訓子府町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月16日
居武士小学校と訓子府小学校での外国語活動の時間の差
2009年9月16日、訓子府町議会の一般質問で、小林一甫議員が「居武士小学校と訓子府小学校での外国語活動の時間の差」について質問し、教育長 山田日出夫が答弁しました。
- 質問者
- 小林一甫 議員
- 答弁者
- 教育長 山田日出夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 小林一甫
非常に喜ばしいことだと思っておりますが、現在、居武士小学校と訓子府小学校での時間数が、やはり10時間開いておりますが、この10時間開いていることで、このような言い方をすると少しうまくないのかもしれませんが、子どもと子どもの間と言いますか、居武士小学校と訓子府小学校の間で、どのような違いが出ているのか。もしも把握していればお伺いいたしたいと思います。それと電子黒板を入れるというようなことでありましたが、今、この電子黒板というのは、ものすごく進歩しており、例えば、外国語の授業の中で使うようになれば、ソフトがあるのかどうか分かりませんが、例えば、鳥の絵が出ればbirdと出て、発音がきちんと英語で答えてくれるというような、そのようなボードもあるというようなことも聞いておりまして、これも外国語活動といいますか、授業の中では、非常に役に立っていくのではないかと思いますが、今回購入される電子黒板は、その辺も対応されているのか。お伺いをいたしたい。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
居武士小学校と訓子府小学校での外国語活動の時間の差についてお尋ねがありました。平成23年度から本格的に移行することになりますので、内容が変更されるまでの移行期間ということでありまして、それぞれ学校の状況に応じて、委ねられている中での時間の配分ということであります。居武士小学校は、児童数も少ない中で、移行する中では比較的、展開がしやすい現状にあろうかと思います。一方、訓子府小学校は、子ども数もクラスも多い、そして先生の数も多いという中で、やはり移行期間が設けられた目的どおりといいますか、やや緩やかな展開になっているのは否めないかと思います。全国的に全学校で新学習指導要領に移行するという中では、若干の対応の差が生じるのは、これはもう現実的には、いたしかたないと考えているところです。だだ、逆にいいますと訓子府小学校は3年生から6年生まで幅広く10時間を展開しているということからいきますと、この低学年の子どもたちがやがて高学年に移っていく段階では、それなりの我々が期待する効果も出てくるものと確信をしているものでございます。それと電子黒板の関係ですが、既に居武士小学校で1台入っておりまして、学校訪問、授業参観の時に、私ども現物を使った授業を確認、見させてもらっておりますが、今、議員が言われたように、簡単に言うとテレビの大きなようなディスプレイが、パソコンと連動します。従いまして、画像とともに文字情報が同時に1つの画面に映りますので、非常に効果的な理解力が図られる授業が展開できているものと思っております。従いまして、従前の機種で十分な効果が期待できますので、今、導入されようとしている新型においては、それ以上の機能、またはソフトの改定も行われるものと期待しております。
質問 5番 小林一甫
ただいま、答弁いただいた訳でありますが、外国語の授業につきましては、平成23年度から実施ということで、今は予備というような形で授業が継続されていると思います。訓子府小学校の場合は、3年生から6年生で幅が広い。居武士小学校は5年生と6年生ということでありますが、今、低学年で外国語を指導すればするほどやはり理解力が早いということが言われておりますが、今後そのような対応も含めて、外国語の指導の中で、ぜひ居武士小学校と訓子府小学校の差がないような指導の仕方をお願いしたいと思います。電子黒板につきましては、今回入った部分もありますが、やはりソフトが自由に交換できるというようなものであれば、今後、そのソフトで期待以上の成果が出てくるようなものがあれば、即、やはり取り入れていくべきだと思いますが、やはり今入っている部分が、そのような対応をなされていないというのであれば、残念であると思います。電子黒板の使い方は、やはり指導する方の考え方ひとつで子どもたちに納得できるような教え方もできるのではないかと思い、期待はしているところでございます。次、2点目の子どもの体力の低下が懸念されるということでありますが、何日か前の新聞報道の中で、北海道の低下が著しいというような報道がされていました。そのようなことで、私も一般質問の中で学力の関係で質問した時に、やはり順番が出るのは非常に問題があるということでありましたが、この体力の部分についても同じような考え方で、訓子府が今どの位置にあるのかということもやはり教えていただけないというような考えをしていますが、その辺は今後どのような対応をされていくのかお伺いをいたしたいと思います。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
前段あったことについて、お答えさせていただきたいと思いますが、両校の外国語活動に対する差がないように配慮すべきだということでございます。全くそのとおりだと思います。今、外国語活動の時間というより、移行期間ということもありまして、総合的な学習の時間を一部使っている面もございますので、この定められた移行期間の中で、今、議員からご指摘のありましたような点も総合的に含め、円滑に本番へつなげていくように努めて参りたいと思います。それと電子黒板のソフトの話ですが、あの電子黒板は、パソコン。特にノートパソコンをつないで、画面として使われる形が多いものですから、当然、パソコン側のソフトの改定に伴って、それは即、効果として表れるものでありますので、電子黒板の単独で稼動されるということにはならないかと思います。従いまして、ソフトの良さを十分、電子黒板とリンクさせることができるものと考えております。それと体力の低下に伴いまして、また体力、それと学習関係の全国学力テスト、全国学習状況調査等の公表の関係でお尋ねありましたが、北海道教育委員会は、学校が特定され、過度な競争主義に陥ることを懸念し、学校の調査結果の順位等については、公表しないという立場を今年も堅持しております。私ども教育委員会もその北海道教育委員会の方針を受けまして、教育委員会議でその旨を確認し、同じ対応をとることにしてございます。一方では、議員もご存じのように、一部の都道府県単位または市町村教育委員会の単位でほんのわずかではありますが、公表をしようとする動きもございます。これは、多分、情報公開、説明責任という観点を重視しての対応がなされていると理解しておりますが、そのことと先ほど言った非公開の目的との評価についてはやはりもう少し時間がかかると思いますし、2年間やってみて、まだまだ極めて公表派が少ない状況から、引き続き、議論と検討を重ねていくべき問題だと考えております。
質問 5番 小林一甫
それでは、私は少し勘違いしていた部分もございまして、お詫びを申し上げたいと思うのですが、私は電子黒板の中にそのようなソフトが組み込まれている部分があったと思いましたので、お伺いして申し訳ない。パソコンを通じて、電子黒板に情報が流れるというようなことでございますので、質問が少し間違っておりまして、申し訳ございませんでした。3点目になりますが、教職員の研修、指導を含めての現状ということでお伺いいたしましたが、当町においては、前向きに教職員を研修に出しているということで非常に心強いと思います。新たに取り組む外国語の関係につきましては、教職員の研修が本当に大事だということが常日頃言われておりますので、これからもやはり子どもたちのためには、ぜひ研修を重ねていただきたいと思います。予算も伴いますから、どんな研修にも出せるということではないと思いますが、教育長が「行け」というような指示を出せば、教職員も行きやすいと思いますので、教育長として、その辺どう考えているのかお伺いをいたしたい。
質問 5番 小林一甫
外国語活動に関わって、指導する先生方の研修についてのお尋ねがありました。研修には、大きく2つありまして、1つは、外に出ていき、指導を受けて自分が身に付けるという方法と学校の中で先生方が一定のテーマを掲げて勉強し、同時に複数の先生がスキルアップを図るという2つがあると思います。それで外に出ての研修につきましては、北海道教育委員会が設定します。それに学校から1人、2人ということで、簡単に言いますと学校のリーダー格になるような先生に行ってもらっている。帰ってきてから、その受講してきた内容も含めて、学校内で独自の研修を皆で約30時間するという指導も含め、そのような体制をとっております。幸いなことに、訓子府小学校でいえば、校長先生が海外の日本人学校の先生をされた経験もあり、非常に英語が堪能で、ほかにも一般の先生の中にも、英語を専科とする先生もおり、その先生を中心に対応をされております。居武士小学校もそれに準じた形で研修が進んでおります。いずれにしましても、指導するものが十分、外国語に精通していることが必要でありますので、これからもそのような機会で十分、研修を深められるよう教育委員会としても十分配慮してまいりたいと思います。
質問 5番 小林一甫
研修につきましては、かなり外国語に精通されている先生方を中心に派遣して、校内のスキルアップを図っているということでございますので、やはり23年度から移行するというようなことでありますが、前段でそのようなやはり学習の指導、教職員の研修なりを含めた中で、子どもたちが外国語に親しんでいくような状況をつくっていただきたいと思います。4番目の子どもたちの反応は、かなりいい感触を受けているというようなことでありますが、これを継続し平成23年度から移行する時には、スムーズに外国語の勉強が子どもたちに受け入れてもらえるような、対応をしていただきたいと思います。最後になりますが、これら4点を含めて、今後、教育長がどのような考えの中で進めていくのかお伺いをして、私の質問を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
外国語活動のみならず、新学習指導要領の目標であります子どもたちが生涯に渡って、生きる力を育めるような基本理念を大事にしながら、学校教育を展開していかなければならないと思っております。特に、一部では、ゆとり教育から詰め込み教育の反動でないかとのご批判もあるようでありますが、決してそうではなくて、基礎的な知識や技能を応用したり活用するところで、若干、我国の子どもたちは、近年、力が落ちていると言われております。また、実験や観察、レポートなどで学んだことを使い、新たな学びをする力も今は少し弱まっているということもありまして、新学習指導要領では、外国語のように新しい科目の創設と同時に学習時間が大きく伸びております。子どもたちにとっては学ぶ時間が多くなるもので、必ずしも歓迎することばかりではないのかもしれませんが、それは自分たちのためということも含め、子どもたちに機会あるごとに子どもたちにも保護者にも学校を通じて伝えながら、スムーズな移行を図ってまいりたいと考えております。
質問 5番 小林一甫
質問を打ち切ろうと思ったのですが、もう1点だけお伺いをいたしたい。私も過去に、この新学習指導要領が出る前に何回かご質問させていただいた経過がございますが、今のこの学力低下につながる部分で、週5日制の問題でお伺いを何回かさせていただいたのですが、この週5日制が今の子どもたちの学力にかなり影響していると思っております。最後にその点で教育長が、どのように考えておられるのかお伺いをして、本当にこれで質問を終わりたいと思います。
答弁 教育長 山田日出夫(教育長は2012年9月まで)
確かに、ゆとり教育との関連の中で、5日制の議論があったと記憶しておりますが、子どもに限らず人間は学ぶ時は学ぶ、働く時は働く、休む時は休むという生活のリズムが非常に大事だと思います。その点では、先ほど言いましたように応用力、そして体力をつけるために新学習指導要領が改訂されて、学ぶ時間は増えました。従いまして、週のコマ数が増える訳です。しかし、休む時は、きちんと土曜日、日曜日を休んでいただくという中で、生活リズムの中で子どもたちが健やかに成長していけるように、我々も最大限の努力をしたいと考えております。
質問 5番 小林一甫
以上で終わります。