みんなの議会

上士幌町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月17日

平成27年度上士幌町町政執行方針について

2015年3月17日、上士幌町議会の一般質問で、伊東久子議員が「平成27年度上士幌町町政執行方針について」質問し、町長 竹中貢が答弁しました。

質問者
伊東久子 議員
答弁者
町長 竹中貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 伊東久子

私のほうは、平成27 年度上士幌町町政執行方針についてお聞きをいたします。最近の新聞やテレビ放映では、上士幌町のふるさと納税が大きく報道されるようになりました。今日まで陰ながら努力をしてきた行政職員、農協、商工会、生産者、町民が一体となって来たことが、東京でのふるさと納税大感謝祭2015 が成功裏に終わったのではと思います。平成 27 年度の町政執行方針について、おおむね共感をいたします。その中で何点か質問をさせていただきます。1つ、人口減少社会をどう守るかについて、移住・定住のほか、若者の就労の場、結婚に結びつくような出会いの場、晩婚化の施策は子育て、教育と同時に早急に進めなければならない課題ではないでしょうか。2点目、国は介護報酬を全体的に2.7 %下げました。そのことにより、現状の介護施設の状況、地域包括ケアシステムの進捗状況、4月1日より開院の老健施設の金額はどう変わるのでしょうか。3点目、町営の墓地を守る高齢者がいなく、荒れている場所ができています。管内では、帯広市が合同納骨塚の設置をしました。少子・高齢化、核家族で、本町でも設置を希望する方がふえています。4点目、北海道には爆弾低気圧と言われる大雪や猛吹雪が近年多くなりました。本町でも多くの町民から除雪の苦情が来ていると思いますが、除雪体制の見直しはしなくても大丈夫でしょうか。以上、質問いたします。

答弁 町長 竹中貢

平成 27 年度町政執行方針について、伊東議員のご質問にお答えいたします。1点目の、人口減少に対応する町の取り組みについてのご質問でございますが、政府が人口減少問題が国の盛衰に直結するという危機感のもと、昨年12 月、 50 年後も人口1億人という目標を定めるとともに、2020 年を目途とした総合戦略で、地方での若者雇用の創出、東京圏の人口流入・超過の是正、婚活から結婚、出産、育児など切れ目のない支援などの行動計画を示しました。地方自治体では、人口減少問題に対応する地域振興、活性化を図るため、当面する5年間の地方版総合戦略づくりが求められているところであります。本町におきましては、この間、早くから人口減少や少子・高齢化対策として、定住・移住・二地域居住などの関係団体と連携して取り組み、その成果も具体的数値となってあらわれております。直近でも、子育て世帯が就労を確保して、移住してきております。若者の就労の場につきましては、特に基幹産業であります農林業を中心に、運送業、建築土木、医療・介護、サービス業、各業種において求人があるものと認識しております。議員ご指摘のとおり、移住と就労は関連性が強く、大きな課題と認識していることから、ハローワークとの連携もありますが、町内事業者の求人情報を集約して紹介していく、町独自の無料職業紹介所の開設に向けた取り組みも検討してまいります。農業後継者の出会いの場につきましては、以前から農業後継者対策協議会を中心に、北十勝4町共催による関西圏での交流会や、町内外での交流イベント等を開催しており、交際から成婚までのお世話をしております。また、2月には町内の有志が中心となって企画した交流会には、多くの男女が参加したと伺っており、官民それぞれの立場で多様な出会いの場の設定や、町民こぞって若者の交際を温かく見守り、育む取り組みを進めてまいります。2点目の、介護報酬の改定につきましては、平成27 年2月6日に、社会保障審議会において了承する旨の答申がされたところであります。この介護報酬改定の基本的な国の考え方についてですが、2025 年に向けて、住みなれた地域で介護を受けられる体制整備、いわゆる地域包括ケアシステムの構築を実現していくため、1、中・重度や認知症高齢者への対応のさらなる強化、2、要介護者を支える介護人材の確保、3、サービス評価の適正化と効率的なサービス提供体制の構築を柱に据えた改定内容としております。今回の改定は、介護職員の処遇改善のための上乗せ分1.65 %、中・重度や認知症高齢者へのサービスの充実では0.56 %のプラス改定と、各種サービスの基本報酬を中心に、 4.48 %のマイナス改定となり、全体の改定率としましては2.27 %のマイナス改定となりました。介護報酬の改定による本町の介護施設の状況についてですが、介護保険事業運営収支歳計につきましては、利用者の人数や介護度、さらには施設の稼働率の状況によっても影響してまいります。各事業所におきましては、各種サービスの基本報酬のマイナス改定による減収は想定されますが、看取り期対応や職員の処遇改善など、介護報酬の加算がとれるサービスの充実により、全体的に安定的な事業運営が図られるものと考えております。いずれにしましても、町民の皆さんが住みなれた地域で安心して暮らしていくことができるよう、法人の安定した事業運営を基本に据え、町と方針がより連携を図りながら、サービスの充実に努めてまいりたいと考えております。次に、地域包括ケアシステムの進捗状況についてでありますが、平成25 年度から医療・介護・福祉・行政・住民等の連携から、地域福祉の推進を図るため、関係機関、団体の代表者で構成する地域福祉連携会議を設置し、地域課題では、地域の実情に応じた地域包括ケアの実現に向けた情報共有や意見交換を行ってきました。平成 26 年度からは、地域密着型介護老人福祉施設と小規模多機能型居宅介護、さらには介護老人保健施設の整備が進められ、今後はリハビリ機能の提供など、介護サービスの向上が図られます。また、成年後見制度を初めとする権利擁護事業にも取り組んでいるところであります。平成27 年度からは、地域包括支援センターに地域支え合い支援員や認知症地域推進員を配置し、独居高齢者、認知症及びその家族を地域で支える体制づくりを進めてまいります。次に、平成27 年4月1日に開設する介護老人保健施設かみしほろの利用料につきましては、国の介護報酬改定に基づき算定されますが、介護度や所得段階によって異なります。ちなみに、介護度3、所得段階第3段階の方の場合は、日用品等の自己負担を除き、食費と居住費を含めますと1カ月当たり5万6,910 円となります。なお、多床室の居住費につきましては、8月よりさらに増額改定されることとなりますが、所得段階1から第3段階の非課税世帯につきましては、補足給付により自己負担は据え置きされます。新たに開設されます介護老人福祉施設及び介護老人保健施設の利用料につきましては、町民の皆様への一般公開等においてパンフレットでお示ししていただけると聞いております。3点目の墓地の関係ですが、墓地内の維持管理に関しては、条例の中で風致保存規定により清掃美化に努めることとしており、お盆やお彼岸には草刈りやお供えがされて、町内外から多数の方が墓地を訪れ、先祖の供養が行われております。合同納骨塚については、少子・高齢化や核家族化で墓の継承や維持管理が困難な状況に対応するために整備されたと聞いておりますが、複数の遺骨を一緒に納める合葬式のお墓には、管理や供養といった各種問題があると伺っております。人口減少や少子・高齢社会を迎えている今日、家に対する意識の変化、お墓を守る後継者不足など、お墓に対する考え方も変化してきていると思いますが、現時点において合同納骨塚として整備することについては、町民各層、法人や団体などの意見を伺い、慎重に対応すべきと考えております。次に、4点目の除雪の関係についてですが、除雪の実施体制は町内の企業体と委託契約をし、町有車両の貸与とあわせて、民間所有車両の借り上げで実施しております。しかし、民間借り上げの車両について近年は建築・建設業の形態の変化でリースがふえて、自己保有車両が少なくなっている状況にあります。また、オペレーターも高齢化や建設業等の業務量の減少で、通年雇用確保が厳しく、運送業においても安定的な人員確保が難しい状況も出てきております。こうした中、多発する異常気象的な暴風雪では除雪に時間がかかっているのも事実で、町民の皆様にはご不便をおかけしております。ことしの冬の北海道は爆弾低気圧と称されるように、異常気象の感もありますが、体制の見直しについては、町内で重機所有者の活用や人材の活用など、新たな対応や除雪重機の整備など、除雪体制の再構築に向けて検討をしてまいります。以上です。──────────────────────────────────────

再質問 1番 伊東久子

それでは、再質問させていただきます。上士幌の人口、平成15 年2月現在で4,882 人、それが平成40 年では、推計人口が大幅に減少されると報道されておりました。子供を産める年代、前回同僚議員も質問しておりましたけれども、20 代から 39 歳まで、上士幌町ではマイナス67.6 %減少になると言われています。特殊出生率については全国で1.43 、道内では1.28 、上士幌町はなぜか25 年度が出ておりませんで、24 年度は 1.61 、 25 年度は随分減っているという話でした。これでは人口増にはつながらないと思います。北海道でも、結婚サポートセンターを夏ころに設置すると言われております。そして、市町村の結婚イベントを紹介する旨の報道がありましたが、それほど少子化に対する危機感があるんだと思います。現状、農業委員会では後継者花嫁・花婿対策は、年度途中ですが、 26 年度は2組しか成立されておりませんでした。町内でも農業後継者だけではなくて、結婚していない人がすごく多くなっているように思います。一般の人も何か対策を打たなければ、子供がふえる要因にはならないと思います。先日、有志の方たちが出会いの場を開きました。私もちょっと顔を出させていただきました。行政で計画するのとは違いまして、和やかな雰囲気で参加をしておりました。民間で行う交流会ですか、それは行政として後押しすることはできないでしょうか。町長が言う見守りを育む取り組みとはどのようなことでしょうか、質問をいたします。

答弁 町長 竹中貢

人口減少問題が、今国を挙げて最も重要な課題ということで、地方創生の柱になっているということであります。今将来推計については議員がお話しされたとおりでありますので、何もしなければそうなるということでありますから、どういった対策を講じるかというのが今国にも問われていることでありますし、それぞれの自治体にも問われていることだというふうに思っておりますから、そのための戦略については、これから実現性のある実効性のあるもの、こういったものをしっかりこれからつくり上げていきたいということであります。見守りというのは、いわゆる民間のそういった活動なんかについては、非常に大事な動きだなと、こう思っております。これまでも行政としては農協と農業委員会等々と連携しながら、農業後継者の対策としてやっておりますけれども、なかなか厳しいんでありますけれども、それでもまだ何組かというか、出会いの場があるということでは、非常に大事な組織だというふうに思っております。もっとさかのぼると、そのための相談員なんかも配置していた長い時期がありましたけれども、それらも含めて、全て想定されることについては婚活の段階からこの後対策を講じていく必要があると思いますけれど、今回のそういった民間有志の行った、そういった活動については、行政が余りしゃしゃり出ると、当人同士も決して、何となくまだもじもじしたところがありますから、その加減を見計らいながら、必要な支援が求められるのであれば、町としては積極的に支援をしていくという姿勢で、余りおせっかいするのもいかがなものかなというふうに思いますし、だからといって、せっかくそういった有志が動き出したということでありますから、それはどんな形で背中を押すことができるかというのは、これから相談をさせていただきたいなと、そんなふうに思っております。

再質問 1番 伊東久子

多分、農業委員会なんかで行う婚活なんかについては、出席者の金額が多分1人当たり安いんだと思うんですけども、今回は女性が3,200 円の、男性が3,800 円の集まりでありましたので、その点、そういうほんの少しの補助でもしてあげれれば、気軽に年何回でも開催できるんでないかなということで、質問をさせていただきました。次に、包括ケアについて質問をいたします。先日、福寿協会の施設が完成いたしました。上士幌クリニックも間もなく完成し、高齢の町民にとっては安心して生活ができると思いますが、私が心配するのは、前回も質問いたしましたけど、この小さな町に2つの大きな法人があります。この法人の連携がどこまでできているかというのがとても心配です。医療と福祉の住み分けということで、前回もそのようにすると町長答弁にありましたが、法人同士の話し合い、行政も交えての話し合いって、本当にできているんでしょうか。医療と福祉の住み分け、今回について介護保険を使うということについては、ケアマネジャーの計画が物すごく大事な要因になってくると思うんですが、その点についてもケアマネジャーの人数が足りるのか、本当に包括ケアがきちんと進むのかということがちょっと心配になっておりますので、その点について質問いたします。

答弁 町長 竹中貢

最初の民間の男女の出会いのことについての財政的な支援、そのようなお話ありました。その組織があるいは団体が、しっかりと継続的に活動されるというような背景だとかあると、それはそれとして任意の団体であっても支援の仕方があるのではないだろうかなと、そう思っております。1回こっきりでタケノコのようにぽんと出てというのも、なかなかそれは難しいところありますから、今回の事業を今後とも継続的になされるということであれば、主催者側との相談、求めに応じて支援をするということも十分考えられることだなと、そんなふうに思っております。それから、包括ケアの関係で、矢継ぎ早に今年度中に施設が完成をして、具体的には4月から運用されるということだろうというふうに思いますけれども、特に連携の関係でありますけれども、まだ施設ができた段階で、これから包括ケアでどんなきめ細かいサービスが町民に求められるのかといった話については、さらにこれから精度の高い形での議論を進めていく必要があるだろうと思います。最終的にはトップ会談といいますか、病院関係であれば理事長、それから福祉法人のほうでも理事長や、社会福祉協議会は会長で、そしてまた町としては町長が出るということですから、そこでは即決といいますか、決断できるような組織であるというふうに考えておりますし、その前段としては幹事会だとか、非常にそういった意味での日常的に定期的に会合を持っておりますから、お互いにやるべきこと、やりたいということをこれから出し合って、その中での住み分けがなされていくというふうに思います。例えばここで答弁にも書かさせていただいておりますけれども、看取りなんかというのも、一つにこれはお医者さんがいて、最後を見届けるということになりますし、その看取りの最後は施設のほうでということになりますから、非常に連携の行き届いている、最後になって病院のほうにわざわざまた搬送してではなくて、その中で看取られるという関係、それがまたこれから多分求められる最後の終末のあり方の一つの姿でないのかなと。病院で最後を看取られるだけではなくて、多様な看取られ方があるだろうというふうに思いますから、こういったことの中でも、医療と介護、福祉関係の連携が図られるというふうに思っています。いずれにしても、4月以降具体的に動き出すと。リハビリはリハビリで、どんな形でやるのか。在宅介護、看護、それから医療だとかさまざまなサービスの提供が出てきますので、お互いに一定の限られたところだけ仕事を取り合うのではなくて、新たないろいろなサービス、安心して老後を過ごせるようなサービスが必ず必要になってくるだろうというふうに思っております。お互いに共存し、そしてともに生き延びることが、結果的に地域住民の医療・福祉のサービスの向上につながるというふうに考えておりますから、それを目指してこの後も対応してまいりたいというふうに考えております。

再質問 1番 伊東久子

今回できる上士幌クリニックにつきましての老健施設につきましては、重症患者は大きいところで診ていただいて、3カ月経過したら老健施設に入って、6カ月間のリハビリをして自宅に帰るという、そういうような多分流れになっているんだと思いますが、そこで重症化すると、今度はすずらん荘のほうに行き、そういう流れが多分できるんだと思うんですけれども、それがうまく施設のほうと病院のほうと連携をとれていないと、多分この老健施設にいつまでも、何かやり方によっては何年もいれるような状況になるらしいので、そこら辺をきちんと連携をとりながらいかないと、そして最後の看取りはやっぱりすずらん荘のほうで見ていただくというような形になれば、一番理想なのかなと、そのように思います。そこの連携もきちんと、今のうちから話ししてきちんと決めておかないと、開院してからそういうことについてはちょっと難しくなるのかなと思います。それとあと、料金のことについても、まだ上士幌クリニック老健施設のほうの料金については、ここに答弁にありますように、要介護3で所得段階第3段階の人で5万6,910 円、多分これはまだはっきり決まっていないと思うんですけども、おおよそこのぐらいということだと思うんですけども、先日、地域密着型の特別養護老人ホームの資料をいただきました。同じ要介護3、それでいきますと9万6,000 円ですから、約3万円近く上がるという状況になりますので、この件については町としては補助を出すとか、そういう考えはあるのかどうか。たまたま、私どもボランティアでほっこり仲間の会というのが、先日町民の施設見学をサポートするというか、説明をして歩いたんですけども、皆さん相当数の方が来られましたけれども、すばらしいところなんだけども、料金が高くて私たちの年金では入れないと、そういう方が、ほとんどの方がそういう思いでいるようでありますので、その点も少し町長の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 竹中貢

多分、サービスの内容がそもそも違うのではないだろうかなというふうに思います。片方は個室になっていますし、片方は多床室ということですから、そういった意味で、かかる経費の介護料の算定にも影響してきているということだろうというふうに思います。それから、支払い、いわゆる負担のことですけれども、これは介護度だとかあるいは所得に応じてそこは設定されるということでありますので、今段階でそこを一緒にして、料金の違いだけでどうこうするというのは、すぐ結論出るような話でないだろうなというふうに思っております。いろいろな要素があって料金設定がされているということでありますから、それだけで高くてそこに補助するというのは、相当慎重にその本意を精査する必要があるだろうと、そう思います。

再質問 1番 伊東久子

どうしてもそこに入らなきゃならない方たちが見学に来たわけではありませんでしたので、そのことについては町長の考え、そういう気持ちがあるかどうかだけちょっと確認をしたかったので。前から私ずっと質問してきましたけれども、独居老人のひとり暮らしの人たちの施設には入らない、要するに住みかえ、今の現状の住宅では1人では難しいけれども、福祉施設の関係、すぐ近いところに24 時間見守り体制の住宅の設置の希望をずっとしてきたんですけども、それは町長の、今後これからの考えがあるかどうかお聞きをいたします。

答弁 町長 竹中貢

今回、介護施設等々が一つ整備されて、次の課題としては今お話しされていた高齢者の福祉施設、福祉住宅ですね、この整備が急がれる課題だというふうに思っております。先般も、落成式の折に理事長といろいろ話をしながら、あの周辺を見ながら、北団地の高齢者住宅に対する転用の問題だとか、場合によっては今生きがいセンターがありますけれども、あれの利活用、経済的にどうなんだろうかねなんていう話もさせていただきましたけれども、安心して独居老人がこの町で住めるためのそういう住居、住まいは非常に急がれる課題だというふうに思っております。単にお年寄りの住宅だけではなくて、子育て住宅から勤労者住宅、いろいろな住宅が総合的に整備されていかなきゃならんということであります。先ほども、戻りますけれども、少子、人口減少問題の中で対応するにしても、住まいがなければ人が来ようがないという現実もありますので、そういったことも含めて総合的な住宅政策の中で、なおかつ急がれるのも高齢者住宅が一つあるだろうというふうに理解をしております。

再質問 1番 伊東久子

住みかえの住宅についても考えていただけるということで、よろしくお願いをいたします。次に、合同の納骨塚については、複数の骨を納めるというか、合同式のお墓ということであり、少子化やそれから墓を守る後継者がいないと。経済的に墓を持てない人のために、町民の中から特に高齢者の人たちから多く、帯広ができたということで、新聞を見た方たちからも大勢の声が寄せられておりました。高齢化率の高い上士幌町でも、いずれ遠くない将来に必要になるかと思いますので、その点についても検討していただきたいと思います。次に、除雪について。答弁もいただきましたように、こういう状況だということは多分担当課、理事者も全部わかっていると思うんですけども、これについては速やかに私、改善していただかなければ、今まではないけれどもという、ことしみたいに特別異常気象とはいえ、町民が皆さん高齢化になっていますので、要援護者の住宅が半日も雪かきがされていない状況、それから車庫の前に物すごい大きな除雪車で来ますから、物すごい大きな塊を置いていかれても、車が出ないと。そういう状況が、苦情がたくさん、多分担当課にはたくさんあったんだと思います。そして、昨年と違って除雪が物すごく乱暴なような気がします。きちんと除雪されていないというか。それから交通安全上も雪の山が物すごくて、車がなかなか出れないというか。交差点では物すごく、人がいないかどうか確認しながら出なきゃならないという、そういう状況になっておりますので、そこも建設業者の除雪をしたら、もっと小回りのきく機械で車庫の前をよけてあげるとか、それから要援護者の方の計画で除雪もあるんですけども、それも昼からしか来ない、夕方しか来ないという状況が、何件も私も見ましたので、そこをきちんと除雪しなければ、高齢者たちがたくさん困っている状況です。私のほうからの提案なんですけども、これは昨年畑作農家さんからお話がありましたけれども、冬は暇だし機械も全部持っているし、緊急のときだとか、それから町の委託業者が間に合わないときには応援するよというお話もいただきましたので、ぜひそこら辺とも話をしながら、町民が安心して過ごされる除雪体制にしていただきたいなと思っております。いかがでしょうか。

答弁 町長 竹中貢

今の話が答弁書の中の最後のところに述べておりますけれども、町内での重機の所有者あるいは人材の活用といったことで、今までの建築土木を中心にして委託をしているという限界というのが出てきているのかなと、そう思っています。人材の確保の問題だとか、あるいは自前の重機の確保だとかそういったこと、それと、ことしは特にどか雪みたいな形での、しかも重たい雪が相当何回も降ったということでありますから、そういった意味で非常に住民の方々には迷惑かけたんだろうなと、そんなふうに思っております。そういった中でありますけれども、今の体制の中では精いっぱいやっているということでありますけれども、それではこういった状況に対して、やはり午後まで時間がかかるという現実のことも、これは直視しなきゃなと。ではどうするかといったときに、新たな人材の活用だとかそういうことも出てきますけれども、そう簡単に行くことでもないんですね。保険だとか事故のあったときの対応だとか、いろいろなことがともに課題が出てきます。それらも整理しながら、この後の除雪体制を見直しをしていくということであります。いずれにしても、降雪のときには町内の中で間に合わせなければならないと。よそから応援を頼むということにはなりませんので、町内で最大限、どのようにそれぞれ持ち合わせた能力や、あるいは重機や人材だとか最大限に活用するかと、こういったことは今まである種業界のほうにお願いしてきましたけれども、それではなかなかもう間に合い切れない状況になってきているなというふうに思います。もう一つはやはり、生活弱者に対する安心をどのように届けるかということだろうと思います。時間がある程度かかるというのは、これまた理解をしてもらわなければならないということはありますけれども、そういった中で説明をしながら、少し時間を待ってもらうというようなことも、片方では必要になってくるんじゃないかなというふうに思いますので、そういった意味では、お互いにどんな形で降雪時の除雪と、それからそれを受ける側としての対応の仕方だとか、このようなことを健常者の場合だとか、あるいは弱者に対する対応だとか、きめ細かい体制整備のことが必要になってくるんだろうというふうに思います。担当のほうもそういった今視点で、検討していかなきゃならんなという認識でおります。すぐそういったことが頼んで解決できるかわかりませんけれども、とりあえずは行政がやれることについては、先駆けてやるということも必要であると。重機がなければ重機の整備をするということも、これは行政の財政的な問題で解決できる話でありますから、そのようなことも必要なのかなと、そんなふうにも考えておりますけれども、いずれにしても、もう一回今の除雪体制については見直ししなければならない時期に来ているという認識でおります。

出典:上士幌町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月17日 議事録 PDF(109ページ) 間違いを知らせる