清里町議会 平成24年第2回定例会 2012年3月6日
第5次総合計画及び第4次行財政改革大綱の推進について
2012年3月6日、清里町議会の一般質問で、池下昇議員が「第5次総合計画及び第4次行財政改革大綱の推進について」質問し、町長 櫛引政明が答弁しました。
- 質問者
- 池下昇 議員
- 答弁者
- 町長 櫛引政明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 池下昇
平成24年度の町政執行方針が示され、一般会計、特別会計合わせて60億8,711万5千円という予算が計上されたところですが、先に通告しております、第5次清里町総合計画及び第4次行財政改革大綱の推進について、町長の所見をお伺いいたします。なお、一般質問にあたっては、1時間という限られた時間でありますので、私自身、一問一答の時間を十分に取りたいと考えております。私自身もできる限り、簡潔に要点だけを質問させていただきますので、町長におかれましても、質問事項に対してのみ、簡潔に答弁をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。さて、1点目の質問でありますが、総合計画に基づく、地域活性化に向けた具体的施策の展開及び推進についてであります。第5次総合計画につきましては、平成23年から32年までの10ヵ年計画、まちづくりの基本となる計画でありまして、町長の町政執行方針でも最優先事項に位置付けられていると認識しております。また、お聞きするところによると、本計画を策定するにあたっては、議長を策定委員長にする中、30名の町民委員により2年間にわたって、従来になく大変厳しい論議を経て、策定されたと伺っております。こうした内容を踏まえて、先に常任委員会に示されたグランドデザインが策定されまして、また、加えて2期8年にわたる自立計画を引き継ぐ、第4次行財政改革大綱も策定されたと認識しております。平成24年度は、櫛引町長も2年目に入りまして、初めて本格的な予算編成、前向きな独自色も出しながら取り組んでいただくことを期待していたところです。しかしながら、今回示された町政執行方針をお聞きする限り、誠に残念ですが、中小連携事業者や一般労働者、さらには低所得の高齢者等が置かれた厳しい状況。経済情勢や生活の厳しさに対する認識を十分に持っているのか、ちょっと私としては、いささか認識が甘いのではないかと感じるところでもあります。その端的な表れが、大型事業については、全て前町長時代から計画されていたものであり、これは仕方ないにしても、ソフト事業についても、基本的には従来事業の焼き直し、または補助や給付対象者の拡大となっており、新しい方向性や第5次総合計画の具体的展開に対する前向きな意欲、さらには、町内の厳しい経済環境に、正面から取り組む意欲に欠けているように感じます。具体的な執行方針の表現を見れば分かるとおり、「引き続き継続実施する」、「継続して支援する」、「検討してまいります」、こういう表現が随所に現れているだけでなく、単に事業を継ぎはぎして、並べたものになっているのではないかと思います。町長の肉声、さらには熱意が、残念ながら私には伝わってきません。したがって、総合計画の具体的な展開や、方向性を示すとしていたグランドデザインの内容を見れば、同様に、前回作りましたグランドデザインや、景観計画からの抜き出しや部分修正、総合計画の要約だけであり、本来的に予算や、時間をかけてやる必要がどこにあったのか。疑問に思っている議員は私だけでしょうか。また、第4次行財政改革大綱の内容についても、あくまでも一般的な総論の域を出ておらず、ある意味では第5次総合計画の基本計画、第1章の「協働と共生で築く自立のまち」の中で示されている行政運営の充実、財政運営の充実、広域行政の推進の方が、より具体的で、実践的であります。2期8年間の自立計画を引き継ぐレベルのものになっていないような気もします。しかも、平成24年度から3ヵ年という大綱でありながら、「具体的な推進計画がこれから検討される。」と、先の委員会ではこういう説明でありまして、スピード感や緊張感に欠け、形式さえ整えば、すぐと言った姿勢すら感じるものであり、ある意味では、自立計画から見たら大きく後退しているように思えるところでございます。このような状況を、町長自身がどのように認識されているのか。さらに、町政執行の柱となる総合計画及び行財政改革大綱の具体的な取り組みを、どのような形で推進されていくのか。町長の率直な見解をお聞きしたいと思います。2点目の、庭園のまちづくり構想及び住民協働の推進についてであります。庭園のまちづくり構想は、町長の公約として掲げられた大きな目玉となっておりますが、一方、住民協働は第5次の総合計画の柱でもあります。町長は今回の町政執行方針において、花と緑と交流のまちづくりを基本として、さらに自然溢れる庭園のイメージ等、まちづくりの方向性を感じ取ることができる、新たな活性化のプロジェクト構想として、具体的に推進するとしていますが、すでに10年以上過ぎた花と緑の交流のまちづくり自体が、マンネリ化しているのではないかと感じるところであり、これに加えて、新たな事業を展開すると言っても、町民の積極的参加が得られる環境にあるのか、非常に難しいと思えるところであります。また、地域の経済や雇用が非常に不安定な状況を考えた時、果たしてイメージ的な庭園のまちづくり構想が、本来の清里町の取り組むべき最優先課題であるべきかどうか、非常に違和感を感じております。ここ数年見ておりますと、担当職員自体も、非常に重荷になっているように見えて、新しい企画や事業に対する意欲が見えないのが実態ではないかと。新町長になられてから1年間、役場内に職員によるプロジェクトを立ち上げ、具体的な事業の検討を行ってきたと聞いておりますが、町長から幾度となく構想についてはお話を伺っておりますが、具体的に事業計画や工程については、現在までには何ら常任委員会にも示されておりません。全体計画ができているのか。そして、具体的な新事業が平成24年度の予算にどのように反映されているのか。町長にお伺いしたいと思います。また、花と緑と交流のまちづくり事業にあっては、町民の皆さんと行政のパートナーシップ事業として、総合計画の重点事業として、清里町における住民協働の一つのシンボルとして、推進されてきたと理解しておりますが、一方、庭園のまちづくり構想は、これ自体が町長個人の公約であります。したがって、この構想は、基本的に行政主体の責任で進めるという考えに立っているのか。その点も確認させていただきたいと思います。3点目ですが、公共施設の運営管理及び指定管理者制度のあり方についてであります。本町の将来的な財政運営を考えた時、人件費とともに、施設の運営管理費が非常に大きく比重を占めていると考えております。特に、人口がわずか4,500人を割り、高齢化が極端に進む中、様々な施設を維持管理していくだけでも、非常に大きな負担でありまして、総体的に運営管理の手法も見直す必要があるのではないかと感じております。特に、過去に建設されました施設については、現在の人口等から考えたら、一部過大な投資であり、ちょっと身の丈を過ぎたものではないかなという所が多く見られます。今後の施設整備にあたっても、十分に今後考えることが必要と思います。こうした中、清里町においては、いち早く、平成18年から指定管理者制度を導入しながら、大まかに括れば直営方式、委託方式、賃貸方式、指定管理者方式の、この4つの方法で運営を行っていますが、特に、観光集客施設においては、これらが混在しており、総合性に欠けるようなところがあると感じております。基本的な区分の根拠をどこに置かれているのか、町長の考えをお聞きしたいと思います。具体的に言えば、レストハウスは賃貸。温泉宿泊施設、山小屋は指定管理。スキー場、プールは公社に委託です。オートキャンプ場、パークゴルフ場は直営と。全体として非常にちぐはぐであるばかりでなく、特に、運営上の責任や経費負担といった面で、かなりの誤差が出ていると思います。例えば、賃貸や指定管理の場合は、経営的に赤字であれば、基本的に受託者の負担。公社委託または直営であれば、予算的に補填する。加えて同じ指定管理でも、委託費が伴うもの、収入で賄うもの、それぞれの施設の特質によって、多少の異なりはあって当然だとは思いますが、一般的にはちょっと釈然としないものがあります。特に、指定管理精度については、制度導入後、経費の合理化、民間活力の導入、地元雇用の創出の面など、本来的に当初の目的や機能を十分に果たしているのか。様々な矛盾や課題が生じているのではないかと考えております。今回、緑清荘の指定管理者が替わります。加えて、パパスランドは大変大きな投資を行う中、改築工事を行う予算提案がなされておりますが、具体的な運営や運営計画が残念ながら示されておりません。助役、副町長時代を含めて、これらに直接関係してきた立場から、町長自身の指定管理者制度の運用に対する評価、指定管理者に対する町の関与のあり方及び今後の対応について、見解をお伺いします。先にお願いしておりますが、事業内容とか経過の説明は結構ですので、質問の項目、事項についてのみ、簡潔に答弁をお願い申し上げます。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
ただ今の、池下議員のご質問にお答えを申し上げたいと思います。まず、第5次清里町総合計画並びに第4次行財政改革大綱の推進について、その中の3つにわたる項目についてのご質問でございますが、ただ今の質問の中で、詳細にわたってのお話をいただきました。それぞれ漏れの無いように答えていきたいとは思っておりますけれども、かなり膨大な中身でありましたので、多々漏れることがあるかと思いますが、よろしくご理解をいただきたいと思います。まず、第5次総合計画の関係については、23年から10年計画としてスタートいたしております。これは、第4次総合計画をさらに引き継ぎ、発展させるものということと、第2期自立計画を継承し、それらを引き継いでいくものという意味合いの中で、計画が樹立されております。そうした中において、まちづくりを住民参加と協働、共生、共創、そして自助、共助、公助の補完性の原理・原則をもって、先ほども申し上げましたが、「人と自然がともに輝き躍動するまち」の将来方向を目指した計画として、策定をされていると理解をしているところでございます。また、その中において今般の予算、また、施行方針の中に、それらの内容がどうも見て取れないというご指摘でございまして、町のそういうもろもろの施策に対する、実態に対する厳しさの理解に欠けているのではないかというご指摘でありましたが、私としてはそうは考えておりません。しっかりとそこら辺を理解をした中、一つずつ着実に進めていきたいという考え方のもとに、今回の執行方針を策定させていただいたものでございます。特に、全てが継承ではないかというご指摘もございましたが、決してそういう気持ちではございません。当然、行政の継承する部分もございますから、しっかりと継承できるものは継承し、新たに生み出すものは生み出していくという覚悟で望んだものでございます。特に、子育て関係においても、全部が焼き直しではないかというご指摘でありますが、決して私自身は、そういう気持ちは持っていないということでございます。また、第4次行財政改革大綱の関係についても、全体としては委員会の中で、行財政改革大綱の基本的な方向性をお示しいただいた訳でございまして、各論については、具体的に早急に立ち上げていきたいと考えてございます。それぞれの項目についても、今、鋭意策定を事務的に進めております。これは実質的な事務的な部分ですが、方向性については、その委員会の中でまちづくりの方向性と合わせて、行財政のあり方ということで、6項目にわたる方向性をお示しいただきましたので、それに基づく具体的な事務事業の詳細にわたって、現在詰めている最中でございますので、これらについても、ご理解をいただきたいと思います。それから、2点目の庭園のまちづくり構想の関係についてでございます。これらにつきましても、花と緑と交流のまちづくりから一歩も出ていない。事業も相当、制度疲労が起きているのではないかというようなお話であります。私は決してそうは思っておりません。今まで、これを中心に、住民共創、共生が図られてきたと理解をいたしております。ただ、同じ事業をずっと続けていくということではなく、さらに、それらをトータル的に進めていきたいというような形の中での庭園のまちづくりの考え方でございます。これらについても、基本的には行政のみがやるということでありません。あくまでも町民の皆さんと共に、知恵を出し合い、汗を流しながらやっていくというのが、私の基本的な考え方でございます。具体的な事業が見えてきていないということかと思いますけれども、これらについては、並行して進めさせていただきたい。基本的な理念については、前にも各議員さんのお集まりの中で、私の方からもお話をさせてもらいましたが、そういう形の中での事業の配置をしていきたいということであります。具体的なものとして、先ほども言いましたが、上斜里のフラワーロード、コスモスロードから札弦までにつなげる。それを線的な事業として、その中にそれぞれの思いを詰めていければという事業を展開していきたい。予算的には、その科目として庭園のまちづくりプロジェクトの科目を作れば、明らかに見やすかったのかも知れませんけれども、それは一連の流れでありますから、花と緑と交流のまちづくりの科目を通じながら、そしてまた、産業の中にあります、農地・水・保全事業等の協働の事業に対しても、合わせて事業展開をしていくということでの配置をしてまいる次第でございます。全体を通じながら、いろんな事業の展開をやっていきたいと。特に、道道が線的には中心になってまいりますので、その中で、景観スポットを求めたり、要所要所にそういう景観の要素を入れながら進めていくことを考えておりますし、また、札弦のパパスにおいては、現在実施設計中でありますから、それは食材提供供給施設としての役割と販売を目的としたものを、その中にしっかり入れていきたいと考えておりますし、隣に幸いにして高齢者活動施設として、農産加工処理施設、陶芸施設等もございますので、それらを体験できるような部分も含めながら、全体として構想が出来上がればと考えているところでありますが、これらも現在構想としてまとめていく最中でございます。私の任期中にそれらのスタイルが明らかになってくればという思いでありまして、今年言って、今年出来上がるというものではありませんので、全体の構想として進めさせていただくということで、理解をいただければと思います。それから、3点目の公共施設の管理運営の関係でございます。ご指摘をいただきましたように、この施設については公共の施設として直営で実施しているもの、それから業務委託をしているもの、また賃貸で行っているもの、さらには指定管理制度を活用してやっているものと、それぞれ手法がございます。基本的には、地方自治法が平成15年に改正になりまして、その中で直営でやるものと指定管理でやるものを、明確にしなければならないということがございました。直営と言うのは、全ての権限を町がやるのが直営でございます。その直営方式を代行してやってもらうのが、指定管理制度でございます。業務委託と言うのは、その部分の運営だけをやっていただき、管理部門はしませんとか、許認可行為は、業務委託には基本的には付いてまいりませんので、そういう部分において、それぞれ扱いが違うということでのご理解をいただければと思います。また、特異的には、レストハウスが賃貸方式で運営をされてございます。当時、いろんな経緯があったようでございまして、地域の関係の方々が出資をして運営会社をつくられて、それに対して、町の方で協調する形で建物を建て、そして貸付を行ったという経過があるようでございます。これらは、それぞれの手法がある訳でございますけれども、最も効率的で効果的な運営がされ、住民参加サービスの向上につながっていくというのが目的でございます。そういう中で全体のあり方も含めて、今後、いろいろと適切に検討していかなくてはならばないとも考えているところでありますが、当面、指定管理の部分については、契約行為によって進めさせていただいておりますので、その契約の範ちゅうの中で、しっかりとお互いの役割を認識しながら、進めていければと考えている次第でございます。また、先ほどの執行方針の中にもありましたように、改めて公共施設の部分で、キャンプ場だとか、ゲートボール場だとか、直営でやっている部分もございますし、また、公社でやっていただいている部分がありますので、これらについては、改めて今年度中にしっかりとした方向性を出していきたいということで、見直しをしていくことにいたしておりますので、これらについても、ご理解をいただければと思う次第でございます。以上申し上げまして、1回目の答弁とさせていただきます。
質問 2番 池下昇
これから先は、一問一答でお願いしたいと思います。第5次の総合計画について、これは町長が選挙立候補、さらには昨年の6月の当選後の執行方針、そして、町長当選後の本格的な予算編成となった24年度の執行方針においても、町政推進と地域活性化に取り組む時の一番重要な計画として、町長自身が位置付けているのかどうか、お聞きしたいのですが。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
この第5次清里町総合計画につきましては、審議委員会の経過を経て、基本的な方向が確認をされているものでございます。当然、町の行政のそれぞれの施策を執行するにあたっては、この総合計画に沿った中で進めていくのが、まちづくりの方向性だと認識をいたしております。
質問 2番 池下昇
そうであるならば、町長、副町長、それから管理職含めて、この計画の内容について十分理解した上で、事業の執行、予算への反映を行っていると理解してもいいですか。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
基本的には全ての項目、一気にできていないところもありますし、10年計画でありますから、後期の部分も含めての計画となっておりますので、全てその中に網羅された予算組みになっているかと言われると、これはいろんな施策の打ち方がありますので、そうではありませんけれども、基本的にはこの総合計画に基づく考え方に沿って、予算措置をすべきものはしてきていると理解をいたしております。
質問 2番 池下昇
私、先週、総務課長にお願いをして、第4次の総合計画書をいただきました。それで何日間か勉強をさせていただきまして、第5次総合計画と比較して、第5次総合計画は第4次総合計画とは、かなり計画の視点や考え方が異なっていると、私自身は受け止めたんですが、町長自身が具体的に第5次総合計画の一番重要な部分は、どこにあると考えておられますか。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
本件については、いろんな捉え方があると思っておりますけれども、まちづくりの主体の取り組み、これが今回の大きな視点になってくるんだろうと思っております。つまり、多様な主体による協働でのまちづくりの取り組みということになってこようかと思います。以上です。
質問 2番 池下昇
私自身が一番の特色として捉えたのは、まず1点目は、前の計画では産業・福祉の分野。分野別計画って言うんですか、その後に住民協働を掲げていたと思います。今回の計画では、まず冒頭に、協働と共生で築く自立のまちを推し出したこと。加えてその中で、より具体的に新しい公共の創出や行政運営、財政運営、さらには広域行政等の推進を掲げたこと。2点目は、計画推進の基本姿勢という章を、基本構想の中に新たに設けたこと。計画推進の考え方、計画推進の体制、計画推進の管理の具体的方法を提示していること。この2点に尽きるのではないのかと私自身も考えております。しかも、計画の推進管理については、継続的に町民意見の反映を行える場を設けるとしているところではないかと思いますが、町長をはじめ職員は、十分に総合計画の内容そのものを理解して、仕事にあたっているのでしょうか。形式的に総合計画、総合計画と言っているだけで、絵に描いた餅にしているところはないですかという考えなんですが、いかがですか。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
基本的にはこの第5次総合計画、今、お話をいただきましたように、従来は協働、共生、住民参加の部分は一番最後の末章にありました。これを初めて一番最初に持ってきたというのは、今回の大きな構成の違いであります。どうしてこういうふうにしたかと言うと、今まで第4次総合計画の中にも、住民と行政とのパートナーシップ事業が重点施策としてありましたが、たった1枚であります。4次計画を見ていただければ分かると思いますが、花と緑と交流のまちづくりの事業計画というのは、たった1枚なんです。何も書いていないんです。中身は。書いていないんですが、それをきちっと実現をし、その10年間をさらに次の時代につないできた計画なんです。これで、我が町が協働と共生に目覚めたんです。それを全面に出す計画として今回、一番頭に持ってきたというのが事実であります。職員は当然、一緒になってやってきております。理解をしているものと、私は認識をいたしております。
質問 2番 池下昇
今の町長のお話の中で、理解をしているということでありますが、理解されているのであるならば、具体的にお伺いしたいんですが、前段で質問したとおり、行財政改革大綱の策定にあたり、町民の皆さんに対して第5次総合計画のとりわけ、基本計画の第1章、これは第5次総合計画の32ページです。この資料を渡した上で、十分に説明を行いましたか。その辺をちょっとお聞きしたいのですが。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
基本計画につきましては、総合計画の第3編ということで整理がされております。今、お話をいただきましたように、31ページから48ページまでにわたって、それぞれの分野別の考え方と推進の方策が示されております。これを職員に対しては、その策定にあたって、その中の事務方として一緒に作業をさせていただいておりますから、そういう中で、基本的にはもうきっちりと理解をし、そして、事業展開を図っていると、認識をいたしているところでございます。全体といたしまして、細かい所まで1字1句ということではありませんが、全体の理念としては理解していると捉えていただければありがたいと思います。
質問 2番 池下昇
普通、私でなくても誰が見ても、今回、町が策定した行財政改革大綱よりも第5次の総合計画の第1章の内容の方が、本来的に行財政改革大綱と思えるような、同じようなことがグランドデザインの中においても起こっているのではないかと思います。グランドデザインは、職員と委託事業者によって策定されたものでないかなと思いますが、これも先週、総務課長に前のグランドデザインをもらいまして、内容を見せてもらいました。先の常任委員会にも提出されました。しかし、この原案っていうのが、全く内容的には作る必要性があるのっていうぐらい、疑うほどの内容が無いものと私は受けたんですが、町長自身、このグランドデザインの必要性が、それで十分という認識だったんでしょうか。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
このグランドデザインの策定については、今、お話をいただきましたように、職員が総合計画の全体的な構想の内容を、業者に委託をしながら、視覚的に捉えられるものとして策定をいたしたものでありますから、第5次総合計画の中をいじるとか、そういう話では全くありません。要は第5次総合計画を視覚的に分かりやすく表現をしたのが、グランドデザインであります。ですから、本来であれば、この第5次総合計画と一緒にスタートして作って、そして、町民説明内容として持っていくのが一番分かりやすいのでありますが、どうしても、第5次総合計画を先に進めておかないと、そこら辺が整理されないということで、1年遅れての策定であります。今後、このグランドデザインを持って、いろんな集会や懇談会等に活用する。従来、一番最初にそれの概要版の本当に2、3枚のやつを作って、全町民に配布をさせていただきましたが、それでは枠だけしか見えませんので、どんなまちづくりになっていくかが見えなかったと思いますので、このグランドデザインを使いながら、今後はいろんな集会、懇談会に活用をしていきながら、周知を図っていければと思っております。
質問 2番 池下昇
いろいろと考えるところもあると思いますが、もう一度、町長をはじめ職員全員が、第5次総合計画の内容。この内容が一番大事でありまして、そこを受け止めて、真剣に地域振興に汗を流していただくことを期待して、次の質問に移らせていただきます。先ほど前中議員の方からも、庭園のまちづくりということで議題がありましたけども、私も庭園のまちづくり構想と住民協働の考え方について、お聞きしたいと思います。プロジェクトチームを役場内に作って、計画を作り、事業を推進するということですが、先ほども質問をしたのですが、この事業の主役は町長、役場職員で、町民はどのように事業の企画に関っているのか。私が見ている範囲では、どちらかと言うと、職員すら笛吹けど踊り踊らずで、あまり真剣に取り組んでいるようにも見えないのですが、全体計画として町長はどのような考えでいるのか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
まず、前段のお話でありますけれども、先ほどの総合計画の関係、ご指摘をいただきました。職員に対しても、しっかりとその内容を把握、理解をいただく中で、全体として一丸となったまちづくりを進めていくように、今後とも努力をしてまいりたいと思います。それから、ただ今ご質問をいただきました、庭園のまちづくりに対するプロジェクトチーム、それと主体性の関係でございます。構想の段階は、基本的には第5次総合計画全体を網羅しながら、それをイメージ化していく作業でありますから、第5次総合計画と、これから進めていく部分を合わせながらの、構想計画作りをしていきたい。これは職員の方でやっていきたいと思います。それをさらに、実際には作業として、現地対応が当然ながら出てまいりますので、これらについては、一丸となって職員共々、地域に説明をしながら行い、そして具体的な作業をどうしていくかというのは、地域の人方と相談をしながらやっていきたいと思っております。私が今思っているのは、上斜里から札弦まで、とりあえずはその発想を今持っていますが、札弦から緑へつないでいこうという気持ちを持っております。それで、これは一つだけではありません。たまたま、代表として話しているのが、上斜里のコスモスロードから市街地のフラワー、そしてレストハウス、焼酎工場を経て札弦パパスランドへつなぐ。入り込みを狙うソフト事業を合わせて展開をしていくということでありますから、そこの部分をしっかりとやっていきたいと思いますし、当然、田園景観、そして斜里岳をという、この大きな清里の特性を活かしていくということですから、全ての部門につながっているんだということの中で、全体の構想として捉えていきたいと思っておりますし、そのように進めていかなければならないと認識をしている次第でございます。以上であります。
質問 2番 池下昇
このままいきますと、私が思うところでは、町長のアイディアを職員が計画や事業として練り上げ、それに町民が参加すると。住民協働や共生からは、ちょっと反対のやり方になっているのではないかと、私は思います。悪く言えば、行政からの押しつけになっているのではないかと。企画や計画の最初の段階から住民参加が行われて、初めて住民協働と言えるのであって、基本的にそこら辺の認識が欠けていないか。町長の受け止め方をちょっとお伺いしたいんですが。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
いろんな捉え方がありますから、一概になかなかすんなりと落ちてこないのかなと思いますが、基本的には第5次総合計画の中でありますから、この構想については、もうすでに練り上がってきているものを、可視化、イメージ化をして、清里のステップアップを図っていくという表現であります。全く違うものを作り上げるという計画ではありません。私の執行方針の中を見てもらっても分かりますように、第5次総合計画の全体の部分を可視化しながら、イメージとして庭園の町という、そういうイメージを清里の町に作り上げていくという計画でありますので、全体のそのイメージとしての第5次総合計画がある訳ですから、それをより具体的に進めていく段階では、当然、現地の方々と、また一緒に作業をしていく方々と、中身をどういう視点で、どうやっていくかというのは、相談をさせていただきたいと思っておりますけれども、外枠はそういうイメージで持っていきたいということでありますので、そこの捉え方を、それぞれいろんな考え方がありますから、ちょっと私とは違う所があるのかなと思っておりますけれども、決して住民を避けておいて、その作業を全てやって、こう決めたから全部やれというようなイメージではありませんので、やる段階ではどういう姿でどうやっていくかというのは、当然、これは協働の中で一緒になってやっていかなければならないと理解しておりますので、その点、ご理解をいただきたいと思います。
質問 2番 池下昇
今、町長の方から、イメージ的に段階を踏んでやっていくんだという話でございますけども、今の現状の清里町の状況を考えた時に、本当にそのイメージ的なものだけで良いのだろうかと。もっと優先すべき事項があるんではないかと、私は認識しております。その辺を踏まえた上で、町長もしっかりと肝に銘じて、進めていただきたいと思いまして、次の質問に移りたいと思います。最後になりますけども、具体的に指定管理のあり方について、質問させていただきます。指定管理というのは、民間の優れた経営能力を活かして、地域活性化や雇用などに結び付けるために、広く公募などの方法により事業者を募集し、厳正な審査を行い、指定管理を選定して、決定した後は指定業者の責任により施設を運営管理すると、このように理解していいですか。
答弁 町長 櫛引政明(町長は2023年3月まで)
指定管理制度の関係でございます。基本的に今の方向性で良いのかなと感じているところでございます。具体的には指定管理者制度と別に、いろんな内容のものがございまして、基本的には先ほども言いましたように、行政に代わって代行してもらう。行政が本来、認可をしなければ、許認可行為までを含んだ部分が指定管理だということでございますので、そういう中での運営。それと、民間活力をその中に取り入れていくと。そういう制度になっているということでありますので、その点、ご理解をいただきたいと思います。
質問 2番 池下昇
先ほどに引き続いてなんですが、実は、あと一問というところで休憩になりましたので、最後にさせていただきます。時間が15分ということなんですが、今後の指定管理制度のあり方や、運用、さらには募集、決定の過程、経費の考え方等について、もう一度、全般的に見直していく必要があるのではないかと、私自身強く感じております。現在の指定管理のやり方というのは、町と事業者の責任分担が曖昧なだけでなく、問題が起きれば、全く議会や監査の対応もできないような形で進められているように思います。平成24年度予算を見ても分かるとおり、パパスランドの改修に、今年度だけでも5億円以上の予算が投じられます。この施設も新年度のみ委託で行うが、基本的には町の考え方としては指定管理を想定していると、私は理解しております。しかしながら、現在の指定管理の進め方を見ただけでも、様々な問題が生じているのは実態であり、そうした問題を置き去りにして、多額の予算を執行して良いのか。問題は、建物を建てることが重要なのではなく、後々の運営管理が問題であり、その負担は全て町民の負担に跳ね返ってくるのだということを、厳しく議会としても自覚していくことが必要だと感じております。一般質問の主旨には沿いませんけども、今回の緑清荘の問題、さらには、指定管理の選定や将来運営のあり方について、正式に常任委員会において、町当局や関係者の出席も必要に応じながら求め、町民の皆さんに明らかになる形で、説明できるようにとり進められることを議長にお願いして、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
質問 2番 池下昇
良いです。