みんなの議会

清里町議会 平成29年第3回定例会 2017年6月16日

公共施設等総合管理計画における学校のあり方

2017年6月16日、清里町議会の一般質問で、前中康男議員が「公共施設等総合管理計画における学校のあり方」について質問し、町長 櫛引政明、教育長 岸本幸雄が答弁しました。

質問者
前中康男 議員
答弁者
町長 櫛引政明、教育長 岸本幸雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 前中康男

それでは先に通告しておりますが、公共施設等総合管理計画における学校のあり方として、2点ほど御質問いたします。まず初めに平成23年3月に閉校した旧新栄小学校・旧江南小学校は、平成28年3月に作成されました清里町公共施設等総合管理計画の中で旧新栄小学校の一部は除却する方向で検討を行うとし、旧江南小学校は十分に利用可能な状態であるため、現在は有効活用に向け広く可能性を探っている状況と記載されています。しかし、今現在閉校の決定された平成22年から7年目を迎えた今、定例会の一般質問でもこの閉校の問題について4度も一般質問がされている中で、いまだに旧新栄小学校・旧江南小学校の取り扱いが決定されていませんが、町長はこの2つの閉校の施設をどのように考えているのか。まず所見をお聞かせください。次に教育長にですが、緑小学校の閉校が平成30年3月をもって閉校に、そして光岳小学校は平成31年3月をもって閉校することになったわけですが、先ほどの公共施設等総合管理計画の中では学校教育系施設であり、旧新栄小学校・旧江南小学校では行政系施設として位置づけされていますが、今後光岳小学校・緑小学校が閉校を迎えるまでの期間の中で教育長はどのようなカテゴリーの中でこの閉校される2校を考えておられるのか、その方策をお聞かせ願えればなと思います。まず1回目の質問といたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただ今前中議員より御質問がありました、公共施設等総合管理計画における学校の在り方の1点目の閉校の新栄小学校及び江南小学校の今後の方向策についてでございます。まずこの公共施設等管理計画の関係でありますが、この計画については平成28年に町で公共施設のあり方について計画策定をさせていただいたものでございます。基本的には財政が厳しくなる中において、これらの財政負担の平準化、そしてまた少子高齢化が進む中での利用の実態等を踏まえた中で、今後における規模の問題、統廃合の問題、またさらには改修や長寿命化に向けた耐用の関係。これらがこの計画の中において示されているところでございます。そうした中における旧新栄小学校と江南小学校の取り扱いの関係でありますが、御案内のように行政財産、普通財産となって現在管理がされている状況にあります。御質問のそれぞれの小学校既に23年の3月に閉校をいたしまして6年が経過をしているというところでございます。特に江南小学校におきましては、閉校の時点で地域の小学校跡地利用検討委員会が中心となって利活用を検討させていただきたいということがありましたので、そこに委ねていたわけでありますが、結果としてなかなか利用方策が見つからないというような中で全体として町の方で良い利活用方法を検討していただきたいということになっておりまして、現在はそういう中で取り進めをさせていただいているところであります。また新栄小学校においては、統合の時点からも利活用の考え方はないので、町の方で内容について整理をしていただければというような申し出をいただいておりました。そんな中で、今日を迎えてきたわけであります。町の方におきましても平成27年、28年と町内外の関係機関や団体の方に利活用の希望が無いか、また28年には文化やスポーツ団体に対しても広く募集をしてきたところでありますが、何件かの問い合わせはありましたが、結果としては利活用にするまでには至っていないということでありまして閉校された当時のままで現存しているというのが実態でございます。そういう中で老朽化が少しずつ進んできておりますし、大風が吹いたり、大雨の時には心配な状況にもなってきているというようなことから、もうそろそろ最終的な判断をしなければならないというふうに私としては考えているところであります。ただしあれだけの施設でありますから一気にというわけにもまいりませんので、まだ数年はかかるかと思いますが、そういう中においても、もしも利活用の可能性が出てくればそちらの方も考えながら並行的に進めていければというようなことでございますので御理解をいただきたいというふうに思います。いずれにしてもいつまでも放置することのないようにしっかり管理をしていきたいというふうに考えております。以上であります。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

