みんなの議会

清里町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月8日

商工振興計画を活かした地域経済の将来について

2019年3月8日、清里町議会の一般質問で、河口高議員が「商工振興計画を活かした地域経済の将来について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
河口高 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 河口高

はい、3番。それでは、通告の順に従い質問いたします。まず振興計画を活かした地域経済の将来についてであります。1つ目の振興計画が昨年5月より関係各位の人力によって進められました。今年2月6日、町長に答申されたことは、広報で町民も知っている限りだと思います。ホームページにも公開され、パブリックコメントが応募されたこと。この結果について、もし解る範囲で説明いただければと思います。人口減少が続く中、現状分析、清里町の将来への取り組みがまち・ひと・しごと総合戦略の中で進められてきている。そこで商工振興計画がまとめられ、この計画の策定した目的についての所見をお伺いいたします。2点目として既に昨年度商工会が策定しました、経営発達支援計画があります。大変重要なことが計画の中で書かれておりますが、この計画との連携について伺いたいと思います。商工振興計画の中に連携っていう言葉の中でありますので、どういう形で連携していくかということをお聞きしたいと思います。3つ目、これも中に十分書かれている内容なんですが、まち・ひと・しごと総合戦略。また、観光振興計画の中でも交流人口を活かした商工業への展開とあります。この取り組みについて伺いたいと思います。観光振興計画、まち・ひと・しごとの中で、いろんな形で取り立たされている商工振興なんですが、具体的にここに踏み切った中では、非常に私共も将来に期待する部分が大変大きいというのがありますので町長の考え方についてお聞きしたいと思います。以上3点について、まず質問いたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

それではただ今御質問をいただきました、河口議員の1点目の商工振興計画を活かした地域経済の将来について。そしてさらにその1項目の商工振興計画を策定した経過、目的について。そして商工会が策定した、経営発達支援計画との連携。そして3点目では、交流人口、観光を生かした商工業への展開と、この3点についてお答えを申し上げたいと思います。まず1点目の商工振興計画を策定の考え方でありますが、本件については町内の商工業については本町の経済と雇用を支える重要な役割を果たしておりまして、地域住民の最も身近な買い物の場として、進展をしてきたところでありますが御案内のように人口が減少し、また車社会による状況の変化。さらにはネット通販を初めとする買い物行動スタイルの多様化。そして地域全体での購買力の低下、さらには町外への消費の流出が続いておりまして、極めて厳しい状況下となっているというふうに認識をしているところでございます。なお商工振興計画策定の基礎資料といたしました住民へのアンケート調査の結果では、町内で購入利用する商品、サービスがあるものの食料品や日用品など日々の買い物の場としての商店街の利用は少ないというアンケート調査の結果にあります。また将来における買い物に対する意識として、住民の3分の2は、今は大丈夫だが将来的には買い物弱者になりそうと、そういう不安を抱いているという結果も出ているところであります。また商工業者へのアンケートもあわせて行っているところでありまして、商工業者に対するアンケート調査の結果では、卸小売業の4分の1は、経営がかなり悪いと感じているということでありますし、近い将来廃業を考えている割合も2割近くを占めております。また後継者の状況を尋ねてみますと、自分の代で終わる予定という事業者は半数を占めているという、そういうアンケート調査の結果を得たところであります。なお自分の代で終わる予定と回答した中でも第三者継承について条件が整えば考えてもいいんだと、そういう人もかなり多くおりますので第三者継承を希望する人、または町内で働きたいという人が、それらの方々と先ほど申し上げました廃業という部分での結びつきをしっかりしていくことによって、まだまだ事業の継承に繋がっていける部分があるのかなとそんな思いをいたしております。