
療養型の病床数の資料を今持ちあわせておりませんので、正確にはお答えはできませんが、まず、1点目のご質問の中にありました17名のお話ですが、これ正直、今55名かどうかは日々状況が変わるものですから何とも言えないのですが、今私が55名と言った数字は、6月3日に静寿園の入所判定会議がありまして、6月2日までに静寿園として申込みの受付をした方が、55名待機者がいるとご理解をまずいただきたいと思います。それから療養型施設が廃止の方向が打ち出されまして、現実に廃止されて、特養などに転換しているところも現実にありますが、ただ国は廃止といきなり打ち出して、相当批判を浴び、年寄りはどこに行くのだという話になりまして、大分少しトーンダウンした気がしています。ただ、最近では北見中央病院が、100床の特養に転換するような話を聞いております。
再質問 8番 西山由美子
意外とお年寄りは急に容態が変わりますし、入院によって、歩けなくなるなど、家族の状況も日々変わります。高齢者の方の多様性もありますから、多分その事態が起きてから皆慌てて相談されることが多いと思うのですが、北見管内のどこの病院にどのような施設があるなどの情報もできれば町民の方にわかりやすく知らせていただけたら安心と思います。それと2つ目の高齢者の実態調査に基づく台帳整備のことですが、先日課長からも介護予防認定を受けた方の実態調査資料をいただきましたが、町として、介護認定を受けていないその他の人たちの実態調査をどのような形でなされるのか、その予定を教えていただきたいと思います。
答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)
まず、最初に情報のお話ですが、医療施設などのことは、確かここのところ1年ぐらい出していませんが、そういう北見管内というのか、訓子府も含め、包括支援センターの集りの中で、資料を作って、全町的に配付させていただいていたはずです。それから、介護認定を受けていない者の実態調査のことなのですが、来年からの第5期介護保険計画を策定するにあたりまして、介護認定を受けた方の実態調査はさせていただいたのですが、それ以外に介護認定を受けていない方が千数百名、65歳以上の方が千数百名いらっしゃいますが、今年と来年の2カ年で、今年はとりあえず約半数の800名を対象にしまして、介護認定を受けていない方の日常生活圏域ニーズ調査を実施していまして、今、業者との契約事務などを進めているところでありまして、資料の手持ちがないものですから、内容を詳しくご説明できないのですが、そのような形でとりあえず今年は約800名の方を対象に調査をしていきたいと考えております。実際にもう7月からスタートしますので、そのようなことで進めてまいります。
再質問 8番 西山由美子
そのアンケート方式の実態調査も多分今まで計画を立てる前に行われてきたと思います。実態調査とそれから町長が言われていた地域担当職員による声かけの訪問は、去年から行われています。それと昨日の河端議員の質問の中にありました緊急医療情報キットなど、さまざまな係で高齢者の方の実態を把握し、情報があると思うのですが、把握した情報をどのような形で活用しているのか。どのような形で活用していかなければいけないのか。そこら辺の姿が少し見えづらいのですが、教えていただければと思います。
答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)
実際いろいろなケースがありまして、このような場合は、このようになるということがあるのだと思うのですが、最近、私が直接遭遇したケースだったのですが、つい一昨日の話なのですが、私の自宅の周りを少し認知症かかっているお婆ちゃんが徘徊していたようなのです。それで私の家族がそれを見つけまして、私の携帯に仕事中だったのですが、何か様子がおかしい。どうしたらいいのかという話になりまして、たまたまその人は、住所と名前が言え、たまたま包括でその人の情報を持っていたことがありまして、独り暮らしのお婆さんだったのですが、その人の息子の携帯を包括支援センターで押さえていたことがありまして、私がすぐ北見にいる息子に電話を入れて、事なきを得たというケースもありましたので、やはりその情報は、非常に貴重だと思います。それをどのように活用していくのかは、その場その場、そのケースバイケースでの活用の仕方になると思います。
再質問 8番 西山由美子
まさにそれが実践と思います。だから、多分、課長の奥さんも日頃より、そのような意識を持っていたから、余計そのように発見することができたと思いますが、小地域見守りネットワークは、隣町で平成4年に北海道社会福祉協議会の補助事業の中で、3年間実施されました。置戸町も地域的には、分散していますし、うちの町よりは高齢化がもっと進んでいます。それを8つの地域に分け、そして65歳になったら、自動的にそのネットワークに入る。本人が良いとか悪いとか関係なく、一応自動的に入り、8つの地域で、要するにひきこもりの方やなかなか出て来られない方を何とか、外に出そうとすることや状況の把握をすることもあり、事業を3年間実施したようです。道社協から補助期間終了の3年がたった時に、他の町村はやめたそうなのですが、せっかくつくったネットワークであり、もったいないので、続けることとなり、町社協と町の折半で補助を出し、何をするかなど、いろいろな課題はあると言われていました。要するにその8つの地域でいろいろな集りや昼食会を設けたり、旅行に出かけたりするなど、その中で交流を深めようとすることなのですが、平成4年からですので、19年がたっていますから、その頃65歳だった方も今はもう80歳を過ぎている訳です。いっぱい課題はあるが、私はお話を伺っていて、やはり行政がそこをやめないで継続したことに1つ意味がある。それと65歳を過ぎたら、先ほどほかの議員も言われていましたが、自分ももうそろそろ高齢者の域に入るという意識を持つことで、元気な人は、元気のない人たちを支援する側にまわれるという方法も良いということで、昨日、役場職員が、見守りネットワークは、カードを入れてボタンを押すとどこに高齢者がいて、すぐわかる。それは、役場職員がすぐ状況を把握できることのネットワークではなく、地域の中の地域の人たちが自分の周りにどのような人がいて、独り暮らしの人が何人いるかが以外とわかっていないのです。今の人たちは、皆なかなか隣近所でも交流を求めようとしないのが、実情のようなので、その方法も1つこれから訓子府町独自のやり方で考えていくことも必要と思いました。そして、情報の中で、福祉保健課で21年に私が偶然、障がい者の人、何人いるか教えてくださいと言ったら、簡単に私の町の状況という情報を出してくれたのです。これは、民生委員と児童委員の方が、世帯名簿による人数を全部把握しており、私たちの町の現在の人口と世帯数、独り暮らしの老人と寝たきり老人の人数も把握しています。あと障がい者の方の人数や母子家庭、父子家庭、寡婦の方、それから民生委員、ボランティア団体の数もきちんとまとめたものがありました。これを職員も一人ひとり、年2回更新されるとのことですが、職員も議員も持ち、常に私たちの町で、町民の状況を少しずつ数字的にも把握することが必要と思います。役場には、何でも情報があると思いますが、それを広げ皆で共有しあうことが必要と思うのですが、そのことについていかがでしょうか。
答弁 福祉保健課長 佐藤純一(福祉保健課長は2011年6月まで)
まず、小地域ネットワークのお話が出ていましたので、少しお話をさせていただこうと思うのですが、小地域ネットワークの予算につきましては、社会福祉協議会で一部予算化しておりまして、今年から何らかの事業をはじめる計画がありました。ご存じかとは思いますが、今、末広町で北翔大学の支援を受け、この2、3年、末広町内会に包括支援センターが入り、ちょっといろいろけんちゃん会というグループをつくり、お年寄とボランティアが集まっていただいき、いろいろなことをやってきたのですが、それに社会福祉協議会の小地域ネットワークをからめた事業ができないかを今、社協と協議をしており、そろそろ結論が出てくると考えておりますが、できればそのようなものが、今とりあえずそこの町内会でしか支援できないというのか、それが自主的にどんどん広がってくれれば、それが理想的と考えております。ただ、それをどのように広げていくのかが非常に難しいし、現実に今、若富町や東幸町へ少し支援に入っており、自主的に動き出している町内会なども出てきていますので、そのようなところがどんどん広がっていってくれればと考えております。それから、今言われた私の町の状況という資料と思うのですが、この数字的なものを出していくのは、全然問題ないし、積極的に出していきたいと思うのですが、ただ、本当に必要なのはどこに誰がいるという名簿の個人情報と思うのです。ただ、それが今のしばりの中では、ご存じのとおり、非常に厳しいものがあり、なかなか難しい。ただ、それを行政がやるとまずいと思いますが、町内会や会長さんが中心になり、自主的にやっていただけると非常に町としても助かると考えております。
再質問 8番 西山由美子
わかりました。特に、今、社協の話が出ましたが、町長の19年度町政執行方針で福祉のことの中で、総合福祉センターうららをもっと充実させたい。うららは、町民一人ひとりのためにもっと活用したいと何度も書いておられて、私たちも困ったことがないとなかなか行かないのですが、困ったことのある人が、はじめて行ってもすぐ相談にのってもらえるような1つ窓口がほしいというのは、昨日も違う方とお話したのですが、やはり慣れている人は「おーい、どこに行って聞けばいいのよ」と言えるが、はじめて行ったり、あまり職員と接していない方は、どこへ相談していいかわからないことにより戸惑います。皆さん仕事していますから、ぱっと顔を上げてくれた人が「どうしましたか」と声をかけてくれるのはわかるのですが、やはり町民課の窓口と一緒で相談に来る人を迎え入れる窓口は、考えてもらえないかとの声も上がっていましたので、検討していただきたいと思います。3番目のトイレの洋式化は、これはまさに障がいを持っている方たちが、レクリエーション公園のトイレで困ったそうです。私は、全町の公園などのトイレを見て回りました。すると町長が言われたように最近建てられた立派な施設は、障がい者のマークがついているところは、広くて、車いすも入れるようになっているのですが、なかなか一般の人は入りずらいということもありますし、ポケットパークのところは、和式、洋式と障がい者用があります。それから小学校のところもあります。リクリエーション公園は和式2つと身障者1つだったのです。それから、パークゴルフ場のところは、町ではないのかもしれませんが、これも和、洋と身障者用があります。それから、駅は、当然両方あります。あと銀河公園は、和式2つしかありません。別に全部ということではなくて、このような時代ですから、その方が言われたのは、今は簡単に置けるものがあるので、あんなのでもいいから、とにかく置いてくれないと困るのとの話なので、そのことを少し検討していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 建設課長 林秀貴(建設課長は2011年6月まで)
ただいま、公園と公共施設も含めたトイレの洋式化についての現状を議員からご説明いただきましたが、私どもでまず洋式化率と言うのか、その辺の実態を把握した率があり、この率がそのままいいのかどうかは別にして、この現状をご説明させていただきますと公共施設、役場庁舎や福祉センター、児童生活館等、集会所も含めますと23カ所の施設で、現状でいきますと約68%の洋式化率で、ただ、この洋式化率は、先ほども町長の答弁で申し上げましたように、例えば、学校では改修したのですが、和式を1つ設けていることもあり、不特定多数の中で、やはり和式を好むというのか、そのようなことで付けているので、この率が高いか、低いかは別にして、今、現状としては70%になっています。それと議員が言われたように公園のトイレにつきましては、レク公園、銀河公園、中央公園、日出、ポケットパーク、メロントイレ、防災施設もうちで管理しておりますが、その箇所数の中でいきますと確かに議員言われたこの箇所の中で銀河公園と中央公園以外は多目的トイレがついておりませんが、それ以外はついておりまして、公園のトイレの洋式化率で申し上げますと37%の状況です。ただ、和式から洋式にする場合、先ほども町長の答弁で申し上げたように、内開きか外開きかによって、便器が取り付けられるかどうかもございますので、今後その辺を各施設を見ながら、洋式化ができるかどうかも含めて検討させていただきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
再質問 8番 西山由美子
わかりました。そこにレクリエーション公園は、町外の方もたくさん利用されていますし、トイレがあそこしかないので、できればということで検討いただきたいと思います。それでは、次の質問に、すいません。町長すいません、お願いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私どもの課長の答弁で、全部ご理解いただいたと思いながら聞いていたのですが、2、3ちょっと気になる点もありましたので、私から総括的な答弁をさせていただきたいと思います。1つは、なかなかわかりにくい。相談に行った時です。これは注意しなければならないのでしょうが、ただ、今、全体として、総合福祉センターうららに行けば、すべての職員が相談体制に入っていることとしていますから、逆に言うとものすごく相談件数多いです。本当に多い。いろいろな相談があります。社会福祉係長、八鍬業務監、保健師、包括支援センターも含めて、相談件数は私が町長になってからの増え方は、やはりここ数年すごいと思いますので、願わくば、八鍬業務監のところに福祉なんでも相談を置いているのですが、私どもも努力しますが、ぜひ、何かあったら、包括支援センターあるいはうららに行きなさいというようにぜひある意味では言っていただきたい。病院の出なくてはならないという問題は、もう医療制度の欠陥であり、まさに国の欠陥という問題もありますから、私はいよいよになったら、行く場所がないと言いなさいというぐらいのことを言ってしまうのですが、しかし、現実的にどう対応しなければならないかということがありますから、包括支援センターに行っていただきたい。プリントを出していればいいというものではないのですが、最近出したのでは、例えば認知症パンフレットでどのような医療機関があって、どこに何があるかとか、この北見地区の包括支援センターはどうなのかというものを去年位に全戸配布したと思うのですが、こんなことも日常的にもっとやっていかなければならないのかなと思っています。それから、包括支援センターができたことによって、一部私の答弁で申し上げましたが、末広町、若富町、東幸町等々で「いきいきらいふ倶楽部」や「はっちゃき塾」などいろいろな地域の人たちによって輪が広がり、自主的な運営がされてきています。これがなかなか実践会までいかないのは、受け皿の問題が実はあります。地域でお世話をしてくれている方たちがいないとなかなかできない。それともう1つは、職員はもう限界です。これ以上増えたら死んでしまうという話も含めてです。その点で言うと何とか増やしながら、現実をもっと豊かにしていかなければいけない。例えば、介護予防サポーター制度をこの数年設けております。これは初級、中級、上級まであり、これも非常に今増えてきておりまして、男性の方も参加してきておりますので、このことを活用できるような状況をもっと具体的に議員ご指摘を含めて、やっていかなければいけないと思っています。それから、4つの役割の中で、社会福祉士については、今1名いますが、当初、包括支援センターに入れたのですが、社会福祉係の一線部隊員に配置していますが、現在今3名の体制の中でやっている。これはできるだけ早く、私は保健師を1名増員して、これは社会福祉士に限らないで、何とか包括を充実し、さらに前へ進めていくような状況をつくって、職員の仕事の軽減もさることながら、枠を広げていくことも含めて、少しずつ改善する状況を今つくっていっております。また、5年間のいろいろな成果や課題も含めてありますので、ぜひご理解を賜りたいと思います。
再質問 8番 西山由美子
よくわかりました。私もこのところ、まわりでいろいろな相談事もあるせいなのか、老いについて、いろいろ本を読むことがあり、その中でちょっとハッとさせられたのが、福祉を考える視点として、広さと深さがある。福祉は当たり前のことで、老人に接する時に大切なのは深さである。自分を中心として、老人問題をみて、老人のためにあれをしてあげよう、これもしてあげなくてはと考えるのは福祉の広さである。老人のほうに目を移動させ、老人の目で自分の生きている姿を見る。そこに深さの次元が現れる。人が生きるとはどういうことなのか、自分自身に限りない深さを問いかけることが大事なのではないか。訓子府の福祉施策及び活動が今、何歳以上と線引きされてしまいますが、そうではなく、一人ひとりの人間として、きちんと対応してほしい。これが私の願いです。