訓子府町議会 平成21年第3回定例会 2009年9月16日
ふるさと銀河線跡地整備と旧駅舎の活用等について
2009年9月16日、訓子府町議会の一般質問で、佐藤静基議員が「ふるさと銀河線跡地整備と旧駅舎の活用等について」質問し、町長 菊池一春、企画財政課長 山内啓伸が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤静基 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、企画財政課長 山内啓伸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 佐藤静基
1番、佐藤静基。私は、ふるさと銀河線跡地整備と旧駅舎等の利用計画と現在の状況、さらに今後の取り組みや考え方について、町長にお伺いをいたします。多くの困難を乗り越えて、平成18年4月20日、最終列車を見送り、銀河線鉄道が廃止してから早3年が経過いたしました。不安を抱えながらスタートした代替の路線バスも何とか順調に運行され、町民の足としての交通路線は、現状、確保されているものと思います。また、鉄路廃止後の処理事業につきましても、ほぼ計画どおり進められているものと考えますが、跡地の整備、旧駅舎とその周辺地等の処理や活用について、現在までの経過と今後の見通し、利用計画等について、以下の件について伺います。1として、銀河線跡地処理の進捗状況についてでありますが、①として、現時点で予定の跡地は、すべて販売が可能なのか。今後の見通しについても伺いたいと思います。また、売れ残った場合の土地の利用については、どのようになるのか。このお考えも伺いたいと思います。②として、評価額、払い下げの評価額のことを言っている訳ですが、その収支は予定どおりなのか。いわゆる販売との状況は予定どおりになっているのかという意味であります。その件についても伺いたいと思います。③として、最終的な跡地の処理年度は、いつごろと計画しておられるのか伺いたいと思います。2として、現在の旧駅舎前は、当町のバス停をメインとして、南に向かって正面は道路が新しく整備され、まさに訓子府の玄関口として、ふさわしい広場だと考えております。先の計画では、旧駅舎周辺の跡地は、町が保有するということに伺っておりますが、現在、旧駅舎周辺の活用計画はどのように考えているのか。①として、ホームと鉄路跡地等の活用計画は、どのように考えているのか。②として、現状では鉄路跡地の整地が悪いため、雑草が多く、とうてい現在のお手伝いいただいておりますボランティア等では管理が困難であり、また、学生たちの通学路として、環境も良いとは言えません。今後、どのように維持管理していくのか伺います。3として、旧駅舎の活用計画に対する支援の考え方について伺います。今年3月の定例議会におきまして「訓子府町農業交流センターの一部の長期的な利用について」を議会で決議されたことによりまして、旧駅舎の事務室、駅ホール、それとホームを商工会が軽食喫茶コーナー及び地場産品PR等で、町の活性化に供するという施設の活用となりました。しかし、駅舎の改装につきましては、当初の改造費の見積りの低さもありまして、その後、改めて、改造費を精査した結果、計画の4倍の見積りとなったようであります。当初の計画は、100万円ということであります。現在のところ、この長い景気低迷の中では、事業収支の見通しもたてにくい等で現在に至っています。商工会の利用目的として、この旧駅舎を地域住民の憩いの場として、また、商工業全体の活性化への拠点として、さらに加工センターを活用した加工品の普及と地場特産品を広くPRし、地産地消の推進にも寄与できる等、消費、交流、観光の拠点施設として、有効利用の可能性の高い事業であると考えております。以上のような状況から、この際、町として、駅舎改修費を予算の中から支援策が必要な時でないかと考えます。この支援について考え方を伺いたいと思います。以上です。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、ふるさと銀河線跡地整備と旧駅舎の活用等について、3点のお尋ねをいただきましたのでお答えさせていただきます。1点目の「銀河線跡地処理の進捗状況」についてでありますが、農業交流センター周辺を除き、売却をすることで事務を進めておりましたが、東町・東幸町地区と若葉町・若富町地区については、残念ながら売買不成立となりました。後の管理を考慮し、一定のまとまった単位での売却を前提として進めており、一部購入希望もありましたが、売買成立には至りませんでした。今後は、町で管理することとなりますが、家庭菜園等として使用されている跡地も多く、現状どおり使用いただくことが管理上も望ましいと考えているところであり、今後調整することにしております。評価額との収支に関してですが、JAの最終結論は出ていませんが、大町区域は前向きに検討いただいておりますので、売却が成立したと仮定してお話させていただきます。