みんなの議会

訓子府町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月23日

子育て支援センター設置及び管理条例の改正理由と今後の事業の進め方

2010年6月23日、訓子府町議会の一般質問で、西山由美子議員が「子育て支援センター設置及び管理条例の改正理由と今後の事業の進め方」について質問し、教育長 山田日出夫、子育て支援センター事務長 菅野宏、町長 菊池一春が答弁しました。

質問者
西山由美子 議員
答弁者
教育長 山田日出夫、子育て支援センター事務長 菅野宏、町長 菊池一春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 西山由美子

8番、西山です。通告書に従いまして質問いたします。1点目は、子育て支援センター設置及び管理条例の改正理由と今後の事業の進め方について、教育長にお尋ねします。町長の町政執行方針に毎年掲げられていた本町の「子育て支援センター」は、一昨年からの検討委員会から準備室を経て検討を進めてきたところである。施設改修も今月完了となり、7月1日の開設を前に着々と準備を進めていると伺っている。3月の第1回定例会において、設置及び管理条例の制定についてが議案として提出され、質疑応答もあったが、全員一致で可決されたばかりである。今回の第2回定例会において、その条例の「全部を改正する条例の制定」が議案として提出されたが、改正に至るまでの経緯と理由及び今後の事業の進め方について、町民にも分かりやすく説明する必要があると思うことから教育長の考えを伺いたい。1点目、条例改正に至る経緯とその理由。2点目、条例改正をすることで、町民(利用者)にとっての利点は何か。3点目、今後の地域子育て支援拠点として、どのような事業の拡充を考えているのか。以上、3点について、教育長に質問いたしますが、その質問が終わり、答弁いただいてから、町長に、子育て支援センター開設に向けて、町長の所信について伺います。

答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)

子育て支援センター設置及び管理条例の改正理由と今後の事業の進め方に関して、大きく3点のお尋ねをいただきましたのでお答えをしたいと思います。まず、1点目の「条例改正に至る経緯とその理由」についてのお尋ねでございますが、子育て支援センター設置及び管理条例につきましては、先の第1回定例町議会に条例制定の提案をさせていただいたところですが、議案審議で議員の皆様からさまざまなご心配やご指摘をいただきました。特に、一時預かりの有償ボランティアによる実施と使用料を無料とする規定の整合性につきまして、次回の定例町議会までに、条例改正も含めて検討させていただくことで現行条例をご決定いただいたところでございます。ご指摘に基づき検討を重ねてまいりましたが、運営を受任することとなりました教育委員会としましては、町長とも協議をさせていただき、一時預かり事業については、町が直営で運営する姿勢を明確にし、子育てサポート「メロンキッズ」を中心としながらも、代替支援員を使役し、一時預かりサービスの安定化と利用者の安心確保を図ることとしたものでございます。直営の明確化に伴い、町会計の扱いとなります一時預かり料を規定したほか、他の施設使用についても公民館などの公共施設と同様に基本の使用料を定め、規則で減免の規定を定めることにより、無料とするものでございます。開設準備室段階における検討では、十分に思いと力が及ばず、新年度から運営を受任した教育委員会の責任において、一時預かりの体制強化とそれに伴う条例の全部改正を行うことにつきましては、図らずも結果として2度のご審議をいただくことになり、担当部局はもちろんですが、反省し遺憾に思っているところでございます。次に、2点目の「条例改正することで、町民(利用者)にとっての利点は何か」とのお尋ねでございます。先ほども触れました一時預かり事業の直営の明確化により、安定した一時預かりサービスが提供でき、安心してご利用いただけることと考えております。また、直営で実施することにより、子育てサポート「メロンキッズ」の会員の皆さんへの負荷が過大になることを防ぎ、活動に集中していただけるものと考えております。3点目は「今後の地域子育て支援拠点として、どのような事業の拡充を考えているか」とのお尋ねでございます。まずは、5つの事業をスムーズにスタートさせ、利用者のご意見を聞きPR等も行いながら、一人でも多くの子育て中の皆さんに気軽にご利用いただけるよう進めてまいりたいと考えております。以上、お尋ねのありました3点につきまして、お答えいたしましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

質問 8番 西山由美子

今回の条例改正について、6月10日、11日の各常任委員会で、議案が提出されてから教育長より、その改正について各議員へ説明がありました。その中で、今回の条例改正について、一部の議員から「議会の議決に対する軽視ではないか」との意見が出されました。私もまだ3年で定例会を12回しか出ていませんが、この改正案についていろいろな疑問点がありましたので、本来ならば議案審議の中で質問するところですが、今回、急きょ一般質問の中で、その改正について、教育長は、自らこの改正の発案者であるということを申し上げましたので、その真意を問うものであります。まず、率直にこの改正について、議員から「議会の軽視ではないか」との意見に対し、教育長は、どのような見解を示されているか伺います。

答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)

確かに3月の条例制定におきまして、条例の中身と実態との間に乖離か い りがあるのではないかとご心配、ご指摘をいただきまして、私ももちろんですが、担当者含め、最終的には、町長のお知恵もお借りしましたが、やはり条例は、実態にあったものを定めなければならない。これは、もう若い時から教わってきたことであります。それで3月の条例については、執行したあと準備、人事含めて現に執行され、有効でありました。ただ、1点、一時預かりの点においては、非常に問題があるという認識が非常に強く、ご指摘のご意見も含め、検討させていただき、町会計を通していかなければならないということからいくと3月で定められた現行条例では、現状とは合わないということでございます。それで有料化の表現に替えさせていただこうとした時には、現行の類似条例がたくさんございますので、基本を定め規則で減免していく作り込みになっておりますので、この条例だけが別な形をとる訳にはいかないという、いわゆる法制執務上の形式論もございまして、このような全文改正に至ったということであります。それで2回の審議になりましたが、当然、今、提案させていただいている条例が3月に提案され、ご審議をいただきご決定いただくことが、筋であることは、自明の理であります。ただ、今回の改正をしないで、一時預かりを直営とする明確化を定めないで、7月1日のオープンを迎えることだけは、受任者としては、どうしてもできなかった訳であります。総務課の法制執務担当には、非常に忙しい中でのご協力をいただきながら、この文案を提案させていただくことになりました。決して、議会軽視とは思っていません。ただ、結果として、3月に定めたものを6月の定例会で全文改正をさせていただくことは、非常に申し訳なく思いますし、本来はこのような形はありえないと思いますが、事業として正しく、一番望ましい形を定め、町民、利用者の皆さんに安心していただくためには、法規から直していかなければならないという点において、ご承認をいただきますようにお願いをしたいと思います。繰り返しますが、議会を軽視する意図はまったくございませんので、よろしくお願い申し上げます。

質問 8番 西山由美子

議会にとっては、条例の制定改廃権は、予算の議決権に並んで最も重要な権限であると地方自治法にも書かれております。議決は、議会の権限の中で最も本質的、基本的な重要となる意思決定であるということは、私たちもその審議の中で、これが住民にとって利益になることなのかが一番基本だと思います。前回の場合は、予算審議で質疑がありましたが、この質疑などは、会議録にも載りませんし、住民に知るすべがないので、今回あえて、住民にもこのような経過で、子育て支援センター条例が今回、改正されることを知っていただく。要するに廃止ではありませんし、改正が悪いということではないので、支援センターが順風満帆に開設くださることをもちろん願っての質問でありますので、今の教育長のお答えはよく分かりました。ただ、3月議会の審議で、その一時預かり料について、何人かの議員から質問があった時、町長はやはりこの第5条の使用料について、委員会の中でも意見が分かれたところであった。そして「メロンキッズ」の活動をこれからどう扱うかと一時預かり機能をこれからどう強まっていくのかの2点に対して、町長は、それは住民の要望にもよりますが、その2点は、とりあえずは町会計を通さないでやっていきたいと回答がありました。また、町長は、この日を予測していたのか、改正があり得ることを何度も言っていました。3月に議決し、4月1日からの施行ですが、教育長としては、3月議会の議決で、ご自身は、この条例について、どのようなお考えだったのでしょうか。その時点で不備なところがあると認識を持たれていたのか、お伺いいたします。

答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)

3月の時点では、準備室の担当でございます。4月の施行と同時に新年度に入ってから教育委員会の受任ということで切り替わった訳ですが、正直言いまして、受任が決まってから改めて条例に対する認識を持ったということであります。責任者になりますから、現実と規定の点検、ご指摘もいただいていましたから、町長もご心配されていましたし、4月に入ってから具体的に自分たちが担当する立場に立って、改めて、思いを新たにしたということでございます。

質問 8番 西山由美子

準備室は、幼稚園の事務長が兼任している訳です。先ほども職員の仕事の連携のことを言っていましたが、当然4月1日から教育委員会が執行することは当初から分かっている訳です。その前に、たくさんした話し合いの中で、教育委員会側の意見も当然出せるのではないかと思うのです。この「メロンキッズ」に関しましては、平成18年に道の世話好き隊、世話やき隊の事業を受けて、福祉保健課の中で講習会を開き、約20名の方が講習を受け、そのあと自分たちもこの町のために何か役に立てることがあればやりたいということで「メロンキッズ」が始まり、一時預かりが平成19年度は39回の延べ86名の利用がありました。初年度ということもあり、それまでは、緊急事態など、いろいろな理由で、保育園にまだ預けていない就学前幼児の一時預かりの要望が多かったと思います。平成20年度は、10回で延べ10名です。21年度は、21回で21名。これは、おそらく「メロンキッズ」のメンバーの関係で、町長も言っていましたが、週1回ぐらいしかできないということで、利用が少なくなったのかと思います。この子育て支援センターで、一時預りを町として直営でやることにより、もっと町民が安心できる機能になるのであれば、本当にこれは何も文句の言うことではないのですが、せめて、開設前、執行前にそのことをもう少し深く審議して欲しかったと思います。この改正案について、何点かお尋ねしたいのですが、まず、この条例改正案の中で、センター利用者を限定している記載がありませんが、例えば、北見市の子育て相談センターは、小泉と端野にあるのですが、この施設は、一時預かり機能がありません。相談と遊びを主にやっています。その中でセンターを利用することができるものは、市内に居住する就学前児童及びその保護者などとすると書かれていますが、この改正案には、そのような決まりはありませんが、町民にとって、子育て支援センターへ簡単に行き来できるものなのか。その対象をお伺いしたい。今、条例では、施設使用料について、ほかの施設と同じように使用料を定めて、そして、4つの機能にかかわる場合は、減免措置するということですが、町民へ周知をする場合、使用料を無料とするのか。それとも一旦有料として、減免することを説明するのか。私もこの管内の子育て支援センターに電話を入れてみたのです。使用料はかかるのかと確認したのです。最初は、名乗ったのですが、あとは父母になりすまし、電話を掛けました。ほとんどが無料ですので、いつでもいらしてくださいとの応対でした。今後の町民への周知をどうするのか。それから「メロンキッズ」で対応できない場合は、町の待機保育士を使役すると教育長の説明をいただきましたが、その場合の賃金は、どのようになるのか。その点をお伺いいたします。

答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)

条例審議で本来されるべきことではないかと思いますが、お答えをしたいと思います。まず、条例の第1条の目的及び設置規定で、児童及びその保護者が相互に交流し、子どもの健やかな育ちを支援することで利用者を特定しているものでございます。PRにつきましては、有料かどうか含めてのお尋ねでございますが、既に準備しておりまして、施設の概要をご案内するパンフレット、それと機関紙のような、便りも今検討中で用意しており、きめ細かくPRに努めてまいりたいと思います。町立で素晴らしい施設をつくらなければならないということでございますので、情報は適確に正しく広く伝えてまいりたいと思います。この条例をご決定いただいたあかつきには、規則を定める訳ですが、今、想定している規則の中では、当然一時預かりの1時間当り500円以外の4本の柱の事業につきましては、規則で減免し、無料にしていきたいと考えておりますので、そのことも明確に町民、利用者の皆さんに伝わるよう努めてまいりたいと思います。賃金の関係が、お尋ねありました。「メロンキッズ」を中心にご苦労をいただき、お世話になることは、現行と変わらないのですが、そのことによって「メロンキッズ」に過度の負荷がかかる場面も、時期などの状況によっては、想定されますので、それにより、サービスの停滞を招いてはいけませんので、そのような状況においては、町が雇う臨時職員を充てる。その場合は、臨時の保育士ですので、日々雇用の賃金になると思います。

質問 8番 西山由美子

この管内では、先ほど言いましたように、保育園の跡を利用した子育て支援相談センター、支援センターがたくさんありますし、網走管内支援センター連絡協議会というのもありますが、当町は、開設後に、そのようなところに加入するのでしょうか。それといろいろ調べていく中で、1つおもしろい取り組みがあったのです。北見市常呂総合支所の子育て支援センターで、行政の方は、ご存じだと思いますが、ここは唯一、北見市社会福祉協議会が指定管理者として、市から約200万円の補助を得て、子育て支援をやっており、唯一、一時預かり、託児サービスをやっているのです。市からの助成もあるので、託児料金は1時間300円で、障がい児は1時間100円、ひとり親世帯は1時間200円と減免措置されています。そして、おもしろいと思ったのが、ベビー用品の貸し出しサービスをやっています。これは、今、話題となっている独立行政法人ですが、福祉医療機構というのがあり、その子育て支援基金を利用し、本当に赤ちゃんの一時期に使うものであるベビーバス、温度計、ベビースクール、ベビーベット、ベビージム、ベビーサークルなど、お互いに貸し借りできる場合は問題ないのですが、今、子どもさんが少ないので、貸し借りができない場合もありますので、これをその基金で買い、町民に無料で貸し出ししている。これは、おもしろい取り組みだと思いました。赤ちゃんの絵本なども貸し出ししています。木のおもちゃなどもその基金を活用し、買ったそうです。今後の事業拡充は、先ほどの3つ目の質問に書きましたが、そのような、いい意味での事業が広がっていけばいいと思っています。その点について、もう1度、教育長のお答えをお願いします。

答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)

一時預かりの料の減免のお話が、まず、はじめにありましたが、私どもも規則の規定において、ある一定の条件にある方々の減免については、検討してまいりたいと思っております。それと新しい取り組みと言いますか、ユニークな取り組みとして、何点かご例示いただきました。最初の答弁でも申しましたように、訓子府町にとっては、はじめての事業であり、若干、この条例の制定経過も含め、勉強不足もあり、暗中模索的に探りながら築きあげていくことになってはございますが、まずは、条例で定められる5つの柱をしっかりと築き上げていくことが、まず、当初の大きな目標でございます。そして、先ほども言いましたPR、意見を聞きながら、その5つの柱に、どのように肉付けをしていくかということは、次の段階での大きな課題だと思います。今、お示しいただいたケースについては、私どもも勉強させていただきたいと思いますし、十分に参考にさせていただき、本当にセンターができてよかったと町民や利用者の皆さんに思っていただけるような運営に職員一同、努めてまいりたいと思います。ありがとうございます。

答弁 子育て支援センター事務長 菅野宏

管内の子育て支援センター連絡協議会に加入するのかとのご質問ですが、おそらく網走管内子育て支援センター会議というのが管内にあるのです。昨年、私が準備室ということで、準備室次長と一緒に、はじめて出席させていただき、今回、開設するために勉強した経過もあります。今年は、6月にセンター長と支援員が会議に参加させていただき、いろいろな情報を得ております。以上でございます。

質問 8番 西山由美子

条例改正についてが、質問の本当は主題だったのですが、何回もお詫びを伺っていますが、そこを追求するのもなんですが、最後に1点だけ教育長にお尋ねします。条例の提案の提出者は町長です。3月も今回もそうですが、要するに私たちから見えない、町長と教育長の立場の違いもおありでしょうが、広い意味で、福祉保健課と教育委員会がやはりきちんと連携をとり、この1つの事業をやっていくことが一番大事だと思うので、改正に至るまでいろいろな経緯もあるでしょうが、今の時点で、町長の本位とすることと教育長のお考えがきちんと合致しているのか再確認いたします。

答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)

私の立場からの話になると思いますが、町長に私どもの心配もお伝えし、ご指示も含め協議をさせていただいております。私としては、今回の改正は、確かに手続き上、非常に準備室段階での遅れ、そして教育委員会の担当になってからの急激な思いは、正直言いまして、時間もありませんでしたが、それを含め、私は、町長にご理解をいただいていると思います。そして、条例の提案につきましては、教育委員会も町長に条例の制定をお願いすることは、今回の条例に限らず、すべからく提案者は、町長の仕組みになっておりますので、私どもは案をお示しし、町長にご理解をいただき、町長が提案するはこびとなる流れになっております。形式的、実質的なことも含め、結構、私としては、見つめさせていただいたと思っておりますし、町長のご理解をいただいているものと思い、自信を持って前に進んでいきたいと思います。

質問 8番 西山由美子

分かりました。ここで町長の所信をお願いいたします。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

私の所信を申し上げる前に、質問と答弁を聞きながら、私自身がどのような思いだったかというところだけは、先にお話をさせていただきます。1つは、この有料化、無料化は、もう去年、今年の春の段階から教育委員会も含め、きちんと議論したことであります。それは「メロンキッズ」が住民の自主組織として、積極的に活動していることに対して、子育て支援センターができたことによって、住民の自主的な活動を阻害するようなことがあってはならない。その点でまず、子育ての預り機能については「メロンキッズ」にお願いをし、支えることを前提にしようではないかということになり、その上で、条例で無料とすることを職員を含め、皆でいろいろ議論しました。それで無料にするという提案を条例の中でさせていただいた。これは教育長も言っていましたように、各議員の意見の中で、非常に現実的な意見が出されましたので、条例が決まったことは重いけれども、7月オープンに向けてまだ時間があるので、その点では、もっとも町民の期待に応えられるような条例の根幹を即座に訂正する。そして、何よりも「メロンキッズ」の状況を適切に把握し、その上で条例は改正することになったという流れでございます。ここは、立法府としての議会の責任に対する軽視ではないのかということについては、ご指摘のとおりでありますが、しかし、私自身はそのことを改めて真摯に受け止め、スタートにふさわしい条例に直させていただきたいというのが、教育長に対する要請でございましたので、この点ではご理解をいただきたい。もう1点、気になるのが、西山議員のご質問に対して、教育長は3月時点で、受任が決まり条例の認識を持った。4月から担当するにあたって、改めて思いを新たにしたとの答弁をしました。これは非常に私は、心情的には厳しいことでありますが、町長として、地方自治法180条の2項、教育委員会に対して、1月の段階で運営維持管理に関する事務についての委任を教育委員会に文書で提示しました。同時に教育委員会は、2月12日の教育委員会議で、教育委員会が4月から事務委任を受けることを事務的なことも含め、詰めた上で教育委員会に提案していますから、もし、教育長がその時点でそのような認識が薄かったとすれば、これはやはり改めていただかなければならいということであります。しかし、教育長の意とするところは、子育て支援センターが町長の思いと町民の期待にできるだけ応えようとする点については、私も教育長と同じ考え方でございますし、私が事務委任した思いを教育委員会、教育委員さんはもちろんですが、教育委員会事務局職員、一緒になって作り上げていこうということでございますから、この点についても、ご理解をいただきたいと思います。さて、質問の本旨にお答えをさせていただきます。子育て支援センター開設に向けての所信についてのお尋ねをいただきましたので、お答えをさせていただきます。子育て支援センターの開設につきましては、私のマニフェストに掲げておりますうちの1つで「安心して暮らせる福祉のまちづくり」に位置づけているものです。少子化が進行する現在、子どもを産み育てることの悩みや不安を少しでも軽減し、すべての子どもが健やかに成長する環境を整え、各学校、幼稚園、保育園、児童相談所、北見市発達支援センターなど関係機関との連携を図りながら、子育ての拠点、中心的な役割を目指す施設としています。町政執行方針でも述べましたが、主に就学前の未就園児の子どもと家庭に関する総合的な相談・支援の拠点となる「子育て支援センター」の早期開設の目標に向かって努力してまいりました。平成20年1月に役場庁舎内部に福祉保健課を事務局とする検討委員会を立ち上げ、さらに平成21年4月には子育て支援センター開設準備室を設置、本年2月と3月の教育委員会議において、条例・規則の承認をいただくとともに、4月からは子育て支援センターを教育委員会に事務委任して、旧あさひ保育園を一部手直しし、センター長を中心とする職員を配置して7月1日に子育て支援センター開設の運びとなりました。この2年5ヵ月の間で、教育委員会管理課、社会教育課、幼稚園、保育園、福祉保健課など関係職員による検討委員会を開催し、先進地視察、研修会等々を実施し、本町にふさわしい子育て支援のあり方を議論、模索し、まとめあげることができたことも私は大きな成果であると認識しているところでございます。このたび、子育て関係者や団体の意見をお聞きし、子育て支援センターの愛称を「ひだまり」として、子育て中の親や子どもにとって「陽だまり」のように温かく安心して過ごせる場所を提供し、親子のふれあいや子育て相談、子育てサークルの支援、さらにお母さんの用事やリフレッシュのための一時預かりなどを行ってまいる考えでございます。子育ての拠点施設として、多くの皆様にご利用をいただき、将来の本町を担う子どもたちがいきいき、のびのびと健やかに成長されますことを熱望するものでございます。この開設に向けて、その後もいろいろな方から私のところに意見が寄せられています。夜の預りをしてほしい。日曜日の預りをしてほしい。子どもを持つ親にしてみるとそのことが急務なのだということも寄せられております。この点についても、7月1日のオープン以降、職員を中心にしながら、そのような要求に行政がどのように応えていくのかが、今後の課題とさせていただいているところでございます。以上、お尋ねのありましたことにつきまして、お答えいたしましたので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

質問 8番 西山由美子

つい2、3日前のことでした。他町村から訓子府町に移り住んだお母さんが前の町では、近くに子どもをすぐ遊ばせるところがあり、そこで遊ばせた時、すごく2人目のお子さんのことで悩んでいたが、大丈夫すごくいい成長をしていると言われた一言で、私はすごく救われた。訓子府町の子育て支援センターが早く開設されるのが、すごく心待ちにしているとそのお母さんが言っていました。陽だまりのように訓子府の子どもたちがすくすくと伸びやかに育つ、そのための手助けをするということですので、心から期待してやみません。この件については、これで終わります。

出典:訓子府町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月23日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる