みんなの議会

清里町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月12日

焼酎事業の目標と目的について

2016年9月12日、清里町議会の一般質問で、河口高議員が「焼酎事業の目標と目的について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
河口高 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 河口高

それでは焼酎事業の目標と目的について質問させていただきます。清里町の特産のじゃがいも焼酎は本格焼酎として認知され、40年を経過という歴史があります。全国の1品1村の先駆けとして、特産品開発による町おこしの先進的取り組みとして清里町の地名度が格段に向上して直接あるいは間接的相乗効果は、計り知れないものがあるということで納得しております。これに培ったものは大変大きいものと私どもも十分理解しているものであります。この40年をみる時、最初の開発、販売に手がけられた先人たちの苦労も大変大きなものがあったんだろうと思います。ただこの辺は市場によって左右される部分が多くあり、人口減とともにお酒離れもあり、それぞれ苦労されてきた時期があり、まさしく成熟期の問題点があったのかなと思います。その成熟期の中に新製品開発の時期も考えてみると、最初の開発時期、そして新製品、成熟期、このステージがやっぱり2つあって、さらにこの位置づけとして、新たに26年に新たなボトルデザインがされました。この開発と成熟期のときの目的、目標っていう考え方と26年に手がけられた新たなボトルデザインに至った時の目標目的っていうのは一貫されているのかということの2点にお答えいただきたいと思います。また、町民のわが町の特産品としての位置づけ。これは十分に町民が理解し、愛されていると思います。十分理解するんですが、自慢の特産品として確立された焼酎。しかし今後これを持続するためにも十分な事業収支の理解がなければ、町民の考えの中には、今までどおりで良いということではないんだろうと思います。あくまでも、この事業収支に対する考えをお答えいただきたいと思います。また、今後将来に向け継続されるためには、当然設備の更新30年過ぎている機器がかなり多くあります。また生産の向上を考えたときに、採算性を向上に向けたことが重要な課題と考えておりますし、食品衛生上どうしてもこの部分を従来の30年前の設備で本当に良いのかという考えがあります。事業収支と新しく26年にボトルデザインとして、新しい販売の考え方が当然必要になってきたと思いますが、その辺含めてどのように将来を考えているのか。最初の目的、目標、デザイン変更後の目的、目標、それと経常収支の考え方。今後、この中でどのように考えて行くのかという4点についてお答えいただきたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただ今の河口議員からの御質問にお答えをしたいと思います。清里焼酎の目標と目的について、それと事業収支と採算性のあり方。また30年前の設備と設備投資への考え方ということでありますが、御案内のように今河口委員からもありました清里焼酎の地域資源を活用した特産品開発によるふるさとの産業づくり、そして、まちおこし活性化対策の一環としてこの事業は始まったものでございます。醸造当初は製造数量も少なく、また乙類焼酎という北海道では極めて珍しさもありました。当時は幻の焼酎として好評を博しておりましたが、一定量が徐々に製造販売されるようになると、その珍しさも薄れていきましたし、また他の醸造メーカーも乙類焼酎に火をつけたと、逆に言えば、そんなことで製造販売に他のメーカーも参入したという事がありました。いろんな編成の中で販売数量が落ち込むなど厳しい状況、そしてまた一方では焼酎ブームも何回か到来もしておりまして、そのたびに製造量が大きく変動する。また販売量が大きく変動するという経営環境が変化の大きい40年だったかなというふうに思います。そうした中にあって神の子の池だとか裏摩周だとか斜里岳だとか、さまざまなご当地銘柄での話題性。そして北緯44度だとかパパス、浪漫倶楽部という、そうした斬新なネーミングによる話題性。そして最終的には木樽貯蔵による新製品の開発。いろんな試行錯誤を繰り返しながら直接的効果としての収支バランスを確保するために職員全職員一丸となって取り組んできたところでもございます。これからもそうした意味においては、販売力の強化を続けていきたいというふうに思います。また、一昨年には焼酎開発事業から40年の節目ということで、名実ともに町民の皆さんが自慢でき、そして誇れる特産品。そうした新たな展開を図るべきにデザインを一新し、さらにネーミングを統一し、職員はもちろん町民皆さんの力をお借りしながら、清里町には、じゃがいも焼酎があるんだと、そう胸を張っていただけるようなじゃがいも焼酎、北海道清里全国に向けた展開を進めてきたところでございます。今回のグランドデザインの一新によりまして清里町。そして清里焼酎の知名度は格段と高まったというふうに理解をしておりますが、これに合わせながら間接的効果も、そしてまた直接的な効果も上がっていくと期待をいたしているところでありました。幸いこの新しいデザインネーミングに焼酎になって、一昨年の9月に売り出しをしましたら、今月に至るまでどの月も今までの前年対比で下回った月はないと、順調に伸びてきているというふうなことでありますので、一連そういうデザイン性の、またはネーミングに対する評価がいただけているもんだなというふうに理解をしているところでもございます。事業の収支と採算性のあり方でありますが、今申し上げましたようにデザインの変更後は売り上げも順調に推移をしているところでありまして、これを機に収支の均衡を目指してまいりたい。しかし、本事業につきましては先ほども申し上げましたようにただ単に利益だけを目的とした事業ではありません。地域振興として雇用の創出や町の宣伝PRの広告塔としての役割を十分に発揮する中での持続的な展開が図られるように、そして最終的には安定した自立的事業経営ができることを目標として収支の均衡に合わせていきたいという考え方でおります。ただし一気になかなかそこまで到達するのは至難でありますので、それまでの間におきましては間接的な効果の限度において一般会計からの繰入も措置をしていかなければ、並行した考え方でいかなければならないものとそういうふうに認識をしている次第でございます。採算性とこれからの収支の関係、今申し上げましたように採算性におきましても、また製造の規模におきましても適正量を幾らにするか。これらについては市場の動向はもちろんでありますが、現状の醸造施設の規模の中で可能とされる範囲での製造販売を目指していきたいというふうに考えております。本醸造施設は、昭和63年に農業構造改善の農産物処理加工施設を補助事業で導入を行った施設でございます。そのときの計画書では、単一製品で200キロリットルの製造販売の目標を立ててございます。ですから、それを超えてはどんな工夫をしてもできないというそういう施設でもございますので、最大そこが1つの目安になってくるのかなというふうに思っております。ただ、今の長期貯蔵という形をとっていくならばそれは不可能でありまして、どうしてもその範疇でしかやりようがないという考え方でおりますし、また特に長期貯蔵の中でも樽貯蔵ということになると、一般貯蔵とは別に樽のスペースを用意をしていかなければならんということもあります。今ある貯蔵庫についても樽専用の貯蔵庫、平成17年に建設したという経過の中でちょうど今年購入する樽を持って基本的には棚の上は満杯になるということでありますので、その範疇の中でなんとかバランス良い、販売の展開をかけていきたいというふうに考えている次第でございます。先ほど申し上げました持続的で安定的な経営が求められていくように、収支の直接的効果についても均衡がとれるように一層の努力をしてまいりたいというふうに考えている次第でもございます。なお工場設備等先ほど言いましたように農業構造改善事業で建設をし、約30年経過をしようといたしております。基本的には工場ですから、まだまだ建物としては使えますが、徐々に機械設備類も古く老朽化をしてまいりますので、タイミングを見ながら使えるだけ使ってはまいりますが、更新時期も考慮しながら進めていきたいというふうに考えております。またその時点において、当初の発足の段階では、この設備については地元雇用を展開するというそういう間接的な効果も謳われておりましたので、全て合理化をするのではなく、瓶詰工程とか、そうした品質管理工程については、手作業でやるような仕組みになってございます。これがずっとそういう形で良いのか。今後は収支の関係いろいろ施設設備の関係合わせて、また製造規模などを考慮しながら、どうした方向性が良いのか。じっくりと時間をかけながら検討を加えて参りたいというふうに考えているところでございます。以上申し上げまして、1回目の答弁とさせていただきます。

質問 3番 河口高

この焼酎の問題については、私も昨年12月に質問させていただいています。このときの主は、やはり収支についての考え方をお聞きしたわけですけども一環として、今答弁いただいたと同じように、目標、目的については清里の1村1品特産品である町民が胸を張って、私どもの町にはこういうものがありますっていうお酒を飲まない人もお土産、その他でうちの町の特産品として大きく根付いたことは私も十分理解しております。この特産品が40年を迎えるという過去の経過をずっと見てみますと、やはり100キロ以上の製造のもと、販売も一番多いときで100キロに近い販売があるようです。この中で、ずっと経過を見ていくと、昭和からきますけども平成の24年、25年、26年とこういう数字の中で、ボトルデザインの変更にあたる26年をなぜ迎えたんだろうかった時に、やはり当然売れてないですから製造も下がっていく、販売も下がっていく。当然のことなんだろうと思いますが、販売の減少に一番危機感を覚えてボトルデザインへといったんだろうと、私は理解しております。ということは、いかにしてこの商品が我々清里町の特産品で、たくさん物を売ろうっていう機会をつくっていくことの事業だったと思います。この焼酎は町民皆が我が町の特産品として十分理解されております。北海道の清里の中の清里の焼酎じゃがいも焼酎というPRもいろんな角度から広報され十分理解されている部分もあります。そこでボトルデザインの変更っていうのはあくまでも販売を持ちあげる販売量の拡大を目標にされたことなんだろうと思います。この時点で従来から40年培ってきた目標、目的は変わってくるべきなんだろうと私は思っています。現実に平成25年製造が24キロ、26年が26キロで、販売リットル数が47 キロ。この時の繰入金が2千万を超えているわけですね。製造も少ない、販売も少ない。でも繰入金は多くなってきている。これが現状だったんですね。27年も販売数量の関係で製造を下げていたのか、そのへんのことは解りませんが、26.89キロという製造の中で、売る量が66キロ売っている。結果的に繰入金については3千390万入っています。現実に今日の決算書の中では、その中で繰越の部分がありますが、少なくてもそれを差し引いて2千600万近い金がここに繰入されているわけです。製造が少なくて、販売が多くて、繰入金が上がっているのが、この事業の実態なんだと。このへんの実態について町長の考えをお聞かせいただければと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

近年における製造、販売、そしてこの焼酎事業に対する目標、目的でありますが、焼酎醸造に関する目的は何ら変わるものはないというふうに私は思っています。やはり清里の特産として地場産品を使った特産品をいかに開発して、その力を地域のまちづくりや活性化につないでいくとこれが大きな目的だというふうに思っております。ただその目的を達成するために一方的なつぎ込みというだけではない、やはりある程度収支を考えながらいかなければならないという収支の均衡も含めた中でありますが、おかげさまで知名度向上については、全国ではじめて清里町がこのじゃがいも焼酎に取り組み、またその醸造販売免許も自治体の中では清里しか全国広しと言えど、持っていない。そうした知名度も相当上がったというふうに思っているところでございました。ある一定のそういう目的、目標は達してきているのかなというふうに思っておりますが、先ほど来申し上げておりますように、やはりこのアルコールというのは嗜好品でもありますから、売れる時もあれば売れないときもあったというのも事実です。ブームもありましたが、その代わり反対に低迷した時も多くあります。そういう中で全体のバランスを見ながら、在庫調整も含めながら製造と販売の調整をしてきたいというのが実態でございます。最後のブームが来たのが、だいたい平成16年から21年ぐらいまでが1つの大きなブームでありました。このときには全国の乙類焼酎が売りに売れたと。特に九州は原酒をなくするまで売っていたとそういう時期であったかなというふうに思っております。おかげさんで清里町においても、その時点では先ほどお話がありましたように90キロリットル実は売っています。昨年は66キロですから、まだはるかに多く売ったということでありまして、売上高もその時点では1億を超えた売上をしたこともございます。その後そのブームが徐々に徐々に減ってきまして、近年このブランドデザインを変えるまでのギリギリの年の25年の途中までは、6千200万円まで売り上げが減少しました。数量的にも一時90キロ前後売っていたのが47、8キロまで実は落ちたということでありまして、当然それだけ落ちていったら収支の均衡をとれていないというのが経営的な部分でありますが幸いに在庫を抱えておりますから、その在庫調整でそこを乗り切ったというのが現実でありまして、実際の一般会計からの繰入れは平成22年から25年までは、繰入していません。これは厳しい状況でありまして、今言ったように売れてないわけですから。売れてなくても在庫調整の中で繰入れをしないで収支を合わせたという形できたのが事実でございます。実際にそういう形の中では将来的に目的は達しても目標に到達しないということになりますので、40年を期して何とかそこの部分を打破していかなければならないということで、新デザインへ大きく乗り出したというのが実状であるというふうに思っております。おかげさんで先ほど言いましたようにデザインを変えてから、紆余曲折はありましたけれど現状としては今のところも販売額は伸びております。一昨年で9千400万まで復活をさせてきたということでありますし、このまま推移するとそれを多分超えるだろうと。今のところ4月から今月までは昨年を超えております。全月が超えておりますので、順調にいけば1億ぐらいに近づいていくだろうというふうには思っております。そうなれば一定のそういう収支の中でも相当改善がされてくるだろうな、ただ収支がとれるかということになると全体の在庫調整だとかいろいろしていかなければなりませんから、単純な計算とはいかないわけですけども、そんな形になってくるのかなというふうに思っております。そうした中で26年から繰入れをいたしております。このときに1千900万、それから27年では3千300万、これは全てデザインの改正に関わるものであります。今までは市中に流れている廃用瓶を買っていたんですが、今度はその瓶のデザインを商標登録いたしたものですから、そのデザインの型を作るところからすべて入ってきますんで、瓶代にものすごく初期投資がかかりました。それと箱だとか、パッケージだとかそういうのも全部一新いたしましたので初期投資の部分でそれがかかったということでございますし、また27年のときには当時は考えていなかったんですけども、迷惑をかけたことも事実でありますが、瓶なりその製品を頼んでからロットで納期になるまでに3カ月以上かかり、昔は廃用瓶はどんどんどんどん流れていましたから、いつ買っても買ってから納期まで大体30日もあれば必ず届いていたのが現状で、自分で型を持って製造をはじめるとなれば瓶メーカーが、ロットが小さいものですからどうしても遅れるということで3カ月以上かかる。ですから28年に使う瓶は27年のうち発注しなければなりません。発注するということはお金を用意しなければならんということになりますので、そういう部分をさらに繰入れをさせていただきましたので3千300万という大きな繰入になってきたわけですが、最終的にはそれは年度の中で回収をされていくというふうに理解をするところでありまして、それが繰越金で次の年に動いていくという前倒しの発注がどうしても必要になってきているというようなことがあって、ここに大きく繰入せざるを得なかったと。ただし今言ったように、それは次の年度へと繰越してまいりますから、全体としてはそのロットで買っていた以上にまだまだ売れて、倍も販売するとなれば、またその追加の部分は同じことですからやらなければなりませんけれども、その範疇の中では年度繰越が在庫としてされてきますので、全体の調整がされてくるというふうに理解をしている次第でもございます。いずれにしても商品でありますので、どうしても動きというのは消費動向に左右されるというのも実情であります。製造がもちろんですが、販売についても職員あげて取り組んでいるところであります。そしてまた多くの皆さんに飲んでいただけるようにチェーン店等にも協力いただいて店頭販売を含め使用も含めてやっていただく、そんな展開も進めてきているということでございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上であります。

質問 3番 河口高

今の回答の中で1つ、ボトルデザインが変更、これのきっかけについてはどうやって販売量を上げていこうかという一貫した部分の中で取り組まれたってことは十分理解するんですが、あくまでも商品をどう売っていこうかといった時のマーケティングの中での販売戦略の1つとして、デザインっていうのが大きなウエイトがある。これは大変大事な重要な部分です。重要な部分と同時に商品によっては、要するにそこをゼロにはなりませんけども、上がるのか下がるのかと大きな賭けの1つなんだろうと思います。ボトルの部分の価値については十分理解することがあります。それはワインにしろ、いろんな酒すべては商品ラベルなんですね。その商品の仕様あるいは顔は、すべてがラベルになっております。瓶じゃなくてラベルなんですね。ラベルでいろんなかなり高級なお酒、ワイン、ウイスキーにしても、特に焼酎については九州どこのメーカーもすべてラベルによってその商品がわかるようになっています。ラベルの価値が表の顔になっていると。ところがここの清里の焼酎はボトルに直接印刷されているんです。ボトル自身にプリントされているのは、全国探してもお酒の中ではほぼ清里だけなんだろうということは、ボトルに費用がかかっている。ですからここの繰入はしょうがないんですと、それは理解する。十分な理解する。しかしボトルのデザインっていいますか、ボトル自身にどれだけ評価があるんでしょうか。やはりお酒はやはり味なんだろうと思います。中身なんだろうと。実際これは、特産品としての顔、まさしくうちの焼酎の顔はこういう顔をしていますということでは、これはビンの形状あるいはラベルじゃない、それ自身が持っている表現性でこの辺の価値については十分理解しております。焼酎は、町長から答弁ありましたようにあくまでも嗜好品であります。それでどのくらいの嗜好があるのかというと、やはり全員町民皆が飲むわけでない。あくまでも焼酎を選ぶということの比率がどのぐらいあるのかという中で焼酎を我が町は捉えたわけです。十分な今の知名度とそれは十分理解することはあります。先日、焼酎メーカーのランキングが発表されました。これは帝国バンクですけども、残念ながらやっぱり6年連続減少傾向にある。しかしそれは何かというと消費者の嗜好にかかる問題ですから当然多様化があります。ワイン、ウイスキー、当然この最近のウイスキーブームの中で、どうしても焼酎は余儀なく下がっている、その中で清里は上がっているんですね。べらぼうに上がっている。それはやっぱり皆さんの努力、販売という販売戦略を持っているのかっていうことに尽きるんだろうと思う。世の中、焼酎は全体の販売量は下がっているということは、これからも清里の焼酎は上がり続けていくんですか。やはり販売戦略なくして今後の売り上げ増は望めないんだろう。ですから楽観視しておりません。実際に酒類の売り上げは1割ぐらいが減っている。その中の占めるお酒の中の占める焼酎は1割です。そこに清里焼酎が入っていくわけです。その中の販売戦略としてどういうものがあるんだろうか。それは、従来と何も変わってない販売戦略であれば、これはまた同じ経過をたどっていくんだろうと思います。暗い話はさておいて、今まで果たされた大きな町民の特産品として、我々一人一人が、みんな思っている我が町の特産品であります。しかも地元雇用ということで、町長の答弁にありました。雇用が大事、その中で幾らマイナスになっても地元に雇用が発生する、経済の循環がその町の循環になってくるんだろうと思います。これは全然私は否定するもんではありません。ただし今7割強は町内じゃありません。あくまでも道内、全国へのときには1本あたりの利益が出ていないとだめなんで、町内の部分についてはマイナスも構わないけども、町外に出ていく部分については1本にわずかでも利益がなければ意味がないことなんだろうと思っております。この辺の考え方についてもう1度、先ほど雇用と間接的収支がバランスとれていれば、それも1つという考え方ありますけども、もう一度この辺の道外これからどんどん増えていく、販売量が増えていく、これはすべて町外道内あるいは全国への販売量になっていくんだと思います。このときに収支の部分がプラスになってないと全く意味をなさないんだろうと思いますんで、その辺のお考えをもう一度ちょっと確認させていただきたい。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいま御質問の前段の部分のラベルの評価とボトルデザインの関係でありますが、ラベルについても、やはりその商品を表すメインの材料でありますから、極めて重要なアイテムの一つというふうに思っておりますが同じく、そのボトルデザインも、やっぱり手に取ってもらう、何だろうなと感じていただけるようなデザインとしての有効性というのは十分にあるのかなと思っております。そうした中で一昨年はグッドデザインの賞もいただいて話題性も高めましたし、また昨年からできましたトップアワードアジア賞も、このボトルでいただいたということもありまして、ボトルデザインについても一定の評価と内容が必要なのかなというふうに思うところであります。またお酒類の販売にあたって消費の関係でありますが、御指摘のように日本全国でアルコールの消費量というのは年々落ちてきております。これ人口が減ってきていますから、そういう意味において落ちているのかなというふうに思うのと、もう1つ嗜好性がものすごい多様化してきているというのも事実なんだろうというふうに思っておりまして、同じアルコールの中でも差がある、そういうひとつのブームもあるのかなというふうに思っておりますが、残念ながら乙類も甲類も焼酎類は軒並み下がっております。ですから逆に言えば、その中で伸ばしているというのは全く特異的なことなんだろうなと私は思っておりますし、これがこのままいくなんて一切思っておりません。伸びていけばどこかで天井にはつかえるというのも当たり前のことでありますから、それに向けた対応を、常に考えていかなければならんだろうというのが私の考え方でございます。また清里焼酎どちらかというと全道規模での販売がまだまだ多いわけでありますが、徐々に全国展開ということで、東京それから大阪方面へも、出荷をしているというのが状況でございます。まだまだそちらの量は、そんな大きくはありませんけれども、徐々にそういう体系ができてくるだろう。そうした中で、やはり何といっても東京であり、大阪の6大都市圏だと。首都圏で大量に飲んでいただくということになれば、いかに切り込んでいくかということの戦略が必要になってくるんだろうなというふうに思っております。ただ私どもの製造能力は、先ほど言いましたように最大なんぼ逆立ちしてやっても200キロリットル以上は絶対に作れない。まして樽貯蔵とかそういうことになれば、樽の部分の受注が多いわけでありまして、通常分が比較的少ない、樽に偏っている状況の中ではこれ以上も伸ばしていくのがかなり難しくなってくるという状況にありますから、全体の種類のそういう一つ一つの銘柄のバランスも考えながら進めていかないとだめだろうというふうに思っているところでございます。そうした中で、今現在町内で販売にしているよりも町外で販売している方がはるかに多いわけでありまして7割強が町外の販売となっております。そうしたときにある一面、雇用との先ほどありました考え方もありますように地元で消費してやっている間は地元の中だけで回りますから、これはどう転がしてみても100は100で回ってきますけれども、それがやはり町外との形になってきますと一定のそのバランスをしっかりとっていかないと、こちらの方からプレミアムをつけていくということも大事なこともありますけれども、それだけでは到底やり切れなくなってまいりますし、収支も合わなくなるということになりますので、当然そこら辺を加味した中での価格の設定と、そういうものも十分に考慮をしていかなければならないというふうに考えております。そしてそういう中で、地域にいかに地域外のお金を導入してくるかということも極めて大事なことであります。1つの器の中で何ぼ転がしてもその中で終わってしまいますが、そこに違うお金を、地域外のお金をいかに入れてくるかということが非常にこれから大事になってくるだろうなと。ただしそのときに御指摘をいただいとように、プレミアムを付けて出したんじゃ意味がないという部分でありますので、十分にそこら辺の検討考慮を加えながら価格設定においても、今後対応できるように進めて参りたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。

質問 3番 河口高

まさしく製造量がある程度限られてくるということと、地域外からの経済効果ということの大切さについては十分理解して、ここが一番大切な部分なんだろうと思っております。要するに我々はここで働いた部分が、どうやってそこに投資して、どういうリターンがあるのかっていうことが、ここの町の持続的なことで大変大切なことなんだろうと思います。その中で、この焼酎。自治体が始めた全国唯一のことですっていう回答の中で、民間ができなかったから自治体がやったという部分も継続して民間がどこかできますかってなると地元で形を全部つくりました。継続してやってくださいって言っても決してできるものではないのも現実なんだろうと思います。むしろ、民間をどうやって育ててきたのかっていうと、これは皆無である。焼酎事業としてさらなる民間がどうやって関わるかということをやってこなかったのも現実なんだろうと私は理解しております。大切なのは、この町の企業として、事業は企業として役割を果たしていくべきなんだろうと思います。企業誘致の第一は、利益の創出であります。利益を出し、そしてそこにある雇用税負担を通じて自治体へ貢献するというのが企業誘致の最大のことです。まさしくこの事業がそれと全く同じことにならない限りは決してプラスになってこないんだろうと私は思っております。どうしてできないんだろうか。販売戦略、販売方法の考え方について、新しく知恵と工夫がされてきてないんだろうと思っているんです。新しい知恵を入れていく工夫がされてきたんだろうか。あくまでも職員の中で人材確保をしてきた。まさしくこの業界に精通したいろんなことのこの酒蔵に関するいろんな知恵を持っている方、販売に対することの知識を持った方、いろんな方が世の中にたくさんおります。この辺の事をどのように捉えてきたのかということも1つ聞きたいことであります。この辺の整理整頓と将来に向けた販売、今までの目的の特産品、町のPRじゃない、あくまでもわずかでもいから利益を出すということが最大の目標であり、目的はその利益がこれからかかります教育医療、介護、この辺に何らかの形で貢献していくということが最大の目的なんだろうと思います。これは将来に向かってすぐにできることではないんです。ただ、将来に向かっての目標の部分、その目的、目標にどれだけ近づいていけるか、どういう方法があるのかっていうことが大切なことだと思いますが、その辺の考えについてお聞きしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

焼酎事業の根幹に関わるところかなというふうに思っておりますが、まず御理解をいただきたいのは、焼酎の醸造の免許の仕組みでありますが、これは取得した人の一代ものでありまして、これを相手に譲るということはできません。ですから清里町の免許を今持っていますが、誰かにやってもらおうとなれば、それは1回国税局にお戻しをしますから、そちらで勝手にとってくださいという譲ることができない権利であると。それとそれをこれから第三セクター方式に切りかえるものも全く同じです。これは全く同じであくまでも清里町単独でいただいているものでありまして、別組織をつくって、そこに入ってというわけにはいきませんので、清里町の分はお返しをし、第三セクターは新たにとるですが、これからはたぶんもらえない時期であるということも事実かなというふうに思っておりまして、行政としても、いまだに清里町がいただいて40年経っても、当時の国税局の言い分では、もう二度と行政には出さないんだと。これが最後なんだというよりもその前もないんですよ。実際はだから清里1つなんです。そういう流れの中で、今までも来ておりますから、多分これから申し込んでもいただくというのは至難の業ではないだろうかと。ただ民間の場合はいただくとなれば、それはそれなりの体制が整えばいただけると思いますが、行政ではそういう、多分もう二度と無理だと思いますし、今までもなかったということでありますので、そういう中での仕組みになっているということを御理解いただきたいというふうに思います。それからこれの事業については先ほども目的また目標も申し上げました。基本的に町のいろんな活性化だとかまちづくりだとかそういう部分の目的をひとつ、それと町の自慢のできる特産品を開発していこうという考え方で進めたわけでありますので、結果としては収支のバランスをとると、これも本当に非常に大事なことであります。だからそれを度外視してやっていいんだなということは全く考えておりませんが、ある1面そこら辺もその間接的効果と言われている部分知名度を上げるとかそういう部分、町の自慢をつくるとか、そういう部分もご理解をいただく中で、最終的には収支均衡のとれたあわよくば、少しは儲かるというところに踏み込めればという思いはいたしているわけでありますが、全体としてそうゆうバランスを持ちながら進めていければという思いでございます。今の全体の流れの中から、そしてまたうちの製造販売の規模からいっても、そこが手一杯だろうと。現実的に。また新しい工事を次々と建てていけば、それはまた物流の量が変わってまいりますから、いろんな面の展開ができるかと思いますけども、私としては、そこを今の段階で、やる気はありません。今までも流れの中でも、やはり町の売り込みをどうしていくか。本当にどんどんどんどんやって企業化をしていくんであれば、本来企業がやるべきと、その通りだと私は思っておりますので、両面を兼ね備えていくとなれば、今が限度だろうというふうに私としては思っているところでございます。結果として利益が出て、少しそれが皆さんのところでいろんな対応対策に使っていけるようになるというのがほんとに我々にとっても夢の存在でありまして、そういうふうになっていけばありがたいなという思いは十分にしておりますけれども簡単にはいかないというのも事実でありますので、そういう中で対応をさせていただければと思います。また販売だとか製造戦略、商品開発いろんなノウハウが必要なわけであります。この40年間で、さまざまなノウハウを積み上げてきたというのも事実かなというふうに思っております。それによって本当に当初から見れば誰にも愛してもらえるような本当にすばらしい商品が製造をできるようになったということも事実であります。今であればどこへ出しても、押しも押されもしないという自慢の商品に仕上がって参っております。これもそういう全体のそういう製造の技術者たちの不断の努力ということでありまして、そういう面においてのノウハウの蓄積はかなりできてきたなというふうに思っておりますけども、ただ量的な部分を含めて販売の部分においては、やはりどちらかというと大手の販売メーカーにお願いをしてやってきた。要は酒連・酒販というのが北海道の大手でありますから、今もそれは変わりはありません。どうしても途中の商取引の関係がありますんで、その大手または問屋を通さなければ、いきなり小売店とだけを中心でやったときに、ばたっといかれたときには全くの補償がなくなるということになりますので、やはりある一面利益率の高い小売りに売ることも必要ですけども、やはり安定的な部分をしっかりと押さえとくということも必要であるというようなことを含めて、その販売部分においては大手のそういう卸メーカーの方とも十分に連携をとりながら、そうした対応の中で進めさせていただいているというのが現実でございます。ただ申し上げましたように小売りに対して直接もやっていることも事実であります。それはある程度利益率がありますから。ある程度のバランスも組み合わせながらすべて100%卸を通しているというわけでもないということもありますし、プライベートのものあります。こういうものも含めてバランスよくやっていきたいなと、そんな思いで取り組んでいるところでありますし、またいろんな面での全体の業界としてのノウハウというのがそれは専門の方々もいらっしゃいますんで、我々も40年という経過がありますから、1つのメーカーとして今認められてきつつありますから、そういう中で職員同士連携をとりながら、良いところは取り入れ、そしてまた改善をしていくというような謙虚な気持ちで取り組んでいきたいというふうに思っているところであります。以上です。

質問 3番 河口高

今答弁にありましたあやうくば利益を、のところ、あやうくばじゃなくて、一番最初に質問しました目的と目標、この中の目標の中を、ぜひ利益を出すんだということからも、そういう段階に入っていく、そういうステージに入っているんだろうと思います。従来の開発期、あるいはそれを継続した成熟期からまた、新たな販売戦略に取り組んだ時点できちんと利益を出すという1つの目標に向かっていただきたい。そのためにはどんな方法があるのかということが、そこから出てくるんだろうと思います。ここを力強く言う理由は、この焼酎がこれからも未来永劫持続していただきたい。やはりうまくいかなかったんで終わりましたじゃない。これから量は増えなくても結構です。町の特産品として町民が胸を張っていける、これでも十分。その中にはやはり利益をこだわっていただきたいと思っております。それはなぜかというと、これから始まる設備投資があります。設備について先日も確認させていただきました。あくまでも食品衛生上の商品であります。万が一事故があったら困るんですね。この部分については下り坂を転がる以外になくなってくる、食品ということが。その重要な部分に問題がありますよということも当事者は解ってきているんだろうと思います。今すぐ手をつけなきゃならん設備については現場が一番解っているわけです。予算がないからやらんということじゃない。すぐに手をつけなきゃならんことだけはしっかりやっていただきたい。あくまでもこれからいろんな形の設備投資が始まるんですけども、商品に濁り、異物が混入するとかいうことはあってはならないことになります。あくまでもここの施設はすべて人海戦術で動いている機械に等しいわけです。人海戦術というのはやっぱり間違いも起きるんです。間違えを少なくするための補填する設備。そのためには、販売どれだけの量を適正に在庫して適正に製造し販売していくのか。販売能力と関わって、それに対する新しい設備が必要なんだろうと思いますが、決して今すべて出されている将来計画という中の更新優先度は、非常にみんな高いわけですけども、その中でも商品の安全ということに関しては最優先で取り組まなきゃならん部分があるように見てきました。これについてはどれだけ勇気をもってやっぱり議会にやっぱり提案するべきなんだろうと思います。これは非常に大事なんだよっていうことを当事者は一番解っているわけです。これは将来を持続するために必要な設備投資だけは何が大事なのかという見極めだけはしていただきたいと思っておりますんで、ぜひその辺のことをもう一度一番大事なことは利益を上げるためにどういう生産体制を組むのか、その生産体制の一番最優先は、いかに商品を安全に製造するのかということが一番大切になってきます。何もかもなくしちゃうと何もなりません。その辺だけをもう一度確認させていただきたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

焼酎の製造、食品の飲食の製造業でございますから、食品の製造にあたっての衛生管理安全管理と本当に大切なことでありまして、メーカーとしてこれが崩れた時には、大変な状況になるというのも各所で起きておりますし、十分に認識をいたしているところでございます。基本的に今までも最善の注意を持ちながら製品製造を行ってきたわけでありまして、おかげさんで大きな事故もなく、今日を迎えているわけであります。ご指摘のように設備関係もそれなりの経年をいたしておりますから、そういう部分での注意を怠らないようにやっていきたいと思っております。できればほんとに万全なものにすぐにでも取りかえていければなお安心安全かなというふうに思っていますけども一定の期間での製造でありますから、そんなに簡単に設備を取り替えていくということにもならないのかなと。やはり注意力を持ってより安全安心を追求しながらやっていくというのが第一かなというふうに思っております。ただ、どうしても修繕をしなければならん、とり替えなきゃならん。これがなければ致命的なことになるという部分については今までも対応してまいりましたし、これからも同じような対応をしていきたい。その場合において、どうしても焼酎会計上だけでならないという場合においては安全管理を守るために食品の衛生上からも一般会計での繰入れもお願いするというような場面もあるかもしれませんが、基本的には一般的な収支の部分の中で対応ができるような収支のバランスを図りながら考えていければなというふうに考えているところでございます。お話をいただきましたように食品でありますから安全、安心そして衛生管理万全に粗相のないように進めていけるように職員ともどもこれからも引き続き努力をしてまいりたいというふうに考えるところであります。

質問 3番 河口高

ぜひ設備投資の中で一番大事な部分についてはその対応、そこの部分だけの対応じゃない、将来生産性のことを考慮した設備投資に十分の検討をしていただいて設備投資をしていただきたいと思っております。その中で大事なこと、先ほどから何度も言っていますけども利益をどうつくるのかということ。この理解がなければ町民の設備投資、これからどんどん始まる設備投資に理解がされないことなんだろうと思いますので、是非利益についてはこだわって計画、目標を立てていただきたいと思っております。そのためにはどういう方法があるのかというと、従来と同じ経営計画ではだめなんだろうと思っております。町長のぜひ個人的にでも構いません。最初いろんなとこの意見や何かをできる経営の諮問機関だとかそういうことも必要なんだろうと思いますので、ぜひ新しい知恵をその中に入れていただきたいと思っています。で、ひとつ先日発表になりました上位50社のランキングという発表があったわけですけどもトップとどのぐらい違うのかというと600分の1ぐらいですね。清里の金額が600分の1ぐらい。あくまでも霧島酒造さんですか、ここがなんといってもみんな下がっていると言いながら3年連続ずっとトップの座をいっているわけですけども。この中でおもしろい、おもしろいと言いますか、こういう言葉が出ています。快進撃が続いているブランド戦略を教えてくださいというインタビューの中で、焼酎の役割は美味しい食事を引き立てる作業が第一なんだと。焼酎の役割はおいしい食事を引き立てる作業、この本質を理解しなければ、焼酎産業に関わってはならないと思います。というのがコメントでありました。焼酎の役割は美味しい食事を引き立て役のものだという考え方、この本質を理解しないで焼酎産業にかかわってはならないという言い方をされているんですね。食後に飲むブランデーのように酒そのものが主体でないですよ。焼酎はあくまでも食事を引き立てる作業の1つなんだという言い方が、食事中に焼酎を飲むことで口をさっぱりさせるだとか、私も余り焼酎飲まないんで理解してない部分。改めてそういう楽しみ方といいますか、それがあるのかなというのが1つ。そこで、日ごろから利益率約15%人件費率5%以内に抑えるように、これは非常に大事なんだということを言っているんですね。やっぱり利益を出すことによって次の設備投資ができるんだ。だからあくまでも清里焼酎は、固定資産もかかりません。減価償却していく、設備投資についても別途予算中で、町長先ほど言われましたように、利益の中から設備投資ができ、これが非常に望ましい形なんですが、それを言っていたら次の段階にもいけないのも現実なんだろうと思います。それは、大切な設備投資はそうは言ってない、町の特産品として根強く継続されていただかなければ困ることですから、それは、やむなく繰入金という方法もあるわけです。しかし本質的にはどうやって利益を出すかということをやはり最後までこだわっていただきたいっていうのが私の意見でございます。是非これからも持続可能な焼酎に育っていただきたいんだとそのためにはわずかでもいいですから目的目標を、利益を出す、どうしたらできるんだという工夫、その中に、利益を出すためにどういう設備が必要になったということを真剣に検討していただいて、そう急な対策を打っていただきたいと思います。その件に関して最後に答弁いただければと思っています。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

焼酎醸造の利益と収支のバランスの関係でありますけど、基本的に申し上げているように収支のバランスは目指していかなきゃならんと、これはもう第一的に考えております。ということはバランスでありますから、収支とんとんになる最低でもですね、そこを目指すということはそれを超えると利益に繋がっていくというところに。基本的に利益の追求も必要だというふうには思っておりますが、まずそこに至るまでのバランスをまずとることを早に優先をさせていかなければならんだろうという意味でもございます。そして当然行政の場合は、利益だけではなくて、それに先ほど来何回も申し上げていますように、特産品として、地域おこしとしてまちおこしとして活性化の1つの手法としての焼酎事業でもあるという付加的なものも間接的効果も狙っていくという形になろうかと思います。そんなことを含めながら、これからの醸造事業、引き続き持続的そして安定的にやっていけるように計画をしていきたいというふうに思っております。また焼酎そのものというのはやはり嗜好品でありますので、今例として霧島酒造の社長さんの方が食事と考えたそういうものでなければ、これからそういうものはのっていかないよというお話で、まさにそのとおりかなと。どっちが主になるのかわかりませんけど、やはり肴というのは酒のつまというのがありますんで、やはりそれとのセットで食とあわせていけるような、それにあうような食も本来的には一緒になって開発していくというのが大事なのかなというふうに思っていますが、二頭を追う者は一頭も得ずということもありますので、とりあえずはまずアルコールのわが清里焼酎をいかに愛飲していただけるかと。そうしたらそういう品物にどういうふうに品質向上をしながら、安心安全に飲んでいただけるかというようなことのために努力をしていきたいというふうに考えているところでございます。これからもいろんな面で調子の良い時もあれば、悪いときもあると。これはあくまでも商品としての販売でありますので全体の世の中の流れそのものもありますしまだまだ努力をしなければならんところがたくさんあるかと思いますが、職員あげて我が町の焼酎に胸を張って我が町にはとこういうふうに言えるような、そしてそれもきちっと収支のバランスが図られるようなそういうような製品として定着するように、我々としても最大の努力を積み重ねていきたいと考えているところでありますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。

質問 3番 河口高

最後に一つだけお願いをして終わらせていただきたいと思います。まさしく40年という歴史の蔵元であります。この蔵元に見学に来られる人もかなり大勢いらっしゃいますので是非この焼酎工場が価値あるものって言いますか、そこの付加価値をぜひ上げていていただく努力も一緒にしていただければと思います。また一部提案ありますが、きよ~るとの中間の空間ゾーンの外構構成ですけども、これについてはやはり焼酎の部分がやっぱり主なんだろうと思いますので、ぜひ限られた資本投下の中で、ある程度この辺焼酎最優先の形をとっていただければと私は思っておりますので、今後とも持続可能、しかも利益が上がる工夫を是非していただきたいと思います。以上で私の質問を終わらしていただきます。

出典:清里町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月12日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる