みんなの議会

上富良野町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月21日

(1)上富良野ブランドおよび起業化に対しての支援策について/(2)新たな広告収入策について/(3)上富良野高校の活性化支援について

2005年6月21日、上富良野町議会の一般質問で、金子益三議員が「上富良野ブランドおよび起業化に対しての支援策について」「新たな広告収入策について」「上富良野高校の活性化支援について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆が答弁しました。

質問者
金子益三 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 12番 金子益三

私は、さきに通告しておりました3点について、町長並びに教育長の所信をお伺いいたします。初めに、上富良野ブランド及び起業化に対しての支援策についてでございます。昨今、上富良野ブランドになりかけている「上富良野餃子」の本格的な全国区へのブランド化に向けた運動が行なわれている様子が新聞等の報道がなされています。昨年、JAふらの上富良野支所で行われました地産地消でも紹介された、地養豚の豚肉、野菜もすべて上富良野産、また、皮の小麦粉に至るまでオール上富良野産の原材料を使った純粋の上富良野製品であることは御承知と思います。今、この「上富良野餃子」は「神龍」と言われるお店が札幌を中心として現在全国に販売の展開を図っております。この「上富良野餃子」は現在、材料だけを上富良野から調達して、札幌で製造販売、一部上富良野の飲食店においても販売はされておりますが、そういった現状でございます。ぜひ上富良野で製造から販売までをしたいとの希望の声が上がっているのも現状です。そこで、上富良野の農産物、豚肉を食材として加工食品の上富良野ブランド創出のためにも、町としても支援策を講じることができないのか。もちろん行政が一つの企業だけを支援することはあり得ませんが、行政が得意とする分野の支援策はとるべきと考えますが、いかがでしょうか。例えば、新産業創出支援事業、ソフトランディング事業などの有利な補助事業に採択されるべく行政としてのバックアップ、また上川支庁、北海道などが進める食のブランドづくり事業などとの提携など、行政ならではの支援が必要と考える。また、商業振興条例の時限立法を迎え、新規の採択はなく、企業振興措置条例の適用外のような小規模の場合などに一定期間の税の免除など、起業化しやすいよう、条件整備の支援はできるはずである。すべてを行政に任せて起業化をするものではないので、やる気のある町内の生産者、商業者等の若者たちのためにも、さらには、ここ上富良野産の安全でおいしい地養豚タイディーポークの消費拡大、「旬ちゃん」に代表される有機野菜生産グループの今後における自主自立のきっかけづくりにもつながり、北海道が推進する産消協働の食育などの地域資源の理解を促す取り組みや、自然・伝統・文化など地域資源を磨き、付加価値を高める地域づくりにつながる行動とも整合性があり、重要なこととも考えるが、理事者の所信をお伺いいたします。2点目でございます。新たな広告収入策について。16年度から町広報お知らせ版に町内企業の広告を募集した経緯がありました。なかなか経済的に厳しい昨今、企業の募集が難しい様子であったようです。そこで、新たな町の広告収入として、現在使われているごみ袋に企業広告を募集してはいかがか。これから作成するごみ袋に町内の企業から枚数契約等で広告費として募集する考えはないのか、お伺いいたします。3点目は、教育長でございます。上富良野高校の活性化支援についてお伺いいたします。現在、さまざまな社会環境などの要因により少子化が進んでおります。当町にある北海道立上富良野高等学校の生徒の減少による間口減の問題が心配されています。さらに、ことし春より道立高等学校通学域の再編により、上川南学区になった、子供たちがより高い教育を受ける機会がふえたということは非常に喜ばしいことでありますが、しかし、その反面、多くの児童生徒が、旭川を初めとする町外に流― 22 ―出することも懸念されます。この間、上富良野高校においては、さまざまな学習要綱の取り入れ、また、特色ある学校づくりなど、さまざまな対応を図っておりますが、なかなか追いついていかないのが現状のようであります。そこで、鵡川高校の野球、旭川南高校の柔道に代表されるよう、ほかの高校にひけをとらないスポーツの強化による生徒数増員への具体的支援策を図る方策はとれないのか、お伺いいたします。それには、まず指導者の確保が大切な要因と考られます。現在上富良野に在住している自衛官退職者など、スポーツに対してすぐれた指導力を持っている人材を上富良野高校の部活動の指導者として地域の協力体制がとれるように、行政としても応援ができないのか。今、一例ではございますが、当町は十勝岳という、北海道で最初に雪が積もり、また最後まで雪が残るという、すばらしいウインタースポーツの環境が整った町でございます。加えて陸上自衛隊上富良野駐屯地があり、クロスカントリーなどの練習や競技も行われております。このようなすぐれた環境を生かして、地域の活性化のためにも、上富良野高校に優秀なクロスカントリーの指導者を町で雇いながら、高等学校のクラブ活動に派遣できる体制などが図れないのか。厳しい財政状況の現状は理解いたしますが、スポーツなどの特色のある校風になれば、ほかの市町村からも生徒の受験も考えられ、生徒数の減少に歯どめがかかり、ひいては、さまざまな生徒の学習意欲向上、クラブ活動の活性化など、現在の生徒たちにとってもよい方向に進むことも期待されます。長岡藩参事の小林虎三郎が唱えた「米百俵の精神」のように教育というのは国家百年の計であります。長い目で見ていただきながら、ぜひ上富良野高等学校の活性化のために、町の将来のためにも、どのようにお考えなのか、所信をお伺いいたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

12番金子議員の3項目の御質問にお答えさせていただきます。まず、1点目、上富良野ブランド及び起業化に対しての支援策についてでありますが、議員のお話のように、上富良野産豚肉、野菜等を用いた餃子の販売を札幌を中心として全国展開を行っていることは、新聞報道などで承知しているところであります。「上富良野餃子」については、上富良野から食材だけを調達するにとどまっており、将来的には、製造から販売まで上富良野で手がけたいとの希望もあると聞き及んでおります。このことは豚肉を初めとする餃子の食材だけではなく、他の農畜産物にも経済波及効果をもたらすものと期待をいたしております。地域としてのブランド化、上富良野の町おこしの一つにつながるものと考えているところであります。起業化に対する支援については、起業化に取り組む企業が、国、道の補助事業採択に向けて取り組む場合は、企業の自主自立を尊重し、町としても当該補助事業の採択が容易に運ぶよう側面的な支援、またはバックアップ可能な支援を行ってまいりたいと思っております。ただ、税の免除については、投資の客体が税の対象客体となるのかどうかが課題もあり、なり得る場合には税の免除も考慮することも可能と考えております。近年、食の安全、安心が環境負荷に対する関心が高まっている中で、道内においても地方公共団体、民間企業、民間団体、市民等による地産地消、道産材活用など、地域で生産されたものを地域で消費、活用する地域内循環型の経済活動を推進する産消協働という運動が提唱され展開中でもあります。これらの趣旨に沿って、起業を進める企業に対しては、町の経済活動の活性化及び振興発展につながっていくものと考えておりますので、この中で行政として支援できるものについては支援してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、2点目の新たな町の広告収入に関する御質問にお答えさせていただきます。まず、町広報及びお知らせ版の広告については、16年度実績として、7事業所、10コマの掲載があったところであります。議員の御意見のとおり、残念ながら今後も広告希望が大きく増加するとは思われません。質問のごみ袋に対する広告の募集についてでありますが、ごみ袋には非資源化物としてのごみ処理手数料をお支払いいただく証紙としてのごみ袋と、資― 23 ―源化物としての指定のデザインの袋代を負担していただくごみ袋の2種類に分けられております。このうち非資源化ごみ袋は町が発注管理しており、ごみ袋の中身が容易に見えることができる程度に広告を入れることは可能であります。新たな収入を得る方策として、実現に向け前向きに検討させていただきますので、御理解を賜りたいと存じます。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

12番金子議員3点目の上富良野高等学校の活性化支援についての御質問にお答えをさせていただきます。我が国の少子化傾向はますます加速し、昭和63年から平成19年度までの約20年間において、北海道の中学校卒業生の推計では約9万2,200人が5万3,600人、実数では3万8,600人の60%弱になると予測されているところであります。このことから公立の高等学校、私立の高等学校ともそれぞれが生き残り策を模索し、それぞれの高等学校が特色ある学校づくりを進め、懸命に生徒確保に奔走している状況にあります。このような状況にあることから、教育委員会においては、上富良野高等学校に対し、平成12年度より上富良野高等学校振興計画をもとに、入学準備金や修学資金制度の創設を行い、特色ある学校づくりへの支援を進めてきているところであります。議員の御質問にありますように、他の高校に引けをとらないスポーツによる特色づくりを進め、他市町村からの通学生をふやすことも生徒確保の一つの方法であると認識をしていますので、上富良野高等学校とも十分協議をしてまいりたいと考えているところであります。平成18年度におきましては、道の公立高等学校適正配置案によると、上富良野高等学校の間口調整はないとの発表があり、一安心をしているところでありますが、本町の中学生の卒業者数からすると、今後ますます上富良野高等学校の生徒確保は厳しくなるものと推測されます。学校現場や中学生自身、そして中学生の保護者の意見等も十分把握した中で、早急にできることから支援策を講じ、上富良野高等学校の活性化が進展する施策を講じてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

再質問 12番 金子益三

再質問いたします。まず、1点目、上富良野の起業のブランド化についてでございますが、お答えの中にありましたように、行政としてもこのブランド化による上富良野のイメージアップ、また農畜産物の消費拡大、産業振興などの経済波及効果等々のメリットの大きさは、御理解していただいたことと私も判断させていただきます。実際、この製品というか商品の開発から現在に至るまでは2年半以上という長い実績をかけてここまで来ております。この間、町としましても、JAふらの上富良野支所の職員の方、また町職員の方、多くの方が支えてきていただきました。農家の農作物をつくる皆さんの思い、また、地養豚を育てていく畜産の方の努力、さらには先ほども申したとおり町職員、JAの職員、また、上富良野町の若者たちのPR事業などの努力によってここまで来たものだと思います。言いかえますと、最高のトレーサビリティーが確立された商品であるということと言っても過言ではないと思います。このように、せっかく全国的に有名になってきたオール上富良野産の「上富良野餃子」も上富良野で生産がされなくては、いわゆるにせものというものに残念ながら相なってしまいます。現段階においても上富良野産の「上富良野餃子」であるのに、なぜ札幌で販売をしているのだ、なぜ札幌で生産をしているのだという消費者からの問い合わせも来ているのが現状であります。残念ながら、そのようになっていけば、せっかく3年近い年月をかけて育ててきて、やっと今こうして芽が出てきた上富良野ブランドの種というものも、実を結ばずに枯れていってしまうのが現況になっていくのではないかというおそれもあるわけです。いわゆる企業もそうですし、それを支える周りの人もそうなのですけれども、できることというのは当然自分たちの努力で操業を始めていきます。しかし、個人ではなかなか難しい部分というのを、ぜひここはやはり行政がインキュベーターとなって、この起業化の推進の役割を果たしていくべきだと思います。私の友人で、道東の方で新しい食文化の構築ということで、新聞報道でも皆さん御承知のとおりかと思いますけれども、エゾシカの肉を再利用いたしましてエゾシカバーガーという新しい食品をつくり出した仲間もおりまして、それらも非常に行政の後押しというか推進が大きな力にあったということも現状で伺っております。ですから、これは仮に一例なのでございますが、こちらの「上富良野餃子」のいわゆる製作に当たり、本場中国の天津市の職人を呼んで、本当のおいしい食材を本物の職人によってすばらしい製品化にすると、そういった構想のときに、実はやはり、外国からの労働者のビザの取得というのは非常に大きな壁になっていくわけでございます。そういった部分を、当然賃金の支払いなどは― 24 ―企業が行うべきものではございますが、そういう行政の後押しがあってこそ、さまざまな大きな問題というものがクリアされていくわけでありますから、ビザに限らず、そういうところを行政がきちんと支援してあげたりすることによって円滑に行われます。販売なども、やはり物産展等々、道内外多く出向いていくわけです。そういった費用などはもちろん自分たちで賄っていくものでありますが、やはり人手に関しても、せっかくこういった上富良野を代表する媒体であれば町職員が一緒にサポートに行って、町のPRを兼ねて手伝ってあげたりとか、そういう側面のお手伝い、また、町ぐるみで食について考えるフォーラムを開くとか、いわゆる豚肉といえば上富良野だよねと、そういう全国区に持っていったり、富良野地方に来たときの、食といえばやはりここ上富良野だよねという、そういったブランドを想像するような町の姿勢があれば、上富良野の農畜産物の販路拡大のみならず、このように富良野地方に訪れている観光客がいろいろ通過するだけではなく、上富良町内に立ち寄っておいしい食べ物を食べていこうと、そういった消費の拡大にもどんどんつながっていきます。実は、ことしの夏からなのですけれども、商工会青年部が北海道の補助金の事業といたしまして、上川管内のホームページを活用いたしまして、ビーツーシーサイトを構築いたします。いわゆる上川管内の特産品をインターネットを使って全国に販路拡大をしていこうという事業でありますが、その中の事業にも、当然この上富良野を代表する食材を使った「上富良野餃子」というのはPRをしていくことになっております。民間レベルでもこういった上富良野のブランド化を盛り上げていこうというのが非常に高くなっているこの中、地場産品として富良野産というだけで全国的に知れ渡る効果というのは非常に大きいわけですね。行政としても、その地場産品PRに、より一層の力をかけるべくことが重要なことと考えますので、今後町として具体的にどのような支援策を考えられているのか、お伺いさせていただきたいと思います。また、具体的に上がってきた事業に関して、それらをきちっと精査した上で採択していただけるのかどうかを、改めてお伺いしたいと思います。2点目のごみ袋の件に関しましては、企業がごみ袋に、自治体で有料化しているごみ袋に企業広告を載せるというのは、実は九州地方の自治体で現在実際行われております。ごみ収集日の毎朝、町内のあちこちで企業の広告が住民や主婦の目につくということで、非常に成果が大きくあらわれているということも聞いております。できるだけ早い時期に、これら企業広告が導入されることをしていただきたいということと、やはり当然中の分別されることが見えるということは非常に大きな必要なことではありますが、やっぱりせっかくお金を出す企業側としても、ある程度のその効果ができるほどの大きさの確保というものに留意をして実現化していただきたいと思います。決まったロット単位で企業に広告費を募集して印刷すればよいだけのことですから、具体的にいつごろ導入を目安にするのかということも明確に御答弁いただきたいなと思うことと、できれば、これ目的収入としてすることはできないかなと考えます。町長いつもおっしゃられているように、この上富良野圏域ごみの処理料というのは、だんだん大きな問題となっていきまして、これらを住民に対して一部負担をしていただいているというのが現状でございます。このごみ袋に関して、上がった収入がほかのところに使われるというよりは、やはりそういったきちっと目的を明確にして、少しでもこのごみ処理費用が増大していく中、地域住民の負担の軽減につながるよう使っていただきたいなと、あわせて御提言させていただきます。3点目の上富良野高校の支援のところでございますが、若干私の質問に対して答弁されていないような嫌いがございましたので、改めて問いたださせていただきますが、いわゆる少子化の数字というのは改めて私言われなくても、全国的傾向として社会問題であるということも十分認識しておりますし、先ほどおっしゃっていただいた18年度の上富良野高校の間口調整が行われなかったということも聞いてはおりますが、それで安心するのでなく、やはり具体的な方策を今のうちから講じておかなければ、近い将来取り返しがつかなくなるということは、まさに火を見るよりも確かなことでありますね。答弁にもありましたように、できることから早急に支援策を講じ云々とありましたが、それらが実際、何なのかというのが全く見えてきませんので、さきにも私、質問の中にもありましたけれども、教育というのはすぐに効果があらわれる、そんな特効薬というのはあるわけないのですよね。やはり地道なものが少しずつ積み重ねて、その努力が長い期間培われて初めて成果としてあらわれるものが教育なのでございます。取り組むことを先延ばしにしたのであれば、当然その成果があらわれるというのも、おくれていくということはもう当たり前でございますから、そういったものは何なのかというのをきちっと明確にしていただきたいと思います。もちろんスポーツ振興が、それがすべてでないということも重々私も理解はいたしますが、しかしな― 25 ―がら、スポーツを通じて養われた健全な体には健全な精神が宿るのです。そのことが学業や就職に必ず役に立つということもありますし、また加えて、上富良野高校の教職員の皆様も、上富良野高校のオンリーワン政策に向けて一生懸命意見を唱えているのが現況でございますね。親御さんにとっても、もちろん自分のお子様の将来に関する目標や夢などを明確に示すことができるためにもなりますし、ひいては生徒自身の学校生活の生きがいややりがいなどを持てる学校づくりの方策というものを非常に具体的に、早急に示さなくてはいけないと強く考えております。スポーツのことに関しましては、事実、今まで和寒高校ですとか音威子府さんあたりに、うちの町からスポーツの特性を求めて入学された生徒さんもいらっしゃるというのが現状でありますし、今後すぐれたそういったお子さんの人材が町内に残っていただき、また加えて町外からもそういったすばらしい生徒の流入を図ることのためにも、特色を持たせるべきで、それらに対して行政が何を支援して、惜しみなく力を注ぐべきでないかと、このように私思います。先ほどの質問と重なって申しわけございませんが、上富良野は、この町は、気候や風土から、特に冬のスポーツに関しては恵まれた環境であって、加えて申しますが、駐屯地という特殊な、非常にスポーツに特化した団体がこの町にいらっしゃいますし、隊員の皆様とともにそういったスポーツに触れていくというのが本当の子供たちにとってのまちづくりでもあるし、町として学校にかかわっていく大きなことであると思います。一緒に地域住民が生徒と心を触れ合っていくという大切さのためにも、こういった取り組みというのは早急に行うべきと私は考えますし大事なことだと思います。昨今の新聞でもありましたとおり、例えば風連高校は今まで海外へ修学旅行なども行っておりましたが、生徒たちにアンケートをとって、そうではなく、やはり資格試験のための補助金を出していくと。本当に生徒の立場に立った取り組みがなされております。できることから早急にと教育長が答弁されているのであれば、それが何なのか具体的に教えていただきたいと。それと加えまして、私は先ほど申しておりますスポーツ振興による支援の考え方が、あるのかないのかだけをまず再質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

12番金子議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、起業化対策の件でありますけれども、議員、熱い気持ちを語っていただきましたが、そのことにつきましては私もそのとおりであるなというふうに認識いたしております。基本的に起業対策につきましては、町といたしましては、いつも申し上げておりますように、民の皆さん方がその対応を図る中で、行政に対して何を要望し、何を期待しているのかということが対応が明確になることによって、行政はそのできる限りの対応の中で支援を考えていかなければならないなというふうに思っておりますので、支援策はどのように考えておるかということにつきましては、それぞれのケース・バイ・ケースで、民が行政に期待することというのは変わってくるであろうと。その民が期待することに対して行政ができる限りの支援をしていくということは、その都度対応を考えていかなければならないなというふうに思っておるところであります。また、「上富良野餃子」のこの件になりますと、確かにおっしゃるとおり地元で地産地消と促進と地元で生産販売をしていくというような希望を持たれているということは、私も「上富良野餃子」の御本人の方と二度ほどお会いして、いろいろなお話を、またこの「上富良野餃子」にかける熱い思いも語っていただいておるところでありまして、これらにつきましても行政としてできる支援につきましては、当然にして対処していこうというふうに思っておりますし、また新たな対応展開の中で、先ほどもお答えさせていただきましたように、国や道に対してのいろいろな施策の展開に対する行政としての役割を果たして、町の行政としての役割を果たしていきたいというふうに思っております。また、加えて、第1次産業の農業の推進というようなことからも考えますと、地産地消の対応の中では、当然にして行政だけでなくてJA農協さんとの連携ということが必要であります。そういったことも含めながらJAさんとの連携を十二分に図りつつ、これらの支援策を講じていく、また起業の部分については、これは商工業という立場でありますので、これらにつきましては、また商工会とも十分な調整を図りながら、行政としての対応を進めていきたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、ごみ袋の広告でありますが、先ほどもお答えさせていただきましたように、町は非常に厳しい財政状況というようなことから町広報誌にも対応したように、御提言賜りましたごみ袋につきましても、その広告の対応につきまして取り組んでいきたいというふうに思っておりますが、時期はいつごろかと、今製造してあります部分につきましては、これがなくなって新しく作成する段階で、その対処を― 26 ―していきたいなというふうに思っておりますし、私といたしましては、議員からこの御質問をいただいたということの中で、また町として対応しております各地域に発送いたします封筒等においても、そういった部分が対処できないかというようなことで、検討するように指示をいたしております。そういったことで御理解を賜りたいと思います。その広告収入を目的としてごみ処理対応の中で使用するかどうかにつきましては、そういう方向に、それに使用するつもりでおりますが、基本的には一般財源化していくという形の中で、それらの部分も当然にして、今、町はごみの使用料にしては、経費の3分の1相当分を今御負担をいただいていると、そういう中にありまして、今後これらの収入も含めた中で、今行革で見直そうとしております2分の1御負担に対応していく中では、それらの収入は当然カウントされた中での対応がしていくべきであるというふうに思っております。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

12番金子議員の御質問にお答えをさせていただきます。上高の存続につきましては、本当に厳しい状況があるということで、我々といたしましても認識をしているところであります。この上富良野高等学校が置かれている状況が厳しいことに伴いまして、やはり上富良野高等学校が特色ある学校づくりを進めていかなければならないということは、議員と同じ考え方であります。その中で、今、上富良野高等学校が行っている状況といたしましては、やはり今までは二間口で生徒数やなんかも非常に少なくて、またクラブ活動やなんかも、非常に対外的な試合やなんかにも出れるようなクラブ活動がなかったと。しかしながら、ことしからは野球のクラブもできたり、またバスケットボール、それからバドミントン、また文化面やなんかにおきましても、書道やなんかで非常に、普通の高等学校であれば当然今までもあったようなクラブ活動が展開されてきて、その中で対外試合やなんかもやられているということになっています。その中で、やはりこういうクラブ活動やなんかがあることによって、生徒たちがたくさん集まっていただけるのかなというふうに我々としても考えているところであります。その上で、本当にこれから、さらに上富良野高等学校がどういう特色をつけるのか、その中で、今、金子議員から御意見を賜りましたスポーツ、クロスカントリーだとか、また野球だとか、それからまた学業も文化もそうだと思いますが、やはりそういうものをどう取り入れて、さらに特色あるものをつくっていくのか、そこら辺は高等学校とも我々とも模索しているところであります。なお、この上富良野高等学校の特色づくりのためには、上富良野高等学校教育振興会ということで町からも助成をさせていただき、その特色ある学校づくりに今邁進をしているところでありますので、ただ、今スポーツの、では、野球に向かっていくのかどうなのかということにつきましては、さらに時間がというか、やはりそれに至るまでの土壌が必要というふうに考えております。そこで、当然高等学校とも、また教職員の方々とも、振興会とも協議しながら進めていかざるを得ないというふうに考えているところであります。

再質問 12番 金子益三

先ほどの町長の方の起業の方に関しましては、さまざまな町としてのそのインキュベーションが行われるものと判断させていただくというか、先ほどそのような、できるところは行政としてできるというところで、今後そういったものをやはりどんどんPRという事業もしていくべきと考えます。さまざまな支援方法がある中で、やはり行政ならではというところを伸ばしていただきたいと思いますし、御理解賜ったものと判断します。ごみ袋に関しては、ちょっと後半、目的収入されるのかどうかというところはちょっとわかりづらかったものですから、もう一度聞きたかったのですけれども、一般財源化してそのプールされるものなのか、それとも、そこで上がってきたものはごみの処理費に使われるのかを、もうひとつはっきりしてほしいなと。なぜかと言うと、企業側としても私の広告によってというのは、ちょっとおこがましい話かもしれませんけれども、その方がより募集もしやすいのかなというふうに考えるものですから、ちょっとその辺を、一般財源化してプールして、さまざまな先ほど言った封筒等の印刷物に関する広告料と一緒にして、いろいろなかかるものに使うのか、それともごみ袋で上がった収入はごみの処理費にするのかというところを、もう一度明確に教えていただきたいなと思います。もう1点、3点目のところなのですけれども、ちょっと教育長のおっしゃることも私も本当にそのとおりだなとつくづく思いますし、教育というのは多岐にわたっているという先ほどの委員会の報告のとおり、何という切り口はないのも理解いたしますけれども、なぜ私がクロスカントリーがいいのかなという御提言をさせていただいたかには、御承知のとおり、上富良野町と美瑛の望岳台を結ぶ、冬期間― 27 ―閉鎖されているあそこの吹上温泉に行く通路というものを、第2戦車連隊の隊員の方が、現在あそこをコース整備をされて日々訓練や体力づくりに頑張っていらっしゃいますよね。そういった上富良野の特色というか、そういう風土がたまたまありますし、銃剣道も含めてでしょうし、そういった現状を、もしこれでインターハイ選手などが長い時間かけて、そこから、上富良野高校から生まれるようなことがありましたら、本当にすばらしいことになって上富良野高校の活性化につながっていくのではないかなと、そのきっかけづくりをやはり振興会の方と、それから高校の人とも十分深めていく中において、やはり行政としての後押しの部分も重要なことと私考えますので、その点教育長のお考えを再度お伺いいたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

12番金子議員の再々質問にお答えさせていただきます。起業につきましては御理解いただいたと。町といたしましても最善の努力をしていきたいと思います。ごみ袋の件でありますけれども、御案内のとおり、このごみ処理につきましては特別会計で処理するわけでなくて一般会計で処理しております。1円たりとも収入については歳入の中で計上して支出で対応していくということが基本であります。ですから、袋代を作成するに当たりまして、例えば10円かかると、そうしたら広告料で1円見れるわと、そうしたら9円でいいよということになりますと、その作成についてはその広告料を当然にして作成費に充当していくと。しかし、歳入は一般会計の中で歳入として計上していきますよと。ですから、その収入の分はごみ袋をつくるための経費として充当しますよということでありますので、御理解いただきたい。広告代の収入を見ないで袋代が9円ですという処理は、これ100%できませんので、会計上は。ですから、必ず歳入は歳入として計上し、それをごみの袋の製造に充当していくという意味であります。

答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)

金子議員の御質問にお答えをさせていただきます。今、クロスカントリーの話が出ましたので、クロスカントリー、確かに上富良野町でゲレンデスキーやなんかとか、そういうことを見ますとクロスカントリーということは非常に特色づける形になろうかなと思っています。また、我が町の特徴であります、非常に高いところにそういう場所があるというようなことで、シーズン初めから、そしてシーズンの一番最後にも利用できる、これは全国的にも注目を浴びるところだと思います。ただ、今高等学校の特色あるという観点で話をさせていただければ、やはり学校自身が本当にそういう気持ちがあるのかどうか、また行政としての後押しをしていこうといたしましても、やはり学校と、それから教育振興会なり、みんな町の人たちのそういう後押しというのがこれから大切になろうかなというふうに考えております。そのような点から、今後上富良野高等学校とも十分そういうような特色ある学校づくりというようなことになりますように、また我々もいろいろと機会あるごとに話をさせていただきたいというふうに考えるところであります。

出典:上富良野町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月21日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる