上富良野町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月17日
町の土砂災害の危険箇所数と警戒区域指定の現状など土砂災害対策全般について
2014年9月17日、上富良野町議会の一般質問で、今村辰義議員が「町の土砂災害の危険箇所数と警戒区域指定の現状など土砂災害対策全般について」質問し、町長 向山富夫が答弁しました。
- 質問者
- 今村辰義 議員
- 答弁者
- 町長 向山富夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 今村辰義
私は、さきに通告してあります1項目、町の土砂災害の危険箇所数と警戒区域指定の現状など、土砂災害対策全般について町長に質問させていただきます。70名以上の死者、行方不明者が出ている広島市北部の土砂災害は、「広島市土砂災害警戒区域指定棚上げ」あるいは「05年度県マニュアル不備」など、連日のマスコミ報道に接すると、異常気象に加えて人災の面もあるのではないかと思えてきます。宗谷管内礼文島での土砂災害による2名の死亡も同様であります。災害により亡くなられた皆様方の御冥福と、被災された方々に対して心からお見舞いを申し上げます。さて、町も、広島や礼文島のような災害を二度と起こしてはなりません。しかし、道内は、土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域の指定作業が、全国の都道府県の平均の指定済み約7割に比べ11.9%と、最も道内はおくれております。警戒区域の指定は、まず、土砂災害の危険箇所を都道府県の図上調査に基づいて国が公表、その危険箇所を対象に道が現地調査や住民説明会を行い、警戒区域を指定する流れになっています。したがって、町独自の先行性ある土砂災害対策は困難であろうと私も思うのでありますが、それらを踏まえて、次の、町の土砂災害対策の現状についてお伺いいたします。1、道の図上調査に基づいて国が公表した町内における斜面崩壊や、土石流などの危険性が高い土砂災害危険箇所は何カ所あるのですか。2、警戒区域の指定が全国で一番おくれている道ですが、現時点での町への警戒区域の指定状況はどうなっていますか。3、危険箇所は法的な規制はありませんが、警戒区域に指定されれば、土砂災害防止法に基づき、市町村の地域防災計画に災害発生時の避難経路や避難所などが記載され、ハザードマップを作成することが義務づけられます。道の警戒区域指定の進捗状況によりますが、町の土砂災害のハザードマップの作成状況はどうなっていますか。4、火山、地震、気象等の災害時の避難所が計画されていますが、土砂災害危険箇所に入っていれば見直す必要があるのではないでしょうか。町民、その地域の住民の皆様の混乱を防ぐためにも必要ではないかと思います。5、土砂災害危険区域に指定する場合において、住民の抵抗(地価の下落防止)や道の予算などのハードルは我が町にでもあるのでしょうか。6、その土砂災害はいつ起こるかわかりません。ハザードマップなどの作成が完了するまでの間、町として上富良野町地域防災計画に不備があれば是正するとか、土砂災害などへの当面の対策措置はどうなっているのでしょうか。以上であります。町長にお伺いいたします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番今村議員の、町の土砂災害対策に関します6点の御質問にお答えさせていただきます。土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律、いわゆる土砂災害防止法では、法に定められている基礎調査により北海道が各地を調査、解析し、土砂災害が及ぶ区域が明確にされており、この調査結果に基づき住民説明を行い、地域住民の合意により指定を行うよう取り進められているところであります。まず、1点目の土砂災害危険箇所及び2点目の土砂災害警戒区域の指定についての御質問にお答えさせていただきます。危険箇所につきましては、急傾斜地の崩壊が7カ所、土石流が6カ所の計13カ所であります。このうち土砂災害警戒区域に指定されているのは、急傾斜地の崩壊が2カ所、土石流が2カ所の計4カ所であります。危険箇所等につきましては、地域防災計画に掲載しており、ホームページでも情報の公開を行っているところであります。次に、3点目の町の土砂災害のハザードマップの作成状況についてでありますが、町では現在、危険― 17 ―箇所として指定されている4カ所につきましては、土砂災害に関するハザードマップを作成し、地域への配付及びホームページで公開しているところであります。さらに、有事の際には、地域防災計画に基づき、気象庁と北海道が発表する土砂災害警戒警報等や土砂災害メッシュ情報を参考に、危険区域住民に対し避難勧告等の措置をとることとしているところであります。次に、4点目の災害時の避難場所についてでありますが、避難所、避難場所の選定につきましては、改正されました災害対策基本法に基づきまして、ことし3月に改訂した地域防災計画におきまして、災害の種類ごとに避難所の設定を行っているところであり、土砂災害に関しましては、通常の風水害や火山災害とを区別しまして、避難所及び避難場所の設定を行っておりますので、新たな見直しの必要はないと判断しているところであります。次に、5点目の土砂災害危険区域等の指定についてでありますが、一般論で考えますと、指定がなされると、地域住民の皆様にとりましては、不安感を抱いたり、資産価値の下落などを懸念することはあるかと思います。当町におきましては、指定に当たりましては、住民説明において指定の必要性等を十分に説明し、合意を得られたもののみについて、北海道に対して指定合意の回答を行っているところであります。また、現在、予算上のハードルは認識しておらないところでございます。次に、6点目の土砂災害に対する当面の対応についてでありますが、土砂災害警戒区域等に指定された地区のみならず、未指定の地域も含めて、土砂災害がもたらす危険や避難行動につきまして、引き続き地域住民に対する防災学習を行うとともに、北海道に対しましても基礎調査の促進を要望してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
質問 11番 今村辰義
本当に、理解はできるし、よく考えているなというふうに思いますけれども、若干、質問と答弁と食い違っているのではないかなというところも含めまして質問させていただきたいと思います。まず、危険箇所が13カ所ということでございますけれども、それはこの計画に載っていますよね、その前の、何ページか前の、現況の3の29にも24ほど乗っているのですよね、これ、非常に勘違いされると思うのですね。現況の3の24で、土石流の危険渓流、全部で13個ございまして、そのうち四つ指定されておりますよね。その何ページか前ですね、6ページ前、土石流危険区域一覧というのがあるのを御存じですか。これとですね、ちょっと勘違いすると思いますし、これは参考資料だというお話も伺っていますので、これを載せていると、まず町民が非常に混乱するというか、勘違いするのではないかと。土石流は24あって、さらにこっちで13あるのかと、危険地域はですね。まず、これらをやはり参考資料か何かのほうに添付するとか、何かしないと、ただでさえ混乱しますので、ここら辺をまず明確にするとか、参考資料に添付すると言いましたけれども、あるいは備考欄にでも、これは違った農政のほうから出ていて、本当に参考の程度にとどめた資料ですとかいう、ただし書き等が必要であろうと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番今村議員の土砂災害等に関する御質問にお答えさせていただきます。先ほど御答弁させていただきました、北海道が調査、解析いたしまして危険箇所というような指定がされている部分につきましては、北海道が土砂災害法に基づいて危険箇所というふうに位置づけているものと理解しております。一方、町が防災計画書の中で提示しておりますのは、例えば農地が崩壊するとか、そういった部分も含めて、土砂災害が発生するおそれがあるであろうというようなものも全部包括して掲載しておりまして、議員が御質問にありますように、ともすれば、どういうふうに理解していいのかなという戸惑いを感じる方もおられるかと思いますので、その辺の表示の仕方については、工夫の必要がある部分については改善をしてまいりたいと考えております。
質問 11番 今村辰義
わかりました。そういった指摘ばかりしたらいかんのですけれども、13カ所というのが正しいよということで、そのうち四つを警戒区域に指定しているということも伺っております。計算すれば、簡単に30%、道の平均の3倍ぐらいは町は進んでいるということは言えると思うのですが、ただ、それでも30%である、これは、まず認識は間違いないか、ここから確認したいと思います。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番今村議員の御質問にお答えいたしますが、13分の4でございます、計算はちょっとしておりませんけれども、議員お説のとおりかと思います。
質問 11番 今村辰義
そうですよね。であるならば、ハザードマップとか、その前の警戒区域等、あるいは特別警戒区域等の書面がございますけれど― 18 ―も、これで100%完璧でないよと、まだ調整の終わっていない、あるいは住民の理解が終わっていない9カ所について、ふえていく可能性があるというようなただし書きがやっぱりないと、これで100%終わっているのではないかと、ここもまた勘違いする住民が多く出てくるのではないかと。あるいは、役場の職員の方にも、ハザードマップはもうでき上がっているのだと、今村君は何を言っているのだというようなことにもなるかもしれないですね。ただ、ここは30%であり、まだこれからハザードマップもふえるし警戒区域の指定がふえる可能性もあるというようなただし書きは、ぜひ書いておく必要があると、そのように思うのですけれども、ここはいかがでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番今村議員の御質問にお答えさせていただきます。現在、警戒区域に指定をされております4カ所、さらに特別警戒区域の2カ所、これらにつきましては、所定の手続を経て表示をしているところでございます。他の9カ所につきましては、現在、北海道のほうから住民説明会を含めまして、さらにその警戒区域として指定がなるのかどうかというような前情報も北海道からいただいておりません。今後において、北海道において、この指定については、ハード事業とセットで考えますと、ハードルは高いことは想定できますけれども、指定そのものについては、住民の皆さん方が、議員から御質問にありましたように、資産価値が云々とか、そういった二次的な要素はあるでしょうけれども、町といたしましては、もし危険箇所がこれ以上にあるということでしたら、それはもう指定をしていただくことが望ましいわけですが、現在のところ、北海道から住民の皆さん方と協議をしていただきたいというようなお話は伺っておりませんので、今後、それらについては北海道の動きを注視してまいりたいと考えております。
質問 11番 今村辰義
わかりました。3点目と6点目と、ちょっと重複するところがあるのですけれども、3点目のお話ですね、気象庁と北海道が発表する土砂災害警戒警報等や土砂災害メッシュ情報などを参考に、危険区域住民に対し避難勧告等の措置をとるということをここでも言われておりますので、6項目めの、私がした、当面の土砂災害に対する対応ということに関連してくるのでありますけれども、札幌市なんかも、要するに、避難勧告等の発令時期を見直そうということが出ています。これは人命が第一ですから、やっぱり計画に不備があったと、いろいろなそういった情報に基づいて避難勧告を出すと非常に遅いということが判明しますよね。それで、報道などにもよると、いろいろ書いてございます。例えば、先ほど言った札幌などは、従来、気象台と道の土砂災害警報情報に加え、現場で災害の兆候を確認した場合に避難勧告を出していたと。しかし、9月上旬、同情報の発表後、情報の発表後直ちに発令する準備に改めるよう検討しているということでございます。今、町長言われましたように、避難勧告の措置をとることにしているということで、その計画を見ますと、避難の種類と発令基準ということで、非常にすばらしい計画があるのでございますけれども、避難勧告と避難指示が同じ枠内に入っているのですね。同じ基準で発令する要件、同じ枠ですから、発令基準は同じになっているのですね。だから、そういったところをやっぱり見直さなければいけないのではないかなと、こういった避難勧告等の措置をとるというところでの話なのですけれども、まず、大きく3段階に分かれるらしいのですね。まず、第1段階は避難準備情報、そして、町の計画では二つを一つにまとめている避難勧告、そして避難指示、これら大きく三つに分かれると。町は二つに、そこは分かれているのですね。だから、ここら辺もしっかり分けて、あるいは、広島とか礼文島のことを教訓にすれば、早急にここら辺も見直して、当面の措置といいますか、完成するまでの間、早急に改めるものを改めて、改める前に被害が来る前に、人命が助かるような措置というものはやっぱりとっておく必要があるのではなかろうかと、検討する必要があるのではないかというふうに思うわけですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番今村議員の、警戒に対します対処の仕方等についてお答えさせていただきますが、おかげさまでと申しましょうか、本町におきましては、危険区域に指定されております2カ所につきましても、あるいは4カ所、あるいは特別警戒区域に指定されております2カ所を合わせましても、たまたま都会のような人家が張りついているところが、ごく限定的であるということから、その該当される方々との土砂災害に対します危険の共有は、そういったことに対する共有はできているというふうに思っております。あと、そういった災害が想定されるような状況を迎えている段階で、勧告あるいはその指示につきましては、勧告はですね、いろいろ客観的な情報、あるいはその現場の情報等を見て判断できる部分もあろうかと思いますが、指示に移行するときには、相当程度の、やはりこれは強制力を伴ってきますので、そのあたりは、さらに勧― 19 ―告と指示を一体化するということではなくて、きちんとそこは区分けした中で、これからは、現在もそういうふうに認識はしておりますけれども、もし住民周知の中にそういったものが、わかりづらいような部分がありましたら、そこはきちんと説明できるような改善は行う必要があると思います。以上でございます。
質問 11番 今村辰義
わかりました。次に4点目のお話ですけれども、ここ、何か質問とちょっとかみ合っていないのですよね。私は、ほかの、火山の避難所、これは山の上だから違うのですけれども、水害だとか地震とかの避難所ですね、そういった避難所がもう指定されていますよね、計画に、そう言われています。それが土石流の災害を及ぼす区域に重なっていたら、変更したらいいのではないかという質問なのですよ。町長の答弁は、明確に分けているからいいのだよという話ではなくて、私はなぜそう言っているかというと、例えば水害が、もっと雨がどんどん降れば土石流になっていきますよね。水害の地域の避難所が土石流のかぶってくるところにあるわけですよ。だから、そういったものは、できる限り変えたらいいのではないかという話なのだけれども、先ほども言いましたように、区分しているからいいという答弁と、ちょっとかみ合っていないのですけれども、どうですか。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
避難所、避難場所についての御質問にお答えさせていただきますが、住民の皆さん方にお知らせさせていただいております避難所、避難場所等につきましても、土砂災害のときには、その場所は避難場所として指定しておりませんというふうに、きちんと明示をしておりますので、そのあたりの誤解を招くような表現はしておりませんので、それは住民の皆さん方、御理解いただいているというふうに考えております。
質問 11番 今村辰義
そこは私も知っています。この日新の分館は、土石流のときは使わないというふうになっていますよね、それは承知した上で質問をしているわけですけれども、例えば、先ほども言いましたように、この日新の分館のところは、洪水ハザードマップでも避難所になっているわけです。先ほど言いましたように、洪水がもっと大きくなれば、土石流が発生するわけです。一旦そこに、洪水のときに避難できる場所が、土石流になったらやられてしまう可能性があるから、土石流がかぶるようなところの避難所は、あらかじめ変えたらいいのではないかなと私は提案しているわけです。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番、今村議員の御質問にお答えさせていただきます。今、議員が御質問のような、そういう時系列をぐっと圧縮して考えますと、確かにそういう説明も成り立つかと思いますが、やはり一番身近な場所で土砂災害が及ばないというようなときには、まずそこに、水害等については避難をしていただくことが一番安全を確保する方法だというふうに思います。さらに、例えば他の要因による、ゲリラ豪雨だとかそういったことで、警戒区域に指定されている部分が集中的に降雨被害を受けそうなことが予見される場合には、当然そこは避難場所に指定しておりませんので、その辺はしっかりと利用の区分けはできるというふうに考えておりますし、そして、さらに水害等につきましても、豪雨災害につきましても、そこが一次避難場所として、次に二次避難場所のほうへ移動を必要であれば、そういう対応もとれますので、現在のところ、今の、やはり一番皆さんが住んでおられる場所に近いところで一番適した場所を指定しておくことが、安全を確保する上では必要だろうというふうに考えているところでございます。
質問 11番 今村辰義
わかりました。しっかりやると言われたら、すばらしいなと、それを期待するというところなのですけれども、歌志内なんかは、やっぱりそうやって重なっているところが12カ所あるらしいのです、土石流が発生したら、それ以外の避難場所にかぶっていってしまう、土石流が発生して、その避難場所の公民館等が崩壊してしまうところが12カ所ぐらいあると。そこも、やっぱり土石流のときはそこには避難しないよと、ただし書きが書いてあります。ただし、そういったものでも、いざとなって、短期間にですね、住民が理解できるか、混乱してしまうのではないかと。いつ、どこへ行ったらいいのだというところで、では、あらかじめ、最初からもう外しておいたほうがいいのではないかという発想だと思うのですね。町長言われましたので、そこでしっかりやってほしいと、やってほしいと言ったら失礼なのですけれども、お願いしたいというふうに思います。ここはそれぐらいにしまして、次に5点目の話でございますけれども、私は、要するに住民のいろいろな抵抗があるのではないかなと。この上富良野町は、十勝岳のハザードマップを美瑛町と協働して、駒ヶ岳のハザードマップの5年後にはもうつくった、ハザードマップの先進地であると思うのですね。その先進地である上富良野町が、ハザードマップに対して、そういう一般論的な話でもって私を説― 20 ―得してほしいなと思うのですね。現実にあるではないですか、13あったところの四つなのですね。合意を得られたというふうに言われているではないですか。ということは、裏を返せば、文面読んだだけでもうわかりますよ、裏を返せば、その残り九つは何らかの合意を得られなかったという話だから、合意を得られないということはどういうことかというと、やはり地価が上がるとかの住民の抵抗があったからこういうことなのではないかというふうに私は思うわけです。それが、一般論で、当町においてはそういうものはないということを言われていますね。あと、予算上の話、これは町の予算とは全く関係ないですよね。今、マスコミですごい言われているのは、これは道がやりますよね、国が3分の1の補助を出すのですけれども、足りないと、もっと上げてもらわないと、この広島と礼文島の教訓を生かせない。それで、いつ何どき起きるかわからないから、とにかく早くやりたいが予算が足りなくて、全部したくてもいけないのだと、そういったのがマスコミ紙上に載っているではないですか。それなのに、予算とかですね、全くハードルは認識しないというのは、どこから来ているのかと思うのですけれども、そこら辺の説明をよろしくお願いします。
答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)
11番今村議員の御質問にお答えをさせていただきます。まず、4カ所の危険区域、さらには4カ所の警戒区域、あるいは2カ所の特別警戒地区等の指定につきまして、他の危険区域、危険箇所と想定されております箇所につきましては、警戒区域に指定をするステップアップをするための住民の皆さん方との合意形成を図るというような状況は、現在、北海道のほうから示されておりませんし、町のほうからも、警戒区域にしていただきたいというような意思表示もしておりませんことから、今、議員が御心配されておりますような、住民との合意形成がハードルになって進まないというような状況ではまずないということを御理解いただきたいと思います。それから、北海道のほうから既に特別警戒区域に指定されております部分につきましては、ハード事業の整備を行ってまいりたいというふうに説明を受けておりますし、急いで対応しなければならないのだけれども、予算がないために遅々として進まないので非常に上富良野町に対して迷惑をかけているというような、私どももそういう認識に基づいておりませんし、北海道のほうからも、そういうような説明を現在いただいていないのが実態でございまして、御質問にありますように、予算上のハードルがあって事が進まないという実態ではないことは御理解いただきたいと思います。