訓子府町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月23日
町職員育成とその取り組み
2009年6月23日、訓子府町議会の一般質問で、川村進議員が「町職員育成とその取り組み」について質問し、町長 菊池一春、総務課長 佐藤明美、農林商工課長 佐藤正好、企画財政課長 山内啓伸、総務課業務監 伊田彰が答弁しました。
- 質問者
- 川村進 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、総務課長 佐藤明美、農林商工課長 佐藤正好、企画財政課長 山内啓伸、総務課業務監 伊田彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 川村進
4番、川村です。一般質問をはじめさせていただく前に休憩があると思っていました。その時に上着を着ようと思っていましたら、休憩がなかったので失礼します。このままで質問させていただきます。今回、私は3つの質問を用意しました。その中で、これは3つとも関連がありまして、町職員育成とその取り組みについて、これは全部関連しております。まず、1つ目、町職員育成とその取り組みについて、本来、行政というのは町長が1人いればいい訳です。そして、町長が1人では、これ繁雑で数多い仕事をこなすのが大変であるため、補助的に業務をする分身としての町職員がいる訳だと思っております。その時に、この町長の分身であり、補助的に業務をやる町職員に対して、町長は育成をどのように考えておられるのか。人材育成の必要はないのか。そして2つ目、これは1-1です。職員の顔の見える町政と町長はよく言われますが、私は、心の通じ合う町政ではないかと思います。これは、はっきり言って抽象的な言い方で誠に申し訳ありませんが、町長の考えをお聞かせください。1-2です。職員に求められるものは、目配りであり、心配りであり、手配りであると私は考えております。これがなければ町長がどんなに頑張ってもはっきり申しまして、今後の訓子府町の町政は、暗い影を引きずりながら歩かなければならないのではないかと思いますので、育成とその取り組みについて3つお伺いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、町職員育成とその取り組みについての3点のお尋ねがございましたので、お答えさせていただきます。1つ目の「人材育成の必要性はないか」というご質問でございます。議員のご指摘のとおり自治法で言う住民福祉の増進の観点で言えば人材育成は最も大切なものでございます。それでは、人材育成をどのように図るべきかということになりますとご存じのとおり、これは一朝一夕には解決できない非常に難しい問題となります。それは、最終的には職員自らが行う自発的な努力や研鑽けんさんによる自己の能力開発だと考えております。能力開発のために必要なものとして職員研修がございます。当然研修は知識や技術の収得といった面では大事なことではございますし、仕事に生かす上では欠かせない部分だと思っております。また、一方で研修にはもう1つ大事な側面がございます。それは、他の自治体職員などとのコミュニケーションを図ることであります。これは、業務は決して1人だけの力ではできないという考えの中で、中長期的な視点で見た場合の業務を遂行する上での職員個々の大きなメリットとなり得るものでございます。しかし、能力開発には研修だけでは不十分であり、育て合うことのできる職場の果たす役割と意義はやはり大きいと考えるところでございます。研修は自己の能力開発のための1つのきっかけであり、最終的には多くの時間を費やす日々の職場における業務や住民や職員とのコミュニケーションといったことが能力開発の実践の場となるものですから、職員研修に合わせそういった環境を積極的に提供することが人材育成には必要と考えております。2つ目の「職員の顔の見える町政と言われるが、心の通じ合う町政ではないのか」というご質問でございます。町民とのコミュニケーションを図る上では、前段の職員の顔の見える部分と後段の心の通じ合う部分は決して分離した考えではなく、職員の顔を町民に知ってもらうことの効果は職員にとっても住民にとってもマイナスにはならないと考えているところでございます。例えば、地域担当制の目的の1つはまさにその部分でございます。したがいまして、お互いにコミュニケーションを図ることが最終的には心の通じ合う部分に繋がると考えているところでございます。3つ目の「職員に求められるのは目配り、心配り、手配りと考える」についてです。私は日頃から「住民と同じ目線にたって」という言い方を続けておりますが、まさに住民の求めるものは議員の言われる職員の配置もさることながら、住民の気持ちにたった気配りであろうと思います。質問に出るくらいですから、住民に対しての気配りに欠ける部分があるもかもしれませんが、もしそのような場面があれば、私は、もちろん当然でございますが、遠慮なく職員に直接か上司に言っていただければ積極的に改善を図ってまいりますので、今後ともご指導のほどお願いいたします。以上、お尋ねのありました件についてお答え申し上げましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
再質問 4番 川村進
再質問させていただきます。この人材育成の必要というのは、私は2年経ち、2年間うるさく言い、いろいろ行って経過してきました。その中で、町長にぜひとも職員を育ててもらう時に必要なのは、職員の責任という感覚、それと日常業務に対しての工夫があるかないかということ。そして3つ目は、ここに説明員という方が出ていますが、自分の課にいる職員の能力を引き出す努力をしていただいているかどうかということです。これを常々考えています。これから権限移譲があり、許認可の業務までが本町でやる可能性もあるという時に、やはり人材の育成とそして能力を引き出してもらう努力をここに説明員として出ている方にやっていただきたい。私の希望です。それによって工夫がされる。それが何につながるかというと町長が言われている「職員の数を減らしたい」ということであります。結局は良いほうに向かっていくと思います。日常業務の工夫については、1つだけ町長にお話します。町長とのお話で私は耳が悪いので、町から補助金が出るから、補聴器を購入してはというお話をしたことありました。これを機会に行きました。そうすると福祉保健課長には悪いですが、僕が行くとうるさいから気をつかっていろいろ職員はやるのですが、あの書類がない、この書類がないとはじまったのです。今までの私の経験では他町村ですが、補聴器の申請に来た人に必要な書類が5枚なら5枚の用紙がクリップで留めてあり、すぐに出てきます。そして、声を出し説明しても耳の悪い方には、その表紙に説明が書いてあります。民間でもそうですが、今度来る時には、この用紙を忘れないで持ってきてください。ここに必要なことが書いてあります。私がいなくてもきちんと処理ができますから、いつ来ていただいても、この用紙さえ忘れてこなければ絶対あなたにはご迷惑かけることはありませんから、この用紙を忘れないで持ってきてくださいという説明があったのです。ところが本町は、あれこれもない。探して歩く、そうすると違うとこから、これかあれかと言ってものを持ってくる。そうすると日常業務をしているその仕事に対しての責任と工夫が足りないということから、この2年間、一般質問で必ず1回はしなければならないという思いでいました。やはり大切なのは、今していることの責任と自分が何をしているかということを理解していただき、そしてコストを下げていただくということです。その努力があれば、当然必然的に人員は削減できるはずなのです。いかかがですか町長これに対しては。
答弁 総務課長 佐藤明美(総務課長は2011年3月まで)
今、川村議員の前段のお話にあった3つの部分ですが、これはご無理ご最もそのとおりだと思っています。そしてこの中で先ほど一番最初に町長の答弁でも答えましたが、能力開発という部分のお話を少し概略でお話しましたが、例えば、職員の研修などがありまして、能力開発では、例えば、我々管理職、係長職、係の職には、それぞれの持ち分というかエリアが違うという部分はあると思います。その中で言えば、例えば係の中の連携という部分のことを言っていると思うのですが、それはある面でいけばお互いの職員、人数が少ない中でも情報の共有というような部分がとれていれば、例えば、僕が休んで他の者がやる時には、この部分が想定される部分で誰かがやるというような部分を情報の共有の部分としてもちろんいると思いますが、必ずしもそれが全部に整っているかという状況になれば、必ずしもそうでないかもしれません。まさにその部分は、これから我々も含めてですが研修等、職場の中で指示し伝えていくことなどをしなければならないというようには思っております。それと先ほど町長に対し職員の減らすというような部分は、これについては、職員を目的で減らすというようなことは、今のところ考えてはいませんので、最低限、今120名ぐらいの職員定数中で、90名位しかいないという中では、職員をこれ以上減らすと滞るという部分です。川村議員のいう情報の共有というのも難しくなるということもございますので、最低限でも今の職員の状況は維持しながら、川村議員の考え方の方向には進めていきたい。さらに努力していきたいというように思っております。
再質問 4番 川村進
職員の減は、まちづくり懇談会、財政再建でも言ったと思います。今、95名ぐらいいる。そして今回3人増えたのですが、僕はいいのです。必要なら何も減らせとは言いませんし、ただ、その職員の教育というか、育成については、やはり責任の持たせ方と業務の工夫をもっていただく。そしてここにいられる皆さんは、部下の能力を最大限に引き出していただく努力の積み重ねこそが行政を発展させていく、何ものでもないと思いますので、それをお願いしたいのですが、おやりになるかならないかは、町長の自由ですので、お答えいただかなくても結構です。
答弁 総務課長 佐藤明美(総務課長は2011年3月まで)
後段の部分につきましては、町長のほうからお答えいただきますが、前段部分の職員の削減というのは広い意味の中で、職員の削減が主たるものではないという部分です。例えば、財政健全化計画の中で、職員の定数を減らすという部分でいけば、昨年からの5年間で5%削減というのは、もちろん川村議員のいうとおりで、そのことをがんじがらめではなく、職員全体の組織の中でどうするかという意味合いの削減が主な目的でないという意味で答えたものですから、大きくとらえていただければというように思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私を含め本議会に課長職の説明員が出席しております。川村議員の言われるとおり職員の責任、それから工夫、そして、それぞれの職員の能力を引き出すというのは当然のこととして、私はここにいる課長職は日々努力していることだと思いますが、一層の研鑚けんさん、自らの研鑚けんさんと努力をするように改めて私自身もこれから進めてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたい。先般、北見市企業局の責任のある方が退職され、私と懇談する機会をもつことができました。私は日頃、職員に「他の町の失敗を我がことの失敗として受け止め、うちの町では同じことを繰り返さないように」ということを課長会議等でもお話をさせていただいております。例えば、北見市常呂町の問題は、何度もいろいろなことが出てきている。うちの町にそのようなことがないのか。あるいは国保の問題などいろいろなことが最近出ている。もちろん大きなことで言えば、北見市の断水の問題等がございます。これはある意味、対岸の火ではない。いつ自分のまちであっても不思議ではないということです。今、川村議員が言われたようなことを含め、何が今必要なのかということを立場のある方にお聞きしましたら、次のようなお話をいただきました。町長、まさにそれはホウレンソウです。報告と連絡、上司や部下との相談を日常的に行うことが今、川村議員がいろいろご指摘いただいたことを乗り越えていく力になるのではないのか。あったことに対する上司に対する報告あるいは各課間の連絡、そして上司や部下等との相談を遠慮なくしていくことが住民の期待に応える大事な心構えではないのですか。さらに、そのことが滞ると「見ざる聞かざる言わざる」ということがあってはならない状況を職員間で生み出すのではないのかということのご指摘やご示唆をいただきました。まさに全くそのとおりということでございます。責任と工夫と能力を引き出すということも合わせて、一層これからも私も含めて努力してまいりますので、ご指摘やあるいはご指導のほどをよろしくお願いいたします。
再質問 4番 川村進
分かりました。とにかく頑張って、少ない人間でより大きな効果を上げる行政というものを期待しております。この2つ目の職員の顔の見える町政、心の通い合う町政、これは心配り、目配り、手配りと全く一緒なので、これについては、2つまとめ1つの質問にさせていただきます。これは、日常業務で今回、温泉保養センターのお湯が濁った内容です。今年の5月28日温泉へ入りに行きました。そしたら温泉のお湯が濁ってどうしたのですかと聞いたら、2時30分頃突然、温泉の色が変わってしまい、役場に連絡しましたという女性職員の話でした。そして、それから何日間かし今度は、温泉保養センターのことで建設課へ相談に行きました。排水の匂いがし、温泉の色が変わったのを、知っていてどのような対処をしたのか確認しましたら、全然連絡が入っていないので知りませんでしたと回答がありました。建設課では、温泉のお湯の匂いが変わったのを所管が違い、維持管理については、農林商工課で対応しているため、内容を知りませんでした。私は、町長がいつでも横の課のつながりをきちんとするようにというお話をしていることは聞いております。今回も、先ほど町民課長にも確認しましたが、いろいろ必要なことは全町職員に知らせている。今回の温泉の問題は、やはり町民の人も心配ですし、温泉がなくなるのではないかという者まで出てきました。その時、横のつながりをしっかりしていれば、何月何日に温泉保養センターで、このようなことが起き、お湯の色が変わりました。各課長には書面で連絡し、このような手配になっております。町民から連絡があった場合には、各課内での周知を徹底し、町民の説明は、農林商工課の担当者がやりますので連絡くださいなどの書面が回るのが当然です。それが横のつながりであり、何も知らないことは、おかしいと思います。言ってみれば自分だけが得た情報で、提供しないことは心が狭いということで業務としておかしいのでないかと思いますが、町長いかがですか。
答弁 農林商工課長 佐藤正好(農林商工課長は2012年9月まで)
ただいま、温泉保養センターを例にご指摘をいただいたところでございます。温泉に限らず、一般論として聞いていただきたいのですが、施設の苦情ですとかあるいは改善要望があった際には、施設を管理する所管課に、まず情報を入れ、情報を提供し必要な対策を講じているというところでございます。そして、原因を調査した結果、単なる修繕にとどまらず、施設を比較的大規模に改修しなければならないようなものについては、例えば、建設課などの関係課と連携し対応しているという現状にございます。また、情報をいただいた課に対する結果報告、今、川村議員からいろいろご指摘いただいた部分でございますが、そのご指摘、情報提供いただいた案件がその課の業務に関わる場合を除きまして、詳細の報告までは行っていないというのが実態でございますので、この点について、ご理解をいただきたいと思います。なお、町民の方から情報をいただいたものに対する対応ということで、いろいろ川村議員のご意見を聞かせていただきましたが、一理ある部分もございますので、今後極力関係課といいますか、広く情報を共有できるように進めてまいりますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。
再質問 4番 川村進
これは、その都度解決して終わればいいという問題にはつながらないのです。今後、どのように飛び火するかということを考えた時に、建設課で温泉の色が変わったということを知らない。そして当然、町民課長も総務課長も知ったあとに、町内部でどのように対応のかが問題です。小さいことでも解決できなければどんどん大きくなります。ノロウィルスの時には、町の皆に連絡が行き、その処理のことも聞いています。当然、この温泉保養センターの小さいようなことですが、町職員の業務のあり方として、皆がきちんと覚えてくれなければ、どうしようもないです。例えば、教育委員会で運動会がある。それを町民課長が知らないということでは、行政として僕は絶対許せないと思います。町民の方から運動会の問い合わせがあった時に知らない。本当にやるのかどうなるのかというようなことを町民課長が答えられる訳がない。答えられないのです。当然、教育委員会で何の運動会をどのように実施するのかは、全課長に知らせていただき協力を願いますという形が必要です。それが行政の動きだと思うのです。今回の温泉の件、町長は知っていましたかどうですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
例えば、今、新型インフルエンザが、まさに北海道の札幌、帯広に上陸して、この秋から冬にかけて、大変な状況が予測されております。私どもの町は、即座に福祉保健課長を中心にしながら、それらに備えての対応を協議し、全体のものとしてお話をさせていただいています。先般の幼稚園の子どもが O-26(腸管出血性大腸菌感染症)に感染した時は、幼稚園、学校、さらには公共施設も含めて、即座に全町的な対応をしている状況でございます。今回の温泉の問題は、もちろん私に報告ございましたし、住民の命を暮らし、安全性と敏速性を広く求められるという点では、一義的に全課長が即座に情報を知り対応していかなければならない。あるいは備えなければならないというのはご指摘のとおりでありますが、温泉が濁った。その原因がどんなものかという部分については、担当課の農林商工課長が即座に現場へ行き、専門業者により、原因の究明がされ、解決に至ったという状況でございますから、その以後は、知っている者もございますが、その時間帯については、川村議員が指摘する問題の全部を共有し、温泉のお湯が濁ったという状況は、そうあらねばならないというのは、いささか僕は乱暴すぎるのではないかと思います。もう1点です。関連して同じ日に温泉に入れ墨の入っている人が来ている。あれではお客が逃げてしまうので、町長何とかしてほしい。というお話もございました。これは、農林商工課長をお呼びして、どのような対応をするべきかという話をしました。ポスターを大きくするという要望もございましたし、私はその住民の方に、それであれば今回、議論していただきます町営住宅等ではございませんが、北見警察署の刑事第二課長に電話し、事の次第を説明をして、そのような対応が適切なのかという助言を受けなさいという指示をいたしました。翌朝、通報の皆さんとその方が「頼むから取り消してくれ」「もし、お風呂の従業員に万が一のことがあったら責任を感じる」というお話でございました。私どもは情報を知ることで住民の命と暮らしに係わる緊急性は大事な部分であり、敏速性というのは、もう議員のご指摘のとおりです。しかし、今回の温泉の濁りの問題については、まず農林商工課の対応で改善をしたということで私はよかったのではないかというように理解しております。
再質問 4番 川村進
対応が良いか悪いかは、行政側の判断かもしれません。しかし、行政が行っている業務というものは、全てオープンで全員が共有し全員が知っていていただいて、本来対応をしていかなければならないのではないのだろうか。それが、目配りであり、心配りであり、手配りであると思います。これは、いろいろつながっていきます。はっきり言いまして、僕はビックリしたのです。その時には入浴し、そして、次の日に農林商工課長へ会ったら、もう手配済ですぐ直ります。そのまま色がついても問題ないということで営業していました。その温泉事業については、そのまま続けますということで、大丈夫なのかと確認すると大丈夫ですということで理解はしましたが、それを建設課長が知らなかったというのは、やはり僕にしては、少し納得がいかなかった。やはり情報の共有と関係する課の横のつながりは、やはり必要ではないかということです。僕は、温泉保養センターについて、これをこうせいということは言いません。それでは、次の質問に入ります。
再質問 4番 川村進
それでは、2つ目の質問です。銀河線跡地の処理についてお伺いします。これは処理が遅すぎると思います。町が清算事業団から購入して、もう1年半、そして最近、農地に隣接したところは売買のお話がついたというような情報が入っています。しかし、とにかく処理が遅いと思います。2つ目、銀河線跡地に生えていた樹木の伐採処理について、この2つをお聞きします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、ふるさと銀河線跡地の処理について、2点のお尋ねをいただきましたので、お答えをさせていただきます。まず、1点目の「跡地処理のスケジュール」についてでありますが、実践会地区、町内会地区を一括して境界測量を実施することから、収穫作業が終わる10月からの測量を目途に事務を進めているところでございます。現在までの進捗状況をご説明申し上げますと、旧日ノ出駅構内は調整を終了し、旧訓子府駅構内の一部、実践会地区の土地につきましては、ほぼ売却できる見通しとなっております。町内会地区につきましては、地域ごとの説明会において、多くの方から価格面の再検討と砂利等の除去について要望が出されておりました。価格につきましては、改めて財産審議会の意見をいただきながら再検討を終え、砂利の除去を行った後、改めて購入意向の確認をする考えでしたが、試験的に砂利の掘削を行った結果、購入希望がなく町で所有することとなった場合、かえって管理が困難となることが判明したため、購入を希望する土地に限定して、砂利撤去の協議を行いたいと考えているところでございます。町といたしましては、7月を目途に市街地区の最終的な購入確認を行い、10月に実践会地区を含めて一括して境界測量を実施し、本年度中には所有権移転を終了させる考えで事務を進めておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。2点目の「敷地内樹木の処理」についてでありますが、堆積された枝の除去については雪解け後、樹木が乾燥してから実施すると聞いておりましたが、町といたしましては、先ほど申し上げましたとおり、7月を目途に対象者に対しまして価格等について説明した上で、購入についての最終確認を行うこととしております。それまでには、売却予定地を整理しておく必要があると考えており、また、説明会の席上、地域住民から町に対して雑木処理を依頼されていた経過もございますことから、今月中に撤去作業を行うこととしておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
再質問 4番 川村進
分かりました。処理が遅いという中には、財産審議会で決定した価格だと思います。これあの価格、町長はどのようにお考えか分かりませんが、農地に隣接して、実践会でお買いになるところは、はっきり申しまして、利益を生みます。農地になりますから、ところが今、若葉町と若富町に隣接する跡地は、利用価値が全くゼロに近い土地だと思います。したがって、農地は利益を生みますが、この土地は逆に農地より安い値段でなければならないという私の考えであり、付近の住民の方も高いから買わないと言っています。あの地域は、全て家の裏側になりますので駐車場にも利用できません。袋小路になるため、建物を建てるということもできないはずです。価格についての調整をきちんとし、市街地に近いから値段が高いというような感覚で、お進めいただくのは非常に危険だと思います。完売を目的にするのであれば、むしろ農地に隣接し、実践会の土地よりも半分以下、㎡当たり、500円なら250円。市街地に近いから㎡当り1,600円、坪にすると5,000円に近い価格というのは、これは無謀でないかと思いますので、もう一度、財産審議会での価格の参考として、私はお願いし完売を目指していただきたいのですが、町長いかがでしょうか。
答弁 企画財政課長 山内啓伸(企画財政課長は2011年6月まで)
財産審議会を昨年の9月に一度開催し、特に市街地の方々の印象としてやはり高い。実勢価格と頭の中で比較しても少し高いのではないのかという意見がかなりあったということもございました。今年の正月明けの1月6日に再度、財産審議会を開催しました。我々が勝手に決める訳にいきませんので、財産審議会の中で、より実売の価格にあったような形で、再度価格を見直ししたという経過があります。それはもちろん道路付きの土地だと少し高いし、袋小路だと安めに設定するというような一定のルールを決めた中、昨年の9月と比較して、大体、60%から65%ぐらいとなり、ですから30%以上は平均して安くなったような価格になっていますので、これについては、まだ価格を提示してございませんので、7月を目処にこの価格で改めて購入いただけるように説明会を開催するという運びでございますので、ご理解いただきたいと思います。
再質問 4番 川村進
検討されているということですから、何も申し上げることはございません。それでもやはり高すぎて売れない。それで当初説明の時は、本町が買った3,600万円以下では到底処理はしないという目標金額があるという説明だったのですが、もうしょうがないと僕は思います。とにかく宝の持ち腐れになり、毎年、草刈りするというやり方は、経費がかかりすぎるので、とにかく価格をできるだけ安くし、お売りいただく努力と買っていただく努力をお願いします。それで結構です。とにかく後で、いろいろ問題が起きるということはないはずです。
答弁 企画財政課長 山内啓伸(企画財政課長は2011年6月まで)
今の点に関してなのですが、昨年1回、意向を確認をさせていただきました。特に、市街地の方の中の意見で、価格に関わらず購入する意思がないという方もかなり多いのです。これらの方に対しても、もちろん説得工作はいたしますが、価格だけで全てが売れるというような状況ではございませんが、努力したいというように思っています。
再質問 4番 川村進
いろいろな希望もあるでしょうが、しかし、できるだけ早く処理をして欲しいというのは、付近住民の何人かの意見ですから、ひとつそれもお汲み取りいただきたい。2つ目の樹木の処理ですが。町長、何かありますか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
できるだけ早く住民の期待に応えられるような販売をしていきたいというのは、私たちも大変な仕事でございます。財産に手をつけるというのは大変な仕事です。早ければいいというものではなく、町民の大事な財源により、ちほく高原鉄道から町が購入した価格よりも、さらにさらに安く販売することが本当に良いかということの問題が1つです。それから、それぞれ相対する人たちの企業や住民の方の状況が本当に違います。今やっと実践会地区と日出は何とか見通しがついた。それから市街地区の隣接するきたみらい農協についてもお願いをしているところです。しかし、逆に言うと東町側のきたみらい農協の隣接地は、逆に町で買って欲しいと言われています。それだけ、鉄道用地の売買については、大変難しい問題でございます。川村議員のご希望のとおりできるだけ早くということでは、努力しているところでございますが、大変ナイーブな問題も含めてあるということをご理解いただいた上で、積極的に今、課長が申しましたとおり、30数%のダウンも含めて、具体的な提案をこれからしてまいりますので、お力添えを賜りたいと思います。
再質問 4番 川村進
内容は分かりました。努力されているのは分かっています。いろいろな話も聞きますし、行政にはスピードが要求されます。そのスピードに応えていただくのもまた行政ですので、今度は、僕のほうがご理解をいただきたいと思います。では、2つ目の樹木の処理についてお伺いいたします。これは勝手に樹木を切っていることです。この内容は、行政の関係者、それから法務局の方にいろいろと聞きました。これは、町が土地を買い取っているが、本登記されていない場合は、これは暗黙の了解で以前の土地の持ち主が、認めているところに生えている木は、植えた方の所有物であるというのが、一般的な考え方だそうです。鉄道用地と隣接し境界の分からないところに生えている木を町が勝手に町の財産であるからと切って薪にしなさいということは言えないということだそうです。本来、法廷闘争になりました時、裁判所がどのような判断をするかは分かりませんが、本来、立木調査をし、立木公売公告をして、雑種木、薪炭材として、1本100円、200円で売っていただくのが本来の姿であり、これを簡単に切り、持っていき薪にしなさいというものではなかったはずなのです。後処理もきちんとしない。今後、何百本とあります木のついての処理について、間違いなく、本登記されないうちは町のものではないということを法律に詳しい方へ聞いています。間違わず、トラブルを起こされては困ります。よろしいですか担当課長。どうですか。
答弁 企画財政課長 山内啓伸(企画財政課長は2011年6月まで)
12月の一般質問の中でもお答えさせていただいたと思いますが、もちろん町有地であろうと生えているものについて無断で切っていいという認識は町としてもっていません。それは、12月の時も変わっておりません。あの土地につきましては、町で切ったというよりも説明会の中で地域住民の、要するにその地権者が集まった中で、虫や落ち葉等の問題があるから、町で整理して欲しいというような要望が出てきたということで、多少いろいろ問題があったというように聞いていますが、そのような経過がございます。今後につきましても、別の個所でそのような要望が出てきた場合は、十分注意して対応していきたいと思っています。
再質問 4番 川村進
とにかくトラブルの話は、あまり聞きたくない話です。私が言えば、また、でしゃばり、大きな声を出してということになるのも辛いですから、とにかくきちんとやってください。それでは次の3つ目です。営農に係る油脂類の取り扱いについてお伺いします。これは、同地区で2度の事故が発生しております。再発防止は、どうしましたか。それから2つ目の消防法、危険物取扱等と関係で、行政側に責任はないのか。これについて、お伺いします。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、営農に係る油脂類の取り扱いに関連して2つのご質問がございましたので、答弁させていただきます。最初に、今回の質問にあたり、個人を限定または特定する具体的な内容については控えさせていただきますので、この点はご理解を賜りたいと思います。まず1つ目の「再発防止策はどうしたか」ということでございます。通常、油漏れ等の事故があった場合については、一義的には原因者が責任を持って対処することになります。緊急性の観点から道路管理者及び河川管理者として、河川などへの流入を防ぐことを第1としているところでございます。そのために管理者としての権限を持って相応の対処をすることもあり、消防においては、火災の防止を防ぐ意味で出動することにまずなります。当然、権限は管理者毎に発せられ、他へ被害を及ぼさないためにそれぞれが対応をすることになります。そして、これら対応がある程度収束した段階で、保管場所などの改善を促すことになります。これら一連の行為は、完了までに莫大な経費を要することもあり得ることから、許可を要さない基準以下の一般家庭などの油類の管理についても、油類の販売業者なども含め個々が自覚を持つようさらに啓発していく必要があると考えているところでございます。2つ目の「消防法、危険物取り扱い等と関連し、行政側に責任はないか」についてですが、これについては許可を要さない基準以下の場合のケースだと思いますが、法律上、申請による許可を要する、若しくは禁止などの制限を加える場合は厳格な決まりがあり、その場合においても違反や事故のあった場合は、行政側に相応の瑕疵か しが認められない限りにおいては原因者の責任となります。したがいまして、法律上規制の無いものについては、個人の責任において管理する必要がありますので、事故等が合った場合は、原因者の責任ということでご理解をいただきたいと思います。以上、お尋ねのありました件についてお答えしましたので、ご理解を賜りますようお願いいたします。
再質問 4番 川村進
この油脂類について、再発防止策をいろいろ当然やっているのですが、今回、広報に「ホームタンクの転倒、油漏れに注意を」というのが載っており、これを私は読みました。この油漏れ事故については、皆さんご苦労していろいろやっているから、本来は一般質問としてはやらないで、消防の問題についてやりたかったのですが、急遽入れ替え、この問題に変えたのです。これには「町内で、転倒したホームタンクから軽油が漏れて河川に流出する事故が発生しました。この事故ばかりでなく、毎年5、6件の油漏れ事故が発生しています。灯油などの油が河川や道路、土壌などを汚染すると莫大な処理費用がかかります。日ごろから点検をし、事故を起こさないように心がけましょう」との書き出しであります。今度は「地盤の安定した場所に設置しましょう」と書いてありました。これは、誰が設置するかというと油を納入している方ですので、油を納入された方、特に、我々高齢者がタンクを設置することはできません。そのことから考えるとこの文章は、当然おかしい。「2基並べる場合は1m以上離しましょう」と2基並べて普通の人は使いません。高齢者に対して「屋内用タンクは屋外で使わない」これはしょうがない。「冬期間の積雪の影響などで、配管が折れ曲がったり、ストレーナーが割れていないか確認しましょう」とあります。ストレーナーとは何ですか。この広報に書いてある内容を一つ見ても、再発防止にはつながりません町長。内容が分からない。ストレーナーとは僕は分かりません。積雪の関係では、一般家庭で灯油タンクのパイプが折り曲がったりするまでの積雪は今ありませんし、何かこの書き方は、やはり最初に私が申し上げました、目配り、心配り、手配りに欠ける文章だと思います。本来、再発防止というのは、消防支署と町職員の関係する者で全戸回り、本当に転倒されそうなとこはないかどうかまず点検してもらうということです。それから何か壊れているものがあるかどうか。これには「サビが入っているかどうか」ということもです。お年寄りなど僕らも含めてです。僕は公営住宅に入居していますので、きちんと囲ってあります。いろいろの方がおります。ここに書いてあることは、当然、町職員が責任を持ち、消防それから油の納入業者とで再発防止のための業務であり、やってもらうための項目で、これを町民にやれというのは、僕は、無理だと思います。そして、高齢者にストレーナーとは、僕も意味が分かりません。どうですか町長この内容をお読みになって、見ていませんかどうですか。
答弁 総務課業務監 伊田彰
今、再発防止策の広報についてのご意見いただきました。議員おっしゃるとおり、ストレーナーの部分につきましては、我々の考え方では分かるのですが、広く一般的には分からないということもあります。特に、高齢者には分からないということもございますので、今後、広報についてはもう少し図解や、その部分を交えた中で、再発防止に務めてまいりたいと思います。それと灯油の管理の問題なのですが、町職員、消防職員の部分でございますが、冒頭の最初の答弁にもあったように、あくまで現段階では、個人の管理に委ねられている部分であるということで、消防組合といたしましても、18年5月にきたみらい農協等々に管理の部分の依頼をしているという実態もございますが、今後も販売業者並びに俗に言う免税軽油量の多い貯蔵者に対しての周知や指導の部分について、やってまいりたいというように考えてございます。
再質問 4番 川村進
とにかく、僕がいつも言うことは、町長も嫌な顔をされると思いますが、職員は、町民を不愉快な思いをされないようにし、損害を受けるということをまず、今回のこの「ホームタンクの転倒、油漏れに注意を」というこの文章を読んだ時は、僕は不愉快でした。はっきり言って、お年寄りが読んで何ができるのか。はっきり言いますと私の住んでいる末広町内会に80歳を超え、独りで住んでいる方は何人かいます。この方たちが、この文章を読んで、折れているか、サビているかの点検はできないのです。はっきり言いまして、その時には、やはり心配りをしていただき、灯油の納入業者と消防支署と総務課の担当者で、よくお話をしていただき、早急に町長が言われる「安心と安全のまちをつくる」というのであれば、少しずつ改善していただき、安心と安全のまちをつくる、その時の手立てを何とかお願いしたいのですが、いかがですか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
議員のご指摘のとおり、広報の掲載記事の親切さに欠けるという点では、これからも反省し、より分かりやすく広く住民の方へご理解いただけるような広報活動に努めていかなければならない。これは、伊田業務監が言ったとおりでございますので、心してまいりたいと思います。そのことは、安心安全の行政の啓蒙にとどまらず自己責任、自己努力、これは業者も町内会、実践会も含め、例えば、査察業務をする。消防職員もそうであります。それから何よりも農家では、大きな軽油タンク等を2個併設し傾斜地に置いている場合もあると思います。その点については、農業者自体のご努力とあるいは自らの点検も含め、重大な事故になり、金銭的にも大変な状況になるということを、ご理解を賜るように今後も町内会、実践会を通じて地域住民が自主的に、事故が起きないようなご努力も含めてお願いし、安心安全のまちづくりを進めていきたいと考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。
再質問 4番 川村進
分かりました。とにかく努力をするのは我々も一緒ですから、ひとつよろしく。私のほうからもご理解いただいき頑張っていただきたいと思います。終わります。