みんなの議会

本別町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日

本町への新しい人の流れをつくるには

2024年3月12日、本別町議会の一般質問で、阿保静夫議員が「本町への新しい人の流れをつくるには」について質問し、町長 佐々木基裕、未来創造課長 野崎昌也、企画財政課長 松本秀規が答弁しました。

質問者
阿保静夫 議員
答弁者
町長 佐々木基裕、未来創造課長 野崎昌也、企画財政課長 松本秀規

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 10番 阿保静夫

議長のお許しをいただいたので、1点について伺いたいと思います。質問事項は、本町への新しい人の流れをつくるにはということで、要旨としては、第2期本別町まち・ひと・しごと創生総合戦略で掲げる基本目標の2、本別への新しい人の流れをつくるの具体的進め方について伺います。令和3年、2021年に示された第2期本別町まち・ひと・しごと総合戦略には、人材育成、観光イベント等の発信など、まちづくりの4分野の9の施策が掲げられています。また、施策の基本目標2では、本別への新しい人の流れをつくるとし、観光や関係人口創出及び拡大や移住促進について、施策が示されています。特に、関係人口の創出では、具体的にはふるさと納税の推進、ワーケーションの推進、地域おこし協力隊の活用、本町と関係する地域との交流連携事業の推進等の施策が示されています。それぞれの事業をより発展させていくことが、目的とする本別への新しい人の流れをつくることにつながると考えますが、今後の取組について見解を伺います。ちなみに、ワーケーションとはワークとバケーションの造語で、観光地やリゾート地でテレワークを活用して、働きながら休暇を取る過ごし方、在宅勤務やレンタルオフィスでのテレワークとは区別されているとの内容です。

答弁 町長 佐々木基裕

〔登壇〕阿保議員からの、本町への新しい人の流れをつくるにはの御質問に答弁をさせていただきます。第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略につきましては、2060年に5,000人程度の人口を維持するという将来展望を実現するため、人口減少対策に重点的に取り組むための計画として策定したもので、議員御承知のとおり、4つの基本目標に沿い、合計9つの施策を立て、取り組んでまいったところであります。議員御指摘の新しい人の流れをつくる分野におきましては、観光入込拠点の整備や地域イベント等による本別の情報発信、移住定住の促進、関係人口の創出の3つの施策に取り組むこととして数値目標を設定しており、令和4年度までの実績では、計画期間5年のうち2年経過時点で、移住者数は累計で60人の目標に対し23人、38.8%の実績、観光入込数は計画最終年度における58万人の目標に対し、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり48万1,691人、83.1%の実績となっております。各施策の推進状況につきましては、議員が具体例とされた関係人口の創出に関わる施策について申し述べさせていただきますが、ふるさと納税の推進につきましては、昨年6月及び12月定例会においてお答えいたしましたとおり、事業を着実に進めてまいりたいと考えております。2点目のワーケーションの推進につきましては、昨年1月から12月まで、地域活性化企業人制度により、派遣職員と様々な角度から検証した結果、プランとターゲットを明確化することが重要であり、公共施設を利用するよりも、町内等で建設された宿泊施設と連携した取組が効果的との報告があり、この事業自体が目的となることを避けるための、さらなる事業内容の整理をしているところであります。次年度におきましても、民間宿泊施設等と事業実施に向け、整理を引き続き行なっていくよう考えております。次に、地域おこし協力隊の活用につきましては、これまで採用方法について、これも派遣職員と考えを整理し検討を重ねてきたところで、昨年5月には直接採用に向けた応募を誘発することを目的に、協力隊員の活動内容をアピールするオンラインイベントを開催し、延べ286人の視聴実績がありましたが、残念ながら採用には結びつきませんでした。しかし、同じく5月には、令和4年度から開始した移住定住促進事業を活用し、2泊3日以上で本町に滞在をしていただき、実際の生活と仕事を体験する、おためし型の協力隊を開始し、これまで4人に体験していただいております。この取組の体験者が次年度の地域おこし協力隊に応募をされ、隊員は増加する見込みとなっており、移住につながる効果としても有効であると判断しているところであります。次年度はさらに、おためし型から一定程度、中、長期で町内に滞在しながら就業する制度としてインターン型の協力隊を新設をし、将来の就職先を本町で選択していただくため、主に学生をターゲットとして、2週間以上3か月以内の期間で滞在していただくこととしております。このインターン型協力隊の特徴といたしましては、行政内部の業務に限らず、民間企業の業務についても、行政が委嘱をすることにより対応できることといたしました。これは、町全体の課題である労働力不足の解消策として活用幅を広げることで、様々な方向から関係人口を創出し、本別への新しい人の流れをつくりたいとの思いから構築したところであります。先月、総務省のホームページにその内容を掲載したところ、関西の大学生から早速問合せがあり、秋頃の実践に向けて、来月以降に面接を行なう予定となっております。なお、総務省ホームページの道内の掲載自治体は、おためし型で3町、インターン型で7町村のみの掲載であるため、先行事例となるよう、さらに取組を強化してまいりたいと考えております。今後は、特別交付税措置が手厚い地域おこし協力隊制度を十分に活用し、数値目標に設定した、令和7年度までに累計60人の移住者数達成を目指して取り組んでまいりたいと考えております。なお、まち・ひと・しごと創生総合戦略につきましては、この間、社会情勢がこれまでとは大きく変化している中、デジタルの力を活用して地方創生を加速化・深化させ、全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会を目指し、国におきましてはデジタル田園都市国家構想総合戦略へと発展させてきたところで、本町におきましても、本別町まち・ひと・しごと創生総合戦略を本別町デジタル田園都市構想総合戦略へと改定するよう取り組んでおります。今後は、デジタル田園都市構想総合戦略に基づき、デジタル技術を活用して、誰もが住みやすい魅力的なまちづくりを進め、交流人口の拡大をはじめ、産業の振興等に努めてまいりますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 10番 阿保静夫

本町のいろいろな魅力を発信することによって、先ほど申し上げたふるさと納税ほか、それぞれの取組が発展するものだと思っているところです。ただいま町長のほうから、それぞれの取組の具体的な今後の方針というか、計画が示されたわけですけれども、これを一体的に取り組んでいくには、専門的にそれに携わる部署というか、そういう担当というのが必要になってくるのではないかなと私のほうでは考えます。今、課によって取り組められていると思うところですけれども、デジタル技術も含めて、いろんな専門的な内容、技術等の研究も含めて、これから取り組んでいかなければならないのかなというのと、他町村での先進例、そういうものの研究も含めて、ぜひ、より実りのある本町の新しい人の流れをつくる取組に生かしていってはどうかなと思うわけですけれども、その点について現時点でどのように進めていくか、考え方を伺いたいと思います。

答弁 未来創造課長 野崎昌也

お答えいたします。専門的な担当がというところなのですけれども、ふるさと納税ですとか移住定住に関しては未来創造課のほうで担当しているのですけれども、我々役場職員、専門的な知識がないところもありますので、今、地域活性化企業人という制度を活用しまして、今、本別町に1名来ていただいています。2名いたのですけれども、1名は12月末で終わっていますので、今、現状で1名来ていただいています。そういった方々も活用しながら関係人口の創出を、今、進めているところでございます。先進事例の活用もというところなのですけれども、例えばふるさと納税でいけば、そういう開発ですとか広告を、たけた事業者を活用するなどして、こういう交流人口、関係人口創出をやっているところでございます。以上です。

答弁 企画財政課長 松本秀規

私のほうから、デジタル分野の取組について御説明させていただきます。議員、デジタル関連も専門的な人材部署が必要ではという観点かと思いますけれども、その部分につきましては、現在、総務省の地方創生の制度、総務省の制度を活用しまして、デジタルの専門人材の派遣についての人材紹介を地方創生の事務局から受けて、それに対する財政措置につきましては総務省の制度に乗っかろうと想定しているのですが、それについて今、紹介を受けた民間事業者と派遣についての協議を進めている段階でございまして、協議が整えば新年度、専門人材を派遣していただくという形になっていこうかというところでございます。御承知おきいただきたいと思います。

質問 10番 阿保静夫

ふるさと納税ほか4分野のことで提供しているわけですけれども、とりわけワーケーションの推進という点では、やはり本町のこの自然とか宿泊の条件等も含めて、私自身としてはかなり前に押し出していくべき部分かなと思っておりますけれども、そういうことで交流と、仕事も一緒にここでやっていただいていくというような仕組みになっていくのかなと思います。全ての取組が進められていくということがもちろん好ましいわけですけれども、とりわけこのワーケーションの推進ということについて、研究も含めて力を入れていってはどうかなと私自身は思うわけですけれども、その点についてはどのようにお考えですか。伺いたいと思います。

答弁 未来創造課長 野崎昌也

お答えいたします。先ほど町長からの答弁にもあったのですけれども、先ほど言いました地域活性化企業人を活用しまして、そういったワーケーションの検証をしております。ただ、公共施設においては、環境がやはり整っていないというところもありまして、難しいだろうと。先ほど申し上げた町内の宿泊施設であれば可能だよというところで報告が出ております。今後、次年度におきましても、民間事業者の宿泊施設の視野に入れながら、事業実施に向けた体制の整理をしていきたいと考えています。以上です。

質問 10番 阿保静夫

ただいま、町の施設というよりは民間の施設の協力とか活用というような趣旨の話だったと思いますので、その点の話は、今のお答えの中では具体的にはまだされていないのかなと受け止めたわけです。町の持っている、あるいは民間の持っている力を集めて、この分野での新しい人の流れをつくる動きをつくっていくべきだと思いますので、民間の宿泊の関係の方と、今後、一歩ずつでよろしいのですが、具体的に話を進めていくべきではないかなと思いますけれども、再度伺いたいと思います。

答弁 未来創造課長 野崎昌也

お答えいたします。今、阿保議員おっしゃられたように、今後、民間事業者含めて協議をしていきたいと考えています。以上です。

質問 10番 阿保静夫

終わります。

出典:本別町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日 議事録 PDF(74ページ) 間違いを知らせる