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訓子府町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月21日

庁舎内の空調設備と庁舎維持管理費の考え方

2011年6月21日、訓子府町議会の一般質問で、佐藤静基議員が「庁舎内の空調設備と庁舎維持管理費の考え方」について質問し、町長 菊池一春、総務課業務監 伊田彰が答弁しました。

質問者
佐藤静基 議員
答弁者
町長 菊池一春、総務課業務監 伊田彰

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 佐藤静基

庁舎内の空調設備と庁舎維持管理費の考え方について、伺いたいと思います。平成20年に故障し、現在も停止の状況となっております庁舎の冷房設備については、平成23年度に向けて稼働の方向で調査、検討するとの考え方を示されておりましたが、先ほど申し上げましたように3月11日の「東日本大震災」さらに「原発事故発生」により、国を上げての復旧、復興に取り組むため、その財源確保は、今後、地方自治体の交付金や各補助金の大幅な減額で対応することが予想されております。さらに、原子力発電の一部廃止や点検により、夏季の電力不足15%と想定し、国民に電力の節電を求めております。この状況にあって、電力の消費率の高いと言われている冷房装置の改修は、この際、見直すべきと考えますが、以下の点について、考え方を伺いたいと思います。1として、現在まで稼働についての調査、検討の内容はどのようになっているのか。いわゆる元の冷房設備までの改修費見積もりは、現時点でどれくらいになるのか。2として、平成23年度の暑さへの対策として、庁舎内設定温度、職員のクールビズ対応等は、どのように考えているのか。3として「財政健全化戦略プラン」を実施している中で、行政コストの中身として、庁舎維持管理費は過去5年(平成19年~平成23年)の年平均2,386万2千円となっております。うち特に、光熱水費では、872万5千円であり、この5年間ほとんど節約の実績効果が出ておりません。この際、光熱水費の節減に調査、検討が必要と思うが、この考え方について伺いたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「庁舎内の空調設備と庁舎維持管理費の考え方」について、3点のお尋ねがありましたので、お答えをさせていただきます。1点目の「現在までの調査、検討内容と改修費の見積もり金額」についてのお尋ねであります。役場庁舎につきましては、「総合福祉センターうらら」を併設し、平成13年度の完成以来、本年で築10年となります。ご質問にある空調設備につきましては、平成20年6月に故障が発覚したもので、その修繕には多額の経費が必要なことから当面の措置として、工場扇、冷風機を設置したほか「うらら ふれあいホール」やコンピューター室にエアコンを設置しております。議員もご存じのように、本庁舎につきましては、基本設計を「プロポーザルコンペ」方式で実施し、町民の方々の投票などで決定しておりまして、冷暖房完備の気密性のある近代的な構造であり、自然通風を確保することが困難な状況にあります。このような中で、昨年の第3回定例町議会でご意見をいただき、冷房装置の将来の方向性につきまして内部で調査、検討を進めてきたところでございます。まず、現在破損している冷房装置の再稼働につきましては、冷房装置メーカーでは機械内部の腐食進行状態の把握または予測がつかないことなどから、一部を修繕し運転を再開しても、今後不具合や故障または事故が発生することを予測することが不可能なため、メーカーとしての責任は負うことができないとの回答が出されております。設備を変更する検討として、1つは庁舎内の既存の配管を利用した集中冷房では、既存施設に替えて水冷式の装置を新たに設置する工法で約3千万円、2つ目は屋上に空冷装置を設置する工法で約5千万円の費用となり、庁舎を10区画に区切り、系統別に冷却装置を設置する工法で約4千9百万円の概算費用が算出されています。いずれにいたしましても、先の議会では「住民生活に直接関わる実施しなければならない懸案事項もあり、数千万円の多額の費用をかけて復旧することが良いか議会とも協議しなければならない」と答弁させていただいており、さらに議員も言われるように地方財政が不透明な状況を考えますと来庁する住民の方や執務する職員には申し訳ないところですが、当面は復旧を見合わすことでご理解いただきたいと思います。次に、2点目の「平成23年度の暑さ対策として、庁舎内設定温度、職員のクールビズ対応等」についてのお尋ねでございます。1点目でお答えしたとおり機械的な冷房装置の設置は難しい状況でありますので、室温が上昇しないよう扇風機を稼働させたり、できるだけ通風を良くする工夫をし、室温29℃を超えるような猛暑には、熱中症を防止するため水分補給の注意喚起や節度ある軽装での対応を図ってまいりたいと考えております。なお、本年度は6月1日から9月30日まで夏の軽装対応期間としてございます。次に、3点目の「庁舎維持管理の内、光熱水費では、この5年間ほとんど節約の実績効果が見られないが、光熱水費の節減に向けた調査、検討」についてのお尋ねでございます。議員言われるように、庁舎維持管理費の内光熱水費につきましては、ここ5年間は、ほぼ横ばいの数字でございます。大部分を占める電気料金につきましては、燃料調整の料金体系に移行したことや相次ぐ原油高騰により料金単価は高止まりの状況にあることも一因かと考えております。また、節約につきましては、影響は小さいながらも不在の職員の箇所は、消灯するなど努力していると感じているところでありますが、さらなる節電を心がけながら、議員からご提言のあった光熱水費、特に電気料金につきまして、省エネルギー型の照明器具などの電化製品との交換も含め、調査検討してまいりますのでご理解を賜りますようお願い申し上げます。以上「庁舎内の空調設備と庁舎維持管理費の考え方について」ご質問のありました3点についてお答えいたしましたので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 2番 佐藤静基

