清里町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月14日
商店街振興対策について
2016年3月14日、清里町議会の一般質問で、河口高議員が「商店街振興対策について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。
- 質問者
- 河口高 議員
- 答弁者
- 町長 櫛引政明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 河口高
それでは、商店街振興対策について町長に伺います。町における商店街はまさしく町の顔であり、町を形成するのに大変重要な役目を果たしていると思っております。まずこの認識をまず最初に確認させていただきたいと思っております。また今日商業を取り巻く環境は、ますます厳しい状態にあります。この現状の認識とまちづくりがいろんなところで議論されて、それぞれの立場で動いて少しでも良いまちをということで町民みんなが期待するところでもあります。この商店街の振興計画がどのように進んでいて、将来の期待する商店街にどのようにそれが反映していくのかということ、この2点についてまずお伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただ今御質問をいただきました商店街の振興対策についてお答えを申し上げたいと思います。御案内のように、本町の商業取り巻く環境、少子高齢化、そしてまた人口の減少による影響とさらには消費が町外へ流出していると。また経済も低迷しているというようなことで極めて厳しい状況にあると認識をするところでございまして、清里町の顔としての商業は一段と厳しさを増しているのかなというふうに理解をするところであります。私も従前から申し上げておりますように商店街及び各商店商業については、町民の皆さんの日常生活を支えるそうした生活資材や物資の供給そして飲食サービス業は潤いと賑わいを提供してくれている、そういうふうに理解をしておりますし、町の商業環境を形成する商店街は本当に町の顔としてのイメージ的な役割も果たしていただいているというふうに理解しております。そうした役割は、今までもそしてこれからも町民の生活を支え、そしてまちを形成する産業構成上から見ても極めて大切なものと認識をいたしております。以上、私としての商業振興に対する考え方、それから現在の商店商業環境の置かれている立場、将来についての認識を申し上げた次第であります。
質問 3番 河口高
まさしく私も、ここの町の顔ということでは全く同じ認識をしています。基幹産業である一次産業は足と腰、この部分はしっかりとした基盤が築かれていると思っております。行政の部分が頭になる部分なのかなと思っております。で商店街は、まさしくここをつなぐ背骨の部分で背骨部分がしっかりしていなければ、ここの産業はますます衰退するものであると。今町長からのお話の中で食と物販ですか。物資の供給っていう過去の歴史からも非常にその役目は大きなものがあったと思います。ただしこれは時代とともに変わってきて、それにかわる物資の供給はネットあるいは近郊のモータリゼーションのもとに、ある程度距離があってもどこでも行けるということで、十分食の供給だとか物資についても、決してここの本町でなくても間に合うようになってきた。それがまさしく衰退する1つの要因であろうと思います。一番大事なのは、従来からここの商店街っていうのは、町のコミュ二ティをつくってきたんだろうと思うんです。ここが一番大事な部分なんだと思います。町ではいろんなイベントがされています。このイベントがその役割を果たしていると勘違いしている部分が多分にあるのかなと思っているんですね。実際に町を形成する足腰をしっかりとした農業基盤、そして頭の行政の部分、そしてここをつなぐ背骨になるあるいは顔になる部分の商店街がどんどん衰退していっている現状であります。それほど不便に感じないっていう部分も、時代とともに変わってきつつあるんですが、ただし商店街のない町は、全国津々浦々どこも無いんです。商店街が無くなっているところは皆合併されて一生懸命頑張っている、生き残っている。ここが上手くいったよっていうところは、いろいろ調べました。残念ながら合併の中の一つに、上手くいっているけども合併してしまったということで、なかなかそこの地域はそれから大きくなれていない。ただしコミュニティだけはしっかり出来てきている。小さいながらも大事なコミュニティだけはしているというのが現状だと思います。もう一つ大変重要な商店街というところで私の思っている部分は、これも町長と共有したいんですけども、人口集積がそのまちの消費の受け皿になっている。ここの部分が非常に大事な部分で、その町の総生産額ですか。これはその町の豊かさをつくっているんだろうと思います。その中に賑わい、消費高っていうのを吸収しないと。この町が皆で働いた部分がどんどん外に出ていってしまう。あくまでも、この消費をどれだけ自分のところに吸収するか、ここが町の豊かさをこれからつくっていかなきゃいけない大事な部分なんですね。4千200人っていう人口が、ここにあるんです。生活する中でいろいろな形のマーケットがその中には存在します。たかが4千200人って言いながら、この部分の消費高っていうのは大きいものがあります。これをどれだけ自分の町で消費を吸収するか。これが非常に大事な部分だと思いますので、その重要な部分を町長一言で結構です。もう一度、その重要性についてお伺いいたします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
商業振興の関係でありますが、基本的に先ほど申し上げたとおりでありますが、そういう中にあってもやっぱり最寄の立ち寄りコミュニティを形成してきた。そのとおりでないかというふうに私も理解をするところであります。それと清里町の消費高というのは統計、商業統計等から見ると、大体50億から60億ぐらいが現在の清里町の消費高というふうに捉えられてございまして、人口が4千300の約60億の市場があるんだということは事実だと。ただし昭和40年代に消費高というのは、80億近く実はありました。それから見ると半分とはいきませんけども、7割ぐらいに落ちてきているのではないだろうかと。これも今議員の方からありましたように、インターネット通販で買えるですとか、また近いところに大型店が出来て、そちらの方にモータリゼーションの中で出掛けて行って買い物をしてくるというようなことが大きく影響してくるんだろうと思っていますし、またある一面は、少子高齢化でだんだんお年寄りの人数が増えてきていますから、一般的にはお年寄りというのは若い人からみると消費が減っていますから、そういう部分も影響しているのかなというようなことで考えているところでございます。いずれにしても商業というのは、やはり先ほど申し上げましたように地元の日常生活を支えるベースとなる機能と役割を持っているというふうに思っておりますし、また清里町の基幹産業というのは、私は今でも昔からも農業というふうに捉えているところでありまして、その対をなす部分での商工業という感じで捉えてきたわけでありまして、それ自体の地域の経済産業を支える1つの農業と対をなす部分での商工業の役割という部分もあるんだろうというふうに思っておりますし、また先ほど来出ております商業形成上のまちづくりとしての顔としての役割があるのではないかというふうに理解をしているところでありますから、基本的にやはり清里町、またそれぞれの町においても顔となる部分は、やはり商工業を中心とする商店街の形成ではないかというふうに理解をしているところであります。以上申し上げます。
質問 3番 河口高
今町長のおっしゃるように、商店街が町に大変な重要な役割をしていることについては、同じように認識をしているところだと思っております。商店街がなくては町が形成されないんだということも、同じ認識でいると思うんです。したらこの町の商店街はどうなっているだろうか、この先どうなんだろうかと言った時に、私もここの町の商店の中で商いをさせていただきました。そういう面ではいろんな立場で理解できる部分も多分にあります。一番大きな部分は、自分が商売している時にどういう気持ちで出来るのか。将来の町をどうしたら良いかっていうよりも、今の現時点をどうやって過ごすかっていう、どうやって事業を継続していこうかっていうことの方が非常に大切なことになるんですね。将来の町より自分のことがまず何といっても大事なことになります。そうすると将来は誰が考えるんだろうか。やはりこれは商業者のいろんな意見だとか、将来を見て、間にある商工会が非常に重要な役目を果たし、その商工会にどうやって動いていただくかっていうのは、行政の仕掛けなんだろうと思います。この一番最初の呼び水になるべき行政からの財源ということが大きな部分、それともうひとつは、いろいろな知識知恵であります。行政がこの町の商工業に対して、どういう施策をやってきたのか。既に私の方から、資料はお渡ししていると思いますので、ここから見えることがいろいろあります。これはまた再度聞いていきますけども、その中で一番大きな部分は、僕はむしろ一生懸命頑張ってきたんだなと思うんですね。この数字を見たときに非常に大変な中に数字がほぼ横ばいの中でついています。こんなに頑張ってきたんだなっていうよう印象を持ちます。まだまだ大変な思いをしていたんだろうなという数字だと思ったんですが、現実には非常に頑張っておられる数字が見えています。この認識のもとに今までいろんなアンケートを取られております。その中でやはり買い物が不便だ。これまっ先に出てくるんですね。いろんなことで数字がその中に出ております。これに対して何の施策をしてきたのかって言ったときに、私は疑問を覚えております。ここ何年かずっと施策については変わってないんですね。この施策の認識を町長はどのように思っているかをちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
