みんなの議会

上富良野町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月14日

(1)外資による森林買収への対応について/(2)上富良野中学校の陸上タータントラックの整備を

2011年3月14日、上富良野町議会の一般質問で、今村辰義議員が「外資による森林買収への対応について」「上富良野中学校の陸上タータントラックの整備を」について質問し、町長 向山富夫、教育長 北川雅一、産業振興課長 前田満が答弁しました。

質問者
今村辰義 議員
答弁者
町長 向山富夫、教育長 北川雅一、産業振興課長 前田満

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 6番 今村辰義

まず初めに、先ほどの米沢議員の気持ち等を含めまして、東北関東大震災の発生から4日目を迎えておりますけれども、捜索が進むにつれまして明らかになったその被害の大きさというものは絶句するばかりだというふうに思っております。犠牲になった方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災者並びに御家族の方々のお見舞いを申し上げたいと思います。それでは、さきに通告してあります2項目について質問させていただきます。まず初めに、外資による森林買収への対応についてであります。海外資本による森林買収が北海道などで相次いでいるとの報道を見かけます。東京財団というシンク― 86 ―タンクのまとめた報告書によりますと、背景には水資源などの資源獲得競争がグローバル化しているという世界的な潮流があると指摘しております。林野庁が調査を実施し、その発表によりますと2006年1月から2009年12月までの間に、国内の山林30カ所、574ヘクタールを外資が買収していることが明らかになっていますし、その後も報道によりますとあちこちで買収が行われていることも、また明らかになっております。道でも調査を行ったと伺っています。現行の国土利用計画法では、1ヘクタール未満の土地に関しましては、都道府県知事への届け出の義務はなく、森林法においても民間人の買収に関する規制はなく、所有者は山林を自由に売買できるとのことで、町としては実態把握に関しても限界があるのが現状だなと考えております。森林は、莫大な量の水をたたえるプールに例えられますが、私たちが農業を営むのも山からの水であります。その滋味を川から海へ送り出すことで漁業を支えてもいます。工業用水もまたしかりで、工業ですら山からの水なしでは立ちゆきません。もちろん、防災の役目も果たしており、森林は国土そのものを守っているとも言えます。しかし、現状は我が国の森林資源及び水資源が収奪される事態が生じかねない状況であります。そうなる前に、山林という我が国の重要な国土資源を保全する手だてを何か講じることができないものかと感じております。我が国の現状もまた心配であります。そこで、現時点におきまして、町内における外資による森林売買についてどの程度、把握されているのか、また水源地域の森を保全、整備するという観点から、こういった外資による山林売買に対してどのようにお考えになるのか、町長の御見解をお伺いいたします。続きまして、2項目目でありますけれども、上富良野中学校への陸上タータントラックの整備を、であります。早急なタータントラックの整備を願いまして質問をいたします。前回、同僚議員が上富良野中学校屋外グラウンドの改修整備について質問いたしましたが、その回答といたしまして町内の学校施設整備、修繕事業等の中で優先度が高いと認識して実施し、実施計画に位置づけて取り進めたいと考えているとのことでありました。現地調査をともにしたことでもあり、早急に整備されるものと考え、短距離の選手たちも喜ぶだろうと思っておりましたが、23年度予算案には残念ながら事業として計画されていません。タータントラックの整備も当然ながら入っていません。私はまず、タータントラックの整備が必要と考えています。一人一人の生徒のことを考えると、在校期間はわずか3年間です。時間的にも悠長に構えていると、導入を待たずして卒業してしまいます。また、安全管理上、非常に問題があると思っております。近年、短距離の大会はタータントラックで行われることが多く、日ごろの練習からタータンになじんでいないと大きなけがが予想されるものです。ぶっつけ本番でタータントラック競技での大会に臨ませるのは非常に危険であります。何十年か前に、人命は地球よりも重いといって、超法規的行動をとった総理大臣がいましたが、短距離選手のけが防止のための安全管理に同じように重きを置くならば、当然、早急にしっかりとしたタータントラックを整備する必要があるのではないでしょうか。安全管理上から考えていかがでしょうか。町長と教育長にお伺いいたします。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

6番今村議員の御質問にお答えさせていただきます。まず1項目目、外資による森林買収への対応についての御質問にお答えさせていただきます。現在のところ、本町における外国資本による森林買収については、その実例はないものと認識しているところであります。しかしながら、道内においても外国資本による森林買収が進み、現在では900ヘクタールを超えるとの新聞報道もあるところであります。これを受けて、北海道においては平成24年度当初の施行を目指し、4月より水源地保全を趣旨とした森林保全条例案の策定作業に着手することになっております。この問題に対する認識は、私も議員と同じであり、町民生活を大きく脅かしかねない重大事項であると大変危惧しているところであり、注意深く見守っていかなければならないと考えております。また、本町は自衛隊の演習場を抱える自治体であり、隣接する農林地が外国資本によって買収されることになれば、国防の観点からも重大な支障を来す事態となるため、大きな関心を持って関係する機関との連携を密にして情報の収集に努めてまいりたいと考えおりますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

2項目目の上富良野中学校陸上タータンについての御質問にお答えいたします。― 87 ―初めに、議員が御質問の中で引用されております、前回の上富良野中学校屋外グラウンド整備についての回答について、改めて御説明申し上げます。タータントラックにつきましては、競技会においては主流であることは理解しているところですが、グラウンド整備が優先するもので、タータントラックの整備は難しいと考えております。グラウンド整備につきましては、町内の学校施設整備修繕事業等の中での優先度等を検討し、実施計画に位置づけして取り進めたいと考えておりますと回答させていただいているところです。タータントラックの整備につきましては、グラウンド整備が優先することから難しいと考えております。また、安全管理上のお話につきましては、近隣の全天候型トラックのある陸上競技場で練習することなどで、その対応を図っておりますので御理解を賜りたいと思います。以上でございます。

再質問 6番 今村辰義

まず、外資による森林買収への対応についての再質問をさせていただきます。町は十勝岳連峰という、大きな水のプールを抱えているというふうに言っても過言ではないし、その恩恵を受けているというふうに思っております。伏流水もあちこちでわいております。これらの水は、我々の生命にかかわることだけに、水の安全保障という観点を持つことも大事なのではなかろうかというふうに思っています。そして、水の円滑な水道事業には欠かせない、根本的なものであるというふうにも思っております。そこで、再質問でありますけれども、町長が言われました本町における外国資本による森林買収については、その実例はないものと認識していると、非常に心強く、安心もしたところでありますけれども、その認識している根拠といいますか、どのような手段で確認されたのか、おわかりになる範囲でお伺いしたいなというふうに思います。

答弁 産業振興課長 前田満(産業振興課長は2013年3月まで)

6番今村議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。外資による取り引き事例がないというのは、まず土地の登記簿ですとか、土地台帳等を確認の上、移動がないことを確認させていただいております。

再質問 6番 今村辰義

土地台帳ですね、だれが土地を買ったり、家を建ててもそういった動きがあります。それでもわかると思うのです。あとは、森林地というのはどこで管理をしているのですか。

答弁 産業振興課長 前田満(産業振興課長は2013年3月まで)

森林の管理でございますけれども、国有林はもちろん国が管理しておりますし、それから道有林は道、それから町有林もございます、町有林は町が管理しております。民有林については、それぞれ個人の方ではありますけれども、民有林関連、町有林も含めてですけれども、富良野地区の森林組合が一括してそういう部分で携わっていただきながら連携をしていくところであります。

再質問 6番 今村辰義

富良野の森林組合のほうでやっていると、当然、そこも確認した上でないということですね、わかりました。この話は、聞いていいかどうかちょっとわからなかったのですけれども、町の水源の源泉というのですか、この場所はオープンにしてもよろしいですか。ちょっと、そこからまずお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

6番今村議員の水源、町の上水道の水源地の場所等については、場所を公表することは何ら差し支えもございませんし、多くの町民が川からの取水でございますので、御存じの方は相当数おられると思っております。

再質問 6番 今村辰義

わかりました。そこでお伺いしたいのですけれども、私の知っているところも水源が実際に幾つあるかわかりませんけれども、一つずっといって上富良野の町を通り過ぎて、上富良野を通り過ぎて隣の町、隣の市のほうに行っているというふうに認識しているのですけれども、したがってその隣の町とか、市のそのエリアの土地の売買はどうなっているかというところを調べられたかどうかお伺いしたいと思います。具体的に言うと、倍本の向こうずっと行ったら、斜めにずっと水源が走っています。土管を埋めてどかどか流れています。私もこうやってのぞいたことがあるのですけれども、その向こうはもう富良野市になるのではないですか、だからそこの町の大事な水の源は町の土地ではないのですけれども、そこの売買を調べたかどうかということをお伺いしているわけです。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

6番今村議員の御質問にお答えさせていただきます。多分、議員が今、お話しいただいた水路については、農業用水路だというふうに理解しております。― 88 ―たまたま、あそこの富良野岳の登山口の際が水源でございまして、ヌノッペ幹線用水路というところの水源があそこにございまして、富良野市の水源はそちらの近辺にありますが、あそこの水路については農業用水ということで御理解いただきたい。

再質問 6番 今村辰義

わかりました。農業用水も同じ、水は農業も非常に役に立っております。先ほど言ったとおりです。私が先ほど質問いたしましたのは、そこの売買も確認したのかというのがわかるかどうかなのですけれども。

答弁 産業振興課長 前田満(産業振興課長は2013年3月まで)

今ちょっと質問の中で、確認自体はしてございませんが、それぞれの土地については、基本的にまず上富良野の水源についてもそうでありますけれども、飲用水の水源については当然、十勝岳でありますので国有林になろうかと思います。それから、東中簡水についても町が買っている森林からの水源地ということで、私どものほうで認識してございます。ですから、そういう部分では水源地等々については、そういう売買はないものというふうに認識しているところでございます。他の市町村については、ちょっと掌握をしてございません。

再質問 6番 今村辰義

国有地の中に入る前に、民有地もあるのではないですか、そういったことをお聞きしたわけです。調べていないのであれば、今後でも調べて、より安全、安心を獲得したほうがいいと思うのですが、どうでしょうか。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

6番今村議員の御質問にお答えさせていただきます。北海道でも現在、非常に大きな関心事になっておりまして、北海道においてもそういう情報収集等について、あるいは森林保全の観点からもかなり神経質に北海道としても注視しておりますので、北海道を通じての情報収集だとか、さまざまな情報収集手段を得まして、上富良野のみならず近隣のかかわりのあるところの情報収集は今後も進めさせていただきたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 6番 今村辰義

わかりました。あと、町長の一番最初の答弁にも農林地という言葉を使っておられますように、農地にも非常に調べた結果というふうに私は判断したのですけれども、その農地のほうですけれども、先般、新聞の報道によると道議会でもこの予算特別委員会で帯広の小野寺議員が質問して、農地も結構、外国人とか、外国の法人に買われているという答弁がございました。詳しいことは言いません。この我が町も農地についてどうかなという質問なのですけれども、演習場が手前、野原とかいろいろありますよね、農地とか。結構、伏流水がわいていると思うのです。そういう建物はやはり押さえられた ら 困 り ま す し 、 ま た 、 先 ほ ど の 話 の 続 き に もちょっとなるのですけれども、井戸水をくみ上げるとなれば、そんなに大きな面積要らないです、1ヘクタールも要らないわけです。そういったところのだれが買ったのか盲点があるのではないかなという感じもしないでもないのです。日本人的な名前を使っていたりして、あるいはダミー会社であったりしたら、ますますわからなくなってくる可能性もあるのではないかというふうに思っております。それで、まず農地の外国資本による売買の実態の把握の状況についてお伺いしたいと思います。

答弁 産業振興課長 前田満(産業振興課長は2013年3月まで)

6番今村議員の農地の外資による買収等の関連でございますけれども、私どものほうで押さえている限り、今のところはそういう外国資本による農地の取得等についてはないということで認識してございます。

再質問 6番 今村辰義

わかりました、非常に町民の皆様も安心するだろうというふうに思います。それで、話は進みますが、道が24年度当初の施行を目指して水源地保全を趣旨とした森林保全条例案の策定作業に着手するとのことでありました。これに伴って、町としてはその条例でもって行動、対応するのか、町もその道の条例にあわせて町の条例をつくるのか、そこら辺からお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

6番今村議員の御質問にお答えさせていただきますが、北海道で現在、24年度からの施行を目指して策定をしようとしております森林保全に関する条例につきましては、北海道がそういう条例の趣旨の中に、精神の中には当然、市町村それぞれの事情をくみ入れたものの制度設計をされるというふうに考えておりますので、町独自のものを設けるというような考えは持ち合わせておりません。

再質問 6番 今村辰義

わかりました。― 89 ―ぜひ、そうであれば逆にこういったことも注意してほしいというふうな要望とか、意見書はぜひやってほしいなというふうに思います。例えば、森林の伐採とか河川の取水、あるいは地下水、温泉なんかもそうだと思いますけれども、それの取水だとか、こういったものの総量規制を実施すると、一定以上の取水に課税をする、そういったことで水の取られるのを防げる一定の効果があるのではないかというふうに思っております。ぜひ、考えていただきたいなというふうに思います。続きまして、演習場に隣接する農林地が外国資本によって買収されることになれば、国防上の観点からも重大な支障を来すと、非常に私としては非常にいいことを言っていただいたなというように思っています。私は、今回、この水のほうからアプローチしたわけでありますけれども、私もこの点は非常に興味があります。もちろん、御存じのように多田の弾薬支所もありますし、駐屯地の弾薬庫もあります、駐屯地そのものもあります。それらの近隣というものは、やはり同じようなことを言えるのではないかなというふうに思います。ゲリラコマンドという言葉は御存じだと思いますけれども、こういった連中が拠点というものを設けられるのが一番怖いだろうというように判断します。例えば、そういった土地を買って、そこに何か建物を建てると、そういったことに対して施設の確認だとか、点検だとか、あるいはその施設そのものに対する指導だとか、そういったものができるのかどうか、こういったところにも注意が必要ではなかろうかと思うのですけれども、まず確認、権限としてできるのかどうか、そこをお伺いしたい思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

6番今村議員の森林等の外国人によります買収等にかかわっての御質問にお答えさせていただきます。まず、法律的にどういうような体系が整備されているかということに対しましての知識は持ち合わせておりませんが、河川からの水の取水だとか、そういったものについては水利権がそれぞれ河川に設定されておりますので、そのあたりの河川からの取水についてはしっかりと法律的にガードされているというふうに理解しております。また、土地の取得に対しましては、これは民法にゆだねられている部分だと思いまして、これは制限するような仕組みは現在、日本国内においては整備が、外国人の資本による買収を阻止するような仕組みにはなっていないというふうに理解しておりまして、こういう高度な部分については一自治体で意思をあらわせるものではないというふうに考えておりますので、これは全国的に今、課題になっておりますので、我々の思いというのは北海道を通じて、国に対して意思表示がされておりますし、しっかりした財政が整備されることを期待しているところでございます。とりわけ、我が町におきましては、自衛隊の演習場周辺、あるいは関連の場所の周辺において、我々の意図としない目的を持った取得がなされるとすれば、これは大変、不幸なことでございますので、そういうことを防ぐための我々の思いをそれぞれの役所のほうにこれからそういう気持ちもお伝えいたしますし、まず我々できる範疇としては先ほど担当課長のほうからお答えさせていただきましたような各関係機関との連携を密にして、情報収集だけは密にしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 6番 今村辰義

町長の答弁にございましたけれども、注意深く見守って、なおかつ情報収集に努めると、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。それでは、2項目目の上富良野中学校へのタータントラックの整備について、まず教育長にお伺いいします。先般の12月の同僚議員に対する答弁と、その同僚議員がまとめになった議会広報、その見出し等による、ちょっと教育長との違うところがあるのです。要するに、優先順位をこれから検討するというお話、先ほど伺ったのですけれども、同僚議員がまとめたやつ、あれはこの第4定例会の議事録ですね、これを見ますと教育長は優先順位が高いと、上富良野中のグラウンド整備は、だから実施計画で位置づけ、取り進めるというふうにおっしゃっているというふうになっているのですけれども、また、今回、私の答弁に対してこれから検討するということのトーンダウンをされたのであれば、その理由と、違ったところに対して教育長の見解をお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

6番今村議員の御質問にお答えいたします。前回、12月の議会にも答弁させていただきました。まず、上富良野中学校のグラウンドのお話は、ここ長期的な部分で、一応、整備をしなければならないというところには押さえをしてございましたけれども、その実施計画には実数は入っていなかったと、先般、去年ですか皆さんお出でになったときに― 90 ―中学校のグラウンド並びにタータントラックのお話をさせていただきました。なお、我々も見に行ったときには、やはりタータントラックよりもグラウンドのほうの整備のほうが年数的にもたっていますので、改めてそこで整備をしていかなければならなということで位置づけをさせてもらいました。いろいろと整備するに当たって、方法等も内部的に検討いたしまして、専門業者に見ていただきましたけれども、かなり費用的にも整備するのであればかかるような状況も庁内の中でお話させてもらいましたけれども、何とか安価な部分で整備ができないかということで、ちょっと検討した中で今回、時期的におくれている部分もございます。基本的には、あくまでも子供たちが使うグラウンドが最優先で整備をしていかなければならないなというふうに私どもは思っておりますので、タータントラックにつきましては、子供たち喜ぶ顔というのは、私も当然そうは思いますけれども、まず上富良野中学校全のグラウンドを整備を果たしていく必要性があるのだろうということで、前回も今回も同じように御発言をさせていただいたという状況でございます。以上でございます。

再質問 6番 今村辰義

そうやっていただけたと、私の趣旨は、答弁の趣旨をちょっと変えたのかなという質問だったのです。私に対する答弁は、上富良野中のグラウンドの整備の優先順位を他のグラウンドとか、そういったものと比較して優先順位はこれから検討するというような答弁ですよね、私に対しては。だから、同僚議員の12月の質問では、先ほど言いましたようにも上富良野中学校の屋外グラウンドの改修整備については、優先順位が高いので、実施計画で位置づけ取り進めるというふうに言われているというふうになっているわけです。その違いについて、考え方が変わったのか、あるいはもともと一環しているのか、そこら辺のことをお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

6番今村議員の御質問にお答えをさせていただきます。他の学校のグラウンド、昨年度はボランティア各企業によりますボランティア工事も西小学校、上富良野小学校と実はさせていただいている経過がございます。そういう状況の中で、今、整備された状況がどういう状況なのかというのは、ことしちょっと春明け見てみないとわからない部分ではありますけれども、ある程度一定の整備がそのグラウンドについてはできたのかなというふうに思います。そのほかにも、江幌小学校がございますし、東中もございます。そういう状況の中から見れば、あとその部分で対応していけば上富良野中学校のほうのグラウンドがその範囲の中では一番優先度が高いのではないかということの判断の中で、今後も対応していきたいというふうな考え方でございます。以上でございます。

再質問 6番 今村辰義

話をちょっと進めます。教育長は、グラウンド整備をやるとタータンはちょっとできないというような感じなのですけれども、同時並行的に一緒に私はできるのではないかと思うのです。あれは、グラウンド整備をする前に、来年度の予算に計上されておりませんので、とりあえずタータン、150万円から180万円ぐらいですよね、とりあえずタータンを購入しまして、今、私物のタータン引いてありますよね、あの横がいいという先生も言っておられまして、あそこにとりあえず置くと、そしてグラウンド整備が始まったらとりあえず一たん撤収して、タータンのところも当然、一緒に整備するのですから、そこにまた置くというのは段階を踏んでいくことは可能であると思うのです。なぜ、グラウンド整備をやったらタータンができないのか、そこが私は全くもって理解できないのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

6番今村議員の御質問にお答えをさせていただきます。同時並行でということでございますけれども、今、タータントラックの上の部分のウレタン部分の物だけを購入して、ただ引けばいいという状況ではやはりないと思うのです。今の現状の中でもやはり、路盤がきちっとしていないとなかなかそこでも難しいのかなという判断をしています。ただ、マットだけ、その上のほうの部分のタータンといいますか、ウレタンの部分だけ購入するというのはなかなか今後とも対応するのは難しいかなと、もしかそのタータントラックを整備するのであれば、やはり路盤を改良し、ある程度の状況を見きわめながらやはり整備をしていかないと、タータンとしてのコースができないのではないかと、ほかのところのちょっと競技場や何かのタータンを見てみますと、やはりただ上のほうのウレタンの部分だけ置けばという状況でございません。路面も改良すれば、相当のそれだけのやはり額もかかってきますの― 91 ―で、そういうことも考えながらやはりグラウンドを先に整備しながらというふうに考えてございます。また、特定の陸上の子供たちの部分だけではなく、やはり全体的な部活動といいますか、子供たちのことも全体的な面からちょっと考えると、やはり整備をしていかなければならないという状況もございますので、特に陸上の部分のタータンということではなくて、全体的な部分の動かしでやはり学校の部活の整備を図っていきたいというふうに我々思っているところでございますので、その点も御理解を賜りたいと思います。以上です。

再質問 6番 今村辰義

もう少し、ちょっとお話を聞いてほしいのですけれども、私、本当にタータンを整備してほしいのです。それは、一番最初に言いましたように安全管理上の問題なのです。回答もいただきました、砂利のとことかそういったところで練習をやっていまして、急にタータンの引いてある大会に行くと非常に危ないと、安全管理上の問題というのは、これは教育長も認められているのです。認められているということで、まずよろしいですか。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

6番今村議員にお答えをさせていただきます。安全管理上についてはやはり、十二分に気をつけてやらなければならないと、タータンの例えば整備をしたから、ではけがをしないのかということになると、ちょっと議論はまた別になってきますけれども、その競技会に向かってある程度、指導者が事前の安全上の管理ですとか、そういう事前の体操ですとか、いろいろウエートトレーニングですとか、そういう部分の配慮はきちっとしていかなければならないというふうに思います。以上です。

再質問 6番 今村辰義

教育長、町長も同じなのですけれども、どこまで情報が入っているかちょっとわかりませんが、質問することにお答えください。近隣の全天候型トラックのある競技場でやっているから、安全管理上それで問題は解消しているのだという答弁でございましたよね。これに基づく質問なのですけれども、その全天候型の競技場はまずどこにあるのか、その競技場までの移動手段は何でやっているのか、移動に要する時間はどのぐらいかかるのか、あるいは週でも月でもいいのですけれども、何回ぐらい利用しているのかについてお伺いします。また、移動するとすればお金がかかりますよね、お金はどのぐらいかかっているのかについて答弁をお願いします。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

6番今村議員の御質問にお答えをさせていただきます。私の今の範疇の中で陸上競技場、タータントラック整備されているところにつきましては、旭川の近文の陸上競技場、それから芦別、それから上川もタータンのというお話を聞かせていただいています。今現在のところは、上富良野中学校の子供たち、芦別のほうの陸上競技場で大会前に練習をしているという状況を聞いてございます。時間的に、芦別であれば、ここから1時間程度もかからないかと思いますけれども、行けるような状況で先生がそれぞれの車に乗せてというふうな対応をしているというふうに聞いております。以上でございます。

再質問 6番 今村辰義

答弁漏れ、質問に全部答えていない。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

大変申しわけございません。利用回数については、ちょっと把握を私どもしてございませんので、御理解願いたいと思います。経費につきましても、ちょっと把握してございません。あくまでも保護者等の後援会組織もあるというふうに聞いてございますので、どれだけの費用でというのは申しわけございません、聞いてございません。以上です。

再質問 6番 今村辰義

わかりました。少ない情報で教育長、町長も判断されるという苦しみというのは何となく伝わってくるのです。私の答弁では、安全管理上、要するに危険だよと、けがするよという、この安全管理上のお話については近隣の全天候型トラックのある陸上競技場で練習すること等で対応を図ってまいりますので御理解をしてほしいという話なのです。では、その実態はというのを私、今から申し上げますから。選手一人一人は、まず移動するのに芦別とか、旭川というお話を聞きました。一人一人1回、1,500円かかるそうです。バスを調達して、列車とかそういうので行っても同じぐらいかかるということでありました。問題は、週に何回ぐらいやっているのか私は確認したのです。何回だと思いますか、週ではなく、月でもない、2カ月に1回だそうです。― 92 ―2カ月の一遍で安全管理上の問題ではないと言えますか。要は、競技に参加する直前にタータンで練習させてどんと行くのです。普段はほかで練習やっているのです。だから私は危ないと言っているのです。例えば、アキレス腱とか、筋肉を考えても、教育長も昔スポーツでならした方ですからわかると思いますけれども、非常に危ないと思うのです。そういったけがに対する話、こういったものを防ぐ、先ほどどこかの国の総理大臣が人命が地球よりも重いなんて言ったという話もしましたけれども、まさしく人命が地球より重いということであれば、けがの延長線上に人命があるのだから、けがをさせてはいけない、上富良野中学校の生徒にけがをさせてはいけないと思うのです。これは予算をけちってはいけない、早急に導入するべきだと思います。例えば、野球部のバットが1本少ないとか、ボールが1個少ないとか、卓球台が一つ少ないとか、そうしたら順番待てばそこにはけがという話はありません。では、この陸上のタータントラックがないとけがにつながるのです、そこを考えると、やはり我々としては導入というものを真剣に考えてやらなければいけない。先ほども言いましたように、生徒は3年間と言いましたけれども、それもまさしくそうなのです。タータンがないまま3年間過ごしていくのです、これは日本の名だたる短距離の選手になる可能性ある生徒かもしれない、そういったところの芽を潰すことにもなっているのではないかなというように思うのです。だから、今、私が先ほどこの現状を言いましたよね、2カ月に一遍しかやっていないのだと、お金は1,500円もかかるのだと、これは計算してごらんなさい、1年間に幾らかかるか、お金は自腹で行っているのです。そういった10年もあればタータン買えるではないですか、そういったことを先に見込んで買ってあげるという等々、そういう考え方を私はほしいのです。安全管理上の全天候型の競技場はどこにあるかというお話で、いろいろお話ししましたけれども、何ヶ月やっているかというのも教育長も御存じなかった、だからそういう結論が出たと思うのですけれども、そういったことをいろいろと考えまして、また再考してほしいというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 教育長 北川雅一(教育長は2012年9月まで)

6番今村議員の御質問にお答えをしたいと思います。今村議員のお気持ちは十分にわかります。安全管理上のお話も十分に私も認識しているところでございます。陸上競技ばかりではなく、野球、バレー、いろいろ子供たちも、その安全管理上というのはやはりきちんと対応しなければならないという状況でございますので、そういう中でそのほかのクラブとの状況も考えながら対応していかなければならないというふうに考えてございます。月に2回という形でタータントラックの全天候型の陸上競技場に行っているというのも、事実そうかもしれません。でも、中学校において余りにも成績等ばかりではなく、あくまでも思春期時代、中学時代のやはり考え方、部活に対するいわば健康づくりですとか、そういういろいろな部分の過ごし方、精神力の強さを養うだとか、いろいろな部分も中学時代の部活動の生活もあるのかなというふうに私は思っています。成績もさることながら、そのところもやはり十分に部活動の意義を果たしていかなければならないというふうに思うところでございます。タータントラックの気持ちは十分に伝わってきておりますれども、ほかの部との関係もございますので、そういう状況の中から考えながら対応していきたいというふうに考えております。対応していくと言ったらやろうかという話になりますけれども、そういう状況踏まえながら子供たちに頑張っていただきたいというところが私の今の気持ちでございます。以上でございます。

再質問 6番 今村辰義

なかなか苦しいところ、わかったような感じがしないでもないのですけれど、町長の考え方は議長、聞いてよろしいですか。町長にも質問するように私は書いたのですけれども。安全管理上のお話です。先ほど2カ月に一遍ぐらいしか全天候型のグラウンドに行っていないとか、実態おわかりになったと思うのですけれども、そういったことを考えて、どうですか生徒のことを思い、タータンを導入するべきだと思うのですけれども。彼らはごく一部だと私、言われたことがある。すべてごく一部ではないですか、全生徒が何かの同じ部活や何かやっているのはまず何もない。一番、集まっている例えば野球部だとしても、彼らもごく一部なのです。ごく一部だから導入しないという話、私はないと思います。安全管理上のお話から、町長の見解をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 向山富夫(町長は2020年12月まで)

6番今村議員のタータントラック導入に対する御質問にお答えさせていただき― 93 ―ますが、私は町の責務として、その陸上短距離を志している子供たちの安全管理がタータントラックを用いることによって解消されると、それはそういう一面もあることは十分理解もできます。しかし、町の責務としては、すべての子供たちが、すべての活動の中において安全が確保されるということが、まず第一義でございまして、私といたしましては、上富良野町の子供たちのすべての子供たちがスポーツ活動によらず、あらゆる場面において安全に暮らして、学習が、あるいは学校生活が送れるような条件を整えていくことが町の責務だというふうに考えております。議員から御希望の思いが述べられておりますこういった事柄に関しましては、もちろん事情が許せばすべての子供たちに満足を与えることは理想でございましょうが、それは到底、かなうことは非常にハードルが高いと思っております。そういうことで、すべての上富良野の子供たちがあらゆる場面で安全に学習、学校生活を続けていけるような、そういう条件整備に最大限力を尽くしてまいりたいというふうに考えてございます。

出典:上富良野町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月14日 議事録 PDF(94ページ) 間違いを知らせる