北海道ちほく高原鉄道株式会社から約31.5ヘクタールの跡地を3,171万円で購入いたしましたが、その際の鑑定標準価格を参考に袋地など土地の形状等を勘案し、財産審議委員会に諮り単価を定めまして、町としては、全体として4,757万円の価値があるとの評価をしているところでございます。このうち、旧駅舎構内など町保有分を除く約29.2ヘクタール、評価額で約3,070万円相当の跡地売却を予定しておりましたが、売却できない土地が生じたため、結果として、25.9ヘクタールが売却でき、売払見込額が約1,690万円となりました。これは、ほぼ評価額どおりに売却できたと認識しているところでございます。なお、土地の売買については、今年度中に終了予定でございます。2点目の「旧駅舎周辺の活用計画の考え方」につきましては、後ほど説明させていただきますが、現在、商工会で農業交流センターを改装工事中であり、今後プラットホームも含め活性化拠点施設として、事業展開することを予定しているところでございます。町としても大いに期待していることでございます。ある程度軌道に乗った段階で商工会などとプラットホームや鉄路跡地の活用を協議し、まちづくり委員会などからご意見をいただき旧駅舎周辺の活用計画について、取り進めていく考え方でございます。また、今後の維持管理につきましては、23年度以降となりますが、町道幸町線の整備を予定しておりますので、ヒバの剪定や草刈りなど人手のかかる旧駅舎西側の管理作業については不要となることから、当面は維持管理事業予算で対応していく考えでございますのでご理解願います。3点目の「旧駅舎の改修に係る支援策」についてでありますが、ご案内のとおり旧駅舎スペースにつきましては、プラットホームと一体化した「まちの活性化の拠点」として、喫茶スペースの設置のほか、地場産品のPR、販売やフリーマーケットなど、広く町民が集い、交流できる機会の提供と農業交流センターの機能を最大限活用するため、本年4月に訓子府町商工会に貸し付けをしたところであります。現在、施設の改修工事が行われているところであり、今月末には完成する予定となっておりますが、この改修費用につきましては、借り手であります訓子府町商工会が負担する取り決めとなっておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。なお、本事業に係る支援策としましては、出店される方が構成員となっている駅舎の活用グループから「元気なまちづくり総合補助金」の対象事業として、特産品の陳列棚の購入費等に係る補助申請がございましたので、審査委員会の審査を経て、既に事業採択をしたところでありますが、今後、事業を展開していく中で、所期の目的達成のために必要なものについての支援要請があった際には、商工会とも十分に連携し検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 1番 佐藤静基
1点目の件についてお伺いをいたします。状況としては、大体理解できますし、最終的には今年度中に売買を終わらしたいということでした。それから今、答弁の中で、売れなかったという状況があるようですが、この辺の理由としては、どのようなことがあり、取引ができなかったのか、売買できなかったということを1つ伺いたい。もう1つは、当初から土地の売買については、線路の下に敷いてある砂利とそれから当然、交通の面から、土盛りをして平地よりかなり違う条件をつくった地形になっておりますが、売買の場合、この砂利と整地については、どのような内容で取引されているのか。この2点を教えてください。
答弁 企画財政課長 山内啓伸(企画財政課長は2011年6月まで)
まず、1点目の売買ができなかった理由なのですが、これは大きく2つほどあると思うのです。1つは、値段の問題がありました。それで財産審議会で実態に合わせ検討し値段をある程度下げたという経過もございます。ただ、それも含めまして、将来的に自分が、特に高齢化によって、今後の維持、今では家庭菜園としてかなりの方が作っているのですが、それをもう年を取って、これからなかなか維持ができないというようなことで、価格の問題ではないというような考え方もかなりありまして、1回目では、どんな状況であっても購入しないという意向もかなりあったというのも事実であります。価格の問題とあとは高齢化の問題でした。今後の維持の問題ということが最大の理由だったというように思います。それと砂利の土盛りにつきましては、1回目の説明会の中で砂利の撤去をしなければ、今後使うことができないので、そこら辺を検討して欲しいというようなこともありまして、確か当初予算で400万円ほど砂利の撤去費用を計上した経過がございますが、結果として、今言いましたように砂利を撤去しようが高齢化の関係もあり、なかなか砂利の撤去だけでは購入できないというようなこともありまして、そのようなことを考えますと結果として売れなかった場合は、町で管理するということになりますので、その管理の仕方として、砂利を撤去するのが良いかどうかということは、内部で検討しましたが、あのまま110何年間ずっとあの形態で置いてあったということですから、かえって逆に撤去することによって水の関係とか、そのようなものがなかなか処理が難しくなるではないかということで砂利の撤去については、売買が成立した段階で、地先の方と協議して「砂利を撤去するかしないか協議して決めましょう」というような形になっております。今のところ売買をするという実践会も含めた方々については、砂利の撤去を希望されている方はいないというような状況になります。
質問 1番 佐藤静基
要するに現状のままで処分できるということの解釈でいいのですね。それとたまたまある場所で、このような方と会ったのですが、この方は買わない。高齢で買えないというような内容だったのですが、もし、貸してもらえるのであれば、それなりの料金は払うつもりでいるのでしょうが、利用したいという考えがあるのですがそうなった場合の話し合いというのはどうしますか。
答弁 企画財政課長 山内啓伸(企画財政課長は2011年6月まで)
説明会に入りまして、やはり現実的な問題として、今後もやはり使いたいというような意見は相当ありました。それで実際歩いてみましたら、大体40%程度の方が市街地ですが、何らかの形で利用されているということで、これについては、今後の説明にはなると思うのですが、先ほど答弁でありましたとおり現状のまま使用いただくという方向で、今後、説明などを対象者にしていきたいと考えております。
質問 1番 佐藤静基
それぞれまだ期間がありますから、細かい点については、それなりに対応されると思いますので、細かいことは必要ないというように思います。それと2件目の件ですが、たまたま、現状を見ますと駅の北側は赤くさびた砂利と雑草が茂り、節約のためでしょうか今の施設内は暗く、これからは明るくなると思いますが、薄暗い電灯の施設内で、夕方行きますと子どもたちがものを食べてたむろしている。たむろという言葉は、不適切かもしれませんが、固まっている。非常に通学路でありますので、環境的にも好ましいと思いません。たまたまバス停でありますので、利用する方々の評判もあまり心地良くはありませんというような考えであろうと思います。それで跡地利用計画というのができているのですが、これは平成19年から28年までの10年間という非常に長期にわたる事業だと私は思っております。その中で場合によっては、短縮し延長もあり得るという項目もありますから、基本的には、場所が場所ですので、払い下げが決まった後の利用については、極力前倒しで進めるというように私は思っておりますが、今の答弁で道路の問題もありますし、商工会館がどのようなイベントの場所として、あのホーム一帯を使おうとしているのかという計画もあるでしょうから、そう簡単には駅舎跡地の整備というのは難しいかもしれません。いずれにしても現状の形では、なかなか雑草除去等の維持管理ができないのと場合によっては、やはり汚い場所はゴミや空き缶、ビンを簡単に投げたりしますので、その中のひとつには前倒しで早く整備をする。もう1つは、4、5年かかるのであれば、管理しやすいような、どのような方法があるのかわかりませんが、砂利を寄せて、例えば、小さな何か草の生えないものといいますか、小さな砂利を引き詰めて環境をよくするというのも考え方として必要ではないかと思いますが、この辺の事業の進め方と後の維持管理については、当面どのように考えておられるのかもう1回答弁を願いたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
それでは、私から、4点の考え方の大筋を今の私の中で考えている項目をお話をさせていただきます。1つは、駅舎から西側の問題であります。これは、鉄道跡地をどのようにあるいは鉄道の廃線後の検討委員会を住民の代表の方によって組織し、そして町内会関係者からも様々なご要望があり、南北に道路をつなぐことができないかというご要望がございました。先の一般質問でも佐藤議員から、健康センターの空き地との土地の交換も含めて、南北に貫くあるいは斜めになってもそういうことができないのかというご要望がございまして、私どもは内部で検討し、今、いずれにしても平成23年度以降に、この幸町線と絡めて南北を縦断すると言いましょうか貫くという計画を改めて地域、そして議会に提案をさせていただきたいと考えているところでございますので、当然、歩道そして車道も含めていきますとあの構内の西側部分というのは、その南北の道路の完成と利用も合わせた考え方をこれからより具体的にしていかなければならないというのが1点目であります。これはあくまでも農協の土地を買っていただける。農協自身が隣接する大町部分を買っていただくという前提でございます。それから2点目は、駅舎部分の工事中の質問にもございましたように喫茶コーナーでございます。これは、議員もご心配のように高校生等のマナーあるいは施設が暗いということも含めて、ご心配をいただいております。私も昨晩改めてもう1回見てまいりましたが、高校生と一緒に喫茶コーナーの部分を覗き見しながら、高校生5、6人いたでしょうか。少しお話をしてきました。あそこの喫茶コーナーが完成することによって、一体的な利用がかなりオープンになり、照明も明るくなって利用できるのではないのかと思います。その点では非常に私は今誰もいない西側といいますか、駅舎内の西側の部分が明るくなることによって、解決していくでしょうし、当然、地産地消も含め、あそこで物品の販売あるいは奨励等もこれから積極的に展開していくという答弁をさせていただきましたが、考えますと駅舎の中そのものは非常に良いのではないのかと思います。それからホームであります。これは、これからやろうとしている商工会とも、さらに詰めなければなりませんが、例えば、来月に銀河線応援ネットワークの北見市で中心の人たちが昨年に引き続いてバスツアーで、北見市を中心とした全道に呼びかけて、あそこで朝市をやったのを私も見させていただきましたが、含めてそこで喫茶コーナーのオープンもそうですが、野菜の即売あるいは去年、非常に人を集めて好評を博していました花火大会とか様々なイベントが、あの駅の中心部分でかなりできるのではないのかというのが2点目であります。3点目は、駅舎より東側でございます。これは銀河農園もございまして、その北側の鉄道の隣接部分は、農協の一部、共済等の土地もございますから、鉄道用地との隣接を全部オープンするためには、どのようにしていかなければならないかということもありますが、私自身は、将来的な検討課題だと考えております。その土地とあの土地も有効に使いながら、これから町民の皆様のお様々な意見をいただきながら福祉施設等の建設等々も含めた様々なことを私の町政の将来的な課題に対する一つの空間の用地として、私は皆さんの知恵で、これからの施策のスペースとしていきたいと感じているところでございます。さらに、4つ目でございますが、売れ残った農地よりも東側で言いますと西側のほうになりますし、西側のほうでいくと東側と言いましょうか、幾分売れ残った東幸町あるいは若葉町、若富町、東町と言ったほうがいいのでしょうか。その部分については、先ほども答弁申し上げたように、かなり自分のところで菜園、それから花畑等で使わせていただきたいということもございますから、それらのところをできるだけ可能な限り要望をお受けして、そして長期的なスパンで、あそこをどうするのかということの決断をしていかなければならないと思っております。ここ1年、2年については、まず、売却予定地の売買契約を成立させてつつがなく売却を終える。来年度以降改めて、そのことも含めた検討課題をより具体的にしていきたいというのが、私自身が今考えているところでございますのでご理解を賜りたいと思います。
質問 1番 佐藤静基
町長の考えはよく分かりました。たまたま隣の境野地区へ行ってみましたら、訓子府町との境界を今、道路の改修などで、非常に活気と言いますか、線路がなくなった後、こんなにも変わるのかなと錯覚をするぐらい変わっているのですが、境野のあの場所は単身者住宅と思いますが、かなりモダンな建物が建っており、それから東に向かって公民館があります。その間が非常に整然と広すぎるぐらい駐車場が整備されておりまして、一瞬、新しく変わっていくのだとそのような勢いみたいなものを感じ、うらやましく思ってきました。確かに土地や施設の利用というのは、長期間にわたる訳ですから、十分検討されて、悔いを残さないような、やはり取り組みで慎重にやるのが必要だと思いますので、今、町長が申されましたように、住民の意見もさることながら、あの場所はやはり町の中心として、訓子府町の玄関口だと思いますので、進んだ言い方をしますとそのように関心の高いのは、道の駅等で非常に町の宣伝的なことにもなる訳ですから、今言われた銀河農園やあの全体を含めて、できればいろいろな方があそこに集り、イベントもできる広場になればと思います。何と言いましても、お祭ごとは、訓子府町商工会の青年の方々が声を上げてもらわないとなかなかイベントというのは難しい訳でして、どれだけ行政が頑張ってみても、そこで動くのはやはり私は商工会の青年があるいは商工事業として、そのようなイベントを立ち上げてくれることにより、全体が動く一つのきっかけとなる場所へなると考えておりますので、ぜひあの場所の使い方については、十分町民の意見と職員の方の発想も含めまして、商工会と十分連絡を取りながら進めていただければ幸いと思います。次に3点目に入りますが、今、いろいろ論議いたしました跡地利用については、失った鉄路の寂しさは残りますが、反面、新たな展開の時であろうと思います。「鉄は熱いうちに打て」ということわざもありますが、新たな事業の取り組みとして、町民がやはり跡地、施設あるいは駅舎の利用の関心の高いうちに、町として、その事業を支えるといいますか、その事業を積極的に展開していく。このようなことはやはりタイミングが必要ではないかと思います。先日、まちづくり委員会からの提言書で「地産地消の推進に旧駅舎の立地条件を利用して消費、交流、観光の拠点施設として、有効利用する取り組みへ支援が必要ではないのか」という提言がございました。以前と言いますか、銀河線の跡地利用の計画書の中で、ふれあい空間の整備計画というものがございます。これは、平成20年から24年となっておりますが、この内容を見ますとふれあい空間整備事業の②として、訓子府駅舎催事場整備事業計画として、催し物の場の整備計画という意味だと思いますが、事業内容は、駅舎の改修を平成20年から24年まであり、目的は産業の振興、観光の振興、市街地活性化、総額で300万円ほどの予算組みがされております。町長は、この受ける方の事業には、ほかの意味で支援をしているので、今のところ考えはないが、いろいろな面で商工会と詰め、そこが私の勘違いかもしれませんが、何とか応援できるものは検討の余地もあるというように伺ったのですが、今の経済状況、先ほど言いましたように、例えば、借りる方が月3万円の使用料を払って、400万円の施設投資をして、計画が1年契約であり、これは延長していけば随意契約で続くのですが、これ商工会内部の話ですが、喫茶店ぐらいで400万円も投資して、中身を少し伺ってみますと厨房だけで85万円ぐらいかかる。改修面積が127㎡、42坪ぐらいと非常に広い訳です。これはどう考えても当初の見積もりが、私はどうも商工会として、あまり精査してなかったというのが大きな原因かもしれませんが、今のこの町の中で喫茶店を開いて、いろいろな目的でやろうとしている矢先に、これだけの投資をして、果たして本当にやれるのだろうかと思います。これがやはり3月に決まってから、半年も長く時間がかかった1番の要因であると私は見ております。この際やはり町長がいろいろ言われましたが、町の商工事業のやはり拠点といいますか、町の顔として、この際やはり相当支援をしていかなければ、せっかくやっても場合によっては、2年か3年続けてかんばしくないという結果を残すような私は場所ではないと思うのです。たまたま跡地の関係で、相当額の資金を積んでありますし、この計画を見ますとバス利用者利便向上事業としての相当枠を分けてある訳ですから、私はこの際、まちづくり委員会の意見もありますし、何とかひとつ、どのように表現したらいいか分かりませんが、支援をしていかなければならないとこの事業は何かうまくいかないのではないかと思います。支援するのも私はあの場所の利用について町民の理解は得られると思いますし、あそこを拠点として、やはり成功してもらわないとどうもやはりやることなすこと商工事業は、景気だけではなくて、商工関係者の方にも、私はやはりあそこを成功させてやりたい。そのような思いが強い訳ですが、駅舎の改修ということで銀河線跡地の予算に組まれているのであれば、何とか、当初は流れから言えば非常にやはり落ち度があったし、議会としても100万円でできるのならというようなこともあり、当時、熱心な商工会長さんの意見もありました。何かのきっかけになればということで、議決した経過もございますので、改めて、この状況を踏まえ、何とかひとつここで支援していくのだというようなお考えについては、いかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
商店街の振興とまちおこし、それから活性化の意味も含めて、さらに行政として力を入れるべきではないのかというのは、私もある意味では同感でございます。しかし、いくぶん私の所見を申し上げますと1つは、あそこに商工会の事務所を私の政策でできるだけ早く旧商工会館からあそこに移っていただく。その議論を開始します。これは、あそこのある一定の管理も含めてご理解をいただき、そして、移ることができました。その点では、行政がある意味では成しうる、商工会に対する議員の皆様の理解も含めた支援だというように考えておりますし、あそこを拠点にしながら、町の活性化をどのように考えていくのかというのは、私等はもちろんそうですが、商工関係者が1つになり、あそこで今できようとしているものにかけていくことをやろうというコンセンサスを得ていれるかどうかです。例えば、これは川村議員の一般質問だったように記憶しておりますが、あそこでやることにより、駅前の各小売商業が破綻していくのではないのかというような不安があるという一般質問が出たように私は記憶しています。中身的には、私たちは個店にお店を貸すのではない。商工会に貸すことで占有権の議決を経て、占有権を認めた訳でございまして、個人のお店に思われる私的なものに、これ以上の金額を支援するということは非常に難しい問題が、私はあるのではないのかと考えておりますので、まずは、商工会が経済団体として、自己負担も含め、あの活性化のために商工会、商工業者をあげて、あそこを皆で活性化の拠点にしていくのだというコンセンサスがない限りは、私は行政が、はなからお金を出しましょう。やりましょうということを打ち出すのは、いかがなものかという感じをもっておりますので、今後、議員のご指摘のとおり年度末のぎりぎりのところで、未整備で未計画的な部分もあったのは確かだというような状況も聞いておりますので、それら町の振興と商工業発展のため、一致協力したコンセンサスを得て、商工会も応分の汗をかくということがない限りは、私のほうから積極的にこうしますということは言わないというように考えているところでございますので、これからも推移を見守りながら、また逆に言いますと人件費等もかかると思いますので、それらについての補助事業の斡旋や紹介、支援も含め、農林商工課を中心にしながら、きめ細かな対応や相談に乗りながら支えあるいは励ましていきたいと考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 1番 佐藤静基