清里町が行ってきた商工振興に対する施策の経過等でございますが、町においてはこうした状況を十分鑑みながら、それぞれの施策を打ってまいりました。一つとしては、平成23年から新店舗の展開に対する支援対策。それから次の年からは、店舗の改修に対する支援対策。そういうものもやってきておりますし、また中小企業融資制度の見直しをしながら借りやすい、それと負担の少ないような制度へ徐々に切りかえをしながら、今日を迎えておりますし、商店街それから商工会に対する全体的な支援、個々のお店に支援をするという対応が取れないもんですから、商店街や中央商店街部分それと商工会を通じながら、その施策を打たさせていただいております。その中には、今ありましたように、にぎわいまつりだとかプレミアム商品券だとかまた中元セールそれから全戸年末に配布しているカレンダーだとか、様々な事業の展開をしておりますし、基本的には商工会さんとの中で、夏は花でそして冬はイルミネーションで商工会に賑わいを持たす、潤いを持たせていこうというようなこと、これもずっと続けていただいている事業でありまして、これに対する支援も行ってきたところでありますし、当然商工会さんとしても、そういう事業の中で展開をいただいてきたというふうに理解をしているところでございます。ただし、今申し上げましたこうした施策のほとんどは、それぞれの課題への対処療法的な内容ではないかなというふうに私自身も理解をしております。今後においては、商店街やそして各商店の将来ビジョンを見据えた上でどう展開をしていくかというのが、極めて重要になってくるというふうに考えているところでありますんで、魅力ある商店街づくりに向けた中長期的な振興策のあり方について商工会または商工関係の皆さん、そして町民の皆様を巻き込んだ中で、先ほど話したように、4千300の人口という市場があるわけですから、これをいかに地元に取り込んでいくかと町外に流れる部分をいかに地元に取り込んでいく。これをやっていかなければ抜本的な対応としての施策は出てこないんだろうと。今まで申し上げました商店街の店舗の改修だとか新店舗にするときの支援だとか、これはあくまでも対処療法的な部分であって、将来ビジョンを見越した中で、どうこの町の商店街を維持していくんだと。そこに発展性を見出していくんだいうことを、これからきちっとやっていかなければならない時期に入ってきているというふうに認識をしている次第でございます。
質問 3番 河口高
今答弁いただいたように、これから進むべきについての認識については全く一緒だと思います。非常に不便でありますっていうアンケートは、これはずっとあるんですね。大事な事は、この地に住み続ける選択肢をどうするんだという時に、大事な部分が買い物だって町民が皆答えております。これに対する商店街が、どうその部分を皆で共有してきたんだろうか。商店街が町民から必要とされる商店街の施策をとってきたんだろうかと言ったら、非常にこれは疑問がある。これは当然商工業者の問題だけど、商工業者をまとめる商工会の問題もあります。で、さらに商工会をどう動かすかという仕掛けの部分は、まさしく行政の部分にあるんだろうと思います。この部分については、やはり商工業者のことだからという施策。今答弁いただいたように、新しい事業に対する改修の補助、融資っていう部分しか手をつけられなかったというよりは、それ以上考えなかったんだろうと。これは決してここだけの問題ではなくて、全国どこも同じようなことをやっている。でも全国同じだからそれで良いということでは無いんですね。時期は遅いかもしれません。でもそのままで良いのかというと、全くそれは違うんだと思います。地方に住み続ける選択肢をどうやってつくるかということが大切なことなんですけども。私は今年の施策の中で理解できないのが1つ。質問のきっかけをつくったのがここの部分なんですが、理解できないのは商工振興費。直接いろんな補助が出ているのは良いんですが、商業活動に関係するものが今年の予算の中で減額になっているんです。この部分の理解ができない。この辺は町長どのように思っていらっしゃるのかお聞きします。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまの御質問でありますが、町から支援を申し上げている商工会に対する事業の中身かというふうに思います。全体としては一昨年よりは減額になっておりますが、この減額の理由は、今年度たまたまレストハウスのところが改修中でありますんで、あそこの場所で従前やっていた、にぎわいまつりが、どうしても場所の関係で商工会としては今年出来ないというようなことで、その部分の事業を本年度限り下げてきておりますので、その部分が少なくなっているということでありまして、それ以外の部分、全体としては一昨年と変わらない対応をさせていただいたということでご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 3番 河口高
この件については確認させていただきまして、このにぎわいまつりの会場の都合上、トイレが使えない、あそこの場所でにぎわいまつりができないっていうことの解釈。そしてもう1つは、今までいろんなイベントの助成は、イベントのかかる費用の2分の1っていうことが、予算計上となっている。ここにも問題があるんだろうと思います。商店の方があるいはいろんな方が、日曜日店も締めてイベントに行くんですね。そこで各商店が商いをして利益を出せるのであればベストです。ただし町を全部閉めて違う場所でイベントをやるんですよ。町民皆さんのいろんな形のコミュニティの役目もありますけども、ここに賑わいをつくる大事な部分なんです。このイベントの費用を2分の1ですよ。私は店を閉めて行っている、当然商工会の要望される3分の2なんて当たり前じゃないかなと思っていました。受益者負担という考え方をすると2分の1ということもあるんですが言うだけ利益があるんだろうかといった時に、私は一つ疑問があるし、今後町の中でやるイベントについては当然2分の1、それは解る。ただし会場を変え店を閉めてイベントを一緒に、この町のために賑わいを作っている事業については十分な検討が欲しいっていうのが私の考えであります。にぎわいまつりの部分が減額になったよということが不満のあるところであります。大変重要な部分なんだろうと思います。私はにぎわいまつりはちょっと難しいなということでお聞きしていました。昨年あるいは今年に入って最初でしょうか。町の方に決してあそこの場所でない、大事な自分たちのにぎわいまつりは、小さくなっても良いから町の中でやるのは出来ないものだろうかと言っている矢先に、どうしても商工会さんが町の予算の中で無理ということで、削除ということになったそうです。そこに私は問題点があると。商工会自身の問題点もありますけども、むしろ行政はなんとかこの予算置いといて、小さくても良いから出来れば町の中でぜひやって欲しいと訴えるのが行政の立場なんだろうと思います。腰が重くなるこういう商工業者、あるいはいろんな関係者これをどうやって上手にやる気にさせていくか、こういう仕掛けはまさしく行政の役目なんだろうと思います。どうやって動いていただくかということについての仕掛けはまさしく行政の重要な部分だと思っているし、疲弊する業者の方もだんだんこの雰囲気の中で重くなってきています。動き一つ一つが重くなってきている。これをどうやって動かしていくかっていった時に行政と商工会、大事な部分なんだろうと思います。単純に予算をとってしまったことに非常に不満を覚えている一人であります。むしろ勘ぐってしまうと、オープンの交流センターがある。そこでもまた同じようなことがあるちょうど都合良いななんていう、そういう勘ぐりを覚える一人でもあります。今まで毎年同じ予算で、これだけ疲弊する商店街にどういう施策あるのと、ずっと同じことを繰り返してきた中で一つのイベントを止めた、そしたらすぐその部分を削ってしまおうと言う、この辺の感じって言いますか感覚について、私は非常に不満を持っている一人であります。この辺どういう経過になったかということについては、いろいろあると思いますけども、今後その辺の助成の仕方が、2分の1が本当に良いんだろうかということについて、どうやってそのイベントを継続させるかという仕掛けの部分も非常に大切な部分だと思いますので、この辺を伺います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただいまのイベントにまつわるにぎわいまつり事業の中止の関係でありますけれども、これらについて事前に商工会の方と事務局同士の話し合いが行われております。その時点で基本的に、にぎわいまつりは大変な作業になってきたと止めていきたいという話で、それとたまたま今年は場所の関係等もあるということで、今年度は中止だということであります。これについて私としては前にも一回話をし、実はやっていただいたこともあるんですが、商店街と離れたところでやっても相乗効果って極めて難しいし、町の中でやれないものでしょうかということで何回かお話をし、かなり前になりますけど、駅前でやられたもんですから。逆に駅前ですんで、うちの町の市街地の形成上、駅の方と離れておりますから、通りがかりの人が何をやっているのか解らない、場所が全然見えませんので。そんな不便さもあったというようなことで、また旧ふれあい広場の方に移ってしまったというような経過でありまして、私たちも出来れば大規模でなくても良いから、個店のところの前をうまく利用しながら立ち寄ってもらう、それこそコミュニティ形成としてのイメージで、にぎわいまつりだとかそういうものを順番でも良いからやっていっていただければ、人が来ていただけるきっかけになるんではないかなというふうに今でも思っている次第でもございます。今回の部分については、にぎわいまつりとして従前からやっている方法については、今年は場所的なものもあってやむを得ないというふうに思っている次第であります。これからにおいても、商工会さんの方とも十分内容を煮詰めていきながら、途中からでもそういう形でよし今年やってみようということになれば、また議会の皆さんとも相談させていただいていろんな対応をとっていければいうふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
質問 3番 河口高
はい解りました。いろんな形で商工会さんを含めて、実のあるイベントにしていっていただきたいと思っておりますし、いろんな形でお手伝いしたいと思っております。それで資料を渡している中で、戻りますけども清里町の補助金振興事業ですか。この辺は平成22年ぐらいからほとんど変わらずにきて、その中でわくわく商品券が本当にこの町の力になっていたのかっていうと若干それは疑問に思う部分もありますけども、その効果もあって総売上高がそれほど変動なく推移してきたんだろうと思います。ただし商店の数が今後また減る予定でございます。当然この数字は減っているんだろうと。いろんな商品券をつくろうが、消費の受け皿が減れば、間違いなく減っていく、これも現実の姿であります。その中で数字を見ていくとやはり商品券を出したときの約4割強が食料品で使われている部分。生活の部分だと思います。一番大事な食を提供するということの部分が数字にも出てきている。また23年度の3月地域振興券交付、その分がプラスになってきたのかというと、数字を見ていただけばよろしいんですが4千300万円ですね、4千300万強かけて、平成26年度はその分が上乗せになったのかというと、数字を見ていただければ良いんですが、決してそうなっていない。この4千300万円が本当に活きたのかなということはやっぱり疑問な部分もあります。約半分が食料品になっています。これが結果なんだろうと思うんですね。売り上げの金額は、確保できました、その町の中の消費の金額は確保できたけども、決してそれが1年間の総売上に寄与してないという現実の問題もあります。これはいろんな形で使い方の工夫をしていかなきゃいけないだろうということだと。先ほど町の中の賑わいということについても、町長とともに共有できたことだろうと私は解釈しております。もう1つの資料の中で、北海道創生総合戦略の中に観光振興による地域と経済の活性化消費がもたらす地域への経済波及効果の向上、商店街や中心商店街の魅力や充実。これの再生に向けた自主的な取り組みについてを促進します。清里町の過疎地域自立促進町村計画の中でも商品の流通などの商工業者を取り巻く厳しい環境の中、商工業者らが自主的に取り組む事業を支援するとなっています。もう一つこの中の実質的っていうところに各商工業者の勢いって言いますか、意欲が非常に小さくなってきているのかなと。それはしょうがない事になってしまうんだろうか。5次総合計画の中で語られています地域密着の新たなサービス提供の取り組みの推進と支援をします。既存イベント事業の見直しやPR情報発信事業の強化で、もう1つはにぎわいのある地域経済が循環し、商業環境が実現されている姿となっております。その事業が、先ほど町長が言われる店舗出店改修補助制度と雇用拡大、今年新しくできた中では、雇用拡大奨励金があります。それともう1つは中央商店街協同組合に対する助成と、この3つが書かれております。私はこれが従来の施策とその賑わいのある地域経済が循環し、商業環境が実現される姿への具体的な例えば何か計画が持たれているのかどうかということを1つお聞きしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
町における商業振興の具体的な内容でございますが、今もございましたように1つとしては地元消費を拡大させるという意味において、プレミアムわくわく商品券に対する支援も行っております。この支援は先ほど来ありましたように5割支援ではなくて95%支援で、町がそれに対する対応を行っているということでありますし、その他に町単独の補助事業だとか交付金事業の一部を地元の商品券として交付をさせて、現金でなくて、地元で使える商品券として、これがだいたい1千500から1千600万ぐらいになってきています。平成24年からスタートさせたんですが、その時点から少しずつ枠を広げてきておりますので、さらにこのわくわく商品券の他にやってきております。その他、昨年の場合は、国の地方創生、景気の好循環を地方の津津浦浦までというようなことで新しい交付金制度の中で地域振興券についての支援をいたしますと国の方の制度があったもんですから、それを活用して我が町の場合については、地域振興券ということで住民の方お一人について1万円の交付をさせていただきます。これについてその部分がそっくり消費が上乗せになったのかということになると、これはまた違う要素があるんだろうというふうに思っていますが、町民それぞれの個々にしてみれば使うお金がその商品券に切りかわっていったということですから、全体としての消費は起きてきたんだろうし、それも地元での商品券ですから、それを持ってよそへ出て買い物をしたというわけでありませんので、全体としてはそれらの波及効果というのも一定程度あったんだろうというふうに私は理解をしております。基本的にはそれを取り入れて何とかプラスアルファで現金も一緒に使ってもらうというふうなアイデアがすんなりと出て来れば非常に効果は高いものになったのかなというふうに思っておりますけれども、それらについては各お店の中でいろんなポイント制だとかいろんなものを使って消費を伸ばしていただく努力もしていただいたところでありますから、そういう意味においても一定の方向性はあったんだろうなというふうに理解をしているところでございます。また、それぞれの団体また町での地方商工振興に対する施策の対応でありますが、町においても、現在は第5次の総合計画後期5カ年のスタートの年になっておりますし、また国の法律ではありましたけども、まち・ひと・しごと創生の総合戦略に対する施策の対応としても多くの皆さんの御意見をいただきながら昨年10月に纏めさせていただいています。そういう施策に基づいて新たな事業展開、支援方策というのを、この28年から実施していくことになりますし、たまたま国の制度でありましたけども、過疎債にかかわる過疎計画というのがあるんですが、過疎法はちょうど27年で10年ずつの時限立法で来ておりまして、これが切れました。新たな28年から10年間の計画として、それぞれの町が樹立をし、認定をいただく。その認定があれば事業項目の中に入っている各事業については過疎債を希望することができると。希望するかしないかは、それぞれの町のあれですが、法に認められた計画として議会の議決をいただくというようなことで、清里の場合も今般終わらせていただいたということでありまして、その中にもあります商店街の賑わいの再生事業だとか商工振興事業。その中にも盛り込みながら計画を進めていくというようなことで今進めているところでございます。また今回提案させていただいている事業の中でも少しずつですね、従来からやっている事業でも中身を少しずつ改善できるものについては改善をしながら進めてきておりますから、従前としたら同じ事業名でも全く同じかというと中身が少しずつ変わって皆さんが使いやすい、お店屋さんも使いやすいそして負担の軽減になるような方向性を少しずつ入れながらやってきている。これも財政的なものがありますから、町の健全財政の範疇の中でということにはなりますけれども、そういうふうに進めてきておりますし、今回もこれも抜本的な要素ではないと、先ほどからも申し上げておりますが、そういうような中身の1つなのかなと思っていますけども、雇用の拡大に対しても支援施策を打っていきたいというようなことで新たな事業としての展開としても、その中に入れていきたいというようなことでございます。いろんな部分、これから全体として進めていくために商工会はもちろんでありますけども、中央商店街や各お店の皆さん方の将来ビジョンをどう捉えながら、そして一緒になってこの町の消費をしっかりと支えながら、そして地元で購入をいただく、地元での消費が上がっていく、そういうような運動展開とあわせた商業振興対策というのが必要になってくるというふうに理解をしているところでありますので、そういうような方向に向けて、また鋭意皆さんとの意見交換もしていきたいというふうに考えている次第であります。失礼いたしました。過疎計画の部分については、過疎法は10ヵ年ですが、計画自体は5年の計画ということになりますので、今年その5年間の部分の議決をお願いいたしましたけれども、また5年後ということになってきますので、それについてもひとつ御理解を賜りたいというふうに思います。
質問 3番 河口高
まさしく答弁いただいたように、従来の計画から初めて5次総合計画の後期5ヵ年の中にこの商業の部分に文言が変わってきたということに好感を持って、これがどうやって実施計画になっていくのかっていうのは非常に楽しみにして思っている。いろんな意見だとか、知恵がどうやって反映できるのかということも楽しみにしている一人であります。3月に入り、東北震災のニュースが毎日取り上げられていると思います。この中で商店街っていう取り上げは非常に多くの情報として皆さんの目に映っていたんだろうと思います。全く無くなったところから、商店街をつくり上げるということの中で、いろんな問題点もたくさんやられている。そこに1つの知恵があるのかなと思っております。それも参考になる部分もたくさんある。いずれにしても全くないところに町をつくろうという中、これは商店街が必要なんだろう。その中でコンサルの方がまさしく商店街は、そこの町の背骨であるんだよということを強く言ったところは印象に残っていた部分であります。この町は4千200の人口のマーケット、これも町長と同じ認識でいるわけです。そこにあるマーケットをどうしたら消費に繋げるか。いろんな形で町民消費者の多様化にどうやって対応できるのかということもいろんな知恵と工夫をしていかなきゃいけないことなんだろうと思っています。そこで何もしなければ、将来は何も変わっていかないなくなってしまう。この現実だけははっきりしているんですね。ただしこうやったら絶対効果がありますということも何も無いんであります。ただそこにどうやっていくか。将来を見たときに、最初に手をつけなきゃいけないこと。これ非常に一番大事なことなんだろうと思いますが、当事者、商業者、そしてそこを取りまとめる商工会そして行政による議論がどこまで今までされてきたんだろう。ここの商店街をどうしていかなきゃいけないのか、どうあるべきかという本音の議論の中で何を取り上げていけるかと言う場をまずまっ先につくっていただきたい。どうしても行政の側は構えてしまうんですね。実際、いろんな結論出てからテーブルに一緒につこうとするとひとつ構える部分がある。それ以前の段階で一緒になっていろんな問題を議論する場を最初につくっていただきたい。これはすぐできることですね。そしてプロジェクトチームを作れば良いんだろうと思います。その中で、どの部分が出来るかっていう情報が必要だなという消費動向アンケートだけではなかなか進んで行かない。でも、この部分についてはどうやって町民に理解してもらえるだろうか。この部分はどうやったら進んでいけるかという、その議論の中でアンケートのとり方が出てくるんだろうと思います。こういう情報を出したら、どうやって返答くるだろうかということが大事な部分になってくると思います。次に今年度から始まる観光交流施設。まさしくここの町は通過型の観光地であります。どうやって消費の受け皿をつくるかというそこに新しい創造がなければ何もならない、観光事業にならないのであります。あそこで何ができるだろうか、どういう消費の受け皿になるか。いかに町の中で、その通過型の観光客の消費をどうやってつくるかという工夫をしていかなきゃならない。その大事な部分が商店街という役割。ただ従来から問題点があったのは、中央商店街組合補助っていう括りになると、商店街じゃない部分も。これは行政の考え方もありますけども、町の中を1つとして解決していく、これも重要な部分になるかと思っています。これはまさしく行政指導、あるいは商工会が仕掛けていかなきゃならないことだろうと私は思っております。この辺の中で、具体的に例えばその場所だけにWi-Fi環境をつくっていく。町の中の全部ではだめなんですね。やっぱり1場所だとか。観光とリンクしたSNSですね、スマホで常にいろんな情報が見れる。これは将来の観光と町の中のリンクされた部分、非常に大事な部分かなと思っております。で、大事なのはもう1つ、一店舗、誰かが一人勝ち。これはだめなんですね。1つは皆さんがそれなりに意欲が小さくなった中で、共同事業でどうやって仕掛けるかっていう。これを皆さん、同じ当事者との話、議論の中で検討したらどうかなという一人であります。その中でいろんな工夫があります。こんなのどうだろうかという案はたくさんもっておりますけども、その辺の入り方、必要とされる商店街になるための自主的な取り組みの事業にできるか。これはまさしくどうやって議論の場をつくっていくか。仕掛けをつくっていくかというのはやっぱり行政の一番の役目かなと思っておりますんで、そのへんの考え方について伺いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
商店街の今後のあり方ということになっていくのかなというふうに思っておりますが、基本的には町の中の商店街については、従来の町民の皆さん方の日常生活を支える本当に背骨としての部分なんだろうというふうに、これがベースになってきているだろうというふうに私は理解をいたしておりますから、ここに単純に観光だとか云々スポットに当てはめても、そこで発展できるかということになるとまたちょっと違う。基本的にはやはり先ほど来申し上げております4千300人の消費を受けとめる受け皿としての商店街が、従来からのまちを形成している部分の顔であり、商業振興のそういう産業であるというふうに理解しております。ただ時代が変わってきていますから、交流だとか、体験滞在型だとかそういういろんなツーリズム。昔でいう物見遊山的な観光とは違うツーリズム的な観光の中でやはり滞在をしてもらって、その中から少しでも消費につなげていけるという部分もこれからは並行して進めていく要素は十分にあると。またやっていかなきゃならんだろうというふうにも思っております。そういう部分を踏まえながら今後の第5次総合計画やまち・ひと・しごとの総合戦略で打ち出してきた施策との相成った中での商工振興のあり方という部分の研究をしていかなきゃならんだろうなというふうに思っております。当然商店街としての魅力をつけないことには、どうしたらそこへ立ち寄っていただける、またいろんなコミュニティの場としての形成もなければ、何か入りにくくて嫌だなということが先行してしまうというようなこともありますんで、やはりそういう部分の再生を改めてどう考えていくか。これ商店の皆さんも当然そうですが、商工会、また中央商店街、それから関係する多くの関係機関や団体の皆さん、そして一番大事なのはやはりそれを中心になっている消費者の皆さんのニーズをいかに受けとめていくかということが無ければ、それは上っ面だけのものに終わってしまうというふうに考えております。先ほど来申し上げておりますように、そういう意味において商店街、商工会また商業振興中長期的な見通しと、計画の必要性というのが至っているんだろうということでありますので、そういう部分においていろんな町の先進事例もありますから、我々としてもしっかりと勉強しながら、共にその地域の顔として、産業の形成の場として、また日常生活そして多くの町民の皆さんの潤いを与える顔としての商店街のあり方について研究をさせていただきたいというふうに思っていますし、具体的にはこちらの方から仕掛けるとか仕掛けないとかということでなくて、商工会さんとも十分に話し合いをしながら、そういう場の設置等についても、議論をさせていただきたいというふうに考えている次第でもございますのでご理解を賜りたいというふうに思います。
質問 3番 河口高
認識については私も町長も同じ思いで進んでいるということだろうと私は解釈しております。先ほどデータで見ていただくように、何が町民から期待されているのかというと、やはり食の消費の部分が何といっても大きいんですね。ここに手をつけないとしたら、それがどういう形でできるのかというのは、これからいろんな形があることだろうと思っております。その辺を十分に必要とされる商店街づくりということではどうやってやるか。過去の事例は、全国どこも上手くいっているところは全くないんです。ここが新しくつくらなきゃいけないんです。先進事例っていうのは、この清里町自らつくる以外に、同じ町民がいるわけでないですから。あくまでも自分の町がつくる以外には解決していかない。これが事実なんです。最後にこの清里町40年ぶりにまさしく、二元代表制の町政がスタートした年と思っております。まさしく町民がここを選んで、新しいまちづくりにスタートした新しい町長でありますし、我々議会も新しい気持ちで取り組む。そのためには今までと同じ事業では変わらない。非常に大変なことなんだろうと思いますが、この質問については相当の覚悟を持って質問させていただくことにしました。何の出口も無い、こういう質問って何の役に立つんだろうかって言ったときに、何か1歩から進まなきゃ変わっていかない。そういう面では、覚悟を決めて、この質問にあたったわけですけども、最後にこの商店の新たな取り組みのさらなる町長の覚悟をお伺いまして、一般質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
商業振興の極めて難しく厳しい時代に入っているんだなというふうに認識をしている次第でございます。時代が大きく変わっておりますから、昔であれば地元の商店を使うというよりも、それ以上に足が無かったものですから、出ていくこと出来ないという中での全体の消費がされてきたわけですが、大きく時代は変わりました。インターネットで何ぼでも物は安く多様なものが入ってくる時代になりました。それから車で出かけていけば、ついほんとに30分か1時間も走れば大商店街が待ち受けております。そうした中で、こういう地方の商店の生き残り策は、極めて困難性があるというふうには、私も理解しています。ただ、これが無くなると基幹産業としての一角をなしてきた商業が消えていくわけでありますから、そうなった時に初めて町民自体も本当に不便さを感じるんだろうというふうに思います。これから高齢化がどんどん進んでおりますから、今のうちはまだ車の免許を持って町外に出かけることもできますが、これがあと数年経ったら、どうしても出かけていくことができなくなって、地元で消費をしていくということになってくるというふうに思いますから、いつまでも住み続けたいまちである限りにおいては、そうした商業環境がしっかりと整っていなければ、そういう状況ではなくなってくるだろうというふうに思うところでもございます。新たなまちづくりへのスタートということでの御指摘をいただきました。私も従前からの方法ではなかなか難しいだろうというふうに思っておりますが、これは本当に大変な決意を持って取り組んでいかなければならない1つの大きな施策になってくるんだろうと。後ほど観光振興の御質問をいただきますが、その中でも申し上げていきたいと思っております。新たな挑戦をしていかなければならない。後ろ向きの議論よりも前向きの議論をやはりしていかなければ、そして挑戦もしていかなければ、新しい扉が開かれてこないというふうに私も理解をいたしております。ですから、清里町の将来像の達成に向けた新しい扉を開くための努力を私としても全力でやっていきたいというふうに考えている次第でもございます。まずは動き出さないことには、何ぼ議論していても前に進みませんので、動き出すことをこれからもしっかりと対応していくことをお話申し上げて答弁とさせていただきたいと思います。