みんなの議会

清里町議会 平成27年第8回定例会 2015年12月18日

(1)地域経済について/(2)第5次清里町総合計画中間見直しについて/(3)地域振興対策について

2015年12月18日、清里町議会の一般質問で、伊藤忠之議員が「地域経済について」「第5次清里町総合計画中間見直しについて」「地域振興対策について」について質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
伊藤忠之 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 伊藤忠之

1番改めまして伊藤忠之でございます。お昼明け一番と、皆さん少々お疲れだと思いますけども先に掲出いたしました一般質問通告書に従い、質問事項3項目について町長に御質問いたします。まず第1項目目ですが、地域経済の及ぼす影響ということで、TPP協定大筋合意の件に関してでございます。政府は平成25年3月15日にTPP協定交渉への参加を表明して以降、交渉過程の守秘義務を盾に情報開示を行わないなど国内外さまざまな諸問題があるにもかかわらず、先々月10月5日にTPP協定大筋合意を発表しました。TPP協定は農畜産物を含めたさまざまな物品に対する関税の撤廃、食の安全基準、医療制度、金融サービス、投資知的財産などありとあらゆる分野にかかわる広範な経済連携協定であり、その国や地域のあり方を大きく変えてしまう可能性があると各方面から指摘されている状況でございます。そのような中、この清里町は農林業など第一次産業を基幹産業としており、かつその第1次産業に関連する企業まで考えますと地域経済の及ぼす影響が大きく地域崩壊につながりかねないと危惧する声も聞こえてくるところでございます。町長はこのTPP協定大筋合意という政府の発表をどのように捉えているのか。また、もしこのTPP協定が発効された場合、この清里町の地域経済の及ぼす影響をどのように考えておられるのかをお伺いいたします。次に2項目目でございますが、第5次清里町総合計画中間見直しに関してでございます。この第5次清里町総合計画に関しましては、平成22年度に委員15名、臨時委員15名、計30名によります総合計画策定審議会の場で審議作成および答申を行い、平成23年度より施行している状況でございます。本年平成27年度は、当初の予定でいきますと第5次清里町総合計画の中間見直しの年でございますが、現在の進捗状況と今後のタイムスケジュールを町長にお伺いいたします。次に3項目目でございますが、地域振興対策に関してでございます。平成23年度に新栄小学校と江南小学校が閉校となり、本年度で5年目となります。その間この2校の施設をどのように町として活用してきたのか。また今回、この旧小学校施設を有効活用するために、地域の振興発展を前提とした事業等に貸し付けを行うという形で、平成27年11月2日から12月15日まで町内限定で公募をかけましたが、その結果がどのようになったのか、町長にお伺いいたします。以上の3項目について、私からの1回目の質問とさせていただきます。以上です。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの伊藤議員の御質問にお答えを申し上げたいと存じます。まず1点目の地域経済について。その中のTPP大筋合意に対する町の考え方でございます。今御質問をいただきましたように、このTPPについては去る10月の5日閣僚会合におきまして、参加12カ国での大筋合意をみたところでございます。それによってその概要は我が国においても、報道をされてきているところでありますが、現段階としては、交渉内容等詳細の情報については、国益を失うおそれがあるとのことから、非公開部分が多くて、都道府県はもとより市町村の自治体各関係団体にも具体的な情報の開示がされていない。そういう状況にあるところでございます。そして国益を守るとしたまたは重要農産物を守るとした国会決議との整合性や合意内容による具体的な影響について、今後こうしたことから国に対し説明を求めるとともに、不安や懸念を払拭するための具体的な手だてについて万全な方策を求めてまいりたいと考えているところでございます。また予測される事態にどのような対応をしていくかという点につきましては、国や北海道の動向を十分に見定めながら関係機関団体との連携を密にし、またいろんな面からのまずは情報収集を行い、振興対策に万全を期してまいりたいと考えている次第でございます。次に2点目の第5次総合計画の中間見直しについての進捗状況でございます。第5次の総合計画につきましては、平成23年から32年までの10カ年計画としてスタートいたしておりまして、人と自然がともに輝き躍動するまちを理想の将来像に掲げ、住民参加と協働と共生で築く自立のまち。自然と共生する安全安心環境のまち。共に支えあい一人ひとりの命と暮らしを大切にするまち。活力にあふれ、豊かな地域を創る産業のまち。豊かな心と文化を育てる学びと交流と人づくりのまちの5つの柱を持って、施策事業を進めてきたところでありますが、本計画の中間見直しにありましては、まち・ひと・しごと地方創生による新たな取り組みやTPP協定の大筋合意など社会構造が変化する中、後期5カ年のまちづくり施策としての取り組みを進めるために、現在基本計画部分を中心に所要の施策の洗い出し作業を行っている状況にございます。全体的なスケジュールといたしましては、この25日に第2回の総合開発審議会を開催し、また1月の中旬には、第3回目、基本的な考え方をこの段階でまとめていきたいというふうに考えているところでありますし、2月以降にも、それぞれそれらの対応に基づく総合開発審議会を行ってまいります。そうした中で基本的な考え方について、2月の下旬頃にパブリックコメントを導入できればというスケジュールで進めているところでありまして、基本的な部分としては3月の上旬、要は平成28年度の予算前に答申をいただきたいというようなことで作業を鋭意進めていただいているという段階にございます。次に、地域振興対策の件でございます。町有施設の有効活用、特に御質問をいただきました旧新栄小学校と江南小学校についてのご質問でございます。本2校につきましては、平成23年に閉校されました。今年で4年を経過するというところでございますが、その間、施設の活用を関係者と検討してまいったところでありますが、なかなかその活用の方法を見出すことができていない状況にあります。このために今般町内の企業の方や個人の方々を対象に地域の振興を前提とした活用事業を提案実行いただく、そうした事業者を広く募集したところでございます。結果としては応募期限でありました11月の2日から12月の15日までの間には問い合わせにもとづく応募は1件もなかった状況になっている次第でございます。以上申し上げまして答弁にかえさせていただきたいと思います。

再質問 1番 伊藤忠之

町長の方から丁寧な御答弁いただきまして、これから私の再質問の方に移らせていただきたいと思っております。まずTPP協定の大筋合意の件でございますが、今町長からも御答弁いただきましたけれども、かなり情報が数少ないという中、ただその中でもいろいろと少しずつ解明されてきている状況でございます。もしこのTPP協定がこのまま発効されますと、この清里町の地域社会や地域経済においても相当な打撃を受けるということが予測されます。ましてやいまだにTPP協定の合意内容の全容が明らかにされてない状況を鑑みますと実際の影響ははかり知れないのではないかと思われる次第でございます。このような状況の中でTPP協定大筋合意という政府の発表に対して、かなり難しい御質問にはなるとは思いますけれども、町として当面どのように対応していくつもりなのか。町長にお伺いいたしたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

本TPPの大筋合意にかかわる今後の対応でございますが、基本的にはこのTPP交渉というのは、農業だけでなく先ほどもありましたように各分野に広範にわたる協定になってまいりますから、具体的な影響が我が町にどれほど起きてくるかという。そしてまた合意の内容も即関税が削減されるもの、それから10数年、20年かけて徐々に削減されるものといろんな内容が含まれておりますので、一概にこれほどの影響がということにはならないかと思いますが、産業全般に渡って影響が出てくるだろうという認識いたしております。特にその中でも農業、重要農作物。これが全部我が町に該当する項目でありますので、これから明らかになっていく段階では相当な影響が出てくるものというふうに推測をしているところであります。こうした中で、今我が町の家族経営形態として取り組んでいる農業も、今の形でいけるように推移していくのかどうか。そうしたものも含めて大変心配をしているところでございます。今の段階では、政府が新たにまたその合意等に合わせて影響を限りなく薄めていきたいというようなことで関連大綱が出されたところでありますし、そうした内容も、そしてさらには補正予算でのTPP対応も予定されて、新聞紙上でも盛んに3.3兆円というようなことで知らされているようでありますが、こうした動向の内容等も十分に見極めていく必要があるだろうというふうに思っている次第であります。当面は、そういうふうな情勢を踏まえ、どういう対応でどれだけの影響があるのか。そこら辺十分に検証を加えていきながら、今後の対応について関係機関全体で取り組んでまいりたいというふうに考えるところであります。

再質問 1番 伊藤忠之

伊藤忠之君。

再質問 1番 伊藤忠之

わかりました。確かに大変複雑であり、かつ難しい問題だと思っております。ただ今の町長のご答弁にもございました。関連対応等々の話もございましたけれども、私がここ最近報道ですとかまた世論ですとかに対しまして、どうも腑に落ちていない部分がございまして、このTPP協定大筋合意があたかもTPP協定の発効が決定されたかのように扱われていることでございます。あくまで諸外国との協定において国会での批准がなければ発効できないわけでありまして、ましてや平成25年4月18、19日の第183回国会衆参両院での国会決議で、ここに4月19日の衆議院会議録の資料ございますけれども、先ほど町長も国会決議の方を答弁されておりましたけども、農林水産物も重要品目について引き続き再生産可能となるよう除外または再協議の対象とすること、10年を超える期間をかけた段階的な関税撤廃も含め認めないこと、さらには農林水産分野の重要5品目など聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすることというようなこのように国会決議がなされているというわけでございますけれども、TPP協定の合意内容のうち、今現段階において情報開示される情報、開示されている内容の中でも、先ほど町長にも御答弁にもございましたけども、すべての農林水産物の2千328品目のうち8割に当たる1千885品目で段階的かつ最終的に関税の撤廃さらには国会決議で聖域確保を求めた清里町の基幹作物にも該当します重要5品目のタリフライン586品目。このうち3割に当たる174品目で関税の撤廃となっております。既にこの段階で国会決議違反を疑わざるを得ないとそういう状況ではないかと思っております。またさらには、もし今後国会決議違反という判断に至ったときには国会での批准を強く反対するべきではないのかとそのようにも私は思っております。そのような状況の中、新聞報道等によりますと、あえて名前は出しませんが、近隣自治体の中でもこの国会決議との整合性やまたは合意内容とその影響に関する説明を国の方に求めていくといった動きがあるようでございます。先ほどの町長のご答弁にもございましたけども、我が町も町内の各関係機関や近隣自治体さらには道やオホーツク圏活性化期成会などとの連携を密にとりながら、この問題が地域社会や地域経済に悪影響を与えさせないよう最善の対応をしていただきたいということを申し述べながら次の2項目目の質問の事項に移りたいと思っております。次に2項目目でございます。第5次清里町総合計画、中間見直しについてでございます。先ほどの町長のご答弁にもありましたけども、第5次清里町総合計画中間見直しについてですが、25日に第2回目ということで、その前には第1回目があったというご答弁でございました。まずはそのご答弁を聞きまして、本年度の秋口に清里町まち・ひと・しごと創生総合戦略をつくり上げている忙しいさなかに、第5次清里町総合計画中間見直しの作業も同時にしっかり進んでいることがわかり、少々安心したのと同時にこの作業に携わった委員会メンバー、さらには町職員の皆さんに対しまして改めまして御苦労さまですという気持ちを込めまして敬意を表させていただきます。さて、今後改めて総合戦略推進委員会のメンバー12名が総合開発審議会臨時委員として、この第5次清里町総合計画中間見直しのメンバーに加わっていくわけでございますけれども、平成27年度第6回定例議会の一般質問の中で今後のまちづくりを考えていく臨時委員会の中に20代、30代の若者がいないのは非常に残念であると、そういう質問をさせていただきました。その質問に対する町長のご答弁が、総合開発審議会臨時委員の枠に3名ほど余裕があるので、バランスを見ながら検討したいとのことだったと記憶しておりますが、その後どのように検討されたのか町長にお伺いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

まず1回目のTPP国会決議に対するそれぞれの取り組みであります。私も先ほど申し上げましたように、今回のTPPの大筋合意、特に農産5品目に対して聖域を守るとした国会決議が本当に遵守されたのかどうか、私も疑問に感じている者の一人であります。首長も北海道内ほとんどがそうではないかというふうに理解をするところでありますし、またオホーツク管内の町村会においても、そういう意見が出されておりまして、内容を含めながらも、そしてなおかつ影響を排除するような部分での要請活動についても今後取りまとめをしながら進めていくというようなことで、先に町村会からもそういう指示が流れたところもございますんで、そういう方向に沿って我が町としても先頭に立って頑張っていきたいというふうに思っているところでございます。次に、第5次総合計画の中間見直しに関する進捗の関係でございます。さきほども説明をさせていただきました。25日に第2回の総合開発審議会を開催させていただきます。その後、第3回を1月の中旬ということで予定をいたしておりまして、当然この第5次総合計画には、現在進めているまち・ひと・しごとの地方創生の総合戦略へ流し込みをしていかなければならないということから、委員さんにつきましては、もともと総合開発審議委員としての条例上、委員さんが15名。それから臨時委員をおくことができるということで15名。前の段階でも御説明をいたしましたが、その中にまだ余裕があるといいますか定数からいくと余裕があるということの中に、若い人方の意見を聞く場を設けるということを御答弁申し上げたところでありまして、第3回の総合開発審議会の段階から、その方々を入れながら審議を進めていくということで、今事務的に段取りをしているところでありますのでご理解を賜りたいというふうに思います。以上であります。

再質問 1番 伊藤忠之

今の町長のご答弁にもありましたけれども、その若い方が入っていく方が今後の町づくりのためにとても良いというふうに思っておりましたので、少々安心しました。ただその前回、一般質問の町長のご答弁の中にありました、バランスという部分でございます。何人か入れれば良いとか、僕も具体的な数字はちょっと自分では出せませんけれども、今までの経過を申し上げますと、5年前、今回この第5次清里町総合計画策定審議会の5年前につくったときの委員会のメンバー15名。そのうち実は20代そのとき1名なんです。それ以外の14名は50代以上だったんです。さらに臨時委員会のメンバー15名のうち30代が3名、そして40代以上が12名で合計30名。先ほど町長もおっしゃられていましたが、合計30名いる中で20代及び30代が4名しかいなかったっていう状況でございます。この段階でもかなりバランスが悪いかなと思っておりますが、先ほど臨時委員会のメンバーが変わって町長は若い方を入れられると検討するということでございましたけれども、仮にしなかった場合には3名の余裕がありますので、27名中20代が0名、30代が1名という形になって、さらに40代2名ということでございます。さらにバランスが悪くなっているという状況も鑑みていただきまして、1月の第3回ですか。間に合わせるような形で人選をしていただきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

臨時委員の関係でありますが、臨時委員につきましては基本的には、まち・ひと・しごと創生にかかわる推進委員会の委員さんをもって臨時委員にそのまま加えていくという予定でありまして、その推進委員さんの部分での不足といいますか、余裕分で委員会の構成をしたいということで考えておりますので、若い方々から3名ほど追加をしていきたいということで進めているところでございます。そういう年齢的なバランスも必要でありますけれども、やはりいろんな団体の代表の方でいろんな御意見をお持ちの方々がいらっしゃるわけでありますんで、そういう方々とのバランスを見ながら、どうしてもそういう組織の代表の方々ということになると、ある一定経験年数を持たれた方がどうしても多くなるということもありますが、これはその人の個人の意見でなくて、組織の代表としていろんな意見をいただくことになるわけでありますので、そういう面においてもご理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 1番 伊藤忠之

丁寧な説明ありがとうございます。ただ私も再度しつこいようですけれども、どうしても伝えておきたいと言うことでございまして、前回の一般質問のときにも申し上げましたけれども、現在この町には農協青年部や商工青年部はもとより毎年のように全道大会に勝ち進んでいる4Hプライスクラブ、郷土芸能の竜神太鼓を復活させた連合青年団、新たな観点からまちおこしを行っているゆいまーるや地域盛り上げ隊。などなど他の市町村と比較してもかなり活発な行動を行っている20代、もしくは30代の若者ものがたくさんおります。この活発な若者のエネルギーを今後のまちづくりの計画の中に参加させていていかないのは、町にとってもかなりの損失であるというふうに私は思っておりますので、ぜひ何とかそういう若い力を借りて、今後より良いまちづくりを行っていただきたいなというふうに思っております。次の第3項目目の質問に移させていただきます。先ほどの町長のご答弁中で、町有施設の有効活用のことなんですが、旧小学校施設有効活用の公募に対する応募がなかったということだったのですが、今後、この公募範囲を町外まで広げる考えなのでしょうか。町長にお伺いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

まず1点目の関係であります若い力を活用したまちづくりの参画をということでございますが、当然そういう中を鑑みながら進めてまいりたいというふうに思っておりますが、今回の委員の関係については、既にもうスタートをした部分でもございます。これらのまち・ひと・しごとの創造戦略を策定するにあたりまして、各方面でのいろんな懇談会も実施をさせていただきましたし、またセミナー等を通じながらも内容の周知と御意見をお伺いしたという経過がございます。そういう中にはかなり若い人方が参画をいただいていろんな意見も多くいただいてきましたので、そして意見を踏まえながらこの内容として、具体的な政策の展開にはそれらの意見につきましても十分散策をしながら進めていきたいというふうに考えておりますので理解をいただきたいというふうに思います。また次の学校施設町有施設の有効活用の関係でありますが、先ほども答弁申し上げましたとおり、この12月15日までには、1件の応募もなかったということであります。しからばしたら次の対応をどうするかということになってくるというふうに思ってございます。この関係どうしていくか。これから具体的に詰めていきたいなと町外に募集する方法もありますし、リスクもそのかわり出てきます。そういう管理ができるかどうかという部分も含めて、また財産を処分することになるとかいろんなこともありますから、所管の委員会とも十分考え方を整理しながら相談をさせていただければというふうに考えている次第でもございます。現実問題としてあの施設を売らなきゃ何もできないとかそういう考え方を持っておりません。ただ活用する良い方向があって地域の活性化につながっていくんであれば、町内の方も町外の方も問わずそういう利用があるんであればという思いをいたしておりますが、買ってもらわなきゃならんとか、処分をしなきゃならんということでなくて、そういう流れの中でどういうふうにしていくか多くの町民の皆さんの御意見も聞きながら進めていく必要があるのかなというふうに思っている次第でもございます。以上であります。

再質問 1番 伊藤忠之

小学校の施設の有効活用という部分でございます。今の町長の答弁の中にもございました。私もある意味同じような考え方でございます。町外の公募もそれなりにはあるのではないのかなと思ってはおりますけれども、町長おっしゃったとおりであり、ある意味リスクを伴う反面も多少などもあると思っております。今ちょっと安心したんですけども。もともと今町長から冒頭、御答弁いただく前までは、ちょっと疑問に思っていたことがございまして、今回のこの旧小学校施設の有効活用。これが必ず事業展開を目的としなければならなかったのかなというふうに思っておりました。ただ今町長の方からそうではないんだというご答弁いただきましたので、この部分は安心しているところでございます。その話につながっていくわけでございますけれども、最近いろいろな町民の方々からこの旧小学校施設後、事業展開を行う事業者に貸し付けるのではなく、そのまま町の施設として有効活用を考えてもらえないだろうかという声をたびたびお聞きしている状況でございます。例にあげさせていただきますと、例えば旧小学校体育館の床を剥いで土がでている状態にして、雨天時や冬期間でも使用できる全天候型の運動場として使用させてもらえないかという意見も多く聞こえます。他町村にもそういう施設ございますけれども、そういう施設に生まれ変れれば、冬期間例えばですけども旧文化センター体育館やパパス等の室内ゲートボール場で野球の練習を行っている小学生や中学生も、年間を通して土の上で練習できることになりますし、野球だけではなくサッカーや例えば陸上部の練習など全天候型ということで使えるのではないかというふうにも思っております。また、先ほど違う方の一般質問のご答弁にもございましたけども、町長や教育長も参加されました清里中学校の地域提言発表会。そこでの意見としても出ていたと思いますけれども、旧小学校の体育館を今度は逆にそのまま床を剥がずに、ちょっとした遊具や最近注目されておりますロッククライミングなどの設備を軽微に備えるなどすれば、中標津町にございます夢の森公園内にある小さいお子さんでも遊べる全天候型の運動場として使用できるんではないかという提言も多く聞こえてきております。このような施設をさらに新たに建てるということになりますと、相当な建設費がかかります。しかしまだまだ使用できる町有施設を少々改装するだけで、そこまでの建設費用をかけず、町民の皆様に対しましての有効活用できるのであれば、ぜひ検討するべきではないかと私は思いますが、町長はどのようにお考えになりますか。お伺いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

町有施設の有効活用ということでの御質問でございますが、いろんなやり方があるのかなというふうには思っております。現状問題として、全天候の床を抜いて土間にして活用する方法だとか、現状のままで少々手を入れれば活用できるかとか、基本的に旧体育館でありますからそれなりの広さと高さがありますので、利用の仕方によってはいろんな面で利用は出きるんだろうというふうに思っております。現状問題として年間を通した活用ということになっていくのか、いろいろ交流の形態があるんではないかなというふうに思っております。今の御質問の中で町民の皆さんからいろんな意見があるということもお伺いしましたので、改めてそういういろんな組織団体がございますから、そこら辺活用を考えているのが、私どもの方にはまだ聞こえてきていないというのが実態でもありますので、改めてそういう調べをしてみたいなというふうに思っております。中標津の夢の森だとか私も利用して良い施設だなというのは実感をしております。孫を連れて行って遊ばせたりしましたので、そういう実感はしておりますけれども、現状はあそこと大分内容が変わってきますから、管理運営の方法も相当しっかりしたものをやっていかなきゃということもありますし、そういう中でどれだけ需用を生み出すことができるかという部分も含めて、十分に検討していかなければならないというふうに思っております。今すぐそれを検討に入りますとか、そういうことは到底言える話じゃありませんけれども、そういう利用の仕方もあるということについては頭の中に入れながら、いろんな方法、せっかくある施設ですから、もし使えるんであれば使っていただく方が。壊してしまえば0ですから。それを考えながらやらなければならないというふうに思っております。ただ以前から申し上げておりますようにずっと検討でというわけにもいかないなと。どこかの段階では最終的な判断が必要になってくるんだろうというふうなことも考えております。新栄小学校、江南の小学校の後の体育館施設、それから実際に当初の目的どおり使われていないというのは、札弦のパパス、ゲートボール場の関係。それからゲートボールとして主に使われていますけども、旧高校のトレーニングセンターの横の施設。これらの4つの体育館施設がありますから、それを全部残すが良いのか。また今言われたような形である程度整理をしながら、方向性を見つかったものについてやっていくのか。いろいろ検討をしていかなきゃならんと思っております。これについてもしっかりと内部検証を行いながら、具体的な展開ということになる段階では、所管の委員会と十分相談をさせていただきたいというふうに考えてございます。以上であります。

再質問 1番 伊藤忠之

今町長からご答弁いただきましたけれども、確かに今すぐどうこうと言うことは、町長もなかなか難しいとこういう御答弁でございますけれども、でもあえて言わさせていただきますけれども、逆に考えれば、今使ってない状況とさほど手をかけずに使えるのであれば早急にできるものはやってみる。そういう検討はするべきではないかと思っております。確かに運営管理いろいろ経費なども含めまして、まだまだわからない部分があると思います。ただ、そういうものも逆に言ってしまえば、やらないと出てこないというものと思っております。まずはやってみる。何かいろいろ手をかけ、お金をかけないとできない物であれば、まだしもそこまでならないものだと僕は思っておりますので、まずは所管の方でいろいろ話ししていただいて、まずやってみる、やっていたら3~4年経過を見ながら、かかった経費または今いろんな諸問題と等々出てくると思いますので、そこをまた検討していくと。何も使ってないんですから。何か今使っているのであれば難しいですけれど。使ってない状況であれば僕は使うべきではないかというような検討していただきたいと節に願っているものでございます。もう1つ、今回は町有施設ということで、旧小学校の施設の話をさせていただきましたが、今度は町全体の町有施設についてございます。実はこれもよく町民の皆さんから聞かれるんですけれども、清里町の体育施設いろいろございます。その中でテニスコート場の利用率の件です。ちょっと調べてみたんですけれども、大きく分けまして10施設の体育施設ございますけれども、その中でテニスコート以外の町有体育施設の年間利用者数が、平成21年度まで遡っても軒並み4桁を切らない状況でございます。大変よく使われているなと思って感心しているところでございます。ただテニスコート場に関しては、ずっと3ケタ台という形で推移している状況でございます。イレギュラーですけれども、平成25年に至っては14名という、かなり寂しい状況でございます。現在コート4面のうち一面のさらに半分をゲートボール場として利活用をしていると思いますが、昨年度のテニスコート場の総利用者数406名。そのうち、テニスコート利用者が65名。本年度のテニスコート場の総利用者数ではちょっと把握できてないんですけれども、そのうち本年度のテニスコートを利用者数。今年はさらに下がって30名。さらにこのうちの半数以上が実は町外利用者ということになっております。せっかくの町有施設でございますし、町民の皆様にもっと幅広く利用してもらうということを検討してはいかがなものかと思っております。これもまた町民の方々からいただいた一部アイデアですが、もともとテニスコート場ですので今使われている残り3面ですか。3面のうち2面をテニスコート場として残し、1面をテニスコートとの間にネットなり金網などを張ったりして、フットサル場として利活用したり、また、テニスを楽しんでいても小さなお子さんを安全に遊ばせておけるスペースとして利活用できるようにしてはどうでしょうかというような御意見がありますけども、町長どのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいまの御質問でありますが、まず1点目の体育館施設の活用の関係であります。先ほども答弁申し上げましたように町民の中でも利活用についてのご質問等があるということであります。私どもにまだ届いてない部分がたくさんありますので、いろんな機会を通じてそういう意見集約をしながら、どういう活用の方法が最も良いかどうかを十分検討させていただきたい。要は需要の中身をまずは調査させていただきたいというふうに思います。それから、町有施設、主に体育施設の利用の中でありまして、現在の町有テニスコートの利用の関係であります。今委員が御指摘のとおり、極めて利用の実態は悪いというのも事実でありますし、特に御指摘をいただきました25年の時には14人と急激な減少をいたした次第でもあります。これは高校の部活にテニス部があって、町民の皆さんもお使いいただきましたけれども、高校生の部活で使われた部分がすごく多かったのですが、この年に廃部になりまして、ドンと落ちてしまったというのが実情であります。そしてその次以降は遊ばしておいても草が生えるだけということで、できる範囲での御利用をいただいてきたというのが実情でございました。そんなことで利用形態が変わっておりますけども、実際はテニスコートとしての整備をしたわけですから、テニスコートとして使うんであれば、整備がある程度きちっとする中での利用となっていくのが最も妥当なんだろうというふうに思っております。基本的に教育委員会管理の施設としてやっていただいておりますので、教育委員会の方とも十分相談をさせていただき、まずはテニス人口をもう一度掘り起こすところから始めていくのが順当なところかと思っておりますんで、そこら辺のお気持ちを含めて、教育委員会のほうと十分に連携をとっていきたいなと思っております。また授業等で場合によっては起きる可能性もありますんで、そこらへんも鑑みながら進めていければというふうに思っているということもございます。いずれにしろそういう中身の精査をしながら、なるべく遊休の施設にならないような利用の仕方、いろんな先ほど提案をいただいたフットサルだとか、いろんな御意見をお持ちの部分もあろうかと思いますが、どういう姿が一番有効的に活用できるか、そして今の施設の中でやれる範ちゅうはどうなのかという部分も十分に検討をしていただきながら進めていければという思いをしておりますので、今後教育委員会と十分連携を図ってまいりたいというふうに思っております。テニスはクラブでの活用と言いましたが、授業があったんだそうです。それがなくなったということでクラブそのものも今はないんだろうというふうに思っておりますが、授業で使っていた部分がなくなったということでありますので、訂正をさせていただきたいと思います。

再質問 1番 伊藤忠之

今、胸のつかえがとれたというか。14名っていうのはすごいなと思っていたんで。授業が無くなったということで理解いたしました。今の町長からのご答弁もございましたけども、いろいろと町有施設に対して、いろんな有効活用。遊休にしておくにはもったいないという思いは私も町長も一緒であると思いますので、それで先ほどの旧小学校ですか。体育館の施設の有効活用の件もそうですけれども、今言ったテニス関係もそうですけども、こういうことをいろいろ行っていくことによって、子育てのしやすいまちづくりにもつながるというように私は思いますし、また先ほど来でております第5次清里町を総合計画の中の第6節生涯スポーツの振興そこの主要政策の中にございます町民が自発的自主的にスポーツ活動に親しむ契機や場の提供ということを町も考えていくということにもつながっていくと思いますので、ぜひ今言ったことを検討していただきたいと思っております。時間もきますので最後になりますけれども、今日御質問、ご提案させていただいたことを前向きに、検討していただけるということを切にお願い申し上げ、私からの一般質問を終わらせていただきます。以上でございます。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただいま御質問をいただいたそれぞれの施設の有効活用ということでありますが、新栄小学校、江南小学校閉校になってから4年を経過したわけであります。そうした中で今までも良い活用の方策ということで進めてまいります。町としては地域づくりやまちづくりになるものであれば、特に産業でないととか、文化でなきゃならんだとかそういう考えではなくて、広くそういう中から利活用の方向がとれてくればというふうに考えているところでございますので、御意見をいただいた内容を十分参酌しながら、それだけの需要と内容が伴ってくるかどうかも含めて、これから検討をさせていただきたいというふうに思うところでございます。ただ利用ということになれば、当然そのままで使える場合もありますし、やはり一部手直しをしなければならない。それと維持管理費をどう見ていくのかということも念頭に起きながら、やっていかなければならないというふうに考えてもおりますので、そういう部分についてもどういう対応ができるのか。利用者の負担はどうするのか。そういう部分も詳細に詰めていく必要があるというふうに考えております。ただせっかくある施設ですから壊すと0になりますので、そこを壊すまでには慎重にどうやっていくか考えていく必要があるだろうと。そして今ある施設で利活用が余り行き届いてないものについては、活用ができる方策としての利用の手法についても十分に検討を加えていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

出典:清里町議会 平成27年第8回定例会 2015年12月18日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる