上富良野町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月15日
(1)行財政運営及び組織機構に対する考えについて/(2)防衛省と上富良野町のつながりについて
2021年9月15日、上富良野町議会の一般質問で、金子益三議員が「行財政運営及び組織機構に対する考えについて」「防衛省と上富良野町のつながりについて」について質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。
- 質問者
- 金子益三 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 5番 金子益三
おはようございます。私は、さきに通告いたしました2項目7点について町長にお伺いをさせていただきます。その前に、先ほど行政報告でもありましたとおり、本年度、記録的な高温・小雨によりまして、我が町の基幹産業であります農作物の作況状況を見てまいりましたところ、先ほど報告もありましたとおり、大変懸念されるところでございます。種芋につきましては、来年度の分の収穫も見込めないなど、本当に深刻な状況がありましたこと。また、このコロナ禍により、緊急事態宣言が度重なり延長になり、我が町の商工観光業が非常に大打撃を与えているということに関しましても、町長共に議会といたしましても心を痛めるところであり、一日も早く元の生活になることをお祈りしていますととともに、コロナ禍の対策におかれまして、第一線で頑張っていらっしゃいます医療関係やソーシャルワーカーの皆様に心より敬意と感謝を表するところであります。さて、質問に入らせていただきます。1点目、行財政運営及び組織機構に対する考えについて、町長にお伺いいたします。町長は、昨年の12月に御就任以来、既に約9か月が過ぎようとしております。当然のことながら様々な思いをお持ちで、上富良野町のリーダーに手を挙げられて、そして激戦を経て、名実ともに我が町のリーダーになられたことに敬意を表するところでございます。様々な改革のお気持ちを持っての挑戦、そして御当選されましたので、ここで改めて町長の行財政運営及び機構改革について、そのお考えをお伺いするところでございます。1点目、我が町の行政は、尾岸元町長のときに大きな行財政改革を行ったところでございます。それはまさに聖域なき行財政改革を余儀なくされ、各課の統廃合や様々な分野での予算の見直し、最大では約100億円の一般会計予算が60億円程度の予算までの切り詰めがあったと記憶しているところでございます。その当時、今現在配置されております行政のスタッフ制が構築されたと記憶しております。当時の行財政改革においては、まさにウルトラCにも匹敵する改革であったと私も考えているところでございますが、そこで、町長にお伺いしたいのが、現在において、スタッフ制に関して町長はどのようなお考えをお持ちでいらっしゃるのか、メリットやデメリット、そしてまた、スタッフ制によります効果・成果と、さらには弊害について、どのように町長は考えているのか、お伺いいたします。2点目、ラベンダーハイツの運営について。町はこの間、公設民営化や民設民営化の考えを持たずに、ラベンダーハイツ事業につきましては、公設公営を続けると提案をされてまいりました。議会もその運営について、赤字部門への一般会計からの繰り出しを行うことも議決をしております。それは、当時の首長でありました向山町長の特別養護老人ホーム、ラベンダーハイツへの強い思いと、また、議会といたしましても、入所されている方々のことを考え、やむを得ず繰り出し補助に対して理解を示したところであります。そこで、町長にお伺いをいたします。町長は、今後のラベンダーハイツの運営に関しまして、どのようなお考えをお持ちなのか、お伺いい― 9 ―たします。御承知のとおり、この間、年間に約5,500万円を超える一般会計からの繰出金を拠出しながら運営を行っているところであります。このような状況をいつまで続けていかれるのか。また、町長は、今後どのようにラベンダーハイツの黒字化に向けた運営方針を進めていくのか、お伺いいたします。3点目、現在、農業振興課及び農業委員会につきましては、JAふらの上富良野支所内に設置されております。このことは、農業者への利便性の向上からということで、ワンストップサービスということで始まった機構改革の一つであると理解をしております。現在におきましては、JAふらの上富良野支所も北部エリアとして変革いたしまして、当初機構改革が始まったときとは、JAも若干さま変わりをしていると認識しているところでありますが、そこで、町長にお伺いいたします。農業振興課と農業委員会をこのまま、外郭団体であります事務所の中に設置を継続していかれるのか、また、役場庁舎に戻す考えがあるのかをお伺いいたします。併せまして、商工会や観光協会も同様な外郭団体がございますが、それらの組織が入っております建物の中に、この町の商工観光部門などを移設していく考えがあるのかをお伺いいたします。4点目は、現在、上富良野町は、町長、副町長管理の下に、一部、水道管理者として、町長管理の部門も併せまして、総務課、企画商工観光課、町民生活課、保健福祉課、農業振興課、建設水道課、ラベンダーハイツ、会計管理者、そして町長、副町長、院長の管理の下の上富良野町立病院事務長、教育長管理の下の教育振興課長、議会として、議会事務局長、また、兼務職として、農業委員会の事務局長や選挙管理委員会の書記長、監査委員事務局長、固定資産審査会事務局長の合計11課、36の主幹、もちろんこれにつきましては兼務がありますが、構成されております。お聞きしたいところが、この11課の体制で、今現在、上富良野町の運営がなされておりますが、現状の上富良野町の諸課題を解決するに当たりまして、この11課が十分な体制であると町長はお考えであるのかをお伺いいたします。大項目の2点目につきまして、防衛省と上富良野町のつながりについてお伺いいたします。昨年、65周年を迎えた陸上自衛隊上富良野駐屯地と上富良野町との関係は、言うまでもなく上富良野町のまさに命綱でもあると言えることは斉藤町長も御理解されてることと思います。この65年に及ぶ力強い絆につきましては、これは一朝一夕に築かれたものではなく、多くの諸先輩の皆様のたゆまぬ努力の結集であり、決してなくしてはならないものと考えるところであります。この間の過去の防衛大綱におきましても、戦車・火砲の削減計画が上がったりしたときも、時の町長を先頭に、富良野地方自衛隊協力会が協力いたしまして、様々な活動を行った結果、上富良野駐屯地の現状規模につながっていると考えるところでございます。そこで、町長にお伺いをいたします。1点目、現在、新型コロナウイルス禍ということで、今までのようには、各部隊と協力会のお付き合いがなかなかできなくなっている現状にあります。自衛隊と地域との共存共栄をまちづくりの大きな柱の一つとしている本町にとっては、コロナ禍であるときではありますが、さらなる絆の深化に向けた方策が必要と考えますが、町長はどのようにお考えをお持ちでいらっしゃるのか、お伺いいたします。2点目、斉藤町長が就任されましてから約9か月が過ぎようとしておりますが、この間に防衛省や防衛関係機関への表敬、陳情・要望活動はどのようにされてきたのかお伺いいたすとともに、今後の活動予定については、どうされていくのかをお伺いいたします。3点目は、上富良野駐屯地は、これまで様々な部隊の改変を繰り返しまして、現状の規模につながっております。町長は、この防衛大綱や中期防衛力整備計画に伴う動きの中で、今後の上富良野駐屯地や上富良野演習場をどのように捉えて、その動きに対してどういった対応をされようとしているのか、お伺いいたします。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の2項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、行財政運営及び組織機構に関する4点の御質問にお答えいたします。まず、1点目のスタッフ制に対する考え方についてでありますが、私自身、上富良野町職員として奉職した以降、昨年、去年の3月末まで、まさにこの組織体制の中で職務に当たってきたところであり、議員の御質問にもあります大きな行財政改革の時期を経験するとともに、旧来の係制からスタッフ制への移行による職責意識の変化についても経験してきたところであります。現在のスタッフ制につきましては、制度導入当時において、極めて厳しい国、地方の財政状況を背景― 10 ―に職員数の適正な配置による定数管理等が求められており、限られた人員の中で柔軟な行政体制を図ることを目的として導入されたものであります。町職員から町長へと立場は変わりましたが、基本的な組織運営体制としては、スタッフ制を維持すべきものと考えております。なお、スタッフ制を中心とした現行の組織運営体制については、制度移行以後一定の年数を経過しており、特に若い職員においては、現行のスタッフ制度しか知らない職員が増えていることから、今年度に入り、その運用の見直しの必要性の有無を含めた検討を指示し、現在、職員の意識アンケート調査を行っているところであります。それらの結果を分析・検討した上で、見直しが必要と判断する場合においては、検討するよう指示してまいりたいと考えております。次に、2点目のラベンダーハイツの運営についてでありますが、ラベンダーハイツは、特別養護老人ホーム、短期入所施設、デイサービスセンター、居宅介護支援事業を担う地域福祉の拠点施設として、介護保険制度の下に、サービスの利用状況に応じた介護給付費収入を得ながら運営しておりますが、平成27年の介護報酬の減額改定や介護職員の離職等から、利用者の受入れが低迷し、介護給付費収入が大きく減収となり、収支がマイナスとなる経営が続いたところであります。安定的な運営体制と経営を目指し、平成31年度からは、民間等の介護老人福祉施設と比較し、経費に占める割合が大きい人件費のうち、サービス収入等によって賄うことができない部分などを一般会計からの繰入金として補うこととしたところであります。このことにより、新たな介護職員を迎え入れることができ、現在は介護職員の体制も整いつつある中で、目標に近い入所・利用で推移している状況にあります。このような状況を見たとき、町内唯一の老人福祉サービスの拠点であり、前町長が地域福祉の施策に掲げられた思いと努力を私も引き継ぎ、介護士等の人材確保を図り、住民の皆さんの介護の不安をなくし、上富良野町に安心して暮らしていただくための施設として、公営による運営を継続しつつ、さらなる経営改善に努めてまいりたいと考えております。次に、3点目の農業部門のワンストップサービスにつきましては、それ以前と比べ、事業を進める上で、農業者、JA、行政間の情報伝達や情報共有は十分に改善できたものと感じております。また、ふらの農協上富良野支所の体制が、ふらの農協北エリア上富良野事務所に令和2年度から変更となりましたが、基本的には支所制度と大きく変わらず、業務や協議等に支障はないところであります。農業者の皆様からいただく御意見といたしましては、JA内に農業行政の窓口があることで、補助金などの申請手続においても、その場で農協の営農担当職員、金融担当職員や行政職員が一体的に対応し、ワンストップで手続を済ませることができるようになり、利便性と併せて正確、かつ効率的なサービスの提供を受けられるとの評価をいただいているところであります。また、農業行政事務においても、経営安定・中山間・各種補助金等に係る事務並びに農業委員会の農業者年金手続に係る協議や確認作業をワンフロアで行えることから、農業行政推進においてもメリットがあったものと感じており、引き続き農業振興課、農業委員会については、ふらの農協上富良野事務所への設置を継続してまいります。また、商工観光部門の移設に対する御質問でありますが、商工業の行政手続等で、外郭団体と一体的に行う事務事業の量や、共に連携して行う地域活性化の事業等を考慮していかなければなりませんが、現在の事務所において連携を取ることで、大きな支障がないと考えており、現在のところ商工観光部門移設の考えは持っておりません。いずれにいたしましても、事務所の場所に限らず、地域の産業全体の振興をどのように考えていくかを考慮しながら、組織機構全体の中で判断してまいりたいと考えております。次に、4点目の11課体制に関する御質問でありますが、課の設置については、1点目の御質問にもありましたが、組織運営体制としてのスタッフ制度とも関連しますが、スタッフ制自体が簡素で柔軟な組織体制を目的としていることから、時限的な行政需要への対応については、専門課長、専門主幹制度などを運用して対応しており、現状の課設置が求められている行政需要とギャップが生じているとは認識しておりませんが、今後の状況や新たな課題へ対応することが求められた際には、現状の定数規模を基本としつつも、柔軟な対応を図ってまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの防衛省と上富良野町のつながりに関する3点の御質問にお答えさせていただきたいと思います。現在の上富良野町と陸上自衛隊との関係については、議員御発言のとおり、一朝一夕に築かれたものではなく、多くの皆様の長年の取組によるものと捉えており、まちづくりの大きな柱の一つとなっている中で、これまで様々な場面において取り組まれて― 11 ―きた皆様の活動に心から敬意を表するとともに、私自身も町長の責務として、これまでの活動を継承し、さらにその発展に尽くしていかなければならないと思っているところでありますが、昨年末の就任時においては、既にコロナ禍の状況となっており、今までとは違う対応を余儀なくされているところであります。まず、1点目の地域・協力会と各部隊との絆の深化についてでありますが、各部隊との地域との絆の深化については、それぞれの関係者による懇談・懇親事業の積み重ねにより醸成されてきたものと認識しております。議員御指摘のとおり、昨年2月頃から新型コロナウイルス感染症の全国的な蔓延により、それまで日々の生活で当たり前であった生活様式や経済活動様式が変容し、今日に至っているところであり、特に、これまで皆さんが集まるという事業にあっては、ほぼ実施することができず、このことが当たり前となってしまうことを大変危惧しているところであります。なお、私の就任以降につきましては、定期的に駐屯地司令や各部隊長との情報交換を行うなど、相互理解を継続する取組を行っており、今般のコロナ禍においては、やれることが限られておりますが、引き続き絆が途切れないような取組を進めてまいります。次に、2点目の要望活動についてでありますが、個々の活動については、これまで行政報告の中で御報告させていただいておりますので省略させていただきますが、要望・表敬につきましては、相手方の状況により、直接お会いできる場合は直接伺っておりますが、直接伺えない場合などについては、書面またはオンラインによる要望行動を行ってきているところであります。次に、3点目の今後の駐屯地及び演習場に対する対応についてでありますが、まちづくりにおける駐屯地等の現状規模堅持については大きな課題であり、引き続き関係団体と連携を図りながら、情報収集・要望行動に努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。また、金子議員を初め議員各位におかれましても、自衛隊との共存共栄に向けた様々な取組につきまして、引き続きお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
再質問 5番 金子益三
再質問させていただきます。まず、初めのスタッフ制について若干お伺いいたしますが、まさに町長自身がスタッフ制に移行するときを御経験されたということでございます。その中で、1点お伺いしたかったのは、町長御自身として、移行された、まさに移行期間を経験されている町長として、現在いる体制でメリットであったりデメリットであったり、また、効果の部分というところをもう少し、分かれば明確に御答弁いただきたいと思っておりますし、職員間にアンケート調査をされているということでございましたが、もちろんそれは、判断の一助とするということはいいことだと思うのですが、まず、町長御自身として、この体制というのは、今後どういう方向で進めたいのかというところをもう一度質問させてください。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えいたしたいと思います。スタッフ制についてですが、私自身の感じるところ、メリット、デメリットなのですが、メリットは、先ほども述べさせていただきましたが、行財政改革の中で、行政がすることは変わりませんが、少数精鋭でやらなければならない、柔軟にやらなければならないということを、係制からスタッフ制に、これはスタッフ制でやるしかなかったのかなと、今思えば係制でやることはなかなか、職員数も減っていきましたので。メリットは、少数で柔軟的に行政需要に対応できると、これがメリットかと感じております。デメリットといたしましては、特にこれは、スタッフ制のデザインといいますか、スタッフ制がそもそも持っているデメリットではないのですか、なかなか運用について、係制からスタッフ制に移った場合、係長という職が一応なくなって、現在では班の主査がそれを担うように、後輩を指導したり、自分自身が管理職になる前のいろいろな仕事を把握したり、そういう訓練の場といいますか、訓練の階段といいますか、そういうものの、これはスタッフ制そのものの欠点ではないのですが、運用について、なかなかこの間、スタッフ制が開始されてから18年目になっていますが、振り返ってこなかったので、今申し上げたのは、私個人の職員のときの感想なのですが、18年目を迎えて、一度皆さんにアンケートを取って、ほかにいろいろな問題点がないかということを検証しながら、今後、進めていこうと考えております。以上です。
再質問 5番 金子益三
ちょっと分かりづらかったので、申し訳ないのですけれども、いわゆる町長といたしまして、職員時代に経験されたときに、行財― 12 ―政改革が進む中において、人員が少ない、限られた人員でやらなければならないということでスタッフ制になったという考えをお持ちなのですか。私としては、そのことは副次的な効果というか、もちろんやむを得ない背景はありましたけれども、あの当時の行財政改革がずっと続いているわけでもありません。私もこの間、スタッフ制について、導入当時をひもときながら、思い出していろいろ調べさせてもらったのですけれども、スタッフ制の導入について、そもそものコンセプト、もちろん今言ったところも副次的なものでありますけれども、あの当時、地方分権が叫ばれている時代でありまして、その中で、自主自立的な行政組織の構築が求められているところに、施策の目標を共有するチームというか、それに一定程度の権限を移譲していくことで、それらの意思決定のスピードが、階段を踏んでいくのではなくて、意思決定をするに当たってフラット化を図って、いわゆる課の中での、さらには班の横の連携、自主性を促すことによって、指示待ち型から目的・指向型への組織と改革していくことが目的ということで、当時私も議会に入り立ての頃だったのですけれども、そういった説明を受けて、なるほどなと、分権時代においてはそういうことが必要なのだということも理解したところであります。一方で、今、町長がおっしゃった中に数々の、本来であれば、パーフェクトに動けば、今言った素晴らしいことが動いていくことなのですけれども、なかなか過渡期においては難しいことがあったと。ただ、今、町長がおっしゃられたように、18年間たっても、問題になっているところがなかなか解決できないというところは、町長自身、どこに何があるかということはお考えでいらっしゃるでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えしたいと思います。18年間、問題が大小あって、解決に至らなかったのはどこに問題があるかという御質問かと思いますが、やはり私自身としても、昨年の3月まで職員として両方、係制もスタッフ制も経験してしましたが、なかなか一番の問題といいますか、一番の原因といいますか、改善されなかったのは、やはり検証されてこなかったというのが、最初、スタッフ制を導入して以降、メリットといいますか、やり方も含めて、運用も含めて検証が全体として、部分的に総務課とか個々にはあったのかもしれませんが、全体的に統一的に検証はされてこなかったと記憶していますので、その辺が大きな課題かなと思っております。以上です。
再質問 5番 金子益三
導入当時戸惑いがあって、それが延び延びになっているというような御答弁だったのかというふうに伺いいたしますが、当然のことながらうまくいっている課もありましたよね。スタッフ制を執ることによって、まさに課の中、全体で一つの目的に向かってやっていくということもありましたが、一方で、残念ながらそれがちょっとうまくかみ合わずに、忙しい部署は、物すごく忙しい間、なかなかそれが共用してできないという、形はスタッフ制であるけれども、従前のところであるがゆえに、責任の所在がしっかり取れないような体制であったということもあるのではないかなというふうに私も感じているのですが、町長、この御答弁、当初の中においては、基本的にスタッフ制は継続したいということの御答弁であったと思います。その中で、今、町長が数々御答弁された中において、検証すると。検証することによって、変えていくこともあるということで理解してよろしいのですか。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えいたします。検証して変えていくというのは、スタッフ制を基本に、検証して変えていきますので、どちらかというと、運用をもっとうまくできないのか、その辺を検証して変えていくことになると思います。スタッフ制はそのまま、人数的には、少数精鋭でやらなければならないというのは変わりませんので、スタッフ制を施行しながら運用を適切にしていくというのが、今回の検証の方向性です。以上です。
再質問 5番 金子益三
町長としては、スタッフ制については、機構的には問題がないと、運用に問題があるということで理解をさせていただいてよろしいですか。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えいたします。機構も、先ほど議員がおっしゃられたように、濃淡、正直言ってあると思うのです。大きい班もあれば、従来と変わらないような小さな班もありますので、変える必要があるのかどうかは別として、その辺も含めて、アンケートでその辺の回答があるのであれば、職員の中から声が出ているのであれば、そ― 13 ―の辺も含めて考えていかなければならないと思っています。以上です。
再質問 5番 金子益三
先がありますので進めますけれども、ぜひいいところはいい、悪いところは悪いというところをしっかりと検証していただいた中で、よりよい運用をやっていただきたいと考えます。もちろん町長部門のところですから、余り言及はいたしません。2点目について、ラベンダーハイツでございます。公設公営を引き継ぐということでございましたが、前の特別委員会のときにも、町長はこのように御答弁されていると私も記憶しております。それで、前町長の方針を引き継ぎということであります。全国的に見ても全道的に見ても、特別養護老人施設を公設公営でやっているところというのは1割強ぐらいしかないです。あとは、9割近くは民間経営ということで、それが、例えば入所されている人に大きなマイナスがあるとか、そういったことではないというふうになっております。今年度も約5,600万円の拠出を余儀なくされているところでございますが、これらの現状を鑑みたときに、前町長、本当に強い強い意思で、絶対ここはついの住みかとするのだということを何度も何度も我々議会に答弁されておりましたので、理解をいたします。どうでしょう、町長、貴重な限られた財源の中において、何が何でも民営化せということでは私はないのですけれども、そういった考えというものを、選択肢の一つとしてお持ちになることはないのかを改めてお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えいたします。先ほどの答弁にも一部入れさせてもらったのですが、現在のところ、ラベンダーハイツが町内唯一の特別養護老人ホームということで、一つしかありません。それで、私が思っているのは、高齢の方も介護する方も含めて、町民の皆様が安心して、介護の不安なく過ごしていける。そして、安心して暮らしていけるということが、まず何より大切なことだろうと思っていますので、現時点においては公設公営ということで、前町長の意思を引き継ぐといいますか、同じ考えでいきたいと。将来的に、将来の選択肢を拘束するとか、そういうことは、まだ将来は不確定ですので、分かりませんが、現時点においては、町内唯一の特別養護老人ホームということで、公設公営を堅持していきたいと思っております。以上です。
再質問 5番 金子益三
そごがあると駄目なので、私、何も特養を上富良野からなくせと言っていることでは決してないですから。もちろん上富良野町の高齢者の方で施設介護を利用しなくてはいけない人のために、こういった介護施設というのは、これは私は上富良野町になくてはならないものだというふうに私も強く信じているのですけれども、一方で、まさに運営に関して、五千数百万円を毎年拠出していかなくてはいけない。計画の中において、過疎法が通って、計画が準ずれば、ソフト部門にも3,600万円程度の振り分けができると言いますが、しかしながら、それがもしなければ、もっと違う高齢者の施策であったり、また、町長が考えられている子育ての施策であったり、また、ほかのいろいろなソフトにも振り分けることも可能であるというふうに思っているのです。何度も繰り返しになりますけれども、特養をなくせと言っていることではございません。上富良野町がわざわざ、そういった一般会計から多額の繰り出しを拠出しながらも、公設公営化という道を長く進んでいかざるを得ない、大きなファクターというか、理由というのは、町長の中で何がそこを公設公営化にさせるのかというところを、いま一度お伺いさせていただきます。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えいたします。私も上富良野からなくせとか、そういう意味ではなくて、現状においては、ラベンダーハイツが唯一の施設であるということで、将来的にこの施設を民営化とか、そういう選択肢もあるのではないかという趣旨の御質問だと思いますが、民営化云々は、将来分かりません。分かりませんといいますか、どうなるか、どういう形態になるのか、どういう方がやるのか分かりませんし、それについてどうこう言うのはなかなか難しいことであります。条件等いろいろ将来の畏怖のことですので、何でもかんでも公設公営という意味ではなく、現時点では公設公営と、これだけは私の方針でありまして、将来的なことについては、まだ答弁はなかなか難しいのかなと思っております。
再質問 5番 金子益三
分かりました。これにつきましても、町長の執行方針でありますから、余りとやかく言うことではないかなと。ただ、財政的な部分を考えたり、安定的な介護運営をしていく上で、― 14 ―一つの選択ソースであるかなというふうに考えるところでございます。3点目のJAの部分であります。JAのところを残すということ。私も理解できました。それはよしとするところでございます。農家の皆さんにプラスになることですから。一方で、商工観光はどうなのでしょうという答弁に聞こえたのですけれども、商工観光については、農業ほど一体化してやる、事業量が少ないから、そこは一緒にしなくてもいいという御答弁だったのかと思うのですけれども、私としては、同じ上富良野町の柱の一本でもありますから、ぜひ連携というのは必要不可欠かなというふうに思っております。今、町が進めている各観光事業があります。泥流地帯の映画化であったり、ロケサポであったりとか、もちろんジオもそうですし、新型のイベント等も、新たな上富良野の起爆剤となっていく上において、そういったところも大事ではないかというふうに、これ私の個人的な考えなのかもしれませんけれども、そういうふうに思うものですから、町長としては、商工観光部門についてどのようにお考えか、もう一度お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えいたします。農業部門において、連携の量が多いと言ったつもりは全くございませんで、量については、商工観光についてもそれなりに重要な事業をやっていると思いますが、農業の部門で言った意味は、事業の経営体といいますか、農業に関しては、国の農水省の交付金、補助金などを基に、農協と行政と農業者が一体となって取り組む事業も結構ありまして、量というより質といいますか、形態がワンストップで一緒に事業所でやったほうが効率がいいということで、今の形態になっておりまして、商工観光については、もちろん共に町の商工観光を推進していかなければならないのですが、形態としては、特に事務所が一緒でなくても、一緒であれば確かに物理的な距離は縮まるのですが、特に、事務所が別であっても距離的なものを、物理的なものを克服していけば、一緒でなくても、今の現状のままでいいのではないかという判断で答弁させていただきました。
再質問 5番 金子益三
農業部門はいいです。それは理解しています。ただ、商工議員として、商工観光も国と各分野と町と連携してつないで、商工会なり観光協会が受皿を、当然農業とは、補助金の多寡は別かもしれませんけれども、やることというのは私は一緒だと思うのです。量というか、事業の内容が、私としては、国のしっかりとした補助金なり手続があって、それが町が窓口となって商工会と連携して事業者と進めていく。観光もそうですけれども、そういったことは今後さらに必要なことになっていくのではないかと思いますが、町長、いかがでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えしたいと思います。一緒の事務所では、残念ながらといいますか、今は、金子議員の思いとは別に、別々の事務所なのですが、こういう小さな町ですので、距離もそんなにありません。十分連携は図ってまいりますし、努力もしたいと思っております。将来的にはどうなのかということですが、具体的にスペースの問題とか物理的な問題もありますし、あくまでも他の市町村ですが、役場の中に入っていたり、いろいろな形態があります。入っていなくて、全く独立してやっているところもありますし、いろいろなことが想定されますし、それを否定することも、いろいろな実例がありますので、他の市町村は。ただ、今すぐ役場の商工観光部門が商工会に入るとか、そういうものは役場全体の中で、組織機構の中でどうなのだとか、役場全体として、町の産業をどうするのか、6次化が必要であれば、もっと商工関係と農協がもっと近いほうがいいのではないかとか、そういう話も出てくるかもしれません。役場としては、組織全体のこと、機構改革も含めて考えるとともに、町の産業をどうするかということも含めて考えてまいります。ただ、商工観光部門は商工会と一緒にすればいいのとか、駄目とか、もちろんそれによってメリットはありますが、それよりももうちょっと、そう単純ではなくて、もうちょっと深くといいますか、広くといいますか、産業全体、組織全体のことを今後も考えていきたいと思っております。以上です。
再質問 5番 金子益三
分かりました。そのような6次化の応援だったりすることもあるというふうに捉えさせていただきまして。併せて、4点目のところでございます。時間がないので1点だけお伺いしますが、私、11課でやっているのが悪いということは全然言っていないですから。上川管内のいろいろな自治体を見ても、そういうところになっているのも分かっています。その中で、先ほどのスタッフ制にも関わるのです― 15 ―けれども、ある程度班を大きく持っているような課というのは、私から見ましても、1人の課長に対する負担というのは大きいかなと見られるところも、なきにしもあらずです。はばかりながら、町長が掲げられました公約、これを実現化していくために、新たなポストのところを新設していくとか、そんな考えはないでしょうか。類似町村、Cランクの町村を見ますと、そういったものを別出ししているようなところも見られておりますが、内部機構のことですから、余り私はそれについて、ああせこうせは言えないかもしれませんけれども、そういった考えがあるのか、町長にお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えいたします。11課体制についてかと思いますが、現在の11課の体制が将来にわたってもいいか悪いかというのは、それを堅持するというわけではなくて、もちろん現在は11課でやっていますが、将来にわたっては、諸課題、行政需要の変化によって、ウエートが変わったりしてくると思いますので、11課36班体制というのは、そのときになったときに柔軟に対応していきたいと思いますし、11課のままでも、答弁で申し上げたとおり、専門課長という制度も過去にも、現在でももちろん可能なのですが、そういうこともありますので、それらをうまく使って柔軟に行政課題に対応していきたいというのが私の思いです。以上です。
再質問 5番 金子益三
時間がないので2項目めの質問に入らせていただきます。一括でお伺いいたします。コロナ禍ということで、本当に町長も心痛めながら、今までの活動はできないということを重々承知しております。そんな中で、どんなことがあっても町と部隊との絆を薄めるわけにはいきませんので、新しい生活様式の中でも構いませんので、そういった中で情報交換をしっかりと深めていただきながらやっていただきたいと考えているところでございますが、その辺をしっかりと御確認したいと考えているところでございます。それと、表敬についてなのですけれども、防衛省も3人以上は駄目だということがあるのも私も承知しております。ですから、以前のように大名行列で行くわけにはいきませんから、それは分かっているところでありますけれども、例えば、そんな中でも小まめに連絡をつないでいく、今までの歴代の諸先輩たちが築いていただいた絆というのを決して切らないようなことをしていくことが得策だと考えております。防衛議員連盟というのも上富良野にはありますので、そういったものも十分活用していただきながら、上手に使っていただいて、やっていただきたいと思います。すいません。時間がないので一括で聞きます。三つ目の、いわゆる防衛大綱、中期防によります上富良野駐屯地と演習場の様々な動き、これについて答弁が薄かったかなというふうに感じますので、このことについて、町長、答えられる範囲で構いませんけれども、新たな組織とか、そういったものに対してどのように動きをされていくのか、お伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えいたしたいと思います。中期防とか防衛大綱に伴う動きについて、上富良野駐屯地とか上富良野演習場について、どのように動いていくのかという、具体的にどうなのだという御質問かと思います。私も陳情するたびといいますか、まだ就任して間もないですので、北部方面も中央の防衛省も2回ほどしか実際に陳情・要望したことはありませんが、そのたびに、現状維持、さらには拡充ということは陳情・要望しております。町長になって日が浅いものですから、前町長と比べてなかなか、いろいろ知り合いなんかも少のうございまして、なかなか苦労するところでございますが、やはり陳情・要望を継続していくことが、まずは大切なのかなと思っておりますので、これにつきましては、先ほど金子議員おっしゃったとおり、いろいろな団体がありますので、皆さんのお力をおかりして、上富良野の現状、思いというものを中央に届けていきたいと思っております。以上です。
再質問 5番 金子益三
ぜひぜひそういったものには、各協力機関は協力、努力は惜しまないと思いますので、町長のほうから何とか声をかけていただきながら、様々なところをしっかりとやっていただければなというふうに思います。それで、御承知のとおり、8月の定期異動におきまして、大変残念なことがありました。これは、私、町長が悪いとは言いません。全く言いません。これは、過去の中期防の話の中からなってきたことではないかなと、そこにたまたまのタイミングで町長になったのだというふうに捉えます。それはそれでいいです。残念ながら大きく部隊が異動されて、転入される― 16 ―幹部が少ないというのは、これは大きな国の流れであるということはまず理解した上で、そこで、お聞きしたいのが、さっきから言っている大綱、中期防の中でいろいろなものが、西方重視であったりとかミサイル防衛であったりとか、いろいろなものでどんどん変わっていっている中において、これまでも上富良野駐屯地は、様々な努力においていろいろな改編、努力によってありました。これを町長として、どういうふうに今後進めていかれながら、現状の規模を堅持していこうと思っているのか、強い御意思をお伺いさせていただきます。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えいたしたいと思います。大綱とか中期防の関係があって、なかなか西・南方重視ということで、特に火力については削減が明記されていて、厳しい中でも過去から皆さんのお力添えがあって、上富良野駐屯地は現状維持してきたという歴史があります。国の方針として厳しいところはあるのですが、現状維持ということで、陸上自衛隊といえばいろいろな部隊があります。施設群も上富良野に来ました。そういうこともありますので、これも上京する際、または防衛局の方とかに会うたびに私は訴えているといいますか、要望しているのですが、上富良野には駐屯地のほかに演習場がありますので、ぜひ演習場は結構、矢臼別は一番大きい演習場ですが、中規模の演習場の中でも大規模に近いくらいの面積の演習場、全国的に見ても広い演習場ですので、ぜひ使ってほしいということと。そういう訓練状況は、上富良野は非常にいい場所。住民感情も非常に良好な町ですので、ぜひいろいろな部隊、可能な限り。特に、最近ではサイバーとか、新分野もいろいろ陸上自衛隊、防衛省のほうもいろいろな分野が大変だと思いますが、どんな部隊でもといいますか、上富良野で可能な部隊であればぜひ来てほしいということを強く要望していますし、今後も現状維持、拡充に関しましては、条件をつけずといいますか、可能な部隊であればどんな部隊でも構いませんといいますか、それプラス演習場がありますので、非常にいいところ。そして、町民感情も非常にいいところですので、ぜひ上富良野をよろしくお願いしますということは、続けて要望、PRしていきたいと思っております。以上です。
再質問 5番 金子益三
最後に、本当に町の根幹となる、人口のことも含めて、経済のことを含めても、まさに大きな柱でありますし、町の幹を揺るがすことにならないためにも、そこは町長のリーダーシップを取りながらやっていただきたいと考えております。国がやる防衛のことについては、一自治体の議員の我々とやかく言うつもりはありませんが、やはりここは、町長、今おっしゃっていただいたように、駐屯地プラス道場でもあります演習場があります。この演習場の騒音等の影響によりまして、それらを緩和していただける民生安定事業などもしっかりともらっておりますので、それらの拡充なども視野に入れて、駄目ということではなく、共に上富良野と防衛省と発展してきましょうという思いの中で、そういった活動をしていただきたいと考えますし、何よりもパイプがしっかりとできることが、それは政府の方、また部隊の方、さらには国会議員の関係の方というのが非常に大事になってくることは、日々の努力の積み重ねしかないなというふうに私は感じるところでございますので、最後になりますけれども、ぜひたゆまぬ努力を続けていきながら、先ほど言ったいろいろな部隊がありますから、そういった新編の部隊であったりとか、新たな組織の改編の中において、上富良野駐屯地をしっかりと現状規模を堅持していく、人員についても1人も減らさないという、そういった強いお考えがあるのかを、最後にお伺いいたします。
答弁 町長 斉藤繁
5番金子議員の御質問にお答えいたします。金子議員おっしゃるとおり、強い意思といいますか、私の選挙公約の一つといいますか、駐屯地の堅持、維持・拡充。町の3本柱、農業、商工業、自衛隊、それにも入っておりますので、今後においても今までと変わらぬ努力、そして皆さんの御協力を賜りまして、要望活動等で駐屯地の現状維持・拡充を進めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。