ただいまの町長の答弁に全く私も同感の点があります。それは自助努力であります。このことについて、私は商工会の関係の方もおられるか分かりませんが、不十分だと思います。ただ、今の状況を考えますと昨日、工藤議員の中にもあったような気がするのですが、削減して財源を守るというのも1つの方法としてあります。それでも1つには、やはりいろいろと小さな部分であっても見直しをかけて育てていくという考え方も必要であろうとかと思います。そのことは町長も当然ご承知のことと思います。今、残念ながら私的な見方をするとまちの商店街は疲弊しきっております。何をやってもマイナスのことしか考えない。このような中で確かに町長の表現とすれば、一商店にお金を出すというのは、これは非常に不都合なことであります。私もそのようなことにはならないと思います。そこで今、町長が言われた自助努力にも私は商工会の財政状況は分かりませんが、かなりこれだけの見積りの差があるということは、自助努力の限界を超えているのではないのかと思います。そうでなければ3月早々に予算を通して、決議してもらってから半年も遅れ、今月中にはオープンするような噂は聞いておりますが、僕はやはりその振興事業を助けるという意味からもぜひ後段で自助努力、改めて、商工会の内容を十分検討して必要であれば相談にのるというような内容でありましたが、利用計画の中に施設の改修費としてそれなりの予算付けがある訳ですから、これは何とかこの中で応援といいますか支援して何とかやはり商工会を元気にするような方向にひとつお願いしたい。これもいろいろ随分調べ検討されて、このような事業計画の年度を設定したと思いますが、20年から24年までという中で産業の振興、観光振興、市街地区の活性化という中で、当然私は商工会も真剣になり、この中心開発に取り組んでいただきたいというように思いますので、最後にもう一度、私はこの事業には支援すべきだと考えますので、しつこいようですが、もう一度そのお考えを確認させていただきたい。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私は今そこで出店するという経営予定者にも個人的にではありますが、大変厳しい言い方をしてございます。そういう厳しさを乗り越えてこそ、あの事業が私は成功すると思います。それは、平成5年から平成13年まで、私は商店街の近代化事業をやってきた室長として、何を反省しなければならないのかという点で言いますと商工業者の限界もありますが、自らの努力をしないで行政を当てにするだけでは、決して事業は立ち行かないという反省とこれらに基づいて私はアドバイスをしているものでございます。昨日、ご葬儀がございました。大変な農繁期で雨が多く仕事が遅れているということでございまして、葬儀する部落の方の意見等を聞いてみますと実は仕出しは葬式のサポートとしてスタートした商工関係者にお願いした。非常に助かったという話でございました。私は、厨房に行き誰がやっているのかということも含めて見に行きました。本当にいろいろな方が何とか成功させたいということで努力していた。そういうものを見た時に「これはもっと広がって欲しい」という思いでございました。原則的に私はやはりそのようなものだと思いますので、今、佐藤議員がお示しをいただいたことにつきましては、改修費の応援等がある事業もメニューも今、担当課長のほうから、私にメモがきましたが、対象となる事業があるようでございますので、先ほど申しましたように、改めて商工会と具体的な人件費やあるいは改修費等の国や北海道等の補助も含めて、丁寧に対応しながら支え、一緒にこの活性化へ向けて事業を展開していきたい。前段はやはり当事者の自助努力とそれを支える商工業の皆様方の一致結束した力があってこの事業が成功するものだと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 1番 佐藤静基
町長の商工会の振興に期待する熱い思いがせつせつと伝わりました。当初からこの質問につきましては、議会の議決した経緯もあり、非常に悩んでいた訳でありますが、これからの商工会の積極的な取り組みと町の熱心な指導をお願いいたしまして、私としては大変前向きな答弁内容と受け止めまして、私の質問を終わります。