上富良野町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月19日
(1)行財政改革における各補助金団体の統廃合について/(2)陸上自衛隊上富良野駐屯地削減対策について/(3)児童・生徒の登下校時の安全対策について
2004年12月19日、上富良野町議会の一般質問で、金子益三議員が「行財政改革における各補助金団体の統廃合について」「陸上自衛隊上富良野駐屯地削減対策について」「児童・生徒の登下校時の安全対策について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆、事務局長 北川雅一が答弁しました。
- 質問者
- 金子益三 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆、事務局長 北川雅一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 金子益三
私は、さきに通告してあります3項目について質問させていただきます。まずもちまして、町長、3期目の御当選おめでとうございます。それでは、1点目でございます。行財政改革における各補助団体の統廃合について質問いたします。17年度の各補助団体の補助金に対して、およそ平均15%の削減の指示があったが、17年度で不足する財源が4億6,600万円、平成20年度までの5カ年では、26億2,000万円の財源不足が予測される中、事務事業の見直しを図る70事業中、43事業の15%を削減したところで、削減額2,083万8,000円、さらに18年度以降20年度までも、この予算の削減幅が大きくなる繰り返しが予想され、今の状態では各団体の運営が不可能となり、ただ存在のみで事業のできない団体をつくることになりかねない。このことから、17年度は― 18 ―将来に向け、現在ある各補助団体の事務事業の改革に向け、統廃合を行うべきと考えるが、町長の所感を伺いたい。2項目めについてです。陸上自衛隊上富良野駐屯地削減対策について。政府が平成16年度末に策定する新たな防衛計画の大綱の案の骨格が、先日の新聞で明らかになった。その内容は、従来の大規模侵攻対処に重点を置いた体制から、新たな脅威に対応する体制、すなわち多機能で弾力的な実効性ある防衛力概念へと変更になった。ここで問題となるのは、陸上自衛隊の定数の大幅な削減であり、特に陸上自衛隊の重装備である戦車、火砲の大幅な削減と北海道の師団、駐屯地の廃止削減を焦点とした新たな防衛計画の大綱は、当町の根底を揺るがす大きな問題である。先日、財務省案の北海道の陸上自衛隊削減案が報道され、防衛庁としては別案を提言しているが、このままでは当町の駐屯地の削減はもとより、駐屯地の存続まで危機にさらされている状況も懸念される。町長においても、北海道の駐屯地等所在自治体37市町村の連名による要望の提出を初め、先日の中央要望団結式の出席など、各種のアクションを起こしているが、多機能で弾力的な実効性ある防衛力概念に基づき、当町は活火山十勝岳を有する町であるので、その地の利を生かした大規模災害等に即応できる災害派遣のための新たな特殊部隊の誘致、また、近年話題に上がっているPKOなど、国際貢献を図る特殊部隊の訓練ができる駐屯地整備や演習地拡充などの率先した提言をして、他の基地を持つ自治体とは群を抜く、斬新的かつ現実的構想を国や防衛庁などに提言して、駐屯地存続に向けた行動をとる必要があると考えるが、町長の考えをお伺いしたい。3点目について、児童・生徒登下校の安全対策についてお伺いいたします。昨今のニュースで報道され、いまだ犯人がつかまらないまま、非常に痛ましい奈良県の小学生殺害など、近年の児童を巻き込んだ犯罪は、凶暴性のみならず、猟奇性をも感じる事件に発展してきている。当町においても、最近、児童・生徒の登下校時に不審者が多発しているとの関係機関からの通達があった。また、未遂に終わり、事件にこそならなかったものの、小学生の下校時をねらった自動車に無理やり乗せようとする誘拐未遂まで発生している現状である。このような未曾有の状況の中、上富良野町における児童・生徒の登下校及び放課後の安全対策について、どのような方策をとるのか、危機管理についてのお考えをお伺いしたい。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
12番金子議員の1点目の補助金の整理、合理化に向けた御質問にお答えさせていただきます。御承知のとおり、補助金は民間の個人や団体が行う一定の公益性のある活動を支援するために行われる公金の支出であります。本来民間の活動は、民間の個人や団体が自力で資金を調達して実施すべきものであります。したがって、補助金の交付は、それにふさわしい要件を満たしていなければならないというのが補助金の原則と考えているところであります。平成17年度以降の予算編成に向けましては、今春より、すべての事務事業について、行政内部において評価検証作業を行い、当面の対応として廃止すべきもの、縮小すべきものなどを整理したところであります。この中には、各団体に交付している補助金も含まれているところであります。これらの作業の中で、縮小に向け取り組む事業としては、70事業のうち補助事業が43事業ありますが、平成17年度予算編成に当たっては、その削減目標を70事業全体で15%と指示したところであります。補助金の整理、合理化に当たっては、平成10年にその指針を示し、これまでも取り組んできたところでありますが、本年9月に策定いたしました行財政改革実施計画においても、実施項目の一つとして、さらに取り組みを強化していくこととしているところであります。計画においては、平成16年度、17年度にすべての補助金について、補助要綱、交付団体の予算、決算、事業計画、事業実績等をチェックして補助効果を検証し、さきに述べました補助金の原則に立ち返って、実践方針、その達成目標を設定していくとともに、補助申請の内容を客観的に審査する機関として、補助金審査委員会、仮称でありますが、設置してまいりたいと考えております。このような意味から、議員御指摘のように、平成17年度は、補助金改革に向けて重要な年度と受けとめているところでありまして、ただ、各団体の統廃合につきましては、それぞれの団体がそれぞれの目的を持って自主的に設立されているものと受けとめておりますので、町が統合などの指導をすることは、その自主性を阻害することとなり、いかがなものかと存じているところであります。あくまでも個々の団体、その活動目標に照らして、みずからが他の団体と話し合いをし、統合等を考えていくべき― 19 ―ものと思います。お互いに効率化を果たしていくような動きがあるとするならば、大いに支援してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の陸上自衛隊上富良野駐屯地削減対策に関する御質問にお答えさせていただきます。この関係につきましては、村上議員にもお答えいたしましたが、さきに閣議決定されました新防衛計画の大綱では、陸上自衛隊の編成定数は15万5,000人となったところであり、現大綱の16万から5,000人の削減にとどまる内容となっております。また、想定される脅威が大きく変化していることを受けて、戦車や火砲なども大幅に削減する内容となっておりますことから、地元駐屯地に深くかかわる内容であり、大きな衝撃を受けたところであります。なお、議員から提言のありました特殊部隊の誘致等については、国家を防衛する上で、どこにどのようなものを位置づけするかについては防衛上の問題となりますので、その知識を持たない一自治体が、その要望をもって提言することは、まことに僭越なことであり、いかがなものかと考えているところであります。いずれにいたしましても、自衛官の削減問題に対しては、地域の実情を訴え、現状をできる限り維持していただけるよう、関係市町村とも十分に連携をとり合って取り組んでいく課題と考えておりますので、議会を初め、町民の皆様方の御協力をお願いいたしたいと思っているところであります。
答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)
12番金子議員の児童・生徒の登下校時の安全対策についての御質問にお答えいたします。最近のテレビや新聞に、児童・生徒を巻き込んだ事件が毎日のように報道されております。上富良野町におきましても、11月の初旬の6日から17日まで連日のように発生し、合計17件の誘拐未遂まがいの事件や、不審者の出没が教育委員会に報告されたところであります。上富良野小学校より、いち早く教育委員会や各学校に情報の提供がなされ、その後、早速、学校、警察、PTA、上富良野の青少年健全育成を進める会、防犯協会などなど、それぞれがパトロールや街角に立っての見守りなどの活動を進めてまいりました。また、防災無線による町内放送やチラシの全戸配布、さらにタクシー会社や自衛隊への協力依頼など、想定されるあらゆる対策を講じてまいりました。幸い大きな事件に至ることなく、最近は沈静化し経過していることは、警察を初め各学校、各種団体、また、地域の皆さんの献身的な活動の成果のたまものと心から感謝を申し上げる次第であります。しかしながら、残念ではありますが、まだ根本からの解決には至っていない状況にあることから、学校、関係機関の協力を得ながら、事件抑止のための活動を継続しているところでありますし、今後も引き続きあらゆる方策を講じてまいりたいと考えております。さらに、このような不審者対策は、次代を担う子供たちの安全確保のため、地域全体が関心を持っていただくとともに、地域での子供たちへの優しい見守りが不審者出没の抑止力になるものと考えておりますので、町民の皆さんの御支援、御協力を賜りたいものと考えております。
再質問 12番 金子益三
再質問でございます。まず、1点目の補助団体等の件でございますが、各補助団体も、現在おのおのの所管の課により、補助等の指示が行われております。そんな中、本年度は8%減、そしてまた来年度は15%の総体での削減を目標として行っているところでありますが、本来の団体の目的の補助を行っているというのも十分理解させていただくところでありますけれども、やはりこのままその削減幅を大きくしていくだけでは、補助団体の本来の活動目的もままならない状況になっているのが現状であるということを、まず理解していただきたいと思います。加えて、現状行われている団体の事業というのは、先ほどの補助金の性質、原則の中にあります民間が行う公益性のある活動という、その活動以上のことを行っている団体が数多くあるということも、町長に認識していただきたく思い、その活動が行財政の効果を図っていくためにも、むしろ行政が行うことよりも、こういった補助団体にアウトソーシングを図る方が、その効率性であり、適応性であり、また柔軟性においても望ましいということは、町長みずから御承知のとおりだと思っております。現在、補助事業を行っております43の団体は、もちろんそれぞれに歴史があり、個々の必要性は大きいと私も十分理解しているので、何とかこの事業を円滑に、さらに恒久的に存続するためにも、この17年度に、町長みずからが事務事業を統合した方が、よりよい事業ができると判断するものに対しては、やはりその必要性を真摯に伝えていくことは、決して私は越権行為であるとは思いがたく、むしろ― 20 ―現在のこの縦割りの行政の殻を越えることができる唯一の指導者であると、私は考えます。ですから、この17年度というのは、やはり行財政の観点からおいても、非常に重要な年度になりますので、町長が勇気と真心を持って、その町長の姿勢が、団体に説得をしていただいて、この意義ある団体の育成や、その発展に寄与する大事な分岐点の年にもなると思います。先ほどおっしゃっていただいた補助金審査委員等の付託も大事ではありますが、やはり真心を持った町長の、具体的にどの団体とどの団体ということは私は申しませんが、その事業がより力を合わせることによって効率が図られるものというのは、町長みずから御承知であると思いますので、ぜひ慎重かつ大胆な決断をすべきと考えますので、その方策をとっていただきたく考えます。また、2点目の自衛隊の削減の問題でございますが、この先ほどの答弁を先輩同僚議員の再々質問等の答弁から見ますと、ちょっと若干食い違っている感覚が否めないのではありますが、確かに先般の閣議決定の報道で、陸上自衛隊の再編の定数は15万5,000人と、財務省案から見れば、大きく削減幅は縮小されてはおりますが、しかし、まだまだ当町の削減がなされないと決まったわけではありません。もちろん、マスコミの風評に踊らされる必要はありませんが、しかしまた、国や防衛庁の決定事項に一地方自治体がとやかく言及すること、これもおかしいということも理解はいたしますが、しかし、このまま黙って何もしないということはおかしいと思います。何もしないというのは言い過ぎかもしれませんが、もちろん削減反対の運動は、先ほど午前中の町長のるる御説明がありましたとおり、非常に熱心に削減反対の大会であり、運動であり、そういったことをされている。また、オール北海道の動きにおいても、歩幅を合わせながらやってこられた努力は、もちろん評価いたすところではありますが、やはり町長3期目になりましたし、2期前から、この上富良野町の基本理念の中に、町長の理念の中に、3本の柱に重要な陸上自衛隊上富良野駐屯地のことを掲げているわけでありますから、それであれば、なおのこと、このことにはもっともっと、より積極的な行動をとっていただきたく考えます。また、新たな防衛計画大綱や、それによって策定されました中期防衛整備計画ではっきりとこの北海道の人員と装備の再編がうたわれているわけでございます。答弁の中にありますように、地域の実情を訴え、現状をできる限り維持していただくよう関係市町村と連携を云々とあるわけでありますが、私から見れば、このような要望などは、まるで現状問題にそぐわない甘い判断だと判断させていただきます。きつい言い方になるかもしれませんが、大店法の規制緩和の中で、大型店の出店の反対を唱えると等しいぐらい甘い考えではないかと思っております。さらに先ほどの答弁にもありましたとおり、災害派遣や国際貢献等の特殊部隊の誘致についても、僭越であるとか、そういったことをどうこう議論して、躊躇して、結果の是非をとにかく言う前に、まず地方の自治体として、特にこの上富良野町として、誘致に歓迎する姿勢を見せることが、私は大事なことだと判断させていただきます。削減反対の行動については、先ほども言ったように非常に熱心に行われてはいますが、先ほど町長みずから答弁されたように、今後は道内の自治体においても綱引きがあるというのであれば、もっともっと現状にそった実情をしっかり静観して、その中で今後の対応策を、正確な判断のもと行っていただきたいと思います。この上富良野町は、私が言うまでもなく、半世紀近くにわたり、駐屯地と地域とのすばらしい調和がなされて、日本一駐屯地と自治体がよい関係を持っているということは、町長がふだんから言及していることではないでしょうか。この重要な時期ならばこそ、町長に今まで2期8年間の実績を生かす最大の時期のチャンスと考えます。先ほど以来答弁でありましたように、国の防衛政策に地方自治体の意見がどこまで反映されるかは、皆目見当もつきませんし、また、その影響は限りなく無に等しいかもしれません。しかし、ここ上富良野駐屯地の地域との関係、また、隣接する活火山十勝岳のふもとの演習場との関係などから、ぜひ新たな部隊の誘致にも積極的姿勢をこの地方から中央に向けて発信することも重要と考えますが、いかがお考えか、お聞かせいただきたい。3点目の登下校の危機管理について、再質問させていただきます。先ほど教育長から答弁ありましたとおり、確かに不審者に対する抑止力というものは、最終的には地域のあり方や地域の姿勢が大きく関与すると私も判断いたします。町として、このままでは何も根本的な解決にならない、防衛策にもならないとお答えいただいたように、確かに根本的なものには、解決というのは根の深いものがあると思います。犯罪ですから、さまざまな原因があることは理解いたしますが、残念ながら、先ほど教育長の答弁の中のあらゆる方策を講じ― 21 ―ていきたいと、答弁の中で具体的なちょっと方策が、私ちょっとわかりかねましたので、一つ具体的な事例をとって、当町においても、それが参考となるかどうか提言させていただきたく思います。ことしの7月に大阪で起きました児童・生徒の誘拐未遂の事件、その対応が非常によい例になりますので、当町も参考にしていただきたく思います。実は子供を守ろうメールの輪、安心メールと称して、事件発生後、素早く被害の状況や、容疑者に関する情報を保護者の携帯電話などにメール配信するシステムが導入されました。実際に大阪の池田市で、この犯人がメール配信システムにより逮捕され、誘拐は未然に防がれたという事実がございます。16年度の警視庁のまとめによりますと、2003年度、幼児と小中学生が被害に遭った刑法犯事件は、何と10万8,255件に上り、5年前から比べまして、1万5,000件もふえているのが現状であります。このことは、当町上富良野においても、決して他人事ではなく、今、先月、不審者の行動に対してとられました関係機関の自衛隊やPTAなど、地域の協力は今までどおり行っていただきたいが、残念ながらこの協力にも限界があると思います。今回とられました不審者に対しての防災無線やチラシの全戸配布等も効果は大きかったと思います。しかし、このタイムリーさというか、時間的問題には、いま一つ決定的なものに欠けていると私は判断いたします。子供を守っていくには、地域の目は大切であります。しかしながら、それには情報の速報性というものが不可欠であり、子供を安心して育てて教育できる環境づくりというのは、町の使命でもあり、地域の願いでもあることは間違いありません。情報化時代だからできる児童・生徒の安全対策であるこのメール配信システムの早期導入の必要性があると私は考えますが、その点についていかがか、お伺いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
12番金子議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、補助金等の問題でありますけれども、これにつきましては、先ほど来お答えさせていただいておりますように、行財政改革の中で取り進めていく課題でありますので、この対応につきましては、十分に事業評価を進めながら対処していきたいというふうに思っております。この統廃合等々につきましては、やはり基本的に町がそれぞれ説明をして統廃合を促進していくことのでき得る組織と、それから例えばラベンダー祭り、火祭りが統合されたように、それぞれの組織が自主的に統合していく組織と、いろいろなものがあろうかと思うところでありますが、今、町として考えているのは、例えば交通安全協会と防犯協会を一つの生活安全協会、あるいは地域安全協会的なもので一つにまとまらないかなというようなことも含めながら、それぞれの組織に声をかけていたりしておりますけれども、基本的に、私が先ほど申し上げましたように、そうは言っても、これは二つの組織が判断をして考えるべきものというふうに認識いたしておりますので、行政が主導してまとめて統合していくということには、なかなか難しい課題があるというふうに思っております。ただ単に、それぞれの組織というものにつきましては、先ほど来お話し申し上げておりますように、現在、先ほどもお答えさせていただきましたが、70ある今の対応の中で、うち補助事業が43事業、17年度においては、その70の中の15%について、その対応を図っていきたいということでありまして、補助金額的には、今年度予算編成に当たりまして方針を指示してございますが、義務的経費だとか、そういったものを除いた中での前年度歳出一般財源の10%削減をもって予算要求をしてこようということで指示いたしているところでございます。ただ、これにしても、往々にして各組織の皆さん方に誤解を生むところでありますが、私としては一律10%の削減ということで指示しているのでなくて、総体的な額の中で10%削減せよということでございますので、それぞれの部局に対する総体的な額の中で10%。ですから、場合によっては、必要なところにつきましては現状であろうし、また増額することも可能であろうし、ただし、総体的な10%削減だよということの対応を指示しているということで、それぞれの事業評価をして、補助金を必要とする、そしてそのことが補助金支給の原則にのっとった形の中の組織であるならば、今後も継続して対応していくようなことを考えていかなければならない。議員心配されておりますように、毎年10%ずつ削減したら、10年たったらゼロになるではないかということには、私はならないというふうに認識いたしておりますので、御理解をいただきたいと存じます。それから、自衛隊の削減の問題、これについては余り生ぬるい、甘いという御指摘をいただきました。私は私なりに努力をしておりますが、議員が御発言にありましたように、陸上自衛隊の訓練等々に関しても、北海道の利点と、そして我が町には演習― 22 ―場を抱えた駐屯地であると。それから、多田分屯地という日本有数の弾薬貯蔵基地を持っていると。そして、議員がお話にありました最も重要なことは、この50年の長きにわたりまして、自衛隊と地域との信頼関係というものが非常に全国的にも有数な地域として、中央でも認められている地域であるということを前提としながら、今後演習場の、利用しやすい演習場への整備拡充を図ることも含めた中でのいろいろな要望展開をしていきたいというふうに思っておりますが、今、新たな部隊の編成ということにつきましては、議員も御理解いただけるように、今回の防衛計画大綱の中では、中央即応手段というものが新たにできると。これはテロ対策集団でありますけれども、これは中央にできて必要なのであって、北海道にその部隊を置いて、東京で何かあったときにすぐ飛んで行けるかといったら、そういうことにはなりませんから、これはどうしたって中央にでき上がる部隊であるということでありますから、誘致というのはなかなか難しいと。新組織の編成というのはなかなか難しいということであります。そして、基本的に我々は十分な対応をしなければならないというのは、北部方面隊が改編されるということです。ですから、その北部方面隊の4万3,000体制になった、過去におきましてはソ連邦の崩壊によりまして北方脅威論がなくなったときに、数万人の自衛隊が西方に移動していって、北部方面隊の自衛官の大移動がなされた。そして、今、私は2次移動だというふうに思っておりますが、現在の4万3,000体制が、これが縮小されていくと。新聞報道等々では、3万7,000体制で6,000人減るのでないかというようなお話でありますが、また、確認した中では、その6,000人の確認というのは、私もとれておりません。陸幕あるいは中央等々でいろいろと情報収集しておりますが、それについては、まだその北部方面隊の改編については、これは実施されるということは承知しておりますが、6,000人 になるのか、7,000人になるのか、8,000人になるのか、あるいは5,000人で済むのか、これについては、まだ人数的には掌握しておりませんけれども、何せ縮小されることは、これ100%である。11師団が旅団化されていくと、これは完全になると。そのことによって、三千数百の隊員は減っていくと。その隊員は北部方面隊に残るのでなくて、西方の方へ行くと。また、火砲、戦車、これについても600両という削減ができた。この戦車については、例えば九〇式戦車であれば、乗員は3名であるけれども、整備員だとかいろいろなもの含めれば7名ぐらいになるのだと。1両なくれば7名いなくなると。これらについても、隊員は西方へ動いていくということに相なるわけでありますから、それを何としても抑えて、地元上富良野駐屯地の規模は、現状の規模を維持していくように、これは何としても努力をしながら、今までのこの地域の利点を、そしてまた理解をしていただいているいろいろな問題点等々を提起しながら、現状維持に向かって全力を挙げて要望運動の展開をし、対応していきたいというふうに思っておりますので御理解を賜りたい、そして御支援を賜りたいと思います。
答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)
それでは、登下校時の安全対策についてお答えをさせていただきますが、先ほどもお答えをさせていただきましたように、それぞれの団体とか機関、また警察等がパトロール、また街角に立っての見守り、これらの継続はしていかなければならないものというふうに考えておりますし、また町の広報、また防災無線、チラシ等の全戸配布等も、今後も必要に応じて対応していきたいというふうに考えているところであります。いずれにいたしましても、先ほどもお答えをさせていただきましたが、やはり地域と学校、それから行政、また各職域やなんかが連携して、全体がこれからの子供のために対応していくということが必要だというふうに認識をいたしております。さらに、御提案いただきました大阪の池田市のメール配信装置の導入等についても、中身やなんかについてもよく研究、検討をしてまいりたいというふうに考えております。
答弁 事務局長 北川雅一(事務局長は2005年9月まで)
午後1時から再開いたします。──────────────────午前11時51分 休憩午後 1時00分 再開──────────────────