上富良野町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月8日
公共施設や街路灯照明のLED化について
2016年3月8日、上富良野町議会の一般質問で、北條隆男議員が「公共施設や街路灯照明のLED化について」質問し、町長 向山富夫が答弁しました。
- 質問者
- 北條隆男 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 7番 北條隆男
私は、さきに通告してあります1項目について、町長に質問いたします。公共施設や街路灯照明のLED化について、現在、我が町が所有している施設や街路灯の大半は、照明器具がLED化されていない。東日本大震災以降言われている節電や、国が推し進めている地球温暖化対策(CO 2排出削減)などの省エネが叫ばれ、企業の建物や工場、一般家庭にも多くLED化が普及している。公共施設や街路灯は電力を多く消費するため、地方自治体が率先してLED照明に切りかえなければならないと思います。省エネの面からも、エネルギー対策の面からも、一定の効果があると思います。町として、施設や街路灯の全面LED照明に切りかえる考えはあるのか、町長の考えを伺います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
おはようございます。7番北條議員の公共施設等の照明機器のLED化に関する御質問にお答えさせていただきます。LED化は、議員御発言のとおり、消費電力を大幅に削減できることから、直接的には電気料金の削減が期待でき、さらに地球温暖化対策に寄与するものであり、国においても、その推進に力を入れているところであります。町では、町政運営実践プラン27の中で、公共施設の省エネ対策の研究と推進を取り組み項目としておりまして、将来的には、LED化の方向で進めていくことが重要であると認識しているところでございます。これまでの町の公共施設等のLED化への対応状況についてでありますが、昨年完成いたしました上富良野小学校と現在改築中の上富良野中学校におきましては、共用スペースや外壁灯などについてLED照明を採用しましたが、各教室などの照明は初期費用が大きくなることから、Hf蛍光灯を採用したところであります。次に、街路灯などについてでありますが、各住民会で設置、管理をいただいております生活安全灯につきましては、平成23年度から平成25年度まで実施いたしました補助事業を活用いただき、967灯のうち826灯がLED照明に更新されておりますが、町が管理しております457灯の街路灯につきましては、多額の取りかえ費用を要しますことから、既存の水銀灯、ナトリウム灯を使用している状況にあります。LED照明機器につきましては、技術的に日々進歩しており、価格も従前に比べると安価になってきているところでありますが、まだ切りかえに当たりましては、それに伴う初期投資や後年度の維持経費等において、早期にLED化することが優位との判断には至っていない状況であります。このような中で、常時照明を必要といたします施設や街路灯のうち、寿命の短い水銀灯などはLED― 55 ―化していくことが必要と理解しているところでありますので、連続灯としての照度確保や他の街路灯との配置バランス、また施設関係にありましては、今後の改修計画時にあわせ、財源確保を含め、研究、検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 7番 北條隆男
将来においてはLED化を進めたいということですが、今の公共施設内の蛍光灯に関しては、取りかえがまだ全然なされていないと思いますので、その辺をLED化にすれば、25年から26年に対しても電気料が10%上がっているのです。26年から27年でも10%上がっています。ここを何とかしなければ財政が大変になると思うので、その辺はどういうふうに考えていますか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番北條議員からのLED化についての再質問でございますけれども、現在、蛍光灯で対応している室内照明灯につきましても、照明頻度、電気をつけている時間が、極端に言えば一日のうちほとんどつけているところとか、あるいは会議室のように短時間の限られた時間だけつけているというような、そういう使用頻度もありますので、極力、町としては長い時間を、使用電力はわずかでございますけれども、避難誘導灯ですか、そういったものは消すことができませんので、そういうものは早目にかえておりますけれども、そういう投資と、それに伴います効果、それを十分見きわめまして、取りかえることの節減効果がしっかりと有利だというようなものについては、積極的にかえることにしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 7番 北條隆男
それと、次に、街灯の水銀灯が151灯、ナトリウム灯が305灯あるうちから、水銀灯のほうが消費電力が多いので、これを取りかえれば、2分の1以下の電力の消費になるということは、電気料も下がると思います。それと、社教センターとかみんの一部にも水銀灯を多く利用していると思いますので、そこら辺はどういうふうに考えていますか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番北條議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、街路灯の中の消費電力が多い水銀灯等の扱いにつきましては、さきのお答えでも申しあげましたけれども、取りかえイニシャルコストと、さらにそれ以降の維持費のトータルコストが、現在の維持費に比較して、当然電気料も含めて、どちらが優位かということで、今そうですね、非常に接近してきていることは事実でございますが、そういう中で、水銀灯をLED灯にということにつきましては、従来の発光体だけ取りかえればいいということではなくて、だめになったときはそっくり取りかえなければならないというような状況だそうです。そういうことを考えると、寿命は長いのですが、初期投資をして、そして取りかえていくだけの行政効果が果たして出るかどうかということが非常に今微妙な段階でございまして、もう少し優位性がしっかりと確認できるような状況を迎えましたら、かえていく方向でおりますので、今しばらく時間をいただきたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 7番 北條隆男
今、そういう話なのですけれども、これを取りかえないで置いておくと、先々に対して電気代を多く払うことになると思いますので、やるのであれば、1年でも早くやったほうが効果が出ると思うのですよね。そこら辺は、町長は後延ばしにする考えですか。そこら辺を教えてください。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番北條議員の御質問にお答えさせていただきますが、先延ばしにするとか、ためらうとかというような、そういう視点で押さえているわけではありませんで、要するに、行政効果が出るかどうかという地点を重点的に考えているところでございまして、現在、国のほうからLED化を進めるような事業の委託を受けている組織等もございまして、そういったところからもいろいろ情報提供は受けております。しかしなかなか、申し上げましたように、これは優位だなと、早急に効果が発揮してくるなという状況には残念ながらない状況でございます。それと、つけ加えさせていただきますけれども、町の中は御案内のように、街路灯についても、水銀灯と、それからナトリウム灯ですか、非常にちぐはぐに配置されている実態があるのですよ。ですから、それを水銀灯だけつまんでかえていくようなことが、果たして街路としていかがなものかなということもあるものですから、少しその辺を整理してから改善してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。
質問 7番 北條隆男
町長の答弁の中にも財源が― 56 ―確保とありますが、今現在、財源の中で燃料費が物すごく削減されているのですよね。それで、燃料費の削減の中から、施設の中の蛍光灯の照明器具を取りかえるとか、金額にすると物すごい大きいのですよね。26年度と27年度でも、かなり燃料費が安くなっているのですよね。2,000万円近いと思います。それで、その中の一部を使って、半分でも3分の1でも使って、街路灯は後になっても、施設の照明器具の使う頻度が多いので、そこの蛍光灯の取りかえをLED化しようという考えはありませんか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
7番北條議員の御質問にお答えさせていただきます。まず、基本的な部分で申し上げますと、LED化を将来進めていくということに対しては、これは何ら異を思っているものではございません。ただその中で、今財源の話もしていただきました。確かに燃料費等は、現在助かっている状況でございます。そこで安くなったことによる経費の軽減分について、即それをLED化だとか、そういった省エネ対策に向けるということにもなかなかならないのは実態でございますが、ただ、街路灯などと比べると、施設の切りかえは、割と投資額は少なくて切りかえできるのかなというふうに考えておりますので、優先順位で申し上げますと、街路灯よりは室内灯のほうが早いのかなと思いますので、現在、担当課でさまざまな試算を持っておりますので、それらの試算をした中で、実現可能なものから対応してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。
質問 7番 北條隆男
そうであれば、まあ、今年度はちょっと無理かもしれないけれども、来年度からは、そういう面から町長は考えていくという考えはあると、考えていいのですか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
北條議員の御質問にお答えさせていただきます。そのように御理解いただいてもいいかと思います。さきのお答えと重複いたしますけれども、特に施設等については、改善計画、あるいは改善、改修等は、年次的に幾らかずつでも進みますので、そういう中で、当然、照明器具も対象になってきますので、そういうところはためらわずLED化に向かっていくということにはなると思いますので、御理解いただきたいと思います。
質問 7番 北條隆男
そうであれば、私たちも電気料の節減には大いに賛成なので、町長がおっしゃるとおり、これから順次、年数かけなくてはならないと思うのですけれども、3年なり5年なりの目標を持って、そこら辺を進めてもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。以上です。