しかしこうした状況のままでは、各個店が減っていき住民の利用がさらに減少し、買い物弱者が増えて行くという負の循環に落ちる可能性も十分に認識しておく必要があるというふうに判断をしているところであります。このことから持続可能なまちづくりに欠かせない大きな柱の1つであります、商工業の現状を改善し、次代に継承していくために町、商工会、そしてそれぞれの事業者の間での適切な役割を担いつつ、且つ相互に連携をとりながら目指すべき姿を明らかにし、本町の商工業の振興に向けて共に取り組んでいくためのビジョン、そして方向性を位置づけるためにこの清里町商工振興計画を今般策定したという次第でございます。次に2点目の商工会が策定をいたしました経営発達支援計画との連携の関係でございます。商工会においては、町を中心としながら策定した商工振興計画の前に、小規模事業者支援法に基づく経済産業大臣が認定をし、小規模事業者の需要開拓や経営継承等の課題に対し、それぞれの個店の事業計画の策定やその着実な実施を事業者にあわせて指導していくといいますか、そういう観点から経営発達支援計画というのをあわせて策定をいたしております。この計画期間は2018年から2022年までということで、計画の認定を受けておりますので、今回町の商工振興計画とほぼ期間が重複をしているということもありますので、十分に経営発達支援計画との整合性に留意しながら、内容的には精査、策定をさせていただいたところであります。経営発達計画の具体的な中身というのは地域の経済活動調査に関することだとか、経営分析に関すること6項目が策定の項目として定められておりまして、それらに対する町としての取り組み関わりも持ちながら、商工計画との連携、さらには商工振興計画を策定したときのアンケート調査を用いながら、それぞれ両者の計画の整合性に努めていきたいというふうに考えている次第でもございます。次に3点目の交流人口を生かし、商工業にどういうふうに連携を図っていくのかということの御質問でございます。町内を訪れる観光の入込客。近年においては増加傾向にありますが、町内の観光地のポイント。この内容を見てみますとやはり神の子池。それから裏摩周。市街地から離れた景勝地の入込客が大半を占めておりまして、町内を訪れるその観光客の皆さんは商店街には立ち寄らないで通過していくという傾向が確実に見られる所であります。住民に対するアンケート調査を見ましても若い世代や新たな事業者の中には観光客を意識した商品やサービスの提供に関心を示している方もありますが、割に高齢者と言ったら失礼かもと思いますが、高い年代の方々はそこら辺を認識しないという部分がかなりあるようでもございます。また交流人口と商工業のつながりの関係においては、やはり産業の枠を超えて連携をし合ってお土産品を売る。また食事や宿泊など、そういうものとの連動性を常に考えながらいかなければ観光客を消費として取り入れていくことには繋がっていかないんではないかなというふうに思っておりますので、やはりそれぞれのお店においても、観光客がお土産があるんだというものを示していただかないと、ただ真っ直ぐ通り過ぎていくということもありますんで、やはりそこら辺の整合性、連動性というものも必要になってくるんではないかなというふうに思っております。日本の総人口は減っておりますし、地域でも人口が減ってきているというような中においては、インバンドを中心とする観光客をいかに地元に引き寄せていくかということが一番ではないかというふうに思っております。町の観光振興計画の中でも、やはり観光客の皆さんに知ってもらうと。清里町を知ってもらう来てもらうと、これが一番の計画に掲げられているわけでありますのでそうした観点のもとに、この商工業関係についても、知ってもらい、来てもらう。やはり発信、情報を発信して行かなければと。そんな思いでいるところでございます。それらの連携については、商工業のみならず、観光のみならず、やはり多くの産業と全体的に繋がっていきながら、新たなそういう観光資源をさらに生み出していく、そんな取組みの必要性を強く感じているところでありまして、清里町のブランドづくりを進めていきたいというふうに考えている次第でもございます。以上3点申し上げまして答弁に代えさせていただきたいと思います。

質問 3番 河口高

はい。それでは1点目、商工振興計画。2点目の経営発達支援計画。関連する部分が非常に多い部分になりますので、含めて再質問にさせていただきます。まず観光振興計画の入りなんですが、人口減少が大きな原因ということではありますけども、人口減少イコール経済の縮小、必ずしも全てがそこにいくのかというと、そうじゃないだろうという括り。ここの中で経営分析の中が、そういう面ではちょっと的が違うだろうなという気はします。人口減じゃなくて、ここの地域の経済はどうなっているかっていう数字が一番大事なことなんだろうと思っています。この中で一部は小売業、むしろ小売業が増えていますよ。関係する人は増えていますよっていう数値が出せる。それで実際は商工業者が非常に苦労しているという、このグラフから出ている数字と現実の中で、ちょっと捉え方が違うかなとは思っていますが、それは数字の一点の部分を切り取ってどうこうというつもりは全くありません。問題はこの商工計画がどうやって活きた計画に今後これができるかということになると思うんですね。それで先になりますが、経営発達支援計画も大変非常に重要な部分が書かれております。むしろ商工振興計画よりも中身がすごく踏み込んだ言葉になっています。言葉になっているということが現実だと思います。その中で一部気になるのは成長発展を希望する事業者ということの括り。当然やる気が無いのに、当然それは当たり前のことなんですが、実際先ほど町長の中で言われました、町の事業者が今どういう状態になっているのか。特に将来への不安とあきらめムードがかなり多くなってきています。そこでこの発達支援計画、いろんな計画が出てきますけども、成長発展を希望するものには考えましょうという計画ですと、なかなか一緒に引っ張って伸びて行くという感覚がなければ、事業者皆が一緒になって進んでいくということは非常に難しいかなと。そんな中で一番重要なことを書かれているのが需用動向調査となっています。色んな所に需要動向っていう言葉が出てきている。これ物凄く大事なことなんだろうと思います。人口減の中でこの需要動向と言いながら、今現在2月末で4千86の人口になってきて、これも当初人口ビジョンの中で2020年が4030何名でしたか、清里町が人口ビジョンとして輝けている中で進んできていることなんだろうと思いますが、最終的にしたらどういう数字になるかというと、非常に厳しい人口減になってくるのは、もうまさしく現実の姿であると思います。その中で大事な消費、持続可能な商店の消費の受け皿をどうつくっていくのかは非常に大事なんだと思います。そこでまち・ひと・しごとの中でも、魅力ある商業環境と商店づくりっていうことがあります。それはどうやってやるのかっていうのは、ここの中でアクションプランが書かれていることなんだろうと思います。アクションプランはどこから手をつけるんだろうかっていう。多くがやっぱり商工会を中心とした進め方が大事なんだろうと思います。これができていれば、まだまだこの町の状況は違ったんだろうと思いますけども、現実にこれだけ衰退してきた商店街をどうやってやっていくかという中でアクションプラン。この中で重点的にまず何から進めていったら良いのかということが、重要なことになると思います。その中で策定した全部が一斉にできると到底思いませんけども、魅力ある商店街と言いながら、やはりやる気のある商店街をどうつくっていくかということには、非常に大事な部分だと思いますのでこれを後方支援する方法が大事な部分になると思いますので、このアクションプランについて、どういう取り組みが、これはなんとか今年度やっていかなきゃいけないよねという部分が非常に大事だと思いますので、その辺のアクションプランについて町長の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの商工振興計画の具体的な展開のアクションプランの関係でございますが、アクションプラン全体では41項目の計画を立てて、今回取り組みを進めていこうということでありまして、基本的には、今までも様々な対応、取り組みをしてきたわけでありますが、改めてここに計画として41項目がまとまってきたということでもあります。我々の気持ちとしては、やはり同時並行的に全てを進めていきたいという考え方がありますが、特にハードものについては予算的な関係もいろいろありますから、やはりどこから手をつけていくかという、そこの考え方が重要になってくるんだろうというふうに思っているところであります。その中でも計画策定の段階で色々委員会の中でも、そこら辺は議論をされてきておりますので、その中で最も発言と言いますか、希望の多かった部分として、やはりポイントカードだとかキャッシュレス化への対応と、さらには空き店舗を活用した賑わいづくり。それから第三者継承に向けた起業化への支援。新たな店舗への支援と。それから今の時代ですので、ICTの情報通信のそういう活用の促進を、やはり先行して進めていくと。ハード的な部分でいけば、そういうような御意見等もいただいているということもありますので、ここら辺は、商工会または関係の方々ともじっくりと内容精査をさせていただきながら対処をしていきたいというふうに考えている次第でもございます。いずれにしろ、せっかくつくっていただいた計画でありますし、やはりこの時期を外すと次が云々ということもありますので、可能な限り、この計画をしっかりと繋いでいけるようにしていきたいなというふうに考えているところでもあります。地域を支え住民を支える清里町の商工会の将来性をここで確保していかなければという思いで、我々も取り組んでいきたいという考えでおりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。以上であります。

質問 3番 河口高

今いただきました答弁の中で、まずまっ先に国が今進めているキャッシュレスという中の、この街の中でもポイントカードという部分については、やはり商工会の努力だけで進めることでない。これはもう真っ先に進めるんだという発信を是非していただく。もう1点は従来から空き店舗については、いろんなことで取り沙汰されています。でもまだ1歩も進んでないのが現状だと思いますので、このポイントカードと空き店舗についてはまっ先に手をつけていく。ただしソフト面だとかこの辺は、どうしても商工会あるいは事業者がやらなきゃいけないことが十分ありますので、ハード面の部分だけはなんとか早期にやりますから、商工会はこれを絶対やって欲しいんだという部分を、是非目に見えるスピード感を持って進んでいっていただきたいと思っております。特に今必要とされる商店街にどうなれるのかということについては、いろんなところの先進地を見てきている。当事者は物凄く解っている。ただしなかなか一歩踏み込めていない部分がたくさんあります。その中でやはりポイントカードと空き店舗。これについては行政のバックアップ、後ろ盾。その代わり、自分たちかどう頑張らなければならないかっていう部分を十分に動かしていただきたいと思うんです。なかなか自ら一歩踏み出せるだけの力が見えてこないっていう部分があるんですが、それは行政の中で別な形で後ろ盾していただければ、先に進んでいけるんだろうと思う。先ほど町長の中に第三者継承、非常に難しい部分もありますが、まず町の中の商店街が元気にならなきゃ第三者継承はあり得ないんだろうと思います。実際ここの町小さくても2000何年でしたか、3500人になりますね。このころまでには、しっかりとした商店街をつくり上げるということ。一番大事な部分は、もう一つは需用動向。これは私もビックデータっていう形で必ずしもそこまでにはなりませんが、今のポイントカードと同時に、何とか早急に清里町全体の消費の需用動向というのをしっかりとそこで国がいろんな係数で出ています。ネット上でそれを見てもうちの町には合わないなというのがありますので、これがしっかりと現実の4千の需要動向がしっかりと取れれば、これが将来の物凄い宝になるんだろうと思っていますので、これも含めて、どういう知恵を絞りながら、この需要動向っていうやつが本当にできたら町の力になるかなと私は思っております。まっ先にやれるのはポイントカードとICTでありますけども、その需用動向に何とか踏み込んでいただきたいという部分も是非検討していただきたいと思うんですが、ここに書かれている、そのICTとかその辺の将来についても、需要動向をもとに進んでいくんだろうと思いますが、先の発展支援計画の中でも何度か出ている需用動向について、町長の考えはどう思っているかちょっとお聞かせいただければと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

只今の御質問でありますが、まずは先ほど来のアクションプランの関係でありますが、基本的に先ほども申し上げましたように、ポイントカード。また空き店舗の関係と策定委員会の中でも最も御要望の多かった、発言の多かった項目を具体的にこれから形にしていきたいということを考えております。特にポイントカードにおきましては、キャッシュレス化と合わせたポイントカードのあり方。そしてまた行政や福祉、まちづくりのポイントを、行政としてもバックアップしながらどういう展開ができるかという部分も含めて、やっていきたいなというふうに思っているところであります。また空き店舗等の関係についても、実際問題として、今現在清里の市街地でも数店舗空き店舗になったままになっているというところがあります。店舗の形態をとったままのスタイルになっているというところもありますので、これらについては貸される方、借りる方、いろいろあろうかと思いますが、実際にその店舗をやられる方に対して、いろんな支援策というのも町だけでなく、国だとか道だとかそういう部分でもありますので、十分にPRをしながら商工会との連携の中で積極的な展開が図れるように、商工会さんにも少し汗をかいてもらえればなという思いを持っているところでございます。また第三者継承の関係ですね。町が活性化して賑わいが出てくると、自然的に継承されていくだろうというふうに思いますが、やはりこれだけ冷え込んでくると、なかなかそこら辺の立ち上げが難しいと。これはもう全くその通りでないかというふうに私も思っております。ただ空き店舗があることも事実でありますので、それをやはり有効に今後活用していくということが必要になってまいりますので、業種をやめられる方がそのまま置いて朽ち果てていくということでなくて、やはりできる限りにおいては経営、継承をしていただけるような、そういう仕組みを商工会さんともあわせて、検討させていただければなという思いをいたしております。やはり先程も言いましたように、商店街というのは、町の顔でありますから、そこがぽつぽつぽつと空き店舗でシャッター街になってきていくということは、本当に寂しい感じをするわけでありますので、そこら辺賑わいを求めていきたいというふうに思っているところであります。それから需要動向の関係であります。清里町における産業全体の需要動向は実際問題としてどうなっているんだと。単純に言えば、製造業の需要動向。それから農林水産業の需要動向。そしてそれぞれのお店の商工業の需要動向。そのスパンというのは、実際は変わってきていると思います。昔我々が役場に入った当時には農林水産、そして製造業、べニヤさんを中心とする製造業。そして商店街というのはほぼ同じくらいのレベルにありました。ところが商店はその当時から見ると半分以下の動向になっているというふうに、統計の方では出てきておりますけども、果たしてその中でも小売だとかいろいろありますから、商業の場合は。それの具体的な需要動向というのは、これ本当に大事なことだし、今後それの人口だとか、また少子高齢化でどんどん年齢が上がってきております。それによっての動向というのは物凄く変わっていくという、そういう内容のものでありますから、1度商工会さんとも十分連携を取りながら、これらの需要動向のあり方について調べてみる。そういう観点の中で相談をさせてもらいたいというふうに考えているところでありますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 3番 河口高

先ほどポイントカード、これはあくまでも手段であります。これを導入しても実際そこで買い物できる構造になっていなければ何も意味のないことで、あくまでもこの手段をどう使っていくかという土台づくりは、先にやっぱり進んでいかなきゃならないことだと同時にこれも1つの起爆剤になることは間違いないと思いますので、ぜひこの辺も具体的に早急に進んでいっていただきたいと思っております。需用動向については、非常に大変な作業になるかなとは思いますが、しかしこれは間違いなく将来の力になるということだけは、ここの町が出来る、本当に力になる、商工の資源として使える形のデータをやっぱり作っていっていただきたいと思っております。それともう一つ、観光に踏み込んでいただくと、先程、知ってもらう・来てもらうと言われてきていますが、いざ来てもらった時に、ここからどういうリターンが取れるか。やはりお客さんに来てもらってということではないんだろうと思います。観光客の受け皿をどうつくっていくかということだろうと思います。この商工振興計画のグラフ、2016年神の子池、牡鹿の滝、裏摩周、さくらの滝と物凄い入込数の上昇があって、通過型の方がどこに寄るのかというのは、受け皿としてきよ~るとなっているのかなと思っております。この観光情報施設が機能しているという理解はしておりますが、あくまでも通過型であるという中でこれだけ増えた観光入込数が、実際に緑清荘、パパス、緑の湯、この辺の滞在できる入込数というのは、決して伸びていないというのも現実の姿だと思います。きよ~るがここで受け皿になっているのは、当然データではっきりしていますが、ここの受け皿が商店街とどう関わりあっていくかという工夫も、これから大事な部分だろうと思っておりますので、ぜひこの辺も商工会ともどもこれだけ増えている観光の受け皿をどうつくっていくかということも是非早期に検討する内容の中でやっていっていただきたいと思います。今後ある程度の財政出動されて整備されるということ。ただしそこから、どう観光客からリターンを生むのかという仕組みも同時につくっていかないとやはり財政支出だけで終わって、ますます衰退する自治体になってしまうということが一番問題。やはりどうやって稼ぐかとということをぜひ念頭の中に入れながら、さらなる観光地の開発に取り組んでいただきたいと思っております。いろんな形でこの観光振興計画があくまでも計画書で終わらない。真っ直ぐこの商店街から一歩踏み出していく。生き物になる振興計画に是非していただきたいと思います。発達支援計画があります。観光振興計画があります。これで町にきちんとした助成してもらえる。あるいは他から助成してもらえる仕組みができましたよで終わるんじゃなくて、これがまさしく町民の中で生きた計画書になってもらうことを、ぜひ望んでおります。色々確認させていただきましたけども、この町の経済はどういう形になっていくんだろうか。行き着くところはなんだろうかと言った時に1つは、地域経済の循環ということが非常に大事だと思っております。あくまでもここで物を消費して、その消費するものが地元でつくられているということであれば良いんですが、いかんせん、ほとんどの物は他から仕入れて、そして売れるというような形。そしてここの中、清里町の中で残る部分はどうなるんだろうか。循環する部分ってどういうことなんだろうかって考えたときに、この循環を少しでも増やす工夫というのが非常に大事なんだろうと思います。その中で新しいデータの中では、平成27年内閣官房まち・ひと・しごと創生と書かれた循環マップの概要だとか、循環分析シナリオだとか色々国からの資料があります。その中でやはり地元にどう残していくかということが重要なことで書かれております。私が地域循環の最初の数字は非常に衝撃的な数字でした。最近リーサスですね。リーサスのデータを見たときに1月頃出たときに、一部の聞き取りの部分だけですけども、清里町の産業の部分のデータが全国1719市町村の中の1710番目という数字が出たときに、え、ここの町ってこういう位置なんだろうか。そんなことない。これが3月になってから変わっておりますが、少なくとも決して良い数字ではありません。現在出ている数字は、ここで実際に循環して製造して残っていく部分がどれだけあるんだろうかといった時に、決して大きい数字ではない。これも現実であります。この数字をどうしていくかってことが、やはりここの町の経済をどういう形でもって行くかということの大きな課題なんだろうと私は思っております。現実に数字を見ていただいて、循環の数値があって、この中で一番直近が2013年ですから大きな流れとしては、古いと思いますけども、これで地域循環率59%、これ過去の2010年だとか見ると、非常に清里町は良くなってきています。上がってきているんです。循環率は上がってきて、これは観光の問題が大きいかなと思っていますけども、ただしそれでも、全国1719市町村の中でどうなんだろうかと言った時に、農業については非常に大きい部分あります。3次産業が1719番目の2013年で1680位という数字になっている。これも現実なんだろうと思います。決して良い数字ではないのかなと思います。人口比から持っていったときに、ここの町がどれだけ経済の循環があるのかと言ったときに決して胸を張れるような数字ではないっていうのも事実。しかしこの数字はどうやって解決していくのかということも非常に大事な取り組みになっていくかなと思っています。循環率について資料をお持ちですから、この数字の中で何か私の切り口と若干違う部分があるかなと思いますけども、この辺の経済の循環についてどういう考えをもたれているかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

地域経済の循環の関係でありますが、その前に前段にありました観光客の入込の受け皿体制の関係でございます。基本的に清里町の観光の名所、神の子、裏摩周、またさくらの滝と点在的にぽつぽつぽつとあるわけでありまして、その点を今何とか線に繋げていきたいと。そしてその線を受け皿を含めた中での面に広げていければということで様々な事業展開をしているところでございまして、その中でも、きよ~るがずいぶん頑張っていただいております。きよ~るができる前は、緑清荘とパパスがその役割を担っていたわけですが、一昨年にきよ~るが立ち上がってからは、立ち寄りが一番増えてきているという状況になって、統計的にはそういうふうになってきておりますので、今後ともやはり観光の案内所として、またちょっとしたお休み所。そういう面で、認知されてきているかなというふうな理解をもっているわけでありますから、さらにそれが滞在型につながっていくような事業行事とつなげていきたい。一昨年もグリーンツーリズムなどの導入をしてきておりますから、これらをさらにJCBあたりと連携をとりながら、そういう事業行事との連動を図ってさらに受け皿強化をしていきたいという考え方でおりますので、そこらについては理解をいただきたい。また今回のこの商工振興計画、ただ計画をつくったということではなくて、生きた計画として実態的にそれが地域にきちっと反映のできる計画ということで取り扱いをしっかりしていくようにこれらはそれぞれの部署との連携をとっていきたいというふうに考えておりますのでご理解をいただきたいと思います。それから、地域循環の関係であります。リーサスのデータによりますと清里町は、これ全国の調査だと思いますが、2013年の付加価値の一人当たりの数値が示されております。1次産業は全国で約1800の自治体・地域がありますから、その中の1次産業は167位です。清里町は非常に強いと。それから2次産業は、333位です。ですからこれも相当強いと。2次産業ですから林産、べニヤ工場を中心とする工業の評価だろうというふうに思っております。ところが第3次産業となると1680位と1800しかありませんから、あと 100しか後ろが無いということで、かなり第3次産業の産業構成が一番弱点になっているというふうに見なければならないかなというふうに思っております。それとまた一人当たりの雇用者所得はかなり低い方ですね。その他の所得はそれぞれの事業主と言いますか、そういうところの方々の所得は212位ですから、かなり高く位置していると思います。ただし、雇用者の所得が1442位、かなり低くなる。それから経済の流出の部分ですと、いかに清里町からよそにお金が流れているかという統計があります。民間投資が極めて低いと。投資のない町。新しい起業が起きにくい町、極端に言ったらそういうことになっているみたいでありまして、ここら辺は新しい起業者が清里で企業誘致含めて無いという部分になってくるかなというふうに思っております。基本的な地域経済ですから、基本的な部分でいけば地域内から地域外にお金の流出を停めなければならないと。これ経済循環ですので、地域内で経済を動かしていても、それは100は100しか動きませんので、そこに110、120という付加価値をつけるためには、地域外からの資金の導入をしなければなとこういうことになってまいります。そしてそういう部分においては第1次産業、第2次産業が活性化しないと、この地域外からお金を持ってくるということになかなかなれない。実際小売りの商店街の中は、地元の消費をいかに高めるかという部分でありますから、これも大きくなれば、近隣の町の消費者が清里へどんどん買いにいただけるとならば話が変わってまいりますが、通常的な商店街の形成というのは一般的には従来型でいきますと、その町の生活をする人方の物資の供給のための商店街であります。ただ最近は大手のお店が出ていますから、そういうお店はまた違う意味での企業的な取り扱いになってくんだろうというふうに思っているところでもあります。全体としての清里の人口が減っている。少子高齢化が進んでいる。さらに大手のそういうスーパーなりが近場にできてきて、そちらに吸収されているという中でいけば、やはり経済循環が停滞をし、縮小しているというのはそういうところに起因をしているんではないのかなというふうに思っております。絶対の対策としては、自分たちのお金はよそに流さない。よそからお金を持ってくる。そういう経済の仕組みをつくらない限りは、やはり現状のままの姿になってくる。そのための1つとして、地元云々と言いながらも、やはり地元の商店街に頑張ってもらって、少しでも地元消費者とさらによそからの方々をというのは観光とかで来た方に少しでも滞在をして、清里で消費してもらうという手法を取り入れていく、そういう方向性を皆で考えていかなければならないときに来ているのかなというふうに思っているわけであります。そういう中で少しでも地域経済がプラスの方に循環をしていければというふうに考えているところでありますので、先ほど来話がありました。観光での入込をいかに地元で滞在をしてもらって地元でお金を落としてもらうか。こういう手法を皆で考える、そういう時期に来ていると私はついに理解をいたしているところであります。以上であります。

質問 3番 河口高

今、所得部分のその他所得で非常に清里大きいですよと。これはこの所得の部分が、交付税部分があるから、清里は依存財源が非常に大きいんで、その他が大きいということで、大事な事は地域外から入ってくる所得は非常にやっぱり少なくて、こちらのほうから働きに行っている方が多いんだろうと思っています。それは逆にそちらから所得が入るということではプラスであると思いますが、清里で働いて、住む場所がないから他のところに住んで清里に働きに来ている。これは全く流出の部分になります。これも将来住宅という部分で、どういう施策をするか。上手にこの部分を住んでもらう工夫というのを大事にしていかなきゃいけないだろうと思います。そして地域外の流出というのは物すごく大きい。まさしくこれは消費の受け皿にしても、大規模になってきている農業について、どうしても外に出てきている部分が多くなってきているから、ここに出てくるのは非常に大きい部分があるんだろうと思います。この中でどうやって地元の経済をつくり直すのかという中で一つはどこに注目していくか。できることはなんだろうか。どういうところで手をつけるかということでは、食の部分は大きな部分だと。本当に清里町で消費している食材はすべてここの町でつくられている分なんだろうかというと、そうではない部分がかなり大きい。単純にいうと、給食センターがありますよ、老健・清楽園さん、ケアハウスここだけでも、この中で使われている食材が地元でどう手を付けるということができないかという。まず、地元で手を付けられることを一つでも増やしていこうという発想がない限りは、ここの循環の部分を増やしていくことにはならないだろうと思っています。この中で経済循環、国の内閣官房まち・ひと・しごと創生に出ている観光あるいは関連企業の付加価値をどう上げるかっていう部分がやはり地元でどう汗を流すかと、この汗を流した分は当然所得になる。これを少しでも増やさないと人口とともに、経済は衰退にいくんだろうと。ぜひこの辺の知恵を何とかつくって、これは皆でつくる。お客さんが来てほしいです、そして買い物してくださいという他力本願的なことじゃなくて、自分たちがどういう生産に取り組んでいくかということが非常に大事なのかなと思っておりますので、まさしく消費の質が問われる時代になってきてますんで、6次産業は簡単なものでありませんけども40何年の経験を持つこの焼酎工場まさしく6次化で、同じようなことが商品としてありますが、きよ~るで売っているお土産品が地元でつくられている部分が多くなってきている。でも加工食品をあそこで売っていたんじゃ意味がないんで、地元でどう関わり合っていくかってことと、同時に他の部分では、町の中でも買える仕組みをやはり考えていかなきゃいけないのかなと思っています。目標をどう持つかということが非常に大事なことだろうと思います。経験と勘と思い込みではだめなんですよ。きちんとしたデータのもとに次の取り組みをしていくということが、非常に大事ということが思っておりますし、非常に残念ながら、昨年12月で店を閉じられました。どこに問題があるんだろうか。地元が関わっていないということが非常に大きいのかなと思っております。地元がどういう形で関わってくるってことは非常に大事なことだろうと思っておりますんで、目標と共に今取り組んでいることが見えること、スピード感が非常に大事なことだろうと思います。最後に、本日の道新の中で来道者の記事がありました。自家用車の利用、モビュリティをどう作るかといった時に、2020年の法改正のほうに進んで来道者が自家用車使った交通体系の規制緩和と載っていましたんで、これが本当に将来新しい地域交通の中のどういう形で進んでいくかというところも大事なことだろうと思っています。最後町長にまた4年の中の本当に町民とともに動ける、考えていける仕組みをぜひつくっていただきたいと思いますんで、将来についてモビュリティを進めていただきたい。これは商工業にとっても非常に大事な部分になっていますので、それを含めて、これからの取り組み、何を優先して取り組んでいかなきゃいけないのかということと、将来非常に商工業にとってモビュリティが重要な部分だと思っておりますので、それを含めて答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの御質問でございます。今回の商工振興計画を策定するにあたっては、商工関係者、商工会多くの皆さんの協力を得た中で計画を策定させていただいたわけです。先ほども申し上げましたように計画を計画で終わらせるんでなくて、それを持って現実のものにしていく、生きたものにしてくという考え方で進めていきたいということでございます。この41項目にわたるアクションプランは同時並行的に基本的には進めてまいりますが、これらについてもやはり予算との関係を踏まえながら最も急がれるものから優先的に進めていきたいという考え方もありますし、やはりこれには、消費者も商店の方々また商工会を中心とする構成の中で位置づけを明確にしていかなければ、上滑りに終わってしまうということもありますので、今までも連携しながら進めてはきておりますけども、さらに強化をしながら、そういう内容で進めていきたいというふうに考えているところであります。また清里町そのものの経済循環が極めて脆弱なところがあると御指摘のとおりだというふうに思っております。これを少しでも改善する、活性化するため、やはり新しい経済循環のあり方ということが必要になってまいりますので先ほど御指摘がありましたように、事業動向調査等をすぐできるかどうかは別にしながら商工会と十分に連携をとって、その需要動向調査等を分析の中から方向性が必然的に出てくるんだろうと、どこが弱くてどこがということを明確にした中で、ぜひ詰めていければなというふうに思っているところであります。またこれからの商工振興の中では、今までの器の中だけではなかなか成り立っていかないということは明らかであります。やはりそこによそからの流入、いわゆる観光だとか、交流人口をいかに取り込みながら、商工活性化をさせていくかということが必要になってこようと思います。知ってもらい来てもらうと、ただ言葉だけでなくて知ってもらうためにはどういうことをしたら良いのか、来てもらうためにはどういうものを用意したら良いかという受け皿を含めて、建物を建てるとか物をつくるというのは簡単にはいきませんけど、やはり先ほどありましたように特産品の開発だとか、新しい食をどうその中で構成をするかとこういうことについて、まだまだ取り組むきっかけが作っていけるだろうというふうに思っておりますので、ある資源を有効に活用できる、例えば水をどういうふうにやるかと、この水でも清里の水は蛇口をひねれば水道水がいきなりよそから見れば清里の水はミネラルが入ってますんで、本当にすばらしい水だというそういうものがありますので、そういうものと清里でいろいろ開発された6次化の特産品、焼酎を含めて、まだまだ開発の余地はあると、みんなで知恵を出していけばまだまだ発展性があるというふうに思っておりますので、そういう部分を含めながら全体の構成を図っていきたい。当然滞在していただくための要素を組み立てていく行事も、やはりやっていかなければなというふうに思っております。行事を組む中で観光客の方が清里に滞在して、あちらこちらを見ていくための交通をどうするかと、それこそ地域交通、先ほどの話なのかなというふうに思います。今般道新も出ておりますように、そこらへん緩和の方向性が今回の国土交通省の中の運輸省の方針で出てまいります。従来の方よりも一般の方々の融通し合っていた部分を正規な形での取り扱いができるというような方向に切り替わってきております。人材確保の面もありますけれども、そういう部分を含めて、どういうような形での受け入れ体制がとれるか。このへんについても観光協会、商工会、また関連する産業の方々もおりますんで、十分に検討を加えていきたいというふうに思っているところでもございます。いずれにしても、地域の皆さんがやはりこの地域で買い物弱者にならないように、安心して生活ができる、そういう商店街としての確立のためにこれ商業者だけでないと思っているんです。私は。商業者は利益を求めてやっているわけですから、誰も買い物に来なくなった段階ではなくなってしまうわけであります。やはり買い支えるということも町民にとっては、自分たちが弱者にならないという一番の根幹になるところだと私は思っておりますんで、やはり多くの町民の皆さんにそこら辺をしっかりと理解をしてもらった上で清里の利便性を考えてもらうということを進めていく必要があるというふうに思っておりますんで、いろんな機会を通じながら、そうした考え方を申し上げていきたいというふうに考えている次第であります。以上申し上げて、長くなりましたが答弁とさせていただきます。

質問 3番 河口高

町長のほうから重要なお話をいただきました。町民に理解していただく、これだけで人口減が進んだ時に、町民に理解してもらう発信をしていかなきゃいけないだろうと思います。自分たちの将来を考えたときに、行政長自らこの町を支えるために住んでいる皆さんの理解がほしい。ただし、住んでよかったという部分も同時にやっていかなきゃいけないことだろうと思います。今日の新聞に景気後退という記事もありました。景気がなかなか地方まで行き着かないうちに、もう日本の経済は交代時期に入っていますという、12月の一般質問の中で伊藤議員から言われましたEPA・TPPの関係で億近い将来の生産高が減退する部分もあります。その中で気候変動で小麦、ビートについても15%の減。先ほど1次産業の数値が非常にいいよって言いながら、これは楽観できない面が非常に多いと思いますんで、それを踏まえた、今年度スタートの商工振興計画のこれだけは進んでいく。町民に見える取り組みをしていただきたいと思います。以上で終わらせていただきます。

出典:清里町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月8日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる