上富良野町議会 平成16年第1回定例会 2004年3月11日
(1)行財政運営方針について/(2)子育て支援対策について
2004年3月11日、上富良野町議会の一般質問で、清水茂雄議員が「行財政運営方針について」「子育て支援対策について」について質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。
- 質問者
- 清水茂雄 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 1番 清水茂雄
私は、さきに通告してあります2点4項目について質問させていただきます。初めに、行財政運営方針について伺いますが、20世紀と21世紀にまたぐ国家的大事業として、地方分権、三位一体改革案が進行、地方自治体は合併の激震の中、厳しい財政難から大幅な予算の削減及び医療の縮小を強いられ、先行き不透明な現状にあります。この難局に当たって最も大切なことは、住民が主体的に行政に参加し、行政と一体となりみずから考え、みずからの責任で社会をつくる自己決定・自己責任が地方自治の原則であり、住民一人一人が原点に戻るべきであると考えます。さて、当町においても非常に厳しい限られた財源の中で、平成16年度予算案が明示され、総額予算で前年度対比19億1, 554万1, 000円、12. 6%減の132億5,527 万5,000 円、ほとんどの部分で事業の縮小削減が図られたが、将来に向かっての行財政運営方針について、2項目質問いたします。初めに、財政指標について伺いますが、当町の財政指標はどの部分も健全化にほど遠く、公債費の償還に充てる割合を示す公債費負担比率は14年度18. 4%、公債費比率は16. 7%、町債の許可制限に係る指数である起債制限比率は11.2% 、財政の弾力性をあらわす経常収支比率は83. 1%、財政力指数は0. 253%、現在非常に厳しい現状にあります。年度別推計数値では平成18年度には全ての部分で危険数値となり、財政再建団体となることは必至と思われる。町長は住民にも痛みを負ってもらわなければならないと言われたが、それには理事者みずからも身を律し範を示さなければ、住民は納得できません。この厳しい難関を乗り越えるのに、町長はどのような施策をもって対応する考えなのか、所信を伺いたいと思います。次に、組織機構改革について伺いますが、町長は実施計画の中で、時代の要請と住民ニーズに対応していく体制整備、また、将来的な小さな役場づくりの基礎を確立していくと示されたが、将来的な機構縮小規模目標、住民サービスのあり方、経済効果等々を詳細に説明していただきたいと思います。以上の観点を踏まえた上で、将来に向かって自立で生き残るための組織機構改革を詳細に示していただきたいと思います。2点目に、子育て支援対策について伺いますが、現在、戦後の社会環境の変化に伴い核家族化が進み人々の物に対する価値観が変わり、その結果、異常な速さで少子化が進展しており、ひいては人口に対する高齢化率が急上昇し社会環境のアンバランスが生じ、また、少子化による過保護から物を大切にする心や人を思いやる気持ち、命の大切さを思う心に欠け、親は子を、子は親を、他の人を、虐待またはあやめる凶悪事件が日常茶飯事のように発生するという。幼児・児童・青少年たちを取り囲む環境は憂うべき事態となっております。ゆゆしき一大事であります。国も道も事態の緊急性を認識し、少子化対策及び子育て支援対策に大幅予算を組み込み、改善対策に本腰を入れて取り組んでおります。当町も所管におきまして、さまざまな支援施策を講じており、現在エンゼルプランを作成中でありますが、将来の町づくりを視野に入れた実質的な施策を希望いたします。以上の観点から、3項目質問いたします。初めに、子づくり支援対策について伺いますが、1人の女性が生涯に産む子供の数の平均、合計特殊出生率というのだそうですが、全国で1. 32人、― 1 07 ―北海道は1.22 人当町の出生児数は昭和40年には377人、平成2年には180人、平成15年は150人と減少しております。こうした観点から、2人3人とお子さんを産む方には奨励策を講じ対応すべきであると考えるが、少子化についての重要性についてどのような施策で対応するのか所信を伺いたい。次に、子育て支援対策について伺いますが、少子化対策の一環としての子育て支援は最も重要な部分であります。①就学時までの医療費の無料化、②学童保育の充実、③学資助成の拡充、④児童手当の見直し、⑤児童館などの施設の充実、⑥既存施設の有効利用などなど、思い切った施策が必要であると考えます。そのことが、ひいては安心して子を産み育てられる環境となり、最も有効な少子化対策であり、町の将来を考えた場合に最優先課題として行政が取り組まなければ、町の将来はないと言っても過言でないと考えますが、新エンゼルプランの中で、どのように位置づけ対応する考えか、町長の所信を詳細に伺いたいと思います。最後に、児童・青少年の健全育成施設について伺いますが、近年、青少年犯罪及び青少年児童を巻き込んだ事件が増加しており、凶悪化の傾向にあります。本町におきましても、平成14年度に犯罪少年2名、不良行為少年10名、うち女子が7名、15年度は犯罪少年6名、うち女子が2名、不良行為少年21名、うち女子は10名、これは富良野警察署調べでありますが、富良野警察署管内で激増しているのは当町だけであります。他の市町村に至っては減少しているのが現状であります。異常増加であり、マスコミ等で連日報道されているような凶悪事件が発生するかもしれない要素が秘められている可能性がないとは言われない現状を、私たちは認識しなければなりません。次世代を担う児童・青少年が健やかに育つことは私たちの願いであり、育ちゆく環境改善を図ることは、行政・家庭・学校・社会・すべての人々の責務であります。育成団体などへの助成は欠くことのできない行政の務めであると考えますが、町長は基盤となる行政を預かる者としていかなる施策をもって対応していく考えか、所信を詳細に伺いたいと思います。以上であります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
1番清水議員の2分野6点の御質問にお答えさせていただきたいと思います。まず、最初の行財政運営方針についての2点の御質問にお答えさせていただきますが、財政指標につきましては、議員の御質問にあるように、多くの自治体は過去に経験のない大変厳しい事態を迎えているところであります。我が町の平成16年度の予算においては、国の地方交付税の大幅な削減方針により、財政的に大きな打撃を受けたところでありますが、この事態が平成17年度以降も続き、さらに削減額がどの程度になっていくのかなど、先の見通しの立たない状況にあることから、各種財政指標においても悪化の傾向で推移していくことは、改めて言うまでもないところであります。このような中で、どのように対応するかとの御質問でありますが、先日の町行政執行方針の中で基本的な考え方を申し上げておりますように、町民とともに財政構造の改革に向けて行政全般にわたった抜本的な点検見直しを図る作業に着手してまいりますので、改めて御理解と御協力をお願いする次第であります。次に、2点目の組織機構改革等についての御質問でありますが、この件についても執行方針で申し上げておりますように、現行体制を再編統合し、12課26班に改める中で、当面の最重要課題であります財政の危機的状況から早期に脱却し、将来的に向けて効率的な行政運営を安定的に行える道筋をつけることのほか、子育て支援を効率的・総合的に調整を図り、具体的な対応を進められる状況を努めてまいります。なお、自立で生き残るための組織機構改革を詳細に示せとの御質問でありますが、今の置かれている環境の中では、私も将来のことを断定的に語ることができ得ません、基本的にはこれからも基礎自治体としての地域づくりを進めていくことができるような組織機構を初め、行政運営の手法などについても、必要に応じて改善・改革をしていかなければならないと考えているところであります。2点目の子育て支援対策に関する3点の御質問にお答えさせていただきますが、1点目の子づくりに対する奨励策については、一市町村段階での取り組みだけではこの少子化の流れを変えていくことは非常に難しく、国全体として総合的に少子化対策に取り組んでいくことが必要であり、大きな課題であると認識しているところであります。国では現在、義務教育就学前までの児童を養育している世帯に対し児童手当を支給しておりますが、さらに本年4月から、次世代育成支援対策の推進の一環として、子育てを行う家庭の経済的負担の軽減等を図るために、その対象支給年齢をさらに小学校3年生までに引き上げる予定であります。町としても、この国の制度に沿って推進をしてまいりますの― 1 08 ―で、御理解をいただきたいと思います。2点目の少子化対策は、議員の御質問のとおり、現在、町では国の次世代育成支援対策推進法に基づく、行動計画としてのエンゼルプランの策定作業を進めておりますが、国の示す基本事項を踏まえ、計画に盛り込む施策については、地域における子育ての支援や母性、乳児等の健康の確保、子供の心身の健やか成長に資する教育環境の整備など、7項目を柱としてニーズ量や実施時期、財政状況を見きわめ、子育て支援策の実行プランを作成した中で、少子化対策の推進にも努めてまいりたいと考えております。3点目の児童・青少年の健全育成につきましては、議員御発言のとおり、町内においても非行少年とは異なる不良行為等により補導された少年が、増加傾向を示している状況にあることは事実と受けとめております。少年を取り巻く環境は非常に早い速度で変化しているとともに、長引く不況により先の見えない社会情勢もまた日常的な行動を阻害する一因とも言えるのではないかと考えます。そのような中で、少年の健全な行動を醸成していくために、何が大切で何をしなければならないかは言うに尽くされているとはいえども、即答し得ない課題であるように思われるわけであります。語り尽くされている言葉に、子供は地域の宝ということがありますが、まさしくそのとおりであると言えます。家庭・学校・地域・行政などが一体となって、青少年をはぐくむことは町民一人一人の意識の共有であろうと感じておるところであります。そのため、現在各市の青少年に対応する団体や地域団体による青少年健全育成を進める会による情報の交換や巡視活動、青少年の参加活動などが精力的に実施されているほか、防犯協会、地域安全活動推進委員会、各学校、PTAなどにおいても、健全な育成を目指し活動を進めていただいているのが実態であります。行政としては、これらの行動に必要な情報の収集、提供が何よりも大切と考えており、今後ともその役割を果たしていきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。
再質問 1番 清水茂雄
再質問をさせていただきます。町長、質問要旨をよく把握していただきたいと思うのですが、ただいまの町長の答弁は残念ながら質問要旨に対しての的確性に欠けており、ぼかし答弁としか受け取れず、到底納得できるものではありません。町財政においては、地方交付税削減、その他の要素により16年度の予算は、ほとんどの部分で大幅な削減をやむなく編成された努力はわかりますが、ちりも積もれば山となる、1点の穴からダムは崩壊するの例えではないが、私まだまだ身近なことで是正しなければならないことが数多くあると思います。町長は先ほど、町民とともに財政構造の改革に向けて行政全般にわたり抜本的な点検見直しを図る作業に着手すると答え、また、町政執行方針の中で少なからず町民の痛みを伴うものとなると述べているが、とするなれば、みずからも身を律し範を示していただきたいと思います。失礼ですが、例えば一例を挙げれば、大変な憂慮すべき財政難の中で、町長専用車はいかがなものか、現在の財政状況からして町長専用車は廃止すべきであると考えます。車両が必要な場合においては、あいている公用車を利用し、時間外及び休日はハイヤーを利用する方が経済的であり、町内近距離は歩かれてはいかがですか。健康管理の上からも効果があると思います。いかがでしょうか。管理職が先頭に立ち、全職員が現状を認識してささいなことでもむだを省き、一つ一つ積み重ねることが最も大切なことであります。行政は最少の予算で最大の効果を上げることが基本と言われておりますが、これはそれ以前の問題であります。以上の観点を踏まえた上で、再度回答をいただきたい。次に、組織機構改革については、わずか5年間で2度目の改革ということで、前回は住民から課の名称が判読しにくく、どこへ行けばよいかわからないと不評であったが、各組織の庁舎内における配置、その他において住民が戸惑いや不便さを感じることなく、利用しやすい配慮をお願いしたいと思います。改革内容においては、統廃合により内容的に整理充実されており、評価できます。特に、子育て支援班の設置は現在の超少子化社会において、行政として欠くことのできない最も重要な組織であります。私といたしましても長年の念願であり、これを機会に少子化対策全般にわたる組織機構としての充実を図っていただきたいと熱望いたします。次に、子育て支援対策の中の子づくり支援と子育て支援対策は関連がありますので、一括質問いたします。町長は私の再三の関連質問に対して、一市町村では非常に難しく、国や道の施策に沿ってと基本的には同じ内容の答弁を繰り返しておられるが、国の示す少子化対策基本法及び次世代育成支援対策推進法― 1 09 ―もわかっておりますが、町独自でも思い切った施策をもって支援各分野で充実に努めるべきであると考えます。町長は先ほど、子づくり奨励策及び子育て支援対策の中の6項目の質問に対して具体的な回答がなく、ぼかしておられるが、エンゼルプランの中ですべてに対応と理解してよいのか、いま一度具体的答弁を希望いたします。次に、3点目について再質問いたします。町長は各団体を通じ、健全育成を目指し活動に努め、行政は活動に必要な情報の収集提供の役割を果たしていくと答えたが、不十分であり育成団体への助成も含めて、どのような対応を考えているのか誠意を持ってお答えいただきたい。以上であります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
1番清水議員の再質問にお答えさせていただきます。答弁が不十分だ不十分だと言われますが、議員の御質問には私は誠意を持ってお答えしているつもりでありますけれども、その違いがどうも理解でき得ないので申しわけないと思っております。さて、行財政改革、何度も議員の皆さん方の御質問にお答えさせていただいております。今、議員が御発言の部分も含めてすべて、聖域なき改革を進めていくのだということを申し上げておるわけであります。つまようじで重箱の隅を突っついて、このことは、このことはではなくて、全体的に町の構造改革をしなければならない。議員の御心配されていることも、さきの議員にお答えしたように、そのことも含めて当然である、聖域はないのだと。今までの2回の私の行財政改革、平成10年から始めまして、第1期、そしてことしで終わります2期目の行財政改革、この中におきましても一部は町民の皆さんの御負担もいただきました。しかし、内部的にも組織的にも、やはり汗を流すところは汗を流しながら、お互いに改革を図ってまいりました。そして議員の皆さん方にも昨年は議員報酬の削減だとか役職加算の削減だとか、いろいろなことで議員の皆さん方にも、また、議員定数の削減だとか、皆さん方にも汗を流していただきました。私どもも汗を流して職員の給与の減額もしております。そういう対応の中でまだまだやらなければならない。これでも間に合わない。これからの財政運営ではこれでも間に合わない、もっと大局的な抜本的な改革をしなければならないと。その改革に当たっては町民の皆さん方にも御理解をいただかなければならない。そのためにも町民の皆さん方とともに共同でこの改革を着手していきたいという気持ちの中で、組織機構の中でその組織もつくらさせていただきました。そういうことで御理解を賜りたい思いますし、また、私が2回の組織機構の改革を図ったということでありますが、組織機構の改革というのは、そのときそのときのニーズに即して改善・改革をしていかなければならないというふうに私は認識しております。現状の中では私はこの今つくり上げて、4月から施行するこの組織機構が最善であると理解をしておりますが、これから二、三年後にはその組織改革では不十分であるというような状況になるかもしれません。ですから、その都度やはり住民のニーズ、世相の中において組織機構改革というのは見直しを図りつつ、また、行財政改革と一体となった組織でなければならないというふうに思っておりますのでひとつ御理解を賜りたいと思いますし、改革を組織機構が改編することによって住民の皆さん方が戸惑うということは、十分認識いたしております。少しでも住民の皆様に戸惑いがないような庁舎内におきます対応、また、町広報等々での住民の皆さん方への広報等々を含めて、少しでも御迷惑のかからないような方向を対処していきたいというふうに思っております。この点につき、もしお気づきの点がございましたら、御指導いただければということでお願いしたいと思います。それから、次の少子化対策に対する奨励策、あるいは子育て支援策について不十分だということでありますが、このことにつきましては議員から何度も御質問をいただいておりますが、私は何度も答えておりますように、同じことだ同じことだと言われますが、この少子化対策、一自治体が手をつけて解決できる課題ではありません。我が町で少子化対策奨励を厳しい財政の中から対処したとして、じゃ、その人たちが我が町に定住していただく、ずっと定住して我が町にいていただける雇用体制だとかそういったすべての対応を図っていけるかどうかと、全般的なものを考えながら対処しなければならないというふうにも思いますけれども、これはもう日本国の人口が平成17年をピークとして人口が減ってくると、そのブレーキを減るのを抑えるために上富良野町一自治体がどれだけの力を施せるのかと。それを考えたときに、私はこれは国家の施策の中で対応していただくべきものであり、私は国に対し北海道に対し、この少子化対策・高齢化対策については要望をしていく。そのことが重要であると思っておりますので、議員とは少々お考え方が違いますが、実際としての考え方としてはそういうことであるということで、御理解をいただきたいと思います。それから、3点目の健全育成団体への資金の助成という言葉が今議員から御質問いただきましたが、― 1 10 ―いつも申し上げておりますように、私はこれだけの資金を出すから活動してくださいというのではなくて、それぞれの組織が活動を展開するために必要な計画を立てて、この資金援助をしてくれと、資金援助をしてほしいというようなことが出てくるとするならば、私はその事業を精査して財政的に厳しゅうはございますけれども、議員と同じように次世代の子供の育成というのは必要であると、重要であるという認識をしておりますので、その事業内容においては応分の助成は今後もしていきたいと。今までもしてまいりました、これからもしていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
再々質問 1番 清水茂雄
再々質問をさせていただきますが、初めに、行財政運営方針についていろいろと御答弁いただいたわけですが、ということは、これから行財政改革については、今進めている最中であり、今後よりよい方向に持ってくる考えでいるので、将来こういう形というようなことは断言できないというふうに理解させていただいてよろしいのですね。しかしながら、私の質問の中で18年度は財政指標が大変な状況下に置かれるのでないかなと、町の推定でもそのような数字になっておりますが、この点についてどのような対応というか覚悟をされておられるのか、お聞きしたいと思います。それから、先ほどから町長も範を示していただきたいということでいろいろ申し上げており、特に町長車の問題について御回答がありませんが、どのようになさるのか。例えば全国でも数多くのところが町長車廃止ということでやっておられるところが数多くあるのですが、図らずも3日の日の道新の報道では、富良野さんも市長専用車を一般用途に転換するということで、廃止ともとれる記事が載っておりますが、こうしたことを現在の財政事情を踏まえた中で、町長として考えられないのかどうか、その辺、いま一度はっきりした御答弁をいただきたいと思います。それから、子育て支援対策についてでありますが、町長も今、再三の私の質問、再度再度の質問に答えてきているということで、大変に苦しい方の答弁をなされておりますが、この問題についてもより一層の努力をしていただきたい、そのように感じております。ここで私ちょっとお許しをいただいて、命の大切さについてあった問題について、ちょっと新聞報道なんかでもされたのですが、皆さんごらんになったと思うのですが、町長にちょっとお伺いしたいと思いますが、愛情を受けて人は成長していくという道新の先月29日の新聞ですけれども、ごらんになったでしょうかね。ごらんになった方いらっしゃいますか。余りごらんになってないのかなと。これは11歳で亡くなった少女のことが報道されているのですが、脳腫瘍で11歳で生涯を終えた、昨年の9月だそうです。このお子さんが命の大切さについて、いろいろの詩を残しております。その詩をちょっと朗読させていただきたいと思います。「ここには12色のいろがある 目立たない色もあるけれど みんながんばって ひとつひとつ」。これは12色という題だそうです。これは家庭科ですか、12人の生徒のあれなのだそうですが、そして、これは何という先生の質問に対して、一番左の黄色が私よと言って笑顔で笑ったと。また、「生まれてすぐ赤ちゃんはミルクのにおいがする 1歳ぐらいになるとたいようのあたかかいにおいがする お父さん、お母さん、家族の人 自然のぬくもり、みんな愛情をうけて人は成長していく」。また、この少女が書いたノートを見て、先生が涙を流したそうです。「先生がこのノートを見て なみだを流してくれた 自分が書いたもので人が泣いてくれる うれしかった だからがんばって書く」と。また、最後の作品には「心の中は見えない 全て人に言えればいいけれど なかなか言えない でも1人に言えればすっきりするよ」というような詩をたくさん残したそうです。これが童話作家がこれを絵本にして出版するそうです。それから、もう一つ、これは長野県であったことですが、くしくもやはり11歳で亡くなった少女のお話ですが、これをちょっと紹介したいと思います。5歳で小児がん、悪性固形腫瘍の診断を受け、11歳で亡くなった長野県の宮越ゆき子ちゃんという昭和62年2月26日生まれの女の子の話をしたいと思います。ゆき子ちゃんは5歳から何度も手術を受け、科学的治療で骨までやられ、骨髄移植を受けたり、腎臓の取り払い、足の骨を削ったり、連日の放射線治療による吐き気や血液検査を6年間、幼い身体でじっと耐え続けて闘病の中で、母親の思いを酌み、今から行ってくると心の不安を乗り越え、笑って言えたという詩があり、また、病院へ通うお母さんに二つ違いの妹にお母さんを独り占めしてごめんねと手紙を書き、お母さんは病院には2日か3日置きでいいよと涙目で訴えたそうです。また、ゆき子ちゃんは苦しい闘病の中で命の大切さを書いた詩が、「詩集電池が切れるまで」とな― 1 11 ―り、これがベストセラーで増版、増版でなかかな手に入らないというお話です。この詩を皆さんに御紹介したいと思います。私も本が欲しかったのですが 、 な か な か 手 に 入 ら な く て 持 っ て い る 方 の をちょっとコピーをさせていただきました。命はとても大切だ、人間は生きるための電池みたいだ。でも電池はいつか切れる、命もいつかはなくなる、電池はすぐに取りかえられるけれども、命はそう簡単に取りかえられない。何年も何年も月日がたって、やっと神様が与えられるものだ。命がないと人間は生きられない。でも命なんか要らないといって命をむだにする人がいる。まだたくさんの命が使えるのにそんな人を見ると悲しくなる。命は休むことなく働いているのに。だから私は命が疲れたというまで精いっぱい生きよう。私がこのような詩を、皆さんちょっと不満だったかもしれないけれども、命の大切さということをやはり再認識していただいて、子供たちのためにもっともっと力を入れて、そして、行政はやっていただきたいというのが私の願いであります。以上であります。終わります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
1番清水議員の再々質問にお答えさせていただきます。命のとうとさということは、るるお話を聞きましたが、私も命というのは大切であると。小さな子供の時代から命の大切さというものの教育は必要だなと思いますが、これは余談として受けてください。まず、行財政改革、このことにつきましては、町長車について、これは富良野市が云々ということで、私は今町の車を、あれは町長ということでありますが公用車であります。私だけが乗って利用するのではなくて、多くの皆さんにその都度利用していただいております。私専用の車ではない、公用車であるということはもう、今富良野市さんはことしからするのかもしれませんけれども、私のところはもうずっと前から、お世話等々で必要なときは助役さんも収入役さんも利用するし、あいているときは。そういうことで、これは私の車ということで決まっていることではないということで、ひとつ御理解をいただきたいなというふうに思います。それで、そういうようなことも含めて、行財政改革の中で今後の庁舎の設置をどうするかと、ことしも含めて検討をしていくというのが聖域なき構造改革であります。それで次に、2点目の子育て支援策に対する奨励策に対する町長は苦しいお答えをしているということでありますが、常に一貫して、一自治体が対応できるような課題ではないと。これは国家サイドで考えていかなければならない課題であると、常に議員の御質問にお答えさせていただいておるところでありますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。