みんなの議会

清里町議会 平成24年第6回定例会 2012年6月20日

庭園のまちづくり構想について

2012年6月20日、清里町議会の一般質問で、前中康男議員が「庭園のまちづくり構想について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。

質問者
前中康男 議員
答弁者
町長 櫛引政明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 前中康男

おはようございます。本日は台風4号の影響もさほど影響もないようで、のどかな新緑の季節に一般質問をさせていただきます。大地が青い緑に囲まれ、そして秀峰斜里岳の雄大さが一番美しくなるこの時期、町民の皆様の家庭や自治会を中心に花壇を造り、いろんな場所において花のプランターの里親活動に、花と緑と交流のまちづくりに、町民参加の下、取り組んでいることに感謝申し上げます。秋までの期間、大変なところ、水やりや除草など大変ではありますけども、いつまでも美しい花が咲き誇るように期待しております。さて、通告にしたがいまして、一般質問に入らせていただきます。今年度の町長の執行方針の中で、重点基本項目の最初に庭園のまちづくり構想が掲げられ、花と緑と交流のまちづくりを基本とした住民参加の協働・共創のまちづくりプロジェクトと位置づけ、具体的に推進すると述べていますが、どのような推進状況なのか、ご説明願います。2番目に、庭園のまちづくり構想の町民に対する情報提供について、どのように考えられているのかをお聞きいたします。以上、2点について質問いたします。3月の定例会の時も、焼酎工場の関連性から、庭園のまちづくりの位置づけについて、質問いたしました。また、他の議員からも同様にこの案件に対して質問がされました。再度、重複するところではございますけども、より一層、具体的にかつ町長が思い描く庭園のまちづくり、ガーデンタウンきよさとと言いますか、そういう思いを力強く情報を発信していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

前中議員のご質問にお答えいたします。ただ今ご質問をいただきました、庭園のまちづくり構想につきましては、今年度の町政執行方針の中で、町政推進の重点施策として、基本的な考え方を示しておりますが、改めて本構想の主旨及び取り組みの方策について申し上げたいと存じます。私達のふるさと清里町は、開拓以来、今日まで、多くの先人・先輩の皆さんが、幾多の苦難を乗り越え、心血を注いでまちづくりに取り組まれ、緑豊かな自然景観と整然と整備された農用地、そして、快適な生活環境と生産基盤が整備されたすばらしい町を築いてこられました。このように、緑の森林や田園景観にあふれた自然豊かな清里町の景観は、長年にわたる町民の皆さんの生活や生産の営みの中から、必然的に整備がされてきたものでありまして、今日のように森や田園の緑や景色・景観を意識して開発整備を行ったものではありませんが、今、これらの景色や景観は本町の最も重要な特性の一つとなっております。また、貴重な財産でもあります。そして、これらの景観は、平成5年に行われました全国農村景観コンクールにおきまして、農村景観百選の特に優れた20選に選ばれております。私達には何気ないそうした景観や風景は、日常の当たり前の生活の中に溶けこんだものであり、なかなか気付かないものでありますが、生活の豊かさとゆとりと共に景観や風景が意識されるようになってきておりまして、こうした傾向は益々進展するものと考えられております。私は、こうした背景と特性を活かし活用するために、清里町のランドマーク、そしてシンボルでもあります秀峰斜里岳と、その裾野に広大に広がる整然と整備された美しく豊かな田園景観、そして、花と緑と交流のまちづくり事業により取り組んでこられました商店街のガーデニング、個々の住宅でのオープンガーデン、ふるさとの森づくりの植樹活動、そして、こうした活動の先駆けとなりました上斜里地域のコスモスロードなど、自治会活動やそれぞれの地域や職域・職場などで、様々な景観や環境づくり活動に取り組んでこられました町民の皆さんの思いを、庭園のまちづくり構想に集約し、第5次清里町総合計画で掲げられております、経済産業・教育・福祉分野等との連携を含め、住民参加型のまちづくりプロジェクト事業として推進することにより、町民が誇れる、そして自慢することのできる庭園の町、いわゆる「ガーデンシティ・きよさと」の創造・創出を図ってまいる所存でございます。なお、本構想における計画の体系や具体的な事業・行事等の配置や対応などにつきましては、現在、職員によるプロジェクト委員会とワーキンググループにより、素案の策定中でありますので、素案がまとまった段階で、所管委員会において協議・報告をさせていただくことといたしております。また併せて、花と緑と交流のまちづくり委員会並びにまちづくり活動推進協議会に対しましては、実践に向けた取り組みと役割について協議してまいりたいと思っております。それでは1点目の、具体的な推進状況について申し上げます。ただ今、前段の構想の考え方の中で申し上げましたように、構想の具体的な体系と事業などの計画につきましては、プロジェクト委員会で検討中でございますが、基本的には重点的に推進しようといたしておりますいくつかの計画につきましては、平成25年度よりスタートすることといたしております。なお、ご案内のように、本構想は第5次清里町総合計画と全面的に連動したものとして推進をしてまいりますので、今年から事業実施が可能なものにつきましては、既定予算の中で進めさせていただいているところでございます。具体的に申し上げますが、改めて今年度からの5カ年計画で進めてまいります、ふるさとの森・桜の山づくり植樹整備事業、庭園の町のモニュメント・プランターの設置、そして道道摩周湖斜里線の沿道における神威・札弦地域間のフラワーロード、19号・20号間におけるウエンベツ川河川の緑の回廊づくり事業、キカラシ・ひまわり等の緑肥作物の計画的な栽培等について、現在取り組みを進めているところでございます。その他に、道道摩周湖斜里線の沿道における景観駐車帯の設置及び同じく道道摩周湖斜里線の札弦・緑間における道道敷地内での緑の回廊づくり、斜里川河川敷地を活用した桜の植栽による緑の回廊づくり事業等につきましては、現在、オホーツク総合振興局と協議中でありまして、早期の実現に向け、積極的に働きかけをしてまいる所存でございます。次に2点目の、町民への情報提供についてであります。こうしたまちづくり計画を、町民の皆さんと共に推進していくためには、計画に掲げた将来像や、その将来像の達成に向けた計画の体系などについて、深く理解をいただき、その計画の主旨や内容などの情報を共有することが、最も重要となってまいります。こうしたことから、事業や活動を企画・実施するに当たりまして、事前の準備もございますので、できる限り早い時点で本構想と具体的な事業計画の内容と取り組むべき体系を、円卓会議や出前講座、さらには地区担当員制度や広報、ホームページなどの機会や媒体を通じながら、積極的に町民の皆さんに提示し、事業への参加・ご協力をいただけるように、改めて進めてまいる所存でございます。以上、申し上げて答弁とさせていただきます。

質問 1番 前中康男

今、町長から熱いメッセージを受けました。ただ、平成25年度から、町長の思いとするガーデンシティ、庭園のまちづくりを具体的にスピーディーに実施したいという話がありました。しかし、町長に就任して早2年目を迎えております。その中で、そのスピード感、果たして本当に町民はそう思っているのでしょうか。5月の北海道新聞に、斜里郡3町の中で2町長のインタビュー記事がございました。その中の記事を少し述べさせていただきます。「町長の発想を実行に移す町職員の動きは鈍く、周囲をうまく動かせず、やる気が空回りしている」と評されています。この記事を拝読し、私自身、議員としてより、町民としてやはり残念に思ったところでございます。やはりそこは虚心坦懐に、この記事に耳を傾け、町長としてのこの件についての率直な考えをお聞かせ願えればと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただ今ご質問をいただきました、北海道新聞の5月11日付の記事かと思いますが、その中で就任1年目の町長に聞くというコラムがありまして、その記事の中で、ただ今ご質問のありましたように、職員との間での空回りが多いのではないかというような表現での記事となってございました。今回、私が提唱いたしました、庭園のまちづくり構想につきましては、先ほども申し上げましたように、第5次総合計画との連携の中で進めていく事業と理解をいたしております。ただ、構想自体が総合計画と連携いたしますので、規模としてはかなり大きく、構成の内容は全般にわたると考えておりますので、そうした中で職員との円卓会議を通じながら、私の思いを今までも伝えてきたところでありますが、具体的な部分となると、なかなか構想自体、反映できなかったものも確かにあると、反省をいたしているところであります。一昨日もそうした考えの下で、改めて職員との円卓会議を開いてございまして、その中においても私の考えを、より具体的にお示しをしているところでございます。そういう中から、決して急ぐことなくしっかりと地に足をつけながら、一歩一歩前に進んでいきたい。これは時間との勝負ではないと。まちづくりでありますから、長い期間がかかるかも知れませんけれども、そういう方向に向けて、一つずつクリアしていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 1番 前中康男

確かにまちづくりは、5年、10年、長いスパンで構築するべきだと、私自身も考えております。しかし、そこには具体的な提案だとか具体的なプロセスで、就任期間の4年間の中でどう達成するかということに、かなり町民サイドの思いが強いと思います。今、円卓会議あるいはワーキンググループ、プロジェクトチームという言葉が出てきました。果たしてその状況はどのようなものか。改めて、開催状況、審議が進んでいるのか。やはりそこは懇切丁寧にお知らせしていただきたいと私自身も思いますし、その辺の状況、今までに開催の運びになって、どういうものが具体的な例として挙がってきたのか。先ほど町長の話の中では、緑の回廊、プラットホーム等、そして清里、札弦間におけるコスモスロードという話も出ていましたが、それ以上に新しいものがあるのかどうか。従来どおり、花と緑と交流のまちづくり事業のはしりとなった、ニュージーランドの交流事業がきっかけということで、その流れの中で今まで二十数年、花と緑という、この美しいコンセプトの中でまちづくりをしてきた。今の話を聞きますとやはり、包括的な継続的な事案と言いますか、事業の展開でしか、町民の目には映っていないと思うんですよ。そういう部分で新しい町長のカラーを出す展開、それらの思いをもう少しあるのであれば、お話していただければと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただ今の具体的な提案の部分と含めた体制の問題でございます。先ほども申し上げましたように、本構想につきましては、基本的には第5次総合計画の全体のまちづくりのメインテーマであります、「人と自然がともに輝き躍動するまち」を具体的なテーマとして、町民の方が理解できる構想として作成していくという考え方でございます。当然、そうしたことから従来取り組んでまいりました、花と緑と交流のまちづくり事業の再構築という部分を含めながら、事業の展開を図ってまいりたいと考えているところでございます。清里町では平成2年からニュージーランドへの海外研修交流事業を実施させていただきまして、そこに訪れた人達が、ニュージーランドの、特にクライストチャーチのガーデンシティを見ながら、町の中に約30パーセントの緑があるんだと言われておりました。そういう違う世界を見て、町民の皆さんがまちづくりにかける思いを大きく変えていったのではないかと。それが一つの花と緑と交流のまちづくりということで、緑を潤いを求めるというようなまちづくりへ、徐々に切り替わってきたものと考えております。但し、そうした活動につきましても、ほぼ10年を経過しようといたしております。そうした中で、今までの取り組みの中で様々な課題、検討していかなければならない事項も徐々に明らかになりつつあると考えておりまして、改めてそうした取り組みのあり方について、評価・検討を加えながら、引き続き持続可能で無理のない長期的なまちづくりの活動計画として、推進していかなければならないと考えている次第でございます。先ほども申し上げました、ふるさとの森づくりや花と緑のまちづくりなどを中心としながら、清里町のまち、そして清里市街地、札弦市街地、また緑へと連動する、そういうまちづくりの流れをこの中で求めていければと考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

質問 1番 前中康男

今、答弁がありましたけども、1点、ちょっと聞き漏らしていた部分と言いますか、この庭園のまちづくりにおけるプロジェクトチーム、ワーキンググループの協議経過が一体どうなっているのか、お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

プロジェクト委員会等の活動の経過等でございます。本件につきましては、企画委員会が管理職を中心として構成されております。これは、所管の中の全体の調整作業と、構想の全体的な調整を兼ねての委員会でございます。その下部組織として、ワーキンググループを置いておりまして、管理職以下の主査クラスの職員で構成している部分でございまして、具体的な施策の配置、また事業の配置については、そのワーキンググループの討議の中で事業の抽出をしていくという作業体系を取っているのが実態でございます。それらの会議等の取りまとめの状況でありますが、まだ具体的な個々の部分についての最終とりまとめはできておりません。その作業の最中であります。そういう中で今般、こうしたご質問をいただいておりますし、また、ご案内のように、できるものは今年から既定予算の中で進めてはおりますけれども、大きく構想として提示・提案ができる、町民の皆さんにできるだけ早く提示をしていきたいと私も考えておりますので、作業については積極的に進めていくように、今後とも努めてまいりたいと考えているところでございます。今後のそれぞれの企画委員会、またワーキンググループに、積極的な事業と会議の開催を促していきたいと考えております。

質問 1番 前中康男

もう2年経過しようとしているんですが、やはりそこはスピードをもって進めていただかなければならない問題だと思います。今の話を聞いて、なかなか機能していないのかなと、ちょっと残念に思います。いろんなところのディスカッションを得ながら、まちづくりの設計図のところですから、これは大変難しく、大変な作業だと思いますけれども、家に例えるならば、設計図は基本ですよね。基礎を固め、骨を組み、屋根をふき、そして各種の工事を行う。そしてマイホームができる。やはりそこは設計図を早く作っていただかないと、町民は本当に困りますよ。おそらく皆さんもそうだと思いますが、家を建てるのは一生に1回だと思うんです。そうそう2度も3度も建てるような人は、よっぽどでない限りあり得ないと思います。その設計図作りを誠心誠意、365日でもいいですから、きっちりとプランニングして、そして一つのものにつくり上げ、まちづくりという名の下に、町民が住みやすい町のために、一生懸命町長自ら、職員にも奮起させながらまい進していただきたい。本当にその辺、もう少しスピードをもってやっていただかなければ困るという思いが、私の中にあります。その点については、そういう気持ちであるということで終わりまして、もう1点の、町民に対する情報提供について、質問をしたいと思います。町長はこの庭園のまちづくり構想に対して、町民に懇切丁寧に説明するという形で取り進んでいる訳ですけども、現状の中で各自治会あるいは小さな諸会議。会議となると日中より夜の会議が多いと思いますけども、車座会議と申しますか、そういう懇談会など、町長の思いを熱く語る場面が多く開催されているのかどうか。その辺についてお聞きしたいと思いますが。よろしくお願いします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

まちづくりの町民への周知・PR等のことかと思いますが、私が就任の段階で、住民参加と協働・共創のまちづくりを第一に掲げたまちづくりをしてまいりますということで、進めてきたところでございます。私からはその中で、住民、また職場職員それぞれの段階での円卓会議等を通じながら、まちづくりの思いを伝えていくと。また、進めてきたところでございます。今までも農協の理事、また商工会関係の職域の皆さん、また農連関係の皆さんとも、そうした円卓会議を開催させていただいておりますし、また、自治会関係におきましても、それぞれの自治会において希望があったところから実施をさせていただいております。前段にお話がありました、まちづくりの設計図、青写真が見えていないという中では、言葉でしか思いが伝えられないということもございますけども、そうした思いについてはしっかりと伝えてきているつもりでございます。いずれにいたしましても、町民の皆さんと共に行動して、町民協働・参加をしていただくのが根底でございますので、その主旨にしたがいながら、今後とも進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 1番 前中康男

今まで以上に住民との接点の中で、町長の熱い思いをお伝えいただき、庭園のまちづくり構想についてお話していただきたいと思います。もう1点、そのまちづくり構想の中で、花と緑と交流のまちづくりという一つのフレームの中で、先般、第5次総合計画が立案されて進んでいく段階であると思います。到達年度の平成32年度に向けて、いろいろな事案に対して審議いただき、すばらしい内容ができてきていると、私自身思っております。これも設計図と言えば設計図かも知れませんけども、その前の段階、やはり青写真的な部分がかなりあります。その中に町長がおっしゃる庭園のまちづくりを起爆剤に、交流人口を図り、そこでさらなる雇用を生み出す施策に打って出るという話を、度々しておられますけども、その交流人口ですが、平成32年に50万ですか。平成21年度に33万の交流人口の実績を踏まえた中で、約5割増しの交流人口の増加の期待を込めて立案されているところであると思います。その部分に対して、交流人口の裾野を広げるということは、やはり町民自らも一生懸命PR活動、情報活動をして、町外の人達にすばらしい町の良さをアピールすると。そういうことが必要になってくると思うんですけども、それに対して町長自ら具体的な考え、あるいは施策等を考えなければならないのではないか。先ほどお話の中に、インターネット等の情報化社会ですから、ホームページの活用とかの話も出ていました。私も昨今のIT社会の中で、今、急速に進んでいるSNS、ツイッターだとかフェイスブック等の個人的なつながり、社会的なネットワーク、そういうつながりでアピールが進んでいるという話も聞いております。一昨日、ちょっとネットで調べましたら、網走管内の地方自治体で取り組んでいるところは見当たりませんでした。まだ全道的にも広がってはいないのかなと思いますけども、そういう部分も活用する。私の子供もかなりそういう部分で、例えばプランターだとか、斜里岳と言う言葉を発することによっていろんな結びつきが出てくる、そういう情報のネットワークがあります。その辺についてもどのようにお考えなのか、所見があればお話いただければと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

町民と共に歩んでいくまちづくりでございます。今もありましたように、第5次総合計画の特性の中にも、10項目の特性が挙げられております。その内、4項目が森林や農用地、また水などの自然を大切にするという、そうした自然的な景観を特性として挙げておりますし、2項目にわたっては、住民協働と将来を担う人づくり、そして交流のまちづくりの項目が掲げられております。そしてその総合計画の将来像におきましても、花と緑に包まれた豊かな自然景観、美しい景観を、町民共有の財産として保全する。そしてさらに、ゆとりと潤いのある快適な生活環境を整備・構築をしていきますと。これが第5次総合計画の中心となる姿勢でございます。今回提唱いたしております、庭園のまちづくり構想はこうした背景を踏まえながら、住民の皆さんと共につくり上げて、一人ひとりがまちづくりに参画をしているという思いが実感できる取り組みとしていかなければならないと考えているところでございます。今、後段にありましたように、IT社会における様々な媒体がございます。いろんな使われ方がされておりますので、これらについては十分に検討をしながら、実際に活用ができるかどうかを含めて調査を入れていきたいと思っておりますが、まずは町民の皆さんに、私の思いがしっかりと伝わるようなものを構築をして、それから、そういう部分についても十分に検討させていただきたいと考えております。以上申し上げ、答弁といたします。

質問 1番 前中康男

そういった意味で、前向きに住民に対する情報発信、そして、第5次総合計画の中に掲げられている3つの地域力、そういう部分はやはり町民の原動力になると、私自身も考えているところであります。第5次総合計画も策定されて2年目を迎えようとしていますが、その中に、毎年度、実績評価を実施すると謳っておりますけども、その点について、どのような形で進んでいるのか。改めて質問いたします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

本件につきましては、総合計画の中でも毎年度の実績と進捗状況等を報告し、意見を求めていくと記載がされているところでございまして、23年度が第5次総合計画のスタートの年であります。最終的に予算を通じながらの事業の展開でありますので、現在、決算の段階でございます。それらを踏まえながら、数値的に反省評価を置き換え、そしてまた、事業的にも置き換えながら、実績について提示をし、ご報告を申し上げる機会を作っていきたいと考えている次第でございます。基本的に総合計画そのものにつきましては、総合開発審議会での作成ということで答申をさせていただいたものでありますから、そこに報告をさせていただくという内容になってこようかと思います。また、議員の皆さん方に対しましては、決算委員会を通じた中で、決算の姿で報告をさせていただくということで、ご理解を賜りたいと思います。

質問 1番 前中康男

報告する形でご理解願いますということなんですけども、なかなかそれに対しての実績評価等は、現時点では伺っていないのではないかと思っているところです。やはりそこは、きっちりと成果をチェックしていただかなければ、審議会自体が機能不全と言うか、機能できないという部分があると思いますので、町長はやはりその辺を重々理解した上で、審議会の成果報告あるいは実績検証を、きっちりと毎年度、毎年度実施していただかなければ、先ほどから何度も申しますけども、設計図の前の段階の青写真、そして全体像の中が霞の如く崩れかけないとも限りませんので、その辺は早急に取り組んでいただきたいことであります。その辺についてもう少し、よろしくお願いします。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

ただ今の関係でございますけれども、当然、第5次総合計画のそれぞれの実施の年度におきまして、実績を踏まえながら評価書を付けてご報告をさせていただきますので、単純に数字だけということではなくて、実際に取り組みが進んでいるか、進んでいないかという部分の評価を付けながら、提出をさせていただきたいと考えているところであります。後段にありました、まちづくりの全体像としての青写真、または設計図の関係につきましても、なるべく早い段階で明らかにし、分かりやすいものを町民の皆さんにご提示できるように、作業を進めてまいりたいと考えているところでございます。以上、答弁といたします。

質問 1番 前中康男

分かりました。設計図を作るのは本当に大変です。確かに時間もかかる。それも重々分かります。私自身も町民として、まちづくりに誠心誠意、参画させていただきたいと思っております。ただ、やはりそこは、町長の自らの設計図をある程度取り入れていただかなければ。家を造る時もここだけは譲れないという自分の思いが必ずあると思います。そこら辺のものをしっかりと発信していただかなければ、町民は本当に迷ってしまう部分なので、熱い思いを十分語っていただきたいと思います。また、当町における町花、なかなか認識されてはいませんけども、ムクゲと言う花が町花でございます。聞くところによりますと、町民のある方が、挿し木をしながら徐々に増やし、各家庭に配ったという話を聞いたことがございます。我が家にもムクゲの木が結構あります。花の期間は短いんですけども、次から次と淡くきれいな、淡い紫と白が混じった花を咲かす、そんな花でございます。そういう部分でもう一度、町木・町花の認識度合いを、改めてまちづくりの中にも、もし可能であるならばですけども、そういうことも一つのアイディアとして持っていただきたい。そしてもう一つ、今回、花と緑の24年度の予算の中に、ニュージーランド派遣で、高校生の派遣ということで、かなり精力的な予算配分となっております。やはりここは原点に立ち返る上で、若い高校生の感性、花づくりにおけるニュージーランドのガーデニングの模様、あるいは細かいことですけども、花だとか花木だとかの自然の取り組み等も子供達が学習できるようなカリキュラムを。これはあくまでも私の私見ですけども、そういう幅広い観点で学んで来て、それを当町に情報提供、あるいは町民の皆様に対して高校生がリーダーとなりながらまい進していく姿を期待しています。それが、これから5年後、10年後のまちづくりの中の原動力になるのではないかと思いますので、その辺も機会があれば町長もニュージーランドに一緒に同行しながら、原点に立ち返る意味でも、行けるのかどうかは分かりませんけども、気持ちがあるのであればニュージーランドの方に出向いて、勉強していただきたいと思います。それについて、もし何かあるのであればお話をいただきたいと思いますし、無ければ、私の質問はこれで終わらせていただきたいと思います。

答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)

庭園のまちづくり、そして第5次総合計画ということで、将来の町の姿をこれから創り上げていくということになってこようかと思います。そうした中で、私のまちづくりに賭ける思いを、庭園のまちづくり構想の中に活かしていけるような、そういうことを踏まえながら、職員とも十分に連携を図りながら素案作りにまい進をしていきたいと思っており、かつ、なるべく早い段階に、先ほども申し上げましたように、町民の皆さんに提示ができるように、スピードをもって進めていく所存でございます。また、先ほどありました町花・町木等につきまして、ムクゲの町花につきましては、町民の方々に苗木を配布、広く広めてきたという経過もございますが、この町花・町木についても、1種類だけが町花・町木ということでも必ずしもないと。町村によっては多くのいろんなものを求めたりもしておりますので、そういうことについても、検討ができるのであれば、そういう部分も含めながら、内部的にもいろんな対応を考えてみたいと考えております。ただ、この段階ですぐ町花・町木の次のものをということではありませんので、じっくりとその辺についても検討を加えていかなければと思っております。それから、清里のまちづくりの景観づくりや花づくりの一つのきっかけとなりました、ニュージーランドとの交流の関係であります。特に平成24年からは、高校生の海外派遣に集約をして実施をさせていただくことに相成った訳であります。将来を担う子供達が、ニュージーランド、またモトエカ町との交流の中で、違う文化や、自然の景観等に触れていただいて、そこから刺激をもらって、将来において清里町のまちづくりのために、大いに活かしてもらえればなと考えているところでございまして、単にニュージーランド・モトエカ町へ物見遊山的に行くということではなくて、目的を持った中で行っていただければということで、教育委員会とも十分に、その内容については詰めさせていただきたいと考えているところであります。私もこの交流が始まった平成2年でありますが、第1回目の町民の皆さんのところに参画をさせてもらいました1人でございます。今回、町長に就任し、全体の計画を通じても二十数年経っている訳でありまして、昨年はモトエカ高校の校長先生も、本町においでをいただきました。そしてまた、市長が代わられた段階でも本町においでになられたという経過を踏まえ、私におきましても、時間的な、また仕事的にも何とか工面を付けながら、今回の高校生と共に交流を深めるためにも、そして今申し上げました、いろんなことを向こうに伝えるためにも、一度伺いたいと考えているところでございますので、ご理解をいただければと思います。以上で、答弁を終わります。

出典:清里町議会 平成24年第6回定例会 2012年6月20日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる