清里町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月14日
教育振興計画について
2016年3月14日、清里町議会の一般質問で、堀川哲男議員が「教育振興計画について」質問し、教育長 岸本幸雄が答弁しました。
- 質問者
- 堀川哲男 議員
- 答弁者
- 教育長 岸本幸雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 堀川哲男
今回、私は清里町の教育の振興について質問させていただきます。近年子どもたちを取り巻く環境は携帯ゲーム機やスマートフォンの登場で大きく変化しています。また子どもたちが悲惨な事件に巻き込まれたりですとか、いじめなども社会問題となっています。このような社会情勢の中、清里町では平成28年度から5年間の清里町教育推進計画が策定されました。この中で学校教育においては確かな学力、豊かな心、健やかな体。この3つをバランスよく育てることが大切だとありますが、教育長はどのように考えておられるのか。清里町教育推進計画策定の基本的な考えとあわせてお聞かせください。次に2点目、良好な教育環境の整備について。子どもたちが安全に、落ちついて学習するには学校施設やスポーツ施設の整備が必要です。古くなったり、または危険を伴う施設は計画的に改修していかなければなりません。例えば毎年砂ぼこりに悩まされる中学校のグラウンド。また、緑スキー場も安全で滑りやすいスキー場の整備が必要だと考えます。あるいは、古くなった野球場の安全確保など子供たちの安全を守り、安心して快適に学習できるように計画的に整備していかなければならないと考えます。また光岳小学校、緑町小学校の小規模校へのしっかりとした支援に加えて、今後のあり方の検討も必要だと考えます。清里高校も37人の出願があり、新たな支援策の効果と思いますが、入学した後もここで学んで良かったと思えるような特色と魅力ある学習環境を整えていただきたいと思います。教育環境の整備についてお考えをお伺いいたします。以上2点よろしくお願いします。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
ただいまの堀川議員の御質問にお答えをいたします。まず最初に清里町教育推進計画策定の基本的な考え方についてでございます。本町の教育はこれまで第5次清里町総合計画の教育分野の基本目標及び平成23年度から27年度を計画期間とする清里町教育推進計画の基本目標でもある豊かな心と文化を育てる学びと交流と人づくりのまちを目指して推進をしてまいりました。この間、社会環境は大きく変化し、特に少子高齢化の一層の進展は、地域の存続を脅かす大きな問題となっております。また、議員御指摘のとおり子供たちを取り巻く環境も変化し、スマートフォンやゲーム等のメディアに起因する問題や読書離れのほか、全国的にはいじめや不登校、少年犯罪子供の虐待などの問題が深刻化しています。このような中、子どもたちが健やかに成長し、活力のある地域づくりを行うためには教育の役割が大変重要であるということは、言うまでもなく教育環境を整え、計画的に教育施策を展開していくことが必要なことから、今年度平成28年度から32年度までの5年間を計画期間とする新たな清里町教育推進計画を策定いたしました。なお本計画は町民一人ひとりが生きがいを持ち生涯にわたって学び続けることの喜びを感じ、ふるさと郷土に誇りを持ち、未来に向かって人と文化を育む教育のまちを推進していくことを基本目標とし各種施策に取り組んでまいります。まず学校教育の推進についてでありますが、清里町の未来を担う子供たちが夢や希望を持ち、健やかに成長していくことが私たちの最大の願いであります。変化の激しいこれからの社会の中で生きる力の要素としての確かな学力、豊かな心、健やかな体の知徳体のバランスをよく育てることが大切であり、未来を担う人材として心身ともに健やかに成長していくことができる教育環境の整備充実が求められております。そのため児童生徒の能力や可能性を伸ばす魅力ある学校教育を推進するとともに、安全で安心して学べる教育環境づくりを促進することが必要であると考えております。2点目の良好な教育環境整備をどのように進めていくかについてでございます。児童生徒が心身ともに健やかに成長するためには安全、安心とともに多様な可能性を伸ばす教育環境を整備することが必要であり、そのためには児童生徒が良好で安全な環境で学ぶための学校施設設備の整備、多様な学びに対応できる教材等の整備を計画的に進めることが重要であると考えております。清里中学校のグランドにつきましては、議員御指摘のとおり風の強い日には土ぼこりが舞い上がり、学校現場等に大変御迷惑をおかけしている状況にございます。現在、土埃飛散対策のための整備手法を検討している状況でございますけれども、今年度の対応といたしましては、現状においての適切な維持管理を行うために学校現場にも協力をいただく中、これまで以上のグランドの状況の小まめな確認を行い、散水等を行ってまいりたいと考えております。またスポーツ施設につきましても町民の健康づくり及びスポーツ活動の場として大きな役割を担っておりますので、御質問のありました緑スキー場や野球場を初めとした各施設につきましては、安全性や快適性を確保するため計画的な改修整備を行ってまいります。光岳小学校と緑町小学校の関係につきまして、児童数の減少によりまして複式による学級編成となっておりますけれど、小規模校のメリットを最大限活かし、デメリットを最小限とし、よりよい教育環境の整備と教育の質の充実を図りながら、今後の児童数の推移や将来の子どもたちの教育を見据えた今後の学校のあり方等を平成28年度の早いうちに保護者や地域とともに検討してまいります。清里高校につきましては、平成28年度は多くの生徒が入学をする見込みでありますけれども、清里高校総合支援対策事業による特色と魅力ある学校づくりのための支援の充実を初め、教員体制の充実につきましても道立高校ではありますが、北海道教育委員会への要望をするなど清里高校で学んで良かったと思える学習環境の整備のため、できる限り支援を行ってまいります。以上答弁を終わります。
質問 2番 堀川哲男
ただいまの答弁に学校教育においては、確かな学力、豊かな心、健やかな体。この知徳体をバランスよく育てていくことが大切だという答弁がありましたが、まず、このうちの確かな学力をいかに身につけるか。このことについてまず再質問させていただきます。今年度行われました全国学力テストと学習状況調査の結果を見てみますと、学力面では概ね高い学力水準ですが、家庭での学習時間が短く、テレビゲーム・スマートフォンなどを使う時間が長い傾向がありました。また苦手な教科があってそれをなかなか克服できていない等の問題点がみられました。家庭学習を習慣づけること、苦手な教科をつくらないきめ細かな指導が必要だと思います。加えて特別に支援が必要な子供に対するサポートもまだまだ十分にはできていないといった声も聞いています。一人一人の実態に応じた指導の充実と学習する意欲を持たせ、基本的な確かな学力をしっかり身につけることが重要だと考えます。この件について教育長の考えをお伺いいたします。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
ただ今御質問いただきました確かな学力の育成についてでございます。議員おっしゃるとおり、全国学力学習状況の調査結果を見ますと本町の児童生徒の学力は比較的高いという傾向にございます。ただ知識、技能等を実生活のさまざまな場面に活用する力が不足していること、家庭学習の習慣化・定着化がまだ身についていないなど課題が見られます。現在長期休業中の学習サポート教室加配教員を活用しましたチームティーチングや習熟度別少人数指導などの取り組みを行うとともに、各家庭には家庭学習の手引や生活リズムに関する啓発資料を配布し、家庭における各種学習習慣の確立を図ってまいりました。今後につきましてもより一層、児童生徒一人一人の実態に応じた指導の充実や基礎学力の確実な定着のため、授業の冒頭にはその日学習することの目標をきちっと示したり、また最後の方にはその日学んだことをきちっと振りかえる活動を行うなどそういった授業改善を徹底してまいりたい。また、ICT機器等の活用を行い、わかりやすい授業の実施に子供たちの学習意欲の向上を図るとともに、望ましい生活学習習慣の確立のために家庭に対する情報提供と啓発を行ってまいりたいと思っております。特にこの家庭学習の手引きにつきましては、現在も使われておりますけども、本年度中に改訂版を作成する予定でございます。新年度に入りましたら新たなものを各家庭に配布し、啓発に努めてまいりたいというふうに考えております。また本年2月に小学校と中学校の教員が合同で学力日本一というふうに言われております秋田県の方へ学校の視察に行っております。秋田県の教育のあり方や学力向上家庭学習の方策等について研修をし、研鑽を深めてきたところでございまして自分の学校のみならず、町内の教職員に還元することで清里町全体の授業改善、指導力向上等に結びつけ、より一層の学力向上等図ってまいりたいと考えております。次に特別支援教育につきましてですが、現在必要な学校への特別支援教育支援員の配置により、適切な指導と円滑な学級運営を図るとともに町内の幼稚園、保育所と小中高校の特別支援の教育担当者さらには町の保健師も加わった中で特別支援教育連携協議会を組織いたしまして、それぞれ連携を行うとともに、幼少期から高校卒業までの連続した支援体制を確立するために一人一人の状況に応じた個別の支援計画育ちの手帳を作成をしておりまして、幼小中高連携した指導を行っているところでございます。今後におきましても、特別に支援が必要な児童生徒増加の傾向にありますことから、一人一人に応じた指導やICT機器等の環境整備を図るとともに、学校家庭地域専門機関等との相互の連携教育連携協力を一層進めていきたいと考えております。またさらにより質の高い教育指導を行うために教職員に対する指導研修の充実を図っていきたいと考えております。教員の研修の機会をもっと増やしていって、その結果を子どもたちに還元をしていきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
質問 2番 堀川哲男
いかに確かな学力を身につけるかということで、ただいま御答弁いただきましたが、先月に秋田の方に研修に行かれたっていう話も聞いておりますし、ぜひともその先進地の例等を十分参考にしていただきながら、この町の教育学力をどうやって上げていくかっていう施策をしっかりと行っていただきたいと思います。現在も学習サポート教室を実施されておりますし、このほかにも個々に応じた指導の充実ですとか家庭学習の重要性という話もされていました。このためにはやはり学校だけではなしに、家庭での協力ですとか教育委員会としての後押しっていうのが非常に大事になってきてくると思いますので、学校との連携、家庭との連携をしっかりとりながら教育委員会として後押ししていっていただきたいなとそのように思います。次に豊かな心の育成についてということで質問させていただきます。携帯電話、スマートフォンの登場で、子どもたちの生活は劇的に変化してしまいました。スマートフォンに依存し、四六時中手放せなくなったり、さまざまなトラブルに巻き込まれる危険性も増えてきました。事例としましては、ワンクリック詐欺、不正請求、フィッシング、不適切サイト、遊び過ぎ、ゲーム中毒、いじめ、悪口、個人情報の漏えいなどなど数え上げても切りがないほどの罠や危険が待ち構えています。トラブルに巻き込まれた子どもの親の90%が子どものスマートフォンの利用に対して野放し状態だったというデータもあります。子供たちにはもちろん保護者も含めて、危険性そして注意すべき点をしっかりと学習し、理解する機会が必要だと思いますが、この点についていかがでしょうか。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
ただ今の御質問についてでございます。インターネット携帯電話の関係でございますけども、近年スマートフォン等の急速な普及に伴いまして、高い利便性を得る一方、児童生徒が無料通話アプリやSNSソーシャルネットワークサービス、オンラインゲーム等の利用を通じまして長時間利用による生活習慣の乱れやネット依存、さらに詐欺、不正請求などのネット被害またSNSによるトラブルなど情報化の進展に伴う新たな問題が生じてきているのが事実でございます。本町におきましては自分のスマートフォンを所持している中学生の割合は、約3割程度小学生につきましてはごく少数というふうに学校の方でも捉えておるということでございます。ただ保護者の方がスマートフォン等でそれを使ってのゲーム利用ですとかパソコンやまたゲーム機などのネット接続可能な機器からのメールですとか、ラインの利用。こういったものも含めますとほとんどの児童がこういったものを利用した経験があるということを認識しております。各学校におきましては北海道教育委員会作成のネットトラブル未然防止の啓発資料を児童生徒また保護者へ配付をするとともに、中学校におきましては入学説明会のときに保護者に対しまして警察職員によるインターネットトラブル防止に関する講話を行ったりということも行っております。また教育委員会といたしましても子育てを考える集い、子ども会育成研修会等におきましてネットゲーム、スマホとのつき合い方をテーマとした講演会を開催するなど取り組みを行っております。いずれにいたしましても現代生活におきましてはインターネットっていうのは欠かせないものとなっております。これからの子供たちにはそれを使いこなす能力が必要になってくるということを認めつつ、今後におきましてもインターネットに関する正しい知識、危険性、トラブル回避する方法について、子供たちまた保護者対象といたしました研修会、啓発活動を学校そしてPTAとも連携しながら実施をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
質問 2番 堀川哲男
子供たちがこのような携帯電話スマートフォンなどを間に介したトラブルに巻き込まれる危険性というのは都会だけの話ではなく、田舎でも十分危険性があると考えます。幸い清里町あるいはこの3町では大きな被害は出ていませんけども、そういう危険がたくさんあるということを子供たちにも十分知らしめる。またその対策というのは子供たちだけではどうしても対策がうてない。例えば家庭フィルタリングですとか、そのような対策はやはり家庭を巻き込まないとできませんし、正直自分もスマートフォンですとか、そのようなフィルタリングに対しては全く理解できていない部分もありますし、フィルタリングの仕方に対しても、さまざまな方法があるというふうに聞いていますし、その辺の家庭との連携が一番子供たちを守るためには必要なのかなというふうに考えるところでございますが、是非家庭を巻き込んだこれらのインターネット、スマートフォン対策をしっかりしていただきたい。その上で家庭でのルールづくりですとか、先ほど言ったフィルタリングですとかそういうことで子供たちを守る。こういう対策が重要だと思いますが、その家庭でのということについて重ねて御質問したいと思います。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
ただいまのインターネットのフィルタリングの関係でございます。すでに学校の方でも使用しておりますパソコン等につきましても、当然こういったフィルタリングの設定をしているところでございます。この設定方法につきましては、いろいろと各段階に応じた設定が行われるということで、実際授業等の活用の中でなかなか設定が厳し過ぎて調べきれない部分があったりするというようなこともございます。そういったことにつきましても学校とも情報をやりとりしながら設定の変更を行っているところでございます。各家庭におけるこういった設定につきましては、やはりスマートフォンですとかこういった機器を持たせる最初の段階でそこをしっかりと行っていくことが重要であると。1度野放しにしてしまいますと中々後からそこを規制してしまうというところは非常に難しいということでございます。その辺学校を通じて、家庭にも今後啓発をしていきたい。具体的な設定方法につきましても、道教委等からはアウトメディアプロジェクトということで、そういった取り組みの中でそういった手法についての周知等もございます。そういったところを活用しながら、できる限り子どもたちがそういう危険にさらされることのないようにそういった取り組み、そして各家庭に対する啓発ルールづくりにつきましても学校といたしましても取り組む中、教育委員会も支援し、家庭での使い方を十分に留意できるよう支援してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 2番 堀川哲男
次に豊かな心の育成についてでもう1点、昨年いじめを防止する、いじめを早期に発見し対処するために、清里町いじめ防止基本方針が策定されました。いじめも大きな社会問題となっていますが、ここ数年子供たちが巻き込まれる悲惨な事件が増えています。また殺人暴行等の加害者になってしまうケースもしばしば報道されます。社会情勢の変化、家庭環境・学校環境の変化などさまざまな原因が考えられますが、これらの事件は都会だけの出来事ではなく、どこにでも起こり得る危険をはらんでいると思います。その一方で自ら自分の命を絶ってしまうといった本当に残念なことも後を絶ちません。いじめを防ぐ、他人を思いやると同時に一番の原点、命を大切にするということ。自分の命も家族の命も他人の命も一番大切なものであるという、そのような教育がいま一度必要なのではないかと思います。昨年清里高校で、犯罪被害者遺族の立場からの講演会が行われました。大切な人を亡くした生の声を聞く、貴重な体験だったと思います。このように大切な人を亡くした体験談のようなことを含め、命の尊さのドキュメンタリーですとか震災の体験談ですとか、いま一度命に対する教育の必要性を感じますが、この点についてお考えをお伺いいたします。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
ただいまの命に対する教育の重要性ということでございます。議員おっしゃるとおり、近年子供たちが当事者となった痛ましい事件が頻発をしております。命の大切さっていうのを実感として、しっかりと捉えきれないっていう子どもが増えているんじゃないかというふうに思います。子どもたちへの命を大切にする心を育む教育に一層充実が求められているということでございますので、このために学校の教育活動全般を通じまして児童生徒に自分の命、そして他人の命の尊さを理解させるとともに人を傷つけたり危害を加えたりすることは、人間として絶対に許されないということであると。そういったことを強く認識させる指導を行っていくことが大切だというふうに思っております。各学校におきましては、性教育、薬物乱用防止教育教室、人権教室のほか、誕生することの喜びですとか、生を受けることへの感謝、生きることの尊さ、死の重さ、自信や夢を持つことの大切さなを育む教育活動を現在行っておりますけども、今後におきましてもそういった生や死などについて、自ら考えて命のあるものを尊び、命の大切さを実感することができる児童育成のために講師を招いての講演会または映像等によるそういった指導なども行ってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 2番 堀川哲男
豊かな心を育成するためにも、一番大切であるこの命を大切にする教育といったものをしっかりと行っていってほしいとそのように思います。次に健やかな体をつくる。平成27年度全国新体力テストが行われましたが、この結果によると清里町の結果ですが、総体的に女子の体力が低い。そして運動嫌いが多い。男子、女子ともに共通することですが、これは主に上体起こしとかの結果判断ですが、筋パワー、持久力が低く、そして柔軟性が低い。つまり体が硬いといった結果が現れていました。運動嫌いを解消するには、幼い時期から外遊びやスポーツの楽しさを実感できるような取り組みが必要だと思います。川で遊ぶ、山で遊ぶなどの自然体験活動を地域や家庭と連携しながら進め、普段から運動に親しむ環境づくりが非常に大切だと思います。子どもたちの健やかな体をつくる、体力を向上させるといったことで教育長のお考えをお伺いいたします。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
健やかな体の育成という部分でございます。議員ご指摘のとおり、平成27年度の全国体力・運動能力、運動習慣等調査におきましては、本町の児童生徒の体力が全国に比べて低いという状況にございます。特に筋力または柔軟性が低いという傾向であります。体力につきましては健康の維持増進や意欲気力にも大きく関わってまいりまして、あらゆる活動の源となるというふうに考えております。各家庭や学校生活を通じて幼い時期から日常的に運動に親しむという環境づくりが必要であります。このために各小中学校におきましては毎年この新体力テスト全学年で実施をしておりますとともに、体育の授業におきましても弱いと言われております柔軟性、そういった部分の克服のために毎回柔軟体操を取り入れたりとか、学校独自でマラソンですとか縄跳びまた一輪車というような取組みを行っております。また指導する側の先生に対する体力向上に関する研修会を行いまして、楽しみながら子供たちが運動できるようにということで、工夫をいろいろとしているところでございます。また外遊びの推奨ですとかスポーツの楽しさを実感させて運動習慣の定着を図る。そのためにスポーツ少年団への加入を推奨したり、各家庭にも運動啓発の資料配付などを行っているところでございます。また自然体験という区分におきましては、社会教育の事業におきまして、毎年児童の運動体力向上を目的といたしましたわんぱくジュニアクラブを実施しておりますし、夏休み冬休みにはたいけん・はっけんスクールということで川や山自然体験の活動を取り入れているところでございます。今後もこういった取り組みにつきまして、なお一層家庭に普及啓発を行っていく中、家庭や地域とも連携した中、体力向上に取り組んでまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 2番 堀川哲男
子どもたちにとってスポーツ教室ですとかいろんなさまざまな大会への参加を呼びかけるですとか、先ほどありますわんぱくジュニアですか、それらの参加働きかけということも非常に大事だと思いますが、それ以前からのスポーツに親しむ、運動に親しむ。このことは、学校はもちろん地域家庭とともに組んでいかなければならないことと思いますので、家庭生活や学校生活を通じて幼い時期から日常的に運動に親しむ、環境づくりこのようなことをしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。次にですが教育環境の整備について、先ほどもお話ししました学校施設の良好な環境整備ですとか子供たちが学ぶために必要なスポーツ設備の安全な整備ですとか、この件についてお考えをお伺いいたします。先ほども話がありましたが、清里中学校のグランド非常に土ぼこりがあって、体育の授業、部活動でも結構支障をきたしている。去年の運動会も行かれた方ははっきりわかっていると思いますが、非常に風による砂ぼこりがひどくて、競技が中断するということもありました。子どもたちが快適に学ぶためにも清里中学校のグランドは、何とかしなきゃいけないなとそういうふうに考えるところでございます。また緑スキー場。数少ない冬の体力づくりのためにも、緑スキー場はこれからも必要な施設だと考えております。限界を超えるほど古くなった圧雪車の入れ替えを含めた安全で滑りやすいスキー場の整備の必要性を感じております。今年2月の末から9日間ほど圧雪車の試乗車デモ車が緑スキー場にきました。圧雪車としては一番小さなタイプとのことですが、圧雪作業の能率は倍以上で仕上がりも安全性も格段に良くなったと聞きました。今までですと吹雪の後には圧雪が間に合わず授業がつぶれることもありましたが、圧雪車の能力が上がることで授業への影響もなくなり作業員の負担も半分以下になると思います。また、野球場もダッグアウトに水が流れ込んだりですとかむき出しのフェンスが危険だったりと安全確保の面からも計画的な整備が必要だと考えますがいかがでしょうか。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
まずは先ほどの体力の向上の部分、議員指摘のとおり小さい頃から運動に親しんでそして運動を好きになるということがゆくゆく大きくなってからの体力の向上にもつながるということで認識をしております。そういったことで今年度新たな事業といたしまして、未就学児童と保護者を対象とした運動教室等も実施をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。続いて教育環境整備につきまして、まず中学校のグランドの関係でございます。議員御指摘のとおり、昨年の運動会の折非常に乾燥した中強風であったため、大変土ぼこりが舞いまして保護者の方等にご迷惑をおかけしたという状況がございます。この関係につきまして、数年来よりこの整備方法についていろいろと検討をしてまいっております。例えば、表面の土が大分経年劣化といいますか、年数が経って飛ばされている状況がございますし、下から出てきている土が火山灰のような土でなおさら飛散が激しいという状況もございます。そういったことで根本的な土の入れかえですとか、または芝生化というところも実は検討してきているところでございます。いずれにいたしましても経費的に莫大な経費が必要になってくるということで、国の交付金等の活用またはスポーツ振興くじ toto の助成というのがあるんですけども、こういったものも検討しながら芝生化等についても考えてきたところでございますが、なかなか維持管理の部分が大変だというところもございまして現在再度土の入れかえ等についてどういった手法があるかということを検討しているところでございます。その中で先ほど申し上げましたけれども、散水栓を増やしまして、こまめに水をまき、できる限り土が飛ばないような措置をとってまいりたい。その上で整備の手法について検討してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいというふうに思います。また、緑スキー場の関係でございます。既に30年近くが購入から経過をしている圧雪車の入れ替えで中古の車両がないかということで、数年来探していた経緯もございます。実際に何件かそういった物件は出ては来るんでありますけども、現実的には他のスキー場において既に使い古された非常に稼動時間の長いものしか出てきていないというのが実状でございます。そういったことで先日たまたま試乗車のデモもございまして、私も実際搭乗させていただきました。その状況におきましては、大変議員もおっしゃっておりますとおり能力的にも大変すばらしい効率的な作業が可能であるというふうに認識をしているところでございますが、やはりこれも大変高額なものでございます。新車で購入いたしますと3千万弱の費用がかかってくると。さらにその車両の大きさが現状のものよりも大きくなってしまいますので、車庫の整備も必要になってくるということがございます。またこの緑スキー場に関しましては、緊急的には圧雪車の更新が必要でございますけども、そのほかリフトの安全運行のためには絶対必要になってくる補修等が今後出てまいります。そういったことも勘案しながら、平成28年度の早いうちに今後の緑スキー場の整備方針について検討をさせていただいて、町教育委員会といたしましては、議会並びに町民の皆さんへの皆様のご了解を得た中、整備を進めてまいりたいというふうに考えておりますのでよろしくお願いいたします。また野球場の関係につきましても、これも昭和63年に一部改修をいたしましたけれども、すでに27年が経過をしているということで議員指摘のとおりダッグアウト、そして本部バックネット周りを囲っておりますフェンス等危険な状況もあるということで、整備が必要であるというふうに認識をしております。これにつきましても全てを行う上では経費が大変かかって参りますので、年次計画を立てまして安全で快適な利用ができるように整備を図ってまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
質問 2番 堀川哲男
子供たちの安全を守り、安心して快適に学習できるようにお金もかかることではありますが、その辺は計画的に計画性を持った中できちっと整備していかなければならないところは整備していくということでよろしくお願いしたいと思います。次に光岳小学校と緑町小学校についてですが、次年度全校児童は、光岳小学校が12名、緑町小学校が山村留学を含めて7名程度と聞いております。児童数の減少などで複式学級になっていることはやむを得ないことですが、小規模校に通う子どもが不利益を受けないようしっかりとした支援をしていただきたいと思います。加えて今後のあり方についてもそれぞれの学校そしてそれぞれの地域にそれぞれの事情があると思いますので、地域との協議をしっかりしながら慎重かつ大胆に町のリーダーシップのもと検討していかなければならないと考えますが、この件についていかがお考えでしょうか。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
小規模校の関係でございます。現在両校複式の中で先ほど議員がおっしゃったとおり、本年4月からは大変児童数が減ってしまうという現況にございます。その中で光岳小学校及び緑町小学校既に地域の保護者の方を中心といたしまして、現在のお子さんをお持ちのPTAの方、そしてこれから各学校へ入学を予定されているお子さんをお持ちの保護者の方、これらの方と話し合いをしております。そういった中でそれぞれ保護者の方からの要望、そしていろんな意見がございます。保護者の方の不安な面ということになりますと、少人数ということで集団生活に馴染むことがなかなか難しいのではないかというところが一番大きな不安な面でございます。また反面、少人数ということで本当にきめの細かい指導を学校からしていただいているという御意見もいただいているところでございます。今後この関係につきましても、28年度早いうちに両校の保護者または地域の方々とも協議をしながらそういったメリット、デメリット部分をお互い出しながら、どういった方向で進めていくかということを十分に話し合いをしてまいりたい考えております。いずれの形にいたしましても子供たちに対する教育をしっかりと行うための不利益にならない教育というものをしていかなければならないと思っておりますので、そういった部分も含めてまた協議をし、議会の皆様方とも相談をさせていただきたいと考えておりますので御理解をいただきたいと思います。
質問 2番 堀川哲男
小規模校に通うことにあたってのメリット、デメリットがあるという話でしたが、メリットは伸ばす、デメリットはカバーしてあげる。小規模校に行く子供たちが不利益を被らないように、その辺の支援はしっかりと行っていていただきたいなとそのように思います。また今後に向けての話になりますが、保護者、地域の不安を取り除くことも大切ですが、清里町の子どもたちにとって何が一番必要なことなんだろうか。子供たちがどうしたら一番良い教育が受けられるんだろうか。子どもたち目線にたった中での検討というのも十分検討していただきたいとそのように思います。今回私は清里町の教育について質問させていただきましたが、清里町の子供たちが健やかに成長し、未来に向かって羽ばたいていくために学校教育はもちろん家庭そして地域で子どもたちを支えていかなければなりません。平成28年度からの5年間清里町教育推進計画をもとに未来を担う心豊かで創造的な人をはぐくむ学校教育の推進にしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。以上で質問を終わります。
答弁 教育長 岸本幸雄(教育長は2023年3月まで)
ただいまの議員の御指摘のあったとおり、子どもたちのためにどういった教育をするかということでメリットの部分を最大限生かし、そしてデメリットとなる部分はできる限りきめ細かな対応で、人数が少ないという部分でいけば、清里小学校または中学校なりとの交流をどんどん促進していくといったことを行いながら、保護者の不安も取り除くことができるような教育体制をとってまいりたいと。また全体といたしましては本町の児童生徒、小学校中学校合わせまして約300名でございます。そういった子供たち一人一人のしっかりと状況を的確に捉えて顔の見える教育を行ってまいりたいというふうに考えておりますので、今後とも御支援をお願いしたいと思います。以上でございます。