上富良野町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月11日
(1)複合的機能を備えた拠点施設整備方針について/(2)「泥流地帯」映画化に向けた取り組みについて
2018年12月11日、上富良野町議会の一般質問で、荒生博一議員が「複合的機能を備えた拠点施設整備方針について」「「泥流地帯」映画化に向けた取り組みについて」について質問し、町長 向山富夫、企画商工観光課長 剛が答弁しました。
- 質問者
- 荒生博一 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫、企画商工観光課長 剛
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 9番 荒生博一
私は、さきに通告しております2項目、9点に関しまして、町長にお伺いいた― 18 ―します。まず1項目め、複合的機能を備えた拠点施設整備方針について。平成30年度町政執行方針及び第6次総合計画策定の中において位置づけられている複合型拠点施設の整備方針と進捗状況について、町長にお伺いいたします。まず1点目、複合型拠点施設の基本設計委託が今後予定されていると聞き及んでいますが、施設の目的や経済効果、波及効果及び活性化等の考えのもと、発注側の考えを示さなければならないと考えますが、整備目的とその内容、施設を利用する対象者、着手と完成の目安、建設整備にかかわる総予定額について、どのような構想をお持ちなのか、お伺いいたします。2点目、道の駅は想定していないとのことでしたが、その場合、施設の周知が当町のホームページの活用や観光協会のパンフレットなどに限定されてしまい、PR不足が非常に懸念されます。道の駅は一切考えていないのか、また、道の駅として多様な機能を備えた運営を行うのか、現在の町長の考えをお伺いいたします。3点目、今、まちでは、美瑛町とともに、十勝岳ジオパーク構想をまちづくりの柱にとらえ、交流人口の増加を目指しております。認定、非認定にかかわらず、ジオパークの推進には必ず拠点となる施設が必要だと考えます。複合施設にジオパーク機能を加えるお考えがあるのか、それとも、別途ジオパークの拠点施設の整備を考えているのか、現在の町長の考えをお伺いいたします。4点目、町民の利便性の向上と上富良野町をPRする大きな役割を担う複合的機能を備えた拠点施設の設置場所の考えをお伺いさせていただきます。5点目、拠点施設の整備が進み、拠点施設が完成した後、現時点での運営についての町長の考え方を確認させていただきます。続きまして、2項目め、「泥流地帯」映画化に向けた取り組みについて。上富良野町は、小説「泥流地帯」の映画化及び四季彩イベントの拡充を柱とした地域再生計画(計画期間平成32年3月31日まで)の認定申請を内閣府に行い、平成29年11月7日付で認定となりました。この認定を受け、本計画に位置づけられた事業、プロジェクト推進に当たり、その財源を企業版ふるさと納税に求めることが可能になりました。本年1月25日に「泥流地帯」映画化を進める会を設立し、その後、映画制作会社が決まり、三浦綾子記念文学館との連携協定調印式を行い、この間、町民に対してさまざまな機運醸成に向けた取り組みの活動を行ってまいりました。そこで、映画化に向けた取り組みの進捗状況をお伺いいたします。まず1点目、「泥流地帯」映画化に向けた機運醸成活動の一環として、次の事業が進められていますが、各事業の現状を御確認させていただきます。①上富良野中学校、上富良野高校に「泥流地帯」「続泥流地帯」の新書版を寄贈したが、その活用状況と効果はどのようになっておりますか。②上富良野高校生徒による朗読劇「いいこと、ありますように」の活動状況はどのようになっておりますか。③上富良野町図書館、ふれんどで、三浦綾子フェア2018が開催されておりますが、町民の利用状況と、三浦綾子マスターの証、ミウラーの認定者、ゴールド、シルバー、ブロンズの状況はどのようになっているか。④「泥流地帯」映画化を進める会発行の映画化プロジェクトニュースレターの発行年月、発行枚数、配布先、その反応はいかがか、確認させていただきます。続きまして、2点目、現在まで企業版ふるさと納税によりお寄せいただいた給付金の総額と企業の数及びプロジェクトに支援いただいた個人の数を確認させていただきます。そして、今後の企業版を含めてのふるさと納税勧奨対策について御確認させていただきます。3点目、地域再生計画の計画期間は平成32年3月31日までとなっておりますが、映画制作会社の映画化に向けた取り組みの現状と今後の見通し及び完成年の目途を確認させていただきます。4点目、この事業に伴う平成30年度予算の執行状況はどのようになっているのか、確認させていただきます。また、町内のさらなる機運醸成活動及びふるさと納税のPR等、企業や個人に向けた周知、協力要請に伴う予算措置が必要と考えますが、町長の考えをお伺いいたします。以上でございます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の2項目についての御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの複合拠点施設の整備方針と進捗状況に関する5点の御質問でありますが、複合拠点施設につきましては、農業、商業、観光振興及び交流を促進し、まち全体の活性化を図ることを目的とした拠点として整備するものであり、平成31年度から始まる第6次総合計画において、平成35年度― 19 ―までを期間とする前期計画期間中の整備を目指しているところであります。まず、1点目の整備に係る基本的な考え方、構想についてですが、4点目の設置場所並びに5点目の運営方法につきましても関連いたしますので、あわせてお答えさせていただきます。今年度実施いたしました複合拠点施設に係る基礎調査において、想定される機能、規模、立地や動線、施設運営方法、さらにどういった方々に利用を期待するのかなど、来年度予定しております基本構想策定につながる事項、情報を整理したところであります。今後、この調査結果をもとに、庁内に設置しております検討会議において、考え方の方向性を一定程度まとめるとともに、それらを踏まえ、基本構想において持たせる機能や規模、立地、運営方法等を決定してまいりたいと考えております。とりわけ運営方法につきましては、直営や民間委託等によるなど、選択肢を広く持って研究することが必要ととらえております。なお、事業費につきましては、基本構想策定後の基本計画の中で概算事業費が算定されることになりますので、現段階におきましては、まだそこに至っていないことを御了解賜りたいと存じます。次に、2点目の道の駅としての考え方についてでありますが、道の駅を前提とした施設整備の場合には、施設の機能や対象となる主な利用者、特に立地条件が限定されてくるものと思われ、複合拠点施設については、まち全体に及ぶ活性化につながるような効果を期待するものであることから、事業計画を進める中で、道の駅の整備事業を活用し、かつ本事業の事業目的も満たすと考えられる場合には、検討対象になることもあるかと思います。次に、3点目のジオパーク構想と連動した施設整備についてでありますが、現時点で複合拠点施設に組み込む具体的な機能を決定しているわけではありませんが、ジオパーク構想に限らず、まちの有効な情報発信や活性化につながるものについては、備える機能の対象としたいと考えており、基本構想の策定過程において検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの「泥流地帯」映画化に向けた取り組みに関する4点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の機運醸成に向けた取り組みについてでありますが、御承知のとおり、具体的な映画制作に対する支援に先駆けて、町民の皆様の小説「泥流地帯」への理解をさらに深めて、町民一丸となった映画化支援につながるよう、機運醸成活動を進めているところであります。その一環といたしまして、原作小説がいつでも手にとれる環境づくりに、図書館ふれんどのほか、町内中学校、高校の各教室に文庫本を配置させていただきました。その後、上富良野中学校においては、「泥流地帯」を題材とした総合学習の取り組みや、学校祭での学習成果の展示、さらには、生徒個人としても夏休みの課題として感想文に取り組むなど、作品に対する理解が着実に進んでいるものと考えております。また、上富良野高校におきましては、今春、「泥流地帯」映画化を進める会応援隊が結成され、富良野市の演劇集団、富良野グループ所属俳優の指導のもと、三浦綾子記念文学館提供の脚本による朗読劇に取り組んでおり、学校文化祭での公演を皮切りに、三浦綾子記念文学館や高文連文芸大会、町総合文化祭等での公演を重ね、町内外で原作小説と映画化プロジェクトのPRに大きな役割を果たしていただいているところであります。また、三浦綾子文学フェアに関する利用状況及び映画化を進める会発行のニュースレターの発行状況等につきましては、後ほど担当課長より答弁をさせていただきます。次に、2点目の映画化プロジェクトに対する寄附の状況についてでありますが、企業版ふるさと納税として3社から270万円、個人からの御寄附につきましては、町内外から6名、33万円となっているところであります。今後におきましても、個人からの寄附につきましては、引き続きふるさと納税取り扱いサイトの活用や、有効なPR活動を行うとともに、企業版ふるさと納税につきましても、「泥流地帯」の映画化を初め地域再生計画に基づく事業に連動し、企業訪問等を通じ、ふるさと納税に結びつくようにPR活動を進めてまいります。次に、3点目の映画制作会社における取り組みの状況と見通しについてでありますが、5月に制作協力に関する覚書を締結いたしました映画制作会社と協力を図りながらプロジェクトを進めているところであります。現在の状況といたしましては、作品の要であります脚本家の選考を進めているところでありまして、決定後は、脚本の執筆と並行してキャスティングや配給会社の決定、制作チームの編成が行われ、町内ロケを含めた制作作業が進められていくものと考えているところであります。完成、公開の目途につきましては、双方において2021年を目指しているところであります。また、現在の地域再生計画の計画期間は平成32― 20 ―年3月までとなっておりますことから、計画期間の2年間の延長を予定しており、来春の延長申請に向けて準備作業を進めているところであります。次に、4点目の予算の執行状況についてでありますが、映画化を進める会の活動費につきましては、まちが負担金として支出し、会による機運醸成活動を初め観光庁所管のロケツーリズム協議会が主催する研修会への参加等に活用されているところであります。また、企業や個人に対するふるさと納税の広報活動やPR活動に要する経費につきましては、まちが直接経費として執行しているところであり、今後におきましても、必要な予算措置を講じながら事業を推進してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
答弁 企画商工観光課長 剛(企画商工観光課長は2019年12月まで)
9番荒生議員から御質問の2項目め、1点目の三つ目、四つ目になりますけれども、三浦綾子フェアの状況、また、映画化を進める会で発行していますニュースレターの状況につきまして、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。まず、三浦綾子文学フェアの利用状況ということになってございますけれども、9月25日から開始いたしまして、以降、50日間の統計になりますけれども、三浦綾子対象25作品について、この間、103冊の貸し出しがあったところでございまして、フェア開始前の貸し出し実績と比較して12倍の貸し出し数になっているところでございます。また、ミウラーの状況でございますけれども、ブロンズミウラーが13名、シルバーミウラーが5名、ゴールドミウラーが3名という認定状況になってございます。次に、四つ目の、映画化を進める会ニュースレターの発行状況等でございますけれども、本年におきましては、会の会報として、3月、7月、9月、10月の4回発行してございます。こちらにつきましては、会員の方31名に送付したほか、駐屯地から会員になっていただいている方の働きかけによりまして、駐屯地内にも300部程度を配布させていただいております。内容といたしましては、活動経過でありますとか、今後の活動予定ということで、会員相互の情報共有、また、いろいろな機運醸成活動を中心とした関連行事、イベント等への参加促進ということで発行させていただいている状況となってございます。以上でございます。
質問 9番 荒生博一
ただいま町長より御答弁いただきました、1項目め、複合的機能を備えた拠点施設整備方針について、まず御答弁の中には、今年度実施いたしました複合拠点施設に係る基本調査において、想定される機能、規模、立地や動線、施設運営方法、さらに、どういった方々に利用を期待するかなど、来年度予定しております基本構想策定につながる事項、情報の整理をしたところでありますとございました。整理を終わっているということであれば、この複合型拠点施設は町民の最も関心のある事項と理解し、今後、その基本構想の策定であるとか実施計画を踏まえ、町民に十分な周知が必要と考えますが、この整理した内容というのはお聞かせいただくことはできませんか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきます。今回、実施させていただきました基礎調査に関しましては、非常にまとめが広範にわたってまとめられております。非常に選択をするというようなまとめ方になっておりませんで、さまざまなことが想定されますというようなまとめをいただいておりまして、それをそのままでは全く一つの方向へまとまらないという、まだ前段でございまして、こういった計画を持つに当たっては、こういうことも検討、場所であるとか、対象にする人だとか、さまざまなものが想定されますよという提起をいただいている、そういう調査になっておりまして、それらを具体的に上富良野町にどのように当てはめていくかということを、今、庁舎内の会議でそれを集約しているということでございまして、今の状況で町民の皆さん方にお示ししても、何かまとがないなというような印象しか持たれないかなというふうに思います。もう少し集約した段階でお示しすることは必要かと考えております。
質問 9番 荒生博一
確認させていただきました。その中で、1点確認なのですが、その大きな調査内容の中には、具体的に町長が描く場所などというのも調査関係業者にお示ししていますか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
今回の基礎調査に関しまして、私の個人的な想定というものはお示ししない中で調査をしていただいております。
質問 9番 荒生博一
では、調査業者の依頼内容に、この場所だったらどうだろうかとかというような調査依頼はなされていないということでよろし― 21 ―かったですか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
はい、そのとおりでございます。
質問 9番 荒生博一
では、ここで質問を変えさせていただきます。道の駅的な機能に関しての御答弁は、考えていただけるようなニュアンスも含まれておりました。一番懸念されるのが、やはり複合型拠点施設、町長が描かれているものが、いざでき上がりました、目的を持ち、利用者に来ていただけるための理由づけというのは非常に難しく考えますが、もし道の駅の看板を借りることにより、全道的にも全国的にも道の駅のマニアの方は数多くいらっしゃいますし、黙っていてもそのグループのネットワークに位置情報などを的確に、こちらから発信せずにしても、そういったPR効果は増大と考えます。今後、この拠点施設構想の中に機能を入れる、入れないの判断はこれからということですので、ぜひ御検討いただきたいのが、立地条件ですとか交通網の関係等々にハードルや障がいがあるかもしれませんが、やはり看板を利用するということも、交流人口をふやすための施策として考えられますが、その点、もう一度考えをお伺いさせていただきます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の、複合拠点施設に関します御質問にお答えさせていただきますが、道の駅に対するとらえ方、一番、私、検討の一つに加えさせていただくこともあり得るというふうにお答えさせていただきましたのは、何と言っても、私の頭の痛いところは財源をどのように確保するかということもございまして、財源を確保する観点から、道の駅事業を活用することが、もし私どもが目指す施設がそれらの事業を活用する部分があるとすれば、それは財源確保上から活用することは何も否定するものではないと、そういう観点でとらえているところでございます。一方、国交省から今示されておりますのは、現在、道の駅というのはネットワーク化されたものがしっかりとできております。国交省におきましては、今後さらにそういったネットワーク化を充実させて、国交省の考え方としては、一番私が危惧するのは、道の駅の、そこへ行くことを目的と明確にしたいというふうに国交省で位置づけております。しかし、私どもの思いとしては、そこを通じて、その効果が町内に波及していただかないと、そこ自体が目的になってしまうと、商工観光事業に波及していきませんので、そこが非常に悩ましいというような思いが現状であることでございます。
質問 9番 荒生博一
昨年末、急遽、補正を組み、東北に2カ所、先進地調査をされています。たしかその1カ所は道の駅であったと認識しておりますが、今の町長のお考え、いろいろ資金的なものとか、十分わかります。ただし、私が考えるには、そのPRとか広告宣伝費含め、建設費は一時的なものです。しかしながら、PR、その費用というのは永年続くものですから、考え方を変えれば、そちらのほうが安く済むような気がするのですが、どうでしょう。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきます。非常に最終的に持たせる機能もさることながら、立地場所というのが非常に大きなポイントになっていくのかなというふうに思っておりますが、とりわけ一般論で申し上げますと、道の駅というようなことを排除しないとすれば、非常に今回の基礎調査の中でも、要するに町民の皆さん方の利便性より通行される方々の利便性を考えると、現在の国道の周辺というようなことも調査内容から示されております。そうなると、本当に町民が365日集える場所としての機能はそこで満たせられるかということを考えますと、必ずしも道の駅的な要素を強くしてしまうと、どうもそこが整合性が持てなくなるのではないかという危惧を持っているところでございます。
質問 9番 荒生博一
ただいまの町長のお考えは確認させていただきました。今御答弁いただきました、町民の方が365日ということをおっしゃっていただきましたが、ここでまだこれからその拠点施設の中に含まれる要素というのは庁内で検討されるということですので、ぜひ御提案なのですが、今、子育て世代の親御さんたち、悪天候のときに、隣まちのある施設に、弁当をつくったりとか、そこでは飲食の提供も行っております。非常に六、七時間、子どもが帰らないというぐらい、いい子どものよりどころがあります。また、これから超高齢社会において、高齢者の集う場所というのも、やはり課題としてとらえていただきたいと考えておりますので、現在、町内、中央にございます中茶屋等も、残念ながらやはり手狭になっておりますため、ぜひ今後庁内で検討いただける事項であれば、子育て世代の部分、それから高齢者の集う場所、この2点を検討いただきたいと思いますが、その辺、いかがでしょう。― 22 ―
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の、今後の具体的な構想を練る段階での御提言をいただきました。既に今、議員から御発言にありましたが、子どもさんたちが親子ともども遊べるようなスペース、さらには、高齢者の方々が過ごしていただけるようなスペース、これらについては、もう既に職員の検討段階で、私も話が伝わってきておりまして、そういったことも大きなファクターになるなと、そんなふうに理解をしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 9番 荒生博一
ありがとうございます。では、この1項目め最後の質問になりますが、具体的に我々、それから町民にある程度まとまった情報の提供というのは大体いつごろになりますか。最後、確認させてください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきます。基本計画がまとまった段階では、むしろ積極的に皆さん方に、町民の皆さん方を含めてお示しして、町民の皆さん方から広く御意見をいただいて、そして基本計画をさらに実施計画につなぐ段階は、幅広く情報開示するとともに、御意見をいただく大切なプロセスだというふうに考えております。
質問 9番 荒生博一
では、確認させていただきましたので、続きまして、2項目め、こちらの質問に移らせていただきます。やはり複合型拠点施設同様、町民の多くはこの「泥流地帯」の映画化、これも重要な土ネタと申しますか課題として、我々、春先に、一定程度、町内の機運醸成活動に向けた取り組みということで、いろいろ公の施設を利用したり等々で、町民の皆様に、さあ、映画をつくりますよということで、いっとき、すごい盛り上がりがありました。その後、今、最近ではいろいろ上高生の活動等々が新聞紙面にも載っておりましたり、ほかのいろいろな部分から感じとることはできるのですけれども、いっときの春先に比べたら、若干トーンダウンしているような感覚を受けております。現在、肝である脚本家の選定に着手していらっしゃるということで、この脚本家決定のめどというのは、制作会社から何か情報は入っていますか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の、「泥流地帯」映画化に関します御質問にお答えさせていただきます。現在の作業の進み方について、先ほどお答えさせていただきましたが、映画制作会社から伝わってくる意向をお話ししますと、非常に制作会社といたしましてはグレードの高い作品にしたいというような考えをお持ちでございまして、そうなれば、申し上げるまでもございませんが、やはり脚本家の存在というのがかなり大きなウエートを占めるということで、ある程度そういったことを意識した脚本家に読み込みを現在依頼しているそうでございます。幾つか選択肢は制作会社は持っておられるようでございまして、先ほど申し上げましたように、2021年に公開したいということは確認しておりますので、それに間に合うようにというようなことであろうかと思います。御質問にはございませんでしたけれども、何かお聞きいたしますと、2020年ではだめなのかなというふうに、私、お尋ねしたところ、東京オリンピックの年は非常に避けるべきだというようなことも東京では、キャスティングの問題かどうかわかりませんが、そんなことも何か意識の中にあるというふうに伺っております。
質問 9番 荒生博一
2020年を避けるべきというのは、いい、すばらしいアイデアだと思いますし、現在、30年度もあと残り数カ月となっておりますので、脚本家の方が決まりまして、シナリオを1年ないし一定程度かけた中で、同時にキャストの方を決めたりということで、それが決まって、さらに撮影に四季折々を混ぜると1年、ちょうどやはり目途である2021年というのが、今の段階では非常に望ましい計画年度だなということは感じております。あと、この中で、今、実際に予算措置ということにおいては、スタート当初、70万円から始まりまして、30年度予算が50万円、それから、今回、定例会における補正の問題等々の中で、先ほど町長の御答弁により、現在、ふるさと納税の企業版の寄附金及び個人の寄附の方の合計が300万円少々まで集まっているということで、非常に今までの企業回りとか、そういった島津地区からの御入金等々もホームページ等では確認させていただいておりますが、1点、確認なのですが、うちの役場のホームページ、ふるさと応援寄附で支援するというページの中に、映画化プロジェクトに対する寄附により御支援いただきます、まちの特産品をお送りするモニター事業の対象とはなりませんというページがあるのですが、この下を見ると、いろいろ御寄附をいただいた方、選択肢として、一般的なふるさと納税の返礼品にかえて、例えばエンドロールでの氏名掲載― 23 ―であるとか、エキストラの参加権であるとか、非常にプラン内容も充実しているのですが、この一番文末に、ただし、上記案の実施についても、プロジェクトが掲げる目標の一つであり、現時点で実施、提供が決定しているものではありません。これはまだスタートしていないのですよね。
答弁 企画商工観光課長 剛(企画商工観光課長は2019年12月まで)
9番荒生議員のただいまの御質問にお答えをさせていただきますが、実際には、やはり映画化が動き出してからということになりますので、今、こういう形で、そういう御寄附に対しては、こういう権利なりというものが与えられるという、そういう予定で進んでいますよということで御理解いただきたいと思います。
質問 9番 荒生博一
では、まだ始まっていないという課長の答弁で確認させていただきました。今後におきましては、脚本家が決まり、キャストが決まった時点で、多分、私が想像するに、より多くの寄附であるとか、逆に進める会の皆様が積極的に今後PRを行っていただけるということであれば、さらに具体的な中身が見えれば、非常に多くの寄附が寄せられるというイメージはあります。そこで、最後に確認させていただきます。この寄附金、当初、こちら、事業内容の御説明の中で、やはり映画制作を側面からサポートするために、我々のまちとしては、これだけの額が必要ですよという目標を立てられていました。残り、まだ再生計画の延長等々もありますので、十分期間があります。最後、町長の町民に対するPRとして、この間で何とかなるものかどうか、強い意思をお聞かせください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の、「泥流地帯」映画化に関します御質問にお答えさせていただきますが、議員、前段の御質問でも御懸念が述べられておりましたが、私も現実に作品が仕上がるまでに、機運醸成が中だるみしたり、少しムードが停滞したりするというようなことはなるべく避けたいということで、佐川会長ともども、思いを共有しているところでございます。一方、企業版のふるさと納税等に対します今後の取り組みでございますが、実は私、行政報告でも述べさせていただきましたが、たまたま私、国の砂防事業の外郭団体の役員をさせていただいておりますことで、全国の砂防事業関係者、あるいは北海道開発局、それから北海道の建設部、そういった方々と意見交換をするような機会もございまして、まさしくこの災害列島において、「泥流地帯」のような、砂防関係者の中で三浦先生の「泥流地帯」を知ることが1丁目1番地なのですよと、そんなお話を伺いまして、私、びっくりしたのですが、早速砂防協会、あるいは国交省に、ぜひまちの「泥流地帯」映画化のパンフレットを送ってほしいということで、非常に業者の出入りも多いそうですから、あるいは北海道の建設部も同様でございます。そういったことで、そういうようなネットワークをこれから大いに活用して、少し厚かましく営業を行ってまいりたいと思いますので、ぜひ目標実現に向けて頑張ってまいります。以上でございます。
質問 9番 荒生博一
御意思の確認はただいまの御答弁でさせていただきました。僕も一観光業従事者として、やはり先ほど同僚議員の質問にありましたブラックアウト等々で観光客が減っています。また、今回、1項目めの質問と重なりますが、拠点施設もしかり、映画もしかり、これからの上富良野の未来を占う2大プロジェクトだと考えております。応援する側の立場として、しっかりとした方向が示されたあかつきには、ぜひ我々も含め、町民の皆様に進捗をしっかりとお届けいただき、その後、中身を詰めながら、我々、そして町民の皆さんの御意見を賜り、しっかりとしたものにつくり上げていただければと思います。最後にもう一度町長の思いを聞かせてください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきます。くれぐれも私自身もひとりよがりの事業ではないということを肝に銘じておりますので、とにかく1万900人の町民皆さん方が共同制作者であり、共同の目標に向かって進んでいくのだよということをしっかりと胸にとめて取り組んでまいりたいと考えております。