清里町議会 平成29年第4回定例会 2017年9月12日
土木インフラの整備について
2017年9月12日、清里町議会の一般質問で、伊藤忠之議員が「土木インフラの整備について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤忠之 議員
- 答弁者
- 町長 櫛引政明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 伊藤忠之
改めまして、伊藤忠之でございます。先に提出しております一般質問通告書に従い、土木インフラ整備事業に対する2項目について町長に御質問いたします。まず1項目目の河川整備に対する維持管理についてでございます。わが町は豊かな自然環境にも恵まれ大小さまざまな河川がございます。この豊かな自然環境を維持するために、またここで生活する人たちの安心安全のために、今まで国や道また町の財源によってさまざまな整備事業が行われてきました。その中でも流域面積の大きい斜里川とウエンベツ川この2つの河川も、もれなく整備事業を行ってきたわけですけれども、整備した河川をそのまま置いておくと時が経つにつれ荒れ果てていくので、当然その後の維持管理が必要となってきます。そこでまずこの2つの河川はそれぞれどこの管轄で今現在どこがどのように維持管理を行っているのか、また河川の維持管理について町長はどのように考えておられるのか、お伺いいたします。次に、2項目目でございます。町道整備に対する維持管理についてでございます。わが町は広大な面積の中に、総延長距離約316キロの町道及び農道を保有し、一括管理しております。また、その町道の舗装率も75.3%と管内トップクラスはもとより、道内でもトップクラスを誇っており、さらには自然災害や経年劣化により補修復旧箇所が生じた場合には、町民の日常生活に支障を来さないよう、速やかに補修復旧作業が行われるなど、わが町の町道改良補修事業は大変すばらしい状況だと日々思っているところでもございます。ただ最近町民の方々から郊外の町道沿いの草が伸びていて交差点や畑の出入り口で危険な思いをしたですとか、町道沿いの立木の枝が生い茂り、樹木のトンネルみたいになって乗用車やトラックにぶつかって困るということですとか、町道沿いの立木が太くなりすぎて農作業機が通れなくて困る、といったような様々な意見をたびたび耳にいたします。そこでまず町道沿いの整備に関して、どこがどのように維持管理をしているのか。またこの現状を町長はどのように思っているのかをお伺いいたします。以上の2項目について、私からの1回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいま伊藤議員よりいただきました御質問についてお答えを申し上げたいというふうに思います。まず1点目の河川整備に関する維持管理の関係であります。御案内のように清里町における大きな河川としてはウエンベツ川、それと斜里川。この2つがあるわけでありまして、ウエンベツ川につきましては河川の登録とそれと明渠排水の登録とダブっておりまして、主な管理運営については河川というよりも明渠排水としての運用を行っております。これの管理主体については基本的には清里町であります。それから斜里川でありますが、斜里川につきましては二級河川であります、下流部でありまして、これは札弦側の合流地点から河口までが二級河川、それからそれの上流部については普通河川という区分になっておりまして、二級河川については北海道が管理をする。それから普通河川については、町地元の行政が管理をするということに相成っているわけでございます。これらの管理について、今ウエンベツ川については具体的には町の管理ではありますけれども、直轄明渠排水事業としての事業が実施された受益地内における管理組合さんの方に業務を委託いたしまして、その中で管理運営が行われているのが実態でございます。それから斜里川については北海道さんが二級河川部分を管理するわけでありますが、ほとんどが原始河川になっております。清里行政区域内は堤防が特にあるわけでもありません、普通河川の原始河川としての扱いになっておりますので、何か災害が起きて崩れそうになっただとか、そういう状況が生じた段階では北海道が予算をもって管理をしていただいておりますが、通常の中では、なかなかそこまで至ってないというのも実情ではないかというふうに思っております。また札弦側との合流地点から上流部について、すぐ国有林の中にありますから、さほどの距離はありませんけど、これについては町の方で管理をいたしております。通常的な管理ということで実施をしておりまして、特にこれに向けた河川管理事業を導入するだとか云々だとかということでなくて、今の河川敷地の中での通常管理を行ってきているという実情にあるというふうに考えているところであります。次に土木インフラの関係でございます。道路の維持管理について、まず道路の設置、そしてそれに関する維持管理ということでありますが、町においては、従前は直営での維持管理を行っておりましたが、平成18年から指定管理制度を導入をしながら民間活力と地域雇用の拡充という部分も含めて指定管理制度を導入をさせていただきました。多分、指定管理制度を導入したのは、全国で道路河川でやったのは、一番最初だというふうに思います。建設省の方からも随分関心があって視察調査をいただいたものでございます。それはそれといたしまして現状といたしましては、5カ年ごとの契約を結んでございます。契約先については清建工業さんということでありまして、日常的な通常の維持管理をいただいております。その中には道路路面の維持管理も当然でありますが、のり面を含めた草などまた流木等の処理についても指定管理の中に加えておりますので、通常的にそういう管理もいただいているところであります。指定管理者としては春先にパトロールをしながら、その年その年の必要な箇所について予算の範疇をもって事業を展開しているということかと思います。また草刈についても、年に基本的に春と秋の2回実施をしておりますが、何しろ区間がすごく延長があるものですから、どうしても適期だけで終われるかというと、なかなか苦戦をしているというのも事実なようであります。特に最近は気象情報状況が常に動きますので、昨年の8月みたいになりますと、ほとんど作業ができない状態も続く。そのようなこともあって近隣の道路を利用される方々に御迷惑をかけている部分もあるわけでありますが、基本的には、年2回の草刈りを適期にやっていただきたいということで指導をしている次第でもございますし、今後においてもそういう形の中で実施ができればというふうに思っている次第でありますので、これらについて御理解を賜りたいというふうに思います。以上申し上げ1回目の答弁とさせていただきます。
質問 1番 伊藤忠之
ただ今町長からの御答弁がございましたが、まず第1の質問事項に対しまして、河川整備に対する維持管理について再質問をさせていただきます。その中で今回はさらに町の管轄ということがはっきり解りましたので、明渠排水ではございますけども、ウエンベツ川に特化した形で行っていきたいと思っております。ウエンベツ川に関しては、ただいま町長からの御答弁もございましたが、明渠排水として登録され、昭和38年から昭和44年にかけて大規模な国営整備事業が行われました。その後、土地改良法94条の6、管理委託に関しては地方公共団体に委託できる。により昭和45年12月にウエンベツ川の維持管理については国から町に移管されました。そしてこの維持管理については私もちょっとその当時の書類を調べてみたんですけども、なんせ古い書類でなぜか時系列がちょっと逆になっていたわけですけれども、昭和45年5月に受益者によるウエンベツ川維持管理組合という組織が行うという形で町と協定書を結んでおります。そしてその後町は国営整備事業費の町の持ち出し分元金約1千600万、利子等約700万。計約2千300万円を昭和45年から昭和59年の15年間で償還しておりますが、その当時の管理組合の方々からウエンベツ川の維持管理は償還期間が終わるまでだったはずなんではないかという声をよく聞きます。実際のところはどうだったのか、町長にまずお伺いします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
現在のウエンベツ川の管理状況。つぶさに御説明いただいたその通りであります。という形の中で今まで推移をしてきたわけでありますが、ただ1点解釈の関係かなというふうに思います。基本的に維持管理の地元との管理協定についてはそのとおりでありますけれども、償還が終わったら終わりですという期限は別に定めてございません。その受益地全体としての組合が起きたわけでありまして、当時国営の直轄事業を導入するときにあくまでの明渠排水としての整備でその明渠排水を受益する方々の共同持ち分という解釈がついていたものでありますから、基本的にはその中で期限を求めないで将来にわたって維持管理をお願いするということで進めてきたということが実情ではないかというふうに思います。ただそこらへんをお互いにそこのところきっちりと明文化を持って取り交わした文書があるかというと、今おっしゃられましたようにそれは無いわけでありまして、解釈の違いが出てきているのかなというふうに思っております。当初の段階では本当に受益者がそれぞれの受益面積に応じて組合に負担金を払って、負担金をもってその草刈業務だとかそういう業務を実施されていたようですが、その後町からもそれでは大変なことになるなということで補助金活動費に対する補助金の形で、町からも補助金を導入してそれらと合わせて運営をいただいてきたという部分がありますし、それからどうしても草刈り以外でとこざらいをやるときはもう人力ではできない状況のときもあります。そういうときには予算を別にとって重機だとか派遣を町の方でやってきた経過もございます。また直系の明渠排水で昭和45年に事業が終わっておりますが この間もそうですが改修事業導入をいたしております。その事業等を合わせた中でこの維持管理についても検討が加えられてきたわけでありまして、近年においてはそういう中から、多面的機能の事業の交付金事業として申請をあげて、それに該当する手法をとり始めております。そうは言いながらもかなりの受益者に対しては負担になっていること、これは金銭的なもの、それから労力的なもの人員的なものを含めてなっているというふうに理解をしているところでもありますので、これらのことを踏まえながらも、さらに今後においてもどういうスタイルが良いのかしっかりと検証していかなければならんというふうには考えている次第であります。以上であります。
質問 1番 伊藤忠之
今町長の方からご答弁いただきましたけれども、見解の違い等々とあると私も思っています。実はこのウエンベツ川維持管理組合の事務局というものが役場の方にあります。きちんと書類も保管されています。ただ私も実際ちょっと見させてもらったんですが、実は町長のおっしゃるとおり、そのような協定書や同意書の類というものが見つからなかったです。ただ見つからなかったわけですけれども、そのような約束ではなかったとは逆に断定も出来ないと私は思っております。もしかしたら口約束みたいなものが何かしらあったのかもしれませんし、また書類等を紛失してしまったという可能性だってあり得なくもないと思います。しかし今となっては町長のおっしゃるとおり、互いの水かけ論になってしまいますので先に進まないので、この件は一旦保留にさせていただいて、次にちょっと進めさせていただきます。先ほど町長の答弁中でも期限を決めていないという文言がございましたが、実は昭和64年4月に要は償還期間が終わってから、この管理組合は新たにウエンベツ川清里地区明渠排水維持管理組合というものに名称を変更し活動しております。答弁にもございましたが、この頃はかかる経費の実費分として町から助成金が支払われておりました。ちなみに昭和60年度は実費分165万2千円です。平成18年度では90万円で、しかも昭和60年度から平成18年度のどこかで実費から定額に変わっております。そして平成19年度からは先ほどの町長の御答弁のとおり多面的機能支払交付金事業に切り替わりまして、平成28年度は多面的機能支払交付金事業交付額約1億1千300万のうち、審議資料等にもございますけれども、このウエンベツ川維持管理組合に対し、実績で約220万。しかし町の持ち出し分が25%なので、町からの助成金という形になりますと、実質55万円まで下がっております。このことも踏まえ先ほどの町長のご答弁にも少しありましたが、もう一度この状況をどのように町長がお考えなのかをお伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
維持管理に対する町からの支援の関係でございますが、説明をいただいたとおりで、推移をしてきたというふうに我々も理解をしております。当初の段階では、実費での支援を見直しの中で団体補助としての定額90万円で推移をし、さらに多面的機能に切りかえて徐々に切り替えてきたというのも実情であります。当初の段階では多面的機能も区域が上斜里地域、神威地域それと向陽地域と江南の一部というような区域でしたが、今においては全町をその区域の中に包括をいたしました。それの面積が増えたことによって総体の事業費も1億1千万を超える事業費になり、交付金をいただいているということであります。この多面的機能の交付金の元々の目的というのは共同事業に対して地域の環境を守るだとか作業を行うという共同事業に対する支援交付金であります。多面的機能をいかに維持するかという農村部のそのための支援金でありまして、まさにこのウエンベツ川は共同での明渠排水を管理すると、それに全くかなった事業ではないかと私は思っておりまして、この多面的機能の事業にそちらの支援をいただくという部分で移行をしていったわけでございます。全体としては昨年度で220万ということであります。この金額が果たして今の時代として適正なのかどうかというのはいろいろ検証を加えていかなければなりません。極端に言えば、ここの部分で増えればよそで減らさなければならん。全体枠が決まっていますから。そういう部分も含めてどうあるべきかという部分を模索していく時期なのかなというふうな判断もいたしているわけであります。ただ現状の中において、この多面的交付金制度をしっかりと活用させていただき、国からの補助もいただき、町からの補助残分も支援をしながら進めていくと。こういう手法はしっかりとっていかなきゃならんだろうと考えているところでありますので、これらについて具体的な部分、これから管理組合ともよく相談をしていきたいというふうに思います。その金銭的なことも含めてですけども、人がやはり少なくなってきて管理する実面積が一人あたりの負担が増えてきているというのが一番課題なのかなというふうに思っていますから、そこら辺がある程度の区分の中で直営と言いますか、直轄でできる部分との業務委託で出来るもの。そういうものの割り振りもこれから前にもありましたようにとこざらいであれば重機でないとできない。そうなれば組合に云々というよりも、町の予算を計上しながらやっていくだとか、いろんな方法を考えていかなきゃならんだろうと思っておりますので、そこらへんについてもご理解をいただければというふうに思っております。
質問 1番 伊藤忠之
今町長からの御答弁中でも予算の関係上、なかなか難しい部分もあるということは理解しているつもりでもございます。ただ現状を解っていただきたい、再認識していただきたいと思いまして、今回話させていただきました。またさらに、これも町長のご答弁にもありましたが、実はこの今回のこのウエンベツ川の件というのは、私も一番大事なことは今後の問題だというふうに認識しております。ここ数年、わが町も他町村同様残念ながら離農者の数が増加傾向にあります。しかしわが町では今現段階では耕作放棄地というものが出ておりません。なぜならば一旦耕作放棄地にしてしまうと農地は荒れてしまい、元に戻すのはとても時間と労力がかかってしまうからです。そのことを解っているから、今現在頑張って営農を続けている農家の方々は個々の経営面積を増やし、農地を維持している状況でございます。農家個人の仕事量が増えているにもかかわらず、ウエンベツ川を管理する人間が減少してしまい、現場では実際破綻寸前の状況でもございます。何も手を打たず、そのままでいると近い将来川を管理できなくなる可能性もございます。管理できなくなると草木等が生い茂り、多少の雨量でも川が氾濫してしまうことも懸念され、防災の観点からも対策が必要になると思います。時代の流れの中で状況は変化していきます。人手不足なら先ほど町長もおっしゃられていましたが、機械化の検討と町と管理組合がもう一度再協議を行い、今後の問題解決を図るべきではと私は考えますが、町長はどのようにお考えですか、お伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ウエンベツ川の管理について、今までも管理組合の皆さんのお力をいただきながら、草刈りその他、作業を実施されていただいているところであります。今後においても農業者の皆さんが余り大きな負担になって、農業そのものに支障が出るなんていうことになれば、これはもう言語道断な話になってまいります。どうしても農家数が減ってきているという、そこが一番大きな負担増につながっている原因なのかなというふうに思っておりますので、先ほどもちょっと申し上げましたように機械化出来る部分については、機械化をしながら負担軽減を図っていく。その時の手法としてこの多面的な部分でどういうふうに扱いをしていくかという部分も検討を加えていかなければなりませんし、全体的なウエンベツ川直轄明渠排水としての維持管理の方策、それから現時点でウエンベツ川地区という新たな国営の事業、改修事業、機能強化事業も導入してきておりますので、そういう連動、うまく使いながら維持管理費を少しでもそういう部分に耐えうっていくという部分も含めてあり方等組合とも慎重に、そして十分に検討を加えていきたいということで考えておりますので御理解をいただければというふうに思います。
質問 1番 伊藤忠之
今後この件を町長からの力強いご答弁をいただきましたが、よく検討していただき、お互い前向きな問題解決を図っていただくことを切に願いながら次の質問に移らせていただきます。次の質問ですが、町道整備に対する維持管理について再質問いたします。先ほどの町長のご答弁にもございましたが、町道沿いを維持管理するのは、平成18年度からの指定管理者制度制定に伴い、アウトソーシングしている状況です。実際町が一括管理する町道及び農道316キロのうち指定管理者が維持管理を行わなければならない町道及び農道は279キロにも及び、私感ですけども、この予算規模では少々無理があるのではないかなというふうに思っております。平成28年度決算によりますと道路橋梁及び河川指定管理業務委託料9千386万のうち町道及び農道の草刈り等の管理事業費は10分の1以下の875万円です。また指定管理者制度に移行する前の段階での道路橋梁及び河川管理業務費は約8千600万円と現状よりも低い水準となっていますが、でもこれは資材及び燃料費の高騰を鑑みると理解し得る状況だと思っております。さらにはこの8千600万円の中には、当時の職員の人件費約2千万ほどが入っていませんので、実質現況よりも高かったことになると思います。実質人件費をも含まなければならない現在の指定管理業務委託料としては少々無理があるのではないかと思っております。また、維持管理業務を行うにあたり、先ほど来出ております人手不足というものがあるのであれば、これは一案ですけれどもハンマーナイフ型のリーチモアなどの作業機とトラクターを導入し、指定管理者に今の車と同様に貸与とすれば、町道沿いの枝払いや現行の草刈機では届かない道路沿いの路肩ののり面まで草刈りができ交通事故回避にもつながります。また、先ほどのウエンベツ川の維持管理にも使用できると思われ、先ほどの問題解決にも近づくと考えられます。検討の余地はあると思っております。予算の管理上なかなか難しい問題だとそのようには思っておりますが、実質アウトソーシングして町の財政支出を抑えても肝心の行政サービスが低下してしまうようなことは町民にとっていかがなものかと私は考えますが、町長はどのようにお考えですか。お伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
町道また河川等の維持管理に対します指定管理の関係でございます。平成18年度より指定管理制度へ移行したわけであります。現在まで5年の4期目約20年という経過の中でありますが、これらの管理料の見積もりに当たりましては当然見積もりを事前にいただいておりますし、それから作業の体系に単価と歩掛表というのが実はあります。この作業であればどれだけの期間でどういうふうにやれるんだと、機械でやればこれだけ、人力であればこれだけ、そういうきちっとした歩掛表というのがあってそれに基づいて全部積算をしております。単価についても北海道の単価票というのが基準 決まっていますから、この作業をやる前には人力で何人主任クラスなのか普通作業員なのか何なのかという部分の張りつけを全部含めながら、やる基準がありまして、基準に基づいて積算をしておりますので、災害だとかそういうのがない通常の事態であれば、その範疇で十分にやり切ることが出来る。一般的に積算したやつを業務委託と言いますか、また入札執行の設計書の見積もりにするという基礎になる部分でありますので、そこら辺でやっていける。ただ最近ちょっと気象状況が大分変わってきていますから、予定してないところで余計な時間をとられていたり余計な日数がかかってみたりということで、そういうのがちょっと従前よりは変わってきているかなというような感じをしているところでもありますので、また内容については、しっかりと精査をしながら、適正な部分で進めていければというふうに思っております。それから提案のありました草刈りまたは枝払い等の関係でありますが、機械を町が今もそうなんですけども一部の機械は町が保有し、それを指定管理者に無償で貸し付けをし、その機械で作業をしてもらう。町から提供できなかった部分は借り上げをしてもらってその借り上げてやっていただくという方法をとっております。どちらの方法もとれるわけでありますので、町の方でその機械の購入をしてやるとなれば一般的には補助事業を町も使わなければ、まるまるというのはなかなか大変なものですから、そうなった時にそういう機種が適応されるかどうかという部分もありますので、出来ないとなればその作業を、機械を持っている方に下請をしていただいて、作業を進めてもらうという方法もありますので、そこらへんもう少し我々としても勉強させていただければというふうに思っておりますのでそういう面でご理解いただきたいというふうに思います。
質問 1番 伊藤忠之
今町長からの御答弁ございましたが、例えば指定管理業者からいろんな計画書等々があって単価もあるのも解っております。実際平成28年度で見ますと清建からの計画書では草刈、先ほど言いましたけど、279キロで単価3万1千371円等々も出ております。ただ実質の問題、数字上の問題とはちょっと離れますが、もう一度お伺いいたしますけども町長御自身として町長は当たり前のことですが町中だけではなく、郊外、町内の郊外等いろいろくまなく視察または普通に通ったりしていると思っております。昔と比べたらかなり草や枝なんかも邪魔になっているっていう感じは無いですか。私はすごくあるんですが。もう一度お伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
どこの時点でどういうふうに見ていくかというちょっとあるわけで、また通った場所にもよりますが、ちょっと形態が変わってきたということもあるのかなと思っています。かなり昔になりますが、農村部の農道を基幹道路は別だったんですが、農道と言われる部分については自治会にお願いをして、自治会の皆さんの出役でやっていただいて、それに対して消耗品だとか燃料代だとか少々の御菓子代ぐらいをそれこそ御苦労さんでしたねというキロなんぼという単価を決めてやっていた時代も実はあり、そうした時期においては、地域の方々がもっともベターな時期にワッと一斉に出てやってくれたということもありますし、2回、3回とやっていた方々もありますので、そういう部分から比べると路線が多いものですから、機械を持たれているところに委託をしながら、今やっているので、どうしてもタイミングが適期にやりきれない部分もあるのかなとどうしても遅れがちになりやすいということが目に入ってくるのかなというふうに思っております。またのり面やなんかの立木の関係も一生懸命枝を払ってくれたりはしているんですが、私は枝払いより元っこから切ってくれというお願いすると、元っこであるとでかい木がわさっといくと、それの処理に大変な作業がかかるということもあって、できれば枝というのが多いようですが、最近はどうしてもそれでは間に合わなくなってきている部分もあって、それこそ立木伐採も含めてやっていただいております。そこらへんももう一度全体を毎年は見てもらった中で順列を決めてスムーズにやっていただいていると思っていますけども、御指摘があったように最近そういう声も私も少しずつ耳にするようになっておりますので、その都度原課の方にはやるようにという指示をしておりますが、受けた作業をやられる方のいろんな作業の手順順序ありますので、そこらへん少し遅れがちなのかなというような印象を持っているということも事実であります。
質問 1番 伊藤忠之
今町長からの御答弁をいただきまして少々安心しました。私と完全一致ではないですけれども、同じ問題意識を持っていただいているとそのように捉えます。今の町長の答弁の方からもございましたが立木に関して、そちらの方の問題なんですが、やはりこの問題も手入れが町長おっしゃられたようにちょっと遅れていまして、最初細かった木がだんだん太い幹になってきています。この立木を整備していくためには実際かなりの時間と予算が必要となり、長期的な整備計画を立てていかなければならないとそのように私は考えております。また整理した廃木は、実際産業廃棄物として処理していかなければならないので廃棄するだけでもかなりな費用が掛かってしまうとそのように認識しております。廃棄するだけでかなりの費用がかかるのであれば、ちょっとここにも資料等少しありますけれども、津別町やまた遠軽町のように町内林産業者等々協力して木質バイオマス計画などを検討して、緑ダムの小水力発電と同様に循環型エネルギー施策を進めることにより新たな雇用の場の創出にもつながり移住定住対策にもつながってくと私はそのように思っておりますが、ぜひこういうことを大きな枠組みで検討していただきたいと思っておりますが、町長はどのようにお考えでしょうか。お伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
道路敷地周辺に生えている立木の関係でありますが、今ご指摘のようにもとは細いのが年数が経つとだんだん太くなるということで、そういう太い木が目立つようになってきたというご指摘でありますが、私も何となくそういうふうなイメージで今までも見ていたところであります。一回全体の調査を入れてみたいと思います。その中において必要量を明確にして1度立木の場合は、一回整理してしまうと太くなるまでしばらく時間がかかりますから、毎年それこそびっしりやらなくても、あとはそこのもれた部分をやっていけば良いということになりますので、調査を入れながらどれだけの必要な部分が出てくるのか判断をしてまたいろんな部分検討させていただければなというふうに思っております。そんな中でちょっと明年に向けて原課ともよく相談をしてみます。それから切った木は産業廃棄物になりますから、やはり処理をしなければならんということになりますが、ただバイオマスで使う量ということになると、その運搬経費が果たして出てくるかどうかというのがかなり難しい。どこかに集積をされた木をトラックで持って行くんであれば良いですが、そののり面で切ったやつを一回全部集積をかけてこなければならないということになるとそれだけのボリュームが果たして出てくるかどうかっていうのは、かなり疑問なところがありますので、これらについても有効活用が含めてできるものであれば有効活用した方が良いことはもちろんでありますので、そこらへんも含めて原課とそれから指定管理業者であります清建とも十分にそこらへん含めて検討を加えてみたいなというふうに思っておりますのでご理解をいただきたいと思います。
質問 1番 伊藤忠之
今の木質バイオマスの関係の答弁の中にあったそのボリュームの問題、また運搬料の問題、さまざまな問題あると思います。ただもう一度申し上げますが、ただ捨てるのであれば、やはりそれだけ費用がかかり、何も生まれない費用になりますので、そこらへんのことを十分加味しながら今後検討していただきたいと思っております。最後になりますけれども、土木インフラの整備及び維持管理を怠るとそれを取り戻すためには長い年月と費用がかかります。わが町は美しい村連合にも加盟しております。街中の見えるところだけ綺麗に整備しているけど、人目にあまりつかない郊外の整備は怠っていると間違った認識を持たれないためにも、そして今現在の町民のためにもそしてまた未来の町民のためにもぜひ力強い町長のかじ取りにご期待申し上げながら、私の一般質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
今般の質問の中でさまざまなご提言等いただいたわけであります。特に農村部における道路環境の整備、また河川環境の整備含めて全体として清里町の景観を見直すものであります。清里町幸いにして日本で最も美しい村連合に加入させていただくことができました。町民これもすべての町民の皆さんの生活の中、生産の中から生み出された景観であると私はそういうふうに理解をしているところであります。今後においてもそうした景観自然を大切にしながら、その中に生活や生産をさらに向上させる、そんな手法と絡み合わせながら素晴らしい町になっていくこと我々としても全力で取り組んでまいる所存でありますのでご理解をいたしたいというふうに思います。