みんなの議会

上富良野町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日

(1)町のPR施策について/(2)ふるさと応援モニター事業について

2021年12月15日、上富良野町議会の一般質問で、佐藤大輔議員が「町のPR施策について」「ふるさと応援モニター事業について」について質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。

質問者
佐藤大輔 議員
答弁者
町長 斉藤繁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 9番 佐藤大輔

前回の反省を生かしまして、本日は項目を減らして、ゆっくりと読み上げさせていただきます。私は、さきに通告してございました2項目につきまして、町長にお伺いいたします。一つ目は、町のPR施策についてでございます。我が町の第2次観光振興計画は、5か年の折り返し地点を過ぎました。計画内のアクションプランには、発信力の強化として、1、インフォメーション機能の強化、2、タウンプロモーションの推進、3、発信ツールのフル活用と、3点の具体的な取組が示されております。町の知名度向上にかかる施策は、成果として目に見える形にするのは難しく、また、時間のかかるものであることは十分に理解できるものの、特にコロナ禍にあっては、機を逃さず、注力すべきであると思われます。前述の具体的取組項目に記載されている施策の具現化として、テレビや新聞、雑誌といった既存メディアとは異なる、いわゆるwebメディア、SNS、動画配信サービスなど、柔軟で多岐にわたる広告プラットフォーム活用への転換と、今後のさらなる変革に対応する体制づくりが急務であると思われますが、町長の御所見をお伺いいたします。二つ目は、ふるさと応援モニター事業についてでございます。我が町に対する寄附額は年々増加し、令和2年には3億円を超えました。これもひとえに、全国の寄附者、殊に我が町を第2のふるさとして思いを寄せてくださる上富良野駐屯地にゆかりある方々の温かい御支援、また、担当職員、返礼品協力事業者の御尽力のたまものにほかなりません。昨今、使途の選択・公表や、ガバメントクラウドファンディング型ふるさと納税を実施する自治体が増加を続けております。また、寄附に対する感謝とともに、寄附金を充当した事業の具体的な実績をホームページやポータルサイト上において報告している自治体も数多く見られます。寄附額は、事業実施以来、着実な増加を見せ、今後もさらなる増加が期待できる我が町こそ、ガバメントクラウドファンディング型ふるさと納税の実施、また、あるいは経常費への充当のみならず、ふるさと納税で寄せられる御厚意があってこそ実現可能な独自施策を積極的に実施し、かつ、寄附者にその効果、成果を明確に示すことが必要であり、その結果、それらは多くの納税者が寄附先として上富良野町を選択する大きなインセンティブとなると思われますが、業務体制の整備と併せて、町長の御所見をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

9番佐藤議員の2項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの町のPR施策についての御質問にお答えいたします。議員の御質問のとおり、町の知名度向上を図るための手段、とりわけ観光振興においては、第2次観光振興計画の中でも定めておりますように、地域経済の活性化につながる手段として、町のPRを絶え間なく行い、新たな情報を広く、早く提供していくことが非常に重要であり、コロナ禍とも言えるべき今現在にあっては、これからの回復期、ウィズコロ― 12 ―ナ時代に向けて、さらに強化すべきものと考えております。本町の観光部門におけるPR、情報発信につきましては、観光協会が主体となって、また、連携、共有した中で進めており、随時、既存のメディアはもちろんのこと、SNS広告、動画配信サービスや、企業の広報活動などを活用し、情報発信、町のPR発信を行っております。今後におきましても、議員の御質問にあります分析が可能な広告プラットフォームも含め、活用可能なツールを有効的に、かつ最大限活用して、地域のPRにつなげてまいりたいと考えております。最後に、観光に限らず、多様な情報発信や情報管理についての体制づくりについては、どのような体制がより効率的、機能的なのか、十分検討してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めのふるさと応援モニター事業についての御質問にお答えさせていただきます。ふるさと応援モニター事業は、平成29年6月から実施し、町が受ける寄附額は年々増加し、令和2年度は1万8,173件、3億686万2,000円となり、今年度においても3億5,000万円程度となる見込みであります。寄附の申込みに当たっては、十勝岳魅力再発見事業、ラベンダーのまちづくり事業、高齢者福祉推進事業、児童生徒の教育振興事業、自衛隊との共存共栄のまちづくりの五つの分野、もしくは使途を指定しないものがあり、寄附者の意向により選択していただき、町が実施する施策推進の貴重な財源として充当しております。ガバメントクラウドファンディングについては、ふるさと納税の一つとして、自治体の課題解決に向けて、寄附金の使い道をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した人たちから寄附を募る仕組みで、寄附者が返礼品だけでなく、自治体の施策に深く関われるという点で、さらに寄附の意欲をかき立てるものとして、有効なものと認識しております。一方で、寄附額が大きくなるにつれて、返礼品の品切れなどが生じることも想定され、返礼品の質の向上や量の確保のため、協力事業者のさらなる増員も進めていかなければならないものと考えております。このようなことから、現在の体制を維持しながら、寄附募集の方法や寄附金の使途の公表など、ふるさと応援モニター事業を通じて、上富良野町を知ってもらえる、寄附者に選んでもらえれる仕組みづくりについて、今後も研究、検討してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 9番 佐藤大輔

ただいま両項目におきましても前向きな御答弁を賜ったと、大変うれしく思っております。それでは、一つ目の町のPR施策について、これまでの取組の評価、また、情報発信の目的という、二つの観点から、再度、質問させていただきます。まずは、これまでの取組の評価についてお伺いいたします。富良野圏域内はもちろん、今は上川管内での自治体間の競争が激化している中、我が町の発信力が弱いという声をよく耳にします。だからこそ、第2次観光振興計画に、発信力の強化を盛り込んだと思われますが、どのような自治体も情報発信に力を入れている今、さらに戦略的な情報発信をしていかなければならないと考えます。ただいまの町長の答弁で、その課題意識を共有していることを確認させていただきました。先ほど、知名度向上を図る施策は、観光協会との連携のもと、取組を進めているとの御答弁を賜りましたが、その中の、企業の広報活動とは、具体的にどのようなものか、町内事業者が観光協会のホームページを活用して独自のPRを行っているのか、その点、まずはお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

9番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。これまでの評価ということで、発信力の評価ということですが、他の市町村のことはありますが、町としても、今までいろいろやってきた結果だと思っておりますし、一生懸命やってきたと感じております。ただ、PRといいましても、SNSやホームページだけではなくて、例えば上富良野にある企業の商品を含めたネーム、上富良野の名前の発信ということで、二つ目の企業の広報活動とかぶる部分もあるのですが、上富良野の知名度の向上というのは、SNSやホームページの発信だけではなく、上富良野に関わりのある企業の商品にその名を冠してもらったり、そういう活動も含めて、発信力を今まで強化してきたと、このように感じております。今後につきましては、ただ、先ほど議員の御質問にもありましたとおり、SNSやプラットフォーム、多岐にわたる広告プラットフォームの活用に関しては、まだまだという部分もありまして、私が1年前、就任して以来、特に広報には、新しいSNSを活用した広報を考えてくれというふうには伝えてきたところであります。― 13 ―以上です。

質問 9番 佐藤大輔

すみません、私、企業の広報活動とは具体的に教えてくださいと、ちょっとまず最初に、単純に分からなかったので、その質問をしたつもりだったのですが、その点の御答弁、お願いします。

答弁 町長 斉藤繁

失礼いたしました。企業の広報活動というのは、パブリシティと呼ばれているもので、横文字にすると分かりづらいので、企業の広報活動というふうに日本語にしましたが、どういうことかといいますと、パブリシティを活用した発信というのは、サッポロビール製品の発売や、企業活動、リリースに際し、地方の、上富良野の情報を発信してもらう、上富良野産の何々とか、そういうもの。あと、三浦綾子文学館との、「泥流地帯」の映画化に関する関連事業活動、これらの情報発信、上富良野の名前を入れてもらう、上富良野の名前をそういうところで発信してもらうという、それが企業の広報活動ということになります。以上です。

質問 9番 佐藤大輔

パブリシティということで、今年度当初から設置されましたロケサポートセンターの取組と関わりが深いかなというふうに思います。大変親和性の高いものであると思います。ただいま説明のありました企業の広報活動を含め、SNS広告、動画配信サービスを活用しているとのことで、私個人的には大変すばらしい取組だと思っております。実際に私も観光協会のYouTubeチャンネルで動画を拝見しておりますけれども、これらの取組において、例えばプレビュー数であったりとか、再生回数であったりとか、どのようなKPI設定、評価指標設定をされているのか、ちょっと先ほどの町長のこれまでの取組の評価という点においての答弁では分かりづらかったので、改めてもう一度、KPI設定と、情報発信という取組に対するこれまでの評価という点について、もう一度、町長の御所見をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

9番佐藤議員の御質問にお答えいたします。広告の分析等に関することですが、YouTube等の観光協会の再生回数等の報告は、町のほうには報告は受けていないこともありますし、特にこれまで分析も、町としては分析は行っておりません。以上です。

質問 9番 佐藤大輔

やはりこれまでの取組の評価ということがあって、今後の取組の組立てがどのようにすべきかというところの議論が初めて生じるのかなというふうに思います。単純にそういうふうに感じております。例えば企業においては、制作にかけるリソース、広告にかけるリソース、評価・検証、この三つの点においては、3対6対1が理想的だというふうに聞いております。要は制作に3、広告に6、評価・検証に1。これは恐らく行政にも当てはまることではないかなというふうに思いながら、その話を聞かせてもらいましたけれども、今後、分析可能な広告プラットフォームを活用するということでありましたので、動画にたどり着く仕掛け、要は観光協会の動画再生回数も非常にばらつきがあって、牧野由依さんが出演されているものは多かったりしますけれども、結局は、その動画にたどり着く仕掛けというものが広告であります。こういった取組に重点を置いて、建設的な検証を実施し、これまでの取組の評価を、今、できる限り、いま一度評価をしていただきながら、今後のためにブラッシュアップを図っていただきたいと、このように思う次第でございます。次に、情報発信の目的についてお伺いいたします。戦略的に情報発信を行っている先進自治体では、例えば町の魅力や今の姿を発信し、イメージアップをしたいであったりとか、定住人口を増やすために移住者を増やすであったりとか、発信する情報の認知度向上、最終的には住民の行動変化につなげるといった、具体的な目的を掲げ、事業を推進しております。町長の先ほどの御答弁では、地域経済の活性化というキーワードが耳に残りましたが、改めて発信力の強化というアクションプランに込める町長の思い、お考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

9番佐藤議員の御質問にお答えいたします。最終的な広告の目的は、現在のところ、地域経済活動と先ほど少し言及いたしましたが、観光協会とペアといいますか、観光協会に主に任せているということからも、観光に直結するようなPR、そして観光というような、具体的に関心を持って来てもらう、消費してもらう、泊まってもらう、そのような― 14 ―内容のことが、現在のPRの目的となっております。それらも含めて、将来的にどうなのかということですが、議員おっしゃるとおり、上富良野に、それが契機となって関心を持っていただければ、もっと多くの方が上富に関わってもらえる、定住、移住につながっていく、関係人口の増大につながっていく、そういうことを念頭に、今後、考えていかなければならないのかなというふうに、今感じております。以上です。

質問 9番 佐藤大輔

これまでの質疑応答からも、やはり行政と観光協会との何か距離感といいますか、これは私の主観ですけれども、そこはやはり両方とも同じビジョンをしっかりと共有して、同じ方向に進んでいくということがまず必要なのかなというふうに思います。内情は、私、知りませんので、本当に単なる主観でありますけれども、やはりそれがなし得ないと、なかなか大きな力となって推進力を発揮できないのかなというふうに、今、聞かせていただきながら感じております。また、加えて、情報発信ツールのメリット、デメリットというものをしっかりと知るべきかなというふうに思います。要は、町長の思いがいまいちまだ具現化されていないというところにおいては、そういったところからまず始めるということが必要かなと。また、目的に合わせて、情報発信ツールを使い分けて、そしてターゲットの求めている情報を把握し、より一層、情報発信を心がけてほしいものと思います。また、先ほど体制づくりに関しても、私、質問させていただきましたが、これも今後の検討ということでの御答弁でしたけれども、やはり体制づくりについても、部署間の連携はもとより、業務委託も視野に入れながら、適切な体制が構築されることを御期待し、次の質問に移らせていただきたいと思います。ふるさと応援モニター事業について、再度、お伺いいたします。ちょっと言い慣れていないので、上富良野町では、返礼品をモニター商品という表現をしますけれども、返礼品と言ってしまう場合もありますので、そこは御容赦願いたいと思います。おさらいでありますが、ふるさと納税の寄附の入り口は二つありまして、一つ目は、返礼品から選ぶ、二つ目は、寄附の使い方の目的から選ぶ。当然、一つ目の返礼品から選ぶパターンは、返礼品を手にすることができます。二つ目の目的から選ぶ際は、返礼品を手にする場合もあるが、返礼品を手にできない、要は返礼品がないパターンもあります。例えば、近隣では、旭川市が、新庁舎の建設に関して、クラウドファンディング型ふるさと納税を活用しております。寄附者に対しては、新庁舎の9階テラスに寄附者の名前が記されるということが、返礼品といいますか、それがお返しの気持ちというようなことで承っております。私、この質問の提出後、通告書提出後に、同僚議員からの指摘を受けまして、担当所管に確認させていただきましたら、「泥流地帯」映画化プロジェクトは、実は町のホームページ上で、ひっそりとではありますが、クラウドファンディング型ふるさと納税に該当するということ、そして、今後、条件が整い次第、晴れてポータルサイトへの掲載が可能になることを確認させていただきました。「泥流地帯」映画化プロジェクトも含め、今後、あと5本とか10本というのは大変多ございますので、例えば一、二本、プロジェクトを増やして、クラウドファンディング型ふるさと納税としてポータルサイトに掲載するお考えがないのかどうか、お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

クラウドファンディング型ふるさと納税ですが、現在のところ、「泥流地帯」の映画化、ひっそりかどうかは分かりません。個人的な意見なので、伺いますが、しっかりとPRしているつもりです。現在のところ、「泥流地帯」の映画化1本だけでありまして、ほかのところは、今のところは計画がございません。ただ、クラウド型ファンディングをもちろん否定するわけではないです。これから活用の方法を考えながら、現在のところは一つしかないと、活用していないと、そういう状況であります。以上です。

質問 9番 佐藤大輔

クラウドファンディング型ふるさと納税は、先ほどの町長の御答弁からもお分かりになりますように、いわばふるさと納税の王道であります。むしろ優先的に注力すべきはクラウドファンディング型であると思います。返礼品なしという立てつけも可能なので、先ほど御答弁にもありました、品切れの心配もございません。ちょっと分かりづらいので、例えるなら、我が町で例えるなら、豚サガリの知名度を上げるためのキッチンカー全国キャラバンプロジェクトとか、また、新町立病― 15 ―院が建設予定でございますので、今に、未来に優しい新病院の建設のプロジェクトのためにとか、そういったプロジェクトが具体的なものかなと。大分考えてこの程度しか出ないのですけれども、そういったものがプロジェクトとして掲げられるのかなと思います。このクラウドファンディングに掲載するプロジェクトの企画、立案、掲載、事業実施、検証という作業を通じて、私は、職員の方の経験値やスキルが上がるのではないか、また、実際に新たな事業を生み出す効果、さらに、寄附者の入り口が増える、要はプロジェクト、ちょっと興味があって見てみたが、ちょっと賛同できないけれども、上富良野町に興味が出たので、返礼品から選んでみようかなという寄附者の増加、寄附者との関係の深まり、そして、町のPR効果などが期待できると思います。私は、クラウドファンディング型ふるさと納税は、メリットこそあれ、デメリットはないというふうに考えておりますけれども、今後、「泥流地帯」映画化プロジェクトと含め、もう一、二本、ちょっとしつこいですけれども、クラウドファンディング型ふるさと納税、ポータルサイトで掲載の思いに関して、町長の御所見を再度お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

9番佐藤議員の御質問にお答えいたします。クラウドファンディング型ふるさと納税が王道であると御教示いただきました。残り、映画化だけではなくて、あと一、二本、その効果というのも、佐藤議員のほうから、いろいろ職員のスキルアップ等含めて、やるべきではないかと。全くおっしゃるとおりといいますか、それらも含めて、今後、検討してまいりたいと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。以上です。

質問 9番 佐藤大輔

町長との思いを共有させていただけて、大変うれしく思います。ぜひとも子孫に負担をかけないための合同墓地建設プロジェクトを候補に入れていただけると大変うれしく思います。すみません、町長がかわったので、一旦は入れておかなければならないので、すみません。ただいま話にありましたクラウドファンディング型ふるさと納税は、町長、ポータルサイトを御覧になっているかと思いますので、お分かりになるように、返礼品から選ぶではないほう、目的から選ぶほう、クラウドファンディング型に関しては、リアルタイムで寄附金額、寄附者数、達成率を確認することができます。一方で、返礼品から選ぶほうの寄附の場合、我が町の話でいえば、先ほども申したように、寄附者に対して、どの事業にどれだけ寄附金が充当されたのか、どのように活用されたのかなどの報告は決して十分とは言えない現状を踏まえて、このたび質問しております。他の自治体の事例では、町のホームページや各ポータルサイト上にて、その事業への寄附金の充当額と、具体的な事業内容に画像を添付したものが目を引きます。我が町で例えるなら、ラベンダーフェスタのライトアップ設置レンタル料に幾ら幾ら使わせていただきましたのタイトルに、大勢の来場者が訪れたレポートと、いわゆる映える画像が添えられているだけで、これも町のPR、ちょっと1の質問とかぶりますけれども、町のPRになると思います。そして、こちらもやはり寄附者の増加、寄附者との関わりの深まりが期待できると思いますが、この点、再度、町長の御所見をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

9番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。寄附に関わる情報開示ということかと思いますが、確かに議員おっしゃるとおり、これまではそういう配慮に欠けていた点も、配慮といいますか、それを使った町のPRといいますか、そういう見せ方と言ったほうがいいかもしれませんが、そういうことにちょっと今まではなかったかもしれませんが、今後におきましては、こういうものに使ったとか、こういうものに幾ら使ったという情報開示、PRも兼ねた、そういうふるさと納税の結果、こうなりました、そういう見せ方、PR含めて、今後、十分検討してまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。以上です。

質問 9番 佐藤大輔

前向きな御答弁、感謝いたします。寄附者への感謝の思いを伝えるというのは、本当にしごく当然のことでありますし、私は町の品位にもつながるのではないかなというふうに考えておりますので、ぜひとも引き続き前向きな御検討を望むものでございます。今年に入りまして、私の勧めで、町内の四つの事業者の方が返礼品協力事業者として登録をいたしました。初期の事務手続や返礼品掲載の事務作業、サイト管理など、今でも私自身の学びとしてお手伝い― 16 ―をさせていただいております。4件合わせて一体どれぐらいの寄附が我が町に寄せられているのかなと。売上げは分かるのです。だけど、では寄附額はどうなのかなと思って、改めて計算をしました。今朝で、その4事業者合わせて1,500万円を超えました。すごくないですか。ちょっと反応薄いですけれども。私一人の動きで1,500万 円の寄附が、でも私、結局、人のふんどしで相撲をとっていますから、私は何も、ちょっとした事務作業しかしていませんが、改めて協力事業者があっての3億円を超える寄附だなということを実感したわけでございます。先ほど町長は、寄附額が大きくなると、品切れが生じる可能性があるから、協力事業者を増やしていかなければならないというふうに御答弁されましたが、ちょっと私の認識と違う点がございます。寄附額が大きくなると、返礼品が品切れになるというのは、これはちょっと違うと思います。要は、事業者は在庫数を管理できるので、恐らく町長がイメージされているというのは、多分、100はいけるだろうから、100を出して売り切ってしまった。でもその後、実は天候不良等で50しか用意できないという状況が、今、先ほど町長がおっしゃったような、寄附が大きくなる、増えると、返礼品が足りない、不足するという部分。要は、だからそれは事業者の在庫管理であったり、また、もしくは事業者に対しての行政側の指導とか、管理監督だったり、そういうところが問題ではないかなというふうに思います。ですから、その後、町長は、体制の現状維持というふうにおっしゃいましたけれども、僕は、だからこそ体制を強化すべきではないかという、そういう観点から質問しております。今後、できれば、コンサル、マーケティングなどのスキルを持つ地域おこし協力隊を採用するなど、早急に体制を強化すべきと思いますが、この点、再度、町長の御所見をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

9番佐藤議員の御質問にお答えいたします。寄附額が大きくなるにつれて返礼品の品切れなどが生じるということの意味といいますか、若干説明させていただきますと、先ほど議員がおっしゃられたように、100を予定していて、50しかとれないということではなくて、現在は、特に農産物を中心に、既に申込み時点から寄附額のほうが上回っているということも生じております。あと、現行の体制についてですが、確かにおっしゃるとおり、職員体制を強化できればいいのですが、なかなか正規職員を、定数内職員をそこに増員するということは、定数管理の面からもなかなか非常にすぐ実現できない面もありますが、議員おっしゃったとおり、例えば地域おこし協力隊を活用して、そういうマーケティングに長けた方を募集したらどうかという、そういうことも含めて考えていかなければならないのですが、私の言っている現在の体制というのは、職員を中心として、職員を大幅にそこに充てる、また、専門の課を設置したり、そういうことは考えていなくて、今の体制の中で、そこに地域おこし協力隊を入れるか入れないかとか、その辺を考えていくといいますか、現体制、なかなか言いづらいのですが、定数内の職員に関しては、可能性等も含めて、現体制で考えているということであります。以上です。

質問 9番 佐藤大輔

寄附額が大きくなると品切れが生じるという件につきましては、ちょっとこの場ではかみ合わないという感じがしたので、後ほど、すみません、町長に直接お伺いしたいと思います。体制の強化につきましては、それこそ決算特別委員会で同僚議員も懸念しておられましたが、果たして適切な返礼品が供給されているのかどうかということをチェックしなければならない。また、当然、新規協力事業者の開拓であったり、新商品の提案、サイトの巡回、新たなチャンネルの増設、寄附者とのさらなるつながり創出するための取組など、これは単純に行政マンでも何でもない私自身がイメージするだけで、ものすごく大きな広がりや深まりを感じられる、大きな可能性を感じる事業だと思っております。だからこそ、それこそ東川町を例に挙げると、地域おこし協力隊が50名いると。当然、単純に比較というか、全く状況が違いますので、そんなものは単純に比べるものではありませんけれども、やはりここに思い切ってリソースを割くことが、今、必要ではないかというふうに、これは私自身も切に願うところでありますが、すみません、ちょっとしつこいようですけれども、再度、その点、町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

9番佐藤議員の御質問にお答えいたします。先ほども申したとおり、現行の体制の中で、問題点はいろいろあります。問題点というか、解決しなければならない課題ですね。組織に問題があるわけ― 17 ―ではなくて、解決しなければならない課題、新たな返礼品の開発ですとか、扱ってもらえる業者の開拓など、それは進めていかなければならないのは間違いないのですが、そこにリソースを何にするかというのはなかなか難しくて、先ほど言ったとおり、現行の体制を基本として、そのほか、地域おこし協力隊なども使うことはもちろん使って、その辺をマーケティングにたけた方の応援をしてもらったりすることは、今後、いろいろリソースをどうかるかということを検討していかなければなりませんが、何度もすみません、くどいようで、それも含めて現体制の中で考えていきたいと思っております。以上です。

質問 9番 佐藤大輔

担当の職員の方も、その業務だけではないわけでありますので、ぜひとも町長の思いがそれなりに固まってきて、それを具現化する際には、しっかりと体制の整備をされますことを切に願うものであります。先ほどちらっと話に出ました東川町では、町の応援者と交流人口の増加へつなげるという明確なビジョンを持って、また、上士幌町では、子育てに軸足を置いた基金を創設し、この東川町、上士幌町さん、それぞれふるさと納税事業に取り組んでおられます。ふるさと応援モニター事業は、返礼品を通じて雇用の創出や新たな地域資源の発掘など、我が町の活性化につながる最適なツールであると、これは先ほど私が申したように、活性化における最適なツールであると私は強く感じております。だからこそ、ふるさと納税の原点に回帰し、足元を固め、町民総がかりで盛り上げていく仕組みを、町長が先頭に立って構築すべきであると改めて思います。ましてや、1年前、多くの町民が、若さで町を元気にしてほしいとの思いを込め、それぞれの1票に込め、そういった町民の方々の思いに応えるのであるとしたら、なおさらだと思います。先ほど、今後しっかりと研究、検討を重ね、寄附者に我が町を選んでもらう仕組みを構築するとの力強い答弁を賜りましたが、改めてこの事業に対する町長の思いをお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

9番佐藤議員の御質問にお答えいたします。ふるさと納税の目的、他の町村の目的もお伺いいたしました。我が町も、上富良野も、ふるさと納税返礼品といいますか、モニター商品を通じて、町をPRして、町の農産物のみならず、いろいろなものが町のモニター商品がありますので、それらを通じてPRしていきたいと、このように考えております。これに関われるのは、もちろん事業者、商業者、農業者の方だけですので、これを町の方全員でやるというのはなかなか難しいことかなとは思うのですが、いただいた寄附金を何に使うかということについては、町民の皆様方が大いに関われますので、ここら辺を町民の皆様方に目に見える形で、先ほどの答弁とちょっと重なりますが、何に幾ら使われたと、そういう見せ方も含めて、多くの町民の方が関心を持ってもらえるように、この事業を進めていかなければならないのかなと考えております。以上です。

出典:上富良野町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる