上富良野町議会 平成19年第4回定例会 2007年12月17日
(1)附属機関委員の報酬について/(2)福祉灯油事業の緊急実施について
2007年12月17日、上富良野町議会の一般質問で、中村有秀議員が「附属機関委員の報酬について」「福祉灯油事業の緊急実施について」について質問し、町長 尾岸孝雄、保健福祉課長 岡崎光良が答弁しました。
- 質問者
- 中村有秀 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、保健福祉課長 岡崎光良
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 中村有秀
私は、さきの一般行政に質問通告ということで、2項目4点の申し出をしております。この点について質問をいたしたいと思います。まず、第1項目めは附属機関委員の報酬についてお伺いをいたしたいと思います。上富良野町には、条例で定める附属機関は22機関と専門委員等があります。上富良野町の行政各分野に、町民参加による開かれた町政推進に向けて設置されております。附属機関委員の報酬は、条例で次のように定めております。職務に従事する時間が4時間未満の場合は日額3,600円、職務に従事する時間が4時間以上の場合は日額6,200円となっております。附属機関の会議時間は、職務上の特性もあり、一律にできない部分もあることは承知をしておりますが、ここ3年間の会議時間を見ると、最短会議の時間は20分、最長会議の時間は2時間45分で、このことについて次の点をお伺いをいたします。(1)平成18年度の附属機関の各種委員の職務に従事する時間が4時間未満と4時間以上の別に、報酬支払いの延べ人員と支払額について明らかにしていただきたいと思います。(2)附属機関の会議時間の実態から、職務に従事する時間を1時間単位で支給か、または、最初は2時間で、その後1時間単位の支給と財政改革の削減策として実施すべきと考えるが、その点について町長の所見をお伺いいたしたいと思います。次に、2項目め、福祉灯油事業の緊急実施についてでございます。原油価格の高騰を理由に、平成19年12月1日から、灯油、ガソリンの卸価格が1リットル当たり6円から7円程度引き上げられ、小売価格の上げ幅は、灯油で1リットル当たり6円から8円、ガソリンで1リットル当たり5円から7円となってきております。それに伴い、生活関連物資等の値上がりが始まっており、第2次オイルショック直後の昭和58年1月以来の高値になりつつあります。今回の第4回定例町議会の各会計補正予算案に、需用費の燃料費で大きな額が計上されております。このことは寒冷地に住む町民にも影響が大きく、今後の生活への圧迫が目に見えております。上富良野町は、第1次オイルショック時の昭和49年ごろに、低所得者や母子家庭等を対象に、灯油購入費を助成する福祉灯油事業を道の補助を受けて実施をいたしました。道は、その後も福祉灯油として、事業費が100万円以上の市町村には費用の半分を補助してきたが、平成9年度の72市町村が実施をしたのがピークで、価格の安定や財政難から事業を廃止する市町村が相次ぎ、平成18年度は51市町村が実施、本年度は当初43市町村が行う予定であったが、11月の灯油急騰で新たに7自治体が応募し、50市町村が実施予定と報道されております。道は、事業費が20万円以上の市町村にも補助する要件緩和をし、12月4日に第3次募集を始めました。福祉灯油事業は、道より事業費の2分の1の補助があり、当町の生活弱者への支援策として緊急にその実施を強く求めるとともに、町長の決断を伺いたいと思います。まず、(1)道の第3次募集への申請についての考え方。(2)福祉灯油事業を実施予定であれば、事業実施月日、事業内容、対象者階層別世帯数についてお伺いいたします。以上でございます。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番中村議員の2項目の御質問にお答えいたします。まず1項目めの附属機関委員の報酬についての2点の御質問にお答えさせていただきます。附属機関委員の日額報酬につきましては、過去2回の見直しを経て、現在の4時間未満と4時間以上に区分し、それぞれの額については3,600円と6,200円となっているところであります。非常勤特別職の報酬は、有識者において、本職に従事する時間を割くことに対する補償的な意味合いと会議出席に対する補償としての位置づけ、また、労役提供に対する給与的な要素を兼ね合わせ持ったものであります。これらを総合して報酬額の適正を吟味していくものであると思っております。まず、1点目の平成18年度の附属機関の委員の報酬の支給状況についてでありますが、4時間未満は延べ234名で84万2,400円、4時間以上は1名で6,200円となっており、この内容につきましては、町執行機関主催会議のほかに、道内、― 21 ―管内、富良野圏域構成委員会議、研修会議、役員会、総会等を含んだものとなっております。次に、2点目の時間単位等支給単位の見直しについてでありますが、多くの市町村においては1回1日とする日額制をとっており、平成13年度の4時間を区切りに半日額を基本とする改定については、極めて先進的な取り組みであったものと自負をいたしているところであります。委員御提案の時間単位等による報酬額の設定については、労役提供に対する給与の性格が突出するものであり、十分な研究をもって臨む必要があるものと考えるものであります。したがいまして、今後の特別職報酬等審議会開催に際しては、そのあり方について参考とするために、委員の意見を求めるなどしたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、2項目めの福祉灯油事業の緊急実施についての御質問にお答えさせていただきます。原油価格の高騰などについては、議員御発言のとおりの実態にあります。また、原油高により生活関連物資等の値上げも見られますので、町といたしましては、さきの行政報告で申し上げましたように、高齢者世帯を初めひとり親世帯、障害者世帯の中で低所得者となる世帯を対象として、灯油などの燃料確保、あるいはそのほかの生活必需品の確保のために、該当する1世帯当たり1万円を地元商工会商品券をもって支援することとし、関連議案を上程しておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。なお、この事業の概要については、さきの議員協議会において資料により説明申し上げていますように、現時点では対象世帯500世帯程度と予測をいたしております。また、関係議案の御議決を得ましたら、できる限り早い時期に事業を実施するよう事務当局に指示をいたしております。この事業の財源は、財政の見通しから予算上、地域福祉基金としておりますが、北海道の補助や国の特別交付税についても可能な限り財政措置を受けられるよう、事務処理の万全を指示いたしているところであります。以上です。
再質問 9番 中村有秀
まず、再質問の前に、私の一般質問通告書に対する福祉灯油事業の緊急実施についてということで、私は2項目めに事業を実施する予定であれば、事業実施月日、事業内容、対象者階層別世帯数を明らかにしなさいと。今、町長の答弁では、議員協議会で資料を提出したからそれでいいというような、現実の問題、議員協議会は議長が招集して、これは議員必携の中でも明らかに、議員協議会はできるだけなくすようにと。言うなれば、本会議であれば傍聴者もいる、会議録も残る。しかし、議員協議会は聞きっ放しの言いっ放しの状態。恐らく理事者としては、意見調整という議員の意見を聞く大きな場だとは思いますけれども、基本的に我々議会運営委員会が昨年の1月に白糠、芽室へ行って、その中で向山委員長がこういう報告をしているのですよ。「議員協議会のあり方については、本町も定例会前に常態化した進め方は本会議の審議の形骸化のおそれがある」と。まさに、今、このことが出ているのです。ですから、今、あわせて(2)の項目について答弁を求めたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番中村議員の再質問にお答えさせていただきます。その件につきましては、議員皆さんで議論をしていただきたいと思います。このことを私のほうから議案協議会云々、このことについて是か非かということを申し上げるということにはなりません。議員御発言のとおり、議員協議会というのは非公式の会合でありますから、それは私としてはそういう対応の中でお願いをいたしますが、そのことについての是か非かについては議員の皆さんで議論をしていただかなければ、私としては結論を出せない。それともう一つは、御質問の中身につきましては、議員協議会で御説明を申し上げると同時に、議案として今提案させていただいております。議案の中で御審議をいただきたいということでありまして、決して議案提案の趣旨、内容につきまして御説明を申し上げないということではありません。担当課長のほうから御説明させます。
答弁 保健福祉課長 岡崎光良(保健福祉課長は2011年3月まで)
私のほうから、御質問の福祉灯油を実施する予定に関しまして、事業実施月日、事業内容、対象者階層別世帯数につきましての質問にお答え申し上げたいと思います。今定例会において補正予算を計上中ということで、町長からも申し上げましたように、その内容といたしましては、道の補助施策であります冬の高齢者等の生活支援事業という内容、趣旨に沿いまして補正予算を計上をしているところでございます。実施の年月日といたしましては、補正予算をお認めいただきました後に住民周知を図りまして、対象者の方に申請手続をしていただくよう広く周知をしてまいりたいと思います。― 22 ―事業内容につきましては、先ほど町長が申し上げましたように、町内商工会の商品券1万円を交付するという内容でございます。対象者の状況にありましては、高齢者世帯としまして、見込みでは317世帯、ひとり親世帯は88世帯、障害者世帯は94世帯の合わせまして499世帯というふうに予定をしているところでございます。以上です。
再質問 9番 中村有秀
まず、附属機関の報酬の関係です。ただいま町長の答弁で、平成18年度の附属機関委員報酬の支払い状況ということで、4時間未満は234名、84万2,400円、4時間以上は1名、6,200円ということでございます。それで、私は、町政の情報提供コーナーにある附属機関の会議録、これを平成17年度から19年度までの会議時間数を調査をいたしました。現実に会議録がきちっと残っている附属機関とないものと、始まる時間はあったけれども終わりの時間がないものとか、非常にさまざまな状況でございますけれども、一応調べた結果、1時間未満は28.6%、1時間から2時間未満が51.8%、2時間から3時間未満が19.6%という ことであります。したがって、一番短いのは20分で3,600円というようなことがあります。それは先ほど私が申し上げたように、それぞれ職務上の特性があるから一律にはできないということは理解をしております。したがって、この%を、私が一応提案をいたしました1時間単位にした場合どうなのかということについて若干試算をしてみました。そうすると、1時間未満は28.6%という ことで68名がおります。そうすると、これは6万1,200円。それから、1時間から2時間未満は51.8%で121名で21万7,800円。2時間から3時間ということになると19.6%、そうすると、トータル的に40万4,100円で済む。実際は、この支払いは84万8,600円というような形になっていきます。それから、最初を2時間にして、あとは1時間ずつと、こうやって試算をいたしましたら、トータル的に46万7,900円と。1時間単位でずっとやった場合は44万4,500円が削減される。それから、最初の2時間で1時間単位で加えるということにした場合、38万700円が削減をされるということでございます。したがって、私が今試算した内容について、まず町長の見解を再質問の1として出したいと思います。それから、再質問の2番目、町長は13年度に4時間を区切りに半日間と基本する改定は、極めて先進的な取り組みであったものと自負しているものであるという答弁であります。しかし、その段階では自負していたかもしれないけれども、今、私は美瑛を含めて調べたところ、富良野市は日額5,500円、半日額2,750円。美瑛町は4時間を超えて6,000円、4時間未満は4,000円。占冠は日額4,800円、3時間未満は定額の5割減ということで2,400円ということです。中富良野は日額6,000円、南富良野町は、会長、委員長は7,000円で、ほかの委員は6,000円ということになっています。だから、平成13年度にやったときは実質的に先進的なものということであったけれども、それぞれ自治体の関係で、財政的な状況からやはりそれだけ変化をしてきている。ですから、私はそういう関係で、町もこの関係についてやはり判断をしていかなければならないのではないかという気がいたします。したがって、4時間以上では上富良野町が一番高額なのです。4時間未満では富良野市が2,750円、占冠村が2,400円で上富良野町より低額な状況になっております。したがって、私は、町の行財政改革という観点からいくならば、これらについても再検討の必要があるのではないかという気がいたします。それから、再質問の3点目ですけれども、町長は今後、特別職報酬審議会開催の際には、そのあり方について参考とするため、委員の意見を求めるなどしたいという考え方を出されました。しかし、特別職報酬審議会の条例の第2条、所掌事項の中には、町長は議会議員の報酬の額並びに町長及び副町長の給与の額に関する条例を議会に提出しようとするときは、あらかじめ当該報酬等の額について審議会の意見を聞くものとするということでございますから、本来的にはこの附属機関の報酬等は特別職報酬審議会に聞くべき筋合いのものではないけれども、ただ、町長は参考のためにということは言っております。しかし、参考のためといっても、報酬審議会が自分たちの報酬を自分たちでどうするということは当然出てくるのです。ですから、特別職の報酬等の審議会ができたのは、議会や町がお手盛りで上げることを抑制するためにできた制度なのですよ。私も、かつては報酬審議委員でやったことがあります。ですから、審議委員みずからがこのことについて意見を求めるということは本来的にはおかしいのではないかということで、僕は基本的な考え方で、この点については報酬審議会等に参考のために― 23 ―とは言いながら、意見を聞く筋合いのものではないのかなという気がいたします。以上、附属機関等の関係について終わりたいと思います。それから、次に、福祉灯油事業の関係です。私は、新聞報道等が出て、11月の下旬から上川支庁なり役場の保健福祉課でいろいろ資料収集等をやってまいりました。現実に、12月4日開催の我々所管の厚生文教常任委員会の中では、それらしいことは言ったけれども具体的には全然出てきていなかったです。それであれば、上富良野町の課長会議なり、それから政策会議等の中でどうなっているかということで見たのですけれども、11月30日開催の11月定例課長会議の中では、これらのあれが一切ないのです。それで、一体どこでどのような形に決められて、町長が議員協議会で言った、12月12日に最終決断をした、その経過の報告をいただきたいと思います。それから、次に助成内容ということで、額面1万円の商工会の商品券を交付するということでございました。それで、これらの関係について、上川管内の実施状況ということで調査をしたところ、富良野市は平成18年から実施をしていて、実施方法は社協に市が助成、1世帯当たり現金で6,000円の給付額、予算は70万円。中富良野は平成4年から社協単位でやっていて、1世帯当たり6,714円で購入券、この予算は13万4,280円。美瑛町は昭和54年から町が現金給付、現金2万5,000円、予算額は172万5,000円。東神楽は昭和54年からやっていて、灯油200リットル、社協が引換券交付。上川町は昭和49年からやっていて、町が現金給付1万5,000円から2万5,000円、その予算額は21万5,000円。美深町も現金、それから、比布町も社協に町が助成して8,000円から1万2,000円というようなことでなされております。したがって、今度の大幅な高騰の中から、今、町で掌握している管内の実施の状況を承知している範囲で報告をいただきたいと思います。それから、次に、対象世帯の管内の比較の関係なのですが、ただいま申し上げた平成19年度の計画の管内市町村の状況からいくと、非常に上富良野町は金額が多いという関係、世帯数も多いというふうに私は判断をしています。一応499世帯で500万円という補正ということでございますが、それで、これらを世帯対象の規模が、基準がよそと比較してどういう状況になっているかということを、わかれば教えていただきたいと思います。それから、次に、商品券の灯油以外の利用についてということで話が出ております。道の平成19年度地域政策総合補助金の交付要綱の中に、高齢者等の冬の生活支援事業というのが28番目にあります。その内容の欄のイのところに、高齢者や障害者等の低所得の状況にある方々に燃料費を初めとする冬期間の増嵩経費に対する支援を行う事業ということになっているのです。ですから、私は、商品券でもいいよ、これが灯油ばかりでなくてほかでもいいよという理解をしているのですけれども、この要綱からいくと、その点の見解が灯油でないものに使われた場合どうかということもありますので、その点ちょっと再確認をいたしたいと思います。それから、次に、支援対象者に商品券の交付なのですが、受付からいろいろな作業等がありますけれども、それらのスケジュール、そして最終的にいつごろ商品券が、当然議会で予算が通っての話になってはきますけれども、そういうスケジュールはどのようになっているかということでお伺いをいたしたいと思います。それから、次に6点目の関係で、町長は、今、答弁の中で、北海道や国の特別交付税について可能な限り財政措置ということで、12月11日の新聞報道では、政府としては灯油支援500億円から600億円、政府の対策ポイント、6項目ありますけれども、その中の3番目に生活困窮者に対する灯油購入費助成など自治体が行う経費を特別交付税で措置をするということが言われております。したがって、それらについて新しい情報が入っていれば教えていただきたいと思います。それから、次に7番目なのですが、平成20年度以降の取り組み、言うなれば、ことしはこのまま高値安定になってしまえば、やはりそういう人たちの苦しみがあるということで、大体43町村ぐらいがそれらをずっと継続してきていますけれども、これらについて、もしそういう状況があればどう措置をしていくかということでお伺いをしたいと思います。以上でございます。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番中村議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、附属機関の委員の報酬関係でありますが、議員の御発言にありますように、条例につきましては私も承知いたしておりまして、常勤特別職、非常勤特別職、議員の皆さん方の報酬につきまして、報酬審議会の審議の過程を経るということでありまして、附属機関の委員につきましては含まれていないのは承知いたしております。ただ、我が町の過去からの通例といたしまして、報酬の常勤特別職並びに非常勤特別職、議員の皆さん方の報酬改正とともに、常に同一視しながら附属機関委員の報酬につきましても見直しをさせていただいているということであります。かといって、条例にないわけでありますから、それを保持しなければならないということではありませんが、今後の中で十分検討も加えながら対処していきたいなというふうに思っております。また、そういう中にありまして、いろいろなことにつきましては、私も行政執行上、多くの皆さん方から意見を聞きながら決断をさせていただいているということでありますから、報酬審議会の皆さん方に、条例にないから、あるいは自己の対応だからといって意見を聞くということにつきまして問題視はしておりません。どなたからもいろいろな意見をお聞きしたいというふうに思っておるところであります。また、報酬等の改正につきましては、さきに申し上げましたとおりでありますが、その中で私が自負いたしているというのは、報酬額を改正したことに対する自負をしているということではなくて、制度上、多くの自治体が1日単位で対応していたのを4時間単位として対応した、そして他の自治体の皆さん方も同じような形で改変されて今日来ているわけでありますが、そういう関係のことについて自負しているということでありまして、議員が御質問にありますように、もう既に他の自治体におきましては報酬の改正がなされておりまして、上富良野町の附属機関の委員の皆さん方の報酬よりも軽減化されているということは承知をいたしております。これらにつきましても、私としては、時期を見はからいながら改正をしていかなければならないという認識は持っておりますが、ここのみを先行して今までの通例から変えて対応していくのか、あるいは今日までの通例のように常勤特別職の部分も含めた改正の中で対応していくのか、そこらあたりは十分これから私としても判断をしていかなければならないというふうに認識をいたしておりますので、御理解をいただきたいと思います。それから、低所得者に対する生活支援対策について、7項目ほどの御質問を承りました。まず、1項目めの経過でありますが、さきにもお答えさせていただきましたように、11月29日に知事が緊急メッセージを発表いたしました。これを受けまして、私としては11月30日にこのことについて検討するようにということで指示をいたしました。その中身につきましては十分対応しておりませんでしたけれども、私としては財政的に今の一般会計予算からこの財源を捻出するのは難しいと承知をいたしておりましたので、これらにつきましては地域保健福祉基金の使途についても含めて検討するように指示をいたしたところであります。そして、明けて12月の3日、月曜日の日に、関係課長を集めましてこれらの内容について十分対応するようにということで、副町長を含めて指示をいたしました。そして翌日、所管委員会が開催されるということでありますので、その内容についてはまだ一つも確定していない、決まっていない状況でありましたが、所管委員会にはこういったことを取り上げていく、低所得者の生活支援対策を講じていきたい、今定例会に御提案させていただきたいということで、十分説明するように指示をいたしておりました。そういうことで、私としては、この内容はまだ確定しておりませんけれども、このことにつきまして、この制度を実施するということについて、所管委員会で説明をされたものというふうに認識をいたしているところでありまして、最終的には議員協議会の前の日に最終決定をし、戸数につきましても、また、所得の対応についても、また、総体的な経費についても、事業予算につきましても、最終的な対応を図って議案としてまとめ上げるまでの段階になったということでありますので、御理解を賜りたいと思います。次に、商品券の対応についての管内の状況、あるいは支給基準等につきましては、所管のほうから御説明させていただきたいと思います。4番目の商品券が道事業補助に対する対応についてどうかということでありますが、私といたしましては、さきにお答えさせていただきましたように、北海道の事業予算が最高限度額120万円、それの2分の1、総額で認められて60万円の補助金ということでありますが、これにつきましても、北海道は見直しをするのかどうかという細部につきましては、また、2次募集の中身につきましては、私もまだ十分掌握はいたしておりませんけれども、お答えさせていただきましたように、60万円といえども、適応・対応していただくように最大限善処して― 25 ―いきたいというふうにお答えさせていただきましたとおりであります。また、5番目の今後のスケジュールにつきましては、担当所管のほうから細部を説明させる予定でありますけれども、私といたしましては、議決をいただければ、早急に対処しなければ、雪が溶けてから対処するのでは間に合いませんので、一日も早くこの対応を図るようにということで指示をいたしているところでありますので、御理解をいただきたいと思います。次に、6番目の交付税云々につきましては、私どももこのことに対応してから、国のほうで特別交付税として見きわめていくということで、新聞報道等々で承知いたしたところでありますが、現在もいろいろな対応からこの情報を所管のほうに収集させておりますけれども、今まだ国の方向性が、総額ではこれぐらいの金額を特別交付税で対応したいというようなお話は新聞報道等々でお聞きしておりますけれども、この細部については十分承知をいたしておりません。まだ国のほうの方向が定まっていない。ただ、情報では北海道のほうから、どのような制度、自治体としてどのような形で対応するのかというような調査依頼は来ているようでありますので、そういった部分を含めながら、さきにもお答えさせていただきましたように、北海道の補助事業、また交付税の対応、特交の対応等々につきましては、十分その対応が図られるように努めてまいりたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。また、最後の御質問でありますが、今後、高値安定をした場合、町はどういう対応を考えるのかという御質問でありますが、このことにつきましては、さきにもこの事業の実施の目的につきまして御説明を申し上げておりますように、対前年度に比較して今冬期の燃料単価が極端な高騰をしている、差があるということで、急激な対応の中で冬期の生活に対する負担増が出てくると。そういう観点から、今回支援をしようということで決断をいたしたところでありまして、高値安定、常時このような単価になったから生活支援をするのではないということで御理解をいただきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 岡崎光良(保健福祉課長は2011年3月まで)
それでは、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。まず、管内の状況でございます。私どもも町長の指示を受けてから、管内の状況、富良野沿線の状況を調べて参考にしたということでございます。管内の状況といたしまして、先ほど中村議員からお話ありましたように、継続して実施というのは9市町村でございまして、富良野沿線では中富良野、富良野が引き続いて実施をするという形でございます。その後におきまして、私どもの押さえている状況でございますが、9市町村に加えまして、検討中、あるいはこれから検討するという市町村が、上富良野を加えまして8市町村であります。富良野沿線では、今まで実施をしていなかった上富良野もそうですが、南富良野、占冠村も実施をするという方向でございます。占冠におきましては、もう議決をされたということで新聞報道がありました。1軒当たり2万円、60万円の予定というふうに聞いております。南富良野町におきましても、1世帯当たり2万円で80戸分、160万円を計上する予定だというふうに聞いているところでございます。以上が管内の状況でございます。そこで、上富良野町が考えております商品券1万円でございますが、これにつきましては、管内的には参考となる例というのはなかったわけですけれども、道内的にはそういった形で実施する、商品券を交付するという形があるという情報が入っておりますので、それらも参考にしながら、そして、町長が申し上げております、灯油ばかりの値上げでなく、生活面の冬期の必需品が値上がり傾向であるということにかんがみまして、商品券というふうに考えているところでございます。そこで、3点目の上富良野町の予算規模は500万円という規模であります。他市町村と比較してどうなのかということでございます。他の市町村におきましては、単価的に2万円ということは先ほど申し上げたところですが、戸数的にはそんなに多くない状況にあります。対象者としては、町民税非課税世帯というふうに押さえているところが多いのですけれども、さらにその中から収入額を一定線引いて、一定額以内の方々というふうにしているところも参考にしながら、上富良野町として検討してきたわけであります。そこで、低所得者という定義でありますけれども、我々の考えといたしまして、ひとり暮らし、あるいは2人世帯の老人の方、それからひとり親、そして障害者世帯という中で一定の収入額、これを検討したのですが、生活保護基準で言います最低生活費の額の1.1倍以内の収入状況である方々というふうに考えております。具体的に言いますと、ひとり暮らし老人は93万円、老人2人世帯は140万円以内、ひとり親世帯は、例えば親1人、子1人の場合180万円であります。障害者世帯は、1人世帯は120万円、2人は170万円、3人以上は220万円という収入額を対象の範囲というふうに、― 26 ―それを上回る方は対象としないということであります。そこで、この対象者の把握に非常に時間がかかった経過がございます。申しおくれましたが、高齢者の方につきましては65歳以上ということで、2人世帯においてもということでありますが、高齢者においては介護保険の保険料を算定する折に、収入状況、それから町民税非課税の状況等がある程度把握できる資料がありますので、高齢者台帳等から65歳以上のひとり暮らし高齢者等を拾い出しますと1,200件 ほどですが、その中から対象となる方々の把握という作業につきまして非常に時間がかかった経過がございます。障害者世帯におきましても、身体障害者手帳所有者は300件を超える方々がおられますが、その中からそういった収入状況というのは、確実なところは課税状況におきましても非課税所得というのがありまして、非課税対象の収入、障害年金であるとか遺族年金等につきましては税務課でも資料がございません。ということで、500人という数字の中からも、あるいはそういった収入があるがために対象とならないという方も相当数いるものというふうに考えているところでございます。5点目の交付作業のスケジュールでございます。この議会で提案、補正予算につきましてお認めをいただいた後に、今からもう作業は進めているわけですけれども、広報の仕方としては12月25日発行の新年号に掲載をいたします。さらに、防災無線で周知をしてまいりたいというふうに考えております。厳寒期の生活の支援ということであります。期間的には1月から3月までの期間の生活の支援ということになりますけれども、できるだけ早くお渡ししたいということで、1月7日以降の受付ですけれども、一月間の受付期間の中で、はっきり対象とわかる方については随時お渡しをするようにしてまいりたいというふうに考えております。また、たまたま知らなかったというようなことで、1月を過ぎた場合においても、申請手続をした上で随時受け付けたい、対象とされる方にはお渡ししていくようにしたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 9番 中村有秀
附属機関の報酬の関係については、町長の言うように、実施されたときは先進的な役割を果たして、他の市町村への影響もあったかなということは私も理解をしております。しかし、現実にこういう形で上富良野のレベルの関係ということで、町長言うようにそれぞれ性格が、報酬的な性格、それから時間的な給与的な性格、それから、自分の仕事を持ってその合間に来るという、いろいろなものがあろうかと思います。ただ、私は、今まで2期8年の経過の中で、医者の研修手当の問題だとか、それから納税組合の奨励金の問題だとか、議員の報酬の改選時期の日割問題だとか、いろいろな形で取り組んで一定の改善等がされております。したがって、僕は今回、この問題を緻密に計算していった場合、やはりアンバランスがあるなと。そうすれば、ある面で、例えば富良野で会議をする、中富良野の人も行く、富良野も、それから南富、占冠も来るということなると、できれば同じような報酬のほうがいいのかなということになれば、ある面で広域連合でひとつ、その町の財政状況もありますけれども、その点について考えてはどうかということで提議を申し上げたいと思います。それから、次に福祉灯油の関係でございます。今、町長の言うように11月29日に知事の発表があった。30日に担当者に指示ということで、非常に時間的な余裕がない中で短期間に決断をしていただいたということについては、非常に感謝を申し上げるし、また、町のそういう対象者の皆さん方が、上富良野はどうなのかなということに対しての決断を非常に喜んでおります。したがって、これは先ほど町長とか担当課長も言ったように、早急に対応して、この支給の速やかなる措置をしていただくようにお願いを申し上げたいと思います。それからもう1点、美瑛町が2万5,000円で172万5,000円、そうすると、人数にすれば69人分なのです。大体うちと人口的には似ている関係で、それから、士別市は1万5,600円で163万8,000円ということで、これは293人分ぐらいなのかなという気がするのです。そうすると、うちの499人中その状況は、非常に対象者がふえて町のそういう立場の人たちが喜ばれることはいいのですけれども、その点がどう判断をしたらいいのか。逆に、今、士別も美瑛もまたふやすかもしれませんけれども、その点で担当のほうでどう考えておられるかということをお聞きをいたしたいと思います。それから、平成20年度以降このままの状態ということで、どうなのだということでございました。平成18年度は51市町村、平成19年度は50から70、80、言うならば道の市町村関係の半分以上はいくのかなという気がするのです。うちの町も以前やっていてやめた経過があります。しかし、これを継続している市町村もあるわけですから、場合― 27 ―によっては対象者の所得等、いろいろな関係等を若干下げてでも継続している市町村があるわけだから、その点の考えはないかどうかということで、以上、お伺いをいたしたいと思います。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番中村議員の再々質問にお答えさせていただきます。まず、附属機関の委員の報酬につきましては、さきに述べたとおりでありますが、議員の御意見にもありますように、これからの広域行政の推進に当たって、例えば施設の利用等々につきましても、各住民が同じ条件で利用できるようにというようなことも含めて考慮しているわけでありますから、こういった部分につきましても、対応できるものは広域の中で検討を加えていくということについては、私もそうあるべきだなというふうに認識はいたしております。ただ、これらのものにつきましては、議員も御懸念のように、それぞれの財政状況、それぞれの地域状況等々がございますので、必ずしも一致できるかどうかは別として、今後の課題として対応していかなければならないというふうに思っているところであります。それから、次の生活支援の対応につきまして、他の自治体との比較でありますが、私も議員が御懸念のとおり、我が町におきましては非常に戸数が多いことによって、たとえ1万円といえども金額が大きく張ると。他の自治体の状況を見ますと、戸数も少ないし総額予算も少ないということで、今、担当のほうにも調べてみるようにはお話を申し上げておるところでありますが、今のところは我が町のこの生活支援対策を講ずるということで多忙を極めているようでありますので、まだ十分な報告は受けておりませんけれども、この調子でいくと我が町の低所得者戸数が非常に多いのかなと。500戸といいますと、我が町の戸数の1割近くが低所得者、言うならば1.1倍の基準の世帯が非常に多いという認識を再認識いたしておりまして、これらの部分につきましても、他の自治体等の状況をもう少し私自身も掌握したいなというふうに思っているところであります。また、今後の対応につきましての御質問もございました。今後の対応につきましては、さきにもお答えさせていただきましたように、この事業の目的は極度な高騰による急変が生じたから対応するということであります。継続につきましては、我が町はしていないということでありますが、御案内のとおり、他の自治体でもやっておりますのは社会福祉協議会が中心としてやっていると。我が町も社会福祉協議会が毎年、年末募金を対応しながら、そういった家庭に対する支援を、表向きは出ておりませんけれども、社会福祉協議会の皆さん方の御苦労で対処させていただいているということでありますから、今後につきましてはそういった部分も含めながら、我が町のはそういったことで表に出ておりませんけれども、富良野市にしろ他の自治体は社会福祉協議会に、町として、行政として、ある応分の対応を図りながら共同で対応しているというようなことも情報として聞いておりますので、今後につきましてはそういったことを含めながら検討してまいりたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。