上士幌町議会 平成25年第7回定例会 2013年12月10日
大型用地、町内の未使用施設の現況と今後の方向性について
2013年12月10日、上士幌町議会の一般質問で、山本裕吾議員が「大型用地、町内の未使用施設の現況と今後の方向性について」質問し、町長 竹中貢が答弁しました。
- 質問者
- 山本裕吾 議員
- 答弁者
- 町長 竹中貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 9番 山本裕吾
それでは、私から、大型用地、町内の未使用施設の現況と今後の方向性についてお尋ねをします。今日、我が町上士幌は広大な大地と自然豊かな環境に恵まれ、先人のたゆまぬ努力と幾多の創意工夫により築かれ、導かれ、歩んでまいりました。そういった中、未来に向かって本町の総合計画のもと、子育て施設、生涯学習施設、消防庁舎等、公共施設の改築計画が進んでおります。一方、町内には旧西保育所や学校統合後の施設、あるいは旧苗畑、黒石平に保有する大型用地の今後のあり方については、有効利用事業者の全国公募等取り組みは行ってまいりましたが、いまだ憂慮されているところであります。総体的なまちづくりの観点から、公共施設の新たな適正配置を含め後世に受け継ぐべく、さらなる議論展開を深めていく必要があると考えます。そこで、次の点についてお尋ねします。町保有の未利用施設、大型用地の今後の利活用についてをお伺いいたします。
答弁 町長 竹中貢
大型用地、町内未使用施設の現況と今後の方向性について、山本裕吾議員の質問にお答えいたします。町におきましては、公共施設の改築等に向けた検討と並行し、閉校いたしました学校跡地施設や旧苗畑跡地の有効な利活用、さらには未利用・低利用公共用地の現況と利用方策などにつきまして、庁内の関係課部局による検討委員会を設置し、その検討を進めてきているところであります。こうした中、学校跡施設等の公共施設や大型遊休地の利用については、町広報紙やインターネット、企業へのダイレクトメール等を媒介に町内及び全国的に公募、PR活動を展開してきております。適時問い合わせや現地調査等の関心も寄せられていますが、これまで具体的になったのは旧東居辺小学校で、町内の養蜂業者と賃貸契約を結び、ことし4月から施設が活用されております。また、旧水耕関連施設用地と旧太陽光発電跡地には、国が進める再生エネルギー政策のもとで、新たに最大出力毎時0.55メガワットの規模の発電会社を誘致し、ことし4月に稼働が開始されているところであります。旧上音更小学校につきましては、現在利活用に関心を示しております会社が諸環境の確認中であります。旧苗畑跡地についても、時折照会がありますが、具体化には至っておりません。町民からは、植樹などで環境保全や憩いの場としての利活用などの提案もありますが、引き続き有効な利活用に向けた検討とPR活動を行ってまいります。現在、内閣府の特定地域再生計画策定事業により、公共施設の再編・改築を含む、少子・高齢社会に対応するコンパクトな町なかの再編計画を立てているところであります。この中でも、町なかにおける公共・民間の空き地や空き家も調査しており、20年、30年先を見据えた公共施設及び町並みの形成について検討しておりますので、ご指摘の旧西保育所やその他の未利用地についても一定の方針をお示しすることができると考えております。また、黒石平用地については、大雪山国立公園エリアに位置していることから、特に自然環境への十分な配慮のもと、あせることなく中長期の展望を持って、有効な活用方策を模索してまいります。
質問 9番 山本裕吾
まず、冒頭に申し上げました大型用地の件からお尋ねをしたいと思いますが、何といっても旧苗畑営林署、現森林管理署ですけれども、私も子供のころ、そばだったものですから、この北側のほうに作業道路があって、南側のほうに整然といろいろな樹種の苗が育てられていたことを記憶しております。この近辺も、国有林も含めて、およそ20年以上前は国のほうも植林に関してはかなり力が入っておるように記憶しておりますし、林業作業者の方では月にもう、この植林、育林だけでも請負で50万を下らないくらい仕事をされていたということも私も記憶しております。そういった中、国の方向性なのか何なのか、最近植林のことに対しては非常に希薄になったとしか言いようがないような感じで、道内にも36件の育苗業者があるらしいですけれども、それでもなかなか植林が追いつかない状況だと、こんなふうに思っております。そんな中で、この土地を我が町が購入されたわけでございますけれども、よかったことはやはりいち早く竹中町長が、約5年置きほどに苗畑の南側が大水が出て、かなり水害がありまして、私も父祖の代から聞いていましたけれども、かなり昔はもう池ができるくらい水が出ていたと、こちらの木工所のほうも含めて、旧駅舎のところも含めてね。これをいち早く竹中町長は手をつけていただいて、暗渠を整備等やっていただいて、また雑木等もいち早く整理していただく、これはもう本当高く評価をさせていただきたいと、こんなふうに思っておりますが、もう一方では、他方では国の用地の件について、用地といったことで長年町なかで南北に分断されていたということも、これは紛れもない事実でありまして、これの活用のあり方として、まずは真ん中に南北に道路でも新設して、先ほど冒頭で申し上げて質問させてもらったように、新たなまちづくりの展開として本町の町なかの絵図面というものを新しくまた描き直すことが必要でないかなと、こんなふうに思っておりますけれども、まずはこの大型用地の件について、今まで企業誘致等、PR等されてきたとご答弁でございましたけれども、その辺も含めてご見解を賜りたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
今の用地の取得後の話もありましたけれども、もう一度、用地の取得についての経過を確認しておきたいなと、そんなふうに思います。かなり以前から国有林の立場では、育苗のほうを終了したということから、国の財産処分ということで幾度となく入札や、あるいは町に打診をしてきたという経緯もございました。町としても、かねてから町なかの大きな施設ということで、別に私の町長以前から関心を持たれていたんでありますけれども、まず、料金面で折り合いがなかなかつかなかったというようなことも聞いております。私のほうになりまして、かなり財務省の関係から林野地の林野の財産について、国の財源確保の観点からも処分をするようにという強い指導があったというふうにお聞きしておりますけれども、それらを踏まえて、地元の営林署としても競売にかけるような、そのような対応もしてきたところであります。そういった過程の中で、常に町に対しても優先的にそういった打診があったわけでありますけれども、町としてはなかなか、あの跡地の利用も含めてそう簡単にいかないということで平行線をたどってきたわけでありますけれども、いよいよ詰まってきた1つが、民間の町外でありますけれども土木関係のところがかなり関心を持っているという話が出てまいりました。そこでは、資材置き場だとか、あるいは砂利の置き場だとか、そのようなことを計画されているというお話がありました。もう一つは、いろいろ町内で行方不明だとか、そのような事故があったときに、あの場所が常に捜索の大きなポイントの一つになって、非常にうっそうとした状況については町民が非常に不安な状況でもあったということありましたですね。もう一つには、今お話しあったように災害において、あれからの南のほうの団地が地下における浸水だとか、もうそういった災害も起きていたりということがありました。これらを含めて、いよいよ対応しなければまずいというような判断から、あわせて、近隣は当時移住定住という政策のほうもありましたけれども、決断をさせていただいたということであります。まず、課題となっておりました災害時の大雨のときの災害防止のための明渠とそれから雑木と、それからうっそうとした状況を改善すべく整地をさせていただきました。随分すっきりとして、あの後いろいろ不安もありましたけれども、相当の過去に行方不明になった方々がひょっとするとというような話もありましたけれども、幸いなことにそのようなこともなく済んだわけでありますけれども、そういったことから今一望できるようになりましたし、いろいろな不審の解消だとか、そういう意味では改善をされてきているなというふうに思っています。今もあれだけの1枚の土地があるということについては、これを有効に活用できる方法がないものか、町内だけではなかなか難しいということもあって、町外も含めて情報発信をさせていただきました。直近では、特に太陽光の発電の場所として数社関心を持たれたのでありますけれども、それらについては北海道電力のほうの電力を受けるキャパがないと、容量がないというようなことから断念したという経過がありますが、この不動産の関係の利活用については時の経済とも密接に関連することでありますから、引き続き経済に結びつくような形であれば最もいいなと、こんなふうに思ったりもしておりますし、それから、あの地域を町民が何らかの形で利活用することもできないのかと、そんなことも今先ほど答弁でも申し上げたように提案をさせていただいて、そういう声も聞いております。カラマツ等の結構しっかりしたものもありますから、それらについての整理をして、もっと環境のいいようにしたらどうだろうと、そんなようなお話も聞いております。今お話しされました南北に道路ということでありますけれども、町全体の計画が今、内閣府の事業の中でやる少子・高齢化の時代の中における町の再整備、今までは人口の増とそれから世帯の増にあわせて町がどんどん広がっていきました。住宅が郊外のほうまでどんどん延びていったわけでありますけれども、これからどんな雇出しても人口がなかなかふえるということは想定しづらいということでありますし、高齢化が進んでくるということがあります。そういった意味で、町民がこの町で安心して買い物ができたり、あるいは文化活動やスポーツ活動ができるための、そのような町の再編が今必要だということで今整備しておりますけれども、そういった視点から見たときに、あの場所が果たしてどのように利活用されるのかというのはよくよく考えてみる必要があるだろうなというふうに思っております。いわゆる、膨らんでいった、肥大化していった町並みをもう一回スリム化するという大きな流れを今考えておりますので、そういった観点からいくと、やや郊外に位置するあの場所について果たしてどのような形がいいのかというのは、これからも議員含めて、よくよく議論を深めた上でいろいろな利活用について考えていく必要があるかなと、そんなふうに考えております。
質問 9番 山本裕吾
今、町長から今後の産業というか、それに結びつく活用ということでおっしゃられましたけれども、早速お言葉をおかりするようですけれども、ご提案をちょっとさせていただきたいと思います。まず、基本的には先ほど申し上げている苗畑事業をもう一度町でやられたらどうかなということですね。本町も町有林が膨大にありますので、昨年から商工会、町とバルーンスタンプ組合と林業対策協議会と共同でやっている植林等もありますし、まずその検討をされたらどうか。それと、何といっても、きょう折しも道産材チップの追い風と道新にきょう出ていまして、私も思わず目をみはったわけですけれども、やはりこの間、先月の末でしたか、27日だったか28日でしたか、町でこの木質バイオマスの件について協議会が立ち上がって、関係者がまた再び下川町に訪れている。6年前に町長にご同行いただいて私も下川町を訪れたわけでございますけれども。何といっても化石燃料のこれからの高騰も懸念される中、かつての農業に次ぐ基幹産業であった林業でございますので、膨大な国有林もまだまだ育成林とはいえ、林地残材等と、要するに木を切った後の不用な材木、これをやはり活用する手はないんじゃないかと。町長がもう先頭になってこの件については協議会を立ち上げられて、今始まったわけでございますから、よりよき結果をもたらせることでないかなと、私はそう信じておりますけれども。そういうようなことで、これは燃料に限らず、畜産業の敷きわら等にも使われておりますので、多方面にわたってのいわば6次産業に近いぐらいな事業だと私は思っていますので、この辺はひとつしっかりと事業を進めていただきたいですし、それともう一つは、先ほどちょっと町長もお触れになっていました。もしこのような状況に至らないという状況であれば、もう一つの考え方としてはやっぱり町民の憩いの場としての遊歩道だとか、あるいは野菜畑なんかを分譲した、そういうようなものを町民に場所としてご提供申し上げてコミュニティーの場にする。あるいは、小学校、高校が近いですし、当町のテニスコートも老朽化しておりますので、そういったスポーツ施設を半分だけ使って、半分はそういう野菜畑をするとか、いろいろな方法があるんでないかと思います。そういったことを含めて、いろいろな考え方が用いられるかと思いますので、殊に先ほど冒頭に申し上げた苗畑事業ですと若干の雇用に結びつくんでないかと。日銭で3,000円あるいは2,000円であっても、おかずの1つや2つ買える、労働に意欲を出して1日の疲れを夜癒せると、そういったやはり高齢者とか、あるいはそういう林業経験者の知恵の活用ということも結びつくんでないかと思いますので、これは生涯学習的観点ですから、どうぞひとつ、新しい委員長もひとつ頑張ってお願いしたいと思います。そういったわけで、方法論をご提案させていただきたいと思います。きょうはちょっともう11時に近いので、短くという話もありますが、端的に町長のほうからもご答弁いただきたいと思いますが。
答弁 町長 竹中貢
今何点かご提案いただきました。それらも検討の材料にさせていただきたいというふうに思いますが、せっかくのあれだけの用地でありますので、本当に新たな、何といいますか、活用が町民にとってもいいなと思えるような、そのような内容にしなきゃならないと、そんなふうに思っております。苗畑の件だとか野菜の件だとか、いろいろありますけれども、見通しがしっかり立つのかどうかということだとか、あるいはそこにどんな意味づけや価値づけをしていくのかだとか、そのようなことを考えていきたいなと。いずれにしても、拙速にする必要ないだろうと、不動産ですから、別に逃げもしないし、荒れ野については場合によっては魅力を感じてくれる人もいるかもわかりません。いろいろアンテナを張りながら、そしてまた町民の意見を聞きながら、いいなと思えるようなことを模索していきたいと、そんなふうに思います。
質問 9番 山本裕吾
次に、学校施設のお話をちょっとさせていただきたいと思いますが、先ほど町長のご答弁にあったように旧東居辺小学校については、地元の業者が多角的な面も含めて入られて活用していただいているわけでございます。昨年の9月の定例会の折に、静岡県の島田市のスポーツ合宿の話を町長にお尋ねしているわけでございますけれども、ことしは隣町の士幌町が全日本の女子バレーチームがスポーツ合宿といいますか、誘致されて行っているところでございまして、今後いろいろご論議で来年閉校されるであろう北居辺小学校のありようについても新しい展開が今出てきているというお話でございますが、上音更にいたしましてもこれから統廃校が進む中で、やはり短期ステイ、町長がやられておられる移住、定住、居住の部分で短期ステイですね、この意味でもやはりもう一回申し上げておきますが、島田市では旅費の5,000円の補助、そして滞在費1人2,000円と、こういうことでなっておりますので、こういう検討も含めて、ぜひとも中央に行った折あるいはいろいろな会議等の折、うちの魅力を十二分にPRしていただきまして、短期的にも町においでいただくようにひとつご努力いただきたいなと、こんなふうに思っております。それと、学校施設の次に旧西保育所の件ですが、これは今月の1日でしたか、私は静岡県の菊川市にちょっと参っていたわけでございますけれども、ここでコミュニティ協議会というのをやっているという、市長にちょっとお尋ねして調べさせていただきました。このコミュニティ協議会というのは、自治会のいわゆる町内会の活動とは別にお祭りだとかスポーツだとか、こういったものを自治会組織とは別に、町内会長さんの組織とは別につくってやられているんですね。しかも、この協議会が立ち上がることによって各地区6地区でしたか、ありますけれども、市に申請すれば100万程度の補助が出てくるそうです。これは、やはり町長が長年推し進められてきた生涯学習的な観点から、町内の活動を活発にして、あるいは西保育所が活動の拠点となり得る先見例になるとすれば、やはりコミュニティー施設として改築して、避難場所だとか、あるいは今申し上げたコミュニティー、町内会の有効な活動ができるような拠点にするべく、まず実験的といったらご無礼ですけれども、そういうような形の施設の方向性はどうなのか、そういうような形も私はご提案しておきたいと思いますけれども。以上、学校施設と西保育所の件についてお尋ねします。
答弁 町長 竹中貢
休憩前の質問にお答えさせていただきます。学校跡地の利用あるいは施設の利用についてでありますけれども、遊休地の利活用も、これももちろん課題でありますけれども、もっとやっぱり急がなければならないのは施設のほうの利活用なんですね。特に、施設関係については利用しないと非常に劣化が進むということなので、特に廃校になった後なんかについては、できるだけ早く新しい利活用者を求めて、そして有効に活用してほしいなと、そんな思いを強く持って積極的に誘致活動あるいは情報提供をしているということであります。今のところ、上音更については調査をする、会社が今冬の間調査しているところでありますけれども、北居辺小学校についても地元のほうからは閉校後時間を置くのではなく、できるだけ早く新しい利活用があるといいなと、それは地域のまた活力といいますか、物によってはコミュニティーのまた拠点になる可能性もある、そんなことを含めて相談を受けているところでもありますし、新しいうちにできるだけ新鮮なうちに利活用してもらいたいと、その情報提供等は積極的にやっていきたいなと、そう思っております。北居辺なんかについても、今、公共施設の利用の関係で町としても誘致の手を挙げておりますけれども、なかなか厳しい状況にもございます。いずれにしても、あきらめることなく積極的に進めてまいりたいというふうに思います。それから、西保育所の関係の話で地域のコミュニティーの拠点としてどうなんだろうとお話がありました、まちづくりの協議会のお話がありましたけれども、町としてもまちづくり支援事業ということで地域住民が活動するために、ただ自分たちの財源だけではなかなか難しいと、そういったときに町としても支援をしております。ぜひ、そういった活動も利活用してほしいなというふうに思いますが、今、11区のお話でございます。もう一つは、西地区集会所もありますし、それから今の西保育所もあります。施設を利活用するということになれば、その後のランニングコストの問題だとか、また維持管理の問題だとか、どうするのかという課題もありますので、地域の方々と十分話し合う必要があるだろうなというふうにも、活用するとすればやっぱり日常的にそこでいろいろなコミュニティーとしての活動が展開されるような、そのようなことがなされることが大事なんだろうなというふうに思いますが、このことについてはこれから特に高齢化が進む中で夫婦世帯あるいは独居老人が多くなる中で、非常にそこに住まわれている方々も隣近所の交流がなければ孤独感だとか、非常に不安が高まってくるということもございます。そういった意味では、地域の中でお互いに交流をするということの手立てというのは、これは必要になってくるだろうというふうに思っていますが、それがそういったあいた施設が有効なのか、あるいは違った方法がいいのか考える必要があると思いますけれども、ただ、今の西保育所の跡でもう一回再生をさせるというのは、相当のまた改築等に費用もかかる可能性があるなというふうに思っております。果たしてそれが実現可能かどうかというのはよくよく検討する必要ありますけれども、ただ、今申し上げたように地域の人方が寄り添って、集まってお茶を飲んだり、健康の話をしたり、近況を話し合ったりするような、そのようなコミュニティーの場所というのは何らかの場所としては必要になることはあるなというふうに思っております。これがその地域の中にあればいいのか、今新たには地域密着型のホームも社会福祉協議会のほうでつくりますし、それから、小規模多機能施設としてデイケアのことだとか、そのようなことが可能な施設もできることになっております。そういう意味では、足の確保をすることによってそれが可能になるのかどうか、いろいろな総合的に地域のコミュニティーの確保をどうするかと。特にお年寄りの皆さん方が老後を安心して日々生活するための手立てを講じるときに、そのような施設も必要かどうかというのは含めて検討はさせていただきたいというふうに思います。
質問 9番 山本裕吾
前向きなご答弁を今いただきました。この間、実は本州に行ったときに空港等でお土産等を見ていますと、ホタテのフリッターというのが物すごく売れている、これをいろいろ調べてみると小清水町で古い学校を2校買い上げて九州の企業がやっているそうなんですね。そういうことやら、あるいは、この間電車に乗っていますと、旭川市で2億5,000万助成補助してくるから企業来なさいよなんて中づりもありました。上士幌もことしもあと20日余りで平成25年も暮れるわけでありますけれども、いろいろなことが事件・事故ありまして、商店街も非常に厳しい状況というふうに私も含めてなっております。そういった中、大型用地の活用ですとか、あるいは既存の施設の活用で企業誘致、雇用の場の確保というのは、こういうものも含めて非常に大事なことでございますし、ことしはアベノミクス、アベノミクスという話がありましたけれども、東京では250円の弁当が都心で売られていたんです。これがそうですけれども、何も景気が回復しているなんていう実感はありません。うちの町も基幹産業の農業、そして林業、商工観光業含めて、今まで冒頭に質問でさせてもらったように歩んでまいりました。どうかひとつ、これらの既存の、大型施設も購入されたわけでございますし、これから新たな段階を踏み入れるであろう統廃合後の施設の活用も含めて、雇用の場の確保、そして経済の活性ということを含めて、力強いご決意と申しますか、お約束いただけるかどうか分かりませんが、今後の我が町の行く末に向かってご答弁いただいて、私の質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 竹中貢
雇用の問題についてはまた別な機会にでも議論をさせていただければなと、そんなふうに思いますけれども、今の大型施設の用地あるいは未利用施設の現況ということが今回質問の中心になっているということでございますので、それらの視点からお答えをさせていただきたいと思いますけれども、いずれにしましても町全体がもう一回、未利用施設それから遊休施設、そしてまた少子・高齢という時代の流れの中で、町をどんなふうにして形づくっていくのかというのが今大きなテーマとして内部でも検討をさせていただいております。遊休地につきましては、今お話あったような、あるいは施設にしてもそうですけれども、それだけではなくて、町の真ん中にも町有地あるいは民間の空き地、それから空き店舗、空き家、こういったことがあるんですね。こういったところの活用というのは非常にもっと深刻に受けとめていかなければならないというふうに思います。特に、商店街の関係でも、道路の整備はしましたけれども残念ながら廃業するといった状況がございます。しかし、それは1つには近隣に大型店舗が建って、大型スーパーのそういったところから競争をする上では非常に厳しい状況になっておりますけれども、地域の中に、町の中にやっぱり商店はどうしても必要なのであります。特に、お年寄り、高齢になった方々は車で遠くまで移動するというのは非常に厳しい話でありますから、そういった意味では町内の中にどんなふうにして人が寄り集まって、そしてお店に行く、あるいはお互いに交流を図って元気に過ごしていくかという、そういったまちづくりの大きな変革期に今置かれているということであります。そのために、さまざまな今計画をしているところでありますので、ぜひ、今住まわれている方々、それから新たにこの町で住んでいくためにも将来に向けた構想が実現するように、議員の立場からも応援をお願いをしたいなというふうに思いますし、雇用の関係でありますけれども、これは特に本町の農業、基幹産業であります農林業を中心にしたそこの産業振興というのが何としても一番大きな経済の母体であるというところを軸にしながら、裾野の広い経済活動についてもこれから十分可能性を探る、あるいはいろいろな支援策を講じてまいりたいと、そんなふうに思います。