訓子府町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月17日
新合併特例法に対する取り組みとその考え方
2008年9月17日、訓子府町議会の一般質問で、佐藤静基議員が「新合併特例法に対する取り組みとその考え方」について質問し、町長 菊池一春が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤静基 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 佐藤静基
7番、佐藤静基。私は、新法による市町村合併について質問いたします。「新合併特例法」への取り組みについて、町長の考え方などについて伺いたいと思います。平成17年1月、旧合併法での置戸町との合併を断念して以来、当町は「自立の町」としてから3年半が経過しました。この間、自立のために町長以下全職員一丸となっての町の行政改革のもとに各事業の見直しやコスト削減の努力が継続されてまいりました。結果として数字的にもかなりの効果が出ているものと思います。しかし、未だ安心できるまちとして、町政運営を見通せるような状況ではありません。自立の方向を選んだ時点から、町民は当然、財政運営の厳しさは覚悟はしていたもののいよいよ現実のものとなったという実感であります。今後も進むであろう高齢化と人口の減少による過疎化が予測される中で、改めて町民は以前にも増して、将来への不安と今後の町のあり方に強い関心と高まりを持って見ております。さて本題に入りますが、平成17年4月、5年間の期限付きで施行された「新合併特例法」は平成22年3月末で期限切れとなります。現在、町長としてこの合併新法に対する取り組みとその考え方など、次の件について伺いたいと思います。1として、道が提案する北見市、美幌町、津別町、置戸町、そして訓子府町の1市4町による合併構想案はどのように評価されているのか伺いたいと思います。2として、現行の当面自立というこの当面とは、何年後の何を目指しているのか。例えば、町の財政運営が可能な限り当面というのか。住民サービスが続く限りなのか。どういう意味なのか伺いたいと思います。3として、今年6月から2ヵ年計画で始まった住民主体のまちづくり委員会では、この合併新法についての協議が行われる予定となっているのかお伺いいたします。4として、今後の合併新法について、町民懇談会あるいは説明会などを考えているのか。その場合のスケージュールはどのように考えているのか。また、期限まで1年半ぐらいの期間しかない中で庁舎内部に検討協議会などはあるのか。この4件について、考え方を伺いたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま、新合併特例法に対する取り組みとその考え方につきまして、4 点にわたってお尋ねがありましたのでお答えさせていただきます。まず、1 点目の「北海道市町村合併推進構想で示された本町を含む 1 市4町の組合せに対する評価」でございます。この組合せはご存知のとおり、住民活動、行政活動、さらに産業経済、地勢的特性の4つの分類ごとに指標を設けて、市町村の一体性や類似性を分析するクラスター分析の手法によって、人口 3 万人以上の基準も設定した中で組み合せの区域が決定されたもので、客観的かつ合理的な手法の一つと考えられております。また、この組合せは、あくまでも市町村及び住民が地域のあり方を自主的、主体的に議論する際の出発点として示されたものであるというふうに私自身は認識しているところございます。現時点で、1市4町において特別な動きはございませんけれども、過日の新聞報道によりますと北海道知事は、一般質問の答弁において、合併促進へ勧告検討と定例道議会で答弁しており、今後こうした北海道の動向も含めて、適切な状況判断に努めてまいりたいと考えているところでございます。2点目に、「当面自立の『当面』とは何をさしているのか」との質問でございました。市町村合併につきましては、財政的な問題はもちろんでございますけれども、行政側の視点だけで判断するべきではなく、あくまでも町民生活を最優先に考え、最終的には町民の総意で決定すべきであろうと考えているとこでございます。私は、町民の皆さまの思いや町を取り巻く状況から、判断して現時点では可能な限り自立していくことを基本に考えているところでございます。ご承知のとおり、現在政府、政党、経済界などで道州制に関する議論が進められ、共通した意見として今後10年以内に道州制を本格的に導入することとしています。道州制が導入されるにあたっては、分権の受け皿となる市町村、いわゆる基礎自治体の再編や小規模自治体の扱いなどが最重要課題となっており、合併新法の期限切れとなる平成21年度中、すなわち平成22年の3月中に、今後の基礎自治体のあり方と制度改革が示されると思われます。そうした国の動きや、北海道、近隣自治体の動向、さらに町民意識の変化などを踏まえた中で、町の進路を判断あるいは必要な行動をとらなければならない時期までのことを「当面」と申し上げていることでご理解賜りたいと思います。3点目に「まちづくり委員会で合併に関して協議される予定はあるのか」とのお尋ねがありました。まちづくり委員会は、現在、正副委員長を中心に自らテーマを設定し、そのテーマに沿って議論を行うこととしており、合併問題にも議論が及ぶ場合もあるかもしれませんが、合併問題だけに特化した協議や町の進路決定にまでおよぶ議論を行う組織ではありませんのでご理解を賜りたいと存じます。最後に4点目の「町民懇談会の開催予定と庁内検討協議会等の設置の有無」についてでありますが、現時点では、合併のみを前提とした町民懇談会は予定しておりませんけれども、合併新法の期限切れが迫っていること、道州制・地方分権をはじめ、国や北海道の動きなど、確かな情報を提供させていただきますとともに合併問題に対する私の考え方もお示ししながら、町民のみなさまの率直な意見を聞かせていただきたいと考えているところでございます。また、庁舎内部に合併に関する検討協議会等は設けていませんけれども、今後の動向を見据えた中で、的確に対処してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 7番 佐藤静基
1つ目の道の合併構想案については、私も正直言って道の方の動きが非常に明確ではない。協議の課題としては投げかけているものの、あくまでも市町村の判断を重視するということで、それでは前回の旧合併法の中で、かなりどこの町村も真剣に論議した中で、これといった新法の具体性が何も無い中では、非常に今、町長が答弁されましたように、国と道の出方、当面具体的になるであろう道州制の動向を眺めながら対応する。そういうような内容でした。ただ、合併というのは、普段、私たちも議員の仲間と話をするんですけど「相手がいなきゃな」ってすぐ話が終わってしますんですが、大事なことは、訓子府のまちとして将来本当に、この合併論議を抜きに大丈夫なのかなと考えたときに、ある面では町民に十分な説明も必要ですけれども、将来このままでは無理だということは、大勢の町民の方は心の中で思っていると思うんです。それで、最後にふれてくれましたけれども、どこかの時点で町民に対して町長の考え方を示す。今回の合併に対して示す。そういうことが言われたわけですけれども、前回の合併論議で町民側から見ますと約1年かけて議会も相当、単独の協議会を設けて10回ほどやったんですが、それなりの町長とやや一致した考え方で合併に向かっていた。町民の目から見れば、協議期間が短かすぎて結論が早いというようなことで、結果として1つの要因として、まだ熟してないみたいなことから、まだ期限があるにもかかわらずまとまることができなかった。先ほど言いました期限から言いますと、約1年半の中で相当やはり早めにこの論議に着手しないと、なかなか前回のように情報が少ないので無理かもしれませんけれども、ただいま町長が答弁されたような内容も含めて、実際はどうゆう状況なのか。町の状況も含めて合併に対する考え方もできるだけ早い時点で、町民に町長の考えを示す必要があると思うんですが、今の答弁では、いつ頃からスタートするとの具体性が無いと思いますので、改めて町民懇談会などでこのことを話す時期というのはいつ頃と考えておられているのかお答えいただきたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
私は、立候補したときから、町の将来は、町民の総意で決定するという言い方をさせていただいております。そのためにも今の町の状態すなわち財政状況も含めて明らかにして、何がどうしていくことによって、合併あるいは自立という方向も具体的に提案していかなければならない。第一義的には、国や北海道の動きを見ていかなければならない。例えば、地方制度審議会でいきますと依然として、1万人以下の自治体は、一定の権限を中核都市等にもっていく。あるいは権限を縮小するといったことは、まだ議論されている状況でもございます。あるいは道州制が2018年を1つの境として、具現化していくという動きもございますから、それはすなわち、北海道は1州ですけれども、全国を6つあるいは7つぐらいにしながら、現在の都道府県を州にしていくという考え方。そうすると基礎的自治体で申し上げますと、市町村の自治体はおよそ1,000あるいは700。経済界で言いますと300という考え方をもっているようでございます。そのことが本当にいいのかということは、これはまた議論を待たねばならないというふうに考えているところでございます。例えば最近の勧告で申しますと、北海道知事は基礎自治体の数字を一時は3万人と申しておりましたけれども、5万人から10万人いう言い方に変えてきております。そしてまた、ある意味では合併の協議が始まっているところで、難航しているところ等については、勧告ということも辞さないということでありまして、全てに勧告をするということではない。しかし、全ての市町村に合併議論をして欲しいという文章が届いておりますけれども、そういうスタンスで申し上げますと非常に流動的である。そしてまた、道の例えば、5万人が基礎自治体というんであれば、私の考えて見る限りでは、町や村は無くなるということであります。全ての町や村は北海道から消え去るということであります。それが本当に地方自治にとっていいのかということは、またこれは国や北海道の動きからして、私は慎重に見極めていかなければならないというのが2つ目でございます。3点目は、合併をした町の状況をすなわち北見市と近隣で申しますと、北見市と合併しました留辺蘂、端野、常呂の動き等も見ながらということでございます。最近、青年会議所等のアンケート等の結果が出てございますけれども、極めて否定的な考え方というのは多々ございます。とりわけ人口減少率等と言っても留辺蘂町等については、ほぼ10%ぐらい合併時から人口が減る等々も考えていく。果たして、私は町民生活にとって私自身の考え方としては、今すぐ合併の議論を勝手に進めるということが本当にいいというふうにはどうしても考えられない。とすれば、そうした全国や全道の動き、近隣の動きなども見極めながら、私は当面は自立するということを町民に理解していただくということが大事なんではないか。そのために、私は後からまたいろんなご質問が出ますけれども、あるいは全員協議会の中でもお話をさせていただきますけれども、財政再生のために、みんなで知恵を出し合って生きていく、自立していく、町民の福祉の自治を低下させないという中で、当面は自立ということが、私は現時点では、それが町民にとっては1番幸せなことではないのか。私自身は今考えているところでございます。しかしこれは、北海道が今後全ての自治体に勧告をした場合につきましては、ご存じのとおり議会はそれを審議しなければなりません。もし、合併が進もうという議会の決定であれば、有権者の6分の1の署名をもって、それを投票をする。あるいは町長が合併をするという決断を皆さんにお示しした段階で、皆さんが合併を否決した場合は、住民投票を私自身が何らかの形で町民に提案するという道が残されてございます。しかしそれは、今後の動きも慎重に見極めながらということが当面妥当な線ではないかと。しかし、議員心配のとおり今、北海道広報誌を昨日ちょっと入手しましたけれども、合併新法の期限は平成22年3月末のため、ぜひ町民ぐるみの議論をしていただきたいという知事からのこれは北海道が出している新聞でございます。これは郵便局にあったものですけれども、それを見てみますと北海道としても基礎自治体のうんぬんも含めて合併のことを議論していただきたいというものでございますから、私は今後のまちづくり懇談会やあるいはまちづくり委員会で要請があれば、私自身の考えを示し、当面は自立してやっていける。こうすればやっていけるということも含めた考え方を示しながら、皆さんに意見を求めてまいりたいと考えるところでございます。ただ、平成22年の3月ということで申しますと、議員おっしゃるとおり日程的に非常に限られているということで申しますと、平成21年度の早い時期に、もしそういう必要が生じた場合は、町民の意見を集約していかなければならない状況もあり得るということで、ご理解を賜りたいと思います。
質問 7番 佐藤静基
ちょっと物覚えが少し鈍っておりますので、後の方からお聞きしますけれども、町民の要望があれば、この新法についての当面自立をせざるを得ない状況を含めて、町の状況を話をするというような内容のように私は聞こえましたけれども、これは、なかなか前回の合併もそうですが、今回どの程度、町の将来について町民が関心の高いのか、空気だけでは、なかなか判断できませんけれども、ぜひこの町の最高の責任者、担当者として、このことだけは伝えておくということが必要だと思いますので、住民の要望が無いにしても、できるだけ早い時点でこの町の将来を含めた新法による合併については論議していただきたい。町民に説明していただきたい。そういうふうに希望いたします。それから、よくといいますか、たまたまこの合併論議になった時に、幾度か町長は合併した町の例をよく見て下さいというお話をしましたけれども、私も初めて合併という言葉ができた時に議員でいろんなところに研修に行きましたし、行かされました。その中で学者というか研究者の話では、合併の良いか悪いかと言うのは、少なくとも、まあ北見市を例にとれば私は単純に町民の目から見ますと、置戸町の合併と訓子府町の合併の時の論議とは、内容があまりにも比較としては間違うと思いますし、今答弁にありましたように、どこかの商工会議所か何かで北見の調査をみましても、非常にまだ実感としては良かったのかどうか分からない。研究者のそうふうに詳しい研究者の話では、早くとも10年後か20年後に合併の効果が出るだろうというのは、合併するか単独でした方が良かったかというのはなかなか比較できないものですから、本当に合併して良かった悪かったと分かるのには50年はかかるだろう。それぐらい合併というのは非常に難しいというか評価の難しいものだという話をしておりました。これを一様にその住民の思いがこうだからというんじゃなくて、ぜひ一つそういうことも頭に置いて、これからの町の将来について考えていただきたい。リーダーシップを取っていただきたいと考えます。昭和の大合併、平成の大合併も今回で終了するものと思います。合併論議については今後、各市町村が主体となって選択できる合併というのはあるいは枠組みづくりは、私は行われないもので実際問題として、町同志が話し合って枠組みを作るなんてことはおそらくできないだろう。そういうような想像をしております。当町でも5年ごとに行われております国勢調査・センサスでありますけれども、人口の推計では10年後の平成32年度の人口は4,734人。高齢化率はおおむね40%と予測しております。さらにさかのぼって、20年後、平成42年の人口は3,797名となっております。20年後、私たちの子どもたちの時代はどんな町の姿となっているのか。先人のたくましい精神と努力で今日まで発展させたこの町を今しっかり守り、次の世代に引き継いでやらなければならないと思います。町民は、この町の将来に言いようのない大きな不安を感じております。町長は町政担当に臨むにあたり、今を考え4年後の訓子府町を描くとして、町民に力強くその思いを訴え、町民はその熱い思いを支持いたしました。4年は早いものです。その半分は過ぎようとしております。最近の社会情勢の変化は、私の想像をはるかに超えるものであります。特に、地方自治を取り巻く環境は一段と厳しさを増しております。このことについては、町長も大変ご苦労されると思いますけれども、この状況の中で、少し考えを飛躍して考えを伺いたいのですが、今町長が描く訓子府の10年後を考えての町の姿、ビジョンといいますか。そのことをぜひ聞かせていただきたい。町民はそこのところを知りたいと思うんです。いかがでしょうか。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
まず、1点目の合併に対する私自身の考え方を町民に説明していただきたい。私は、地域懇談会やこれからまちづくり委員会等のいろいろな形でこういうのが出てきます。当然、新法の期限のこともございますから、私は当面、自立という考え方を明確に打ち出してまいります。しかし、それによって、きっと様々なご意見が出るでしょうから、先ほども申していましたように、町民の総意で将来を判断をさせていただくということを述べてまいりたい。2点目の合併をしてみたけれども実際には難しい。その評価は50年かかるのではないかという考え方でございます。私自身も個人的には合併が賛成とか反対とかということではない。むしろ、町民が幸せになるのであれば喜んで合併をさせていただきますし、幸せになるのであれば少々難しくても自立の道を歩みたい。それは、町民生活をどのように見て、そして将来展望するかということに関わってくるわけですけれども、私自身は近隣の市町もちろんそうですけれども、合併して良かったという町もあると思います。また、逆にそうではないという厳しい現実のところもあると思いますから、私は今申したように、町の将来はそのようにして判断するべきではないのかというふうに考えます。ただ、国勢調査を考えてみると4,734人高齢化率が40%。さらには、もっと減っていくだろう。これは、日本の農村の全てがそういう状況になっていくということは今さら申すわけもございません。その国政の国土開発や日本の都市中心的な考え方が、本当に実際として良いのかという真価が問われるということでもあります。私は4,734人になったとしても、地域の皆さんが生きいきと基幹産業を農業とする基幹産業に従事し、もちろん他産業ももちろんでございますけれども、全ての人が4、000人台であっても3,000人台であっても、この町に生まれ育って良かったと思えるようなそしてこの町に住み続けたいと思えるような町をどうつくるというのは、私自身と町議会、さらには町民自身の総意で決める中身でないかと私自身は考えているところでございますので、私が「元気の出るまち、訓子府町は町民の知恵と力で実現しましょう。」そして、全ての人が訓子府町に住みたいと思われる全ての人が住み続けれるような福祉中心のまちづくりを今後も進めていくというのは、自治の基本だというふうに理解しておりますので、改めてご理解を賜りたいと思います。
質問 7番 佐藤静基
非常に分かりやすい反面、今、実際困っているのは、3,000人でも1,000人でも町民が喜んで暮らせるんだったら、それでいいというのは非常にそうだと思います。問題は、それで町の財政の裏付けとなるものが本当に40%の高齢化になって町の力がそれだけあるのか。保てるのだろうか。まあおかげさんでといいますか、小さな町は、訓子府もそうですが、1次産業である農業。それから財産的には大きい森林事業。それから、人の命を守る消防事業。あるいは高齢化の介護何かでも、いろんな面で広域的につながっていく。私は、この広域というものを徹底して加入し、人口が減っても耐えられる体制というのは、これからどんどんできるし、今そういう方向に向かっているなという感じがいたします。ですから、町長の思っている夢は、分かりますけれども、本当に財源として、例えば、これ4,000人をきった町をなかなか想像はできないんですけれども、かなりの精度でこの数字になっていくと私は思います。減少率と高齢化率につきましては、大事なことは、本当に小さくても輝けるだけの財政をどうするかということが現実問題としてあるんだと思います。今回12月に提案するであろう、2億円の資金を何とか浮かそう。この財政については、いろいろと論議の中で何とかやりくりしていきたいというんですが、これも限界があると言いながら、今回2億円の削減を3年間でやるというのは、どんな数字が出るか分かりませんけれども、私は、まあちょっとこのことにふれますけれども、現実の厳しさというのをやっぱり住民に分かるような、いわゆる現状維持している内容には、どれだけのやっぱり住民の負担を伴わなければならないかということを私は、早く出さなきゃいかんと思うんです。これは、先ほども言いましたけど、自立の時には覚悟しているわけですから、これでいてそれでも訓子府町といったときに、確か企画で出した推計では、1人当何万円とか、1戸当何万円の負担になります。それでも自立と言った経過があるんです。これを、やりくりだけではいけません。町民がそこを選択しているわけですから、私は少しぐらい辛くても安心できる町というのは、多少のやっぱりそういうものが、負担なしには、ならないような気がするんです。そのこともちょっと余談になりましたけど、付け加えておきたいと思います。旧合併法での合併を断念したときに、前町長が報告の結びにこういうことを表現されました。「誠に残念ではあるが、今後当面は単独での道を歩んで行かなければならないが、今の厳しい財政状況を考えると、新しい合併特例法における国や道の動きを見ながら、今後も置戸町とは今まで以上のお付き合いをしていただきたいと思っている」互いに両町長がこういうメッセージを交わして報告を結んでおります。このことは、2町での合併協議会の中で1年間、約1年かけましたが、財政状況をはじめ全ての内容を公開して、共に将来の夢を描いた協議内容でした。まさに、訓子府町と置戸町は歴史的にもさらに強い信頼関係を確認し合った両町であったと思います。先ほども言いましたが、現在も重要な事務については、農業それから森林事業などはそうなんですが、いくつか公益事業として実施されておりますけれども、やがて本格化するであろう道州制や支庁再編などさらには将来の市町村の枠組みのあり方についても、それぞれの単町だけの考えではなくお互いの町の将来について、共に協力し合っていくような両町の意思の疎通が重要なときではないでしょうか。今回、道の1市4町の合併案についても、どの程度内部でもあるいは町長としても協議された経過があるか分かりませんけれども、最後に単町の枠を超えた共同の取り組みについて考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
改めて佐藤議員とは、本会議だけではなく議員協議会等でも厳しい議論をさせていただかなければならないと私自身は思っております。それは何か。1つは、町の将来は確かに財政は重要です。そしてまた、極めて慎重であるべきだというのも事実であります。これはおそらく議会終了後でもある程度お示しをしながら、これからの3年間の見通しを話をしなければならない。それは、非常にもっと早くということでございましたけれども、私ども職員は、今この春から財政を削減するというよりは、むしろ何が必要なのかということを各課で、あるいは課長会議で、そしてさらにまた戻しながら議論をして、今日改めて議会に提案をするという中身でございます。それはとにもなおさず一つひとつの予算が町民の生活に密着しているという簡単に算数だけでは出来ないという状況の中で、私は職員も非常に真剣に議論して、ある意味では少々時間がかかっても慎重を期すべきだというのが、私は正しいというふうに考えておりますので、その点で申しますと、ある意味ではこれから議会の了承も得ながら、町民の皆さんに当然説明をし、合併の問題もふれていくというのが基本的な今当面する課題でございますから、2億円の確かな道筋を示しながら、当面は自立という財政面から申しますと、当面は自立という提案をせざるを得ないし、それから冒頭申しましたように、財政だけで合併議論はできない。これは大きいことが本当に幸せかどうかということを議論させていただきたい。例えば管内の財政規模からいいますと、基金はもちろんそうですけれども財政だけみますと西興部村なんていうのは2,000人もいるかいないかの町ですけれども、極めて行き届いた財政運営と施策をもってきているという状況でございます。大きい小さいだけは議論できないということを考えていきますと私はイコール、先ほど申しましたように、このままでやっていけるのか。この厳しい状況を合併をもって財政を乗り切るという考え方については、一考を要するという。もう一考を要するといったほうがいいのでしょうか。そういう意味の私ども行政と議会との議論が必要なんではないかと考えるところでございます。そしてまた、もう一方では、単独の単町だけでは難しい。先ほどちょっとふれましたけれども、北海道の広域中核市という構想も出してございます。これはまだまだ、どういう中身なのかという具体的には分かりませんけれども、少なくとも広域連合的な一部の事業を一部事務組合とか広域連合的に広域でやっていくということは当然あります。例えば今、西紋地区では国保や介護等々のことについて、福祉施策を中心として職員を共通で置き、そして事務に当たるということも、もう具体化しつつありますので、そうしたことは、当然これから一つの事業の推進ということで、単町だけではなくて、そういうことのやり方がでてくるということでございます。さらに、前町長が申していたというご紹介をいただきました。特例法を見ながら、両町と話を交わしてということでございます。非常に今、私自身が言うのは、くちはばったいのでありますが、置戸町や美幌町やあるいは津別町とも市町村長レベルでは非常に友好関係が良好でございますし、いろんな話を取り組みを具体的にできる状況になってきておりますので、さらに事業も今一部紹介した事例も含めて、具体的なそういう可能性についても、今後町民生活の向上のために、私は進めていかなければならないと考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 7番 佐藤静基
質問を終わります。