状況と考え方については、よくわかりました。少し驚いたのは、1点目の元に戻すまで、大きな金額になることです。確か20年の故障した時にお聞きしたところメンテナンスの分が、7年間たってからの故障で、毎年、メンテナンスに150万円かけ、7年ですから1千万円のメンテナンスかけたほうがよかったのかわからなかったのですが、いずれにしても私の予想では、当時として、2千万円ぐらいかかると想定した訳ですが、3千万円、5千万円、4,900万円といろいろこまかい試算の中で、大きな金額であったことに正直言って驚いております。また、今日は30度と予想されていましたが、少し涼しいので、30度になった時、この空冷を取りやめる話は、やりづらいと思いましたが、暑い期間は、今、6月ですが、主に7月から8月のお盆までの期間でありまして、非常にやはり職員の方も29度の設定で、いろいろなものを駆使して、何とか当面はやらなければいけませんが、この改築について、今、町長の答弁がありましたように、この庁舎は、気密性を高く確保するため、通風用の窓がない。構造上、問題があるとのことでしたが、通風を確保できるのであれば、確保し改善されるのなら、私は、役場の建っている場所の向かいに常呂川があり、非常に大きな建物もなく通風を得るのに支障がなく、通風の確保で改善することによって、かなりの温度調整ができるのであれば、例えば、3千万円も5千万円もかけるのではなく、今、進んでいる建築のリフォーム方式で窓を開け、取り入れるような方法を検討することも1つの方法と思います。今、当面は考えないとのことですので、当面は、どこまでかわかりませんが、仮にメンテナンスに、150万円とまでいかないが、設備が大きいほどメンテナンスしないと7年前の1千万円が不意になったことになりますから、できればあとのことを考えますといろいろと対応できるものとし、扇風機を使うにしても風を入れないと中の空気を回すだけではなかなか難しいと思いますので、リフォーム的な考え方で、特に、通風の確保は、経費として、数千万円もかからないと思いますので、この辺を検討されるのか、もし検討されているのであれば伺いたいのですが、いかがですか。

答弁 総務課業務監 伊田彰

ただいま、佐藤議員より、リフォーム的な考えを含め、庁舎の構造上の問題で考えてはどうかとのご提言、ご意見をいただきましたが、先ほど、町長の答弁でも申し上げたとおり非常に気密性が高いことで、窓がどちらかというと引き違い窓ではなくて、15度ぐらいしか開かないものが庁舎の窓になっておりまして、それを改造しなければならないということですので、金額的な部分は、まだはじいておりませんが、その意味では、若干、検討をさせていただいて、金額的な部分も含め、やっていきたいと思います。ただ、現在、議場周辺は、ちょうど佐藤議員の上に火災時の排煙窓を開け、通風を現在確保している状況です。火災の通風の窓につきましては、構造的に常時開け閉めするものではないので、非常に故障も多いということですので、その意味で何とか直しながらも現在、通風を確保していることですので、ご理解いただきたいと思います。

質問 2番 佐藤静基

担当課の答弁にありましたように、確か、前回の上原議員の質問だったと思いますが、1階の温度と2階の温度、2階の奥にあります教育委員会管理課の温度は、2、3度ずつ違いますので、1階はなぜ涼しいのかは風が入るから違うということで、今、担当課で検討することですが、窓を横開きにするぐらいの金は、何百万円もかかりません。これぜひ、ひとつ検討していただきたいとお願いしておきます。

答弁 総務課業務監 伊田彰

引き違いの窓の価格ですが、現在の窓は、高層ビル用のサッシを利用していまして、多分、箇所数にもよると思うのですが、何百万円ぐらいの単位で難しいと気もしていますので、1個は何十万円単位なので、改めて、通風の道の確保も含め、なるべく安く上がるような方法を検討したいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 2番 佐藤静基

検討をよろしくお願いいたします。3点目の光熱水費の件で、今、町長の一答目の答弁にありまして、およそ了解した訳ですが、財政健全化戦略プランを実施した19年から急に大きな変化として、維持管理費が変わり、当時で中身をみますと130万円から150万円ぐらいの減額になったのですが、これは主に清掃等の委託であります。役場に入りますといつも業者の人たちが掃除し、ご苦労さんと言ってくれていましたが、削除が決まった時に「佐藤さん一生懸命がんばっているけど仕事減ったね」と言われました。それは私をほめたのか、どうなのかわかりませんが「いいんですよ私たちは」と言って通りすぎましたが、先ほども町長が言いましたように、今、家庭でもそうですが電気の消費は、今、電化製品がありますし、職員の机を見ても、大きな機械を皆持っていますから、なかなか電気料の削減は難しいとは思います。電気料金も何かうわさでは、今度上がるようなお話もございますし、その意味では、減るのも難しいかもしれませんが、前回の財政健全化戦略プランの中で、掃除業者の経費だけが全面的に出ている。これは、職員の皆さん方が自分の周りを掃除したのが一番の要因と私は思いますが、できれば他の面での削減にもう1つやはり工夫を凝らしていただきたいと思います。ちなみに参考までに申し上げますが、庁舎、スポーツセンター、公民館の3施設、温水プールは除きますが、この3施設で維持管理費と燃料費、光熱水費は、近年でやはり5,900万円ぐらいかかっているのです。これは多いか少ないはよくわかりません。それだけかかるのかどうかは、数字を並べてみますとこの3年間のいわゆる燃料費、光熱水費、維持管理費を含めますと大体3年間で5,900万円でありますので、そのことも含めていろいろご検討をいただきたいと思います。それから、この間テレビを見ておりましたら、内地の暑さと北海道の暑さ、訓子府はたまたま沖縄より暑いことがありますから、極端に比較はできませんが、スーパークールビズとし、職員は、例えば、アロハシャツ、ポロシャツ、半ズボンまで視野に入れ、検討していいとの話もありますし、高橋知事は、このことについて、テレビで聞きますと北海道らしく、上品な形のクールビズをわきまえて各自治体でやることにしてはどうかとのテレビ番組がありました。その辺も少し、どこまで脱げば涼しいかわかりませんが、いろいろご検討いただきたいと思います。

出典:訓子府町議会 平成23年第2回定例会 2011年6月21日 議事録 PDF(50ページ) 間違いを知らせる