清里町議会 平成24年第9回定例会 2012年12月20日
清里町中小企業融資制度要綱改正について
2012年12月20日、清里町議会の一般質問で、村島健二議員が「清里町中小企業融資制度要綱改正について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。
- 質問者
- 村島健二 議員
- 答弁者
- 町長 櫛引政明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 村島健二
事前に通告しております、清里町中小企業融資制度要綱改正について、緊急つなぎ資金について、お伺いしたいと思います。まず、緊急つなぎ資金について、町として町内中小企業の育成並びに経営の合理化を促進し、経済的支援の向上と事業運営の基礎となる金融の円滑化を図るため、清里町中小企業融資制度を設け事業を推進している、という文書を各中小企業者にファックスでお知らせしたことは、言うまでもありません。融資制度を改正し、年末年始の資金繰り対策として緊急つなぎ資金を実施されたものと認識をいたしておりますが、別枠としてこの度の緊急つなぎ資金は、あまりにも私から申し上げますと、この2ヶ月間で償還するということは、利用者側としてはあまりにも短すぎるつなぎ融資と考えますが、町長はこのようなことを業者に対しての価値観だと、私は思いますが、まずこの点から伺いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただ今、ご質問をいただきました、清里町中小企業融資制度要綱の中での、緊急つなぎ資金についての質問に、お答えを申し上げます。まず、清里町における中小企業融資制度の概要について、前段申し上げたいと思います。本町における中小企業者への融資につきましては、昭和35年に清里町中小企業融資制度を制定し、実施されてきております。ただ今、ご質問にありましたように、町内中小企業者の事業基盤となります、金融の円滑化を図ることを目的に創設されておりまして、融資の対象者は、町内に独立した事業所または店舗を有している中小企業者を対象にしてございまして、かつ、事業を引き続き1年以上経過した方々に対する融資制度となってございます。また、貸付条件につきましては、資金の使途別に運転資金と設備資金に分かれておりまして、この運転資金も1年の短期ものと、5年の長期ものと、内容が分かれております。また、貸付額でありますが、運転資金では1企業者につき、林産企業の場合で700万円、設備資金では林産企業者に対しては1千万円以内となっております。林産企業者以外につきましては、運転資金では1企業者につき500万円以内、設備資金では1企業者につき800万円以内となっております。但し、町長が特に認めた場合については、この額を増額できるということで、増額の規定についても整理されているところでございます。なお、保証料につきましては、近年は保証人を付けるというよりも、保証協会に保証料付きで融資をお願いするというスタイルが増えてきておりまして、この保証料については融資を受けた方、希望される方については、全額を町で保証料を支援しているという内容であります。また、利子補給率につきましても、それぞれ短期の運転資金、長期の運転資金、設備資金で、それぞれ貸出金利に対して末端金利を定めまして、その差額分について町が利子補給をしているという内容になってございます。ご質問の緊急融資の、今回のつなぎ資金の関係でありますが、今般、長引く景気の低迷と、消費の流出などの影響により、中小企業者は厳しい経営状況が続いているところでございます。そしてまた、この年末年始にかけては、資金が緊急的に逼迫するという状況が発生する場合があるということに鑑みまして、商工会や金融機関、林産協同組合とも十分に検討・協議を行う中で、緊急する年末年始の資金繰りを支援するためのつなぎ資金として、追加をしていきたいということであります。このつなぎ資金の内容を申し上げますが、貸付額につきましては、1企業につき500万円以内、これは通常の中小企業融資の別枠ということでの扱いをしてまいりたい。貸付実行期間については、12月15日~平成25年1月15日までの1ヶ月間で、この年末年始の期間だけの貸付期間であります。償還期限につきましては、ご質問がありました平成25年3月31日までとする短期の資金でございまして、利子補給率は100%、要は無利子の資金という形で運用をしていきたいということであります。ただ今もご質問をいただきましたが、貸付期間が短すぎるのではないかとのご意見でありますが、本資金はあくまでも年末年始に、それぞれ入金を予定していた売上金等の代金が、何らかの理由で入金されなかったなどの一時的な資金ショートに対応するための、緊急のつなぎ資金としての性格で実施をさせていただくものでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。なお、これらの扱いにつきましては、現在、商工会及び林産協同組合及び金融機関におきまして、対象となる企業者に対して、内容等を周知していただいております。融資を希望される方々に利用いただけるものと考えております。また、昨日現在で、すでに1件の申込みをいただいているとの報告をいただいておりますし、問い合わせも数多くいただいているとのことでありますので、そうした緊急の資金ショートに対しての一定の効果があると、判断をしているところであります。以上申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 7番 村島健二
今、町長からつなぎ資金について、説明がございましたけれども、何度と申し上げるのは大変失礼とは存じますが、先ほど私が、このつなぎ資金が短いと言ったのは、例えば半年とか、1年とかであれば、利用する方も大変便利だと私は考えます。しかしながら、短期間の2ヶ月でということで、先ほど1件申込みがあったと伺いましたが、私はあまりにもつなぎ法案というような名にふさわしくないようなものではないのかと、私自身そう考えております。この点について、再度、この期間を2ヶ月ではなくて、受付は12月15日~1月15日までの1か月間で受付しているようですけれども、これを2ヶ月で返すということは。申込んだ方もおられるということですから、実際に効果があったか無かったかは私はわかりませんけれども、この点について、再度伺いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
今、ご意見をいただきました、貸付期間が短いということでありますが、確かに期間的には1ヶ月間での年末年始の申込み、そして実際に償還は3月31日までにお願いしたいということでございますが、これは先ほども申し上げましたように、本来であればこの年の瀬に入金を予定していたものが、何らかの理由で入らなくなってしまったと。ただ、年を明けたらそれは入ってくるんですという、本当のつなぎ的な要素でやっていく資金ということで、今回この部分を上乗せしたという形でございます。確かにそういう形でも、長ければ楽になるというのは確かでありますが、これは短期の資金ショートに対応する特別融資という形でご理解いただきたい。通常の運転資金としては、中小企業融資制度がありまして、その中で対応をお願いしたいと思いますので、そちらの方は先ほども申し上げましたように、1年資金と5年資金ということでの運転資金もございますので、そちらのご利用をいただければと思っております。今回は短いものですから、本当にそれだけの対応でやっていきたいということですから、利子補給は100%行うという、本当のつなぎ資金としての性格がすごく強く出た資金かとは思いますが、そういう中でご理解をいただければと思います。
質問 7番 村島健二
それ以上はならないのだろうと思いますけれども、私も9月の定例議会におきまして、中小企業融資制度についてお尋ねをした経緯がございます。今まで、この何だか変わったことが、その後見直し・検討されておられるのか。9月の答弁では所管委員会とも検討させていただくという回答をされておりますので、見直し・検討をされたのかを伺いたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
中小企業融資制度の全体的な見直しということで、村島議員より9月定例議会の一般質問の中でご質問をいただいております。その時も申し上げましたが、新年度に向けた対応の中で、現状における中小企業の状況、また、近隣のそれらのものも参考にしながら今後検討させていただくと。また、改正の必要性が出てきた時においては、委員会とも十分に協議をさせていただきたいということで、ご答弁を申し上げたところでございます。その後、現状の状況、中小企業の経営環境を取り巻く状況は、何ら変わらないどころか益々厳しくなっているという状況を認識いたしておりますし、近隣の制度など、今、資料がほぼまとまる段階でございます。そういう中において、商工会や林産協同組合、そして金融機関とも今、事務的な検討作業に入っているところでございまして、具体的な部分として見直しを実施していこうという考え方を持っております。なお、具体的などういうふうにやっていくかという部分については、今申し上げましたような中で、事務的にまずは検討させていただき、その後所管の委員会とも検討を加えながら、また、25年度の予算の中で予算措置が必要となってまいりますので、それらも含めて協議をさせていただきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 7番 村島健二
検討されて、見直していただくということでありますから、期待をしたいと思います。次に、これは私が前回9月の時に申し上げましたように、保証協会というものがございます。保証付きでございまして、この保証協会があるがために、銀行がいくら貸したいと言っても保証協会がだめだと言われますと銀行は貸すことはできません。はっきり言って。ですから、この保証協会が、結論を言いますとネックなんです。この保証協会というものがネックになって、やっぱり銀行もOKが出せないと。これは現実にそうなんですよ。銀行側も何となくそういうような示し方をされております。この点について、町長の考えがあればお聞きしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただ今の質問、極めて難しい内容でありますけれども、町の融資制度の中では担保という項目がありまして、基本的には保証人担保という方式も実はあります。但し、最近は保証人になってもらうというのが、なかなか難しい状況でありますから、どうしても保証協会に保証料をお支払いをして、そして借りていただくというのが最も多い形になっているのかなと思います。保証協会にいたしましても、融資したやつが仮に焦げ付くということになりますと、保証協会がその額を補償しなければならないという形が、どうしても出てきているということでありまして、やっぱり保証協会としても審査をされるんだと思いまして、そういう中で、どこまで融通性があるのかというのは、私どもも図りかねるところがありますが、金融機関さんが実際には窓口となって融資をされるわけですが、金融機関さんも万が一のことを考えて、保証協会なりにその部分を保証してもらうというスタイルを取っている経過もございますので、何かここら辺について、かなり難しい話であろうとは思いますが、良い方法等があれば、金融機関さんや商工会関係の方々とも相談をしながら、原融資が保証できるような形での何か良い方法が取れるものかどうか、いろいろと検討させていただきたいと思います。以上でございます。
質問 7番 村島健二
今後また検討するという言葉が出ましたけれども、是非ともやはり早急に見直していただきたいと。今、町長が答弁されたとおりでございますから、それ以上は申しませんけれども、そのとおりであります。9月の定例議会でも私は申し上げておりますけれども、町長が認めれば良いということも、今日また同じようなことを答弁されたわけですけれども、これは昭和35年頃からある制度で、実際に何十年も経っておりますけれども、「町長が認めれば」というその言葉、これは実際にそういうことがあったのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
基本的には本則でありませんので、なかなかそこの部分については実情がない。私の記憶の範疇では実情がないということで、本則の中で整理がされてきている、そういうような実態にあると思います。以上であります。
質問 7番 村島健二
無いというようなことでございますけれども、多分無いでしょう。これは一例でありますが、この前は大まかに質問した経緯がありますけれども、これは隣町の斜里町でありますけれども、私がこの前、町長に申し上げたのは、増額をしてくださいと。今、現実に500万で、保証協会は400万まで認めているのですよ。金額は一例でありますけれども、斜里町は2千万ですよ。長期で。1千万まで短期だと伺っておりますけれども。この金額がどうしても少なければ少ないなりしか借りれないということを、認識していただかなければいけないと思うのですよ。ですから、私が増額してくださいと言うのは、例えば今申し上げましたように、500万で400万借りて利用できる。先ほど、今後考えているということですから、是非やってもらわなければ困るのですよ。1千万だと、例えば500万で400万ですから、1千万だとその半分にしたって700万なり800万なりが利用できるのではないかと。このように借りることが可能になるように、今後是非とも増額と言いましょうか、金額を上げていただきたいと、このように要望したいと思います。この点について。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
中小企業融資の改正に向けたご意見ということでございますが、基本的には見直しをしてまいりたいということで、その見直しの内容の中には当然、貸付額、また貸付期間、利子補給率、これらについても見直しをかけていきたいと考えておりまして、その見直しの方向性としては、額はこれからいろいろ協議をしていかなければならないと思っておりますが、方向性としては貸付額の限度額の引き上げをしていきたいと思っておりますし、利子補給の額についても、適正な率に改正をしていきたいと考えている次第でございます。また、より具体的な部分については、所管の委員会の中で、そういう内容について協議をさせていただければと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 7番 村島健二
最後になりますけれども、緊急対策としてこのつなぎ融資を考えていただいたことは、誠に私たち中小企業者としても喜ばしいことだと感謝するところであります。ですから、今後、この厳しい社会情勢を踏まえていただいて、絵に描いた餅にならないような融資と言いましょうか、やっていただきたいということを要望して、終わります。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただ今、ご意見をいただきました部分について、大所高所いろいろ検討を加えながら、より活用のしやすい制度としての改善になるように、協議を重ねてまいりたいと考えております。よろしくお願いしたいと思います。