前中議員の御質問2点目の閉校する緑町小学校及び光岳小学校の校舎の基本的な活用の考え方についてでございます。両校の閉校につきましては、これまで緑町小学校と光岳小学校におきまして保護者を含む地域の皆様方が地域における学校のあり方についてということで何度も話し合いを重ねてこられました。また教育委員会とも協議をしてまいったところでございます。その結果を基に緑町小学校につきましては御承知のとおり平成30年3月末、光岳小学校につきましては平成31年3月3月末をもって閉校し清里小学校に統合することとした次第でございます。両校の校舎でございますが、緑町小学校につきましては昭和62年に増改築を行っておりまして、光岳小学校につきましても昭和58年に改築を行っております。両校とも既に築30年を経過しているという状況にございます。なお緑町小体育館につきましては、平成21年に耐震化工事を行っておりますし、光岳小学校の特別教室、音楽室と体育館につきましては平成24年耐震化のための改築を行っているところでございます。両校校舎等の今後の利活用につきましては、現段階におきましては教育委員会といたしまして具体的な案というのは持っておりませんけれども、地域の意向、地域での利活用の考え方などをお伺いするとともに教育委員会といたしましても町とも協議をしながら活用方法について検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。以上申し上げまして1回目の答弁とさせていただきます。

再質問 4番 前中康男

それではまず閉校された旧新栄そして旧江南の関係で町長の方に再質問になりますけども、公共財として今も管理している実態はわかります。しかし新栄小学校の閉校にあたる段階で地域協議の中でもたびたび出てきた中で、あの学校あるいはその横にある旧上斜里総合センターでしたか。それらも一緒に除却解体して欲しいという声をもとに閉校に至っているのかなと思います。ましてやこの公共施設等総合管理計画にもきっちりと明文化している以上、際限なくある程度の期日を決めた中で粛々とやはり処理することが行政としての責任ではないかなと思っております。確かに今町長の答弁の中にまだ江南の場合は耐震化も確かにありますけども、地域住民の中で活用するという方向で何年か継続していましたが、やはり電気もない、水道もない、そういうところでどのようにして利活用するのかと。ましてや利活用するとなると、それなりの年間維持に対する利用料なりが行政の立場としてどうしても利用料をいただきたいというような話もあったと聞いております。本当にこれから募集した中で出てくるんでしょうか。僕ははっきり言ってもう新栄小学校に関しては速やかに予算をつけながら解体というか除却ということで処理をする、そしてあの施設全体が更地になった暁には転用なり譲渡なり違う方策があるんでないかなと思っております。その時に地域の住民の声あるいは農家の方々もそういう状況になれば、また違った活用方法で、行政との交渉なり入札になるか僕はわかりませんけども、そういう方向性もひとつの考えとして執り行っていただきたいと思っております。新栄小学校は私の考えはそういう形です。江南も同じように、あの施設一帯やはりだんだんたんぽぽが生えてきています。実際ちょっと見ますと公共管理計画の中にあるんですけど、これ維持管理かかっているんですね。新栄の場合は、維持管理費はみていません。しかし新栄小学校の場合は、地域の方々がある程度は管理している実態もあるんですよ。そういった意味でこの公共財としてどう活用するのか。今現状グランドの中に茅葺き高床の以前に学校の教材として造ったものがあるんですけど、今壊れているんですよ。壊れて転倒している。ましてや茅葺きだしはっきり言って余り良いイメージはありません。そういう姿をつくった子どもたちが見たときに町の管理責任としてどうなんだと、そういうことをしっかりと行政も認識していかなければならないのではないかと思います。そういった意味で、江南小学校も同じようにまた違う形でそういう農業だとか林業、僕はわかりませんけどもまた違った方面の利活用の問題もあるんじゃないかな、そういう部分で私の中で閉校の2校の中で新栄小学校は除却で積極的にある程度のタイムスケジュールでやっていただきたい。そして江南小学校もどういう方向でやるのかも改めて時限というか期限を決めた中でやっていただきたい。なぜかというと、これから2年のうちにまた2校閉校の校舎が出てくるんですよ。そうなったときに今2校でさえ7年かかって、また2校になって7年かかる。こんなことやっていたら行政としてこの公共管理維持計画の中にも謳っていますけども、やはりしっかりと床面積の削減なりを謳うんであれば同じようにスピーディーに処理をしていただきたいと思うんですけど、その点について町長改めて答弁をお願いします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただ今御質問をいただきました、江南と新栄小学校の今後の取り扱いの関係であります。先ほども答弁させてきましたが、今年最後の挑戦をしてみたいというふうに考えております。仮に利活用したいと言う方が現れるかどうかかなり難しいところはあると思いますが、それが無ければそれを最終の判断として次の段階に入りたいというふうに考えております。今、逆に言えば建物があるから使えないという部分もあるのかもしれません。逆に言えば除却、撤去したことによって更地化されますので、更地化されれば違う利活用の方法も考えられるかもしれませんので、そういうような方向で新栄の部分それから江南の部分についてもしっかりと周辺施設の管理を含めながらやっていきたいと思いますが、これらについても今年最終の判断をさせていただきたいというふうに思っております。ただし除却云々と言いましてもかなりの金額もかかわることも事実でありますので、全体的な財政需要とまたそこらへん判断をしながら時期的にはいつまでも放置することのないような形の中での判断をさせていただければというふうに考えているところであります。以上であります。

再質問 4番 前中康男

町長の方からかなり踏み込んだ答弁をいただきました。今除却をする、最終期限を設けて除却をする、それにかなりの財政的な出動これも重々わかります。これ総務省の関係ですけども学校施設などの公共施設の除却に要する経費が計画に基づいて除却が行われる場合は地方債の対象として認められることになったということがありますけども、これについて今後そういう方向でも検討されるのかどうか町長答弁お願いします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

除却にかかわる事業費の関係でございますが、大きな金額が想定されるということになれば全体的な中から、地方債の活用についても十分に考えていかなければならないというふうに思っております。ただこれらについては将来的な償還の負担の問題が出てまいりますので、地方債の償還比率が余り上がることのないように全体的な対応を考えていきたいというふうに考えております。以上であります。

再質問 4番 前中康男

閉校の2校に対してある程度の考えが示されたと僕は思っております。多用途の転用という、解体した後にそういう考えもあるんじゃないかということで町長も同じ認識の中で理解いただいたわけですけども、そういう時に町内における各事業所と言いますか、農業関連あるいは林業もありましょう、そういった中で土地が仮に除却して更地になったら、いろんな活用方法もやはりしっかりと検討していかなければならないかなと思っておりますので、ひとつの町有財産を野ざらしにしながら、ただ悶々と置いておくんではなくて、更地になればまた違った発展もできるかなと思いますので、その辺町長もこれからもしその方向で除却になった暁には、また違った各方面にお力添え、あるいはそういう方向で動いていただきたいと思いますけども、それについてもし可能であればどのようにお考えか、町長の方からご答弁お願いします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

校舎の部分については、最終的な判断を今年度の最後の調整をもって行っていきたいというふうに思っております。その後の対応については、また改めた角度の中で委員会とも十分相談をさせていただき、町内的に必要な部分があれば、有効活用に向けて活用をお願いしたいというふうに考えておりますし、また当然全体の公共施設配置計画の中で必要なものが出てくれば、そこらへんが適切なところなのかどうかというのは、また別な問題として1つの材料になることも事実でありますから、そういう中での検討も当然加えていかなければならんというふうに思っているところでもございます。今後仮に更地となった場合には、また新たな角度から利用希望を求めていきたいというふうに考えているところでもあります。以上であります。

再質問 4番 前中康男

それでは次に緑小学校・光岳小学校に関する部分で教育長に再質問させていただきます。閉校するにあたって緑小学校・光岳小学校ともに地域住民の方々あるいは有児家庭に対して何度となく説明会を実施されていることも重々理解しています。ただその中で閉校後のその施設の活用というより地域振興として学校が1つの核であった以上、学校がなくなったという部分でその施設をどう活用するのかというのを教育委員会等々あるいはそういった部分で地域住民にもかなり懇切丁寧に説明をしながら意見を酌み上げるというそういう動きがありましたけれども、実際緑小学校に関して言えば1年後です。光岳も2年後ですけれども、今現在というか、これからどのような形で学校の利活用の方向性を地域住民あるいはPTAあるいは有児家庭と協議する場を設けていくのか、ちょっとご説明願います。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

ただ今前中議員の御質問についてお答えをさせていただきます。両校の閉校にあたりましては緑地域につきましては地域の中で早くから協議がなされ、地域の方から閉校についての要望をいただく中で進めてきたところでございます。地域としても多数にわたって協議がされてきたというふうに聞いております。また光岳小学校におきましても閉校、今後の学校のあり方につきまして町の方から協議の場を設定し、保護者の皆様また地域自治会とも協議を重ね、平成31年末ということで決定をしてきたところでございます。その中で教育委員会といたしましては昨年の8月に清里町小学校の統合に関する方針ということをお示しし、協議進めてきてまいったところでございますが、その中におきましてもこれまで両小学校につきましては地域の中心的な施設であったという役割を果たしてきたことを配慮いたしまして、統合後の旧校舎及び校地の有効な利活用、利用方法を関係者と協議をしていきますということでお示しをさせていただいたところでございます。両地域とも先ほども申し上げましたとおり何度となく協議をしていく中、具体的に閉校に向けまして緑地域につきましては既に協賛会も立ち上がっております。光岳小の方も、今後そういった動きになるという中でございます。これまでその地域の保護者との話し合いの中では、閉校後の利活用について、もし地域としての要望等があれば出していただきたいというお話はさせていただいておりましたけれども、正式に改めて、その今後の利活用についてという場での設定はまだされていないところでございます。その中で、これから今後も両校とも閉校に向けた具体的な協議が教育委員会と数回にわたってされることとなって参りますので、こういった利活用の今後の利活用につきましても地域の方々に投げかけをした中、また教育委員会の中でも町と協議をして検討を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

再質問 4番 前中康男

今教育長の答弁の中で、地域住民に投げかけをしていきたいという答弁がありました。これはもうすぐに実施していくという形で捉えてよろしいですか。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

すでに協賛会等の立ちあがっているところ、今後立ちあがるところとありますけども、そういった場での協議また各自治会でのまちづくり懇談会等の場を活用させていただいて地域の保護者なり、また地域の自治会、住民の方々ということでそういった場をこちらの方から提案をさせていただきたいというふうに考えております。

再質問 4番 前中康男

時期は確定できませんけども、そういった方向で年度内には執り進めていくという理解で、私は受けとめます。となると地域の人達に例えば諮った時に、地域のコミュニティとしての学校を利活用した取り組みに対しては、地域住民が責任を持って管理するということになるかと思いますけども、先ほどの話の中にありますけども江南小学校も地域住民で利活用の方向を何年か探ってはいましたけども、結局7年間これだという利活用の方向は出てはいません。じゃあ光岳小学校、緑小学校も同じような形で取り進めるとなると、地域住民の協議で閉校後また同じように協議をしたら黙ってそれだけ年数はかかりますよね。この判断、地域住民が地域コミュニティのために使うんだ、そして今までの2校の場合は、維持管理を徴収する方向で動いていたんですよ。じゃあ地域住民が利活用したいので、その部分は行政が全部維持管理はみてくれって言ったら、委員会は、学校として、行政施設として利活用する方向でいくんですか。もう一度今質問なんですけども。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

地域の方へのいろいろな考え方、協議ということにあたって前提といたしましては、前例としては江南地域の協議の場があったわけでございますけれども、そういった地域の中での地域振興のために利活用していきたいという地域でのまとまったお考えができ上がった中で、そういった町との協議なりをするっていうところは可能性としてあろうかと思います。ただどういった活用方法なのか、また維持管理をどうするのかというところにつきましては、いろいろなそういう活用方法も想定されますので、そのケースによってどうしていくべきなのかというところも、また相談をしていかなければならないというふうに考えておりますので、地域としての活用の方法についての提案を地域からいただきまして、それ以外の活用方法ということになりますと、これまた町全体のこととなってくると思われますので、そのへんは町と協議をしながらということになるかというふうに思っております。以上でございます。

再質問 4番 前中康男

今の答弁そのものなんですよね。2校閉校するまで、緑が1年、光岳小学校が2年後ですけど、この2年間の間に地域住民との協議を利活用する方法ができるのかできないのかという判断を、ある程度は早めに出さないと閉校後に同じように地域として利活用しますかと言ってしまえば、その2年間プラスになるんですよ。そこはやっぱり今までの2校の閉校のあり方を見た中では、ここは猛省する部分で、しっかりと利活用できないのであれば、行政責任としていろんな部分はありますけども、公共施設等総合管理計画という見直しはいつでもできると思いますけども、公共施設としてしっかりとこの施設は使えますよ。しかし、この施設は将来的にやはり除却。そういう方向である程度見直しができるんであれば入れていかなければならないのかなと思っております。その点について、この公共施設等総合管理計画の中にどうやって流し込みっていうんですか、今の段階は教育委員会ですから、学校施設としての管理責任ですよね。今後は全体の中でありますから、その辺について今後教育長がどのように考えるのかちょっとお聞かせ願えればと思うんですけど。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

前中議員おっしゃっておりましたとおり、この判断につきましては、出来得る限り早めにというふうにしていきたいと思っておりますけども、この辺を先ほど申し上げました地域の関係、あとどういった活用が最も有効的な活用になるのかということも踏まえまして、しっかりと慎重に検討してまいりたいと、検討にあたりましては当然現在教育施設でございますので、教育委員会内部での活用をまず優先とさせていただいた中で考えてまいりたいと考えておりますが、これにつきましては、いずれは町の財産ということになりますので、町と十分協議をした中で進めさせていただきたい。その中でこの計画の中に織り込むべきということになれば、その時点で変更して計画に入れていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

再質問 4番 前中康男

学校そのものは、学校の施設という形で公共財としては管理しているわけですけども、この閉校ということは清里町のまちづくりの中でもすごいインパクトのあることなんですよ。ということは本町も、あの総合計画の中にいろんな形で計画を練っています。本来であるならば、今言ったように閉校という判断がされた中でマスタープランというか流し込みの中でしっかりと今後総合計画の中に取り上げていかないと除却だとか利活用だとか転用だとかこの町づくりの根幹にあたるものだと僕自身は思っているんですよ。今までこの地方行政公共財をスクラップするなんてことは今まで考えもつきませんでしたよ。でも今、地方行政が置かれているのは現実そこですよね。そのためにこの公共施設等総合計画を立案してどうやってイニシャルコストあるいはランニングコストを軽減する、そしてどうやって維持するんだ。しかしそういうこともありますけども、もう一つ大切なことは壊すということもあるんですよ。除却ですよ。あるいは選択と集中ではないですけども、施設そのものを集約させる、これはやはり今後の清里町における総合計画の根幹になってくるんではないかなと。大変難しい問題ですけども、これはもう進めなければならないかなという部分なんです。今教育長に答弁いただきましたけども、これやはり町長にも答弁いただきたい部分なんですけども。この学校という部分で、総合計画の中で統廃合という言葉がありますけども閉校になった公共財産の取り扱いをまちづくり中で今後どう捉えていくのか。その点町長のお考えをお聞かせ願います。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

この公共施設管理計画という中で町が28年3月に策定して進めてきているわけでございますけども、緑町小・光岳小につきましては、ひとつ緑町小について正式に閉校ということで決定をされたのが昨年の7月段階でございまして、その後光岳の方も議論が進んだ中、本年の3月にそういった決定がされたという中で、今後におきまして利活用方法等含めて必要であれば、この公共施設管理計画の中で、今後の整備方針等を進めていくということになろうかというふうに思っています。以上でございます。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいま御質問の行政財産、それと教育財産の取り扱いの関係でございます。基本的には緑町小学校または光岳小学校、今現時点では教育財産としての管理でありますが、これ学校が閉校されるとなった段階では、通常的には普通財産、行政財産の公共財ということでの管理をしていくことに相成って参りますが、前段ありましたようにこの利活用関係で早いうちから協議をしていただかないと後ろに時間ばっかりかかってしまうというのは、今回の実例でもあったわけでありますので、できる限り閉校に向けたいろいろな準備が進められておりますので、その協議を教育委員会を含めながらやっていただければ非常にありがたいなと。その結果、そこで最もベターな活用方式が出てくれば、それはそういう形の中でいろいろ大所高所検討させていただきたいというふうに思いますし、仮になかったとなれば、次の段階手順を踏んでいかなければならないというふうに考えているところでもございますので、そういう流れの中で進めていければというふうに思っております。いずれにしても、町が管理運営をしていくとなれば公共財または行政財としてどうこれを有効に活用していけるかという観点から判断をしなければならんというふうに考えておりますので、これらを含めて今後検討を加えていきたいというふうに考えているところであります。

再質問 4番 前中康男

町長からの答弁に対して再質問になりますけども、やはり2年といえども貴重な2年の中で、地域住民とのコンセンサスをしっかりとやりながら、ある程度の閉校後の施設の活用方針をまず確定するという手順が踏んだ段階でどう活用するか。光岳小学校は先ほどの2校、そして今回の2校という部分であれば施設的にはかなりの占有面積があります。グランドも広いし、いろんな樹木もあります。そして校舎も2階建てです。こういう校舎が閉校するということ自体、かなりの公共財として有効活用の道はいろんな部分で活用方法が出るのかなと私自身は思っていますけども、ただ地域住民との協議はやはりしっかりと持たないと、どうしてもやらなければならない問題なんですけども、あの施設をどうするんだという答えはこれからだとは思います。私自身としては、光岳小学校の部分は公共財として公共施設としてある程度の方向性の中で活用していくのが一番ベターではないのかな。これは私の考えですから、いろんな意見もありますけど、どういう活用があるのかというのは、今後いろいろな協議を地域住民あるいは行政との対話をしながら進めていかなければならないと思っているところであります。ちょっと調べましたら、清里町で閉校した学校、先日所管の委員会でもありましたけども美里小学校、江南錦小学校それから清泉小学校。そしてこれから2校足す2校ということで4校ですけど7校閉校する。こういう言い方はどうなのかわかりませんけども、そういう形になりますけども今まで閉校されていた学校のいろんな学校財産としての所蔵品、これはしっかりと今管理されているんでしょうかね。先日、所管委員会の中で郷土資料館を見学したときに2校の部分である程度の貴重な財産はありましたけども。ちょっと調べたら江南錦小学校は昭和41年閉校、清泉小学校は昭和49年閉校、美里小学校が昭和51年閉校となっております。このときにその時々の校旗あるいは校章これらはしっかりと行政責任として保存されているんでしょうかね。ちょっと町長に通告はないんですけども。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

まず閉校された学校のそれぞれの備品類の関係の保管状況、これは教育委員会の方でというふうに考えておりますが、その前段の利活用の関係、先ほども申し上げましたように閉校に向けた準備がそれぞれ進められておりますので、その中のひとつの課題として利活用が地域で求められるかどうかをまず早急にできれば閉校されるまでの間に固まってくれればという思いをいたしております。その後は、いずれにしろ閉校になりますと行政財産としての管理になってまいりますので具体的にはその中で、手順を踏みながら進めていくということになっていこうとかと思いますが、その手順の前に何といってもやはり行政として公共財として使えるか使えないかをまず町が判断をしなければならんと思っております。それが出来ないとなった時に初めて公募をする応募をしてもらうという手順になっていって、今回の最終的な判断と同じような判断をどこかでするという形になってまいりますが、余りこれも時間をかけることのないようにやっていきたいというふうに思っております。ただ1点、今までとちょっと違うのは光岳小学校の関係でございますが、体育館については平成の24年に耐震化工事を入れて要は建てかえをしたという経過がございますので、まだ10年になっておりません。それから緑についても平成21年に耐震の補強をやっております。ですから、まだ耐用年数的な部分を含めてすぐどうこうということにはなりませんが、基本的に10年以内であればいろんな手続き承認をもらわなければただ10年を越えると届出でやれるというのがありますから、そういう時間的タイムログをうまく考えながら対処をしていかなきゃならんというふうにも考えておりますので、これらについては、また具体的な対応の中で相談をさせていただければというふうに考えております。そんな状況下にありますので、ここらへんについてもご理解を賜りたいと思います。引き続き、今までの閉校した学校の備品器具の関係、教育長の方から答弁します。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

教育長先ほど各閉校した学校の校旗等の関係でございますけれども、基本的にはそれぞれ閉校をして統合した先の学校の方に移管をして保管をしていくということでなっているというふうに認識しております。ただ美里、錦、清泉等につきまして改めて学校の方にも確認を取らせていただきたいというふうに考えております。

再質問 4番 前中康男

最後が美里小学校51年、これが先ほどの旧新栄・旧江南にその前の段階の閉校だったんですけども、なぜこういう部分でこういう質疑をしたかと言いますと、たまたま先週小清水町を同じように閉校の跡地利用という形でいろんな活用を小清水町の場合は実施し、今もいろんな部分で利活用されている実態があります。そんな中でたまたまその旭野小学校に見学に行ったんですけど、そしたら閉校の全ての学校の校章と校歌の大きなフレームと学校の沿革、子どもたちが昔からつくった学校の年表ですよね。これを学校ごとに展示しているんですよ。尚且つ学校の特色をしっかりとそこで展示の手法を取り入れているんです。清里も清里小学校1校になるんですけども、学校っていうのはやはり清里町の歴史を物語っているものですから、それを粗末にするのはやっぱり子どもたちのためにもそういうものはしっかりと保存し、管理する責任は行政が持っているものじゃないかなと。その時に、これから閉校する部分の中でどうやってそれらのものを収蔵するのか。いろんな品々がありますから。これが展示に不釣り合いな場合もありますけども、でもやはり校歌、校訓、校章は母校としての卒業した本町における、あるいは町内・町外あるいは府県に行った清里の出身の方々にとってみれば原点回帰の1つになると思うんですよ。そういうような活用方法も閉校後の学校の中にどうでしょうかねと言うのが私の単なる論点の部分であるんですけども。現実にその統合をされた学校にどういうふうに収蔵されているんですか。ちょっとお尋ねします。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

正直、美里、錦、清泉等、私も確認をとっておりませんので、後日確認をさせていただきたいというふうに考えております。あと江南と新栄につきましては現資料館の方に両校のコーナーを設けまして、そういった校旗と校章、校歌等展示をしているスペースを設けております。そういったところで今後も光岳、緑町小等につきましてもそういった保存の仕方をきちっとしていきたいと、また過去のものにつきましても再度資料を調べた上先ほどおっしゃっておられました小清水町の例も参考にしながら資料の整理を進めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 4番 前中康男

閉校するということは、施設そのものが管理する、しないという問題もありますけれど、その学校に収納されているいろんな品々も管理するのかしないのかということになるんですよ。例えばずっと学校の文集が例えば50年分あったと、現実にもう30年はありますからね。光岳の話をしたら失礼ですけど、図書室の中にあるだけでもすごくありますよ。じゃあ今その郷土資料室に置いておいても、いろんな部分の収納品を郷土資料館に全部収納できますか。僕は出来ないと思いますよ。なぜかといったらやはりテーマがもう難しくなって、学校としてのテーマであるならば、そういうこともこれからの話の中で検討課題として取り扱っていただければと思いますけども、そのへんどうするという部分で正直新栄、江南の収容物に対していろんな思い出の品々が本当に全部行ったのかなと僕は懐疑的にちょっと疑問な部分もあります。今後に向けてそういったこれからの2校に対するそういう部分、検討できるのであればやはり検討していただきたいと思いますので、その点、教育長の方からお考えをお聞かせください。

答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)

先ほど私の方から申し上げました郷土資料館への資料の保管という部分につきまして、それぞれ学校を閉校するにあたりまして学校の方またはPTAの方々ともいろいろと中の所蔵品・備品等を協議しながらどういったものを残すべきかというところも協議した中、最終的に今は資料館の方に保存しているという状況にあろうかというふうに認識しております。確かにこの施設につきましては、今後また2校の分を収蔵するとなると手狭な部分ということがございますので、資料館全体のあり方含めて各学校のそういった資料の展示の仕方も検討しながら総合的に勘案していきたいというふうに考えておりますので、またそれぞれ学校地域とも協議をしながら進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 4番 前中康男

最後になりますけども、閉校2校そしてこれから閉校する2校という形で今回一般質問させていただきました。やはり学校というのはいろんな思い出が詰まっていて壊すにしてもやはり大変です。またそれをどう利活用するというのも大変なのかなと思っております。この閉校というのは今日本における少子高齢化社会の中でどうしても避けて通れない、そして過疎の時代の中において北海道も同じように閉校の波が押し寄せている時代かなと思っております。たまたま、ある校長が生徒1人がいても学校は存続できるんだという話を伺ったことがありますけども、現実それはなかなか大変かなと。しかし学校としての閉校後の思い出で朽ちる学校は余り見たくないんですよね。やはりある程度の管理をされる、ある程度はきれいに解体をする。そういうような方向性を、最後町長に答弁いただきますけども学校の閉校後のあり方について2校でも時間がかかりました。またこれから2校出て同じように7年も8年もかかったら何やっているんだということになるんですけども、それだけはちょっと避けていただきたいので明確な答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの御質問でありますが、学校の閉校という現実を踏まえながら進めていかなければならんというふうに思っております。多くの先人先輩の皆さんがこのそれぞれの学校を巣立っていたわけでありまして、本町のまちづくりにそのために一生懸命取り組んでいただいたとそうした思い出だとか歴史を踏まえながらしっかりと次の世代へ継承していくのが我々の役目でもございます。そうした思いを込めながら学校の閉校にあたってのそれぞれの施設の管理運営またそれ以降の対処の仕方についても十分に検討を考慮しながら進めていきたいというふうに考えているところであります。特に新栄と江南については、既に6年を経過したという状況もあります。いつまでも放置することがないように適時期にしっかりとした方向性を出しながら処理をしていきたい考えでおりますし、また今後見込まれております緑それと光岳の関係につきましても地域との話し合いをまずは前段を進め、そしてその後においてどういう対応の仕方ができるか十分に検討させていただければというふうに思っております。いずれにしても清里町の1つの歴史であります。しっかりとその経過を管理をしていきたいというふうに考えております。以上であります。

出典:清里町議会 平成29年第3回定例会 2017年6月16日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる