上富良野町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月19日
(1)十勝岳ジオパーク構想の取り組みについて/(2)生活灯の維持・管理について
2018年6月19日、上富良野町議会の一般質問で、荒生博一議員が「十勝岳ジオパーク構想の取り組みについて」「生活灯の維持・管理について」について質問し、町長 向山富夫が答弁しました。
- 質問者
- 荒生博一 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 荒生博一
私は、さきに通告しております2項目8点について、町長の所信をお伺いいたします。まず1項目め、十勝岳ジオパーク構想の取り組みについて。十勝岳ジオパーク構想は、昨年度、日本ジオパークネットワークへの加盟認定申請を行ったが、認定を見送られた。まちのホームページで公開されている審査員の報告では、防災や教育などの取り組みは進んでいるが、協議会や事務局の運営体制、ツアーやガイドなどの実績の不足、地域の盛り上がりの不足などが指摘された。平成30年度は認定申請を行っていないが、今後の取り組みについて、町長にお考えをお伺いいたします。まず1点目、体制強化について。協議会や事務局の体制強化について、今後、美瑛町とどのように検討を進めていくのか。2点目、ジオツーリズムの実践について。ジオパークストーリーの構築とツアーの実践、ガイドの養成を指摘されたが、今年度はどのようなことを実践していくのか。3点目、専門員の雇用について。― 29 ―地域おこし協力隊員として採用した2名の残りの任期があと1年となった。活動の推進に必要不可欠な専門員の今後の雇用についての考えは。4点目、拠点施設と解説板について。報告書では、美瑛町の美宙が拠点施設として位置づけられているが、上富良野町内に拠点施設を整備する考えはあるのか。5点目、日本ジオパークネットワークへの加盟認定申請について、次の加盟認定申請時期をいつごろと考えているのか、確認させていただきます。続きまして、2項目め、生活灯の維持管理についてお伺いいたします。平成23年度より3カ年計画で、環境対策促進事業として、地球温暖化対策実施計画及び地域省エネ、新エネビジョンに基づく住宅改修等及び生活灯LED化の補助を実施した。まちでは3年間で818基の省エネ型生活灯の新設、改修の工事費の9割補助を行い、町民及び町内会に対し、電気料負担軽減に寄与した。これはとてもすばらしい実績と評価いたします。しかしながら、技術的な要因で、当時対応できなかった大型の街灯を使用している本通商店街などは、LED化施策として取り残されている現状がある。生活灯には第1種生活灯と第2種生活灯があるが、今回は商業の振興に寄与し、交通安全、防犯等、公共性が高く、まち並み景観に配慮された第1種生活灯についての現状をお伺いいたします。1点目、現在、第1種生活灯は何灯あり、維持管理はどのように行われているのか。2点目、生活灯のLED化の促進について、今後の取り組みをどのように行っていくのか。3点目、生活灯のLED化は、初期の投資はかかるが、長寿命、省エネと、CO2削減に貢献するとともに、将来的には生活灯電気料の町補助金と町内会負担が大幅に削減される。現在、LED化未着手の生活灯に関して、新たな助成の考えがおありなのか、確認させていただきます。以上です。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の2項目についての御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの十勝岳ジオパーク構想の取り組みに関する5点の御質問にお答えいたします。十勝岳ジオパーク推進協議会においては、本年4月17日に定例総会を開催し、本年度の活動計画を決定したところであります。この中で、昨年度の認定見送りに当たり、指摘された事項について、改めて丁寧に検証を行い、申請内容に見合う活動への再構築を進め、再申請を目指して取り組んでいくことが確認されましたことから、この方針に基づき、現在、諸活動を展開しているところであります。まず、1点目の御質問にあります協議会や事務局の体制強化についてでありますが、本年度中には次年度以降の体制について決定する必要があり、来年度予算の編成時期を目途に、望ましい体制のあり方について、協議会を中心に、美瑛町とともに具体的な協議を進めてまいります。次に、2点目のジオツーリズムの実践についてでありますが、本年度の事業計画におきましても、ジオツーリズムの推進を掲げており、サポーター養成講座及びガイド養成講座を開催し、サポーター及びガイドの養成を通じ、ジオツーリズムの基盤を充実してまいります。現在のところ、サポーターに認定された方は5名、サポーター養成講座を受講中の方が30余名おられ、これらの方々が地域発信のジオツアーをつくり上げてくれるものと、大いに期待をしているところであり、さらに、この秋には、ジオツーリズムを経済的な活動にもつながるよう、モニターツアーの開催を予定しているところであります。次に、3点目のジオパーク専門員の雇用についてでありますが、現在配置しております専門員2名につきましては、地域おこし協力隊として採用しており、本年度末をもってその任期が満了を迎えることとなりますが、ジオパークの取り組みを継続するには、専門員の配置は必須条件と考えておりますことから、引き続き専門員を雇用できるよう対応を図りたいと考えております。また、任用、雇用形態に当たっては、推進協議会としての考え方もあわせ検討を行い、条件、待遇を示した上でとり進めたいと考えているところであり、私といたしましては、専門員の必要性を強く感じていることを御理解賜りたいと存じます。次に、4点目のジオパークの拠点施設の整備についてでありますが、町内においては、郷土館、開拓記念館、凌雲閣別館上富山荘、上富良野駅案内所の4カ所を、学習施設、観光情報発信施設として位置づけしており、既に郷土館、上富山荘においては、十勝岳ジオパーク構想に関する常設展示を実施し、他の箇所においても順次整備を図る予定となっております。一方、拠点となる施設整備につきましては、第6次総合計画に位置づけを予定している複合型拠点施設の中にその機能を持たせることができればと考えているところであります。また、解説板につきましては、白銀荘と凌雲閣の登山口に設置をしておりますが、本年度におきまし― 30 ―ても、草分地区にあります爆発記念公園記念碑及び北町1丁目の道道吹上上富良野線沿いにあります地層標本の2カ所に設置する予定となっております。最後に、5点目の再申請の時期についてでありますが、まず、昨年、日本ジオパーク委員会から指摘された事項をクリアした上で、できるだけ早い時期に申請を行いたいと考えており、来年度の申請を目指して積極的に取り組むよう進めてまいりますが、再申請に向けましては、指摘事項をクリアするのみでなく、一層の内容の深化や充実が求められるため、取り組みの進捗状況や改善成果を総合的に評価した上で判断するべきであると考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2項目めの生活灯の維持管理に関する3点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の第1種生活灯についてでありますが、道道吹上上富良野線、道道上富良野旭中線及び町内商店街に104灯設置されております。設置につきましては、道路管理者が設置しているところであります。また、灯部の維持管理につきましては、上部電灯は道路照明として道路管理者である北海道または町が、下部の歩道側を照らす部分は生活灯として、それぞれ町内会が維持管理を行っているところであります。生活灯の維持管理に対するまちの補助制度につきましては、電気料金について、第1種生活灯が7割、第2種生活灯は5割の助成を行っているところであります。また、新設、修理、改修または移設に係る費用につきましては5割の助成を行っているところでありますが、これは主に第2種生活灯を念頭に置いた制度となっております。なお、ランプが切れた場合の交換につきましては、いずれも町内会等の維持管理組織において対応いただいているところであります。次に、2点目のLED化の促進と、3点目の新たな助成について、一括してお答えさせていただきます。平成23年度から25年度まで、環境対策促進事業として、地球温暖化対策実行計画、地域省エネルギー及び新エネルギービジョンに基づき、契約ワット数が100ワット以下の水銀灯に対して、新設及び改修費用の9割の助成を実施し、LED化を進めてきたところでありますが、第1種生活灯については、多くが100ワット以上の電灯であり、104灯のうち、LED化となったのは100ワット以下の水銀灯7灯のみとなっております。近年、100ワット以上のLED街路灯の技術開発が進み、デザインを変えることなく、水銀灯及びナトリウム灯と交換できるLEDランプが発売されましたことから、LED灯への変更が容易となってきた状況にあります。このようなことから、まちといたしましては、100ワットを超える第1種生活灯のLED化につきましては、商店街のまち並みとしての美観、景観をつくるデザイン灯としての機能も持ち合わせておりますことから、明かりの色も統一することが望ましいものと考えられ、LED化につきましては、現状の維持管理コストと、LEDへの取りかえ経費や維持管理コスト等の比較検討を行うとともに、町内会等の意向も伺いながら、今後の対応について検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 9番 荒生博一
まず1項目め、十勝岳ジオパーク構想の取り組みについての1点目、体制強化について再質問させていただきます。現在、美瑛町では、もともと総務課にあったジオパーク推進情報戦略室というのが、この4月から、経済文化振興課の中にその協議会そのものが入り込み、現在、独立したものでなくなっているということをお聞きしております。そのような中、当町では、現在もジオパーク推進室長の佐藤室長を初め2人の専門員を抱え、しっかりと活動推進に努めている現状にある中、どうも美瑛町とのこのような体制のあり方についても温度差が、現状、起こっているというのを感じてやみません。本当にこの体制強化については、今回のJGNの審査結果の中において、一番重要視される大事な一つの、要はまとまりがないという判断を下されたということにおいては、まず一体感がある活動を両町で行っているというためのアピールとしても、協議会事務局の一本化というのが必ず必要不可欠であると思いますが、4月に行われた定例総会以後、2カ月経過していますが、その協議会自体の一本化のイメージ、もしくはそれに進むような計画というものの進捗状況を確認させてください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の、ジオパークに関します御質問にお答えさせていただきますが、4月の総会以降、または4月以降の美瑛町のジオパークの事務局を担う部分の位置づけについては、議員から御発言のあったとおりでございます。それをどのようにとらえるかというのは、これはなかなか難しい判断でございますが、上富良野町のスタンスといたしましては、やはりしっかりと地域の方々に見える形で事務局というのは持つべきであろ― 31 ―うということで、上富良野は従来の形を継承しているところでございます。現在、具体的に指摘をいただきましたことに対応する事務局体制をどう構築していくかということについて、事務局レベルで具体的に検討を進めている状況ではないと思います。非常にそれぞれのまちの思惑が直接ぶつかるという表現はよくないですけれども、直接絡み合う部分がありますので、恐らく私どものレベルでの協議になろうかと思いますが、私といたしましては、一つは協議会という組織論議、一つは上富良野町と美瑛町という自治体同士の協議と申しましょうか思いのすり合わせ、それらをやっぱり行っていかなければならないというふうに考えておりまして、今、事務局として、こういうふうに構築したいという考えまでには協議は進んでいない実態にございます。
質問 9番 荒生博一
それでは、ただいまの御答弁のとおり、この協議会の体制のあり方については、多分、もう事務方レベルとかということではなく、美瑛町の町長と向山町長で、しっかりと今後のあり方について協議をし、昨年の御答弁では、来年の認定申請を目指されたいということでしたので、もう来年までは本当に猶予がありません。早期にこの問題を解決すべく、美瑛町長と協議会のあり方について検討いただき、一本化を図っていただければと思います。続きまして、2点目のジオツーリズムの実践についてですが、町長の御答弁では、この秋、ジオツーリズムの経済的な活動にもつながるよう、モニターツアーの開催を予定していると。この経済的な活動を持つモニターツアーの具体的なイメージというのを確認させてください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきます。ジオツーリズムの経済的なことにつながるということでございますが、本来、ジオパーク構想というのは、地域の活性化につながるということが非常に大きな柱でございまして、こういったジオツーリズム活動が地域の活性化に資するようなことにつないでいかなければなりません。そういった意味で、ことしのモニターツアーが、それがきっかけとなって、なりわいとしてジオツアーが発展していくような、そういうきっかけづくりをモニターツアーでぜひ足掛かりをつけたいということで、具体的な中身についてはまだ詰まっておらないようですが、そういう思いを持って取り組もうとしていることでございます。以上でございます。
質問 9番 荒生博一
それでは、この秋ということで、まだ開催が先ですので、例えば美瑛町と上富良野町、両町のジオサイトを見て、それに伴う観光、バス、それからガイド、また、参加人員等々は、多分、道内対象者になるのか、道外からという考えもおありかと思いますが、具体的な計画、案ができました時点で、総務産建常任委員会のほうにでも絵を示していただければ、情報は共有させていただけるものと考えておりますので、わかった時点でこちらのほうにお示しいただければと思います。続きまして、3点目のジオパーク専門員の雇用について確認をさせていただきます。今年度末で任期を満了する2名の今後の雇用についてということで、先ほど町長の御答弁では、専門員の重要性、必要性ということで、今後も協議会で採用を行うのか、また、雇用のあり方について、細部を検討していきたいということで御答弁をいただきましたが、今の任意団体、ジオパーク推進協議会ということでの任用というのは、当然、任意団体ですので、確定申告のときに浜田町長の名前というわけにはいかないですから、無理だとして、今後、協議をしていく中で、例えば民間に、要は協議会という設置を両町で委託をして、そこで専門員を雇用するという考えも、必要性に応じて考えられると思うのですが、また、それと同時に、上富良野町ではやはり2人の専門員を町職員として、さらに認定申請を目指す期間、もちろん認定がなされた後もしっかりと専門員としての役割を果たしていただくなどなど、考えようは多々あるのですが、現在、2町で協議されている2人の専門員の雇用に関して、最新の情報というのがありましたらお聞かせください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の、ジオパークに関します御質問にお答えさせていただきます。ただいま専門員の考え方につきましては、私は事務局体制と非常に密接にかかわりがあるというふうに理解をしているところでございます。私といたしましては、前段申し上げましたように、やはり専門員の配置されていない協議会というのはまずあり得ないというぐらいに重要視しております。ただ、どういう形で専門員を配置するかということにつきましては、協議会の組織の中の専門員ということにはならないと思います。当然、事務局の中での位置づけということが望ましいものというふうに思っておりますが、先ほど申し上げました事務局の仕組みをどうするかということと関連してまいります。これは、果たしてそうなるかは別として、予断を持って― 32 ―申し上げるのはよろしくないかもしれませんが、例えば方法として、上富良野町の職員と美瑛町の職員が出向という形で事務局を形成して、その中に専門員が配置されるということは形としては想定できるのかなと。そういうような位置づけで専門員というものを配置をしたいというのが私の思いでございますので、御理解いただきたいと思います。
質問 9番 荒生博一
では、2人の専門員も、3年経過し、この認定申請においては必要不可欠な人員でありますので、今後の処遇に関しても、ぜひ協議会として検討を行い、2人が次の申請に向けてしっかりと体制が整うような御配慮をいただければと思います。続きまして、4点目のジオパーク拠点施設の整備に関しての質問ですが、御答弁で、6次総の位置づけを予定している複合型拠点施設の中にその機能を持たせるということでの御答弁でしたが、どのようなものをイメージされているのか、確認させていただきます。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきます。どのような性格を持ったものかという点で申し上げますと、私といたしましては、やはりそれぞれ美瑛町、上富良野町、両町にまたがっておりますことから、それぞれの地域に応じて、それぞれの情報を、もちろん共通する部分はありますが、それぞれの地域にふさわしい情報発信の拠点というものはやはり構えなければならないと。現在は事務局も含めまして役場の中に置いておりますが、情報発信をする場所としては4カ所がそういう役割を担っておりますけれども、やはり永続的に情報発信なり、あるいは上富良野が担うべき事務局的な仕事も恐らくあるでしょうから、そういった拠点、なるべくそういう拠点としてふさわしいのが複合的な機能を持ったところで情報発信をする、あるいは事務局的な仕事もする、ことによっては専門員の活躍する場所であってもよろしいですし、あるいは、先ほど話題に出ましたジオツーリズム等の企画業務を行うような民間が担うような機能もそこにあわせ持つことも可能でしょうし、そういったことをイメージをしているところでございます。
質問 9番 荒生博一
今の御答弁ですと、要は包括的な機能を有するものを拠点施設内にイメージされているということの理解でよろしいですね。それでは、5点目の再申請の時期についてです。現在、両町と2町で協議を進めていく中で、指摘された課題解決が着実になされていると思いますが、昨年の御答弁の来年の申請ということに、現段階で間に合いそうですか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の、ジオパークに関します御質問にお答えさせていただきます。私としては、来年の申請に向けて進めるということに一つも変化はございません。昨年、認定見送りのときに指摘されました指摘事項については、私としてはそんなに高いハードルだと思っておりません。今、議論させていただきました事務局の体制だとか、あるいは、一方では、例えばジオツーリズムだとかジオツアーや何かについては、計画、あるいはそういう予定、そういう思いということを羅列した申請になっておりまして、JGNのほうでは、形としてまだ足跡がないということが非常に不安だということも指摘されておりますので、この1年を通じてそういうことの足跡をつけて、さらに事務局体制がしっかりと思いにかなうような体制が構築できれば、再申請そのもののハードルは高いものでないと。要するにしっかりと素地を築けるかどうかだというふうに思っておりますので、再申請は来年にしたいという思いは持ち続けているところでございます。
質問 9番 荒生博一
この3年間、専門員、また、かかわりのある町長も初め室長その他でしっかりとした普及活動、それから啓蒙活動が根づき、うれしいことに、お話を聞きますと、ことし、上小のPTAの方から出前講座の要請があったということで、その中身自体もまだわからなかった3年前よりも、確実に、少しずつですが、進捗しているという経過は報告を受けていますので、認定が全てではないと思います。この3年間で行ってきた活動内容、それから、こういった普及活動に関しては、決して無駄なものはなかったということで私も確信しておりますので、来年の申請に向けて最大限努力していただく中で、もし間に合わないようなことがあれば、またさらに再来年ということで、このジオパーク活動の推進に向けてしっかりと一つ一つ、美瑛町と足並みをそろえて活動を行っていただければと思います。次に、2項目めのLEDに関してですけれども、こちらの私の質問にも書かせていただきましたが、平成23年から3年間、すばらしい施策を講じ、生活灯、100ワット以下のものがほぼ九十数%ということでLED化されたということはすばらしい実績と評価します。しかしながら、時代は流れ、5年経過した中で、― 33 ―やっと技術的なレベルで、近年、こういった100ワット、現在の本通等のワット数は190から200ワット近いものだと想定しておりますが、もともとの灯具で、要はグローブの部分、それから、LEDそのものの交換で、大体五、六万円ぐらいでできるということはヒアリングをしております。取り残された104基の中で7基、100ワット以内ということで工事をやられたということで、現在、再来年ですか、道道吹上上富良野線、これが駅の線路からセブンイレブンまでの間、拡幅工事がなされ、また、それに伴い、同時に街灯等も整備させる、もちろん整備されるというイメージで考えております。現在、町長の持ち合わせている道との協議においては、旧国道と言われる、いわゆる291の本通商店街も含めて、道路を照らす側は道の管轄で、いわゆる生活灯と言われる歩道側は町内会負担ということで、それも理解している中で、電気料の補助というのは、第1種で70%、それから、第2種で50%ということで、手厚い補助を講じているのもわかります。そんな中で、残された大きな100ワット以上の街路灯、そろそろやはり再来年の道道の拡幅整備もあわせまして、この一、二年で検討してみていただけないかというお願いですが、その御答弁をお願いします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の、第1種生活灯に関します整備についての御質問にお答えさせていただきます。街路灯がまち並みの美しさ、あるいは景観をつくる非常に大きな役割を持っている実態にございます。そういう中で、当然、LED化が容易にできるような状況になりました。そういう状況を踏まえて、さらにナトリウム灯、あるいは水銀灯の寿命が余り長くないという状況がございますので、今後、それぞれ管理をされております北海道の部分、あるいはまちの部分、あるいは地先の町内会の皆さん方、それぞれの思いをまず共有させて、私としては、LED化をしていくことについては何のためらいも持っておりません。どういう状況づくりをして、どういう制度設計をして変えていくかということに、むしろこれからはシフトしていくべきかなというタイミングをはかっておりますけれども、いずれにいたしましても、やはり美観とか景観を考えますと、ちぐはぐな交換というのは余りよろしくないのではないかなということで、これからそれぞれ町内会の皆さん方、あるいは管理しております北海道も参加していただいて、意向や、あるいは考え方を伺った中で、LED化を目指すことはほぼ目指していかなければなりませんので、どうやって目指すかについて具体的に検討させていただきたいと思っております。
質問 9番 荒生博一
ポジティブな御答弁、ありがとうございます。現在、町内会負担と言われる街路灯の水銀灯ですとかナトリウム灯の球切れの交換、これも大きなもので1基2万円から3万円かかるということも聞いています。そんな中、受益者がどんどんどんどん減ってきており、例を上げますと、私の住んでいる錦町南町内会は、昔は50軒以上、町内会加入者がおりましたが、今はもう30です。私の住んでいるアパートも8軒入れるのですが、残念ながら町内会加入者は私だけです。周りの生活灯は、23年から3年間の計画で施しを行っていただき、子供たちも安心して夜間歩くことができるぐらい、私の住まいの周辺も環境は整っています。今後におかれましては、やはり本通は、英語で言うとメインストリートです。路線バス、ラベンダー号も通ります。また、行き交う富良野からの交通、それから、美瑛からの交通もあります。そんな中、街灯というのはまちの力を示すというものの目安にもなると考えております。今後、町民が安心・安全に生活できるよう、明かりということでは防犯の面でもいろいろな面でも必要な策と考えておりますので、その中でも極力受益者に負担がなきよう、公平に、23年から3年間の施策同様、9割までとは申し上げませんが、それに近いような施しがなされるよう、最後、町長の御答弁、確認をさせてください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
9番荒生議員の、街路灯についての御質問にお答えさせていただきます。まず、議員から御発言ございましたように、特にメインストリートのようなところに設置しております街路灯、街灯につきましては、町民の皆さん方のみならず、ほかからおいでの皆さん方にまず第一印象を強く与える、非常に重要なツールでございます。そういったことを考えますと、やはり防犯上ももちろん大事なことは申し上げるまでもございませんが、そういったことを総合的に考えると、やはりしっかりと美観も備えたものであるべきだというふうに考えております。一方、通常の維持管理につきまして、それぞれ地元の町内会の皆さん方が戸数が減る中で御苦労されている実態もよくわかります。そういったことをしっかりと検証させていただき、また、先ほど申し上げましたように、それぞれの地元の御意向も伺いながら、どのような形でLED化、さらには負担軽減化を図っていくべきかということについて、しっ― 34 ―かりと検討させていただきたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。