みんなの議会

上士幌町議会 令和4年第6回定例会 2022年9月6日

企業滞在型交流施設の運用並びに利用状況について

2022年9月6日、上士幌町議会の一般質問で、中村哲郎議員が「企業滞在型交流施設の運用並びに利用状況について」質問し、町長 竹中貢、デジタル推進課長 梶達が答弁しました。

質問者
中村哲郎 議員
答弁者
町長 竹中貢、デジタル推進課長 梶達

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 中村哲郎

私は、企業滞在型交流施設の運用並びに利用状況についてということで質問させていただきます。今年4月にオープンした「企業滞在型交流施設」通称「にっぽうの家」は、町外企業・個人と、町内企業・個人が交流し、イベント等を通じて本町の魅力を発信することで、関係人口拡大を図る目的で、1億2,684万円(国の補助金等)を投じて造られた施設です。私もこの施設には賛成し、今でも期待しております。オープン当時、議員視察時に、指定管理者からの説明では、リーズナブルな宿泊代金設定だったので宿泊予約を試みたところ、ネット上で全く異なる価格が表示されました。確認したところ、施設の性質を考慮し、「一棟貸し」としたとの説明を受けました。そのときは納得したものの、ネット上の宿泊予約画面には今でも誤解を招く表示が散見されるなど、宿泊は当初から想定していた事業内容の一つであるにもかかわらず、少々ずさんさがうかがえます。一方、オープン以来、直近の「コロナ規制のない夏休み」まで、近くを通るたびに見ても、たまに利用者の声が聞こえる程度で、私にはあまり活気が感じられませんでした。また、町民との交流施設であるにもかかわらず、イベント等についてはあまり周知されていないようにも思えました。そこで、以下3点質問いたします。1、今後の宿泊管理について。2、オープンから8月までの全イベントと、それらの目的並びに成果(利用者数や利用料)について。3、今後のイベントや企画と町民への周知方法について以上です。

答弁 町長 竹中貢

企業滞在型交流施設の運用並びに利用状況について、中村議員のご質問にお答えいたします。1点目の今後の宿泊管理についてであります。「企業滞在型交流施設」通称「にっぽうの家」は、町外企業の中長期の滞在を想定した宿泊や、滞在企業と町民、町内企業との交流を通じ、本町の情報発信基地となり、企業と連携して関係人口を創出することを目的に、本年4月4日にプレオープン、4月29日より本オープンしております。利用の形態につきましては、プレオープン期間中にモニター利用した企業からの声として、「同じ棟の2階個室を異なる企業が利用し交流するのは難しいのではないか」「企業で1棟を貸し切り、企業内のプライベートが守られる利用方法がよいのでは」といった声が多く、指定管理者からも、企業への一棟貸しを行うことにより、町内の同業宿泊施設からの不安を解消し、企業滞在型の施設であることを明確にして呼び込みたいとの申出があったため、一棟貸し、4名までによる運用を行っております。なお、施設は一棟貸しを原則としつつも、空室時には弾力的に運用するよう指定管理者に促してまいります。また、宿泊予約のシステムに関しては、一般的な宿泊施設の予約システムを使用していることから、表示方法に自由が利かず、分かりづらい面があることを町も認識しており、指定管理者に指摘を行ったところ、システムの入替えを検討するとの回答であったところであります。滞在スペースの利用状況といたしましては、4月のオープンから6月まで、合計9企業の利用で延べ宿泊者数が33人でありましたが、7月は4企業が長期滞在し、延べ宿泊人数が46人となり、8月は8企業の利用で延べ宿泊者数が57人、全体で21企業136人が宿泊しており、施設の認知度が高まるにつれて右肩上がりの状況となっております。今後は北海道の宿泊施設にとって閑散期とされている冬期間の利用に向けて、企業へのPRを指定管理者と共に強化してまいります。2点目のオープンから8月までの全イベントと、それらの目的並びに成果についてであります。交流スペースの利用状況につきましては、施設に滞在している企業は交流スペースの利用料金も含まれていることから、利用料収入としては少額となっておりますが、4月には町内事業者によるミニマルシェの開催、WeWork利用企業を中心とした合同アイデア合宿、町内事業者によるヨガイベント、5、6月には地域おこし協力隊と子育て、教育の関係者によるトークイベント、町内移住者による交流イベント、7月から8月にかけては企業のアイデア合宿が計4回、8月26日、27日開催の全国の若手起業家が集まったオンライントークイベントには、現地参加が66名、有料オンラインに約300名が参加いたしました。また、首都圏で人気の古着販売店による町民向け移動販売といったイベントが開催されております。目的並びに成果といたしましては、施設がオープンして日が浅いことから、試行的に行っている段階として理解をしているところであります。当施設の目指すところは、企業滞在型の交流施設として、企業や企業人が本町に滞在していただき、本町でリモートワークや地域の方々と交流する中で関係人口を増やし、発展的にはサテライトオフィスの開設や企業誘致につなげ、地域振興に寄与することにあることから、中長期的な視点で見守り、様々な形での支援が必要と考えております。10年間という長期にわたる指定管理契約を結んでいるのも、所期の目的を達成するには、長期的な経営戦略をもって事業を推進する必要性からと認識しているためであります。また、事業収支につきましては指定管理者が最も重視しているところと考えますが、支出面においては、町への施設維持協力金、人件費、施設管理費等、経常的に支出が発生しますので、それに見合った収入の確保についても見通しを持って経営されているものと認識しております。3点目の今後のイベントや企画と町民への周知方法についてであります。9月下旬には、施設整備、運営のコンソーシアムの一員である「無印良品の家」の本体企業である良品計画による「無印良品商品の移動販売会」が予定されており、これは施設整備に際して開催した町民説明会等においても町民から要望の声が上がっていた待望のイベントとなります。定期的な開催に向けての道筋をつくり、今後も施設の運営に限らず連携を図っていけるよう、まずは初回の開催に多くの町民にお越しいただきたいと考えております。また、8月に開催された古着の移動販売会に際しても、町民に対してチラシの折り込みやSNSによる告知を行いましたが、広報やマスメディア等も活用しながらイベントの周知を図ってまいります。以上でございます。

質問 7番 中村哲郎

答弁ありがとうございます。私、常日頃、ここ5,000人の町の税金とか限界があるので、そのためには町外の人との交流であるとか、町外からの人、もの、金の流入というのが非常に大切だと思っております。そういった意味で、本件の企業滞在型交流施設に関しては非常に興味、関心を持っております。私の中では最も期待している施設の一つであります。なので、今回の私の質問は、この施設がより効果的に機能することを願っていることで、別に批判ではないので、ちょっとその点だけはご理解いただきたいと思います。ただ、公式のホームページに違和感を覚えたこと、それから、施設の近くを通るたびに、ほぼ毎日ですけれども、あまり活気が感じられなかったので、今回質問させていただきました。まず、宿泊管理なんですけれども、宿泊の予約システムの件ですが、我々議会で視察したのが4月7日、プレオープンの後、3日後ということになります。そのときの説明では、1時間1,000円、1日5,000円、2階は宿泊施設4部屋、2棟で8部屋、1泊5,700円、宿泊期間が長いほど割引になる仕組みと聞きました。その後、一棟貸しに変わったということらしいですけれども、予約システムを見ても、話と全く違う金額が出てきて、表示もちょっとおかしいので、役場の担当者に電話したところ、一棟貸しに変わりましたということで、でも、今でも表示の不備は変わっていません。答弁では、一般的な宿泊施設の予約システムを使っているからということですが、一応全国発信しているという意味においては、少しお粗末かなというふうに思います。あと、全取替えが必要ということ、システムの取替えが必要ということですが、絶対そんなことはないと思います。例えば、あの表示の中に上士幌町が士幌町になっていたら、目の色を変えてここ変えてくださいと言うと思います。その程度の変え方で多分つじつまは合うと私はその表示を見て思います。なので、その程度の変更で多分できるというふうに私は思っていますが、どういう意味合いで全取替えが必要なのかというのがあまり意味が分からないんです。そういう回答ということは、システム自体全部、ちょっと言葉は悪いですけれども、丸投げしているのかなという感じがします。そこら辺はいかがでしょうか。ちょっとお聞きしたい。

答弁 町長 竹中貢

そこの具体的なシステムについては町長把握し切れないところがありますので、担当のほうから回答させてもらいます。

答弁 デジタル推進課長 梶達

中村議員の質問にお答えをいたします。議員がおっしゃっている部分としましては、この部屋貸しが1室から一棟貸しに変わったにもかかわらず、多分「室」というふうに表示がされるんじゃないかということをおっしゃっているのかなと思います。ここは、ここにあるようにシステムの全取替えが必要という意味合いよりは、ホテルの、ここにあるように一般的なホテルですとか旅館が使う予約システム、よく皆さんも利用されるかと思います。1室幾らですとか、空きが何室あるとかという、そのシステムを使っているというところです。逆に言うと、なかなか一棟貸しをしているようなホテル、旅館というのはございませんので、そこの「室」の表示というのを1棟、「棟」というふうに変えるのが難しいというところで、それを変えてしまうと逆にほかの同じシステムを使っているほかのホテルですとかというところの「室」という表示が「棟」に変わってしまうというところで難しいという回答です。なので、独自システムを開発しろとか、そういうお答えになるかなと思うんですが、それはもちろんちょっとそういったことも検討していきますが、今は安価なほかの宿泊施設、旅館、ホテルが使っているシステムを運用しているので、そこを上士幌町の部分だけがそのシステムをころっと変えることはちょっと難しいというところで回答をいただいております。ここはただ引き続き、確かにおっしゃるように一棟貸しにしているのに、「室」という表示は分かりにくいのではないかということは当然ございますので、そこは我々も指摘もしておりますし、向こうのほうでその部分だけ違うシステムを変えるのか、なかなか「室」の表示を「棟」に変えることが難しいということであれば、ちょっとここほかのシステム、自分たちで独自開発をするのかということは、引き続き指定管理者のほうに促していきたいというふうに思っております。

質問 7番 中村哲郎

それに関しては分かりました。あと、一方、宿泊に関する運用を、今これから別の業者に委託するという話、そういうことを検討しているというのをうわさで聞いたんですが、これは本当ですか。

答弁 町長 竹中貢

どういうこと、もう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。

質問 7番 中村哲郎

今のこういったシステムとかを含めて、あるいはPRとか含めて、宿泊に関する業務をほかの業者に委託するような話というのは出ておりませんか。

答弁 町長 竹中貢

少なくとも私のところには全くそういった情報というのは入っておりません。従来どおり指定管理者、スパイスボックスが運営するというふうに認識しております。

質問 7番 中村哲郎

私の信頼できる筋のお話なので、多分これから先、そういう話が出てくるかとは思うんですけれども、宿泊業務というのは、企業滞在型という名前のとおり、当然宿泊というのは当然あってしかるべき業務のはず。つまり指定管理者にとっては必須の業務であったはずです。ですので、そつなくこなすのが当然だと我々も思っておりましたが、結局はこのような形で、さらには、もしかしたら委託するような形、再委託というんですか、そういうふうな形になるかもしれないという、こういったようなことが、もし起きたらというのはちょっとこの質問では、ちょっと仮定の話なのであれなんですけれども、まだ町長のところには来ていないということでしたらあれですけれども、こういったことがもし起きたとしたら、それはやはり指定管理者選定時のときのチェックというのはどうなのかなというのが、我々も2月15日に公開で行われた総務文教厚生常任委員会で、企業滞在型施設の指定管理者の選定ということで配付された資料の事業計画の中に、やはり広報業務として宿泊施設としてのPR活動を行いますとか、ああいうことがちゃんと書かれていたわけです。ですので、当然指定管理者としてはこの業務はちゃんとしかるべきことをこなして当然だと思って我々も承認したというふうに私は記憶しておりますが、もしこういうことができないとか再委託するということであれば、何か選定の際のチェック、我々も含めてですけれども、チェックというのがちょっと甘かったのかなというふうに私は思うんですけれども、ちょっとまだ町長のところに話が来ていないということであれば、仮定ということで本当に申し訳ないんですけれども、その点はどうでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

寝耳に水みたいな、そのようなお話だというふうに思っております。少なくとも計画の段階から具体的に事業内容についてもるる説明をし、そして、ここに答弁にもありますように、長期にわたってしっかり運営をしていくということですから、まだ始まって何か月かの間にそこが撤退をするなんていう話は、極めてそれはあってはならない話だろうと、そんなふうに思っております。ここに書かれている回答書は全くそんなことなんていうのはみじんもないことでありまして、むしろ長期的にわたって戦略的にしっかりやってもらいたいという内容での答弁でありますから、3か月で、今回質問にもありますけれども、3か月、4か月で答えを求めるというのはそもそもそこは難しい話だよねと。じっくりと経営戦略を立ててもらいたいと。それだけの受託側としての社会的な信用度の高い企業でもありますし、国内でも一流の企業であるという認識でありますから、まさかそういったことがあるとは、今は少なくとも私どもとしては考えておりません。それ以上答弁については難しいなと思います。

質問 7番 中村哲郎

私もそれを願っておりますが。じゃ、ちょっとこの話は別にして、次に、宿泊の利用状況なんですけれども、この時期、この状況下、この状況下というのはコロナの規制がない、しかも夏休みとかゴールデンウイークを挟んだ実績としたら、まだまだ始まったばかりとはいうものの、まだまだ満足できないのではないかなというふうに思います。というのも、例えば4月4日のプレオープンから6月末まで84日あります。が、2棟、つまり1日2企業が入ることができるので、延べ168企業が入ることができます。一方、この間、9企業33人が利用したということで、1企業当たり2人が利用したとすると、延べ16.5社が利用できるということになります。これを割り返すと、企業の利用率は約10%ということになります。2人が利用して約10%ということになります。これと同様の計算でいくと、7月が37%、8月が46%、50%未満ということで、あと、実際にここ多分5万円から7万円の宿泊代を、今の仮定ですけれども、2人で計算、利用するということであれば、ちょっと考えられないぐらい高いので、もうちょっと人数は多いんじゃないかなということで、そうすると利用率が下がるということになります。確かに、町長がおっしゃるように右肩上がりの増加傾向にはあるわけですけれども、コロナの規制のない夏休みとかゴールデンウイーク、この町内のほかの宿泊施設の予約率や宿泊率と比べると、やはりかなり低い数字だと思います。企業が宿泊する際に出張費として一般的な額というのは、やはり5,000円から1万円の間だと思います、1人。シーズンオフでも4人で5万円というのは結構高いと思います。もちろん金額設定は指定管理者のほうの考えがあることですし、一般の宿泊施設とは違う、目的が違うというのは分かりますが、やはり常識的な価格ではないというふうに私は考えます。宿泊の際に町が望む利用目的を満たしていないと宿泊できないといったような、そんなルールはあるんでしょうか。逆に、町が望む利用目的に合致したような場合は、何か優遇みたいなのはある、そういったようなルールはあるんでしょうか。あるかないかちょっとお聞き……。

答弁 町長 竹中貢

特段そういったことで町が優遇されるというようなことはないと、指定管理者の経営の範疇の中で運用していただくと。いずれにしても、ここにも記載されているとおり、一定の利用率がなければ収支が取れないと、バランスが取れないということになりますから、そこは経営として、当初収支計画を出されてきておりますけれども、年間を通して40%台でなかったかなと、そんなふうに思いますけれども、それらの目標にどう具体的に答えを出すかというのが会社としての役割だと、そんなふうに考えております。二、三週間前になりますか、無印の関係の執行役員がこちらに来ていましたのでお会いしましたけれども、少なくとも先ほどのどこかに運営を任すだとか、そういうお話というのも一切ない。むしろこれからいろいろなことに取り組んでいきたいという話はされているところでございます。また、この料金設定も指定管理の中で定められたその上限というのはあって、その範疇の中でどうするかということは運営側に任せているところでありますから、その範疇の中での料金設定だと、そんなふうに思っております。いずれにしても、その辺の市場のニーズといいますか、町ができるようなそういう価格帯だとか、あるいは広告、宣伝だとか、その辺がどう進められているのか、こちらとしては、そこについてはよりプロフェッショナルな立場の運営会社だと、そのように認識しておりますので、この後、今年、来年、再来年というような流れの中でしっかりと成果が見ていただけるものだと、こんなふうに期待を寄せているところでございます。

質問 7番 中村哲郎

いずれにしても、今よりは多分、このままでは終わらなくて、まだ改善向上の余地があると思うので、全国の企業だけではなくて、ちょっと思ったのは、先ほどもちょっと言いましたが、町民への利用や宿泊PRもぜひお願いしたいというふうに思っています。その全国PR、今プロの集団だからということでおっしゃいましたが、何かそういう具体案というのは聞いておりますでしょうか。もし聞いていたら教えていただきたいと思うんですけれども。

答弁 町長 竹中貢

町長のほうには……。指定管理の範疇の中での要求をしていくものだろうと、そんなふうに思っております。個別には特にやり取りはしておりません。ただ、先ほど申し上げたように、執行役員との話の中では、無印良品を具体的に来てもらって、それでそれをきっかけにしながら、さらに無印、設計、ハウス、そして広告の関係のスパイスボックス、この辺がしっかり連携をして、この事業を取り進めていきたいというようなお話を受けているということでございます。

質問 7番 中村哲郎

じゃ、それにちょっと私も期待したいと思います。次に、交流スペースの利用状況なんですが、先ほど4月に町内業者のマルシェとかヨガイベントとか、そういったことをいろいろずらずらと並べましたけれども、それ全部合わせると、そこの数だけ言うと11ありました。ここ4月オープンから8月末まで146日あるうちの11個のイベントというと、割り算すると大体13日ちょっとなんですけれども、大体アバウトに言うと月に2回程度のことになります。月に2回程度のイベントの開催というのは、何かちょっと、いつも横を通ってシーンとしている感じを見ると、ちょっと少ないんじゃないかなというふうに私思うんですけれども、ここも多分町長には、もう任せてあるからという回答だとは思うんですけれども、この点についてどうですか。私はちょっと残念だなと、少ないなと思うんですけれども、そこら辺はいかがでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

今少ないといいますか、今はそういう実態にあるということだろうということはもう現実の問題でありますから、見ていないというふうに思いますが、この企業滞在型ということでの施設の目的、使命、それはフリーにお客さんを呼び込むだとか、そういう施設が最大の目的としたところというよりも、企業との連携をどうするかという、そこにあるわけでありますから、発信先は企業というところになるんだろうというふうに思います。初期段階では一般の部屋としても貸し出すということで、それなりの運営方針で動いたということですけれども、先ほどあったように、企業側から、いわゆる2階のところはある程度プライバシーをしっかり守れるようにするために、企業滞在型の目的としては、それはいろいろな人方が交じり合うというのは、これはなかなか難しいのではないかというようなことから変えたということでありますから、その企業滞在型の施設としての機能を果たしていくという、そういうことだろうというふうに思います。そういったときに、企業が直ちに、できたからすぐ手を挙げてという企業のスピード感というのは、果たして一般的にどうなのかという感じがします。そういった意味では、建てる前にどれだけ準備をしたかというのがあるんだろうというふうに思います。そういう施設ができるから企業ぜひ利用してくださいという段取りで来たのか、スタートしてから動き始めたということであれば、そうそう企業側としては、会社の決まりの中で、あるいは年間の事業の中で、急にそこにというふうになるかどうかというのは、やはり考える余地があるんだろうというふうに思いますので、そういったことも含めて、ある程度戦略的にじっくりと、そこのところは客層を増やしてほしいというようなこの所期の目的をそのことによって達成してもらいたいと。指定管理のときに、いわゆる広告会社としていろいろとお付き合いをし、そしてコンサルティングしている会社の企業の名も出ておりましたから、そういったところが利用の対象として来てくれるのではないだろうかなと、こんなふうには期待しておりますけれども、今の今日ということになると、果たして一般の営業でスタートからどんといくという形と、それから企業滞在型の施設ということの運用の仕方と、その辺は若干時間差があるのではないかなという気はしております。全く違った形でありますけれども、町なかにできたホテルについても、1年目についてはかなり苦労していたという話を聞いております。それが着実に浸透していって、今年はかなりお客が入り込みがあるということでありますから、そういうフリーの人方というよりも、目的がそこにあるということですから、もう少し時間を与えてやってもいいのではないかなというふうに思いますので、3か月で今段階で、実態としては言われたとおりでありますけれども、それで全て判断するというのは、もう少し時間を与える必要があるというふうに思います。

質問 7番 中村哲郎

確かに私もそう思います。ただ、10年間の長期指定管理を結んでいるので、長期的な経営戦略で事業を進めていくという、そういうことが必要だというふうに認識しているという答弁が当然なされたわけですけれども、本当に確かにそうなんでしょうけれども、計画とは違って、実際に走り出すと損が出たり利益が出たり、それはもう初めの段階ではそういうことがあると思うんですけれども、その状況というのは、やはりあの計画書では年度ごとに財務諸表を出すというような約束だったと思います。ただ、ちょっと簡単な資料でもいいんですけれども、口頭でもいいんですけれども、そういったことは町としてやはり把握したらどうかなというふうに私は思っているんですけれども、そこら辺はいかがですか。

答弁 町長 竹中貢

指定管理契約書の中に年間通しての報告もありますし、それからその都度、月決めの報告なんかももらうようにしておりますので、それはそれとして確かなものだというふうに思います。いずれにしても、この運営会社にとっても、支出というのはもうどんなことがあっても出ていくのはありますから、それを未来それでよしなんていうことは考えられない一番大事な経営の根幹をなすところだというふうに思います。そのことは短期的に今の状況はこうだと、これは会社のほうにも多分説明する話、会社が会社の本体といいますか上層部に報告する、経営者のほうのそちらのほうに報告するという、それは当然やっているはずだろうと思いますから、その辺は容認される範囲の中で多分説明をしながら動いていくものだろうと、そんなふうに考えております。1年間たってどうして、そして2年目の戦略をどうしていくのか、これは町が改めて何かの形で支援するということはあり得ないということでありますから、契約は契約書に基づいて町が約束し、協力金だとかこれらについてはしっかり責任を持ってやってもらいたいと。そこにまた職員もいますから、その人件費なんかもかさんでいく話だろうというふうに思いますので、それはそれとして、会社としてはその辺はプラスになるような戦略をしっかり立てていってもらいたいなということでございます。

質問 7番 中村哲郎

それを聞いて安心しました。次に、この施設で行われたイベントについてなんですけれども、私なりに何十人かの人に聞いてみたんですけれども、ほとんどの方が知らないという結果です。このイベント、先ほど計画書を見ると、スパイスボックスとしてのノウハウを生かしてデジタルを中心としたコミュニケーションを実施していきますという、計画書にも盛られていたんですけれども、地域振興に寄与するということも一つの目的であるということなので、もっと町民への周知を重視したほうがいいんじゃないかなとは思うんですけれども、そこら辺についてはいかがでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

それはイベントの性格によって、町民が積極的に参加してもらいたいという性格のもの、それから、企業型の滞在ということですから、あそこを使ってオンラインでやり取りすると。これなかなか町民がと言われても、企業の目的に沿ってやり取りするということですから、それはそれとしてやってもらうということであります。ただ、日常的に町民向けにイベントを四六時中できるかというと、現実の問題そこまで要求できる限界というのはあるのではないだろうかなと。ただ、今度行われる一番、ある意味では町民の方々からも、皆さん方からも期待されている無印の関係の、そういったイベントなんかについては、きっと関心を持って参加してもらえるのではないだろうかなということでございます。ダイナミックに町民のイベントをあそこで毎日開催するというのは、そもそもそれは事業の中に一つはありますけれども、それを日々、あるいは週ごとに毎回こちらのほうからこうせい、ああせいというのはなかなか難しい。やれる範囲の中で多分動いていって町民との接点を持っていくと。やっぱりある程度いいものが来たりすれば、ああ、よかったなと、こんなふうにぜひやってもらいたいなという、こちらのほうからも希望と期待しているところでもございます。

質問 7番 中村哲郎

最後になりますけれども、今町長が言われた無印良品の商品の移動販売会というのは町民の要望だと思いますので、ぜひ成功させていただきたいと思います。ただ、以前「ガイアの夜明け」でしたっけ、無印の戦略だったかな、見たように、無印の移動販売戦略と本町のニーズがマッチするような形で販売、そういうような販売会になるように、戦略とのマッチングを考えないと、これも一過性のイベントで終わってしまうのかなというような気がします。私なら、もし、単にイベントを開催するだけじゃなくて、無印良品が移動販売戦略として、暮らしやすく住みやすい持続可能な地域づくりとか、地域住民の方から日々の生活の困り事を伺って、その解決策を検討していくという、そういう戦略を掲げていることから、まず1回目はとにかく町民の方に来てもらうPRをして、忌憚ない意見を求めて、足りない商品やサービス、あったほうがいい商品やサービス、場所や日時、サイクルなど、アンケートとまでは言わないですけれども、そういったような意見を集めたほうが、そういった意見、そういうことに協力してくれた人にはちょっと特典を与えるとか、そんなようなことで、2回目あるいはその先につなげるような努力をしていただきたいなと思います。この無印と、この前あった古着ですか、こういったものは言ってみれば大きなイベントだというふうに思いますので、ぜひ成功させて未来につなげていただきたいと思います。その点いかがでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

その辺については無印との中でしっかり考えられているものというふうに思いますが、今提案のあった内容については担当を通してお伝えをさせていただいて、少しでもそれが何らかの形で生かされることができればいいなと、そんなふうに思いますので、いずれにしても今月の末、新たなまた取組が動くということで、ぜひ議員にも参加し、あるいは意見なんかをいただければなと、そんなふうに思います。

質問 7番 中村哲郎

すみません、最後の最後ですけれども、イベントが町民に対しての認識度が低いということで、ちなみに、この前の古着の販売、チラシやSNSによる告知とありましたが、一応何で知らせたのかという、チラシは多分あったと思うんですけれども、チラシにしたら、私は例えば電子版なので受け取れないですし、SNSといってもいろいろなSNSがあるので、偏りがあるといけないと私は思っているんですけれども、それで、広報とか町のホームページとかInfoCanalとか、ぜひ町の公式案内ツールで発信してほしいと思うんですけれども、そこら辺はいかがでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

検討させていただきますけれども、具体的に今回どういう形で情報を発信したのかということについては、担当のほうから答弁させていただきたいと思います。

答弁 デジタル推進課長 梶達

今回の古着屋さんの移動販売会の告知についてですけれども、これは我々というよりは、指定管理者と、そこで事業を行った、売上のためにそこで商売を行った古着屋さんと、そこが指定管理者に利用料を払って行っているわけなので、そこは指定管理者と事業者のほうでチラシ、これが北海道新聞社と十勝毎日新聞社に折り込みチラシを入れたというところと、にっぽうの家でSNSの一つでインスタグラムというのを持っておりますので、インスタグラムによるイベントの告知、また、道の駅が近くにあっていろいろ連携をさせてもらっていますので、道の駅のほうのフェイスブック、インスタグラムでの告知というところがなされております。このあたりをなかなか町が、町が共催ですとか町が一緒になって行う、主催する、町が共催するイベントをそこで行う際の周知を町が行うというのは、町のフェイスブックなども、バルーンフェスティバルですとか町の主催事業に関しては発信を行っていますけれども、なかなかあそこで民間企業が行うイベント全てを町のSNSですとか、今回の9月に予定されている無印良品の移動販売会は町が共催という形を取っておりますので、広報ですとか積極的な周知を行ってまいりたいと思っていますが、なかなかあそこで企業がビジネスを行う際の周知を町の公式のホームページであるとかフェイスブックを使ってというのはなかなか難しいと、そのように考えております。

質問 7番 中村哲郎

ありがとうございます。今後も企業滞在型交流施設に関しては、関係人口の増加に向けて非常に期待しているので、町や町民のためになるような管理、運用をお願いして、私の質問にしたいと思いますが、最後に一つだけお願いします。定期的な、この前までちょっと草が伸びているという、ちょっと町内の方から、これも指定管理者の感覚だと思うんですけれども、あそこで管理をして、伸びていると思ったら町に相談するような、そんなような仕組みだと私は理解しているんですけれども、そこら辺もちょっと、周りの人たちが見ていて、ちょっと伸びているなというような感じも受けたので、そこら辺でどうしたらいいのかなというのをちょっと聞かせていただきたいなと思います。

答弁 デジタル推進課長 梶達

これは指定管理料を払っていないとはいえ、指定管理という形で契約を結んでおりますので、指定管理事業者のほうで適宜判断をして、芝刈りの実施ですとかということは行ってくれているものと、こちらのほうはそのような理解でおります。

質問 7番 中村哲郎

そこは何か町のやはり入り口でもあるので、ちょっと注意して管理していただきたいなというふうに思います。以上です。ありがとうございました。

出典:上士幌町議会 令和4年第6回定例会 2022年9月6日 議事録 PDF(77ページ) 間違いを知らせる