みんなの議会

上富良野町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日

(1)十勝岳ジオパーク構想について/(2)人口減対策の具体的取り組みとその成果について

2017年12月12日、上富良野町議会の一般質問で、荒生博一議員が「十勝岳ジオパーク構想について」「人口減対策の具体的取り組みとその成果について」について質問し、町長 向山富夫が答弁しました。

質問者
荒生博一 議員
答弁者
町長 向山富夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 9番 荒生博一

私は、さきに通告しております2項目6点について町長にお伺いいたします。まず、1項目めの十勝岳ジオパーク構想について。今年度、認定を目指していた日本ジオパーク新規認定の審査結果において、残念ながら十勝岳ジオパークの認定は見送られました。その後、11月7日付で正式な審査結果報告がなされております。その結果を踏まえ、今後どのような考えで、十勝岳ジオパーク認定に向けた具体的な取り組みを進めるのか、3点について町長にお伺いいたします。まず1点目、認定見送りになった結果について、町長はどのように受けとめているのか、お伺いします。2点目、今回の審査結果報告の中で、解決すべき課題として挙げられた①ジオパーク推進協議会の体制の改善。②専門員も含め、事務局体制の強化。③拠点施設及び案内板、解説板についての改善等、これら諸問題をどのように解決していくのか、お伺いいたします。3点目、ジオパーク活動をまちづくりの核として決め、認定に向けた活動をこの2年間で行い、多くの投資がなされてきております。今回の審査結果後、町から町民に対しての報告は、広報10月号で、それから、ホームページ上では、11月28日付にて、企画商工観光課ジオパーク推進室のページで、認定結果報告を行っているだけで、理事者から、これからの思いなどは一切発信されておりません。多額の予算を必要とするからには、より多くの町民の方々の理解や協力を得なければならないと思うが、今後の取り組みに対する町長の考えをお伺いいたします。次に、2項目め、人口減対策の具体的な取り組みと、その成果についてお伺いします。平成31年度までの5カ年計画で策定された上富良野まち・ひと・しごと創生総合戦略では、人口減少問題の研究を行っている国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口は、2040年には、現在の1万1,000人から8,000人になると推計が示されました。そのことを受け、町では1万程度の確保を目標に、持続可能なまちづくりに向け、若者の人口流出を抑制するとともに、高齢者の安心な暮らしを支えながら、定住・交流人口の増加を図っていくことを目標に掲げております。そこで、これまでの取り組みの成果について3点、町長にお伺いいたします。まず1点目、上富良野町のよさを宣伝し、定住・移住を促進するための取り組み策として、現在の町のホームページをもっと見やすくなるよう工夫をする必要があると考えるが、町長の考えを伺います。2点目、交流人口の増に向けた観光振興策の取り組みについては、観光振興計画における観光客入り込み数の目標数値に対し、交流人口である宿泊、日帰り客の実際の数値は目標を大幅に下回っております。観光振興計画最終年度の平成30年度の90万人という目標数値達成に向け、どのような具体的取り組みを行うのか、お伺いいたします。3点目、若者の人口流出や抑制や定住・移住の促進のためには、雇用の場、働く場所の確保は何よりも優先されなければならないと考えます。今後どのように取り組みを進め、効果があったのか、お伺いいたします。以上です。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の2項目についての御質問にお答えさせていただきます。まず、1項目めの十勝岳ジオパークに関する3点― 35 ―の御質問にお答えさせていただきます。1点目の今回の認定見送りの結果に対しての私の受けとめについてでありますが、さきの村上議員にもお答えさせていただきましたように、大変残念に感じているところであります。また、2点目の個別の課題解決につきましては、これも村上議員への答弁と重複いたしますが、今後、十勝岳ジオパーク推進協議会におきまして、その一つ一つを十分に検証・検討を行い、課題への対応を図ってまいりたいと思っているところであります。次に、3点目のジオパークの認定見送り後の経過や今後への情報提供、情報発信についてでありますが、このたびの結果につきましては、町広報誌に掲載し、審査結果の内容につきましてはホームページで公表したところであります。まず、今後に対する基本認識につきましては、審査結果を受けた後、美瑛町長と私とで、引き続き認定を目指し、活動を継続していくことで、既に確認をさせていただいており、この後、近々予定をしております十勝岳ジオパーク推進協議会臨時総会におきまして、今後の活動についての具体的な協議が行われますので、その結果を踏まえ、今後の進め方等の内容や町としての取り組み等について、速やかに町民の方々へ説明をさせていただきたいと考えておりますので、改めて本活動への御理解と御協力をお願い申し上げます。次に、2項目めの人口減対策の取り組みに関する3点の御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の定住・移住を推進するための町のホームページに関する御質問についてでありますが、定住・移住を希望または検討されている方々にとりましては、各自治体が発信するこれらの地域情報に対し、大きな関心を持たれているものと思います。特に、情報の入手方法としましては、インターネットやSNS等さまざまな情報ツールが果たす役割や効果は大変大きいものと認識しており、とりわけ、町のホームページの充実については、必要性を強く感じておりますことから、定住・移住の取り組みが成果につながるためにも、多くの方々に関心を持って見ていただけるようなホームページとなるよう、さらに工夫をしてまいります。次に、2点目の交流人口増に向けた観光振興策の取り組みについてでありますが、平成30年度までを計画期間とする観光振興計画に基づき、観光客入り込み数について、目標達成に向けた取り組みを展開しているところでありますが、議員御発言のとおり、その実態は厳しい状況にあると認識しております。この間、大型観光施設の撤退等もあり、観光入り込み数が伸びない要因について、これらの影響も含め、一定の分析をしているところでありますが、富良野圏域全体を見ましても入り込み数がやや頭打ちの状態にあり、本町はもとより、圏域全体としても新たな魅力づくりが求められていると判断しているところであります。私といたしましては、このような状況や巷間聞かれるような、地域内で上富良野が埋没しているのではとの閉塞感を解消し、新鮮な町の魅力づくりや誘客につながるような具体的な取り組みが重要と捉え、このたび国の地域再生事業を活用する中で、活性化を図っていきたいと考えているところであります。いずれにいたしましても、観光振興は、官民挙げての一体的な取り組みがなければ成果に結びつかないと理解をしており、今後は、町民の皆様を含めた意識の醸成や業種・業態を越えた取り組みが観光振興に欠かせないと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、3点目の雇用の場、働く場所の確保についてでありますが、地元に働く場所がないということは、人口の流出を招くことはもちろん、町自体に対する関心や魅力について低下を招くとともに、恵まれた自然環境や食資源がありながら、定住・移住に結びつきにくく、雇用の場や働く場所の確保は大変重要な要素であると認識しております。本町における雇用機会の状況につきましては、業種・職種は広くなく、決して潤沢に選択肢があるとは言えませんが、町内の幾つかの事業所においては、恒常的に人員を募集している状態にあり、働く場所と働く人とのマッチングが図れていないというのが実態ではないかと感じております。町といたしましても、企業訪問等により、町内事業所の規模拡張や設備投資の促進を初め、新規開業や新規就農など、それぞれに支援策を講じる中から、雇用機会の確保に努めてきたところであり、一定の成果が生まれてきていると認識をしているところであります。また、働き手に対する求人情報の発信につきましても、町独自の取り組みとして、町民の方が多く訪れる公共窓口や金融機関、コンビニエンスストア等の御協力を得て、町内事業所の求人情報を提供させていただいており、移住希望者に対しましても必要な情報提供をさせていただいているところであります。今後におきましても、町内における経済活動が活性化するよう、雇用の場や働く場所がふえていくよう取り組んでまいりますので、御理解を賜りたいと― 36 ―存じます。

質問 9番 荒生博一

本日の定例会冒頭で、町長は行政報告の中で、このジオパーク事業に関するこれからの取り組みについて述べられました。また、村上副議長の一般質問の答弁においては、これまでかかわっていただいた多くの地域の方々に心より感謝申し上げるというお言葉を述べられました。まさに僕が聞きたかったのは、きょうのお言葉だったのです。これまで、9月27日の認定の可否の決定がなされた以後、発信のチャンスは多分あられたと思うのですが、町長みずからのお言葉で、このような、町民が感心を寄せ、興味を持っている案件だからこそ、本日、定例会において3人の議員が、今後の取り組みについての一般質問と相なりました。残念ながら本日まで、町長からのお言葉が発信されなかった経緯と申しますか、理由がありましたらお聞かせください。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員のジオパークに関します御質問にお答えさせていただきます。ジオパークについての私なりの思いを町民の皆様方、あるいは関係者の皆様方にお伝えする機会云々もございますが、まず、協議会の会長であります、やはり美瑛町長がまず地域の皆さん方に発信をすることが、まず、私は第一義だ。その中で、上富良野町長として、上富良野町民の皆さん方や地域の皆さん方に私の思いをお伝えするべきだということが基本認識にございました。今回の認定見送りについての総括がまだなされていないと、形式上なされていないという中でございますので、精いっぱい、私は町民の皆様方に対しては、私の思いを機会を通じて述べさせていただいておりますし、また、支援していただきました専門部会の皆さん方とは接する機会がございますので、そういう中で私の思いは、あれ以降何度もお伝えさせていただいている状況にございます。

質問 9番 荒生博一

これから、今月先に推進協議会の臨時会が開催されます。その中で町長は、上富良野のトップリーダーとして、ある一定程度の考えを持って協議会臨時会に臨まれることと、先ほどの同僚議員からの御答弁でも、いろいろ細かい事項に関しては、一つ一つ検証、それから結果をどういった形で受けとめ、今後、協議会において一つ一つつくり上げていくという御答弁でしたので、細かなことは伺いません。協議会に対する上富良野のトップリーダーとしての臨み方に関して、私、今の町長の御答弁を聞くと、どうも浜田町長に重きを置いて、町長自身も、両町で行う事業なわけですから、それぞれがイニシアチブをとり、一体化するということは十分あり得ることだと思うので、もう一度、これからの臨時会に臨む上富良野のトップリーダーとしての意気込みをお聞かせください。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきます。2点お答えさせてください。まず1点目は、9月27日に結果について内示をいただきました。翌日、私が美瑛町へ出向いて、美瑛町長と、めげないで、引き続き認定を目指して頑張っていこうという確認に行きました。これをもって、まずひとつ御理解をいただきたいと思います。それから、その後、10月に秋田県でありました全国大会にも、認定見送りを受けながら、私はこの協議会の思いを全国の皆さん方に、あるいはJGNの皆さん方に感じていただくために出席してまいりました。認定見送りになって行っているわけですから、それをもって御理解いただければと思います。

質問 9番 荒生博一

強い決意を聞かせていただきましたので。このジオパーク事業は発足当初から、ボトムアップ型ということで、町民の方々の理解や協力なしには行えない事業だと強く認識しております。今の強い意思を確認できましたので、先ほど43の認定地域の中には、それぞれ近隣の自治体と協力をして行っているジオパークの事例が幾つもあるということで、先ほど町長は、決してハードルは高くないという強いお言葉もいただきました。再来年の認定に向け、ぜひリスタートを強く切っていただくという思いは感じ取れましたので、この事業に関して引き続き応援をしたいと思いますので、よろしくお願いします。次に、2項目めの人口減の対策に関してお伺いさせていただきます。まず、この質問は3点行わせていただきますが、1点目、町のホームページ、特に、移住相談というページがありますが、私はこの質問を考える以前より、ずっと移住・定住の、移住関係のホームページは毎日のように見させていただいている中で、残念な点、これは挙げると切りがないのですけれども、すぐに改善いただきたい点が三つございます。まずは、町の概要として、定住のページでは、人口、ことしの3月のデータのアップが最終になっておりまして、残念ながら当町のホームページのトッ― 37 ―プページの町の人口は、現在、10月末の数字になっておりますが、こういったところでも、同じ当町のホームページの一つの先として、移住相談という窓口があるのに、うまく連動されていないというのが残念です。それから、移住相談のページでは、昨年12月に、本年度、29年の頭からの「お試し暮らし住宅の御案内」という情報がアップされた以後、ことしの10月の北海道移住フェアに参加しますという案内をもってして、お知らせというのが10カ月間も更新されていません。この件も残念で仕方ありません。あと、3点目。交通情報の中で、公共交通機関のJRの時刻表、これも最新のものにはなっていません。朝の時間帯、時間は数分ずれが生じています。本来、リアルタイムな情報を提供する町のホームページの中の一つのページであるわけですから、これは、見る方に全くウエルカム感が感じられず、それでして、定住・移住、移住、来てください我が町にということは言えません。僕が思うに、現在の体制ではこれが無理なのであれば、専門的な職員を配置して、しっかりと真剣に対策を練る必要があると思いますが、その件に関してお伺いします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員のホームページに関します御質問にお答えさせていただきます。ただいま御指摘いただきました不備の状況で公開されているということにつきましては、全く反省をしなければならないと、率直に受けとめさせていただくところでございます。ただ、どのようにそれを、リアルタイムの情報を提供できるような仕組みにするかということは、定住・移住に関する情報提供だけではなくて、ホームページの情報提供のあり方そのものに関しますことですので、ぜひそういった御提言を受けまして、私といたしましては、ホームページを充実させていくシステムづくり、システムがしっかりできているのかどうかということも早急に検証いたしまして、全ての情報提供のものが常に最新の情報になっていることとあわせて、やはりホームページが視覚にうまく訴えているかどうかということもまた大事な要素でございますので、それが自賄いできるのか、あるいは専門の方の知恵もかりなければならないのか、そういったことも含めて検証させていただきたいと思いますので、少し猶予をいただければと思います。

質問 9番 荒生博一

ホームページのことに関しては、検証後しっかりと、見る方にわかりやすく、リアルタイムな情報が発信できるように創意工夫を重ねていただければと思います。そして、私の質問の中で、そういった今の現体制では、更新等々が、担当の方が忙しいのか何かわかりません。もし、例えば1人、専門職を雇用するとか、もしくは現職員の中で、その知識にたけた者をそこの部署に配置するなど、さまざまな考え方がある中、たまたま私、11月21日、22日と2日間で行われた第6回政策調整会議の会議録を見ることがありました。いろいろな施策の案件の中で、16項目めに、定住移住マネジャーという項目を見つけまして、(地域おこし協力隊)ということでの事業化なのか、そういったイメージで今後取り進めていきたいという文面がつづられている中で、いろいろ検証においては、必要性とか緊急性等々をA、B、C評価でなされている中で、残念ながら緊急性は、私の記憶ではB、それから最後の方向といったところでは、②今後、要は、検討した上で実施を行うということで、見た感じでは、すぐ来年度の予算に反映されるのかどうかというのは、私はプロの行政マンではないのでわかりませんが、その位置づけたるものというのは、現在どのような形で考え、また、今、私から指摘したホームページの管理も含めて、定住・移住というのは本当に大事な問題だと思います。平成23年3月に策定されております上富良野町定住・移住促進計画においては、町長も前回、ことしの頭、農業の窓口のワンストップ化を施行され、定住・移住の促進計画にもワンストップという文言がやっぱりあるのです。その中には、例えば空き地や住宅の情報を、要は土地の所有者から収集して、リアルタイムに発信をしたりということで、定住または移住の希望者に対して、その情報を一元化してそちらで発信をするというワンストップ、これも含めて、今、緊急性がBである地域おこし協力隊を利用する定住移住マネジャー、これこそ、今そういった過去に策定されました案件と、今まさにリンクしているものと思いますので、できることならば早期の設置検討をいただきたいのですが、その件に関してお答えください。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の大きく2点についてお尋ねいただいているかと思いますので、お答えさせていただきます。まず、ホームページ等の管理の町の状況につきましては、非常に町の職員体制の現況の中で、ここ近年、大きな課題として私は捉えておりまして、とりわけ、いろいろな行政システム、電子媒体を使う業務のシステム構築の上において、全てを業者に委ね― 38 ―て、お任せして、コストをもって取り組んでいる自治体も多くあります。我が町におきましては、おかげさまで非常にたけた職員がおりまして、かなりの部分が自賄いできているという状況でございまして、かといって、反面、優秀な人材を固定化してしまうおそれがありますので、これを何とか解消したいということで、今どういう方法がとれるか、大分検討は進んでおります。そういう状況にございます。それで、ホームページの管理等につきましても、そういう専従体制がいいのか、あるいは今の職員の中で、人手不足があってそういうことになっているのか、そこら辺は少し検証させてください。それと、地域おこし協力隊を活用してのマネジメント、これにつきましては、今、政策調整会議のほうでテーマとしている状況でございますが、私といたしましては、仕組みとして否定するものは何もございません。ただ、やはり定住・移住を促進するということは、むしろ、この町についてのことはエキスパートでなければならないという観点から見ますと、地域おこし協力隊のような性格を持ったスタッフは、果たして上富良野町の本当に隅々の、移住・定住を希望されておられる方に情報をうまく、しっかりとコーディネートできるような働きを期待できるのかどうかということを、どうしてもまだ越えられないものがございまして、人材を求めることは容易ですけれども、果たしてそれが行政効果として発揮できるかということは、まだ少し詰め切れておりませんので、今後の検討課題としているところでございますが、いずれにいたしましても、平成30年の予算の組み立てまでに結論は出しますので、少しお待ちいただきたいと思います。

質問 9番 荒生博一

この地域おこし協力隊の任用については、懸念されている材料も十分把握しましたので、ぜひ30年度の予算までに、どのように行うかという結論を予定どおり出していただければと思います。次に、2点目の交流人口、特に観光に関しての件ですけれども、町長の御答弁にありましたとおり、この間、大型店舗の当町よりの撤退等々で、要は交流人口の数値が伸び悩んでいる、頭打ちだというのは十分、私も旅行サービス業界の1人として認識しており、それが重立った要因だということはわかります。そんな中で、御答弁では、広域圏域でも新たな魅力づくりが必要だということを述べられています。町長の考える新たな魅力づくりというのは何ですか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、上富良野町における魅力づくり、今お話しできることは限られておりますが、まず、先ほど来話題になっておりますジオパークを推進することも一つの魅力づくりにつながっていくというふうに思っております。それから、冒頭の当初のお答えでお話しさせていただきました、今回の地域再生事業、こういったことも非常に地域にとってインパクトを与えられる要素かなということで理解をしているところでございます。それから、一方、上富良野町以外でも、圏域ということで考えますと、富良野市でも、例えば宿泊のキャパをふやすとか、中富良野町においてもさまざまな取り組みが今予定されておりまして、そういったことが一体的に機能すれば、誘客、集客につながる大きなインパクトを与えると思っておりますので、上富良野町といたしまして、今、町ができることに向けて、今、新たな事業展開を通じて、魅力づくりをしたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 9番 荒生博一

今お言葉にありました地域再生事業を活用する中で活性化を図っていきたい。このことに関して、述べられる範囲で結構です。どのような具体策を持って地域再生事業を行うのか、お聞かせください。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の御質問にお答えさせていただきます。もう既に御案内をさせていただいておりますが、本地域再生事業につきましては、大きく今は2本の柱を立てております。まず1点目は、十勝岳を利用した観光振興に結びつく、あるいは産業振興に結びつく事業展開、それからもう1点は、映画づくりを通じた地域振興、この2点が、今、地域再生事業を申請内容でございますので、これらの活動を具現化する中で、魅力づくりを図っていきたいと考えているところでございます。

質問 9番 荒生博一

それでは、新たな魅力づくりに関しては、事業計画を持ってしっかりと策定いただくようお願いいたします。最後に、今回、3点目ということで、若者の雇用、働く場に関してですけれども、当町の住民基本台帳によりますと、平成28年度、昨年は、出生、― 39 ―死亡者、そういった自然動向と、あと、社会的動向と、二つの要因からに分かれますけれども、大体百何十名が減員となっている実態の中で、出生数というのは、多分、正確な数字はあれなのですが、73名ぐらいかと思われましたけれども、今年度、29年度においては、現在、12月1日時点で66名、多分これから12月末にかけて生まれても、2人か3人ぐらいかもしれません。70という数字が目標とかというわけではありませんので、こういった背景がある中、どうしても若い方の移住を求めるにおいては、我が町の職業支援、それからそういった働く場の情報の開示というのが、もう一つ工夫が必要だと思うのですが、今回の答弁書では、コンビニエンスストアや金融機関等々に、当町の雇用の情報の掲載を御協力いただいているということでしたが、例えば札幌で今、ジョブカフェとかということで、就業されたい若者がそこに集い、そこでリアルタイムな情報を得ることができるということも聞いております。また、事業者によっては、ハローワークに掲示せず、事業所の中でのみ求人広告を張っていたりというような求人というのは、実は隠れ求人と言いまして、結構町内の業種にもあると思います。先ほどの定住・移住のワンストップ化のことも含めてなのですが、もし今こういった就業機会を求める若い移住者の方に向けて、総合的に一つの場所を使い、そういった情報発信を行うという考えがないのか、お聞かせください。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

9番荒生議員の定住・移住者、特に若者の思いを酌めるような仕組みづくりでございますが、町が主体的に求人活動をするということは、これは一定程度制約があるのかなと思っておりますが、町が介在していろいろ働く場所の情報提供ということは可能だと思いますので、今、ジョブカフェといったことも御提案いただきましたけれども、私ちょっとそういう中身について熟知しておりませんが、いずれにいたしましても、若い人が上富良野で働けるというような情報を提供することは大事ですので、ぜひアイデアをいただければと思います。また、出生人口が少ないという実態もございますが、ただ、そういう世論、社会情勢ではありますが、上富良野町について申し上げれば、非常に今、自衛隊の若い隊員の皆さん方が上富良野に定住率が高くなっております。そういうことで、70人前後でございますけれども、まだ上富良野は出生者が多いと、出生率が高いという状況でございますので、もっともっとそういうところにも目を向けていきたいというふうに思っておりますので、いろいろアイデアがございましたら、ぜひお聞かせいただければと思うところでございます。

質問 9番 荒生博一

それでは、2040年の国立社会保障・人口問題研究所の将来推計の人口8,000人ということをぜひ回避できるよう、目標の1万人の数字を目指し、今後も一生懸命定住・移住策に取り組んでいただければと思います。答弁は要りません。

出典:上富良野町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる