みんなの議会

上富良野町議会 平成16年第1回定例会 2004年3月10日

(1)管理職の人事評価体制について/(2)庁舎内イントラネット整備に伴い町長と職員の連絡強化による意思疎通について

2004年3月10日、上富良野町議会の一般質問で、金子益三議員が「管理職の人事評価体制について」「庁舎内イントラネット整備に伴い町長と職員の連絡強化による意思疎通について」について質問し、町長 尾岸孝雄が答弁しました。

質問者
金子益三 議員
答弁者
町長 尾岸孝雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 金子益三

私は、さきに通告してあります二つの項目について、町長にお聞きいたします。1点目は、管理職の人事評価体制についてでございます。― 88 ―新年度から行われます行政組織の組織機構改革に伴い、現在の16課65係から12課26班に再編されるに当たって、今後、課長及び新年度から呼び名が変わります主幹等の管理職に昇格する職員人事に際し、職員による管理職としての資質等の人事評価投票システムの導入を図るべく考えがあるのか。また、加えて、新年度以降の職員の採用について、多様化する地方自治に対応できるべく専門能力を持つ新規採用者について、上富良野町独自の採用基準を設置するお考えがあるのか。また、その採用時期、人数についての根拠をお伺いいたします。2点目でございます。庁舎内イントラネット整備に伴い、町長と職員の連絡強化による意思疎通についてお伺いいたします。昨今の情報化社会の中で、トップと部下との情報の共有化というのは重要なポイントであります。上富良野町においても、行政イントラネットの開設により庁舎内外での職員と町長との情報の相互化、共有化は簡単に行える環境になりました。町長からの連絡事項等が各課に直接オンタイムで通達する必要が求められ、また逆に、同時に各課からの案件等もリアルタイムで町長のもとへ届けられる必要性があると考えます。今後の町長の情報共有化に対する対応策はどのようにお考えがあるのか。また加えて、職員全員に庁舎内外での来庁者及び職員間でのあいさつの励行についても徹底指導するお考えがあるかどうか、お伺いいたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

ただいま12番金子議員の2項目の御質問にお答えさせていただきたいと思います。最初に、人事管理制度に関する御質問からお答えさせていただきます。まず、今後において課長や主幹職など管理職に職員を登用するに当たって、人事評価投票システムを導入する考えがあるかとの御質問でありますが、現在のところ、投票制度を導入する考え方は持っておりません。しかしながら、職員の資質などを高める必要がありますので、職員の能力評価をするための基準づくりを初め、役職定年制度や希望昇任、あるいは希望降任制度などを念頭に置いた人事制度を確立しなければならないと考えております。また、職員の採用に関しましては、現行の職員数適正化計画に基づき取り進めておりますことから、新規採用の機会がなかなかないわけでありますが、議員の意見にあるように情報通信技術、あるいは行政内部において特殊な知識や能力を有する専門職員を直接採用する必要がある場合などには、その都度採用に当たっての基準を定めて実施していく考えでおります。次に、2点目のイントラネットを活用した連絡強化による意思疎通についての御質問にお答えさせていただきます。平成15年度の総務省補助事業により、役場をセンターにして学校、病院、公民館など16公共施設を無線LANで結ぶ上富良野町公共イントラネットを整備いたしました。町民が集まる主な場所には、公共用端末パソコン12台を配置して、町民がイントラネット内の情報やインターネット上のホームページを閲覧できるようになっておるところであります。4月1日からの新組織への対応から、正式な運用は4月に入ってからになりますが、既に昨年11月から試験を兼ねて一部運用を開始しているところであります。住民に提供する行政情報提供システムや町民交流掲示板システム、施設予約システムなどについては、徐々に充実を図っていく予定となっておるところであります。また、行政事務関係では、財務会計システムとグループウエアシステムが既にイントラネット上で一部稼働しており、電子メールや電子回覧、掲示板を使用した事務能率の向上へ向けた活用方法について、模索と実践を積み重ねているところであります。しかしながら、私を含めパソコンになじみの薄い職員も少なからずいることから、種々システムの機能を使いこなすところまでは至っていないのが実態であります。しかし、職員の中には既に多様な機能を活用している者もあり、これらの習熟者が核となって、私のような初級にも満たない初心者を巻き込みながら、早急に操作機能の向上を図るよう進めてまいりたいと考えております。既にイントラネット接続施設間の通知事項や報告物は、電子メールや電子掲示板等を使用しており、活用環境は整いつつあるところであります。私が身にしみて感じているのは、これらの便利で画期的な機能を使いこなせないというもどかしさであり、操作技能習得の必要性を痛感している一人であります。議員御提案の趣旨は十分に理解いたしましたので、イントラネットの活用については、今後とも職員一丸で研究と実践を高めてまいりたいと考えておるところであります。なお、来庁者に対する接遇や電話対応の悪さについては、以前から御指摘を受けていたことから、重ねてこの改善を指示してきたところであります。毎月開催の定例課長会議においても、月間の職員意識改革プランを設定しており、ちなみに3月は「接遇― 89 ―はいつも思いやりと優しい心で」を実践テーマに取り組んでいるところであります。過去に比較すると大きく改善されたものと思っておりますが、今後とも職員の接遇改善に努めてまいりたいと思っておるところでありますので、御理解を賜りたいと存じます。

再質問 12番 金子益三

ただいまの御答弁について再質問させていただきます。まず、1点目の管理職の人事評価投票システムでございます。先日の新聞報道にもございましたとおり、実は、岩手県の滝沢村というところにおいて、全国の自治体で初の職員みずからが自分たちの職場をつくっていくという村長の考えのもとにおきまして、管理職の人事評価のための投票が行われたわけでございます。私は、先にはっきり申しておきますが、何も今ここに御臨席されている管理職の方が悪いとか、それから、降格人事を行えとか、そういったことを申しているのではなく、この滝沢村においても、実際に職場をともにする部下のその目で見て、やはり自分の上司というものは、自分たちが責任を持って選んでいくのだと。その選ばれた人間も緊張感を持って仕事をする。もちろん選んだ部下も責任を持つ。このシステムこそが、これから組織機構改革を行って、よりコンパクトな地方自治を進めていく上においても、部下と上司が問題提議をともに共感する一つの改革につながると思います。実際にこの村でも、44歳から48歳という非常に若い管理職が、課長が生まれておりますし、旭川市におきましても、40代前半の課長という若い管理職が誕生しております。やはりこういう自分たちの上司を自分たちが決めていくという、いわゆる今まで従前行っておりました任命権者であられます町長が一方的に決めるのではなく、再編されるというこの大きな組織機構のときだからこそ、自分たちの上司を決めていくという方向にしていっていただきたいと思います。公務員制度改革関連法が今いろいろ見直されまして、法的整備も必要なこととはなってまいりますが、ある自治体の首長が、この公務員関連法案の大綱に関しまして四つのキーワード的なものを考えている報道がありました。御承知のとおり、恒久性でありますパーマネント、パートタイム、テンポラリー、フレックスという、今までの枠組みの中にはない公務員の一つの新しいスタイルという提案もされている首長もいらっしゃるのが現状でございます。やはり部下は上司を選べないというそういう間違った認識は今後変えていかなくてはいけない。民間においては、既に自分たちの上司をやはり自分たちが選んでつくり上げていくということは行われておるわけでございます。民間と公務員と同じくする必要はないですが、やはりこういういいことというのはどんどんうちの町にも取り入れて、まねをして、プラスになることであれば、どんどん投入していってほしいと思います。そのもう一つの新しい職員の採用でございますが、確かに現行の職員適正化計画に基づき行っているのでありましょうが、やはり新しい若い職員というのも入れていきませんと、このまま退職者だけを押し出して、その後の補充が少ないというのであれば、やはりいずれは空洞化をしてしまい、非常に多様化する地方行政の町としての地方自治に対応することが難しくなっていくのではないでしょうか。現在の日本の工業関連のように、本当に優秀な若い人材がすっぽり抜けてしまうような、そんな役場庁舎になってしまうことは非常に問題があると私は考えます。また、その採用に当たりましても、やはり公務員の試験を受けてこられる優秀な人の中においても、さらに目の粗いふるいにかける必要はあると思います。例えば、先ほど町長がおっしゃっていただいた情報通信技術のそういった専門職というのは、その都度採用に当たっての基準を決めるというふうに御答弁いただきましたが、逆にそういう部分というのは外注していけばいいだけのことであって、わざわざそういうために人を入れてしまうと、その所期の目的が達成された後には、むしろ邪魔なものになってしまう可能性が大いにあります。そうであれば、もちろん公務員としての資質が大前提ではありますが、例えば、英語の語学に堪能も条件と加える。それも英検何級といったような四角四面な問題ではなく、やはりネーチャーイングリッシュがしゃべれる、TOEIC650点以上を取得するとか。例えば情報技術にしては、いろいろまだ国家試験の枠にはなっておりませんが、例えばMOUSですとか、そういったいろいろな多種検定試験がございます。それをきちっと受けてこられたような方をどんどんこれから採用されて、プラスアルファの技術がもう当然持っているのだというところの若い優秀な人材を採用していただきたいと思います。2点目の庁舎イントラネットの整備についてでございますが、私は、何も町長みずからがパソコンの前に立って、苦手なキーボードを打って、いろいろなホームページをごらんになってくださいということを申しているのではないのです。イントラネット― 90 ―及びインターネットが非常に整備されたというのは、これはあくまでも手法であります。私が一番大事にしてほしいのは、電話やファクスや、それから無線のようなものではなく、どのような時間においても、どの場所においても、町長が各課及び自分たちの部下に、自分の思いであったりとか、逆も指示なりで、課長から提言があったものというのをいつでも見られる、そういう環境になったのでありますので、やはりこういったものをどんどん活用していただきたいのですよ。パソコンを打てというのではなく、言いたいことは、例えば文書で、手書きでもいいのですよね。町長はこれとこれとこれを私は各皆さんに見てほしいと。今まで従前であれば、どんどんたくさん判こをついて、決裁を回って町長のもとに行っていたものが、画面を開けばすぐに起案が上がってくるぐらいの、その情報のスピード性というものを町長に重視してほしいわけであります。これは庁舎内のみならず、情報というものは、いわゆるイントラクティブですね。総合性がないと全く意味がないのですね。川上から川下に情報を流すだけでは、何の反映もされませんし、町長が常々住民自治も大事だと、町民の声を大事にしていきたいと、そうおっしゃっているのであれば、町民の声がより町長にダイレクトに届くようなシステムづくりを構築していただくことが、トップとしての責任だと思います。例えばですけれども、町長、上富良野町のホームページ、2004年3月10日現在、何件ヒットしているか御存じないでしょうね。これはいいのです、数字は、数字はどうでもいいです。2万1, 800件の方が見られています。それに、今現状、電子掲示板を使っているということではございますが、町民からの意見が反映されるページというのが一つもございません。唯一あるとすれば、御意見・御感想のメールを送るというところだけでございます。実際その2万1, 800人ごらんになっている中で、何件メール届いているか、町長把握されていますか。町長のもとに御意見・御感想、苦情等々も含めて、そういったものが実際行っているのか。町長のもとに行っているのかというのが一番の問題であります。私もよく匿名で送ったりですとか、匿名で送ってもメールの送り先はばれますから、匿名ではないのですが、無記名で出したり。それから、よその自治体にも出します。ニセコ町の逢坂町長の個人のホームページにも、私はニセコ町の問題について一度メールを送ったことがありますが、その日のうちに返事が来ました。やはり情報というのは、それが一番大事なのですね。もちろん見るだけの情報、返事に値しない情報も多々あると思いますが、それがフィルターを通すことによって町長に伝わるというのでは、町民の意思が反映されないと思うのですね。ですから、今までのようなあり方というのは今後変えていただきたく思います。というのも、これだけお金をかけまして情報のインフラが整備されたわけですから、今まで以上に情報の共有化というものを町長が大事にしていただきたく思います。何度も言いますけれども、町長みずからパソコンを打つ必要はないという認識で聞いてください。それと庁舎内外のあいさつの励行でありますとか、それに対して各課長の定例課長会議の中で月間の意識改革プランを行っているということでございます。一つには、これだけ情報というものが便利になればなるほど、コミュニケーションの発達は、ディスコミュニケーションにつながるということなのですね。情報を取りやすくなればなるほど、人間同士の心の触れ合いというのは非常に薄くなっていくわけでございます。その中において、課長会議で毎月のテーマを決めて、実践テーマに取り組んでいるというのと、実践されているというのでは、天と地の差があるわけでございます。民間団体においては、当然、朝礼や終礼というものがあります。朝会ったら、せめてその班の中では「おはようございます」に始まって、5時の終礼とともに「御苦労さま」で終わるのは、これは業務でも何でもなく、人間として当たり前のことだと思いますね。町長がよくお帰りになる際に、職員の皆さんに声をかけていく姿を拝見いたしますが、やはりその中で、職員の方みずからも自然にあいさつの返事ができるようなことを徹底していただきたく思います。それが住民サービスの窓口にもなる、各種行政で発行するものの手数料の金額がアップになっても、やっぱり住民が気持ちよくやっていただけることだと私は信じておりますので、会議を開いて、テーマを掲げるのではなく、それが実践化されることをお願い申し上げて、再質問といたします。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

12番金子議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、人事管理システム、この投票制につきましては、私も報道を見た記憶がございます。こういう手法もあるなと。その中の御意見として、投票する側としては、責任を感ずるわと。投票された側としては、職員にこれだけ信頼されて1位、2位、3位、何位やらまでを人事権を持った首長が昇格させるという話でありましたけれども、そういう職員の信頼に対して責任を感ずるといういろいろな報道がなされていたのを記憶にありますが、確かにそう― 91 ―いった一つの手法ということも考えられ得るのかなというふうに思いますけれども。今、基本的に我が町においては、この人事管理システムというのが、人事権を持った者だけの中で今日までずっと来ているというのが実情であります。私は、就任以来、人事異動をするために適材適所の人事異動をするぞということで対応しても、職員一人一人の性格から、能力から、全員分を掌握でき得ない状況にあっては、やはり職員の意思を確認するということが大事だということで、レポートの提出をさせて、その中で職員の考え方を見きわめながら人事異動の対応を図ってきておりますし、また、昇格人事につきましても、いろいろな面で年功序列ということだけでなくて、やはり職員の能力を見定めた中でということで対応していくというようなことでありますし、また加えて、そういった部分を含めながら、やはりそれらの人事管理については、ある一定のルールと申しますか、人事権をすべて剥奪してしまうようなことではうまくないと思いますが、ある程度のルールづくりは私は必要であるという認識で、今、内部調整をさせながら、職員の勧奨定年、役職定年の問題だとか、あるいは昇任、あるいは降格、これらについての希望をどう対処していくかというような人事管理のシステムづくりを今指示をしておりますので、それらのものができ上がり次第、また、その方向性の中で人事管理を進めていきたいというふうに思っておるところでありますし、また加えて、私としては、これからなかなか国も前へ進まないで、出したり引っ込めたり出したり引っ込めたりしております公務員法の改正、これは私はどうしても必要であるというふうに認識いたしておりますので、国が早急にこの公務員法の改正等も含めた対処をしていただくようにお願いをしたいなというふうに思っております。そういう中にあって、初めて公務員法の枠の中で職員の人事管理対応ができ得るという一つの前提がありますので、そういうような部分も含めながら対処していきたいものだというふうに思っております。それから、採用と専門職の新規採用、あるいは職員の新たな若手の採用の件でありますが、議員おっしゃるとおり、財政的に厳しい非常にその中にありまして、職員の定数に関する適正化の計画のもとで職員の採用等々の対応を図っているところでありますが、新規採用につきましては極力抑えていくと。定年退職者をもって職員の削減を図っているというのが現状でありまして、このままでいきますと、議員が心配されているようなことは、私も心配しているところであります。これは何としても、例えば少ない人数であろうと、適正化計画の見直しを図ってでも、定期的な職員の採用ということが将来的に重要であるというふうに認識をいたしているところであります。これらについても十分今後検討を加えていかなければいけない。財政的な部分だけでなく、十分考えていかなければならないものというふうに思っておりますし、また、専門職、やはりそれぞれにすぐれた、議員からも提案ありましたいろいろな専門職、これらの採用につきましても必要であるというふうに思っております。今年度4月1日で専門職を採用しようということで公募いたしましたが、残念ながら、町の希望に沿う希望者がいなくて、採用を見送らざるを得なかったというような状況にありますが、今後もこの専門職の採用については、それぞれの分野の中で十分検討を加えながら対処していきたいというふうに思っております。それから、次のイントラネットの問題でありますが、町長みずから開かないでいいぞと言われまして、胸をなでおろして安心をいたしているところでありますけれども、我が町におきましては、住民の情報等々の広聴の部分におきましては、町民ポストだとか、あるいは現在もメールが、議員も送ったという話でありますが、いろいろなメールが来ていることにつきましては、すべて私のところに決裁が回ってまいります。それらにつきましては私も決裁し、返事の対応もして、担当に返しているという状況でありますので、これらにつきましても何件かずつ出てきているのは実情でありますが、今後もこういった中で、メールも含めた中、あるいは町民ポスト等々も含めた中で、住民の行政に対する意見が、考え方が十分に伝わるようなことを今後も促進をしていかなければならないし、また、職員も、財政投資をしたこの装備を有効に利用し運営していって、行政の効率化に対応していただくように取り進めていかなければならないというふうに認識をいたしておるところは、議員と同じ考えであるということで御理解を賜りたいと思います。ただ、この中で、いろいろとメール、私はできませんけれども、職員に対するメールだけの送信で、あるいは職員からの考え方をメールだけで受けておくということが本当にそれでいいのかということを考えますと、議員も疑問視されておりましたコミュニケーションの問題を考えますと、やはり対面して職員の考えを聞き、私の考えを指示する、そういったことが私は重要であるというふうに思いますし、また、加えて、役場組織機構の中で、それぞれに所属する責任者がおるわけでありますから、私が直接メールで担当係に、職員に指示をするということが、それが果たしていいのかどうか。これはやはり― 92 ―所属長に私は指示をする、あるいは助役に指示をして所属長に対応するという、組織の流れというものも十分対応を考えながら対処しなければならないと。また、職員が提言する意見というものを即私のところへ上がってくるそのシステムをすべてそれを了とするべきかということになると、やはりその職員一人一人の考え方でなくて、その今、これから組織変更するグループの中で、そういった一つのことを討議をした中で、やはりそのグループの中から意見として、改善策として、提言されてくると。ここの考え方も大切でありますけれども、そういうようなシステム、組織機構の中でのルールと申しますか、そういうようなことも大切であるというふうに思っておりますので、そういったこととの絡み合いを含めながら、このイントラネットの有効な活用の促進を図っていきたいというふうに思っております。それから、職員のあいさつの励行でありますが、御指摘をいただいておりますのは、これはもう常に御指摘をいただいております。私が就任以来、職員に申し上げておるのは、役場庁舎に来た方々は、来庁者は、皆さん方の家庭に訪問したお客さんと同じですよと。そういう感覚でごあいさつをしてくださいよと、接遇をしてくださいよということで、既に申し上げてきているところでありますが、なかなか私も十分満足するような結果にはなっておりませんが、一時期から見れば、先ほどもお答えさせていただいたように、相当改善してきたなと。私が「おはよう」と言ったら、「おはよう」という声が聞こえるようになってきたと。昔は全く聞こえなかったと。「皆さん御苦労さんでした」と帰るとき、議員もおっしゃるように「御苦労さんでした」と言ったら、「御苦労さんでした」という声が聞こえるようになった。これは私はもう大いに発展したなと思っておりますが、それがぱらぱらであるという声については、まだまだ私も今後十分職員の理解を得るように、あいさつの励行ということ、もう初歩的な問題でありますので、今後も指導を強化していきたいというふうに思いますので、御理解をいただきたいと思います。

再質問 12番 金子益三

ということは、町長、人事評価システム等々のことは、上富良野町独自の考え方で役職定年制や希望昇任もしくは希望降任制は、今のところお考えはあるが、よその自治体で行われました部下からの選択というのは、今のところは考えていないということでよろしいですね。それともう一つ、インターネットのメールのところでありますが、やはり町長のところにすべてが上がってきていないというのと、町長がすべて見える環境にないというのが問題であって、私、数年前に上富良野町の行政ホームページができる前の観光ホームページのところに、ある職員に観光の部分についての苦情なんか来ていないのですかとお尋ねしたところ、たくさん来ていますよと。来ているけれど、これは町長には見せられないのですよと。こんなばかな話があっていいのかなと。私はもちろんそのとき議員でも何でもないですけれども、それはおかしいのではないかなということが、先ほど、そのフィルターのかかった意見しか町長のところに行っていないのではないかということなのですけれども。やはり下から上がってくるという、この役場独特のシステムを、わかりますが、町民なり、住民の声というものに町長が耳を貸す姿勢にするお気持ちがあるかどうかを伺います。

答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)

12番金子議員の再々質問にお答えさせていただきます。まず、冒頭一番最初に、議員にも文書でお答えさせていただいた中で、投票システムは考えていないということで、人事管理のシステムは考えていないということで御理解いただきたいと。しかし、先ほど来言っているように、人事管理のシステムづくりは、これは早急にしなければならないというふうに思っています。それから、イントラネットでありますが、議員開かなくてもいいぞと言われたから安心したのですけれ ど も 、 私 は メ ー ル 等 々 、 あ る い は 町 民 ポ ス ト等々、所管から上がってくるものを決裁しておりますが、そこで選択されているという認識は私は持っておりません。今お聞きしますとそういうようなことがあるのだぞということでありますが、今後所管には、住民から上がってきたメールあるいは町民ポストについては、どんなものであろうとも私の目に通すように、決裁を受けるように指示をいたしたいなというふうに思っておるところであります。ただ、そういうことを確認するためには、私自身が開いて見ることをまず勉強しなければならないというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

出典:上富良野町議会 平成16年第1回定例会 2004年3月10日 議事録 PDF(97ページ) 間違いを知らせる